JPH104627A - オンボード電源の並列運転方法および並列運転方式 - Google Patents
オンボード電源の並列運転方法および並列運転方式Info
- Publication number
- JPH104627A JPH104627A JP8152276A JP15227696A JPH104627A JP H104627 A JPH104627 A JP H104627A JP 8152276 A JP8152276 A JP 8152276A JP 15227696 A JP15227696 A JP 15227696A JP H104627 A JPH104627 A JP H104627A
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- Japan
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- power supply
- unit
- board power
- switch
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オンボード電源故障時の電力断を防止すると
ともに、短絡が発生したときの供給電力の品質を一定と
して装置の動作信頼性を向上する。 【解決手段】 オンボード電源と、該オンボード電源に
よる電力供給を受ける機能回路と、スイッチとを備える
複数のユニットにて前記各スイッチを介して各オンボー
ド電源出力を共通に接続することにより行われるオンボ
ード電源の並列運転方法であって、各ユニット毎に、自
己のユニットのオンボード電源の動作状態と、他のユニ
ットのオンボード電源の動作状態と、自己のユニットの
機能回路の動作状態とを確認し、他のユニットのオンボ
ード電源が動作不良である場合には前記スイッチをオン
状態とし、自己のユニットのオンボード電源が動作不良
である場合には前記スイッチを所定の遅延時間の後にオ
ン状態とし、自己のユニットが短絡状態にある場合には
前記スイッチをオフ状態とする。
ともに、短絡が発生したときの供給電力の品質を一定と
して装置の動作信頼性を向上する。 【解決手段】 オンボード電源と、該オンボード電源に
よる電力供給を受ける機能回路と、スイッチとを備える
複数のユニットにて前記各スイッチを介して各オンボー
ド電源出力を共通に接続することにより行われるオンボ
ード電源の並列運転方法であって、各ユニット毎に、自
己のユニットのオンボード電源の動作状態と、他のユニ
ットのオンボード電源の動作状態と、自己のユニットの
機能回路の動作状態とを確認し、他のユニットのオンボ
ード電源が動作不良である場合には前記スイッチをオン
状態とし、自己のユニットのオンボード電源が動作不良
である場合には前記スイッチを所定の遅延時間の後にオ
ン状態とし、自己のユニットが短絡状態にある場合には
前記スイッチをオフ状態とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンボード電源の
並列運転回路に関し、特に、オンボード電源が故障した
場合に、そのユニットの電源断による機能回路動作を保
証し、また、機能回路部の回路短絡故障による他のユニ
ットの動作停止を防止するための並列運転されるオンボ
ード電源故障時の動作不能防止方式に関する。
並列運転回路に関し、特に、オンボード電源が故障した
場合に、そのユニットの電源断による機能回路動作を保
証し、また、機能回路部の回路短絡故障による他のユニ
ットの動作停止を防止するための並列運転されるオンボ
ード電源故障時の動作不能防止方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は並列運転されるオンボード電源回
路の従来例の構成を示すブロック図である。
路の従来例の構成を示すブロック図である。
【0003】ユニット31,32,・・・,3n上のオ
ンボード電源32−1,32−2,・・・,32−nの
出力は、スイッチ31−1,31−2,・・・,31−
nを介して共通に接続されている。オンボード電源32
−1,32−2,・・・,32−nのいずれかが故障し
た場合、故障したオンボード電源を搭載するユニットに
は他のユニットに搭載されたオンボード電源により電力
が供給されるため、各ユニット31,32,・・・,3
nに搭載された機能回路34−1,34−2,・・・,
34−nによる機能が断となることはなく、動作は正常
に続けられる。
