JPH1048034A - 金属識別装置及び金属体収納ケース - Google Patents

金属識別装置及び金属体収納ケース

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JPH1048034A
JPH1048034A JP8216709A JP21670996A JPH1048034A JP H1048034 A JPH1048034 A JP H1048034A JP 8216709 A JP8216709 A JP 8216709A JP 21670996 A JP21670996 A JP 21670996A JP H1048034 A JPH1048034 A JP H1048034A
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JP
Japan
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metal
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metal plate
weight
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JP8216709A
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Shinichi Chisaki
信一 地崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封印された収納ケース内の貴金属プレートの
真贋を、収納ケースを開封することなく判定する。 【解決手段】 収納ケース43の底板部分に設けた孔か
ら重量計測用支持部材75を挿入して貴金属プレート8
1を支持したときの量りの目盛り68の値をセンサー6
7で読み取って重量を計測する。また、磁極65と磁極
64の反発作用により強制的に支持部材75を上昇させ
て貴金属プレートの上面をピン53に当接させたときの
目盛り68の読み取り値から貴金属プレートの厚さデー
タを得ると共に、画像センサー(図示せず)による貴金
属プレートの撮像出力から貴金属プレートの面積データ
を得、これら両データから得た貴金属プレートの体積値
と前記重量から比重を算出して貴金属プレートの真贋を
判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封印されたケース
内に収納された金属の種類を、収納ケースの封印を解く
ことなく識別できるようにした金属識別装置に関し、更
には、そのような識別に適した構造の収納ケースを提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技場、例えば、パチンコ店等に
おいては様々な景品が出されるが、その中でも特に、外
部の専門の業者によって買い取ってもらうことのできる
景品を発行する場合がある。そのような1例として例え
ば、特定のパチンコ店では、透明ケースに封入された貴
金属プレートを発行している。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上に述べたような換金性の高
い景品については、透明ケース内の貴金属プレートを卑
金属等に置き換えた粗悪な贋物が出回る可能性があるた
め、専門業者が景品を買い取る際にはその真贋を厳重に
チェックする必要がある。然るに、専門業者によって買
い取られた景品は、通常は、更にパチンコ店によって買
い取られ、パチンコ店において景品として再使用される
ので、専門業者において景品の真贋を判定するに際して
は、透明ケースを開封することなく判定することが求め
られる。本発明は、このような点に鑑み、透明ケースの
封印を解くことなく中に収納されている金属プレートの
真贋を判定することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、封印された収納ケース内の金属体の重量を測定する
重量計測手段と、該金属体の厚さ及び面積に基づいて該
金属体の体積を導出する手段と、両手段の出力に基づい
て金属体の比重を算出する比重算出手段とを備え、該比
重算出手段の出力に基づいて金属体の種類を識別する金
属識別装置であって、該重量計測手段は、収納ケース内
の金属体を収納ケースの底板に形成された孔を通して下
方から支持部材により支持することによって、金属体の
重量を計測する。この場合、更に、金属体の電気特性を
非接触で計測する非接触計測手段を設け、該非接触計測
手段の出力及び比重算出手段の出力に基づいて金属体の
種類を識別するのが望ましい。また、該重量計測手段に
