JPH1045608A - ゼオライトを含有する創傷治療剤 - Google Patents

ゼオライトを含有する創傷治療剤

Info

Publication number
JPH1045608A
JPH1045608A JP9100522A JP10052297A JPH1045608A JP H1045608 A JPH1045608 A JP H1045608A JP 9100522 A JP9100522 A JP 9100522A JP 10052297 A JP10052297 A JP 10052297A JP H1045608 A JPH1045608 A JP H1045608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zeolite
paper
wound
tourmaline
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9100522A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Sotodani
真治 外谷
Ichiro Tanaka
一郎 田中
Seiichi Araki
誠一 荒木
Mamoru Suzuki
護 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYA SEISHI KK
Eisai Co Ltd
Original Assignee
TOYA SEISHI KK
Eisai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYA SEISHI KK, Eisai Co Ltd filed Critical TOYA SEISHI KK
Priority to JP9100522A priority Critical patent/JPH1045608A/ja
Publication of JPH1045608A publication Critical patent/JPH1045608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】創傷治療効果を有する紙を提供する。 【解決手段】ゼオライト又はゼオライトとトルマリンを
漉き込んだ創傷治療効果を有する紙。又は、ゼオライト
又はゼオライトとトルマリンを紙に漉き込んだ創傷治療
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゼオライト又はゼオラ
イトとトルマリンを漉き込んだ紙、またはその創傷治療
剤に関する。
【0002】
【従来技術】ヒトや動物のケガを治療するには、種々の
方法が知られている。例えば、皮膚表面に生じた創傷を
治療するには、創傷面を消毒後、細菌感染を防ぐため抗
生物質等を含有した軟膏を傷口に塗り、さらに脱脂綿、
ガーゼ等をあてがうことが多い。この場合、脱脂綿やガ
ーゼは血液等を吸収するために用いており、創傷の治療
を目的とするものではない。近年、創傷面の保護と治癒
のために甲殻類から抽出したキチン等の不敷布も使用さ
れるようになったが、紙が創傷面に適用されることはな
かった。また、ゼオライトは、多孔性の鉱石でありその
粉末状粒子は、種々のガス、有機分子や水を選択的に取
り込むことが知られ、モレキュラーシーブ(分子ふる
い)とも称されて広く使用されているが、創傷面に使用
することはなかった。一方、トルマリンは電気石とも呼
ばれる鉱石である。トルマリン粒状物で処理した水は表
面張力が著しく低下することが知られている(松岡ら、
日本食品工業学会誌、第38巻第5号52〜54頁、1
991年)が、創傷への応用は知られていない。ゼオラ
イトを漉き込んだ和紙は、優れた消臭効果を有すること
が知られており、靴の中敷等として製品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】脱脂綿やガーゼの血液
等の吸収力は弱く、大きな創傷の場合は頻繁に交換する
ことが必要であった。一方、紙は滲出液等によってその
形態が崩れるため、創傷面に適用することはなかった。
又、ゼオライト、トルマリンは鉱物であるため創傷面へ
の適用は考えられていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、創傷治療効果
を有するゼオライト又はゼオライトとトルマリンを漉き
込んだ紙である。また、本発明は、ゼオライト又はゼオ
ライトとトルマリンを紙に漉き込んだ創傷治療剤であ
る。ゼオライトとは、別名沸石とも称され、カルシウム
やナトリウムを主成分とする含水アルミノ珪酸塩鉱物で
あり、その結晶構造は隙間の多いアルミノ珪酸塩基が骨
組みを作りその隙間に金属イオンや結晶水が入ってい
る。本発明においては天然の沸石の他に人工的に合成し
た沸石も用いることができる。
【0005】本発明においては、ゼオライトを微粒子状
に粉砕して使用するが、その粒子径は通常10〜500
μであり、好ましくは20〜300μ、より好ましくは
30〜200μである。本発明にしようできるゼオライ
