JPH1048040A - 回転軸の捩り振動および縦振動計測装置 - Google Patents

回転軸の捩り振動および縦振動計測装置

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JPH1048040A
JPH1048040A JP20175596A JP20175596A JPH1048040A JP H1048040 A JPH1048040 A JP H1048040A JP 20175596 A JP20175596 A JP 20175596A JP 20175596 A JP20175596 A JP 20175596A JP H1048040 A JPH1048040 A JP H1048040A
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telemeter
capsule
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accelerometer
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軸径の異なる対象軸に簡単に取付け可能で、そ
の取付け点の位置の捩り振動、および縦振動の計測が可
能になる装置を提供することを目的とする。 【解決手段】固定台20と、テレメータカプセル(23
a,23b)を有し、固定台20の上部には、捩り振動
検出器を軸の回転軸方向の向きに取付けるとともに、縦
振動検出器を軸方向の向きに取付け、固定台20上に
は、テレメータ送信機を収納したテレメータカプセル2
3を、振動検出器をカバーするように取り付け、各テレ
メータカプセル23の上部には、アンテナ25とカプセ
ル蓋26を取付け、固定台20に取付けた2個の捩り振
動検出器は、並列に結線されて、第1のテレメータカプ
セル内部でテレメータ送信機に接続され、固定台20に
取付けた2個の縦振動検出器も、並列に結線されて、第
2のテレメータカプセル(23b)の内部でテレメータ
送信機(34)に接続されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タービンやデーゼ
ル機関および船舶のプロペラ軸等の回転軸の振動計測に
利用される捩り、縦振動計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図6に示す。図6に示すよ
うに、回転軸12上に,軸の回転方向(A)の向きに、
捩り振動加速度検出器(1a、1b)が軸心に対称に、
また、軸方向(B)の向きに縦振動加速度検出器6が取
付けられている。
【0003】捩り振動計測用の2個の加速度検出器(1
a、1b)は、並列に結線され、ブリッジ端は軸12に
巻かれた絶縁紙11上のスリップリング(3a、3b、
3c、3d)から出されているスリップリング端子(2
a、2b、2c、2d)に接続されている。
【0004】また、縦振動計測用の加速度検出器6のブ
リッジ端も、軸12に巻かれた絶縁紙11上のスリップ
リング(8a、8b、8c、8d)から出されているス
リップリング端子(7a、7b、7c、7d)に接続さ
れている。
【0005】これらのスリップリング(3a、3b、3
c、3d、8a、8b、8c、8d)には、静止部から
ブラシ(4a、4b、4c、4d、9a、9b、9c、
9d)が押し当てられており、ブラシ(4a、4b、4
c、4d、9a、9b、9c、9d)の後端からコード
で、それぞれの増幅器(5、10)に結線されている。
【0006】回転軸12に取付けられた加速度検出器
(1a、1b、6)には、それぞれの増幅器(5、1
0)からブラシ(4a、4c、9a、9c)とスリップ
リング(3a、3c、8a、8c)を介して電圧が供給
されている。
【0007】回転軸12が回転し、捩り振動および縦振
動が発生した場合、加速度検出器(1a、1b、6)に
より、それぞれ捩り振動加速度および縦振動加速度に比
例した電圧信号に変換されて、スリップリング(3b、
3d、8b、8d)とブラシ(4b、4d、9b、9
d)を介して増幅器(5、10)に入力され、増幅器
(5、10)で増幅された後出力される。2個の加速度
検出器(1a、1b)を並列結線しているのは、軸12
の回転により、繰り返し生じる重力の加速度分をキャン
セルするためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術には、次の
ような問題がある。 (1)計測対象軸により軸径が異なり、さらにスリップ