ンボード電源32−1,32−2,・・・,32−nの
出力は、スイッチ31−1,31−2,・・・,31−
nを介して共通に接続されている。オンボード電源32
−1,32−2,・・・,32−nのいずれかが故障し
た場合、故障したオンボード電源を搭載するユニットに
は他のユニットに搭載されたオンボード電源により電力
が供給されるため、各ユニット31,32,・・・,3
nに搭載された機能回路34−1,34−2,・・・,
34−nによる機能が断となることはなく、動作は正常
に続けられる。
【0004】また、機能回路34−1,34−2,・・
・,34−nが短絡状態にあるかを検出するための機能
回路短絡検出回路33−1,33−2,・・・,33−
nが設けられており、機能回路短絡検出回路33−1,
33−2,・・・,33−nは機能回路34−1,34
−2,・・・,34−nが短絡状態にあることを検出し
た場合にはスイッチ31−1,31−2,・・・,31
−nを開ける。これにより短絡状態にあるユニットに対
する他のユニットのオンボード電源からの電源供給が停
止され、短絡状態にあるユニット以外のオンボード電源
の出力が正常に保たれる。
・,34−nが短絡状態にあるかを検出するための機能
回路短絡検出回路33−1,33−2,・・・,33−
nが設けられており、機能回路短絡検出回路33−1,
33−2,・・・,33−nは機能回路34−1,34
−2,・・・,34−nが短絡状態にあることを検出し
た場合にはスイッチ31−1,31−2,・・・,31
−nを開ける。これにより短絡状態にあるユニットに対
する他のユニットのオンボード電源からの電源供給が停
止され、短絡状態にあるユニット以外のオンボード電源
の出力が正常に保たれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオンボ
ード電源回路においては、機能回路部に短絡故障が発生
した場合、機能回路短絡検出部がそのことを検出するま
での間は短絡状態となり、他のユニットのオンボード電
源から大電流が短絡状態にあるユニットへ流れてしま
う。このため、正常なユニットであってもオンボード電
源の出力電圧が低下し、その機能回路部が正常な動作を
行うことができなくなる危険性があるという問題点があ
る。この問題点は、伝送装置等の信号エラーが許されな
い装置において、特に深刻な問題となる。
ード電源回路においては、機能回路部に短絡故障が発生
した場合、機能回路短絡検出部がそのことを検出するま
での間は短絡状態となり、他のユニットのオンボード電
源から大電流が短絡状態にあるユニットへ流れてしま
う。このため、正常なユニットであってもオンボード電
源の出力電圧が低下し、その機能回路部が正常な動作を
行うことができなくなる危険性があるという問題点があ
る。この問題点は、伝送装置等の信号エラーが許されな
い装置において、特に深刻な問題となる。
【0006】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、並列運転され
るオンボード電源の故障時に、故障したオンボード電源
により電力供給を受けていた機能回路部の電力断を防止
するとともに、機能回路部のいずれかが短絡したとき
に、短絡が発生していないユニットの機能回路部への供
給電力の品質を一定として装置の動作信頼性を向上する
ことのできるオンボード電源の並列運転方法および並列
運転方式を実現することを目的とする。
る問題点に鑑みてなされたものであって、並列運転され
るオンボード電源の故障時に、故障したオンボード電源
により電力供給を受けていた機能回路部の電力断を防止
するとともに、機能回路部のいずれかが短絡したとき
に、短絡が発生していないユニットの機能回路部への供
給電力の品質を一定として装置の動作信頼性を向上する
ことのできるオンボード電源の並列運転方法および並列
運転方式を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のオンボード電源
の並列運転方法は、オンボード電源と、該オンボード電
源による電力供給を受ける機能回路と、スイッチとを備
える複数のユニットにて前記各スイッチを介して各オン
ボード電源出力を共通に接続することにより行われるオ
ンボード電源の並列運転方法であって、各ユニット毎
に、自己のユニットのオンボード電源の動作状態と、他
のユニットのオンボード電源の動作状態と、自己のユニ
ットの機能回路の動作状態とを確認し、他のユニットの
オンボード電源が動作不良である場合には前記スイッチ
