JPH104891A - 剥離具及びその剥離具を用いた薄片供給器 - Google Patents

剥離具及びその剥離具を用いた薄片供給器

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JPH104891A
JPH104891A JP8186605A JP18660596A JPH104891A JP H104891 A JPH104891 A JP H104891A JP 8186605 A JP8186605 A JP 8186605A JP 18660596 A JP18660596 A JP 18660596A JP H104891 A JPH104891 A JP H104891A
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body case
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laminate
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JP8186605A
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English (en)
Inventor
Tadao Tsukioka
忠夫 月岡
Misao Nishimura
美佐夫 西村
Chieko Tsukioka
千恵子 月岡
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Tsukioka KK
Original Assignee
Tsukioka KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンセット等の把持具や自動薄片供給機を用
いることなく、積層体の基材から薄片を簡単な作業で剥
がすことのできる剥離具及び薄片供給器を提供する。 【解決手段】 薄片供給器1は積層体2及び剥離具3か
らなる。積層体2は帯状の基材4と、その上に重ね合わ
された可食性フィルム6と、さらにその上に重ね合わさ
れた金箔7とからなる。可食性フィルム6と金箔7とに
よって薄片8が構成されている。積層体2は紙管の回り
に巻き付けられてロール状となっている。剥離具3は前
記ロール状の積層体2を収容するための本体ケース10
と、その内外を連通させる開口27と、同開口27を介
して本体ケース10の外部へ順に引き出される積層体2
の基材4から薄片8を剥離させるべく、同積層体2が引
き出される過程で基材4を折り曲げさせるための折曲部
28とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離具及びその剥
離具を用いた薄片供給器に関するものであり、特に、基
材及び薄片の積層体からその薄片を剥がす剥離具と、そ
の剥離具を用いて薄片を供給する薄片供給器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】文字、図形等の形状をなす金箔を饅頭等
の食べ物の上に貼り付けたり、紅茶等の飲み物に浮かべ
たりすれば、その金箔の輝きによって、食べ物や飲み物
を引き立たせることができる。このような金箔は、単体
では収納や運搬に適さない。そこで、従来は、合成樹脂
製の基材と、金箔に対応した形状に形成された透明な可
食性フィルムとが用いられている。すなわち、可食性フ
ィルムと、その上に箔押しされた金箔とによって薄片が
構成され、その薄片が基材上に重ね合わされている。こ
れらの薄片及び基材によって積層体が構成されており、
基材で積層体全体の強度を確保している。
【0003】金箔を食べ物の上や飲み物上に供給する場
合には、ピンセット等の把持具によって、薄片を基材か
ら剥す。そして、その薄片を食べ物に添えたり、飲み物
の上に浮かべたりすることにより、可食性フィルムは溶
けてなくなり、金箔だけが残って光り輝く。
【0004】また、把持具に代えて自動薄片供給機を用
いるようにした技術も実用化されている。この技術で
は、前記積層体の基材の裏に台紙が貼り付けられ、これ
が紙管等に巻き付けられてロール状にされている。使用
に際しては、前記台紙付積層体が自動薄片供給機に装着
される。作業者によって薄片供給機のハンドルが操作さ
れると、同供給機の剥離部において基材から薄片が剥が
され、食べ物等に貼り付けられる。薄片が剥がされる
と、ロール状積層体が回転させられて、次に剥離の対象
となる箇所が剥離部まで送り出される。次のハンドル操
作により、剥離部において薄片が基材から剥がされる。
このようにして、薄片が順に剥がされて食べ物等に供給
される。
【0005】なお、自動薄片供給機を用いる場合に、基
材の裏に台紙を貼り付けるのは、積層体のみをロール状
にして自動薄片供給機に装着し、そのロール状積層体を
