JPH1044386A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH1044386A
JPH1044386A JP20565696A JP20565696A JPH1044386A JP H1044386 A JPH1044386 A JP H1044386A JP 20565696 A JP20565696 A JP 20565696A JP 20565696 A JP20565696 A JP 20565696A JP H1044386 A JPH1044386 A JP H1044386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
air
control circuit
ink jet
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20565696A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinari Yada
明也 矢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP20565696A priority Critical patent/JPH1044386A/ja
Publication of JPH1044386A publication Critical patent/JPH1044386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクを吐出する複数のノズルを有するイン
クジェットヘツドとそのインクジェットヘツドからのイ
ンクの吐出量を制御せしめる制御回路を少なくとも収納
したキャリッジをガイドレールに沿って往復移動せしめ
るインクジェット記録装置において、前記制御回路より
の発熱を効果的に放熱する放熱手段を提供する。 【解決手段】 前記キャリッジ5の移動方向に面する両
側面にそれぞれ空気流入口6を形成し、その両空気流入
口6をつなぐように前記キャリッジ5内に形成された空
気流路に面して、前記制御回路基板8の発熱を放熱する
放熱板3を配置し、キャリッジ5の移動に伴ってキャリ
ッジ5内に流入する空気流により前記放熱板3の放熱効
果を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出する
複数のノズルを有するインクジェットヘツドとそのイン
クジェットヘツドからのインクの吐出量を制御せしめる
制御回路を少なくとも収納したキャリッジを記録時にガ
イドレールに沿って往復移動せしめるインクジェット記
録装置に関するもので、特に、前記制御回路からの発熱
する熱の放熱手段に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置においては、従
来よりインクジェットヘツドからのインクの吐出量を制
御駆動する駆動電圧が高圧であるため、ノイズの問題か
らインクジェットヘツドの近傍に位置するようにインク
ジェットヘツドを収納したキャリッジ内に制御回路も配
置している。そして、インクジェットヘツド自体には冷
却手段を設け、不要に過熱されることのないように構成
されているものがあるが、制御回路自体には特に冷却手
段を施さず、自然放熱による構成がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように自然放熱に
よる冷却では、印字を繰り返すにあたり、制御回路から
の熱がキャリッジ内部に蓄積され、前記インクジェット
ヘツドの冷却手段の冷却効果を損なう恐れが生じ、イン
クジェットヘッドの熱暴走や、ヘッド内のインク温度上
昇によるインクの特性変化から起こり、吐出不良などの
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のインクジェット記録装置は、キャリッジの
移動方向に面する両側面にそれぞれ空気流入口を形成
し、その両空気流入口をつなぐように前記キャリッジ内
に形成された空気流路に面して、前記制御回路の発熱を
放熱する放熱板を配置したことを特徴とするものであ
り、キャリッジの移動にともなって、強制的にキャリッ
ジ内に空気を送り込み、その空気流によりより効果的に
制御回路の冷却を行なわんとするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、インクを吐出する複数のノズルを有するインクジェ
ットヘッドとそのインクジェットヘッドからのインクの
吐出を制御せしめる制御回路を少なくとも収納したキャ
リッジをガイドレールに沿って往復移動せしめるインク
ジェット記録装置において、前記キャリッジの前記移動
方向の両側面にそれぞれ空気流入口を形成し、その両空
気流入口をつなぐように前記キャリッジ内に形成された
空気流路に面して、前記制御回路の発熱を放熱する放熱
板を配置したことを特徴としたものであり、キャリッジ
の移動にともなって、強制的にキャリッジ内に外部の空
気を送りこまれ、その空気流によりより効果的に制御回
路の冷却がおこなわれるものである。
【0006】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1に記載された発明の実施の形態について、図1、図
2、図3を用いて説明する。
【0007】図において、1はヘッドユニットであり、
このヘッドユニット1は、図3に示すように複数のノズ
ル(図示なし)および駆動電圧に応じて前記ノズルより
インクを吐出せしめる吐出機構を有するインクジェット
ヘッド2と、前記駆動電圧を発生する制御回路基板8
と、その制御回路基板8の放熱を行うために制御回路基
板8に接合された放熱板3と、インクジェットヘッド2
にインクを供給するタンク4と、それらを一体的に連結
しユニット化するケース7から構成されており、キャリ
ッジ5に対し着脱可能な構成となっている。
【0008】このキャリッジ5は少なくとも4側面が覆
われた箱状体であり、ガイドシャフト9に沿って駆動系
により記録時には往復移動されるように構成されてい
る。
【0009】このキャリッジ5の移動方向に面する両側
面にはキャリッジ5内に空気を取り込む空気流入口6が