トは例えば、イワミライト、クリノブチライトを粉砕・
乾燥して用いることができ、石見鉱山株式会社のイワミ
ライト(商品名)として入手できる。
【0006】本発明におけるトルマリンは、別名電気石
とも称され3配位のホウ素を持つシクロケイ酸塩鉱物で
あり、本発明においては通常10〜500μ、好ましく
は15〜300μ、より好ましくは20〜100μの粒
子径に粉砕したものを用いる。
【0007】本発明における紙は、特に限定されず、洋
紙、和紙ともに使用できるが、和紙を用いた場合に特に
優れた効果を発揮する。紙とは、植物繊維を水の中に分
散させた後に水を濾し、平らに薄く絡み合わせたもので
ある。このうち、和紙は、コウゾ、ミツマタ、ガンピな
どの靱皮繊維を原料としており、これらの長い繊維を十
分に絡み合わせるために、植物性粘液を混入して漉き挙
げることにより製造される。
【0008】本発明において、紙とゼオライトの比率
は、通常、紙原料(パルプ)10重量部に対し、ゼオラ
イト0.1〜20重量部であり、好ましくは1〜15重量部、よ
り好ましくは2〜10重量部である。また、紙とトルマリ
ンの比率は通常、紙原料(パルプ)10重量部に対し、ト
ルマリン0.1〜5重量部であり、好ましくは0.5〜3重量
部、より好ましくは0.5〜2重量部である。
【0009】本発明において、ゼオライト又はゼオライ
トとトルマリンを漉き込んだ紙とは、紙を構成するセル
ロース繊維マトリックスにゼオライト又はゼオライトと
トルマリン粒子が分散した紙を意味する。その製造方法
は特に限定されないが、例えば、木材パルプを水に溶解
し、ゼオライト又はゼオライトとトルマリンを懸濁し、
通常用いられる抄紙機により製造することができる。
【0010】本発明者らは、ゼオライト又はゼオライト
とトルマリンを漉き込んだ紙を、創傷面に適用すると意
外にも創傷治療効果を発揮することを見いだし本発明を
完成したものである。従って、本発明は創傷治療効果を
有するゼオライト又はゼオライトとトルマリンを漉き込
んだ紙であり、また本発明はゼオライト又はゼオライト
とトルマリンを紙に漉き込んだ創傷治療剤である。本発
明にかかる紙又は創傷治療剤の創傷治療効果を以下に実
験例を挙げて具体的に説明する。
【0011】
【効果】
試験例1 SLC:SD系雄ラット10週令(体重300〜3
50g)3匹をネンブタール0.3mlの腹空内注射により
麻酔後、ラットの背面5×5cmをバリカンで毛刈り
し、アルコール綿で清拭・乾燥後、皮膚を2カ所切開
(2×1cm)し、創傷治癒試験に供した。供試検体は
実施例1で得たゼオライトとトルマリンを含有する紙2
×1cm(以下検体試料1と称する)及び対照として2
×2cmに切り取り2重にした滅菌ガーゼ(2×1c
m)(以下対照試料1と称する)を用いた。上記ラット
の2カ所の皮膚切開部位(左側及び右側)に、検体試料
1及び対照試料1を粘着テープで貼り付けた。貼付1日後
及び2日後に各試料を貼り替え、試料の重量増加、すな
わち各試料が吸収した血液及び組織滲出液重量を、貼付
1、2及び7日後に測定した。同時に、創傷部位の治癒
程度を観察した。結果を表1に示した。
【0012】
【表1】 表より、検体試料1は貼付1、2日後に対照試料1よりも
血液、組織浸出液を多く吸収したが、7日後は対照試料
1の吸収量の方が多かった。これは、検体試料を貼付し
た創傷が治癒したためであろうと考えられる。創傷部位
の観察結果によると、検体試料1を貼付した7日後の創
傷面は、対照試料1を貼付した創傷面より乾燥してお
り、膿もなかった。従って、本発明にかかる紙又は創傷
治療剤は創傷面の治療効果を有することが明らかであ
る。また、本発明にかかる紙又は創傷治療剤は多量の血
液や滲出液を吸収してもその形態が崩れることなく、血
液や滲出液等の吸収性に優れていることから従来用いら
れていたガーゼよりも交換回数を減らすことができると
考えられる。
【0013】試験例2 SLC:SD系雄ラット8週令1群1
0匹をエーテル麻酔下で、ラットの背面5×5cmをバ
リカンで毛刈りし、2%イソジン液(明治製菓株式会社
製)及び70%アルコール綿で清拭・乾燥後、皮膚を引
っ張りながら剪刀で切開し円形の皮膚全層欠損創を作成
した。供試検体は実施例1で得たゼオライトとトルマリ
ンを含有する紙5×5cm(以下検体試料2と称する)
及び対照として5×5cmの滅菌ガーゼ(以下対照試料
2と称する)を用いた。投与は、検体試料2または対照
試料2を創傷部位に貼付し、サージカルテープ(スリー
エム薬品株式会社製)で固定した。次いで、創傷部位の
保護として、胴周囲をスパンデックス糸粘着性伸縮包帯
(アルケア株式会社製)で覆った。被覆剤は創傷後4、
7、11、14及び18日に交換した。観察及び測定は
次のように行った。(1)創傷部位の肉眼的観察及び写
真撮影:全例について、被覆剤交換時に観察し、創傷部
位全体が肉芽組織に覆われるまでの日数を求め、創傷作
成直後と被覆剤交換時に各群3例写真撮影した。(2)
創傷面積:全例について、創傷作成直後と被覆剤交換時
に電子ノギスを用いて長径と短径を測定しその積を創傷