をオン状態とし、自己のユニットのオンボード電源が動
作不良である場合には前記スイッチを所定の遅延時間の
後にオン状態とし、自己のユニットが短絡状態にある場
合には前記スイッチをオフ状態とすることを特徴とす
る。
の並列運転方法は、オンボード電源と、該オンボード電
源による電力供給を受ける機能回路と、スイッチとを備
える複数のユニットにて前記各スイッチを介して各オン
ボード電源出力を共通に接続することにより行われるオ
ンボード電源の並列運転方法であって、各ユニット毎
に、自己のユニットのオンボード電源の動作状態と、他
のユニットのオンボード電源の動作状態と、自己のユニ
ットの機能回路の動作状態とを確認し、他のユニットの
オンボード電源が動作不良である場合には前記スイッチ
をオン状態とし、自己のユニットのオンボード電源が動
作不良である場合には前記スイッチを所定の遅延時間の
後にオン状態とし、自己のユニットが短絡状態にある場
合には前記スイッチをオフ状態とすることを特徴とす
る。
【0008】本発明のオンボード電源の並列運転方式
は、オンボード電源と、該オンボード電源による電力供
給を受ける機能回路と、スイッチとを備える複数のユニ
ットにて前記各スイッチを介して各オンボード電源出力
を共通に接続することにより行われるオンボード電源の
並列運転方式であって、各ユニット毎に、自己のユニッ
トのオンボード電源の動作状態を示す第1の信号と、他
のユニットのオンボード電源の動作状態を示す第2の信
号と、自己のユニットの機能回路の動作状態を示す第3
の信号とを入力してこれらの入力内容により前記スイッ
チの状態を制御するスイッチ制御回路が設けられ、前記
スイッチ制御回路は、他のユニットのオンボード電源が
動作不良である場合には前記スイッチをオン状態とし、
自己のユニットのオンボード電源が動作不良である場合
には前記スイッチを所定の遅延時間の後にオン状態と
し、自己のユニットが短絡状態にある場合には前記スイ
ッチをオフ状態とすることを特徴とする。
は、オンボード電源と、該オンボード電源による電力供
給を受ける機能回路と、スイッチとを備える複数のユニ
ットにて前記各スイッチを介して各オンボード電源出力
を共通に接続することにより行われるオンボード電源の
並列運転方式であって、各ユニット毎に、自己のユニッ
トのオンボード電源の動作状態を示す第1の信号と、他
のユニットのオンボード電源の動作状態を示す第2の信
号と、自己のユニットの機能回路の動作状態を示す第3
の信号とを入力してこれらの入力内容により前記スイッ
チの状態を制御するスイッチ制御回路が設けられ、前記
スイッチ制御回路は、他のユニットのオンボード電源が
動作不良である場合には前記スイッチをオン状態とし、
自己のユニットのオンボード電源が動作不良である場合
には前記スイッチを所定の遅延時間の後にオン状態と
し、自己のユニットが短絡状態にある場合には前記スイ
ッチをオフ状態とすることを特徴とする。
【0009】「作用」上記のように構成される本発明に
おいては、電源供給回路が故障となったときにのみスイ
ッチがオンとされてオンボード電源が並列接続され、ま
た、機能回路が短絡となったときには電源の供給状態に
関わらずに即座にスイッチがオフとされて切り離される
ので、短絡状態となったユニットに対して他のユニット
のオンボード電源による電源供給が行われることがなく
なり、短絡が発生していないユニットにおいては安定し
た電力供給がなされる。
おいては、電源供給回路が故障となったときにのみスイ
ッチがオンとされてオンボード電源が並列接続され、ま
た、機能回路が短絡となったときには電源の供給状態に
関わらずに即座にスイッチがオフとされて切り離される
ので、短絡状態となったユニットに対して他のユニット
のオンボード電源による電源供給が行われることがなく
なり、短絡が発生していないユニットにおいては安定し
た電力供給がなされる。
【0010】また、自己のユニットの電源供給回路が故
障であるか他のユニットの電源供給回路が故障であるか
の確認が行われ、自己のユニットの電源供給回路が故障
となった場合には所定の遅延時間の後にスイッチがオン
とされる。これにより、故障が発生したユニットに電源
供給が行われるときには、正常な電源供給回路の他のユ
ニットのスイッチがすべてオンとなっているので電源供
給をより確実に行うことができる。
障であるか他のユニットの電源供給回路が故障であるか
の確認が行われ、自己のユニットの電源供給回路が故障
となった場合には所定の遅延時間の後にスイッチがオン