設けられており、キャリッジ5の往復移動によりキャリ
ッジ5内に空気が強制的に送り込まれるようになってい
る。キャリッジ5に装着される2っの前記ヘッドユニッ
ト1は、お互いの放熱板3が所定の間隔をもって対向
し、その間を前記空気流入口6より導入された空気流が
通過するように取り付けられている。
【0010】すなわち、前記両空気流入口6は、キャリ
ッジ5内に形成された少なくとも両側面と底面が閉鎖さ
れた空気流通路でもって互いに連結されており、その空
気流通路に面して前記放熱板3が位置するように構成さ
れている。従って、記録時にキャリッジ5が走査される
と移動方向側のキャリッジ5の空気流入口6より空気が
キャリッジ5内に取り込まれる。取り込まれた空気は、
キャリッジ5とヘッドユニット1により作られた隙間に
導かれ、ヘッドユニット1の放熱板3に挟まれた空気流
路を通過し、他方の空気流入口6より排出される。それ
により放熱板3の冷却を行い、放熱効果を向上させる。
復路の記録時には、キャリッジ5の走査方向が反転さ
れ、往路で空気を排出した空気流入口6側より空気がキ
ャリッジ5内に導入され、同様に放熱効果を向上させ
る。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明のインクジェット
記録装置によると、記録時のキャリッジの移動に伴っ
て、キャリッジ内に強制的に空気が送り込まれるため、
特にファンなどの特別に冷却のための空気流を発生する
装置を必要とせず、キャリッジ内に熱がこもることを軽
減除去できるものであり、熱暴走を引き起こすまでの温
度上昇を防ぐことができ、かつ、インク温度の過剰な温
度上昇による特性変化から起こる吐出異常を防ぐことが
でき、安定したインクジェット記録装置を提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるインクジェット記
録装置の要部を示す平面図
【図2】同インクジェット記録装置の要部を示す斜視図
【図3】同インクジェット記録装置に使用されるヘッド
ユニットの一例を示す斜視図
【符号の説明】
1 ヘッドユニット 2 インクジェットヘッド 3 放熱板 4 インクタンク 5 キャリッジ 6 空気流入口 7 ケース 8 制御回路基板 9 ガイドレール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクを吐出する複数のノズルを有するイ
    ンクジェットヘツドとそのインクジェットヘツドからの
    インクの吐出量を制御せしめる制御回路を少なくとも収
    納したキャリッジを記録時にガイドレールに沿って往復
    移動せしめるインクジェット記録装置において、前記キ
    ャリッジの移動方向に面する両側面にそれぞれ空気流入
    口を形成し、その両空気流入口をつなぐように前記キャ
    リッジ内に形成された空気流路に面して、前記制御回路
    の発熱を放熱する放熱板を配置したことを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
JP20565696A 1996-08-05 1996-08-05 インクジェット記録装置 Pending JPH1044386A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20565696A JPH1044386A (ja) 1996-08-05 1996-08-05 インクジェット記録装置

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JP20565696A JPH1044386A (ja) 1996-08-05 1996-08-05 インクジェット記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH1044386A true JPH1044386A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16510515

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20565696A Pending JPH1044386A (ja) 1996-08-05 1996-08-05 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH1044386A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631966B2 (en) 2000-11-13 2003-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Recording head and recording apparatus with temperature control
JP2011016305A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2020116905A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 ローランドディー.ジー.株式会社 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6631966B2 (en) 2000-11-13 2003-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Recording head and recording apparatus with temperature control
JP2011016305A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2020116905A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 ローランドディー.ジー.株式会社 画像形成装置

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