おける支持部材は、金属体の厚さ計測用素子として併用
することができる。
【0005】請求項4にかかる発明は、底板、側壁及び
蓋板からなる金属体収納ケースであって、該底板は、金
属体を支持するための支持部材が挿入可能な孔を備え、
かつ、蓋板は、金属体を該支持部材により支持したとき
に上下方向で挟持するためのピンが挿入される孔を備え
ている。ここで、更に、金属体が収納される収納部を形
成する隔壁を備え、かつ、該隔壁は、金属体収納ケース
の厚さ方向の中央付近の空間領域がより広くなるような
テーパ面を備えているように構成するのが有用である。
また、封印手段としてリップマンホログラムを有し、か
つ、該リップマンホログラムが、不均一に塗布された接
着剤を用いて金属体収納ケースを封印するように構成す
るのが効果的である。
【0006】
【発明の実施の形態】先ず、本発明による収納ケースの
1実施例を、図4を参照して説明する。この図におい
て、〔1〕は収納ケースの平面図、〔2〕は該平面図に
おけるラインA−A’に沿った断面図、〔3〕は該平面
図におけるラインB−B’に沿った断面図をそれぞれ示
す。これらの図に示されるように、この実施例の収納ケ
ースは、それぞれが透明な材質からなる底板29と蓋板
14とで構成され、底板29と蓋板14は、底板29の
側壁部9と蓋板14の凸部8とが嵌合接着されると共
に、底板29及び蓋板14のそれぞれの中央付近の凸部
11及び10が接着されて収納ケースを形成している。
【0007】そして、底板29及び蓋板14のそれぞれ
の中央付近の凸部10及び11は、図に示されるように
貴金属プレート81が収納される収納部の隔壁としての
役割を持つ。また、この収納部の蓋板部には図のような
孔1〜5が形成されており、更に、収納部の底板部にも
孔1〜5と対称な位置に同じ大きさの孔21〜25が形
成されている。一方、凸部10及び11の収納部側の面
6及び7は、図に示されるように、収納ケースの厚み方
向の中央部分において空間が広がるようにテーパが形成
されており、後述するように、孔1〜5、孔21〜2
5、テーパ面6及び7を設けたことにより貴金属プレー
ト1の真贋を判定可能としている。
【0008】また、収納ケースの側面には図のようにホ
ログラムシール15及び磁気シール16が貼付されてい
る。ここで、ホログラムシール15としてはリップマン
ホログラムを用いるのが好適であり、図5にその具体例
を示す。この図において、30はホログラムシールの基
体部であり、その表側にホログラム像32が形成され、
裏側に接着剤31が塗布される。特に、この図に示され
るように接着剤31を裏側に不均一に塗布しておくこと
により、第3者が収納ケースに貼付されているホログラ
ムシールを引き剥がした場合には、接着剤が塗布されて
いる部分と塗布されていない部分とでシールにかかる力
が大きく異なってくるため、ホログラム部分の厚みが大
きく変化して色の変化が顕著に現れ、引き剥がしたのち
再度貼付しても容易にこれを知ることができる。なお、
磁気シール16には景品の発行元を示すデータ(店番
等)等が記録される。
【0009】次に、本発明による金属識別装置の実施例
について、図6〜11及び図1を参照して説明する。本
発明による金属識別装置は、金属プレートの比重と電気
特性とを検出して金属プレートの真贋を判定することを
基本原理としている。そして、図6は、金属識別装置の
実施例の全体構成を示すブロック図であり、この図にお
いて、金属プレートの面積を計測する形状計測センサー
92からの面積データ及び金属プレートの厚さを計測す
る厚さ計測センサー94からの厚さデータとに基づいて
制御演算判定装置97が金属プレートの体積値を算出
し、更に、この体積値と、金属プレートの重量を計測す
る重量計測センサー93からの重量値とに基づいて金属
プレートの比重を算出する。
【0010】この算出された比重の値と、電気特性計測
センサー98から得られた金属プレートの電気特性に応
じたデータとが、正規の金属プレートの場合に得られる
値とほぼ一致しているかどうかを判断すると共に、ホロ
グラム読取センサー91から出力されるホログラムシー
ルの色に関するデータ及び磁気読取センサー95から出
力される磁気シールに記録されたデータにもそれぞれ異
常がないかを判断した上で、総合的に金属プレートの真
贋を判定し、判定結果が表示部96で表示される。
【0011】次に、金属識別装置の具体的構造について
説明する。図7は、金属識別装置における金属識別動作
の全体を示す斜視図であり、収納ケース43は、ベルト
コンベア51及び52によって矢印の方向へ搬送される
過程で金属識別のための種々の計測を受ける。
【0012】この図における98は、電気特性計測セン