リングは円形で全周連結しておく必要があるため、軸へ
の取付けが簡単に出来ず、絶縁紙を巻いたり、スリップ
リングを1本1本巻き、固定接続する等、スリップリン
グの取付け及び加速度計の取付け作業が面倒で、非常に
手間と時間がかかる。 (2)また、同一軸上でも移動することが出来ない等の
欠点がある。本発明は、これらの問題を解決することが
できる捩り、縦振動計測装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(第1の手段)本発明に係る回転軸の捩り振動および縦
振動の計測装置は、タービンやデーゼル機関等の回転軸
の捩り振動および縦振動の計測装置において、(A)第
1のテレメータカプセルおよび固定台と、第2のテレメ
ータカプセルおよび固定台とを有し、(B)前記2個の
テレメータカプセルは、回転軸の同一円周上の軸芯に対
する対称位置に強固に固定され、(C)前記テレメータ
カプセルを固定する各固定台は、回転軸の円周面に固着
するための三角溝と、バンド用溝と、テレメータカプセ
ル取付用ボルト穴を有し、(D)前記第1の固定台の上
部には、第1の捩り振動検出器(加速度計)を軸の回転
軸方向の向きに取付けるとともに、第1の縦振動検出器
(加速度計)を軸方向の向きに取付け、(E)前記第1
の固定台上には、第1のテレメータ送信機と第1の送信
機駆動電池を収納した第1のテレメータカプセルを、前
記第1の振動検出器(加速度計)(29、32)をカバ
ーするように取り付け、(F)前記第2の固定台の上部
には、第2の捩り振動検出器(加速度計)を軸の回転軸
方向の向きに取付けるとともに、第2の縦振動検出器
(加速度計)を軸方向の向きに取付け、(G)前記第2
の固定台上には、第2のテレメータ送信機と第2の送信
機駆動電池を収納した第2のテレメータカプセルを、前
記第2の振動検出器(加速度計)(36、38)をカバ
ーするように取り付け、(H)前記各テレメータカプセ
ルの上部には、アンテナとカプセル蓋を取付け、(I)
前記固定台に取付けた2個の捩り振動検出器(加速度
計)(29、36)は、並列に結線されて、第1のテレ
メータカプセル内部でテレメータ送信機に接続され、
(J)前記固定台に取付けた2個の縦振動検出器(加速
度計)(32、38)は、並列に結線されて、第2のテ
レメータカプセルの内部でテレメータ送信機に接続さ
れ、(K)前記固定台をバンドでで回転軸に固着したこ
とを特徴とする。 (第2の手段)本発明に係る回転軸の捩り振動計測装置
は、タービンやデーゼル機関等の回転軸の捩り振動計測
装置において、(A)2個の固定台と、1個のテレメー
タカプセルを有し、(B)前記2個の固定台は、回転軸
の同一円周上の軸芯に対する対称位置に強固に固定さ
れ、(C)第1固定台は、回転軸の円周面に固着するた
めの三角溝と、バンド用溝と、テレメータカプセル取付
用ボルト穴を有し、(D)前記第1固定台の上部には、
第1捩り振動検出器(加速度計)を軸の回転軸方向の向
きに取付け、(E)前記第1固定台上には、テレメータ
送信機と送信機駆動電池を収納したテレメータカプセル
を、前記第1捩り振動検出器(加速度計)をカバーする
ように取り付け、(F)第2固定台は、回転軸の円周面
に固着するための三角溝と、バンド用溝を有し、(G)
前記第2固定台の上部には、第2捩り振動検出器(加速
度計)を軸の回転軸方向の向きに取付け、(H)前記テ
レメータカプセルの上部には、アンテナとカプセル蓋を
取付け、(I)前記固定台に取付けた2個の捩り振動検
出器(加速度計)(29、36)は、並列に結線され
て、テレメータ送信機に接続され、(J)前記固定台を
バンドでで回転軸に固着したことを特徴とする。 (第3の手段)本発明に係る回転軸の縦振動の計測装置
は、タービンやデーゼル機関等の回転軸の縦振動の計測
装置において、(A)2個の固定台と、1個のテレメー
タカプセルを有し、(B)前記2個の固定台は、回転軸
の同一円周上の軸芯に対する対称位置に強固に固定さ
れ、(C)第1固定台は、回転軸の円周面に固着するた
めの三角溝と、バンド用溝と、テレメータカプセル取付
用ボルト穴を有し、(D)前記第1固定台の上部には、
第1縦振動検出器(加速度計)を軸の回転軸方向の向き
に取付け、(E)前記第1固定台)上には、テレメータ
送信機と送信機駆動電池を収納したテレメータカプセル
を、前記第1縦振動検出器(加速度計)をカバーするよ
うに取り付け、(F)第2固定台は、回転軸の円周面に
固着するための三角溝と、バンド用溝を有し、(G)前
記第2固定台の上部には、第2縦振動検出器(加速度
計)を軸の回転軸方向の向きに取付け、(H)前記テレ