回転させたときに、摩擦により静電気が発生し、基材か
ら薄片が円滑に剥がれないために、台紙によりこの静電
気の発生を抑制するためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した前者
の従来技術では、ピンセット等の把持具で薄片を一枚ず
つ基材から剥がさなければならなかった。しかも。金箔
に傷が付かないよう注意して剥がさなければならず、剥
離作業が面倒であり時間もかかっていた。従って、この
方法は多数の食べ物や飲み物に薄片を供給する場合に
は、必ずしも適するものではなかった。
【0007】また、後者の従来技術によれば、ピンセッ
ト等の把持具を用いる場合に比べて作業性がよいもの
の、積層体の基材の裏側に台紙を貼り付けなければなら
ず、その分、製造工程が増えてコストが上昇していた。
また、ロールとは別に専用の自動薄片供給機を購入しな
ければならないという不具合もあった。
【0008】そこで、本発明は、前述した事情に鑑みて
なされたものであり、その目的はピンセット等の把持具
や自動薄片供給機を用いることなく、薄片を簡単な作業
で基材から円滑に剥がすことのできる、剥離具及びその
剥離具を用いた薄片供給器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
剥離具は、帯状の基材上に複数の薄片を重ね合わせてな
る積層体を収容するための本体ケースと、前記本体ケー
スの内外に連通する開口と、前記開口を介して前記本体
ケースの外部へ順に引き出される積層体の基材から薄片
を剥離させるべく、前記積層体が引き出される過程で基
材を折り曲げるための折曲部とを備えたものである。
【0010】したがって、請求項1の発明の剥離具によ
れば、使用時には、基材及び薄片の積層体を本体ケース
内に収容する。積層体を開口から本体ケース外へ引き出
し、折曲部で基材を折り曲げる。このとき、薄片にも折
り曲げ力が作用するが、薄片が平らな状態を保とうとす
る力がこの折り曲げ力より大きいと、同薄片は基材から
剥がされる。剥がされた薄片を飲食物等の上に載せれ
ば、薄片付の飲食物が得られる。このように、この剥離
具を用いれば、積層体を引き出すという簡単な作業を行
なうだけで、基材が折曲部で折り曲げられ、薄片が剥が
されるので、ピンセット等の把持具や専用の自動薄片供
給機を用いた剥離作業が不要となる。また、積層体をゆ
っくりと引き出せば静電気が発生しにくく、この静電気
の発生を防止するために基材の裏に台紙を貼る必要がな
くなる。
【0011】請求項2の発明にかかる剥離具は、請求項
1の剥離具において、本体ケースには、ロール状をなす
積層体を回転可能に装着するための軸が設けられてい
る。
【0012】したがって、請求項2の発明の剥離具によ
れば、積層体の開口からの引き出しに伴ない、本体ケー
ス内のロール状の積層体が軸を支点として回転する。こ
のため、ロール以外の形態を採用した場合、例えば積層
体を折り畳んで本体ケース内に収容した場合に比べ、よ
り多くの積層体が効率よく本体ケース内に収容できる。
【0013】請求項3の発明にかかる剥離具は、請求項
1の剥離具において、本体ケースの少なくとも一部が透
明な材料により形成されている。
【0014】したがって、請求項3の発明の剥離具によ
れば、積層体の開口からの引き出しに伴ない、本体ケー
ス内に残る積層体の量が少なくなるが、本体ケースの内
部の状態をその外部から視認することにより、積層体の
残量が瞬時に把握できる。
【0015】請求項4の発明にかかる剥離具は、請求項
2の剥離具において、本体ケースが一枚のシートを材料
とし、このシートを折り曲げて組み立てることにより前
記開口、折曲部及び軸が形成されている。
【0016】したがって、請求項4の発明の剥離具によ
れば、一枚のシートから本体ケース、開口、折曲部及び
軸が形成されるので、複数の部品を用いた場合に比べ、
より安価に剥離具が構成できる。
【0017】請求項5の発明にかかる薄片供給器は、帯
状の基材上に複数の薄片を重ね合わせて形成された積層
体と、前記積層体が収容された本体ケースと、前記本体
ケースの内外に連通し、前記積層体を本体ケースの外部
へ引き出すための開口と、前記本体ケースの外部へ引き
出された積層体の移動経路の途中に設けられ、前記基材
から薄片を剥離させて本体ケースの外部へ供給すべく、
同基材を折り曲げるための折曲部とを備えたものであ
る。
【0018】したがって、請求項5の発明の薄片供給器
によれば、使用時には、本体ケース内に収容されている
積層体を、開口を通して本体ケースの外へ引き出す。そ
の引き出した積層体を折曲部に当てて基材を折り曲げ
る。このとき、薄片にも折り曲げ力が作用するが、薄片
が平らな状態を保とうとする力がこの折り曲げ力よりも
大きいと、同薄片は基材から剥がされる。剥がされた薄
片を飲食物等の上に載せれば、薄片付の飲食物が得られ
る。このように、この薄片供給器を用いれば、積層体を
