JPH1048072A - トルク計測器 - Google Patents

トルク計測器

Info

Publication number
JPH1048072A
JPH1048072A JP8203722A JP20372296A JPH1048072A JP H1048072 A JPH1048072 A JP H1048072A JP 8203722 A JP8203722 A JP 8203722A JP 20372296 A JP20372296 A JP 20372296A JP H1048072 A JPH1048072 A JP H1048072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
displacement
measuring device
detecting means
torque measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8203722A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Miyata
陽 宮田
Osamu Maehara
修 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Sokki Co Ltd
Original Assignee
Ono Sokki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ono Sokki Co Ltd filed Critical Ono Sokki Co Ltd
Priority to JP8203722A priority Critical patent/JPH1048072A/ja
Publication of JPH1048072A publication Critical patent/JPH1048072A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸方向に小型で、温度変化が著しい環境
においても精度良く測定が行えるトルク計測器を提供す
る。 【解決手段】 一の外部部材よりトルクの伝達を受け、
他の外部部材に前記トルクを伝達するトルク伝達部材
(10)を備え、前記トルク伝達部材の変形より前記ト
ルクの大きさを計測するトルク計測器において、前記ト
ルク伝達部材は、その回転軸に垂直な平面に、前記外部
部材の一方に接続される基準領域(13、16)と、前
記外部部材の他方に接続され、前記トルクの大きさに応
じて前記基準領域に対し相対的に変位する変位領域(1
4、15)とを有し、前記基準領域及び前記変位領域
は、少なくとも一部において、前記変位領域の前記変位
の方向に間隙(12)をもって隣接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルク計測器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のトルク計測器には、中実
丸棒形状のトーションバーを動力伝達系の中間に配置
し、そのトーションバーに発生するねじれ角を測定する
ものが知られている。しかし、測定対象である動力伝達
系には、上記トーションバーを配置するための空間的余
裕が少ないものがあり、このような場合には、トーショ
ンバーが軸方向に短いものとなっていた。ここで、トー
ションバーの両端に現れるねじれ角は、付加されるトル
クが一定である場合には、その長さに比例して大きくな
る。したがって、トーションバーが短い場合には、同じ
トルクが付加されてもねじれ角が小さくなり、結果とし
て、微小なトルクを測定することが困難となる。
【0003】上記問題を解決する方法の一つとして、た
とえば特開昭59−69541に開示されている「トル
ク検出用トーションバー」を用いてトルク計測器を構成
することが考えられる。図13は、そのトルク検出用ト
ーションバーの正面図、図14は、そのA−A方向断面
図である。トルク検出用トーションバー110は、中心
軸111、その中心軸111と同心に配置された外環体
112、及び中心軸111を中心とした放射状に配置さ
れ、中心軸111と外環体112とを一体に連結する複
数の薄肉梁(113〜116)から構成されている。こ
のトーションバー110において、トルクは、中心軸1
11と外環体112との間に付加される。図15は、ト
ルクが付加されたときのトーションバー110の様子を
示す図である。図示されるように、トルクが付加された
結果、薄肉梁(113〜116)に曲げ変位が生じる。
曲げ変位の大きさは、トーションバー110の軸方向長
さが短くなるほど、すなわち梁の肉厚が薄くなるほど、
また、梁の長さが長くなるほど大となる。つまり、トー
ションバー110は、軸方向に短くとも付加されたトル
クに対し大きな曲げ変位を示すことが可能であり、狭所
におけるトルク測定に適してた構造を有している。上記
トーションバー110において、梁のねじれ角の検出
は、例えば中心軸111の外周面と外環体112の端面
のそれぞれにスリット円板を固定し、それぞれのスリッ
ト円板に対向させた光電変換器の出力における位相差を
検出することにより行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したトル
ク計測器では、トーションバー110の前後等に、光電
変換器の取り付けるための場所を確保しなければならな
