JPH1045236A - コンベヤベルトの散水洗浄装置 - Google Patents

コンベヤベルトの散水洗浄装置

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JPH1045236A
JPH1045236A JP20811296A JP20811296A JPH1045236A JP H1045236 A JPH1045236 A JP H1045236A JP 20811296 A JP20811296 A JP 20811296A JP 20811296 A JP20811296 A JP 20811296A JP H1045236 A JPH1045236 A JP H1045236A
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belt
water
return
conveyor
water supply
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Akira Kawase
晃 川瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト表面の洗浄を、洗浄水を制御しながら
最適水量で行う。 【解決手段】 ベルトコンベヤのリターンベルト側に設
けられたリターンベルト洗浄用散水管と、該散水管を囲
繞するように配設された集水シュートと、該集水シュー
ト直後のリターンローラの下方に位置し、ベルトの幅方
向全幅に配設された落粉受け容器と、該落粉受け容器に
落下した落粉重量を一定期間毎に計測する落粉計重器
と、前記散水管に接続され、給水量を制御する給水制御
弁と、前記落粉計重器からの信号を受けて、前記給水制
御弁に制御信号を発信する制御器とを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石炭などのばら物
を輸送するベルトコンベヤのコンベヤベルトの散水洗浄
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のコンベアベルトの洗浄装置
の概略説明図である。図において、aは石炭などのばら
物を輸送する上流側ベルトコンベアである。bはそのコ
ンベヤベルトであり、cはリターンベルトである。qは
ヘッドプーリである。dは下流側ベルトコンベヤで、e
はそのコンベヤベルトであり、fはリターンベルトであ
る。gはコンベヤ乗継部で、上流側ベルトコンベヤaか
ら下流側ベルトコンベヤdに石炭vが乗り継ぎする部分
である。この乗継部gでは石炭vが落下し、石炭vに含
まれる微粉炭が粉塵となって飛散するのでフードxを設
けている。
【0003】また乗継部gでは、発塵を少くするため
と、ベルトコンベヤdで運ばれて積上げた石炭vのパイ
ルからの発塵を防止するため、乗継部1個所当り輸送さ
れる石炭vの量の最大1%程度の水wを散水している。
例えば石炭vの輸送量が3,000t/hである場合
は、30t/hの水wを散水する。散水は散水管jから
乗継部gで落下する石炭vを目がけて行われる。一方、
コンベアベルトbの表面には微粉炭が付着しているの
で、ヘッドプーリqの近傍でベルトクリーナrにより微
粉炭を掻き落としているが、十分に落ちないので、さら
にコンベヤベルトbのリターン側に設けたベルトクリー
ナsにより付着物を回収ホッパh内に掻き落としてい
る。この回収ホッパhの上面に掻き落とされた付着物
は、散水管mから洗浄水wをかけて洗浄している。洗浄
水wは、回収ホッパhからストレーナoを経て貯水タン
クnに流下する。pは給水ポンプで、貯水タンクnから
排水管uにより洗浄水wを、貯炭場に隣接して設けた、
図示しない排水処理装置に送る。排水処理装置は、凝集
攪拌槽、凝集沈澱槽、スラッジ脱水装置等から構成さ
れ、処理水は再び使用され、スラッジは脱水されて貯炭
場に送られ、燃料として使用される。なお、iは水供給
管であり、tはリターンローラである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来のベル
トコンベヤの洗浄装置においては、コンベヤベルトbが
ヘッドプーリqを廻ったところでベルトbにベルトクリ
ーナrを当接してベルトbの表面に付着した微粉炭を掻
き落とすとともに、このベルトクリーナrの後方に設け
たベルトクリーナsにより付着物を回収ホッパh内に掻
き落としている。しかしながら、コンベヤベルトbには
微粉炭が強固に付着しており、また、コンベヤベルトb
は、石炭vなどを搬送中、図示しないキャリヤローラに
よりトラフ状に支持されているため、ヘッドプーリqを
廻った後もコンベヤベルトbにトラフ形状の癖が残り、
