JPH104345A - フィールドプログラマブルゲートアレイ - Google Patents

フィールドプログラマブルゲートアレイ

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JPH104345A
JPH104345A JP8156558A JP15655896A JPH104345A JP H104345 A JPH104345 A JP H104345A JP 8156558 A JP8156558 A JP 8156558A JP 15655896 A JP15655896 A JP 15655896A JP H104345 A JPH104345 A JP H104345A
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JP
Japan
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sram
data
programmable gate
field programmable
gate array
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Application number
JP8156558A
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English (en)
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Tatsuya Itagaki
竜也 板垣
Kazuhiro Kawasaki
和弘 河崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不揮発性メモリをプログラム素子として持つフ
ィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)に対
し通常動作時に機能変更し、また高速で機能変更できる
FPGAを実現することにある。 【解決手段】論理を決定するプログラム素子は例えばE
EPROMのごとき不揮発性メモリ13であるが、論理
回路16につながるプログラム素子を揮発性メモリのS
RAM17a、17bとして、通常使用時にSRAMデ
ータを書き換えすることで、回路動作中にSRAMプロ
グラム素子17a、17bのデータによりAND、O
R、NAND、NOR論理に機能変更する事が可能とな
る。また、SRAM17a、17bへのアドレスを制御
することで、任意の基本セル3aの機能を変更すること
ができる。これにより、通常動作時に機能変更が要求さ
れるシステムにおいて、不揮発性メモリをプログラム素
子として持つFPGAをSRAMを用いて機能変更可能
にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィールドプログラ
マブルゲートアレイに係り、特に回路動作中に高速で論
理機能を変更可能とするフィールドプログラマブルゲー
トアレイ(以下、FPGAと略称)に関する。
【0002】
【従来の技術】FPGAについては、例えば「ASIC
技術の基礎と応用」今井正治編著、電子情報通信学会発
行(1994年2月20日)190〜211ページ等に
記載されたものが知られている。
【0003】従来のFPGAは、規則正しく配列された
ハードワイヤード論理の基本セルとそれを接続するため
の配線領域をもつ。配線は予め用意されており配線接続
と基本セル内の論理回路の選択はアンチヒューズ、EE
PROM、EPROM、SRAMのいずれかのプログラ
ム素子を用いて決定されるというものである。
【0004】EEPROM、EPROMをプログラム素
子として持つFPGAは、PLD型の構造を採用してお
り、AND−OR論理のプログラミングやセレクタの切
り換えにプログラム素子が使用され論理が決定される。
そのため高速動作に適している。EEPROM、EPR
OMは高電圧によりフローティングゲートに電荷を蓄積
する事でプログラミングを行うので外部書き込みが必要
となる。
【0005】アンチヒューズをプログラム素子として持
つFPGAでは、基本セル列と配線領域が交互に並んだ
構造となっており、基本セルと配線がアンチヒューズで
接続される。アンチヒューズは抵抗、容量、面積に関し
他のプログラム素子より有利なため、多くのプログラミ
ングポイントが作成できる。このため基本セルのゲート
サイズを他のプログラム素子を用いた場合より小さくで
きる。また、アンチヒューズは絶縁層を高電圧で破壊す
る事でプログラミングを行うためプログラムは1度しか
できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したEEPRO
M、アンチヒューズ、EPROMをプログラム素子とし
て持つFPGAは、通常使用時は不揮発性であり回路動
作中にプログラミングを行う事はできない。SRAMを