いために、計測器の小型化が困難となるという問題があ
った。一方、トーションバー110の小型化を阻害せず
に、梁のねじれ角を測定する方法としては、例えば歪み
ゲージを梁に取り付け、梁の撓みを検出する方法が考え
られる。しかし、歪みゲージは、周囲温度によりその特
性を著しく変化させるために、この方法によっては、温
度変化の激しい環境下では、精度のよい測定が困難であ
るという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、回転軸方向に小型であ
り、温度変化が著しい環境においても精度良く測定が行
えるトルク計測器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、一の外部部材よりトルクの
伝達を受け、他の外部部材に前記トルクを伝達するトル
ク伝達部材を備え、前記トルク伝達部材の変形より前記
トルクの大きさを計測するトルク計測器において、前記
トルク伝達部材は、その回転軸に垂直な平面に、前記外
部部材の一方に接続される基準領域と、前記外部部材の
他方に接続され、前記トルクの大きさに応じて前記基準
領域に対し相対的に変位する変位領域とを有し、前記基
準領域及び前記変位領域は、少なくとも一部において、
前記変位領域の前記変位の方向に間隙をもって隣接して
いることを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
トルク計測器において、前記トルク伝達部材は、前記外
部部材の一方に接続される軸部と、前記軸部の外側に、
前記軸部と同心に配置され、前記外部部材の他方に接続
される環状部と、前記軸部より放射方向に前記環状部ま
で延び、前記軸部又は前記環状部とともに前記変位領域
を形成する梁部と、前記梁部の近傍に位置するように前
記環状部又は前記軸部に実質的に片持ちされ、前記環状
部又は前記軸部とともに前記基準領域を形成する片持ち
部とを有することを特徴とする。請求項3に係る発明
は、請求項1に記載のトルク計測器において、前記トル
ク伝達部材は、前記基準領域と前記変位領域とが、回転
軸を含む中心部より放射状に延び、回転軸を中心とした
円周方向に交互に配置されていることを特徴としてい
る。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1から請求
項3までのいずれか1項に記載のトルク計測器におい
て、前記基準領域と前記変位領域との前記間隙に配置さ
れ、前記変位領域の前記変位に対応してその間隔が変化
する1対の電極を有し、前記1対の電極における静電容
量より前記変位を検出する変位検出手段を備え、前記変
位検出手段の検出結果に基づき前記トルクの大きさを求
めることを特徴としている。請求項5に係る発明は、請
求項4に記載のトルク計測器において、2以上の前記変
位検出手段を有し、前記変位検出手段のそれぞれは、一
定の前記トルクに対する前記変位の大きさが異なる、前
記変位領域の異なる部位に関し前記変位を検出すること
を特徴とする。請求項6に係る発明は、請求項4に記載
のトルク計測器において、2以上の前記変位検出手段を
有し、前記変位検出手段のそれぞれは、異なる面積の前
記一対の電極を有することを特徴とする。
【0009】請求項7に係る発明は、請求項4に記載の
トルク計測器において、前記変位検出手段は、前記変位
領域の一の方向への前記変位を、正の変位として検出す
る位置に配置された第1の変位検出手段と、負の変位と
して検出する位置に配置された第2の変位検出手段とを
有し、前記第1の変位検出手段と前記第2の変位検出手
段との双方の検出結果に基づいて前記トルクの大きさを
求めることを特徴とする。請求項8に係る発明は、請求
項4に記載のトルク計測器において、前記変位検出手段
は、1の変位検出手段と、前記トルク伝達部材の回転軸
に対し、前記1の変位検出手段と対称な位置に配置され
た他の変位検出手段とを有し、前記1の変位検出手段と
前記他の変位検出手段との双方の検出結果に基づいて前
記トルクの大きさを求めることを特徴とする。請求項9
に係る発明は、請求項2に記載のトルク計測器におい
て、前記トルク伝達部材は、前記片持ち部の振動を抑制
する振動抑制手段を有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
に係る実施形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)はじめに、本発明に係るトルク計測器
の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態
のトルク計測器の模式図である。本実施形態のトルク測
定器は、トルクセンシングディスク10、センサ20、
センサアンプ30、ロータリートランス40及び信号処
理器50から構成される。トルクセンシングディスク1
0は、本発明のトルク伝達部材に該当するものである。
トルクセンシングディスク10は、その一方の面を駆動
源側の動力伝達軸に接続され、他方の面を負荷側の動力
伝達軸に接続される。図1では、一例としてトルクセン
シングディスク10の図面左側が駆動源側に接続されて
おり、図面右側が負荷側に接続されている様子を示して
いる。したがって、図1では、図面左側から右側へ力が
伝達される。
【0011】センサ20は、トルクセンシングディスク
10に設置され、トルクセンシングディスク10の特定
の2点間における変位を検出する、静電容量方式による
変位センサである。センサ20の出力信号は、センサア
