JPH1047160A - 偏向羽根を具備するゲートを有するターボジェットエンジンの推力反転装置 - Google Patents

偏向羽根を具備するゲートを有するターボジェットエンジンの推力反転装置

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JPH1047160A
JPH1047160A JP9119184A JP11918497A JPH1047160A JP H1047160 A JPH1047160 A JP H1047160A JP 9119184 A JP9119184 A JP 9119184A JP 11918497 A JP11918497 A JP 11918497A JP H1047160 A JPH1047160 A JP H1047160A
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JP
Japan
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gate
double
thrust
flow
turbojet engine
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Application number
JP9119184A
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English (en)
Inventor
Patrick Gonidec
パトリツク・ゴニデツク
Guy Bernard Vauchel
ギ・ベルナール・ボオシエル
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Safran Transmission Systems SAS
Original Assignee
Hispano Suiza SA
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/54Nozzles having means for reversing jet thrust
    • F02K1/64Reversing fan flow
    • F02K1/70Reversing fan flow using thrust reverser flaps or doors mounted on the fan housing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直接噴射時または反転ジェット時の安全性の
向上および/または性能の改善ができる複流ターボジェ
ットエンジン推力反転装置を提供することにある。 【解決手段】 直接噴射運転時、ナセルの外部壁内に組
み込まれ、シリンダ(8)の作用により旋回した後、推
力反転時における流束の偏向障害となる旋回ゲート
(7)を含んでおり、各ゲート(7)が翼形態の空気力
学的形状を有する少なくとも一つの偏向羽根(22)を
支持しており、該偏向羽根は、直接噴射時における流束
がゲート(7)を閉鎖位置に保持すべく該羽根(22)
に作用するように環状管(21)を流れる流束と接触し
て配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複流ターボジェッ
トエンジンの推力反転装置に関する。ターボジェットエ
ンジンは、二次流束すなわち冷流束を通過させることを
目的とするダクトをブロワの後方に具備し、このダクト
は、ブロワの後方の本来の意味でのエンジンの構体を取
り囲む内部壁と、上流部分がブロワを取り囲むエンジン
カバーに連続する外部壁とから成る。上流および下流
は、直接推力時のガスの通常の通過方向に対して画定さ
れる。この外部壁はその下流部分で副流と一次流とを同
時に通過させることができ、例えば混合流または合流流
ナセルの場合、一次すなわち熱流排気部分の後方にある
が、分離ナセルと呼ばれるその他の場合には、外部壁は
副流のみを通過させる。
【0002】
【従来の技術】壁は、エンジンの外部、すなわちブロワ
および前記ダクトの外部壁の外面を取り囲むカバーの外
部を覆うこともできる。これは推進アセンブリの抵抗を
最小にすることを目的とする。これは推進アセンブリが
翼の下部または胴体の後部に取り付けられているときな
ど、機体の外部に付加された推進アセンブリであるこの
場合、特に該当する。
【0003】以後、ナセルの外部壁で構成されるアセン
ブリを外面カバーと呼ぶことにする。
【0004】添付図面の図1は、図2の部分斜視図に示
すような複流ターボジェットエンジンに応用されるこの
種の推力反転装置の既知の実施例を示す。
【0005】反転装置は、可動部2を形成し、直接噴射
動作時静止位置において外部カバーの一部を構成するゲ