ベルトクリーナrとベルトクリーナsによっても付着物
を十分に掻き落とすことはできなかった。そこで、ベル
トクリーナrに加えてコンベヤベルトbに洗浄水を噴射
させて微粉炭を洗い落とすベルト洗浄装置が提案されて
いる。このベルト洗浄装置による洗浄効果は、搬送する
石炭の性状にもよるが、散水管からの噴射水量によって
変わるため、最適水量を定量的につかむことは困難で、
通常、多少多めの洗浄水を噴射させるようにしている。
一方、洗浄効果を高めるために多量の洗浄水を供給すれ
ば、洗浄後の多量の排水を処理しなければならないなど
の問題があった。
【0005】本発明は以上述べた問題点に鑑み案出され
たもので、洗浄水をリターンベルトの下面に向けて噴射
させ、コンベヤベルトの表面に付着した微粉炭等の付着
物を洗浄するとともに、洗浄の効果を検知するため、洗
浄後に落下した落粉の重量を一定期間毎に計測し、洗浄
用の給水量を制御する給水制御弁を制御して最適洗浄水
を供給することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の発明によれば、ベルトコンベヤのリターンベ
ルト側に設けられたリターンベルト洗浄用散水管と、該
散水管を囲繞するように配設された集水シュートと、該
集水シュート直後のリターンローラの下方に位置し、ベ
ルトの幅方向全幅に配設された落粉受け容器と、該落粉
受け容器に落下した落粉重量を一定時間毎に計測する落
粉計重器と、前記散水管に接続され、給水量を制御する
給水制御弁と、前記落粉計重器からの信号を受けて、前
記給水制御弁に制御信号を発信する制御器とを有してな
ることを特徴とするコンベヤベルトの散水洗浄装置が提
供される。
【0007】本願の好ましい実施形態によれば、リター
ンベルト洗浄用散水管の後方に位置して先端がベルトの
下面に当接するように配設された荒取り用ベルトクリー
ナをさらに備えている。
【0008】本願の好ましい実施形態によれば、荒取り
用ベルトクリーナの後方に位置してリターンベルトを上
下に挟持するように配設した矯正ローラの後方に位置
し、先端がベルトの下面に当接するように配設されたU
字状の仕上げ用ベルトクリーナをさらに備えている。
【0009】また、本願の好ましい実施形態によれば、
仕上げ用ベルトクリーナの後方に位置して先端がベルト
の下面に当接するように配設された水切りと、該水切り
の前後に位置し、ベルトの上面に当接するように配設し
た複数の上押さえローラとをさらに備えている。
【0010】さらに、本願の好ましい実施形態によれ
ば、集水シュートには、該集水シュート底面に溜まった
付着物を洗い流す集水シュート洗浄用散水管が配設され
るとともに、該散水管には、給水量を制御する給水制御
弁が設けられ、上記制御器からの制御信号を受けて給水
量を制御するようにしている。
【0011】次に本発明の作用を説明する。ヘッドプー
リの後方に配設した集水シュート内で、コンベヤベルト
が石炭を搬送してヘッドプーリを廻ったリターンベルト
の下面に向けてリターンベルト洗浄用散水管から洗浄水
を噴射し、コンベヤベルトの表面に付着した微粉炭等の
付着物を洗浄水により洗い落とす。なお、この洗浄水の
水量は、洗浄に先立ち搬送石炭の種類や気象条件などに
より設定される。次に、その集水シュート直後のリター
ンローラの下方に位置して配設された落粉受け容器で、
洗浄後も洗い落とされずに残って運ばれ、リターンロー
ラの所で落下した落粉を受けるとともに、落粉計重器で
その落粉の重量を一定期間毎に計測する。そして、現在
使用している水量に対し、落粉が計測されなければ給水
制御弁を制御して給水量を減らし、落粉が計測されれば
給水制御弁を制御して給水量を増やす。このようにし
て、落粉重量を計測しながら給水量を制御して最適水量
を噴射させるので、給水の節約と排水処理を最小限にす
ることができる。また、リターンベルト洗浄用散水管の
後方に位置して先端がベルトの下面に当接するように荒
取り用ベルトクリーナを配設すれば、コンベヤベルト表
面に残った付着物を掻き落とすことができる。さらに、
この荒取り用ベルトクリーナの後方に位置してリターン
ベルトを上下に挟持するように千鳥状に配設した矯正ロ
ーラによりリターンベルトを平坦にし、そこにU字状の
仕上げ用ベルトクリーナを当接し、コンベヤベルトの表
面に取り残された付着物を掻き落とすので、ベルトの表
面を完全に清掃することができる。さらにまた、仕上げ
用ベルトクリーナの後方に配設した水切りによりコンベ
ヤベルトの表面に付着した水分を完全に除去することが
できるので、後方のコンベヤベルトから水滴を落とすこ
とがない。また、集水シュート底面に溜まった付着物
を、コンベヤベルトの表面に付着した付着物を洗い落と