ンプ30により増幅された後に、ロータリトランスを介
して回転軸の外部へ取り出され、信号処理器50へ入力
される。信号処理器50は、入力された信号より、トル
クセンシングディスク10に加わったトルクの大きさを
求め、これをディスプレイ等の表示手段に出力、又は磁
気ディスク等の記憶手段に記録する。
【0012】図2は、トルクセンシングディスク10の
正面図(図2(b))及びそれに設けられた溝12を含
む部分拡大図(図2(a))である。トルクセンシング
ディスク10は、回転軸の方向に肉薄である一枚の円板
に、回転軸方向に貫通する複数の溝12を設けたもので
ある。溝12は、トルクセンシングディスク10の回転
軸11から放射方向に延びる2本の直線部12a及び1
2bと、回転軸11を中心とする円の一部であり、直線
部12a及び12bの外側の端部を結ぶ円弧部12cと
からなる。溝12は、本実施形態では全部で8個あり、
回転軸11を中心とする円周方向に等間隔に設けられて
いる。
【0013】このように複数個の溝12を設けたことに
より、トルクセンシングディスク10は、4つの領域に
大別される(図2に示された仮想の点線参照)。第1の
領域は、溝12より内周側にある円板の中心部分(以下
「軸部13」という)である。本実施形態では、軸部1
3は、取り付けボルト17により駆動源側の動力伝達軸
に接続される。第2の領域は、溝部12より外周側に、
軸部13と同心に配置された環状の部分(以下「環状部
14」という)である。環状部14は、取り付けボルト
18により負荷側の動力伝達軸に接続される部位であ
る。第3の領域は、隣り合う2つの溝12の間に位置す
る梁15である。梁15は、軸部13から環状部14へ
力を伝達する役割を果たす部位である。第4の領域は、
溝12の内側にあり、軸部13に片持ちされている片持
ち梁16である。なお、軸部13と片持ち梁16は、本
発明の基準領域に該当し、環状部14と梁15は、本発
明の変位領域に該当する。
【0014】溝12の直進部12aに設置されているセ
ンサ20は、その位置における幅の変化、すなわち、梁
15の片持ち梁16に対する相対的な変位を検出するセ
ンサである。図2(a)に示すように、センサ20は、
溝12の側面のそれぞれに絶縁体22a、22bを介し
て電極24a、24bを取り付け、これらにより1つの
コンデンサを構成している。なお、センサ20は、本発
明の変位検出手段に該当する。
【0015】トルクセンシングディスク10の軸部13
にトルクが付加されると、その力は梁15を介して環状
部14に伝達される。このときに、梁15には曲げモー
メントがかかり、図2(a)の2点破線に示すように、
梁15は円周方向に撓む。一方、片持ち梁16は、他の
部材から力を受けることがなく、常に軸部13との相対
的な位置関係を一定に維持する。この結果、溝12は変
形し、センサ20の2つの電極24aと24bの間隔が
変化して、これらにより構成されているコンデンサの静
電容量が増減する。センサ20は、上記静電容量の変化
を検出し、これセンサアンプ30、ロータリトランス4
0を介して信号処理器50へ伝達する。信号処理器50
では、センサ20の出力からセンサ20の取り付け位置
における梁15の撓み量(変位量)を求め、さらにこの
撓み量からトルクセンシングディスク10に付加された
トルクを算出する。
【0016】以上説明したように、本実施形態のトルク
計測器は、トルクセンシングディスク10にトルクが加
わったときに、梁15に曲げモーメントが加わり、梁1
5が撓むことを利用してトルクの大きさを計測する。梁
15の撓み量は、梁15が回転軸11の方向に薄く、ま
た、回転軸11を中心とする放射方向に長いほど大きく
なる。つまり、トルクセンシングディスク10は、トル
クの検出感度を向上させるために回転軸方向に長い必要
はなく、その方向に肉薄となっている。したがって、本
実施形態のトルク計測器は、測定対象の動力伝達計へト
ルクセンシングディスクを容易に挿入することができ、
狭小な空間においても、トルク計測を行うことが可能と
なっている。
【0017】また、本実施形態では、軸部13に対し変
形しない片持ち梁16を設け、梁15の変形を片持ち梁
16に対する変位として検出する。つまり、本実施形態
は、片持ち梁16を設けたことにより、梁15の変形を
測定する手段として、梁15の変位を直接的に検出する
変位計(センサ20)の利用を可能としたものである。
この点において、本実施形態は、トルク計測器における
技術の豊富化に貢献するものである。また、本実施形態
では、変位計として特に静電容量方式の変位計を使用し
ている。この静電容量方式の変位計は、周囲環境の温度
変化に対し安定した動作特性を有する。したがって、本
実施形態のトルク計測器は、温度変化の大きい環境下に
おいても、その温度変化に対応した補正等を行う必要な
く、精度の高いトルク測定を行える。
【0018】さらに、静電容量方式の変位計では、変位
を測定したい部位に1対の電極(センサ20)のみが設
置される。しかもその1対の電極の間隔は、数十μm程
度であれば足りる。つまり、センサ20は、例えば特開
昭59−69541に提案されているスリットと光電変
換器を組み合わせたセンサより著しく小型であり、肉薄
のトルクセンシングディスク10に組み込みやすいとい
う特徴を有する。
【0019】一方、本実施形態の構成では、トルクセン
シングディスク10に過大なトルクが加わった場合に、
トルクセンシングディスク10及びセンサ20における