ート7と、ゲートの下流側の上流部分1と、下流部分3
と、外側カバーの下流部分3を外側カバーの上流部分4
に接続するビーム18を介するゲート7間で、ゲートの
上流側で同外部カバーを実現する固定構造とから成る。
ゲート7は外部カバーの円周上に取り付けられ、これら
ゲートの両側に位置するビーム18上の側面壁の中間部
位内に旋回可能に取り付けられる。これら側面壁は上流
および下流壁とともに、ナセルの外部壁の一部を成すゲ
ート7の外部9を、ダクトの外部壁の一部を成すゲート
7の内部11に接続する壁を構成する。
【0006】固定構造の上流部分1は、例えばシリンダ
8で構成されるゲート7の移動の制御手段の支持体の役
割を果たす前部枠6を含む。
【0007】作動位置では、旋回軸の下流に位置するゲ
ートの部分がダクトのほぼ全体を塞ぐよう、また副流が
ダクトの軸に対し径方向に導かれるようにするためゲー
トの上流部分により外部カバー内に通路が設けられるよ
う、ゲート7が反転する。ゲート7の上流部分は、エン
ジンの作動状態に影響を与えず流束を通過させることが
できるような通路の寸法上の理由により、外部カバーの
外部から突出している。ゲートの旋回角度は、流束が通
過できるようにし、この流束の推力をなくしさらには上
流側に偏向する流束の成分を発生することにより反推力
が発生されるよう調整される。
【0008】ゲート7はまた、流束を上流側に偏向し反
推力成分が得られるようにするため、ゲート7が展開さ
れたときゲートの内面から見て前方に突出するスポイラ
13を、上流部分に具備する。
【0009】既知の実施例は、例えばFR 14825
38またはFR−A−2030034に記載されてい
る。
【0010】また、ゲートが展開されていないときダク
トの外部壁の連続性を確保しながら、ゲートが展開され
ているときスポイラの突起を上流側にもつことができる
US3605411に記載の装置などの装置も存在す
る。また、FR−A−2618853により、エンジン
の性能を最適化するためスポイラが直接噴射時に格納さ
れる装置も知られている。
【0011】図1に図示するように幾つかの応用例にお
いては、スポイラ13がゲート7の内面から突出する
が、直接噴射時でも、エンジンの性能に若干悪影響を与
える空洞16を同例においては具備したダクト内にはさ
ほど突出せず、反転装置は極めて単純になる。
【0012】また、スポイラと偏向端との組み合せによ
っても、FR−A−2680547に示すような流束の
排出方向を最適化することもできる。
【0013】最後に、シリンダによるある位置から他の
位置へのゲートの駆動は自明であるが、FR 1482
538に同じく説明されているような、外部カバーの上
流側固定構造の上流側の部分内、および上流部分内に位
置する点におけるゲートの下流側部分内に固定される、
一ゲートあたり一つのシリンダがある非常に単純な方法
について記載することにする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記に説明した推力反
転装置の種類は、これらゲートの上流部分によって設け
られた通路内の流束の通路の流体力学的な寸法に関わる
制約による理由のため、ダクトの圧力によってこれらゲ
ートを開口しようとする作用がゲートに与えられるとい
う大きな欠点を有する。実際これら通路の総断面積は、
ゲートの上流側に位置する面内のダクトの断面積よりも
大きくなければならない。これは流束の偏向によって生
じる負荷損によるものであり、また、適当な反推力を得
るため、(ゲートの下流部分によって塞がれないダクト
の下流部分から成る)漏れ断面積が最小化される場合に
課されるものである。
【0015】前記に記載の大きな欠点は以下の二つの様
相を呈する。
【0016】・ ゲートが開こうとすることは安全性の
観点から見れば欠点である。ゲートに、閉じた状態(展
開されていない状態)を維持しようとする圧力が働け
ば、装置はより安全になるだろう。推力がまだ反転され
ていない位置にある場合はたとえ推力が部分的に削減さ
れる場合であっても、ゲートに、閉じた状態を維持しよ
うとする圧力が働くときは同様のことが言える(この最
後の点に関しては後述する)。
【0017】・ 幾つかの既知の例においては、ゲート
に働く圧力は、固定構造体の上流部分上およびゲート上
のシリンダ固定点間のシリンダ内を非常に大きな応力が
移動するような状態になり、反転装置の寸法決定におい
て考慮すべき状況になる。その結果、構造体、ゲート制
御およびゲートロック装置、ならびにゲート自身の質量
が非常に大きくなる。
【0018】本発明の目的は、直接噴射時または反転噴
射時の安全性の向上および/または性能の改善ができる
手段を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】諸目的は、本発明によ