引き出しながら折曲部で折り曲げるという簡単な作業を
行なうだけで薄片が剥がされるので、ピンセット等の把
持具や専用の自動薄片供給器を用いた剥離作業は不要で
ある。また、積層体をゆっくりと引き出せば静電気が発
生しにくいので、この静電気の発生を防止するために基
材の裏に台紙を貼る必要がなくなる。さらに、本体ケー
スは、塵、埃等が同本体ケース内の積層体に付着するの
を抑制する。このため、例えば薄片が飲食物上に供給さ
れる場合には、必要な分だけ積層体を引き出すようにす
れば、薄片が衛生的な状態に保たれる。
【0019】請求項6の発明にかかる薄片供給器は、請
求項5の薄片供給器において、積層体がロール状をな
し、本体ケース内に軸により回転可能に支持されてい
る。
【0020】したがって、請求項6の発明の薄片供給器
によれば、積層体の開口からの引き出しに伴ない、本体
ケース内のロール状の積層体が軸を支点として回転す
る。このため、ロール以外の形態で積層体が収容された
場合、例えば積層体が折り畳まれて本体ケース内に収容
され場合に比べ、より多くの積層体が効率よく本体ケー
ス内に収容される。
【0021】請求項7の発明にかかる薄片供給器は、請
求項5の薄片供給器において、本体ケースが多角形の箱
状をなし、開口及び折曲部が同本体ケースの同一の角部
に設けられている。
【0022】したがって、請求項7の発明の薄片供給器
によれば、折曲部が開口と同一の角部に設けられている
ことから、同折曲部と開口とが接近している。このた
め、本体ケース内の積層体は開口を通じて引き出された
直後に折り曲げられる。この折り曲げにより、基材から
薄片が剥がされる。故に、必要最小限の量の積層体を引
き出すだけで基材から薄片が剥がされる。
【0023】請求項8の発明にかかる薄片供給器は、請
求項5の薄片供給器において、本体ケースの外周面に両
面テープが貼着されている。
【0024】したがって、請求項8の発明の薄片供給器
によれば、薄片供給器自体を両面テープで机や壁等に固
定することができ、固定状態で使用することができるの
で、常に薄片供給器を手にもった状態で作業をする必要
がない。
【0025】請求項9の発明にかかる薄片供給器は、請
求項5の薄片供給器において、積層体の移動経路におい
て折曲部よりも下流側には、開口から引き出されて薄片
の剥がされた基材を本体ケース内へ導くための第2の開
口と、同第2の開口を通過した基材を本体ケースの外部
へ導くための第3の開口とがそれぞれ設けられている。
【0026】したがって、請求項9の発明の薄片供給器
によれば、本体ケース内の積層体はまず最初に開口を通
って同本体ケースの外部へ引き出される。この積層体が
折曲部を通過するときに、基材から薄片が剥がされる。
残った基材は、第2の開口を通って本体ケース内へ導か
れる。そして、前記積層体は最後に第3の開口を通って
本体ケースの外部へ導き出される。このように薄片が剥
がされて残った基材を、再度本体ケース内を通過させる
ことにより、前記開口を通過した積層体が常に折曲部に
接触させられる。このため、第3の開口から導出された
基材を引っぱれば、基材が自動的に折曲部にて折り曲げ
られ、同基材から薄片が剥がされる。
【0027】請求項10の発明にかかる薄片供給器は、
請求項5の薄片供給器において、基材の側縁部に複数の
切込が形成されている。
【0028】したがって、請求項10の発明の薄片供給
器によれば、薄片が剥がされて残った基材は、鋏等を使
用することなく指先だけで、その側縁部に入れられた切
込部分から容易に切り離される。
【0029】請求項11の発明にかかる薄片供給器は、
請求項5の薄片供給器において、基材は可撓性を有する
合成樹脂製のフィルムであり、薄片は基材上に重ねられ
た可食性フィルムと、その可食性フィルム上に重ねられ
た金属箔とから構成されている。
【0030】したがって、請求項11の発明の薄片供給
器によれば、使用時には、本体ケース内に収容されてい
る積層体を、開口を通して本体ケースの外へ引き出す。
その引き出した積層体を折曲部に当ててフィルムを折り
曲げる。すると、基材から可食性フィルムが金属箔と一
体となって剥がされるので、これらの可食性フィルムと
金属箔とからなる薄片を飲食物等の上に載せることが可
能となる。飲食物等の上の金属箔は光り輝き、その飲食
物等を引き立たせる。また、本体ケースは、塵、埃等が
同本体ケース内へ侵入するのを抑制する。このため、本
体ケース内に収容された積層体は衛生的な状態に保たれ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明をする。
【0032】図1に示すように、本実施形態の薄片供給
器1は、積層体2と剥離具3とから構成されている。積
層体2は図4に示すように帯状の基材4を備えている。
基材4は可撓性を有する透明な合成樹脂のフィルム、例
えばポリエステル製のフィルムによって形成されてい
る。基材4の両側縁部には、複数の切込5が所定間隔毎