損傷を防止できるという効果もある。図3は、トルクセ
ンシングディスク10に過大なトルクが加わったとき
に、溝12が変形する様子を示す図である。図中、実線
は、トルクが加わっていない状態での溝12の形状を示
しており、2点破線は、過大なトルクが加わったときの
溝12の形状を示す。すでに説明したように、トルクセ
ンシングディスク10にトルクが加わると梁15は撓
み、溝12は変形する。梁15の撓みの量は、環状部1
4に近い部分ほど大きく、仮にトルクセンシングディス
ク10に過大なトルクが加わった場合には、梁15の環
状部13に近い部分が片持ち梁16に接触し、梁15が
弾性限界以上に撓むことが防止される。また、図3に示
すように、センサ20を梁15の中央部に取り付けてお
けば、過大に撓んだ場合にもセンサ20の電極が短絡す
ることはなく、センサ20の破損が防止される。
【0020】(第2実施形態)次に本発明に係る第2実
施形態について説明する。なお、以降の図面において、
第1実施形態ですでに説明したのと同様の機能を果たす
ものについては、同一の符号を付し、重複する説明を適
宜省略する。図4(b)は、本発明の第2実施形態で使
用するトルクセンシングディスクの正面図、図4(a)
は、その溝12を含む部分拡大図である。本実施形態の
トルクセンシングディスク10aは、溝12の一方の直
線部に2つのセンサ20a及び20bを備える点におい
て、第1実施形態と異なっている。2つのセンサ20a
及び20bは、同一の特性を有するものであり、センサ
20aは梁15の外周側に、センサ20bはセンサ20
aより内周側に設けられている。つまり、2つのセンサ
は、一定の曲げモーメントにより梁15が撓んだ場合
に、片持ち梁16に対する変位の大きさが異なる位置に
それぞれ配置されているのである。
【0021】このように2つのセンサを配置することに
より、本実施形態では、それぞれのセンサで異なるレン
ジのトルクを測定することが可能となる。すなわち、ト
ルクセンシングディスク10aに小さなトルクが加わる
ときには、変位の大きい部位に取り付けられたセンサ2
0aを用いて高精度のトルク測定を行う。一方、センサ
20aによる測定可能な範囲を超えた大きなトルクが加
わるときは、変位の小さい部位に取り付けられたセンサ
20bを用いてトルクの測定を行う。なお、図4には、
一例としてセンサ20を2つ取り付ける場合を図示した
が、これは、必要に応じてセンサ20を3つ以上取り付
けることであってもよい。また、2つ又は3つ以上のセ
ンサ20は、複数の溝12のそれぞれに1ずつ取り付け
られることであってもよい。
【0022】(第3実施形態)次に本発明に係る第3実
施形態について説明する。図5(b)は、本発明の第3
実施形態で使用するトルクセンシングディスクの正面
図、図5(a)は、その溝12を含む部分拡大図であ
る。本実施形態のトルクセンシングディスク10bは、
異なる電極面積を有する2種類のセンサ20c及び20
dを備えている点において、第1実施形態と異なってい
る。一般に、コンデンサの静電容量Cは、電極間の媒体
の誘電率e、電極面積A、電極間距離Dを用いて式
(1)のように表される。 C=e・(A/D) (1) 式(1)から明らかなように、電極間距離Dの一定の変
化に対するコンデンサの静電容量Cの変化量は、電極面
積Aに比例して増減する。つまり、センサ20は、電極
面積に比例してその感度を向上させる。したがって、本
実施形態では、第2実施形態と同様に2種類のレンジに
よりトルクを測定することが可能となる。具体的には、
トルクセンシングディスクに加わるトルクが小さく、梁
15の変位量が小さいときには、電極面積が大きなセン
サ20cを用いて測定を行い、逆にトルクが大きく、梁
15の変位量が大きいときには、電極面積が小さなセン
サ20dを用いて測定を行う。
【0023】なお、本実施形態では、センサ20cと2
0dとが同一の溝12に取り付けられた例に説明をして
いるが、これは、各センサ20がそれぞれ異なる溝12
に取り付けられることであってもよい。また、図5にお
いては、センサ20cとセンサ20dとが、回転軸11
を中心とした放射方向にそれぞれの電極の幅が異なるよ
うに描かれているが、これは、図の便宜のためであり、
センサ20の形状になんら制限するものではない。した
がって、センサ20cとセンサ20dとは、放射方向に
幅が等しく、回転軸11の方向に幅が異なることであっ
てもよい。さらに、第2実施形態と同様に、トルクセン
シングディスク10bは、電極面積が異なる3種類以上
のセンサ20を備えることであってもよい。
【0024】(第4実施形態)次に本発明に係る第4実
施形態について説明する。図6(b)は、本発明の第4
実施形態で使用するトルクセンシングディスクの正面
図、図6(a)は、その溝12を含む部分拡大図であ
る。本実施形態のトルクセンシングディスクは、同一の
センサ20e及び20f(20e’及び20f’)を1
の片持ち梁15の左右両側に設けている点において第1
実施形態と異なっている。本実施形態では、トルクセン
シングディスクにトルクが加わり、例えば梁15が時計
回りに撓むと、センサ20eの電極間隔が狭まり、セン
サ20fの電極間隔が広がる。したがって、センサ20
e及びセンサ20fの双方の出力信号を合わせて処理す
ることにより、本発明に係るトルク計測器の感度を向上
させることが可能である。なお、本実施形態は、片持ち
梁16の両側に配置されたセンサの代わりに、梁15の
両側に配置されたセンサ20f及び20gの双方の出力
を合わせて処理することであってもよい。
