JPH1046837A - 工事用機械装置 - Google Patents

工事用機械装置

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JPH1046837A
JPH1046837A JP21942196A JP21942196A JPH1046837A JP H1046837 A JPH1046837 A JP H1046837A JP 21942196 A JP21942196 A JP 21942196A JP 21942196 A JP21942196 A JP 21942196A JP H1046837 A JPH1046837 A JP H1046837A
Authority
JP
Japan
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engine
hose
exhaust
cooling
cooling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP21942196A
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English (en)
Inventor
Koji Fujio
浩司 藤尾
Masayoshi Kato
正吉 加藤
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CONCRETE KOORING KK
Original Assignee
CONCRETE KOORING KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの排気ガスをフレキシブルなホース
で外部に排気することができ、密閉空間内で移動しなが
ら行う工事に使用可能な工事用機械装置を提供する。 【解決手段】 エンジンを動力源として備えた移動式の
工事用機械装置であって、前記エンジンの排気口に接続
した排気管を冷却する空冷式または水冷式の冷却装置を
設け、該冷却装置を出た排気管に外部に通ずるフレキシ
ブルなホースを接続した工事用機械装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート建造
物等の内部空間で切断、破砕等の工事を行う工事用機械
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート建造物の床や柱等を切断す
る場合は、円盤状の回転刃体を有する切断装置(例えば
道路工事用のロードカッター等)を用いて工事を行って
いる。この種の切断装置は、一般にエンジンカッターと
呼ばれ、エンジンで刃体(切断砥石等)を回転させなが
ら被切断物に刃体を押し付けて切断するが、動力源が内
燃機関であるから、騒音と多量の排気ガスが発生する。
最近、市街地にあるコンクリート建造物等の工事が多く
なっているが、上記のようなエンジンを動力源とする機
械を用いて市街地で工事を行うと、騒音による公害問題
が発生する恐れがあるので、騒音が漏れないよう工事場
所を密閉して工事を行う等の対策が求められている。
【0003】ところで、エンジンを動力源とする機械
は、運転中に排気ガスが発生するので、密閉した空間内
で使用するには排気ガスの処理が必要となる。このた
め、例えば地下発電機のような定置式の装置では、エン
ジンの排気口に外部に通ずる排気用パイプを接続し、こ
れを通して建造物の外部へ排気ガスを排出することが行
われている。この場合、エンジンの排気ガスは摂氏40
0度以上の高温であり、通常のプラスチックパイプを排
気管として使用することができないので、耐熱性に優れ
た金属管(鋼管)が排気用パイプとして使用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
ンジンカッターのように、移動しながら作業を行う機械
装置では、機体に接続される排出用のパイプがフレキシ
ブルでなければならないので、定置式の装置のような金
属パイプを使用することができなかった。このため耐熱
性に優れた特性のフレキシブルなホースが使用された
が、このようなホースは極めて高価であり、しかも耐熱
性が十分ではなく、短時間で使用できなくなるという問
題点があった。そこで、本発明は、エンジンの排気ガス
をうまく外部に排出する機能を備えた工事用機械装置を
提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような構成とした。すなわち、本発
明にかかる工事用機械装置は、エンジンを動力源として
備えた移動式の工事用機械装置であって、前記エンジン
の排気口に接続した排気管を冷却する空冷式または水冷
式の冷却装置を設け、該冷却装置を出た排気管に外部に
通ずるフレキシブルなホースを接続したことを特徴とし
ている。
【0006】エンジンからの排気ガスの流通を促進する
ため、排気ガスを出口側へ強制的に送風する送風装置を
付設しておくのが好ましい。
【0007】エンジンの排気ガスは、冷却装置で冷却さ
れたのち、フレキシブルなホースを通って外部に排気さ
れる。エンジンからの高温の排気ガスが、一旦冷却装置
で冷却されるので、耐熱性の乏しい通常のフレキシブル
ホースを通すことが可能となる。また、機体に接続され
ている排気用のホースがフレキシブルであるから、機体
を所望の位置に円滑に移動させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する形態例に
ついて具体的に説明する。図において、この工事用機械
装置1は切断装置であり、機体を構成するケーシング2
の内部にエンジン3が収納されている。ケーシング2の
前端部には切断用刃体5が設けられ、ケーシングの下部
には走行装置である車輪4,…が設けられている。5a
は刃体のカバーである。エンジン3の回転動力により走
行装置4と前記刃体5が駆動される。刃体5は、通常の
コンクリートカッターと同様のディスクカッターであ
る。また、6は操縦用のハンドル、6a,…は切込み深
さ、走行速度等を調節するためのレバー類である。
【0009】上記エンジンは水冷式で、機体の前部には
ラジエータ7が設けられている。エンジン3の排気口9
には金属製の排気管10が接続され、この排気管10
は、機体の側部に取り付けられた冷却装置12に接続さ
れている。この冷却装置12は、ウオータージャケット
15の内部両端部に仕切り板16,16が設けられ、こ
れら両仕切り板の間隔部が冷却部17となっており、こ
の部分に冷却水が貯められる。
【0010】前記両側の仕切り板16,16の間には複
数の冷却管18,…が設けられている。冷却装置12の
入り口12aから入り口空間12bに入った排気ガス