り、各ゲートが翼形態の空気力学的形状を有する少なく
とも一つの偏向羽根(aube deflectrice)を支持してお
り、該偏向羽根は、直接噴射時における流束がゲートを
閉鎖位置に保持すべく該羽根に対して作用するように前
記環状管内を流れる流束と接触して配設されていること
を特徴とする前記タイプの旋回ゲート(portes pivotan
tes)を含む推力反転装置によって達成される。
【0020】本発明の別の特徴および長所は、添付の図
面を参照して行う本発明の実施形態についての説明を読
むことにより、よりよく理解されよう。
【0021】
【発明の実施の形態】図3および図4に例示する本発明
の第一の実施形態によれば、飛行機の適切な飛行段階時
に、結合ターボジェットエンジンの流束の反転を実行す
ることが可能な推力反転装置は、図1および図2を参照
して前記の既知の実施例において説明した既知の主要部
分を含む。特に、上流側固定構造1と、外側部分9と内
側部分11とスポイラ13とを含み駆動シリンダ8に結
合されたゲート7と、下流側部分3とがある。
【0022】注目すべきことは、本発明によれば各ゲー
ト7は、後述する機能に適合し、とくに翼の形態の空気
力学的形状を有する羽根22を、ゲートの空洞部のレベ
ルにおけるゲートの上流側部分において支持する。この
例においては、羽根22の前縁22aは上流側に設置さ
れ、流路を画定する内壁と外部壁との間の径方向の中間
位置において環状管21内に配設される。この場合、羽
根22は、環状管21内の層の内壁側に向けられた上面
22bを有する。羽根22は、ゲートの空洞部のレベル
におけるゲート7の上流側部分において側面壁23によ
って吊架される。側面壁23はさらにゲートの側面スポ
イラの一部または全体を形成することもできる。図14
は、推力反転装置が四つのゲートを含む場合の配置を示
す。
【0023】側面壁23は抵抗を最小化するように調節
した空気力学的形状も形成する。羽根22の定義、特に
その長さ、形状、厚さ、ゲート7上および環状管21内
での位置決め、および羽根22の向きは、図3に示すよ
うな直接噴射位置における流束の作用が、非動作均衡位
置内または、種々の安全の不良により不意の展開が生じ
た場合には、飛行機の操縦性に支障をきたすおそれのな
い小開位置内において自動閉鎖方向にゲート7を維持し
ようとするようになっている。
【0024】図4に示すような反転噴射位置において
は、羽根22の向きおよび形状によって異なる下面22
cの形状とゲート7の空洞の底部15とにより、ゲート
の偏向板13側への流束の流れが促進され、ナセルの上
流側への反転流の流れの案内が改善され、その結果、求
める推力反転性能が得られる。さらに羽根22の支持壁
23は、ゲート7に結合された側面偏向板の機能も果た
す。
【0025】図3および図4に示す、ゲート7の移動制
御シリンダ8が前記ゲート7の軸内に位置しトンネル1
4内に収納される本発明の実施例においては、羽根22
は、前記トンネル14の両側に位置決めされる二つの部
分から成る。制御手段が外部カバーによって構成され反
転坑(puits d'inversion)を構成する通路の外側に配
設される場合には、羽根22を、ゲート7の一側面縁か
ら他方の縁までのところに配設される単一部分とするこ
ともできる。
【0026】図5および図6に示す本発明の第二の実施
形態によれば、羽根22は、ゲート7の旋回点20とゲ
ートの下流側端との間に含まれる領域内のゲート7の下
流側部分に取り付けられる。この場合、羽根22の上面
側22bはゲート7の内部11側に向けられ、羽根22
の前縁22aは上流側に位置する。羽根22はこの位置
において単一部分で製作され、図6に示す推力反転運転
時には、反転効果に大きな影響を与えることなく空気再
循環領域内にある。
【0027】図7および図8に示す本発明の第三の実施
形態によれば、羽根22は、環状管21の外部壁とゲー
ト7の内部11の内表面とに沿った流線の端部に設置さ
れる。この場合、図7に示す直接噴射位置においては、
羽根22は、自動閉鎖方向にゲート7を再度均衡させよ
うとする局部的減圧発生装置を形成する。この作用は、
流束が、閉鎖方向にゲート7を維持しようとする作用を
羽根22に及ぼすことができるようになる環状管21内
の流束の循環流れ内の羽根22の適切な溢出部により強
化される。
【0028】変形形態では、推力反転運転時におけるゲ
ートの内壁上の反転流の案内を改善するために、羽根2
2の前縁を下流側に設置することができる。
【0029】図23に示す変形形態によれば、羽根22
の上流縁は、直接噴射時、ゲート7内の空洞部の減圧効
果を向上させるように、反転装置の偏向縁の薄い溢出部
38で覆うことができる。
【0030】羽根22は、上に説明した本発明の三つの
実施例のように固定したままにするのではなく、個別の
適用例において求められる結果に応じて可動とすること