【0025】(第5実施形態)次に本発明に係る第5実
施形態について説明する。図7(b)は、本発明の第5
実施形態で使用するトルクセンシングディスクの正面
図、図7(a)は、その溝12を含む部分拡大図であ
る。本実施形態のトルクセンシングディスク10dは、
その回転軸11に対して対称な位置に配置されたセンサ
20h及びセンサ20iの出力信号を加算平均処理し、
その結果を用いてトルクを測定する点において、第1実
施形態と異なっている。このような信号処理を行うこと
により、軸部13又は環状部14が、接続されている動
力伝達軸から回転軸に対し垂直な方向の力を受け、それ
を原因とする撓みが梁15に生じている場合であって
も、その影響をセンサ20の出力から取り除くことが可
能となる。したがって、本実施形態では、上記のように
トルク以外の負荷がトルクセンシングディスク10dに
加わった場合においても、トルクを正確に測定できると
いう効果がある。
【0026】(第6実施形態)次に本発明に係る第6実
施形態について説明する。図8(b)は、本発明の第6
実施形態で使用するトルクセンシングディスクの正面
図、図8(a)は、その片持ち梁16を含む部分拡大図
である。本実施形態のトルクセンシングディスク10e
は、片持ち梁16の先端部の一部が接続部17により環
状部14に接続されている点において第1実施形態と異
なっている。接続部17は、例えば、トルクセンシング
ディスク10eに溝12を設ける際に、その円弧部12
cの一部を残しておくことにより、あるいは、他部材を
円弧部12cに取り付けることにより設けられる。接続
部17の形状、材質等は、その剛性が梁15の剛性と比
較して十分小さく、片持ち梁16が実質的に片持ち梁と
しての特性を失わないように定められる。接続部17の
剛性があまりに大きくては、溝12の直進部12a等に
変形が生じず、トルクの正確な測定が不可能となるから
である。このようにして設けられた接続部17は、片持
ち梁16の振動を抑制するダンパーとして機能する。し
たがって、本実施形態では、トルクセンシングディスク
10eが片持ち梁16の固有振動数と同一又は近い周波
数の振動を受けた場合においても、片持ち梁16が共振
し、その結果、トルク計測の精度が失われる事態が回避
される。
【0027】(第6実施形態の変形例)図9は、第6実
施形態で用いたトルクセンシングディスクの変形例を示
す図である。本実施形態は、溝12の全部を非導電性の
樹脂等の充填材19で充填した点において、第7実施形
態と異なっている。片持ち梁16の振動抑制効果は、こ
のように溝部12を適当な弾性を有する樹脂その他の部
材で充填することによっても得ることが可能である。こ
こで、「適当な弾性」とは、トルクの負荷による溝部1
2の変形が妨げられない程度の、適当な弾性を意味す
る。なお、図9において、充填材19は溝部12の全部
に充填されているが、これは、振動抑制という目的を果
たす限りは、溝部12の一部にのみ充填することであっ
てもよい。第6実施形態の接続部17及び本変形例の充
填材19は、本発明の振動抑制手段に該当する。
【0028】(第7実施形態)次に、本発明に係る第7
実施形態について説明する。図10(a)は、本実施形
態のトルク計測器がフランジ型の軸継手に取り付けられ
ているところを示す断面図であり、図10(a)は、本
実施形態において使用するトルクセンシングディスクの
正面図である。本実施形態で使用するトルクセンシング
ディスク60は、1枚の円板に、外周側から回転軸へ向
けて切り込まれた8つの溝62を、円周方向に等間隔と
なるよう設けたものである。また、それぞれの溝62に
は、センサ20が取り付けられている。
【0029】溝62により、円周方向に8つに分割され
たトルクセンシングディスク60の外周側の各領域は、
交互に動力源側の動力伝達軸、又は負荷側の動力伝達軸
に接続される。つまり、図中番号64を付した領域(以
下「基準領域64」という)は動力源側に接続され、番
号66を付した領域(以下「変位領域66」という)は
負荷側に接続される。この結果、駆動源側から負荷側に
トルクの伝達があると、例えば、各基準領域64は時計
回りの方向に、各変位領域66は反時計回りの方向に撓
み、センサ20は、基準領域64に対する変位領域66
の相対的な変位を検出する。トルクセンシングディスク
60を上記のように構成した結果、本実施形態では、図
10(a)に示すように、トルクセンシングディスク6
0をフランジ型の軸継手の間に挿入し、トルク計測を行
うことが可能となっている。この点において本実施形態
は、動力源側の軸の径と、負荷側の軸の径が異なる場合
に利用可能である第1実施形態と相違する。また、本実
施形態のトルクセンシングディスク60は、溝62を設
けることが第1実施形態のより容易であり、これより、
安価に製造できるという利点を有する。
【0030】(第8実施形態)次に、本発明の第8実施
形態について説明する。図11(a)は、本実施形態の
トルク検出ディスク70がフランジ型軸継手の間に配置
されている様子を示す断面図であり、図11(b)は、
トルクセンシングディスク70の正面図である。本実施
形態は、センサアンプ30をトルクセンシングディスク
70の中央部に内蔵し、ロータリトランス40をトルク
センシングディスク70の外周側に取り付けた点のみに
おいて第7実施形態等と異なっている。このような構成
をとることにより、本実施形態は、トルク計測器全体の
小型化を達成すると共に、センサアンプ等を組み込んだ
