JPH1048140A - 整列粒体流発生装置 - Google Patents
整列粒体流発生装置Info
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- JPH1048140A JPH1048140A JP8207099A JP20709996A JPH1048140A JP H1048140 A JPH1048140 A JP H1048140A JP 8207099 A JP8207099 A JP 8207099A JP 20709996 A JP20709996 A JP 20709996A JP H1048140 A JPH1048140 A JP H1048140A
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Abstract
流発生装置を提供する。 【構成】 粒体収容筒体3と、粒体収容筒体の出口に対
向した有底面が半径方向外方に向かって上方に傾斜した
粒体加速面11を有する粒体移送回転体7と、粒体移送
回転体の傾斜面の上端部に対向しほぼ傾斜面に沿った側
壁面15及び側壁面の内側にある天井壁面16を有する
粒体整列通路14と、粒体整列通路との連通部が粒体移
送回転体のほぼ接線方向にあって測定装置等に整列粒体
を供給する整列粒体流通路18とを備えた整列粒体流発
生装置。
Description
に関し、特に被測定粒体を整列流とし、整列流中の被測
定粒体の色、成分、電磁気特性等の諸特性を測定する装
置の試料供給装置に適する。
装置は、特開昭59−13997号公報に記載のように
磁力を利用してシュートの前後の振動で粒体を移送する
電磁フィーダーや、回転による遠心力を利用する回転板
を用いるもの等があるが、いずれも高速な整列粒体流を
発生させる構造のものではなかった。電磁フィーダーを
利用するものにおいては、高速な整列粒体流を発生させ
るためにシュートの取付け角度を大きくするか、シュー
トの長さを長くする必要があるが、シュートの取付け角
度を極端に大きくすると、粒体の姿勢が不安定になり、
整列粒体流を発生させることが困難になり、測定誤差を
大きくすることになる。また、シュートの長さを長くす
ると、装置を大型化することになり、いくらシュートを
長くしても粒体の空気抵抗と釣合う速度以上に粒体を加
速することができない。従って実用的な処理速度で用い
るには、複数のシュートを並列に用いることになり、セ
ンサ装置も複数必要となるが、これも装置を大型にする
とともに、製造コストを高額にしてしまう。更に回転板
を用いるものにおいては、回転板上に所定量の粒体を投
入して回転板上の周囲に粒体を整列させるもので、整列
粒体流を発生するものではなかった。
問題点を解消した小型で高速な整列粒体流を発生する整
列粒体流発生装置を提供することを目的とする。
体流発生装置は、粒体の入口を上部に出口を下部に有す
る粒体収容筒体と、該粒体収容筒体の出口に対向した有
底面を有し半径方向外方に向かって上方に傾斜した粒体
加速面を有する粒体移送回転体と、該粒体移送回転体の
傾斜面の上端部に対向しほぼ傾斜面に沿った側壁面及び
該側壁面の内側にある天井壁面を有する粒体整列通路
と、該粒体整列通路との連通部が前記粒体移送回転体の
ほぼ接線方向にあって測定装置等に整列粒体を供給する
整列粒体流通路とを備えた構成を特徴とする。
に基づいて説明する。本発明に係る整列粒体流発生装置
は、図1にその縦断面図が示され、図2に横断面図が示
されている。回転による遠心力を利用するもので、被測
定粒体1の入口であるインレットホッパー2を上部中央
に有し、インレットホッパーの下端円筒部を粒体収容筒
体3の上部に連通させ、粒体収容筒体がインレットホッ
パーの下端円筒部に連通したままで上下に摺動できる。
粒体収容筒体3の外周に雄ねじ4を形成して固定支持部
材である上部ガイド板5と螺合して、粒体収容筒体の上
下の位置を調整でき、粒体収容筒体の下端開口を粒体1
の出口として被測定粒体1の供給量を1次的に調節す
る。そして粒体収容筒体3の下端外周囲に対向して円筒
状のリング壁6を更に設けて被測定粒体1の供給量を2
次的に調節する。
の出口は粒体移送回転体7の有底面8に対向して設けら
れ、リング壁6の下端と粒体移送回転体7の有底面8と
の間隔は、被測定粒体1の幅よりも若干広く設定して被
測定粒体1が特定な方向に偏るのを防止すると共に、円
周方向に被測定粒体1がほぼ均一になるようにしてい
る。このため円筒状のリング壁6の上下方向の位置を調
節するためにリング壁の外周に雄ねじ9を形成し、粒体
移送回転体7のリング壁固定ねじ10でリング壁は粒体
移送回転体と一体に固定されると共にリング壁の下端と
粒体移送回転体の有底面との間隔を被測定粒体1の粒径
に応じて調整できる。粒体移送回転体はその有底面をリ
ング壁6の半径方向外方で上方に傾斜して粒体加速面1
1を形成している。
置12にカップリング13を介して連結されて回転され
る。粒体移送回転体の傾斜面の上端部は上部ガイド板5
との対向部に粒体整列通路14を形成しており、この粒
体整列通路は粒体移送回転体7の傾斜面に沿った図3に
示す側壁面15及び該側壁面の内側にあって被測定粒体
のほぼ1粒の幅の天井壁面16に被測定粒体1のオーバ
ーフロー用段差としての機能を与えている。また、被測
定粒体1の移動速度は粒体移送回転体7の傾斜面の摩擦
抵抗等の影響を受けないように加速板17を粒体移送回
転体の内面に形成し、この加速板17に円筒状のリング
壁6が設けられているが、上部ガイド板5に設けること
もできる。粒体整列通路14は測定装置等に整列粒体を
供給する整列粒体流通路18とほぼ接線方向に接続して
連通されている。 なお、加速板17を粒体移送回転体
7の粒体加速面の途中までとして残りの粒体加速面に添
って上部ガイド板5の粒体整列通路14につながる螺旋
状の案内壁を上部ガイド板5に設けることもできる。