とされる。これにより、故障が発生したユニットに電源
供給が行われるときには、正常な電源供給回路の他のユ
ニットのスイッチがすべてオンとなっているので電源供
給をより確実に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。本実施例は複数のユニット1,2,・・
・,nから構成されるもので、各ユニット1〜nは、電
源を共通とするためのスイッチ1−1〜1−n、各スイ
ッチ1−1〜1−nの開閉状態を制御するスイッチ制御
回路1−1〜1−n、様々な機能を実行する機能回路5
−1〜5−n、各機能回路5−1〜5−nへその動作電
力を供給する電源供給回路(オンボード電源)3−1〜
3−n、機能回路5−1〜5−nの短絡状態を検出する
機能回路短絡検出回路4−1〜4−n、各電源供給回路
3−1〜3−nの出力電圧を監視する電圧監視回路6−
1〜6−n、電圧監視回路6−1〜6−nの各出力を方
向性を持たせて他のユニットへ送出するダイオード7−
1〜7−nから構成されている。
ック図である。本実施例は複数のユニット1,2,・・
・,nから構成されるもので、各ユニット1〜nは、電
源を共通とするためのスイッチ1−1〜1−n、各スイ
ッチ1−1〜1−nの開閉状態を制御するスイッチ制御
回路1−1〜1−n、様々な機能を実行する機能回路5
−1〜5−n、各機能回路5−1〜5−nへその動作電
力を供給する電源供給回路(オンボード電源)3−1〜
3−n、機能回路5−1〜5−nの短絡状態を検出する
機能回路短絡検出回路4−1〜4−n、各電源供給回路
3−1〜3−nの出力電圧を監視する電圧監視回路6−
1〜6−n、電圧監視回路6−1〜6−nの各出力を方
向性を持たせて他のユニットへ送出するダイオード7−
1〜7−nから構成されている。
【0013】ダイオード7−1〜7−nは電圧監視回路
6−1〜6−nの出力を他のユニットへ送出する向きに
設けられている。スイッチ制御回路1−1〜1−nは、
各ダイオード7−1〜7−nの両端の電圧を示す信号A
−1〜A−n(第2の信号),B−1〜B−n(第1の
信号)、および機能回路短絡検出回路4−1〜4−nの
検出信号C−1〜C−n(第3の信号)を入力し、各信
号の内容に応じてスイッチ1−1〜1−nの開閉状態を
制御する。
6−1〜6−nの出力を他のユニットへ送出する向きに
設けられている。スイッチ制御回路1−1〜1−nは、
各ダイオード7−1〜7−nの両端の電圧を示す信号A
−1〜A−n(第2の信号),B−1〜B−n(第1の
信号)、および機能回路短絡検出回路4−1〜4−nの
検出信号C−1〜C−n(第3の信号)を入力し、各信
号の内容に応じてスイッチ1−1〜1−nの開閉状態を
制御する。
【0014】上記のように構成される本実施例のスイッ
チの制御動作について以下に説明する。本実施例におけ
る各ユニットの動作は同様であるため所定のユニットi
に注目してその動作について説明する。
チの制御動作について以下に説明する。本実施例におけ
る各ユニットの動作は同様であるため所定のユニットi
に注目してその動作について説明する。
【0015】図2は本実施例におけるスイッチの開閉状
態の制御動作を示す図である。
態の制御動作を示す図である。
【0016】入力信号A−iのみがアクティブである場
合、自己のユニットの電源供給回路3−iの動作は正常
であり、他のユニットの電源供給回路の故障であるた
め、スイッチ1−iをオンとする(閉じる)。これによ
り電源供給回路が故障となったユニットへの電源供給が
行われる。
合、自己のユニットの電源供給回路3−iの動作は正常
であり、他のユニットの電源供給回路の故障であるた
め、スイッチ1−iをオンとする(閉じる)。これによ
り電源供給回路が故障となったユニットへの電源供給が
行われる。
【0017】入力信号A−i,B−iがアクティブであ
り、入力信号C−iが非アクティブである場合には自己
のユニットの電源供給回路3−iの故障となり、このと
きにもスイッチ1−iをオンとするが、他のユニットの
スイッチがオンとなった後に自己のスイッチ1−iがオ
ンとなるように所定の遅延時間の後にスイッチ1−iを
オンさせる。これは、各ユニットのスイッチがオンとな
るのにばらつきがあり、自己のスイッチ1−iが各スイ
ッチよりも先にオンとなると、この後オンとなる他のユ
ニットの電源供給回路の負荷が非常に高いものとなっ
て、その出力電圧が降下する危険性があり、これを避け
るために行われる。
り、入力信号C−iが非アクティブである場合には自己