特別の軸継手を別個に製造する必要を回避し、一般に市
販されているフランジ型軸継手にトルク検出ディスク7
0を取り付け、使用することを可能としている。
【0031】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。
【0032】例えば、第1実施形態では、片持ち梁16
を軸部13に取り付けた場合を例に説明をしたが、片持
ち梁16は、例えば図12に示すように、環状部14に
取り付け、環状部14に対し変位しない部材とすること
であってもよい。また、上記実施形態では、溝12等を
8個設ける場合を例に説明をしたが、これは、溝12等
の数をなんら限定するものではない。トルクセンシング
ディスク10等の軸対称性が維持できる範囲内であれ
ば、溝12等の個数、形状等は任意に選択することが可
能である。さらに、上記した各実施形態は、それらのう
ちの任意の2つ又は2つ以上を組み合わせることも可能
である。
【0033】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1に
係る発明によれば、トルク伝達部材が有する、間隙の幅
の変化を検出することによりトルクを容易に測定でき、
回転軸方向に肉薄なトルク計測器を提供することが可能
である。しかも、変位領域の変位の方向を基準領域の位
置する方向に一致させた場合には、変位領域の変位可能
な距離は間隙の幅に制限されるので、過大なトルクを付
加された場合にも破損しないトルク計測器を提供するこ
とが可能である。請求項2に係る発明によれば、基準領
域に接続される外部部材と、変位領域に接続される外部
部材の径が異なる場合においても、計測が行えるトルク
計測器を提供することが可能である。請求項3に係る発
明によれば、フランジ型の軸継手の間においてトルクの
測定を行うことが可能なトルク計測器を提供することが
可能である。
【0034】請求項4に係る発明によれば、温度変化の
著しい環境においても、精度良く測定が行えるトルク計
測器を提供することが可能である。請求項5又は請求項
6に係る発明によれば、トルクの大きさに応じて、2以
上のレンジによる計測を行うトルク計測器を提供するこ
とが可能である。請求項7に係る発明によれば、請求項
4に係るトルク計測器の測定精度を向上させることが可
能である。請求項8に係る発明によれば、トルク伝達部
材がその回転軸に対し垂直な方向の力を受けた場合に、
その影響を排除して、精度良く計測を行えるトルク計測
器を提供することが可能である。請求項9に係る発明に
よれば、外部からの振動の影響を排除して精度の高い計
測を行えるトルク計測器を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態において使用するトルク
センシングディスクの正面図、及びそれに設けられた溝
12を含む部分拡大図である。
【図3】図2に示すトルクセンシングディスクに過大な
トルクが加わったときに、溝12が変形する様子を示す
図である。
【図4】本発明の第2実施形態において使用するトルク
センシングディスクを示した図である。
【図5】本発明の第3実施形態において使用するトルク
センシングディスクを示した図である。
【図6】本発明の第4実施形態において使用するトルク
センシングディスクを示した図である。
【図7】本発明の第5実施形態において使用するトルク
センシングディスクを示した図である。
【図8】本発明の第6実施形態において使用するトルク
センシングディスクを示したものである。
【図9】本発明の第6実施形態で用いたトルクセンシン
グディスクの変形例を示した図である。
【図10】本発明の第7実施形態に係るトルク計測器が
動力伝達軸に取り付けられているところの断面図、及び
それに用いられている検出用ディスクの正面図である。
【図11】本発明の第8実施形態に係るトルクセンシン
グディスクが軸継手の間に配置されている様子を示す断
面図、及びそのトルクセンシングディスクの正面図であ
る。
【図12】第1実施形態のトルクセンシングディスクの
変形例を示す図である。
【図13】特公昭59−69541に開示された「トル
ク検出用トーションバー」を示す図である。
【符号の説明】
10、60、70 トルクセンシングディスク 12 溝 13 軸部 14 環状部 15 梁 16 片持ち梁 17 接続部 19 充填材 20 センサ 22 絶縁体 24 電極 30 センサアンプ 40 ロータリトランス 50 信号処理器 64 基準領域 66 変位領域

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の外部部材よりトルクの伝達を受け、
    他の外部部材に前記トルクを伝達するトルク伝達部材を
    備え、 前記トルク伝達部材の変形より前記トルクの大きさを計
    測するトルク計測器において、 前記トルク伝達部材は、その回転軸に垂直な平面に、前
    記外部部材の一方に接続される基準領域と、前記外部部
    材の他方に接続され、前記トルクの大きさに応じて前記
    基準領域に対し相対的に変位する変位領域とを有し、 前記基準領域及び前記変位領域は、少なくとも一部にお
    いて、前記変位領域の前記変位の方向に間隙をもって隣
    接していることを特徴とするトルク計測器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトルク計測器におい
    て、 前記トルク伝達部材は、 前記外部部材の一方に接続される軸部と、 前記軸部の外側に、前記軸部と同心に配置され、前記外