サーであり、そのコ字状の筐体の上下の先端部には、そ
れぞれ対向するようにコイルが内蔵されており、収納ケ
ース43は、内部の金属プレートがこれらのコイルによ
って上下から挟まれる位置で一旦搬送を停止して金属プ
レートの電気特性が計測されるように構成されている。
この計測動作を図8及び図9により説明する。図8は、
計測状態における金属プレート81とコ字状筐体の先端
部に内蔵されている上下のコイル82、83との位置関
係、及び両コイルの接続回路を説明する図である。
【0013】この図に示されるように、両コイルは、電
源84に対して直列に接続されており、かつ、金属プレ
ート81を挟んで対向しているので、両コイルに電流を
流したとき金属プレートは1回巻きの短絡2次コイルと
して作用する。そして、この電気特性計測センサーにお
いては、電源84からステップ状の直流電圧が印加され
たときに流れる電流を電流計85によって計測する。
【0014】この場合、両コイルに流れるステップ応答
の電流は、金属プレート81の電気特性に応じた立ち上
がりカーブを有する(図9参照)。そして、前述の制御
演算判定装置内には、金、銅、鉄、鉛等により製作した
各種の金属プレートについて、電気特性計測センサー9
8により計測を行ったときのそれぞれの立ち上がり特性
データが予め蓄積されているので、この蓄積データと、
真贋の検査対象である金属プレートの実際の計測データ
とを対比することにより、該金属プレートの種類を推定
できる。
【0015】なお、金属プレートの電気特性を利用した
金属の判別方法としては、この他に、例えば、図10に
示すように、コイルに並列にコンデンサ86を接続して
共振回路を構成しておき、交流電源側から見たこの回路
の共振周波数が、金属プレートを構成する金属の種類に
応じて異なるのを利用して金属を判別するように構成し
てもよい。
【0016】図7において以上の電気特性の計測を終了
すると、収納ケース43は、シール検出装置101及び
102によりホログラムシールの色変化の有無及び磁気
シールのデータを検出されると共に、形状計測センサー
92により金属プレートの面積を検出される。なお、シ
ール検出装置101及び102は、それぞれ1対のホロ
グラム読み取りセンサー及び磁気読み取りセンサーを内
蔵しているので、両検出装置は、ホログラムシール及び
磁気シールのいずれの情報も検出することができる。ま
た、形状計測センサー92は、CCD等から構成され、
このセンサーによって透明な収納ケース内の金属プレー
トの面積が検出される。これらの検出装置101、10
2、及び計測センサー92から得られたデータも制御演
算判定装置(図示せず)へ送られる。
【0017】これらの検出動作の後、収納ケースは、ベ
ルトコンベア51及び52により更に搬送されて、金属
プレートの厚さ及び重量を計測するための装置である外
筐体46の内部の所定位置で停止する。停止したのち収
納ケース43は、外筐体46に付設された押上機構(5
4〜56)により底板を押上げられ、蓋板が外筐体46
に付設されたストッパー47〜50の底面に当接するま
で押上げられる。このストッパーまで押し上げられた状
態を、ベルトコンベア搬送方向に沿った断面図で示すと
図11のようになる。この図に示されるように収納ケー
ス43は、外筐体46の前後に付設された一対の押上機
構54〜56及び57〜59によってベルトコンベア5
1、52から水平に押し上げられ、ストッパー47〜5
0に当接した位置に固定される。この位置では、外筐体
46に植設されたピン53が収納ケースの蓋板の中央に
設けられた孔5を通って収納ケースの収納部に突き出た
配置になる。
【0018】一方、外筐体46内部に設置された厚さ及
び重量計測装置本体100(なお、この計測装置本体1
00は、図7では省略されている)から突出した可動ア
ーム72の先端部には4本の支持部75が形成されてお
り、この4本の支持部75は、収納ケースの底板に設け
られている孔21〜24を通して収納部内の金属プレー
ト81を下方から支持できるように配置されている。
【0019】次に、計測装置本体100による計測動作
の詳細を、ベルトコンベアの搬送方向に対して垂直な断
面図を示した図1を参照して説明する。図10における
計測装置本体100内には、この図1に示されているよ
うに、一端に磁極64(N極)及び目盛り68を備え、
かつ、支点71を中心に回転可能な主アーム69、並び
に目盛りセンサー67が設けられている。そして、この
主アーム69の中央付近には回転動作のバランス調整用
のバランサー70が設けられると共に、その一部は主ア
ーム69の振れを制動するためのダッシュポット73に
リンクされている。また、外筐体46の上板には一対の
ソレノイド62及び66が懸垂して取り付けられ、それ