に形成されている。
【0033】基材4上には、所定間隔毎に透明な可食性
フィルム6が重ね合わされている。隣り合う可食性フィ
ルム6は互いに離間している。各可食性フィルム6の上
には、図形、文字等の形状に形成された金属箔としての
金箔7が箔押しされている。これらの可食性フィルム6
及び金箔7によって薄片8が構成され、さらには、この
薄片8と基材4とによって積層体2が構成されている。
そして、この積層体2は、薄片8が基材4の内周面側に
位置するように紙管9の回りに巻き付けられて、ロール
状となっている。
【0034】図1及び図3に示すように、剥離具3は前
記ロール状の積層体2を収容するための本体ケース10
を備えている。本体ケース10は正面多角形の箱状、こ
こでは正面正三角形の箱状をなしている。本体ケース1
0は、その外形形状を形作る骨格部分と、それ以外の部
分とによって構成されている。本体ケース10の全体は
透明な塩化ビニル等の合成樹脂によって形成されてい
る。
【0035】本体ケース10は、骨格部分として左前板
部11、右前板部12、後板部13、左斜板部14、右
斜板部15及び底板部16を備えている。後板部13は
正三角形の板状をなしている。左前板部11及び右前板
部12はいずれも直角三角形の板状をなしており、それ
らを互いに当接させたとき、前記後板部13とほぼ同一
の形状となる。そして、これらの左右両前板部11,1
2及び後板部13によって本体ケース10の大部分が占
められている。左右両斜板部14,15及び底板部16
は長方形の板状をなしており、前述した左右両前板部1
1,12の側縁と、後板部13の側縁との間に位置して
いる。
【0036】本体ケース10は、前記骨格部分以外の箇
所として左軸部17、右軸部18、左間隔保持部19、
右間隔保持部20、上部係止部21及び下部係止部22
を備えている。左軸部17は左前板部11から後方へ突
出し、右軸部18は右前板部12から後方へ突出してい
る。左軸部17は上下方向へ直線状に延びる垂直部17
aと、その上下両側に位置する一対の弾性片17b,1
7bとを備えている。両弾性片17b,17bは、左軸
部17の全体が弾性力によって外方向へ付勢するように
曲げられている。右軸部18は上下方向へ直線状に延び
る垂直部18aと、その上下両側に位置する一対の弾性
片18b,18bとを備えている。両弾性片18b,1
8bは、右軸部18の全体が弾性力によって前記左軸部
17とは反対向きの外方向へ付勢するように曲げられて
いる。そして、これらの左軸部17及び右軸部18によ
って、前記ロール状の積層体2を回転可能に支持するた
めの軸23が構成されている。しかも、この左軸部17
及び右軸部18の外周の突出部は折れ曲げられている。
【0037】左右両間隔保持部19,20は長方形の板
状をなしており、互いに接触した状態で本体ケース10
の頂部24から下方へ垂下している。左右両間隔保持部
19,20は左右両前板部11,12と後板部13との
間隔を一定に保つための機能を有する。上部係止部21
は長方形の板状をなしており、前記右斜板部15と右間
隔保持部20との間に挿入されている。この上部係止部
21は左右両前板部11,12が互いに左右方向へ離間
しないように、これらを連結する機能を有する。下部係
止部22は台形の板状をなしており、前記左右両前板部
11,12の裏側に位置している。下部係止部22の中
央上部には切込25が入れられており、ここに前記左軸
部17及び右軸部18の各垂直部17a,18aが係入
されている。これらの係入は、前記上部係止部21の挿
入と同様の機能、すなわち、左右両前板部11,12が
互いに左右方向へ離れないように、これらを連結する機
能を有する。
【0038】本体ケース10下端の右側の角部26、す
なわち、右斜板部15と底板部16との間には、同本体
ケース10の内外を連通させる開口27が設けられてい
る。この開口27は積層体2を本体ケース10の外部へ
順に引き出すためのものである。開口27の下側に位置
する底板部16の右端部は折曲部28を構成している。
この折曲部28は基材4から薄片8を剥離させるべく、
積層体2が引き出される過程で基材4を折り曲げさせる
ためのものである。
【0039】底板部16において、前記開口27寄りの
位置には第2の開口29が形成されている。さらに、本
体ケース10下端の左側の角部30、すなわち、左斜板
部14と底板部16との間には、同本体ケース10の内
外を連通させる第3の開口31が設けられている。第2
の開口29は、前記開口27から引き出されて薄片8の
剥がされた基材4を本体ケース10内へ導入するための
ものであり、第3の開口31は前記第2の開口29を通
過した基材4を底板部16の上面に沿わせて本体ケース
10の外部へ導出するためのものである。
【0040】剥離具3は上述した構成を有するが、この
剥離具3は図2に示すような、透明な一枚の合成樹脂製
