JPH1046162A - ペレット型液体燃料改質材 - Google Patents

ペレット型液体燃料改質材

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JPH1046162A
JPH1046162A JP8224443A JP22444396A JPH1046162A JP H1046162 A JPH1046162 A JP H1046162A JP 8224443 A JP8224443 A JP 8224443A JP 22444396 A JP22444396 A JP 22444396A JP H1046162 A JPH1046162 A JP H1046162A
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JP
Japan
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fuel
rare earth
liquid fuel
tourmaline
ceramic
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Application number
JP8224443A
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English (en)
Inventor
Eisaku Kobayashi
栄策 小林
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EEWA KK
Original Assignee
EEWA KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料タンクに投入するだけで、液体燃料をよ
り完全燃焼させ、もって燃費の改善および排ガス浄化を
図ることができるペレット型の液体燃料改質材を提供す
る。 【解決手段】 希土鉱石を主体として焼結された希土セ
ラミックス本体部11の表面12にトルマリンを主体と
して焼結されたトルマリンセラミックス部15が一体に
固着されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はペレット型液体燃
料改質材に関し、特には自動車等の燃料タンクに投入さ
れてガソリンや軽油等の液体燃料の完全燃焼および排ガ
ス浄化を図る燃料改質材に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンの排ガス中には窒素酸
化物(NOx)、炭化水素(HC)あるいは一酸化炭素
(CO)等の有害成分を含有することが知られている。
これらの有害成分は液体燃料であるガソリンや軽油の不
完全燃焼によってより増大する。液体燃料の不完全燃焼
は、また、燃費の非効率化を招き、限られた石油資源の
無駄使いになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
このような状況に鑑み、燃料タンクに投入するだけで、
液体燃料をより完全燃焼させ、もって燃費の改善および
排ガス浄化を図ることができるペレット型の液体燃料改
質材を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、希土鉱石を主体として焼結された希土セラミック
ス本体部の表面にトルマリンを主体として焼結されたト
ルマリンセラミックス部が一体に固着されてなることを
特徴とするペレット型液体燃料改質材に係る。
【0005】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記トルマリンセラミックス部が前記希土セラミッ
クス本体部の表面に一体に埋設されているとともに、前
記希土セラミックス本体部の角部が防護材によって覆わ
れてなるペレット型液体燃料改質材に係る。
【0006】さらに、請求項3の発明は、請求項2にお
いて、前記防護材がゴム製キャップよりなるペレット型
液体燃料改質材に係る。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明のペレット型液体燃料改質材の
一実施例を示す全体斜視図、図2はその縦断面図、図3
はその希土セラミックス本体部とトルマリンセラミック
ス部の分解斜視図である。
【0008】図示したように、この発明の液体燃料改質
材10は、燃料タンク内に適宜数投入されて液体燃料の
完全燃焼を助ける触媒の役割を果たすもので、希土鉱石
を主体として焼結された希土セラミックス本体部11の
表面12にトルマリンを主体として焼結されたトルマリ
ンセラミックス部13が一体に固着されてなるものであ
る。
【0009】希土セラミックス本体部11は、燃料タン
クに投入される大きさ、例えば実施例では、縦約22m
m、横約68mm、高さ約10mmのペレット状に形成
されている。この希土セラミックス本体部11は、希土
鉱石を主体とするセラミックスの焼結体よりなり、実施
例では、希土鉱石(商品名:9122、ランタン30
%、セリウム30%、リン10%、その他30%)50
%、コーディェライト20%、酸化チタン(シリカ含
有)5%、陶土(長石、蛙目珪砂含有)20%、アルミ
ナ他5%の配合比率のものを1200〜1230℃で焼
結したものである。
【0010】希土鉱石はβ線・α線等の微弱放射性元素
を放射しており、液体燃料に対して触媒作用を有する。
この希土鉱石を上のようにセラミックスの焼結体とする
ことにより、液体燃料と希土鉱石の接触効率を高め、か
つその効力を半永久的に持続させることができる。
【0011】一方、トルマリンセラミックス部15は、
前記希土セラミックス本体部11の表面12に一体に固
着されるもので、実施例では、図のように、希土セラミ
ックス本体部11の表面12の直径約13mmの凹部1
4を3ケ所設け、この凹部14に該凹部と略同一大のト
ルマリンセラミックス部15を一体に埋設している。な
お、この埋設したトルマリンセラミックス部15と希土
セラミックス本体部11の表面12とは、タンク内壁と
の余分な接触をさけるために略面一とすることが好まし
い。また、固着は接着材の焼付によることが好ましい。
【0012】このトルマリンセラミックス部15はトル
マリンを主体とするセラミックスの焼結体で、実施例で
は、ブラジル産黒トリマリン粉末(3μ)50%、フリ
シト25%、陶土(長石、蛙目珪砂含有)20%、水教
パウダー(チタン、シリカ含有)5%の配合比率のもの
を800〜850℃で焼結したものよりなる。
【0013】トルマリンは既に知られているように両端
に電気分極をもち常に4〜14μの電磁波を放射してお
り、トルマリンに接触する液体燃料に電気特性を付与す