のユニットの電源供給回路3−iの故障となり、このと
きにもスイッチ1−iをオンとするが、他のユニットの
スイッチがオンとなった後に自己のスイッチ1−iがオ
ンとなるように所定の遅延時間の後にスイッチ1−iを
オンさせる。これは、各ユニットのスイッチがオンとな
るのにばらつきがあり、自己のスイッチ1−iが各スイ
ッチよりも先にオンとなると、この後オンとなる他のユ
ニットの電源供給回路の負荷が非常に高いものとなっ
て、その出力電圧が降下する危険性があり、これを避け
るために行われる。
【0018】入力信号C−iがアクティブである場合に
は、自己のユニットの機能回路5−iが短絡となってい
るため、入力信号A−i,B−iの状態に関わらずにス
イッチ1−iをオフとする。
は、自己のユニットの機能回路5−iが短絡となってい
るため、入力信号A−i,B−iの状態に関わらずにス
イッチ1−iをオフとする。
【0019】なお、以上説明した実施例においては、電
圧監視回路の出力をダイオードを介して他の電圧監視回
路へ送出させ、ダイオードの両端の電圧を検出すること
により自己のユニットのオンボード電源の動作状態を示
す第1の信号と、他のユニットのオンボード電源の動作
状態を示す第2の信号としていたが、これはこのような
構成に限定されるものではない。例えば、スイッチ制御
回路には自己のユニットの電圧監視回路出力と他のユニ
ットの電圧監視回路出力が並列に入力される構成として
もよい。本実施例のようにダイオードを介して接続する
ことにより回路構成が簡略化されるが、その構成は特に
限定されるものではない。
圧監視回路の出力をダイオードを介して他の電圧監視回
路へ送出させ、ダイオードの両端の電圧を検出すること
により自己のユニットのオンボード電源の動作状態を示
す第1の信号と、他のユニットのオンボード電源の動作
状態を示す第2の信号としていたが、これはこのような
構成に限定されるものではない。例えば、スイッチ制御
回路には自己のユニットの電圧監視回路出力と他のユニ
ットの電圧監視回路出力が並列に入力される構成として
もよい。本実施例のようにダイオードを介して接続する
ことにより回路構成が簡略化されるが、その構成は特に
限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0021】請求項1に記載の方法および請求項2に記
載のものにおいては、オンボード電源の故障時に、故障
したオンボード電源により電力供給を受けていた機能回
路部の電力断を防止するとともに、機能回路部のいずれ
かが短絡したときに、短絡が発生していないユニットの
機能回路部への供給電力の品質を一定として装置の動作
信頼性を向上することができる効果がある。
載のものにおいては、オンボード電源の故障時に、故障
したオンボード電源により電力供給を受けていた機能回
路部の電力断を防止するとともに、機能回路部のいずれ
かが短絡したときに、短絡が発生していないユニットの
機能回路部への供給電力の品質を一定として装置の動作
信頼性を向上することができる効果がある。
【0022】請求項3に記載のものにおいては上記各効
果に加えて、装置構成を簡略化することができる効果が
ある。
果に加えて、装置構成を簡略化することができる効果が
ある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1に示した実施例におけるスイッチの開閉状
態の制御動作を示す図である。
態の制御動作を示す図である。
【図3】従来例の構成を示すブロック図である。
1,2,・・・,n ユニット 1−1,1−2,・・・,1−n スイッチ 2−1,2−2,・・・,2−n スイッチ制御回路 3−1,3−2,・・・,3−n 電源供給回路 4−1,4−2,・・・,4−n 機能回路短絡検出
回路 5−1,5−2,・・・,5−n 機能回路 6−1,6−2,・・・,6−n 電圧監視回路 7−1,7−2,・・・,7−n ダイオード A−1,A−2,・・・,A−n 信号 B−1,B−2,・・・,B−n 信号
回路 5−1,5−2,・・・,5−n 機能回路 6−1,6−2,・・・,6−n 電圧監視回路 7−1,7−2,・・・,7−n ダイオード A−1,A−2,・・・,A−n 信号 B−1,B−2,・・・,B−n 信号
Claims (3)
- 【請求項1】 オンボード電源と、該オンボード電源に
よる電力供給を受ける機能回路と、スイッチとを備える
複数のユニットにて前記各スイッチを介して各オンボー