のシート32を折り曲げることによって形成されてい
る。このシート32では、正三角形をなす後板部13が
ほぼ中心に位置している。後板部13の右上側には右斜
板部15及び右前板部12が連続して形成されている。
そして、右前板部12の一辺には右間隔保持部20及び
右軸部18の垂直部18aが形成されている。同様に、
後板部13の左上側には、左斜板部14及び左前板部1
1が連続して形成されている。そして、左前板部11の
一辺には左間隔保持部19及び左軸部17の垂直部17
aが形成されている。左斜板部14の上側の短辺には上
部係止部21が形成されている。さらに、後板部13の
下側には第2の開口29を有する底板部16と、切込2
5を有する下部係止部22とが連続して形成されてい
る。
【0041】前記シート32及び積層体2を用いて薄片
供給器1を製作する場合には、後板部13上にロール状
の積層体2を載せる。図2において破線で示す折り目で
各部を折り曲げる。その作業の途中で、螺旋状に形成さ
れた左軸部17及び右軸部18を紙管9内に挿入する。
積層体2の外端を底板部16の上面に沿って右方へ引き
出し、折曲部28で折り返す。折り返した積層体2を底
板部16の下面及び第2の開口29を通過させ、再び底
板部16の上面に沿って左方へ引き出す。下部係止部2
2を折り曲げる際に、切込25内に左軸部17及び右軸
部18の各垂直部17a,18aを係入させる。この係
入により、左右両軸部17,18及び左右両前板部1
1,12が連結される。また、上部係止部21を折り曲
げる際に、これを右斜板部15と右間隔保持部20との
間に挿入する。この挿入により左右両前板部11,12
が連結される。右前板部12、後板部13、右斜板部1
5及び折曲部28によって開口27が構成され、左前板
部11、後板部13、左斜板部14及び底板部16によ
って第3の開口31が構成される。このようにして、開
口27、第2の開口29及び第3の開口31を有する剥
離具3が形成されるとともに、その剥離具3の本体ケー
ス10内にロール状の積層体2が収容され、かつその積
層体2が開口27、折曲部28、第2の開口29及び第
3の開口31の順に通過した薄片供給器1が得られる。
【0042】上記薄片供給器1を用いて、例えば饅頭3
3の上に薄片8を供給する場合には、図3及び図7に示
すように、剥離具3を片方の手で把持し、その剥離具3
の右側の角部26を饅頭33に近づける。第3の開口3
1から導出されている基材4を、図7において矢印で示
す方向へ他方の手で引っ張る。すると、本体ケース10
内のロール状の積層体2が、左軸部17及び右軸部18
を支点として図1の反時計回り方向へ回転させられる。
基材4とともにその上の薄片8が移動し、開口27を通
り、本体ケース10の外部へ至る。そして、積層体2は
折曲部28に沿って折り曲げられる。このとき、薄片8
にも折り曲げ力が作用するが、薄片8が平らな状態を保
とうとする力が、この折り曲げ力よりも大きいと、基材
4から薄片8が剥がされる。剥がされた薄片8は自重に
よって落下し、饅頭33の上に載せられる。薄片8の可
食性フィルム6が溶け、金箔7のみが饅頭33の上に残
る。饅頭33上の金箔7は金色に光り輝き、その饅頭3
3を引き立たせる。
【0043】薄片8の剥がされた後の基材4は第2の開
口29を通って本体ケース10の内部へ導入される。同
基材4は底板部16の上面に沿って左方へ移動し、第3
の開口31から本体ケース10の外部へ導出される。こ
のように、第3の開口31から出ている基材4を引っ張
るという非常に簡単な作業を行なうだけで、積層体2が
折曲部28を通過する際に、基材4から薄片8を剥離さ
せることができる。このため、従来技術とは異なり、ピ
ンセット等の把持具や専用の自動薄片供給機を用いた剥
離作業は不要である。これに伴ない、自動薄片供給機を
購入しなくてすむ。また、積層体2をゆっくりと引き出
せば静電気が発生しにくく、この静電気の発生を防止す
るために基材4の裏に台紙を貼らなくてもすみ、積層体
2の製造工程を簡略化できる。
【0044】なお、図2に示すように、本体ケース10
の左斜板部14に両面テープ34を貼設すれば、上記の
ように薄片供給器1を両手で持って作業しなくてもよ
い。すなわち、薄片供給器1を両面テープ34で机の上
面や側面、床の上面、壁面、天井等の任意の位置に固定
することができ、薄片供給器1を固定した状態のままで
使用することができるので、常に薄片供給器1を手に持
った状態で作業をする必要がなく、片手のみで本体ケー
ス10内から積層体2の基材4を引出すこともでき、作
業性がよい。
【0045】本実施形態は上述した事項以外にも次に示
す特徴を有する。
【0046】(a)本体ケース10は、塵、埃等がロー
ル状の積層体2に付着するのを規制する。このため、必
要な分だけ積層体2を引き出すようにすれば、常に薄片
8を衛生的な状態に保つことが可能である。このこと
は、本実施形態のように薄片8が載せられる対象が飲食