体流発生装置は、インレットホッパー2に投入された被
測定粒体1を粒体収容筒体3内に貯蔵すると共に粒体収
容筒体の下端開口である出口から粒体自身の重さと粒体
移送回転体7の回転によって粒体移送回転体の有底面に
沿って半径方向外方に向かって被測定粒体1を移動さ
せ、被測定粒体1の供給量を1次的に調節する。そして
更に被測定粒体1が円筒状のリング壁6に達すると、被
測定粒体1の供給量がリング壁6の下端と粒体移送回転
体7の有底面8との間隔で2次的に調節され、被測定粒
体1がほぼ均一に粒体移送回転体の傾斜面である粒体加
速面11に導かれ、加速板17に添って加速されながら
移動して粒体整列通路14に達する。
動速度は加速板17があるため粒体移送回転体7の回転
速度により決定し、粒体加速面11の摩擦抵抗の影響を
受けない。粒体整列通路14に達した被測定粒体1は粒
体整列通路の天井壁面16で不要な被測定粒体をオーバ
ーフローさせ、粒体整列通路内を被測定粒体1が一列に
なって整列粒体流として流れる。この状態の整列粒体流
が整列粒体流通路18に導かれ、被測定粒体の色、成
分、電磁気特性等の諸特性を測定する装置等に導かれ
る。
は、粒体収容筒体の出口に対向した有底面を有し半径方
向外方に向かって上方に傾斜した粒体加速面を有する粒
体移送回転体を設けると共に、粒体整列通路及び整列粒
体流通路を設けて回転による遠心力を利用する構成にし
たので、小型で無理なく高速な整列粒体流を発生する整
列粒体流発生装置を提供できる。
である。
能を説明する粒体整列通路の縦断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 粒体(1)の入口を上部に出口を下部に
有する粒体収容筒体(3)と、該粒体収容筒体の出口に
対向した有底面(8)を有し半径方向外方に向かって上
方に傾斜した粒体加速面(11)を有する粒体移送回転
体(7)と、該粒体移送回転体の傾斜面の上端部に対向
しほぼ傾斜面に沿った側壁面(15)及び該側壁面の内
側にある天井壁面(16)を有する粒体整列通路(1
4)と、該粒体整列通路との連通部が前記粒体移送回転
体のほぼ接線方向にあって測定装置等に整列粒体を供給
する整列粒体流通路(18)とを備えたことを特徴とす
る整列粒体流発生装置。 - 【請求項2】 前記粒体収容筒体の出口を二重の筒体
(3、6)で構成すると共に内側筒体(3)で粒体の供
給量を1次的に調整すると共に外側筒体(6)で粒体の
供給量を2次的に調整することを特徴とする請求項1に
記載の整列粒体流発生装置。 - 【請求項3】 前記粒体整列通路(14)の天井壁面
(16)が粒体のほぼ1粒の幅で形成されて余分な粒体
をオーバーフローさせることを特徴とする請求項1又は
請求項2に記載の整列粒体流発生装置。 - 【請求項4】 前記粒体加速面(11)がゴム、ウレタ
ン等の粒体との摩擦の大きな材料で形成されていること
または粒体との摩擦を大きくするために梨子地状等の凹
凸を持たせたことを特徴とする請求項1から請求項3に
記載のいずれか1項の整列粒体流発生装置。 - 【請求項5】 前記粒体加速面(11)に粒体加速用壁
(17)を設けたことを特徴とする請求項1から請求項
4に記載のいずれか1項の整列粒体流発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8207099A JPH1048140A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 整列粒体流発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8207099A JPH1048140A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 整列粒体流発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1048140A true JPH1048140A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16534189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8207099A Pending JPH1048140A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 整列粒体流発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1048140A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015093005A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | トヨタホーム株式会社 | 歩行補助装置 |
JP2022163004A (ja) * | 2016-07-29 | 2022-10-25 | 9754741 カナダ エルティーディー. | ストリームの中の粒子を単体化する方法および装置 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP8207099A patent/JPH1048140A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015093005A (ja) * | 2013-11-11 | 2015-05-18 | トヨタホーム株式会社 | 歩行補助装置 |
JP2022163004A (ja) * | 2016-07-29 | 2022-10-25 | 9754741 カナダ エルティーディー. | ストリームの中の粒子を単体化する方法および装置 |
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