ド電源出力を共通に接続することにより行われるオンボ
ード電源の並列運転方法であって、 各ユニット毎に、自己のユニットのオンボード電源の動
作状態と、他のユニットのオンボード電源の動作状態
と、自己のユニットの機能回路の動作状態とを確認し、 他のユニットのオンボード電源が動作不良である場合に
は前記スイッチをオン状態とし、 自己のユニットのオンボード電源が動作不良である場合
には前記スイッチを所定の遅延時間の後にオン状態と
し、 自己のユニットが短絡状態にある場合には前記スイッチ
をオフ状態とすることを特徴とするオンボード電源の並
列運転方法。 - 【請求項2】 オンボード電源と、該オンボード電源に
よる電力供給を受ける機能回路と、スイッチとを備える
複数のユニットにて前記各スイッチを介して各オンボー
ド電源出力を共通に接続することにより行われるオンボ
ード電源の並列運転方式であって、 各ユニット毎に、自己のユニットのオンボード電源の動
作状態を示す第1の信号と、他のユニットのオンボード
電源の動作状態を示す第2の信号と、自己のユニットの
機能回路の動作状態を示す第3の信号とを入力してこれ
らの入力内容により前記スイッチの状態を制御するスイ
ッチ制御回路が設けられ、 前記スイッチ制御回路は、 他のユニットのオンボード電源が動作不良である場合に
は前記スイッチをオン状態とし、 自己のユニットのオンボード電源が動作不良である場合
には前記スイッチを所定の遅延時間の後にオン状態と
し、 自己のユニットが短絡状態にある場合には前記スイッチ
をオフ状態とすることを特徴とするオンボード電源の並
列運転方式。 - 【請求項3】 請求項2記載のオンボード電源の並列運
転方式において、 複数のユニットのそれぞれにオンボード電源の動作状態
を検出する電圧監視回路と該電圧監視回路の出力を他の
ユニットの電圧監視回路へ向けて送出する向きに設けら
れたダイオードとを備え、 スイッチ制御回路は前記ダイオードの両端の電圧を第1
の信号と第2の信号として検出することを特徴とするオ
ンボード電源の並列運転方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8152276A JPH104627A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | オンボード電源の並列運転方法および並列運転方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8152276A JPH104627A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | オンボード電源の並列運転方法および並列運転方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104627A true JPH104627A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15536976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8152276A Pending JPH104627A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | オンボード電源の並列運転方法および並列運転方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104627A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009189126A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Nec Corp | 電源システムおよび素子故障検出方法 |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP8152276A patent/JPH104627A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009189126A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Nec Corp | 電源システムおよび素子故障検出方法 |
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