物の場合には特に有効である。
【0047】(b)積層体2がロール状をなしているこ
とに加え、本体ケース10内に左軸部17及び右軸部1
8が設けられていて、両軸部17,18に積層体2が回
転可能に支持されているので、ロール以外の形態で積層
体2を本体ケース10内に収容した場合、例えば積層体
2を折り畳んで本体ケース10内に収容した場合に比
べ、より多くの積層体2を効率よく本体ケース10内に
収容できる。
【0048】(c)薄片8の供給のためにロール状の積
層体2が本体ケース10の外部へ引き出され、本体ケー
ス10内に残る積層体2の量が少なくなる。しかし、本
体ケース10が透明な合成樹脂材料により形成されてい
るので、本体ケース10の内部の状態を外部から視認す
ることができる。したがって、積層体2の残量を瞬時に
把握できる。
【0049】(d)一枚のシート32を材料とし、この
シート32を折ることによって剥離具3の各部を形成し
ているので、複数の部品を用いた場合に比べ、より安価
に剥離具3を構成することができる。
【0050】(e)折曲部28と開口27とが接近して
いる。これは、本体ケース10が多角形の箱状をなし、
開口27及び折曲部28が同本体ケース10の同一の角
部26に設けられているからである。このため、本体ケ
ース10内の積層体2は開口27を通じて引き出された
直後に折り曲げられる。この折り曲げにより、基材4か
ら薄片8が剥がされる。このため、必要最小限の量の積
層体2を引き出すだけで基材4から薄片8を剥がすこと
ができる。
【0051】(f)積層体2の移動経路において折曲部
28よりも下流側に第2の開口29及び第3の開口31
が設けられているので、薄片8が剥がされて残った基材
4を、再度本体ケース10内を通過させることにより、
前記開口27を通過した積層体2を折曲部28に接触さ
せることができる。したがって、第3の開口31から導
出された基材4を引っぱるだけで、基材4が自動的に折
曲部28によって折り曲げられ、同基材4から薄片8が
剥がされる。
【0052】(g)基材4の両側縁部に複数の切込5が
形成されているので、第3の開口31から導出された基
材4を、切込5部分から鋏等を使用することなく容易に
切り離すことができる。薄片8が剥がされて不要となっ
た基材4を除去することができる。基材4のみが残って
薄片8の供給作業の邪魔になるのを防止できる。
【0053】(h)左軸部17及び右軸部18がそれぞ
れ弾性片17b,18bを有している。このため、積層
体2が巻き付けられた紙管9が左右両軸部17,18上
に回転可能に装着された状態では、各弾性片17b,1
8bが紙管9に弾性的に接触する。したがって、ロール
状の積層体2が本体ケース10内でがたつくのを防止す
ることができ、不使用時にロール状の積層体2が勝手に
回転しない。
【0054】(i)基材4が透明な合成樹脂によって形
成されているので、薄片8の供給に際し、同薄片8の饅
頭33に対する位置合わせを容易に行なうことができ
る。
【0055】(j)左右両軸部17,18の垂直部17
a,18aを下部係止部22の切込25から外し、右斜
板部15及び右間隔保持部20間から上部係止部21を
外し、紙管9から左右両軸部17,18を外せば、剥離
具3を展開することが可能である。このため、ロール状
の積層体2を使いきったら、上述のように各部の係止状
態を解除して剥離具3を展開し、新しいロール状積層体
2に交換することも可能である。
【0056】なお、本発明は次に示す別の実施形態に具
体化することができる。
【0057】(1)前記実施形態における切込5に代え
て、基材4に対し所定間隔毎に幅方向にミシン目を形成
してもよい。このようにしても、切込5と同様の作用及
び効果が得られる。
【0058】(2)前記実施形態における切込5を基材
4の片側の側縁部のみに形成してもよい。また、前記実
施形態における切込5を省略してもよい。
【0059】(3)基材4を構成する材料としては、ポ
リエステル以外にも、塩化ビニル、ポリプロピレン、ア
クリロニトリル等の合成樹脂や、シール用台紙、一般紙
等を用いてもよい。
【0060】(4)本体ケース10を、三角形以外の多
角形、例えば四角形、五角形等の箱状に形成したり、多
角形以外の形の箱状に形成したりしてもよい。
【0061】(5)本体ケース10を構成する材料とし
ては、塩化ビニル以外にも、ポリプロピレン、アクリロ
ニトリル等の合成樹脂や、厚紙等を用いてもよい。
【0062】(6)本体ケース10の外形を大きくし、
軸部の大きさを同一とすれば、巻数の多いロール状積層
体2を組込むことができる。なお、この場合には、本体
ケース10の素材自体の強度がある程度要求され、本体
ケース10を構成するシート材の厚みを厚くする等の対
策が必要になる。また、本体ケース10の幅を大きくす
れば、幅広のロール状の積層体2に対応することもでき
る。
【0063】(7)金以外の金属材料(例えば、銀)に