メータカプセルの上部には、アンテナとカプセル蓋を取
付け、(I)前記固定台に取付けた2個の縦振動検出器
(加速度計)(32、38)は、並列に結線されて、テ
レメータ送信機に接続され、(J)前記固定台をバンド
でで回転軸に固着したことを特徴とする。
【0010】すなわち、本発明は、(1)回転軸12の
円周面に固着するための三角溝21とバンド用溝22を
備えたテレメータカプセル23の内部に、捩り振動加速
度検出器(29or36)および縦振動加速度検出器
(32or38)とテレメータ送信機(27or34)
および送信機駆動電池(28or35)を組み込み、
(2)更に、テレメータカプセル23の外面に送信アン
テナ25を設けて1体化した装置23を2個用い、これ
らの装置を軸芯を対称に、バンド42で強固に固着する
ことにより、(3)回転軸12のテレメータカプセル2
3の取付け点の捩り振動信号と、縦振動信号を電波で計
測することが出来るようにしたものである。
【0011】従って、次のように作用する。 (1)テレメータ送信機と、捩り振動検出用加速度計
と、縦振動検出用加速度計と、テレメータ駆動電池およ
び送信アンテナを1体化し、(2)任意の軸のどの位置
にも簡単にバンド(ステンレスバンド等)で固着出来る
ようにしたことにより、(3)軸径の異なる対象軸で
も、簡単に任意の位置に取付けることが出来、その取付
け位置における捩り、縦振動の計測が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図1
〜図4に示す。図1は、本発明の第1の実施の形態に係
る装置の正面の断面図。
【0013】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
装置の側面の断面図。図3は、加速度検出器の並列ブリ
ッジ回路。図4は、本発明の第1の実施の形態に係る装
置を回転軸に取付けた図である。
【0014】図1〜図2に示すように、第1の実施の形
態は、(a)第1のテレメータカプセル23aおよび固
定台20aと、(b)第2のテレメータカプセル23b
および固定台20bを有し、テレメータカプセルを固定
する各固定台20は、(a)回転軸12の円周面に固着
するための三角溝21と、(b)バンド用溝(22a、
22b)と、(c)テレメータカプセル23取付用ボル
ト穴を有し、固定台20の上部には、(a)捩り振動検
出器(加速度計)(29or36)を軸の回転軸方向の
向きに取付けるとともに、(b)縦振動検出器(加速度
計)(32or38)を軸方向の向きに取付け、更に、
固定台20上には、(a)テレメータ送信機(27or
34)と送信機駆動電池(28or35)を収納したテ
レメータカプセル23が、(b)前記振動検出器(加速
度計)(29、32)(36、38)をカバーするよう
に、ボルト(24a〜24b)で取り付けられている。
【0015】また、テレメータカプセル23の上部に
は、絶縁板の送信アンテナ保持板25aとカプセル蓋2
6をボルトおよびネジで取付けている。そして、第1お
よび第2の捩り振動検出器(加速度計)(29、36)
は、図3に示すように、(a)端子取り出しケーブル
(31a〜31d)と端子取り出しケーブル(37a〜
37d)と接続用コネクター(41a、41b)で並列
に結線され、(b)更に図1に示すように、第1のテレ
メータカプセル23a内部でテレメータ送信機27に接
続されている。
【0016】また、第1および第2の縦振動検出器(加
速度計)(32、38)も、(a)図3に示すように、
端子取り出しケーブル(33a〜33d)と、端子取り
出しケーブル(40a〜40d)と、接続用コネクター
(41a、41b)で並列に結線され、(b)第2のテ
レメータカプセル23bの内部でテレメータ送信機34
に接続されている。
【0017】これらのテレメータ送信機(27or3
4)からは、テレメータカプセル23を貫通させ取り出
された送信アンテナ線25bが、送信アンテナ保持板2
5aの長手方向(軸の回転方向)に取付けている。
【0018】また、テレメータ送信機(27or34)
には、テレメータカプセル23内部で送信機駆動電池
(28or35)が接続されている。捩り振動検出器
(加速度計)(29、36)の2個を並列に組み合わせ
たのは、軸芯の対称位置に取付けることにより、軸の回
転により発生する重力の変化分(±1G)をキャンセル
するためである。
【0019】また、縦振動検出器(加速度計)(32、
38)の2個を並列に組み合わせたのは、軸の曲げ振動
分をキャンセルするためである。図4に、本発明の第1
の実施の形態に係る装置を回転軸12に取付けた図を示