すと同様に、落粉重量を計測しながら給水量を制御して
最適水量を噴射するので、給水の節約と排水処理を最小
限にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づき説明する。図1は本発明のコンベヤベ
ルトの散水洗浄装置の概略説明図、図2は本発明の他の
実施形態を示すコンベヤベルトの散水洗浄装置の概略説
明図、図3は図2のリターンベルト側の平面図、図4は
本発明のコンベヤベルトの散水洗浄装置の作動を示すブ
ロック図である。
【0013】図1において、1は石炭などを搬送するベ
ルトコンベヤである。1aはベルトコンベヤ1のコンベ
ヤベルトであり、1bはそのリターンベルトである。2
はベルトコンベヤ1の端部に配設されたヘッドプーリで
ある。3はリターンベルト1bのリターンローラであ
り、3aは後述する集水シュートの直後に配設されたリ
ターンローラである。4はベルトコンベヤ1のリターン
ベルト1b側に設けられたリターンベルト洗浄用散水管
で、その上面には図示しない散水孔が長さ方向に多数設
けられており、このリターンベルト洗浄用散水管4から
洗浄水をリターンベルト1bの下面に向けて噴射するこ
とによりコンベヤベルト1aの表面を洗浄する。4aは
このリターンベルト洗浄用散水管4に接続した洗浄水供
給管で、その基端は洗浄水主供給管11に接続してい
る。12はリターンベルト洗浄用散水管4を囲繞するよ
うに配設された集水シュートである。5はリターンロー
ラ3aの下方に位置し、床面19上にリターンベルト1
bの幅方向全幅に配設された落粉受け容器である。6は
この落粉受け容器5に接続され、この落粉受け容器5に
落下した落粉重量を一定期間毎に計測する落粉計重器で
ある。7は洗浄水供給管4aに接続され、リターンベル
ト洗浄用散水管4への給水量を制御する給水制御弁であ
る。8は落粉計重器6からの信号を受けて、給水制御弁
7に制御信号を発信する制御器である。9は集水シュー
ト12の底面上方に設けられた散水管で、その下面には
図示しない散水孔が長さ方向に多数設けられている。こ
の散水管9から洗浄水を噴射させることにより集水シュ
ート12の底部に溜まった付着物を洗い流す。9aはこ
の集水シュート洗浄用散水管9に接続した洗浄水供給管
で、その基端は洗浄水供給管4aと同様に、洗浄水主供
給管11に接続している。10は洗浄水供給管9aに接
続され、集水シュート洗浄用散水管9への給水量を制御
する給水制御弁である。13は上端を集水シュート12
に接続した排水管で、下端は貯水タンク15内に挿入さ
れている。14は排水管13に接続したストレーナであ
り、16は補給水管である。17は排水送給管で、貯水
タンク15内の排水をポンプ18により図示しない排水
処理装置に送給する。なお、26は圧力計、27は流量
計、28は減圧弁、29はストレーナである。
【0014】30はヘッドプーリ2の正面(図1では左
側)に位置してコンベヤベルト1aと直交するように配
設されたベルトクリーナで、その先端はコンベヤベルト
1aに図示しないスプリングなどの押付装置により当接
するようになっている。このベルトクリーナ30は、幅
方向に複数個に分割されて取り付けられたブレード30
aを有し、コンベヤベルト1aに多少の凸凹があっても
ブレード30aが各別に一様に当たるようになってい
る。また、ブレード30aのベルトに当接する部分(上
端)には、超硬合金のチップが取り付けられており、ベ
ルトクリーナ30の摩耗を防止している。
【0015】次に本実施形態の作用について、図4を参
照しながら説明する。先ずコンベヤベルト1aの洗浄に
先立ち、搬送石炭の種類や気象条件などを確認して洗浄
水の水量を設定する。ベルトコンベヤ1を駆動し、上流
側でコンベヤベルト1aの上に石炭を載せて下流側に搬
送する。石炭を搬送したコンベヤベルト1aが、ヘッド
プーリ2を廻り、リターンローラ3を廻ったところで、
集水シュート12内に設けた散水管4から洗浄水をリタ
ーンベルト1bの下面に向けて噴射し、洗浄を開始す
る。するとコンベヤベルト1aの表面(図面ではリター
ンベルトbの下面)に付着した微粉炭等の付着物は、洗
浄水により洗い落とされる。リターンベルト1bが集水
シュート12直後のリターンローラ3aを通過する際、
洗い落とされずに残った付着物は、落粉受け容器5の上
に落下する。この落下した付着物を、一定期間毎に落粉
計重器6により測定する。そして、現在使用している水
量に対し、落粉が計測されなければ給水制御弁を制御し
て給水量を減らし、落粉が計測されれば給水制御弁を制
御して給水量を増やし、ベルトコンベヤ1を駆動中、連
続してコンベヤベルト1aの表面の付着物を洗い落と
す。ベルトコンベヤ1の駆動を停止すれば、直ちに散水