よって形成された箔を金属箔として用いてもよい。
【0064】(8)前記実施形態では、金属箔と可食性
フィルム6との組み合わせによって薄片8を構成した
が、これに限られるものではない。例えば、金属箔のみ
によって薄片8を構成したり、他の組み合わせによって
薄片8を構成したりしてもよい。例えば、薄片8を一般
のシール印刷物としてもよく、この剥離具3を使用して
シール印刷物を所望の製品等に貼り付けることができ
る。
【0065】(9)本体ケース10内部の積層体2の残
量を同本体ケース10の外部から視認するという観点か
らは、本体ケース10の少なくとも一部が透明であれば
よい。したがって、前記実施形態で説明したように本体
ケース10の全体を透明な材料によって形成するほかに
も、一部分のみ透明な箇所を設けてもよい。
【0066】(10)不透明な材料によって剥離具3を
構成したり、透明な材料よりなる剥離具の表面に着色を
施したりしてもよい。
【0067】(11)前記実施形態における第2の開口
29及び第3の開口31を省略してもよい。また、前記
実施形態の構成に加え、さらに別の開口を設け、基材4
をこの開口を通過させるようにしてもよい。
【0068】(12)前記実施形態では一部材(一枚の
シート32)によって剥離具3を構成したが、多数の部
材から剥離具を構成してもよい。例えば、軸を本体ケー
スとは異なる材料によって形成し、接着剤等によって同
軸を本体ケースに固定してもよい。また、剥離具の本体
ケースを合成樹脂による成形型製品としてもよい。この
場合には、本体ケース内にロール状積層体2を組込むた
めに、本体ケースが分割できたり、本体ケースに開閉蓋
等を設ける必要がある。
【0069】(13)金箔7は饅頭33以外の各種食べ
物に貼り付けることができる。このような食べ物として
は、例えば、チョコレート、クッキー、ケーキ、せんべ
い、プリン、羊羹等の菓子類や、海苔、茶碗蒸し、さし
み等の食料品等が挙げられる。また、金箔7は紅茶以外
にも、コーヒー、スープ、ワイン等の飲み物に浮かべる
ことができる。
【0070】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、各形態から把握できる請求項以外の技術的思想に
ついて、以下にそれらの効果とともに記載する。
【0071】(イ)請求項2に記載の剥離具において、
前記軸は複数の弾性片を備えている剥離具。
【0072】このような構成とすると、ロール状の積層
体が軸上に回転可能に装着された状態では、その軸を構
成する複数の弾性片が同積層体の軸心部分に弾性的に接
触する。このため、ロール状の積層体が本体ケース内で
がたつくのを防止することができる。
【0073】なお、本明細書において発明の構成に係る
手段及び部材は、次のように定義されるものとする。透
明は、透視可能な状態を意味し、無色透明、着色透明、
半透明を含むものとする。
【0074】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び請求項5の
発明の剥離具及びその剥離具を用いた薄片供給器は、ピ
ンセット等の把持具や自動薄片供給機を用いることな
く、薄片を簡単な作業で基材から剥がすことができ、作
業性がよい。
【0075】請求項2の発明の剥離具は、請求項1の発
明の効果に加え、より多くの積層体を効率よく本体ケー
ス内に収容することができる。
【0076】請求項3の発明の剥離具は、請求項1の発
明の効果に加え、本体ケース内の積層体の残量を、同本
体ケースの外部から視認できる。
【0077】請求項4の発明の剥離具は、請求項2の発
明の効果に加え、剥離具の製造コストを低減することが
できる。
【0078】請求項6の発明の薄片供給器は、請求項5
の発明の効果に加え、より多くの積層体が効率よく本体
ケース内に収容された薄片供給器を提供することができ
る。
【0079】請求項7の発明の薄片供給器は、請求項5
の発明の効果に加え、わずかな量の積層体を本体ケース
から引き出すだけで基材から薄片を剥がすことができ
る。
【0080】請求項8の発明の薄片供給器は、請求項5
の発明の効果に加え、薄片供給器自体を両面テープで机
や壁等に固定した状態で作業ができるので、作業性がよ
い。
【0081】請求項9の発明の薄片供給器は、請求項5
の発明の効果に加え、第3の開口から導出された基材を
引っ張るだけで基材から薄片を確実に剥がすことができ
る。
【0082】請求項10の発明の薄片供給器は、請求項
5の発明の効果に加え、切込部分から基材を切り離すこ
とが可能となるので、不要な基材を除去できる。
【0083】請求項11の発明の薄片供給器は、請求項
5の発明の効果に加え、金属箔及び可食性フィルムより
なる薄片を簡単な作業で基材から剥がして飲食物等の上
に供給することができる。また、本体ケース内の積層体