す。
【0020】2個のテレメータカプセル23は、軸芯を
対称にして、同一円周上にステンレスバンド(42a、
42b)とバンド締付け金具(43a、43b)で強固
に固定され、それぞれのテレメータカプセル23内部の
検出器(29、36)(32、38)から取り出された
端子取り出しケーブル(31、37)(33、40)は
接続用コネクター(41a、41b)で接続されてい
る。
【0021】また、軸12の円周上には、軸12に接触
しない大きさの直径をもつ受信アンテナ(通常銅パイプ
製)44がテレメータカプセル23の送信アンテナ25
近くに静止側から保持されており、受信アンテナ44の
両端部は結合金具45で結合され、受信信号伝送ケーブ
ル46が接続されている。
【0022】この受信信号伝送ケーブル46には、テレ
メータ受信機(47、48)が並列に接続されており、
テレメータ受信機47は捩り振動信号を送信するテレメ
ータ送信機27の送信周波数に同調させている。
【0023】また、テレメータ受信機48は縦振動信号
を送信するテレメータ送信機34の送信周波数に同調さ
せている。テレメータ送信機27から捩り振動検出器
(加速度計)(29、36)に電圧(図3のin)が供
給されている状態で、軸12が回転し、捩り振動を発生
すると、その振動加速度に比例した信号(図3のou
t)が得られ、この信号をテレメータ送信機27でFM
変調し、送信アンテナ線25aを介して送信される。
【0024】また、テレメータ送信機34および縦振動
検出器(加速度計)(32、38)でも、捩り振動の場
合と同様に、軸12の縦振動加速度に比例した信号を得
て、テレメータ送信機34でFM変調し、送信アンテナ
25を介して送信する。
【0025】一方、受信アンテナ44で受信された上記
信号は、受信信号伝送ケーブル46で伝送され、それぞ
れのテレメータ受信機(47、48)で、それぞれのF
M変調周波数信号を分離し、復調して出力する。
【0026】上記のようにして、回転軸12から、それ
ぞれの振動加速度に比例した信号を静止側に取り出すこ
とが出来る。なお、縦振動加速度αA 、および、捩り振
動加速度αT は、つぎの式から求めることが出来る。
【0027】 縦振動加速度αA =aω2 (1) ただし αA は縦振動加速度 f は縦振動周波数 a は縦振動変位 ω は角周波数(ω=2πf) 捩り振動加速度αT =(r+△r)θω2 (π/180) (2) ただし αT は捩り振動加速度 f は捩り振動周波数 θ は捩り振動角変位 r は回転軸の半径 △rは回転軸の表面から加速度計までの高さ ω は角周波数(ω=2πf) (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図5
に示す。
【0028】第2の実施の形態においては、図5に示す
ように、1個のテレメータカプセル23には捩り振動検
出器29または縦振動検出器32のいずれか1つの振動
計と、テレメータ送信機27および送信機駆動電池28
を収納し、送信アンテナ(25a、25b)を有してい
る。
【0029】このテレメータカプセルと固定台20のみ
に、上記の捩り振動検出器(29または32)と合わせ
た方向に取付けた振動検出器(36または38)を対象
軸12の軸芯に対称に同一円周上にステンレスバンド
(42a、42b)で固着して、捩り振動のみ、あるい
は、縦振動のみを計測することが出来る。
【0030】作用等は第1の実施の形態と同様である。
第2の実施の形態は、必要とする方向の振動のみを計測
する場合に有効である。 (第3の実施の形態)本発明は回転物だけでなく、直線
的、または、いろいろな方向に移動する物体の振動に
も、テレメータカプセル1個を強固に固着することによ
り、その対象物の振動を計測することが出来る(図示省
略)。
【0031】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)軸径の異なる対象軸にも簡単に取付けることが出
来るとともに、軸の任意の位置に簡単に取付けることが
出来、その取付け点の位置の捩り振動、および縦振動の
計測が可能になる。 (2)上記効果により、計測費用の低減も可能になる。 (3)計測対象とする製品の信頼性の確認、および、事
故対策への早急な対応も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る装置の正面の
断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る装置の側面の
断面図。