ができる。図7および図8を参照して説明した第三の実
施形態を基にした、図9および図10に示す本発明の第
四の実施形態によれば、機械操作装置30が羽根24に
加えられる。機械装置30は、羽根24の移動をゲート
7に移動に従わせることができる自明の手段から成る。
図9および図10に示す例においては、機械装置30は
ピニオンおよびラック式であり、図10に示すようにゲ
ート7が開いているとき、羽根24を定位置に確保して
おくことができる復帰ばね31で補完される。図9に一
点鎖線で示すように、特に不意の展開によりゲート7が
開き出すと、羽根24は、飛行機の操縦性に対する過度
の妨げが生じない均衡位置までゲート7の保持が行われ
るような位置の流れに入れられる。可動羽根24の移動
は、求める効果に応じて自明の方法により単数または複
数の送り台によって案内され、所与の移動則は、課せら
れる運動系に従い機械駆動装置30によって得られる。
図11には、羽根24の機械駆動装置30を構成するた
めに使用可能な連接棒による手段の別の例を示す。羽根
24の移動は、諸図に示すようにゲート7に対し直角な
方向に行うことができるが、求める目的に応じて、上流
側または下流側に向けて斜めな方向にも行うことができ
る。
【0031】図12および図13に示す第五の実施形態
によれば、可動羽根24は、支持体25aによってゲー
ト7に固設されたピボット25上に連接される。ピボッ
ト25は、羽根24の上流側縁と下流側縁との間の中間
位置を占める。連接棒装置32により、羽根24はゲー
ト7上の駆動シリンダ8のロッドの端部連接部に接続さ
れる。このようにして、ゲート7の移動時、羽根24
は、そのピボット25を中心として旋回し、反転流を上
流側方向に向けることができる図13に示すような位置
を占める。旋回羽根24は、特にゲート7の上流端に設
置されるときには、固定構造1の適当な偏向縁に結合さ
れて、ゲートスポイラを偏向する機能を果たす。
【0032】また、図3および図4を参照して前記に説
明した第一の実施形態を基にして、羽根を可動にするた
めに、図15および図16に示すように、羽根24の治
具を製作することも可能である。
【0033】この場合ピボット25は、羽根24の支持
体の側面壁26上の、上流縁と下流縁との間の中間点に
配設される。コイルばね27などの自動復帰装置により
羽根24を定位置に保持することができる。直接噴射位
置においては、反転装置の上流側固定構造1に固設され
た単数または複数の軸受28はその調節により、羽根2
4の最適位置を調節することができる。羽根24の対向
する二つの形状とゲートの底部との間に収流をもたらす
ことにより、図16に示すような、反転流の流れの最適
な案内が得られる。
【0034】図17および図18に示す実施の変形形態
によれば、ゲートの空洞内に位置する羽根22は、ゲー
ト7の内部11側に向けられた上面側22bを有し、羽
根22の前縁22aは上流側に位置する。このように、
図18に示すような流束の反転位置では、上流側へのジ
ェットの効果を高め、求める推力反転性能を確保するよ
うに、羽根22が偏向板13の方向の流束の一部を通
す。変形形態では、前縁22aを下流側に配設すること
もできる。
【0035】個々の適用例に応じて以下のパラメータを
変えることにより、反転流の流れの案内の最適化をはか
ることができる。特に、 ・ 駆動軸に対する固定羽根22または可動羽根24の
曲率を、図19に示すように正とすることも、図20の
ように負とすることも、図21のように零とすること
も、側面壁23がある状態またはない状態にすることも
できる。
【0036】・ 羽根は、図20に示すようにゲート7
の幅全体にわたり配設することも、図19に示すように
ゲート7の一部分上に配設することもできる。
【0037】・ 羽根は、図22に示すように流れを基
準として非対称とするか、エンジンの横軸方向において
非対称とすることができる。
【0038】・ 羽根の上流側および/または下流側断
面は、図24から図28に示す例のようにすることがで
きる。
【0039】また、前記に説明したいくつかの変形形態
は、本発明による推力反転装置の実施においては、単独
または組み合わせて使用することができることに留意さ
れたい。例えばゲート7は、ゲートの空洞と同じ高さの
羽根と、下流側領域内の羽根とを同時に具備することが
できる。
【0040】図29および図30に概略を示す別の実施
形態によれば、要素7は、ピボット20を中心として旋
回した後、図30に示す推力反転位置において下流側障
害を構成する。本発明によれば、空気力学的形状を有す
る羽根22が要素7の内面上に固定される。この適用例
では羽根22は、ターボジェットエンジンの一次流の延
長部内に設置されるときには、流束の反転時、熱的保護