プログラム素子として持つものは回路動作中に機能を変
更できるが、それにはSRAMを順次書き換えていくた
めのコンフィギュレーションシーケンスが数msかか
り、頻繁に回路変更をしながら使用すると回路の高速動
作ができなくなる。また、外部にコンフィギュレーショ
ンデータを格納するROMが必要となり、面積、配線を
増加させるという問題点がある。
【0007】したがって、本発明の目的は、上記従来の
問題点を解消することにあり、具体的には不揮発性のプ
ログラム素子を持つFPGAにSRAMのプログラム素
子を混在させて、回路動作中に機能を変更できるように
し、通常1種類の機能しか実現できないものを、複数の
機能を実現可能とするFPGAを提供することにある。
また、回路動作中に頻繁に機能変更が求められる場合に
高速で機能変更を可能とするFPGAを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、例えばEEPROM、EPROMおよびアンチヒュ
ーズの少なくとも1種の不揮発性メモリをプログラム素
子として論理回路、配線が決定されるフィールドプログ
ラマブルゲートアレイ(FPGA)において、揮発性メ
モリであり通常使用時の電源電圧でデータ書き換えがで
きるSRAMを、上記プログラム素子の少なくとも一部
と置き換え、SRAMデータでも論理回路、配線を決定
する様にして、回路動作中に内部に用意したデータまた
は外部からのデータをSRAMへロードすることで達成
される。
【0009】すなわち、本発明に係るフィールドプログ
ラマブルゲートアレイ(FPGA)は、論理回路にプロ
グラム素子として不揮発性のメモリを持つフィールドプ
ログラマブルゲートアレイ(FPGA)であって、前記
論理回路のプログラミングポイントの少なくとも一部を
揮発性メモリであるSRAMに置き換え、前記プログラ
ム素子への不揮発なプログラミング後、回路動作中に内
部もしくは外部からのデータによる前記SRAMの書き
換えにより機能変更し得るように構成して成ることを特
徴としている。
【0010】また、上記手段において、SRAMへのデ
ータロードを内蔵マイクロコンピュータにより、コント
ロールして行うということでも達成される。
【0011】また、回路動作中に高速で機能変更すると
いう目的は、SRAMへのデータを保有するメモリ領域
を内蔵し、メモリの出力からSRAMへの配線を予め用
意しておき、回路動作中にメモリ領域の該当データを選
択することで全てのSRAMプログラミングポイントへ
同時にロードすることにより達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による代表的なFP
GAの実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。
【0013】〈第1の構成例〉図1〜図4を用いて本発
明の第1のFPGAの構成例を説明する。図1はFPG
Aの構成を示すブロック図、図2は図1に示す基本セル
3の構成を示す回路図、図3は図2に示すSRAM17
a,17bにより選択される回路16の機能表、図4は図
2に示す回路のSRAM17a,17bにデータを与える
方法を示すブロック図である。
【0014】図1において1は入力専用ピン、2は配線
領域、3は基本セル、4は入出力ピン、5は出力バッフ
ァ、6はアドレスデコーダ、7はオールセレクト、8は
アドレス入力、9はフィードバックループ、19はリー
ド・ライト入力を示している。
【0015】また、図2において10は積項線、11,
13はEEPROMによるプログラム素子、12は論理
積、14は論理積のセレクトマトリクス、15は論理
和、16は論理回路、17a,17bはSRAMプログラ
ム素子、18,22はセレクタ、19はリード・ライト
入力、20はデータ入力、21はEXORゲート、23
はフリップフロップ、S1、S2はそれぞれSRAM1
7a,17bの出力を示している。
【0016】図4において6はアドレスデコーダ、1
1,13,24はEEPROMプログラム素子、17はS
RAMプログラム素子、25はインバータ、26は基本
セル中のEEPROMとSRAM以外の部分を集めた論
理回路部分を示している。
【0017】このように第1の構成例は、図1に示すよ
うに基本セル3を並べて配置しており、それら基本セル
3同士を接続するための配線領域2、出力バッファ5、
入力専用ピン1、アドレスデコーダ6、及び出力バッフ
ァ5からつながる入出力ピン4からなる。このうち基本
セル3及び配線領域2の詳細な回路図を図2に示す。
【0018】図2に示す基本セル3aは、配線領域2か
ら、積項線10に入力される信号が、論理積12、論理
積のセレクトマトリクス14、論理和15によるAND
−OR回路を経由し、SRAM17a,17bにより機能
が決定される論理回路16、またはEXORゲート2
1、またはAND−OR回路出力そのもの、のいずれか
を選択するセレクタ22を経由し、さらにフリップフロ