【図3】加速度検出器の並列ブリッジ回路。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る装置を回転軸
に取付けた図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る装置を回転軸
に取付けた図。
【図6】従来の回転軸の捩り、縦振動計測装置を示す
図。
【符号の説明】
1…捩り振動加速度検出器(a、b) 2…捩り振動加速度検出器用スリップリング端子(a〜
d) 3…捩り振動加速度検出器用スリップリング(a〜d) 4…捩り振動加速度検出器用ブラシ(a〜d) 5…捩り振動加速度検出器用増幅器 6…縦振動加速度検出器 7…縦振動加速度検出器用スリップリング端子(a〜
d) 8…縦振動加速度検出器用スリップリング(a〜d) 9…縦振動加速度検出器用ブラシ(a〜d) 10…縦振動加速度検出器用増幅器 11…絶縁紙 12…回転軸 20…固定台 20a…第1の固定台 20a…第2の固定台 21…三角溝 22…バンド用溝 23…テレメータカプセル 23a…第1のテレメータカプセル 23b…第2のテレメータカプセル 24…ボルト 25…送信アンテナ 25a…アンテナ保持板 25b…アンテナ線 26…カプセル蓋 27…テレメータ送信機(NO.1) 28…送信機駆動電池(NO.1) 29…捩り振動検出器(NO.1) 30…送信機(NO.1)と捩り振動検出器(NO.
1)の結線ケーブル 31…捩り振動検出器(NO.1)の端子取り出しケー
ブル 32…縦振動検出器(NO.1) 33…縦振動検出器(NO.1)の端子取り出しケーブ
ル 34…テレメータ送信機(NO.2) 35…送信機駆動電池(NO.2) 36…捩り振動検出器(NO.2) 37…捩り振動検出器(NO.2)の端子取り出しケー
ブル 38…縦振動検出器(NO.2) 39…送信機(NO.2)と縦振動検出器(NO.1)
の結線ケーブル 40…縦振動検出器(NO.2)の端子取り出しケーブ
ル 41…ケーブル接続用コネクター 42…ステンレスバンド 43…ステンレスバンド締付け金具 44…受信アンテナ 45…受信アンテナ結合金具 46…受信信号伝送ケーブル 47…テレメータ受信機(捩り振動用) 48…テレメータ受信機(縦振動用)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の捩り振動および縦振動の計測装置
    において、(A)第1のテレメータカプセル(23a)
    および固定台(20a)と、第2のテレメータカプセル
    (23b)および固定台(20b)とを有し、(B)前
    記2個のテレメータカプセル23は、回転軸の同一円周
    上の軸芯に対する対称位置に強固に固定され、(C)前
    記テレメータカプセルを固定する各固定台(20)は、
    回転軸(12)の円周面に固着するための三角溝(2
    1)と、バンド用溝(22a、22b)と、テレメータ
    カプセル(23)取付用ボルト穴を有し、(D)前記第
    1の固定台(20a)の上部には、第1の捩り振動検出
    器(加速度計)(29)を軸の回転軸方向の向きに取付
    けるとともに、第1の縦振動検出器(加速度計)(3
    2)を軸方向の向きに取付け、(E)前記第1の固定台
    (20a)上には、第1のテレメータ送信機(27)と
    第1の送信機駆動電池(28)を収納した第1のテレメ
    ータカプセル(23a)を、前記第1の振動検出器(加
    速度計)(29、32)をカバーするように取り付け、
    (F)前記第2の固定台(20b)の上部には、第2の
    捩り振動検出器(加速度計)(36)を軸の回転軸方向
    の向きに取付けるとともに、第2の縦振動検出器(加速
    度計)(38)を軸方向の向きに取付け、(G)前記第
    2の固定台(20b)上には、第2のテレメータ送信機
    (34)と第2の送信機駆動電池(35)を収納した第
    2のテレメータカプセル(23b)を、前記第2の振動
    検出器(加速度計)(36、38)をカバーするように
    取り付け、(H)前記各テレメータカプセル(23)の
    上部には、アンテナ(25)とカプセル蓋(26)を取
    付け、(I)前記固定台(20)に取付けた2個の捩り
    振動検出器(加速度計)(29、36)は、並列に結線
    されて、第1のテレメータカプセル(23a)内部でテ
    レメータ送信機(27)に接続され、(J)前記固定台
    (20)に取付けた2個の縦振動検出器(加速度計)
    (32、38)は、並列に結線されて、第2のテレメー