ぞれ磁極65(N極)及び63(S極)が形成されてい
る。
【0020】この図における金属プレートの厚さ及び重
量の計測動作は、次のように行われる。外筐体46内に
収納ケースが搬送されていない非計測状態では磁極63
がソレノイド66から磁極65の方へ突出されており、
このため磁極64が磁極63の方へ引きつけられて主ア
ーム69は上方へ大きく回転すると共にアーム72は下
方へ回転し、支持部75はベルトコンベア51及び52
よりも十分下方へ変位せしめられている。
【0021】この状態において、収納ケース43が外筐
体46内へ搬送されて所定位置で停止した後、前述の押
上機構によりストッパーに当接するまで押上げられる
と、磁極63の突出が引き戻されると共に磁極65がソ
レノイド66の方へ突出せしめられて、主アーム69
は、磁極65及び64の反発作用により下方へ大きく回
転し、これにより、4本の支持部75は、収納ケース4
3の底板に設けられた4個の孔21〜24を通して収納
部内の金属プレート81を下方から押上げ、金属プレー
トの上面を外筐体46に植設されたピン53の下面に当
接せしめる。この状態において目盛68を目盛センサー
67によって読み取ることにより、金属プレート81の
厚さに関するデータを得る。
【0022】次に、磁極65の突出を引き戻して磁極6
5及び63の磁極64に対する影響が互いに相殺する基
準位置に両磁極を変位せしめることにより、主アーム6
9は、磁力の影響を受けることなく金属プレート81、
支持部75、アーム72等との重さに応じて釣り合った
位置で停止する。この場合、収納部の隔壁が図のように
テーパ面を形成しているので、金属プレートは隔壁と接
触することなく停止位置でバランスがとられる。そし
て、金属プレートが正規の金属から構成されている場合
には、この図1に示されるように、主アーム69が水平
となるようにバランサー70が予め調整されているの
で、この水平位置からの変位量を目盛68を利用して目
盛センサー67によって読み取ることにより、金属プレ
ートの重量に関するデータを得る。
【0023】以上のようにして得た金属プレートの面積
データ、厚さデータ、及び重量データから金属プレート
の比重を算出することにより、金属プレートが正規の貴
金属(例えば、金或るいは白金)からできているか否か
が容易に推定でき、更に、前述の電気特性データ、ホロ
グラムシールの色に関するデータ及び磁気シールの記録
データをも参照することにより、より的確な判定ができ
る。
【0024】以上に説明したベルトコンベアによる搬送
及び停止、押上機構の上下動作、磁極の突出及び引き戻
し動作等は、全て中央に設けられた制御演算判定装置に
よって制御が行われ、また、各センサーの出力も全て制
御演算判定装置に入力され、最終的な真贋の判定が行わ
れる。また、以上に述べた実施例の収納ケースは、底板
及び蓋板の両方のそれぞれ対称な位置に、4点支持及び
ピン挿入用の孔が形成されているので、収納ケースを裏
返した状態でベルトコンベアに載置して搬送しても金属
プレートの厚さ及び重量を計測することができる。
【0025】なお、図11及び図1の構成では、可動ア
ーム72の先端部に4本の支持部75を形成している
が、これを3本の支持部にして3点支持により金属プレ
ートを支持するようにしてもよい。この場合の収納ケー
スに設ける孔の位置は、例えば、図2に示すように、蓋
板14の収納部領域に孔1〜3及び1’〜3’を設け、
底板のこれらの孔に対応する位置にも同様に6個の孔を
設けるようにする。そして、3本の支持部によって金属
プレートを支持する場合は、孔1、2、3の位置で支持
する(このとき厚さ計測時のピンは孔3’に対応した位
置の孔を通すようにする)か、或るいは、孔1’、
2’、3’の位置で支持する(このとき厚さ計測時のピ
ンは孔3に対応した位置の孔を通すようにする)ことに
より、ベルトコンベア上に収納ケースが裏返して載置さ
れて搬送されても、また、左右反転して載置されて搬送
されても厚さ及び重量を計測することが可能である。
【0026】また、金或るいは白金等の材質からなる金
属プレートの具体的構造は、例えば、図3のようにす
る。この図において、〔1〕は金属プレートの平面図、
〔2〕は断面図を示し、金属プレートの表側には金属プ
レートの製造メーカー等を表す刻印89が打たれると共
に、裏側にはこの金属プレートが買い取られるときの金
額等に対応したホログラム90が浮き彫りで形成され
る。なお、これまでに説明した実施例では、金属プレー
トの形状を長方形としているが、勿論、このような形状
に限られることなく、これ以外の正方形、楕円形、円形
等の任意の形状を採用することができる。
【0027】
【発明の効果】封印された収納ケース内の貴金属プレー