の役割を果たすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】既知の種類であって前記に説明した、閉鎖位置
における旋回ゲート式推力反転装置の、結合ターボジェ
ットエンジンの回転軸を通る面による縦断面半概略図で
ある。
【図2】取付け位置に取り付け、ゲートを閉じた状態で
示した前記種類の推力反転装置の斜視概略図である。
【図3】本発明の第一の実施形態による直接噴射位置に
おける旋回ゲート式推力反転装置を示す、図1と同様の
図である。
【図4】反転噴射位置における図3に定義する原理を示
す図である。
【図5】本発明の第二の実施形態による直接噴射位置に
おける旋回ゲート式推力反転装置を示す、図1と同様の
図である。
【図6】反転噴射位置における図5に定義する原理を示
す図である。
【図7】本発明の第三の実施形態による直接噴射位置に
おける旋回ゲート式推力反転装置を示す、図1と同様の
図である。
【図8】反転噴射位置における図7に定義する原理を示
す図である。
【図9】本発明の第四の実施形態による直接噴射位置に
おける旋回ゲート式推力反転装置を示す、図1と同様の
図である。
【図10】反転噴射位置における図9に定義する原理を
示す図である。
【図11】本発明の第四の実施形態の変形形態による直
接噴射位置における旋回ゲート式推力反転装置を示す、
図1と同様の図である。
【図12】本発明の第四の実施形態による直接噴射位置
における旋回ゲート式推力反転装置を示す、図1と同様
の図である。
【図13】反転噴射位置における図12に定義する原理
を示す図である。
【図14】エンジンの軸内の図3に示す推力反転装置の
図である。
【図15】図3に示す本発明の第一の実施形態の変形形
態を示す図である。
【図16】図4に示す本発明の第一の実施形態の変形形
態を示す図である。
【図17】図7に示す本発明の第三の実施形態の変形形
態を示す図である。
【図18】図8に示す本発明の第三の実施形態の変形形
態を示す図である。
【図19】エンジンの軸内において見た羽根の他の曲率
の可能性を示す図である。
【図20】エンジンの軸内において見た羽根の他の曲率
の可能性を示す図である。
【図21】エンジンの軸内において見た羽根の他の曲率
の可能性を示す図である。
【図22】エンジンの軸内において見た羽根の他の曲率
の可能性を示す図である
【図23】図7および図8に示す本発明の第三の実施形
態の変形形態を示す図である。
【図24】羽根の上流側および下流側断面例を示す図で
ある。
【図25】羽根の上流側および下流側断面例を示す図で
ある。
【図26】羽根の上流側および下流側断面例を示す図で
ある。
【図27】羽根の上流側および下流側断面例を示す図で
ある。
【図28】羽根の上流側および下流側断面例を示す図で
ある。
【図29】下流側障害式推力反転装置に適用される本発
明の実施形態を示す図である。
【図30】下流側障害式推力反転装置に適用される本発
明の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
7 旋回ゲート 8 シリンダ 11 ゲート内部 20 旋回点 21 環状管 22、24 偏向羽根 23、26 側面壁 25 ピボット 27 コイルばね 30 機械装置 31 復帰ばね 38 溢出部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接噴射運転時、閉鎖位置において、タ
    ーボジェットエンジンのブロワ後方の流束管を形成する
    環状管(21)の外部壁に組み込むことができると共
    に、推力反転運転時、流束の偏向障害物を形成するよう
    に移動制御手段(8)の作用によってそれぞれ旋回自在
    な旋回ゲート(7)を備えている複流ターボジェットエ
    ンジンの推力反転装置であって、各ゲート(7)が翼形
    態の空気力学的形状を有する少なくとも一つの偏向羽根
    (22、24)を支持しており、該偏向羽根は、直接噴
    射時における流束がゲート(7)を閉鎖位置に保持すべ
    く該羽根(22、24)に対して作用するように前記環
    状管(21)を流れる流束と接触して配設されているこ
    とを特徴とする複流ターボジェットエンジンの推力反転
    装置。
  2. 【請求項2】 前記偏向羽根(22)がゲート(7)を
    基準として決定された一定位置を有する請求項1に記載
    の複流ターボジェットエンジンの推力反転装置。
  3. 【請求項3】 前記羽根(22)が、環状管(21)内
    での流れを画定する内壁と外部壁との間の径方向の中間
    位置に配設され、ゲート(7)の上流側部分において空
    気力学的形状を形成する側面壁(23)によってゲート
    の空洞部のレベルに吊架される請求項2に記載の複流タ
    ーボジェットエンジンの推力反転装置。