    タカプセル(23b)の内部でテレメータ送信機(3
    4)に接続され、(K)前記固定台(20)をバンドで
    (42)で回転軸(12)に固着したことを特徴とする
    回転軸の捩り振動および縦振動の計測装置。
  2. 【請求項2】回転軸の捩り振動計測装置において、
    (A)2個の固定台(20a、20b)と、1個のテレ
    メータカプセル(23)を有し、(B)前記2個の固定
    台(20a、20b)は、回転軸の同一円周上の軸芯に
    対する対称位置に強固に固定され、(C)第1固定台
    (20a)は、回転軸(12)の円周面に固着するため
    の三角溝(21)と、バンド用溝(22a、22b)
    と、テレメータカプセル(23)取付用ボルト穴を有
    し、(D)前記第1固定台(20a)の上部には、第1
    捩り振動検出器(加速度計)(29)を軸の回転軸方向
    の向きに取付け、(E)前記第1固定台(20a)上に
    は、テレメータ送信機(27)と送信機駆動電池(2
    8)を収納したテレメータカプセル(23)を、前記第
    1捩り振動検出器(加速度計)(29)をカバーするよ
    うに取り付け、(F)第2固定台(20b)は、回転軸
    (12)の円周面に固着するための三角溝(21)と、
    バンド用溝(22a、22b)を有し、(G)前記第2
    固定台(20b)の上部には、第2捩り振動検出器(加
    速度計)(36)を軸の回転軸方向の向きに取付け、
    (H)前記テレメータカプセル(23)の上部には、ア
    ンテナ(25)とカプセル蓋(26)を取付け、(I)
    前記固定台(20)に取付けた2個の捩り振動検出器
    (加速度計)(29、36)は、並列に結線されて、テ
    レメータ送信機(27)に接続され、(J)前記固定台
    (20)をバンドで(42)で回転軸(12)に固着し
    たことを特徴とする回転軸の捩り振動計測装置。
  3. 【請求項3】タービンやデーゼル機関等の回転軸の縦振
    動の計測装置において、(A)2個の固定台(20a、
    20b)と、1個のテレメータカプセル(23)を有
    し、(B)前記2個の固定台(20a、20b)は、回
    転軸の同一円周上の軸芯に対する対称位置に強固に固定
    され、(C)第1固定台(20a)は、回転軸(12)
    の円周面に固着するための三角溝(21)と、バンド用
    溝(22a、22b)と、テレメータカプセル(23)
    取付用ボルト穴を有し、(D)前記第1固定台(20
    a)の上部には、第1縦振動検出器(加速度計)(3
    2)を軸の回転軸方向の向きに取付け、(E)前記第1
    固定台(20a)上には、テレメータ送信機(27)と
    送信機駆動電池(28)を収納したテレメータカプセル
    (23)を、前記第1縦振動検出器(加速度計)(3
    2)をカバーするように取り付け、(F)第2固定台
    (20b)は、回転軸(12)の円周面に固着するため
    の三角溝(21)と、バンド用溝(22a、22b)を
    有し、(G)前記第2固定台(20b)の上部には、第
    2縦振動検出器(加速度計)(38)を軸の回転軸方向
    の向きに取付け、(H)前記テレメータカプセル(2
    3)の上部には、アンテナ(25)とカプセル蓋(2
    6)を取付け、(I)前記固定台(20)に取付けた2
    個の縦振動検出器(加速度計)(32、38)は、並列
    に結線されて、テレメータ送信機(27)に接続され、
    (J)前記固定台(20)をバンドで(42)で回転軸
    (12)に固着したことを特徴とする回転軸の縦振動の
    計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014050349A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 日本電気株式会社 振動センサユニット
CN111963354A (zh) * 2020-07-21 2020-11-20 张宏杰 一种水轮发电机组空转试运行自动试验装置
US11619648B2 (en) 2020-04-24 2023-04-04 Seiko Epson Corporation Inertial measurement device

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