トの真贋を、収納ケースを開封することなく正確に判定
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による金属識別装置の1実施例を説明す
る図である。
【図2】本発明に基づく収納ケースの他の構成例を示す
図である。
【図3】金属プレートの具体的構成の1例を示す図であ
る。
【図4】本発明に基づく収納ケースの実施例を示す図で
ある。
【図5】該収納ケースに貼付されるホログラムシールを
説明する図である。
【図6】金属識別装置の全体構成を説明するブロック図
である。
【図7】金属識別装置による識別動作を説明する斜視図
である。
【図8】電気特性計測センサーの1構成例を示す図であ
る。
【図9】電気特性計測センサーの検出動作を説明する図
である。
【図10】電気特性計測センサーの他の構成例を示す図
である。
【図11】金属識別装置の動作を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1〜5,1’〜3’,23〜25…孔、 6,7…
テーパ面、14…蓋板、 15…ホログラムシール、
16…磁気シール、29…底板、 30…基
体部、 31…接着剤、 32…ホログラム 43…収納ケース、 47〜50…ストッパー、
53…ピン、54〜59…押上機構、 63
〜65…磁極、 67…目盛センサー 68…目盛、 69…主アーム、 70…バ
ランサー、71…支点、 72…可動アーム、
73…ダッシュポット、75…支持部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/20 G01N 33/20 G // A63F 7/02 354 A63F 7/02 354

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封印された収納ケース内の金属体の重量
    を測定する重量計測手段と、該金属体の厚さ及び面積に
    基づいて該金属体の体積を導出する手段と、両手段の出
    力に基づいて金属体の比重を算出する比重算出手段とを
    備えると共に、該比重算出手段の出力に基づいて金属体
    の種類を識別する金属識別装置において、 前記重量計測手段は、収納ケースの底板に形成された孔
    を通して収納ケース内の金属体を下方から支持部材によ
    って支持することにより、該金属体の重量を計測するも
    のであることを特徴とする金属識別装置。
  2. 【請求項2】 更に、金属体の電気特性を非接触で計測
    する非接触計測手段を備え、該非接触計測手段の出力及
    び比重算出手段の出力に基づいて金属体の種類を識別す
    ることを特徴とする請求項1記載の金属識別装置。
  3. 【請求項3】 重量計測手段における前記支持部材は、
    金属体の厚さ計測用素子として併用されることを特徴と
    する請求項1記載の金属識別装置。
  4. 【請求項4】 底板、側壁及び蓋板からなる金属体収納
    ケースにおいて、 底板は、金属体を支持するための支持部材が挿入可能な
    孔を備え、かつ、蓋板は、金属体を該支持部材により支
    持したときに上下方向で挟持するためのピンが挿入され
    る孔を備えていることを特徴とする金属体収納ケース。
  5. 【請求項5】 更に、金属体が収納される収納部を形成
    する隔壁を備え、かつ、該隔壁は、金属体収納ケースの
    厚さ方向の中央付近の空間領域がより広くなるようなテ
    ーパ面を備えていることを特徴とする請求項4記載の金
    属体収納ケース。
  6. 【請求項6】 封印手段としてリップマンホログラムを
    有し、かつ、該リップマンホログラムは、不均一に塗布
    された接着剤を用いて金属体収納ケースを封印している
    ことを特徴とする請求項4記載の金属体収納ケース。
JP8216709A 1996-07-30 1996-07-30 金属識別装置及び金属体収納ケース Pending JPH1048034A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125211A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 景品識別装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125211A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 景品識別装置

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