は、仕切り板16に当たって複数の冷却管18,…に分
配され、該複数の冷却管18,…を通って反対側の仕切
り板の外側の出口空間12cに送られる。この間、冷却
部17の冷却水によって冷却され、そこから出口12d
を通って排出される。この冷却装置12の出口には、フ
レキシブルな排気ホース20が接続されている。このフ
レキシブルホース20の反対側の端部は、建物の外部に
開口している。フレキシブルホースの長さは十分にあ
り、このホースを接続したまま機体2を自由に移動させ
ることができる。このフレキシブルホース20として
は、例えばガラスクロス、ステンレス鋼等の補強芯を有
する連続使用可能温度250℃程度のホースを使用する
ことができる。
【0011】フレキシブルホース20の出口付近には、
排気ガスの流通を促進する強制送風装置としてターボブ
ロワ25が設けられている。このターボブロワ25は、
排気ホースであるフレキシブルホース20の出口付近を
負圧化し、排気ガスを出口側へ吸引して、冷却装置12
や長いフレキシブルホース20内における排気ガスの流
通排出を促進する。
【0012】この工事用機械装置1を用いて、コンクリ
ート建造物等の内部で工事を行う場合は、エンジンの騒
音が大量に外に漏れないよう該工事場所を密閉し、排ガ
ス用のフレキシブルホース20の出口を外部に開口させ
る。また、冷却装置のウオータージャケットに冷却水を
循環させる。機体2を所望の位置に移動させ、エンジン
を起動して工事を行う。この間ターボブロワ25は作動
させておく。切断中は、切断個所に冷却水が注水され
る。切断の進行とともに機体2を徐々に移動させて作業
を続行する。
【0013】この装置は、エンジンを動力源として工事
を行うものであるが、排気ガスをフレキシブルなホース
20を通して外部へ排出するので、密閉した空間内で作
業を行うことができる。このため、騒音が外部に漏れ
ず、公害問題が生じない。排気ガスの排出に耐熱性に乏
しい柔軟なホースを使用するが、このホースの手前で排
気ガスを冷却するので、耐熱性に乏しいフレキシブルホ
ースを使用することができるのである。
【0014】図5は、上記と異なる実施例を表すもの
で、この装置では冷却装置40が複雑に反復屈曲させた
管体41と、この管体41を包むウオータジャケット4
3とで構成されている。ウオータジャケット43には供
給ホース43aと排水ホース43bとで冷却水が循環供
給され、管体41を冷却する。管体41の出口には前記
と同様なフレキシブルホースが接続される。
【0015】以上の説明では、冷却装置として水冷式の
ものを示したが、作業時間が短い場合等には空冷式の冷
却装置を採用することもできる。例えば、冷却用管体に
多数のフィレを設け、冷却風を吹き付けるようにしても
よい。また、上記実施例では、機械装置の例としてエン
ジンカッターを取り上げたが、各種重機、バックホー
等、他の土木・建設機械に適用することができることは
言うまでもない。エンジンとしてはガソリンエンジン、
デイーゼルエンジン等の内燃機関を使用することができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したごとく、本発明の工事用
機械装置は、内燃機関を動力源とするものでありなが
ら、排気ガスをフレキシブルなホースで外部に排気する
ことができるので、密閉空間内で移動しつつ行う工事に
使用することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例をあらわす外観図である。
【図2】その配管図である。
【図3】冷却装置の正面図である。
【図4】その平面図である。
【図5】異なる実施例の外観図である。
【符号の説明】
1 切断装置 2 ケーシング 3 エンジン 4 車輪 5 刃体 7 ラジエータ 10 排気管 12 冷却装置 17 冷却部 18 冷却管 20 フレキシブルホース 25 ターボブロワ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを動力源として備えた移動式の
    工事用機械装置であって、前記エンジンの排気口に接続
    した排気管を冷却する空冷式または水冷式の冷却装置を
    設け、該冷却装置を出た排気管に外部に通ずるフレキシ
    ブルなホースを接続したことを特徴とする工事用機械装
    置。
  2. 【請求項2】 エンジンからの排気ガスを出口側へ強制
    送風する送風装置が付設されている請求項1に記載の工
    事用機械装置。
JP21942196A 1996-07-31 1996-07-31 工事用機械装置 Pending JPH1046837A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21942196A JPH1046837A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 工事用機械装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21942196A JPH1046837A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 工事用機械装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1046837A true JPH1046837A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16735134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21942196A Pending JPH1046837A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 工事用機械装置

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JP (1) JPH1046837A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051470A1 (ja) * 2002-12-05 2004-06-17 System's Co.,Ltd. プログラム自動変換方法およびプログラム自動変換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051470A1 (ja) * 2002-12-05 2004-06-17 System's Co.,Ltd. プログラム自動変換方法およびプログラム自動変換装置

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