管4への洗浄水の供給を停止してベルトの洗浄を停止す
る。また、洗浄水により洗い落とされた付着物は、集水
シュート12の底部に落下して溜まるが、この付着物
も、散水管4と同様に、落粉重量を計測しながら給水量
を制御し、集水シュート12内に設けた散水管9から洗
浄水を噴射して洗浄する。このようにして、落粉重量を
計測しながら給水量を制御して最適水量を噴射させるの
で、給水の節約と排水処理を最小限にすることができ
る。
【0016】図2は本発明の他の実施形態を示すコンベ
ヤベルトの散水洗浄装置の概略説明図である。なお、上
記実施形態で説明した部分と共通する部分については、
重複するので説明を省略する。20は散水管4の後方に
位置してリターンベルト1bに図示しないスプリングな
どの押付装置により当接するように配設された荒取り用
ベルトクリーナである。この荒取り用ベルトクリーナ2
0は、リターンベルト1bの全幅にわたって取り付けら
れており、コンベヤベルト1aの表面の付着物は、最初
に散水管4からの洗浄水の噴射により洗い落とされる
が、洗い落とされずに残った付着物の荒取りを行う。な
お、この荒取り用ベルトクリーナ20は、ブレード20
aがベルトクリーナ7と同様に、複数個に分割されてお
り、リターンベルト1bの表面に多少の凸凹があっても
ブレード20aが各別に一様に当たるようになってい
る。また、ベルトクリーナ7と同様に、荒取り用ベルト
クリーナ20のベルトに当接する部分(上端)には、超
硬合金のチップが取り付けられており、荒取り用ベルト
クリーナ20の摩耗を防止している。
【0017】21,21はリターンベルト1bの上面に
当接するように所定間隔をもって配設された2個の上矯
正ローラであり、22はこの上矯正ローラ21,21の
下方の中間位置にリターンベルト1bの下面に当接する
ように配設された下矯正ローラで、図示しない昇降手段
により昇降させてその押付け力を調節している。このよ
うに上矯正ローラ21,21と下矯正ローラ22とを千
鳥状に配設し、下矯正ローラ22を昇降させ、リターン
ベルト1bを矯正して平坦にするようにしている。
【0018】24,24は上矯正ローラ21,21と同
様に、リターンベルト1bの上面に当接するように所定
間隔をもって配設された2個の上押えローラであり、こ
の上押えローラ24,24の下方の中間位置にリターン
ベルト1bの下面に当接するように水切り25が配設さ
れている。この水切り25は、リターンベルト1bの下
面の両端に、一定の長さのものをベルトと直交するよう
に配設してもよく、ベルトの全幅にわたってベルトと直
交するように配設してもよい。
【0019】23は上矯正ローラ21と上押さえローラ
24の間のリターンベルト1bの下面に当接するように
配設されたU字状の仕上げ用ベルトクリーナである。こ
の仕上げ用ベルトクリーナ23は、両端をブラケット2
3aに回動可能に取り付け、図3に示すように、U字状
の中央部分がリターンベルト1bの下面に強く当接した
り、両端部分が強く当接したりするように調節可能に配
設されている。
【0020】このように、本実施形態においては、第1
の発明の構成に加えて、荒取り用ベルトクリーナ20
と、上矯正ローラ21,21および下矯正ローラ22
と、仕上げ用ベルトクリーナ23と、水切り25とを設
けており、散水管4で洗浄水を噴射して洗浄した後、そ
の後方に配設された荒取り用ベルトクリーナ20により
掻き落とされる。さらに、その後方に配設された上矯正
ローラ21,21および下矯正ローラ22により平坦に
なったリターンベルト1bの下面に当接したU字状の仕
上げ用ベルトクリーナ23により掻き落としてコンベヤ
ベルト1aの表面を完全に清掃する。仕上げクリーナ2
3の後方に設けられた水切り25によりコンベヤベルト
1aの表面の水滴も除去してコンベヤベルト1aの表面
を完全に清掃する。
【0021】次に他の実施形態の作用について説明す
る。このように、散水管4で洗浄水を噴射して洗浄した
後、その後方に配設された荒取り用ベルトクリーナ20
やその後方に配設された上矯正ローラ21,21および
下矯正ローラ22により平坦になったリターンベルト1
bの下面に当接したU字状の仕上げ用ベルトクリーナ2
3により掻き落としているが、リターンベルト1bが集
水シュート12直後のリターンローラ3aを通過する
際、洗い落とされずに残った付着物は、落粉受け容器5
の上に落下する。この落下した付着物を、一定期間毎に
落粉計重器6により測定する。そして、現在使用してい
る水量に対し、落粉が計測されなければ給水制御弁を制
御して給水量を減らし、落粉が計測されれば給水制御弁
を制御して給水量を増やしてコンベヤベルト1aの表面
の付着物を洗い落とし、コンベヤベルト1aの表面を完
全に清掃する。また、仕上げクリーナ23の後方に設け