る。このトルマリンを、上のように、セラミックスの焼
結体とすることによって、液体燃料とトリマリンの接触
効率を高め、かつその効力を半永久的に持続させること
ができる。
【0014】この発明のペレット型液体燃料改質材10
によれば、上のように、希土鉱石を主体として焼結され
た希土セラミックス本体部11の表面12にトルマリン
を主体として焼結されたトルマリンセラミックス部13
が一体に固着されたものであるから、燃料タンクの液体
燃料がトルマリンセラミックス部15に接触して電磁波
を受けて電気特性が付与されるという作用と、これが希
土セラミックス本体部11の微弱放射性元素に接触する
ことにより効果的に触媒されるという作用が相乗的に生
じ、液体燃料の燃焼効率が高められる。
【0015】また、請求項2および3に規定する発明
は、特に、自動車等の燃料タンクにおいて、ペレット型
液体燃料改質材10が自動車の走行時にタンク内で振動
してタンクを損傷したりすることがないことを目的とし
て提案されたものである。すなわち、図1および図2に
図示のように、前記トルマリンセラミックス部15が前
記希土セラミックス本体部11の表面12の凹部14に
一体に埋設され、好ましくはそれらの表面が略面一とな
るように埋設され、かつ希土セラミックス本体部11の
角部が防護材20によって覆われてなる。
【0016】この防護材20は、実施例のように、耐久
性および緩衝性の点からゴム製キャップが好ましく推奨
される。このゴム製キャップ20は略直方体形状の希土
セラミックス本体部11の両側に嵌着され、ゴム製バン
ド25によって固定されている。なお、図3に示すよう
に、希土セラミックス本体部11の側面周囲に凹溝27
を形成しておけばバンド25によるゴム製キャップ20
の固着はより完全にすることができる。
【0017】上の構成よりなるペレット型液体燃料改質
材10は、実施例において一個あたり約39グラム(ゴ
ム製キャップ20を含む)の重量で、エンジン容量(排
気量)500ccにつき1個の割合で燃料タンクに投入
される。前記のように、この発明のペレット型液体燃料
改質材10はセラミックスの焼結体によって構成される
ものであるから、一旦投入した後は車両の寿命期間中全
く問題なく機能する。
【0018】次に、この発明のペレット型液体燃料改質
材10の実車による燃費試験の結果を表1として示す。
この試験データは、上の実施例に示した製品をエンジン
排気量500ccにつき1個を目安として車両の燃料タ
ンクに投入して少なくとも3ケ月間を試験期間としてそ
の平均値を計算したものである。
【0019】
【表1】
【0020】表1からわかるように、この発明のペレッ
ト型液体燃料改質材を燃料タンクに投入した車両の燃費
(ガソリンおよび軽油)は、1リットル当たりの平均走
行距離で、投入前に比し、大きいもので120.5%、
小さいもので106.5%、6車平均で110.9%の
燃費向上を示し、概ね1割の燃費向上が認められた。な
お、表1の最上欄の「グロリア」については、投入前プ
レミアムガソリンを使用していたが、投入後はレギュラ
ーガソリンに変更したものである。
【0021】また、この試験において、運転者らは、改
質材の投入前に比して、車両発進時および坂道走行時に
エンジンのパワーアップを感じたと述べており、これは
この発明の改質材によって燃料が改質されエンジンの馬
力がアップしたものと推測される。
【0022】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
ペレット型液体燃料改質材によれば、希土鉱石を主体と
して焼結された希土セラミックス本体部の表面にトルマ
リンを主体として焼結されたトルマリンセラミックス部
が一体に固着されてなるものであるから、希土鉱石およ
びトルマリン自体が有する効果およびこれらの相乗効果
によって液体燃料が触媒され、燃料の分子に共振共鳴作
用を起こし、その分子構造に変化をもたらし燃料を活性
化させて、燃焼効率が高められ、より完全燃焼させるこ
とができるようになり、燃費が向上する。
【0023】同時に、液体燃料がエンジンシリンダ内で
より細かな霧状となり、エンジンのパワーをアップさせ
ることができる。
【0024】さらに、燃料がより完全燃焼されることに
より、排気ガス中の窒素酸化物(NOx)、炭化水素
(HC)、一酸化炭素(CO)の発生を大幅に抑えて大
気汚染を防止することができる。
【0025】また、この発明によれば、燃料タンクに投
入するだけで、なんら特別の器具の装着あるいは加工を
必要とせず、簡単に、しかも一旦投入すれば車両の寿命
期間中は全く問題なく、半永久的に使用することができ
る。
【0026】また、請求項2および3に規定する発明に
あっては、特に、自動車等の燃料タンクにおいて、ペレ
ット型液体燃料改質材が自動車の走行時にタンク内で振
動してタンクを損傷するおそれがなく、実際的かつ実用
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のペレット型液体燃料改質材の一実施
例を示す全体斜視図である。
【図2】その縦断面図である。
【図3】その希土セラミックス本体部とトルマリンセラ
ミックス部の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ペレット型液体燃料改質材 11 希土セラミックス本体部 12 表面 14 凹部 15 トルマリンセラミックス部 20 防護材 25 ゴムバンド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土鉱石を主体として焼結された希土セ
    ラミックス本体部の表面にトルマリンを主体として焼結
    されたトルマリンセラミックス部が一体に固着されてな
    ることを特徴とするペレット型液体燃料改質材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記トルマリンセラ
    ミックス部が前記希土セラミックス本体部の表面に一体
    に埋設されているとともに、前記希土セラミックス本体
    部の角部が防護材によって覆われてなるペレット型液体
    燃料改質材。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記防護材がゴム製
    キャップよりなるペレット型液体燃料改質材。
JP8224443A 1996-08-06 1996-08-06 ペレット型液体燃料改質材 Pending JPH1046162A (ja)

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Cited By (7)

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