を衛生的な状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の薄片供給器のA−A断面を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態である剥離具を示す展開図
である。
【図3】本発明の一実施形態である薄片供給器を用いて
薄片を饅頭に貼り付ける状態を示す斜視図である。
【図4】積層体を示す部分斜視図である。
【図5】図3の薄片供給器のB−B断面を示す断面図で
ある。
【図6】図5の薄片供給器のC−C断面を示す断面図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態である薄片供給器を用いて
薄片を饅頭に貼り付ける状態を示す部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 薄片供給器 2 積層体 3 剥離具 4 基材 5 切込 6 可食性フィルム 7 金属箔としての金箔 8 薄片 10 本体ケース 23 軸 26 角部 27 開口 28 折曲部 29 第2の開口 31 第3の開口 32 シート 34 両面テープ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の基材上に複数の薄片を重ね合わせ
    てなる積層体を収容するための本体ケースと、 前記本体ケースの内外に連通する開口と、 前記開口を介して前記本体ケースの外部へ順に引き出さ
    れる積層体の基材から薄片を剥離させるべく、前記積層
    体が引き出される過程で基材を折り曲げるための折曲部
    とを具備することを特徴とする剥離具。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースは、ロール状をなす積層
    体を回転可能に装着するための軸を有することを特徴と
    する請求項1に記載の剥離具。
  3. 【請求項3】 前記本体ケースは、少なくとも一部が透
    明な材料により形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の剥離具。
  4. 【請求項4】 前記本体ケースは、一枚のシートを材料
    とし、このシートを折り曲げて組み立てられ、前記開
    口、折曲部及び軸が形成されていることを特徴とする請
    求項2に記載の剥離具。
  5. 【請求項5】 帯状の基材上に複数の薄片を重ね合わせ
    て形成された積層体と、 前記積層体が収容された本体ケースと、 前記本体ケースの内外に連通し、前記積層体を本体ケー
    スの外部へ引き出すための開口と、 前記本体ケースの外部へ引き出された積層体の移動経路
    の途中に設けられ、前記基材から薄片を剥離させて本体
    ケースの外部へ供給すべく、同基材を折り曲げるための
    折曲部とを具備することを特徴とする薄片供給器。
  6. 【請求項6】 前記積層体は、ロール状をなし、前記本
    体ケース内に軸により回転可能に支持されていることを
    特徴とする請求項5に記載の薄片供給器。
  7. 【請求項7】 前記本体ケースは、多角形の箱状をな
    し、前記開口及び折曲部は同本体ケースの同一の角部に
    設けられていることを特徴とする請求項5に記載の薄片
    供給器。
  8. 【請求項8】 前記本体ケースは、外周面に両面テープ
    が貼着されていることを特徴とする請求項5に記載の薄
    片供給器。
  9. 【請求項9】 前記本体ケースは、前記積層体の移動経
    路において前記折曲部よりも下流側に、前記開口から引
    き出されて薄片の剥がされた基材を本体ケース内へ導く
    ための第2の開口と、同第2の開口を通過した基材を本
    体ケースの外部へ導くための第3の開口とがそれぞれ設
    けられていることを特徴とする請求項5に記載の薄片供
    給器。
  10. 【請求項10】 前記基材は、側縁部に複数の切込が形
    成されていることを特徴とする請求項5に記載の薄片供
    給器。
  11. 【請求項11】前記基材は、可撓性を有する合成樹脂製
    のフィルムであり、前記薄片は、前記基材上に重ねられ
    た可食性フィルムと、その可食性フィルム上に箔押しさ
    れた金属箔とからなることを特徴とする請求項5に記載
    の薄片供給器。
JP8186605A 1996-06-26 1996-06-26 剥離具及びその剥離具を用いた薄片供給器 Pending JPH104891A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021040268A1 (ko) * 2019-08-27 2021-03-04 주식회사 미인골드 금박 가공 장치 및 가공 방법

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