ップ23をバイパスするかどうかを選択するセレクタ1
8を経由し、配線領域2、または出力バッファ5へ出力
される。
【0019】積項線10と配線領域2中の配線との交点
にはEEPROMプログラム素子11があり、EEPR
OMのデータをプログラミングすると、積項線10上に
ANDが形成される。論理積のセレクトマトリクス14
では論理積12の出力を論理和15の入力につなぐ前に
選択している。
【0020】SRAM17a,17bの出力S1,S2によ
り決定される論理回路16の機能は図3に示すように、
出力S1=0,S2=0の場合はNOR、S1=1,S2
=0の場合はOR、S1=0,S2=1の場合はAN
D、S1=1,S2=1の場合はNANDとなる。
【0021】次にこの第1の構成例においてSRAM1
7a,17bにデータを与える方法について図4により説
明する。図4は基本セル3b及び配線領域2、アドレス
デコーダ6、SRAM17のデータ入力に正転、反転し
て接続されるデータ入力線20、SRAM17のリード
・ライト入力19、アドレスデコーダ6への入力7,8
からなる。
【0022】基本セル3bは、図2に示す基本セル3aの
簡略図であり、EEPROMプログラム素子13、SR
AMプログラム素子17を1つで代表している。アドレ
ス入力8により所望の基本セル3bのSRAM17のリ
ード・ライト入力19を選択できる。また、オールセレ
クト入力7はリード・ライト入力19を全てのSRAM
17を書き込み可能状態とすることができ、一度に全て
のSRAM17の書き換えを行うことができるものであ
る。
【0023】次に前述のような構成を持つFPGAの利
用方法を図4を参照して説明する。利用手順は以下の通
りである。 (1)EEPROMプログラム素子11,13,24を高
電圧により書き込みを行う。
【0024】(2)通常使用時にデータ入力線20を外
部よりハイレベルまたはローレベルにし、オールセレク
ト信号7を外部より入力して全てのSRAM17を書き
込み可能状態とする。SRAM17へのデータ入力はデ
ータ入力線20とインバータ25の有無により決定さ
れ、その後SRAM17のデータが書き換わらないよう
オールセレクト信号7を変化させ書き込み不可とする。
【0025】(3)通常動作時にアドレス入力8を外部
より入力して所望のSRAM17のリード・ライト入力
19を書き込み可能状態とし、データ入力線20からの
データにより書き込みを行う。複数のSRAM17を書
き換えるには、アドレス入力8に入力するアドレスを順
次変更して書き込みを行う。
【0026】上記手順により、(2)において1つの機
能が実現され、(3)において通常動作時に複数の機能
に変化させることができる。
【0027】このように第1の構成例では、通常使用時
に本来書き換え不可能なEEPROMをプログラム素子
に持つFPGAにおいて、図2の基本セル3aのように
SRAMプログラム素子17a,17bを持った構成とす
ることで、通常動作時の電源電圧において機能変更がで
きるようにするものである。
【0028】〈第2の構成例〉図5〜図7を用いて本発
明の第2のFPGAの構成例を説明する。図5はFPG
Aの構成を示すブロック図、図6は図5における基本セ
ル33の構成を示す回路図、図7はSRAMにデータを
与える方法を示すブロック図である。
【0029】図5において6はアドレスデコーダ、17
はSRAM、27は入出力ブロック、29は配線領域、
33は基本セル、34はアンチヒューズを表し、図6に
おいて30a,30b,30cはセレクタ、31はフリップ
フロップ、32はORゲートを表す。
【0030】この構成例では、図5に示すように入出力
ブロック27が4辺にあり、内部に基本セル33を横1
列に並べた領域と配線領域29とが交互に複数行並び、
プログラム素子であるSRAM17とアンチヒューズ3
4が混在している構成となっている。
【0031】基本セル33は図6に示すようにセレクタ
30a,30b,30c、ORゲート32、フリップフロッ
プ31を持つ。フリップフロップ31が存在しない基本
セルも存在する。基本セル33はハードワイヤード論理
であり、入出力は配線領域29へ伸びている。入力端子
をGNDまたは電源電圧に固定するといくつかの違った
論理を実現可能となる。
【0032】図7は図5における配線領域29、基本セ
ル33、SRAM17、アドレスデコーダ6の間の接続
を詳細に表したものである。基本セル33と配線領域2
9はアンチヒューズ34により接続される。配線領域2
9内にはGND、電源電圧に固定された配線もあり、こ
れと基本セル33への信号をアンチヒューズ34にて接
続することで図6に示す回路が所望の機能となる。
【0033】さらに基本セル33同士の接続にもアンチ
ヒューズ34は使われる。また、配線領域29内には、
SRAM出力28と接続された配線もあり、これと基本
セル33への信号をアンチヒューズ34にて接続するこ
ともできる。SRAM17はアドレスデコーダ6により
選択されるリード・ライト入力19により書き込み可能