面積とした。(3)滲出液量:各群6例について、被覆
剤交換時に検体試料2及び対照試料2の重量を測定し、
投与前の重量との差を被覆剤が吸収した組織浸出液とし
て算出した。結果:検体試料2を投与した群では、対照
群と比べて肉眼的に、創傷後速やかに創面全体が肉芽組
織で覆われ、創傷後7から14日に肉芽組織の隆起を示
し、肉芽組織形成と創傷面積縮小を促進した。組織学的
には、創傷後7日から炎症性細胞浸潤の程度が軽く、肉
芽組織の繊維化傾向を示し、創傷後21日には創面が完
全に再生表皮で覆われた。これらのことから、検体試料
2投与群では、創傷治癒が促進したものと認められた。
また、出血と浸出液による創面の湿潤が早期に消失し、
痂皮が認められたことから、創面との癒着が軽度で、被
覆剤交換時の障害が少ないと推察された。さらに、良好
な肉芽組織形成を促進し、また、欠損部皮膚の短縮が顕
著で、はん痕収縮が強いため、傷がほとんど残らないも
のと推察された。
【0014】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが本発明はこれらに限定されない。 実施例1 木材パルプ(NBKP、カナダ産パルプ、サンミック千代田
株式会社販売)100kgを水800klに溶解した。水は結
晶石にトルマリンを焼き付けたセラミックに通したもの
を使用した。この溶液にゼオライト100kg及びトルマリ
ン20kgを懸濁し、高岡式短網抄紙機により抄紙して本発
明にかかる紙又は創傷治療剤を得た。
【0015】実施例2 実施例1においてゼオライト100kg、トルマリン20kgの
代わりに、ゼオライト150kg、トルマリン20kgを用い、
他は同様に操作して本発明にかかる紙又は創傷治療剤を
得た。
【0016】実施例3 実施例1においてゼオライト100kg、トルマリン20kgの
代わりに、ゼオライト40kg、トルマリン0.5kgを用い、
他は同様に操作して本発明にかかる紙又は創傷治療剤を
得た。 実施例4 実施例1においてゼオライト100kg、トルマリン20kgの
代わりに、ゼオライト100kgを用い、他は同様に操作し
て本発明にかかる紙又は創傷治療剤を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 21/14 D21H 5/22 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゼオライト又はゼオライトとトルマリンを
    漉き込んだ創傷治療効果を有する紙。
  2. 【請求項2】ゼオライト又はゼオライトとトルマリンを
    紙に漉き込んだ創傷治療剤。
  3. 【請求項3】ゼオライトが平均粒子径10μ〜500μ
    を有するゼオライトである請求項1記載の紙。
  4. 【請求項4】ゼオライトが平均粒子径10μ〜500μ
    を有するゼオライトである請求項2記載の創傷治療剤。
  5. 【請求項5】トルマリンが平均粒子径10μ〜500μ
    を有するトルマリンである請求項1記載の紙。
  6. 【請求項6】トルマリンが平均粒子径10μ〜500μ
    を有するトルマリンである請求項2記載の創傷治療剤。
  7. 【請求項7】紙が和紙である請求項1記載の紙。
  8. 【請求項8】紙が和紙である請求項2記載の創傷治療
    剤。
JP9100522A 1996-04-17 1997-04-17 ゼオライトを含有する創傷治療剤 Pending JPH1045608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9100522A JPH1045608A (ja) 1996-04-17 1997-04-17 ゼオライトを含有する創傷治療剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9517096 1996-04-17
JP8-95170 1996-04-17
JP9100522A JPH1045608A (ja) 1996-04-17 1997-04-17 ゼオライトを含有する創傷治療剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1045608A true JPH1045608A (ja) 1998-02-17

Family

ID=26436449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9100522A Pending JPH1045608A (ja) 1996-04-17 1997-04-17 ゼオライトを含有する創傷治療剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1045608A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10234337A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Best Fuyuujohn Kk トルマリン鉱石含有食品及び外用剤