    部部材の他方に接続される環状部と、 前記軸部より放射方向に前記環状部まで延び、前記軸部
    又は前記環状部とともに前記変位領域を形成する梁部
    と、 前記梁部の近傍に位置するように前記環状部又は前記軸
    部に実質的に片持ちされ、前記環状部又は前記軸部とと
    もに前記基準領域を形成する片持ち部とを有することを
    特徴とするトルク計測器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のトルク計測器におい
    て、 前記トルク伝達部材は、 前記基準領域と前記変位領域とが、回転軸を含む中心部
    より放射状に延び、回転軸を中心とした円周方向に交互
    に配置されていることを特徴とするトルク計測器。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のトルク計測器において、 前記基準領域と前記変位領域との前記間隙に配置され、
    前記変位領域の前記変位に対応してその間隔が変化する
    1対の電極を有し、前記1対の電極における静電容量よ
    り前記変位を検出する変位検出手段を備え、 前記変位検出手段の検出結果に基づき前記トルクの大き
    さを求めることを特徴とするトルク計測器。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のトルク計測器におい
    て、 2以上の前記変位検出手段を有し、 前記変位検出手段のそれぞれは、一定の前記トルクに対
    する前記変位の大きさが異なる、前記変位領域の異なる
    部位に関し前記変位を検出することを特徴とするトルク
    計測器。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のトルク計測器におい
    て、 2以上の前記変位検出手段を有し、 前記変位検出手段のそれぞれは、異なる面積の前記一対
    の電極を有することを特徴とするトルク計測器。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のトルク計測器におい
    て、 前記変位検出手段は、前記変位領域の一の方向への前記
    変位を、正の変位として検出する位置に配置された第1
    の変位検出手段と、負の変位として検出する位置に配置
    された第2の変位検出手段とを有し、 前記第1の変位検出手段と前記第2の変位検出手段との
    双方の検出結果に基づいて前記トルクの大きさを求める
    ことを特徴とするトルク計測器。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のトルク計測器におい
    て、 前記変位検出手段は、1の変位検出手段と、前記トルク
    伝達部材の回転軸に対し、前記1の変位検出手段と対称
    な位置に配置された他の変位検出手段とを有し、 前記1の変位検出手段と前記他の変位検出手段との双方
    の検出結果に基づいて前記トルクの大きさを求めること
    を特徴とするトルク計測器。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載のトルク計測器におい
    て、 前記トルク伝達部材は、前記片持ち部の振動を抑制する
    振動抑制手段を有することを特徴とするトルク計測器。
JP8203722A 1996-08-01 1996-08-01 トルク計測器 Pending JPH1048072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8203722A JPH1048072A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 トルク計測器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8203722A JPH1048072A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 トルク計測器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1048072A true JPH1048072A (ja) 1998-02-20

Family

ID=16478772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8203722A Pending JPH1048072A (ja) 1996-08-01 1996-08-01 トルク計測器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1048072A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006300715A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Ono Sokki Co Ltd トルクセンサ
JP2006300716A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Ono Sokki Co Ltd トルクセンサ