となりデータ入力線20の電圧によりデータ入力され
る。アドレス入力8はアドレスデコーダ6により任意の
リード・ライト入力を選択し、オールセレクト入力7は
リード・ライト入力19を全てのSRAM17を書き込
み可能状態とすることができ、一度に全てのSRAM1
7の書き換えを行うことができるものである。
【0034】次に前述のような構成を持つFPGAの利
用手段を図7を参照して説明する。利用手順は以下の通
りである。 (1)アンチヒューズ34を絶縁破壊して導通させ、配
線領域29の配線と基本セル33の入出力を接続する。
【0035】(2)通常使用時にデータ入力線20を外
部よりハイレベルまたはローレベルにし、オールセレク
ト信号7を外部より入力して全てのSRAM17を書き
込み可能状態とする。SRAM17への入力データをデ
ータ入力線20より与え、その後オールセレクト信号1
7によりSRAM17を書き込み不可の状態に戻す。
【0036】(3)通常動作時にアドレス入力8を外部
より入力してリード・ライト入力19により所望のSR
AM17を書き込み可能とし、データ入力線20からの
データにより書き込みを行う。複数のSRAM17を書
き換えるには、アドレス入力8に入力するアドレスを順
次変更して書き込みを行う。
【0037】上記手順により、(2)において1つの機
能が実現され、(3)において通常動作時に複数の機能
に変化させる事ができる。
【0038】このように第2の構成例では、通常使用時
に本来書き換え不可能なアンチヒューズ34をプログラ
ム素子に持つFPGAにおいて、図7のように配線に接
続されているSRAM17を加え、その出力28を基本
セル33にアンチヒューズ34により接続することで、
通常動作時の電源電圧において機能変更ができるように
するものである。
【0039】〈第3の構成例〉本発明の第3のFPGA
の構成例は、図1〜図4における本発明の第1の構成例
におけるEEPROMプログラム素子13をEPROM
プログラム素子に置き換えたもので、図2の基本セル3
aのようにSRAMプログラム素子17a,17bを持った
構成とすることで、通常動作時の電源電圧において機能
変更ができる様にするものである。
【0040】〈第4の構成例〉図8を用いて本発明の第
4のFPGAの構成例を説明する。同図はFPGAの構
成を示すブロック図である。図において39は図1〜図
4で説明した本発明の第1の構成例を表したもの、3は
図2で説明した基本セル、36はデコーダ、37はワン
タイムプログラミングのROM、38はワンタイムプロ
グラミングのROMから基本セル3内のSRAM17
a、17bのデータ入力に接続される配線である。
【0041】この構成例は、図1〜図4に示した第1の
構成例39の基本セル3にワンタイムプログラミングの
ROM37からの出力が配線38により接続されて構成
されている。配線38は基本セル3内でSRAMのデー
タ入力と接続されている。
【0042】ワンタイムプログラミングのROM37は
全ての基本セル3内のSRAM17a、17bと同数の
ビットを持つデータ1、データ2、データ3、データ4
の領域を持ち、データ選択入力35のデータからデコー
ダ36により選択されたデータ1、2、3、4のいずれ
かをSRAM17a、17bのデータ入力にロードし、
それにより全ての基本セル3の回路を書き換え、回路全
体を変更するためのものである。
【0043】次に前述のような構成を持つFPGAの動
作を図8を参照して説明する。利用手順は以下の通りで
ある。 (1)ワンタイムプログラミングのROM37にデータ
1、2、3、4をプログラムする。
【0044】(2)基本セル3、及び配線領域2にある
EEPROMプログラム素子11にデータ書き込みを行
う。 (3)通常使用時にデータ選択入力35を外部より入力
してデコーダ36によりデータ1〜4のいずれかを基本
セル3内のSRAM17a、17bにロードし、基本セ
ル3内の回路変更を行う。
【0045】上記手順により、図1〜図4に示した本発
明の第1の構成例において、図4において多数の基本セ
ル3bを書き換えるには、アドレス入力8によりSRA
M17を指定して、データ入力線20からのデータを入
力することを基本セル3bごとに繰り返さなくてはなら
なかったことが、図8においてデータ選択入力35への
入力値の変更によりSRAM17のデータ変更を即座に
全ビット同時に行うことができるようになり、回路変更
が高速で実現可能となる。
【0046】この第4の構成例は、図1〜図4に示す第
1の構成例に、ワンタイムプログラミングのROM37
を内蔵し、基本セル3内のSRAMへの回路変更用のデ
ータをいくつも格納させ、通常動作時にワンタイムプロ
グラミングのROM37のデータをSRAMに1対1で
ロードすることにより機能変更を高速にできるようにす
るものである。
【0047】〈第5の構成例〉図9を用いて本発明の第
5のFPGAの構成例を説明する。同図はFPGAの構