られた水切り25によりコンベヤベルト1aの表面の水
滴も除去することができるので、後方のコンベヤベルト
から水滴を落とすことがない。
【0022】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し
得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
ンベヤベルトの表面に付着した付着物を、洗浄水を噴射
させて洗浄するとともに、洗浄後に落下した落粉の重量
を一定期間毎に計測し、給水量を制御しながら洗浄する
ので、最適洗浄水の水量を容易に求めることができ、給
水の節約と排水処理を最小限にすることができるなどの
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンベヤベルトの散水洗浄装置の概略
説明図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示すコンベヤベルトの
散水洗浄装置の概略説明図である。
【図3】図2のリターンベルト側の平面図である。
【図4】本発明の作用を説明するブロック図である。
【図5】従来のコンベヤベルトの散水洗浄装置の概略説
明図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ 1a コンベヤベルト 1b リターンベルト 2 ヘッドプーリ 3,3a リターンローラ 4,9 散水管 4a,9a 洗浄水供給管 5 落粉受け容器 6 落粉計重器 7,10 給水制御弁 8 制御器 11 洗浄水主供給管 12 集水シュート 13 排水管 14,29 ストレーナ 15 貯水タンク 16 補給水管 17 排水送給管 18 ポンプ 19 床面 20 荒取り用ベルトクリーナ 20a ブレード 21 上矯正ローラ 22 下矯正ローラ 23 仕上げ用ベルトクリーナ 23a ブラケット 24 上押さえローラ 25 水切り 26 圧力計 27 流量計 28 減圧弁 30 ベルトクリーナ 30a ブレード a 上流側ベルトコンベヤ b,e コンベヤベルト c,f リターンベルト d 下流側ベルトコンベヤ g 乗継部 h 回収ホッパ i 洗浄水供給管 j,m 散水管 n 貯水タンク o ストレーナ p 給水ポンプ q ヘッドプーリ r,s ベルトクリーナ t 下押さえローラ u 排水管 v 石炭 w 洗浄水 x フード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤのリターンベルト側に設
    けられたリターンベルト洗浄用散水管と、該散水管を囲
    繞するように配設された集水シュートと、該集水シュー
    ト直後のリターンローラの下方に位置し、ベルトの幅方
    向全幅に配設された落粉受け容器と、該落粉受け容器に
    落下した落粉重量を一定期間毎に計測する落粉計重器
    と、前記散水管に接続され、給水量を制御する給水制御
    弁と、前記落粉計重器からの信号を受けて、前記給水制
    御弁に制御信号を発信する制御器とを有してなることを
    特徴とするコンベヤベルトの散水洗浄装置。
  2. 【請求項2】 リターンベルト洗浄用散水管の後方に位
    置して先端がベルトの下面に当接するように配設された
    荒取り用ベルトクリーナをさらに備えてなる請求項1記
    載のコンベヤベルトの散水洗浄装置。
  3. 【請求項3】 荒取り用ベルトクリーナの後方に位置し
    てリターンベルトを上下に挟持するように配設した矯正
    ローラの後方に位置し、先端がベルトの下面に当接する
    ように配設されたU字状の仕上げ用ベルトクリーナをさ
    らに備えてなる請求項1および請求項2記載のコンベヤ
    ベルトの散水洗浄装置。
  4. 【請求項4】 仕上げ用ベルトクリーナの後方に位置し
    て先端がベルトの下面に当接するように配設された水切
    りと、該水切りの前後に位置し、ベルトの上面に当接す
    るように配設した複数の上押さえローラとをさらに備え
    てなる請求項1ないし請求項3記載のコンベヤベルトの
    散水洗浄装置。
  5. 【請求項5】 集水シュートには、該集水シュート底面
    に溜まった付着物を洗い流す集水シュート洗浄用散水管
    が配設されるとともに、該散水管には、給水量を制御す
    る給水制御弁が設けられ、上記制御器からの制御信号を
    受けて給水量を制御するようにした請求項1ないし請求
    項4記載のコンベヤベルトの散水洗浄装置。
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