JP2007517213A (ja) * 2003-12-30 2007-06-28 ネクセンス リミテッド 力、特にトルクを測定するための方法及び装置
JP2010133760A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Toyota Motor Corp タイヤ作用力検出装置
JP2010271273A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Nippon Soken Inc タイヤ接地力検知装置
JP2018511798A (ja) * 2015-03-31 2018-04-26 グーグル エルエルシー 撓みベースのトルクセンサ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5686535U (ja) * 1979-12-06 1981-07-11
JPH063207A (ja) * 1992-05-25 1994-01-11 Hottinger Baldwin Messtech Gmbh 回転モーメントセンサ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5686535U (ja) * 1979-12-06 1981-07-11
JPH063207A (ja) * 1992-05-25 1994-01-11 Hottinger Baldwin Messtech Gmbh 回転モーメントセンサ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517213A (ja) * 2003-12-30 2007-06-28 ネクセンス リミテッド 力、特にトルクを測定するための方法及び装置
JP2006300715A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Ono Sokki Co Ltd トルクセンサ
JP2006300716A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Ono Sokki Co Ltd トルクセンサ
JP2010133760A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Toyota Motor Corp タイヤ作用力検出装置
US8567240B2 (en) 2008-12-03 2013-10-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Tire force detection apparatus
JP2010271273A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Nippon Soken Inc タイヤ接地力検知装置
JP2018511798A (ja) * 2015-03-31 2018-04-26 グーグル エルエルシー 撓みベースのトルクセンサ
JP2019023661A (ja) * 2015-03-31 2019-02-14 ボストン ダイナミクス,インコーポレイテッド 撓みベースのトルクセンサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7093504B2 (en) Method and system for measuring torque
US7520182B2 (en) Torque meter
US6782766B2 (en) Apparatus for detecting torque, axial position and axial alignment of a rotating shaft
JP2012521547A (ja) トルクセンサ
KR20200108881A (ko) 토크 전달 샤프트에 인가되는 힘 및/또는 토크를 결정하기 위한 측정 시스템 및 방법
JP4963134B2 (ja) トルクセンサ
CN112543863A (zh) 应变波齿轮系统及其传动元件、机械臂和测量扭矩的方法
JP2002502961A (ja) トルクセンサおよびそれを備えるステアリングコラム
JPS6233538B2 (ja)
JPH1048072A (ja) トルク計測器
JP2002139391A (ja) トルク検出装置
US3646809A (en) Adjustable transducer overload stop
JP7260095B2 (ja) 荷重変換器
JP4010566B2 (ja) ねじりモーメント測定装置を内蔵する回転軸
JPH0511254B2 (ja)
JP3692494B2 (ja) トルクセンサ
JP2004077172A (ja) トルク計測装置
JP2000230874A (ja) トルク検出装置
JPH10122810A (ja) 磁気式回転角度センサ
JP2023118091A (ja) トルクを検知するためのシステム
RU219078U1 (ru) Датчик крутящего момента
JPH10148641A (ja) 角加速度センサ
JP2023003811A (ja) トルク計および計測システム
CN114812619A (zh) 磁性矢量编码器
RU2326357C1 (ru) Измеритель крутящего момента

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050330