  4. 【請求項4】 前記羽根(22)が環状管(21)にお
    ける流路を画定する内壁と外部壁との間の径方向の中間
    位置に配設され、ゲート(7)の旋回点(20)と前記
    ゲートの下流側端との間に含まれる領域内でゲート
    (7)の下流側部分において空気力学的形状を形成する
    側面壁(23)によって吊架される請求項2に記載の複
    流ターボジェットエンジンの推力反転装置。
  5. 【請求項5】 前記羽根(22)が、環状管(21)の
    外部壁とゲート(7)の内部(11)の内表面とに沿っ
    た流線の端部に設置され、ゲート(7)の上流側部分に
    おいて空気力学的形状を形成する側面壁によってゲート
    の空洞部のレベルに吊架される請求項2に記載の複流タ
    ーボジェットエンジンの推力反転装置。
  6. 【請求項6】 前記羽根(22)の上流縁が、反転装置
    の上流側固定部分(1)に固設された偏向縁の薄い溢出
    部(38)で覆われる請求項5に記載の複流ターボジェ
    ットエンジンの推力反転装置。
  7. 【請求項7】 前記偏向羽根(24)が可動であると共
    にゲート(7)に対して可変であって調節可能な位置を
    有する請求項1に記載の複流ターボジェットエンジンの
    推力反転装置。
  8. 【請求項8】 前記偏向羽根(24)に結合された機械
    装置(30)によって環状管(21)内での羽根(2
    4)の移動が行われる請求項7に記載の複流ターボジェ
    ットエンジンの推力反転装置。
  9. 【請求項9】 前記機械装置(30)が、復帰ばね(3
    1)に結合されたピニオンおよびラックを含み、ゲート
    (7)に対して直角な方向における羽根(24)の移動
    を行い、羽根(24)がゲート(7)に固設された送り
    台によって案内される請求項8に記載の複流ターボジェ
    ットエンジンの推力反転装置。
  10. 【請求項10】 前記機械装置(30)が、ゲート
    (7)に対して直角な方向における羽根(24)の移動
    を行う復帰ばねに結合された連接棒のアセンブリを含
    み、羽根(24)がゲート(7)に固設された送り台に
    よって案内される請求項8に記載の複流ターボジェット
    エンジンの推力反転装置。
  11. 【請求項11】 前記可動羽根(24)が支持体(25
    a)によってゲート(7)に固設されたピボット(2
    5)上に連接され、ゲート(7)の移動時、反転流を上
    流側方向に向けるために羽根(24)がそのピボット
    (25)を中心として旋回するように連接装置(32)
    によってゲート(7)上の駆動シリンダ(8)のロッド
    の端部連接部に接続される請求項8に記載の複流ターボ
    ジェットエンジンの推力反転装置。
  12. 【請求項12】 前記羽根(24)をゲート(7)に接
    続する支持体(26)の側面壁が、上流縁と下流縁との
    間の中間点に位置し機械的自動復帰手段(27)に結合
    されたピボット(25)上に取り付けられている請求項
    8に記載の複流ターボジェットエンジンの推力反転装
    置。
  13. 【請求項13】 前記羽根(22、24)の上面側(2
    2b)がゲート(7)の内部(11)の方に向けられて
    いる請求項1から12のいずれか一項に記載の複流ター
    ボジェットエンジンの推力反転装置。
  14. 【請求項14】 前記羽根(22、24)の上面側(2
    2b)が環状管(21)の径方向において内側の壁の方
    に向けられている請求項1から12のいずれか一項に記
    載の複流ターボジェットエンジンの推力反転装置。
  15. 【請求項15】 前記羽根(22、24)の前縁(22
    a)が上流側に位置する請求項13または14に記載の
    複流ターボジェットエンジンの推力反転装置。
  16. 【請求項16】 前記羽根(22、24)の前縁(22
    a)が下流側に位置する請求項13または14に記載の
    複流ターボジェットエンジンの推力反転装置。
  17. 【請求項17】 前記ゲート(7)が流束管の下流側端
    に配設され、推力反転運転時、下流側障害を構成し、翼
    形態の空気力学的形状を有する少なくとも一つの偏向羽
    根(22)が前記下流側障害(7)の内面上に固定され
    る請求項1に記載のターボジェットエンジンの推力反転
    装置。
JP9119184A 1996-05-09 1997-05-09 偏向羽根を具備するゲートを有するターボジェットエンジンの推力反転装置 Pending JPH1047160A (ja)

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