JP2004131453A (ja) * 2002-10-15 2004-04-30 Graffiti Twenty One:Kk 超微粉末化されたマイナスイオン発生素材、遠赤外線発生素材を有効成分とする製剤及び機能性食品
JP2009525795A (ja) * 2006-02-09 2009-07-16 ストライカー トラウマ ゲーエムベーハー 医療用接着剤および止血剤
JP2009268631A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Jms Co Ltd 保温部材
JP2014504288A (ja) * 2010-12-16 2014-02-20 タフロック テクノロジー プロプライアタリー リミテッド 改良された鉱物系組成物および使用方法
US9155671B2 (en) 2012-10-16 2015-10-13 Surmodics, Inc. Wound packing device and methods
US10201457B2 (en) 2014-08-01 2019-02-12 Surmodics, Inc. Wound packing device with nanotextured surface
CN113244441A (zh) * 2021-05-24 2021-08-13 河北工业大学 一种复合止血修复材料及其制备方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10234337A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Best Fuyuujohn Kk トルマリン鉱石含有食品及び外用剤
JP2004131453A (ja) * 2002-10-15 2004-04-30 Graffiti Twenty One:Kk 超微粉末化されたマイナスイオン発生素材、遠赤外線発生素材を有効成分とする製剤及び機能性食品
JP2009525795A (ja) * 2006-02-09 2009-07-16 ストライカー トラウマ ゲーエムベーハー 医療用接着剤および止血剤
JP2009268631A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Jms Co Ltd 保温部材
JP2014504288A (ja) * 2010-12-16 2014-02-20 タフロック テクノロジー プロプライアタリー リミテッド 改良された鉱物系組成物および使用方法
US9155671B2 (en) 2012-10-16 2015-10-13 Surmodics, Inc. Wound packing device and methods
US10080688B2 (en) 2012-10-16 2018-09-25 Surmodics, Inc. Wound packing device and method
US10201457B2 (en) 2014-08-01 2019-02-12 Surmodics, Inc. Wound packing device with nanotextured surface
CN113244441A (zh) * 2021-05-24 2021-08-13 河北工业大学 一种复合止血修复材料及其制备方法
CN113244441B (zh) * 2021-05-24 2022-03-15 河北工业大学 一种复合止血修复材料及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11123451B2 (en) Hemostatic devices
JP3366994B2 (ja) ファイバー
US8460699B2 (en) Clay-based hemostatic agents and devices for the delivery thereof
KR102037150B1 (ko) 지혈 장치
JPH1045608A (ja) ゼオライトを含有する創傷治療剤
JPH04371161A (ja) キチン又はキトサンの綿状物
JPH10151184A (ja) 機能性創傷被覆材
GB2134793A (en) Absorbent media comprising sphagnum moss
JPH0442019B2 (ja)
US20240033398A1 (en) Hemostatic devices
JPS6244258A (ja) 医療用生体表面被覆材
JPH08322874A (ja) 生体適合性粘着パッド
JP2003265591A (ja) 創傷被覆材およびその製造方法
RU2134126C1 (ru) Перевязочное средство
WO2009098029A2 (de) Wundversorgungsartikel
JPH0813252A (ja) アルギン酸系繊維、その製造方法及びその製品
JPS6083654A (ja) 医療用吸水性被覆材

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224