成を示すブロック図である。図において40は図5〜図
7で説明した本発明の第2の構成例を示したもの、33
は図6で説明した基本セル、36はデコーダ、37はワ
ンタイムプログラミングのROM、38はワンタイムプ
ログラミングのROMからSRAM17のデータ入力に
接続される配線である。
【0048】この構成例では、図5〜図7に示した本発
明の第2の構成例40のSRAM17のデータ入力にワ
ンタイムプログラミングのROM37からの出力が配線
38により接続されて構成されている。ワンタイムプロ
グラミングのROM37は図8で説明したものと同じも
のである。
【0049】この第5の構成例は、図8に示した第4の
構成例の高速の機能変更方法を図5〜図7に示した第2
の構成例に適用したもので、ワンタイムプログラミング
のROM37を内蔵し、デバイス内のSRAM17への
回路変更用のデータをいくつも格納させ、通常動作時に
ワンタイムプログラミングのROM37のデータをSR
AMに1対1でロードすることにより機能変更を高速に
できるようにするものである。
【0050】〈第6の構成例〉第6の構成例として、図
8で説明した本発明の第4の構成例において、基本セル
3内のSRAM17a、17bへのデータを格納するR
OM37を不揮発性の消去可能メモリに置き換えたもの
がある。この不揮発性の消去可能メモリにSRAM17
a、17bへの回路変更用のデータをいくつも格納さ
せ、通常動作時にそのデータをSRAMに1対1でロー
ドすることにより機能変更を高速にできるようにするも
のである。また、消去可能メモリであるため、通常使用
の前に再プログラミングを行うことでさらに機能を変更
できる。
【0051】〈第7の構成例〉図10を用いて本発明の
第7のFPGAの構成例を説明する。同図はFPGAの
構成を示すブロック図である。図において39aは図1
〜図4で説明した本発明の第1の構成例を示したもの、
3は図2で説明した基本セル、6は図4で説明したアド
レスデコーダ、41は基本セル3内のSRAM17a、
17bへのデータを格納したデータ部、38は基本セル
3内のSRAMデータ入力に接続される配線、42はマ
イクロコンピュータを表す。
【0052】この第7の構成例は内蔵のマイクロコンピ
ュータ42がデータ部41、アドレスデコーダ6に接続
され、基本セル3、配線領域2または外部からマイクロ
コンピュータ42にデータを入力した構成となってい
る。マイクロコンピュータ42はアドレスデコーダ6、
データ部41に指令を出して基本セル3内のSRAMデ
ータを変更するためのものである。
【0053】次に前述のような構成を持つFPGAの動
作を図10を参照して説明する。利用手順は以下の通り
である。 (1)データ部41にSRAMへのロードデータをプロ
グラムする。 (2)基本セル3、及び配線領域2にあるEEPROM
プログラム素子にデータ書き込みを行う。
【0054】(3)通常動作時にマイクロコンピュータ
42を内部または外部信号により制御し、マイクロコン
ピュータ42からの指令によりアドレスデコーダ6によ
り任意の基本セル3内のSRAM17a、17bを選択
し、データ部41からのデータを入力する。
【0055】上記手順により、通常動作時に任意の基本
セル3内の論理機能を多様に変更可能であり、マイクロ
コンピュータ42を内蔵したことで外部からの複雑な制
御が不要となる。
【0056】この第7の構成例は、図1〜図4で説明し
た本発明の第1の構成例に、さらにマイクロコンピュー
タ42、メモリ41を内蔵させ、マイクロコンピュータ
42を用いて、通常動作中に任意の基本セル3の回路の
書き換えを行い多様な機能変更を行うことができるもの
である。
【0057】前述した本発明の各構成例は、EEPRO
M、アンチヒューズまたはEPROMをプログラム素子
として持つFPGAに対して、これら不揮発性メモリの
1部をSRAMに置き換えることで、通常動作時の電源
電圧においてSRAMにデータを書き込み、FPGAの
機能変更を可能とするものである。
【0058】また、前述した本発明の構成例はSRAM
を書き換えするためのデータを、チップに内蔵した1回
書き込み型または消去可能な不揮発性のメモリ領域に格
納し、メモリ領域の1ビットをSRAMプログラム素子
の1ビットと接続することで、SRAMへのデータロー
ドをメモリ領域の該当データを選択するだけで行えるよ
うにしたものであり、通常動作中に高速に機能変更が可
能となる。
【0059】また、前述した本発明の構成例はSRAM
へのデータ変更の際のリード・ライト信号につながるア
ドレスデコーダ、SRAMデータを格納するメモリをマ
イクロコンピュータでコントロールし、より複雑な機能
変更を行えるようにすることであり、FPGAの使用効
率を高めることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明により所期の
目的を達成することができた。すなわち、不揮発性のプ
ログラム素子を持つフィールドプログラマブルゲートア
レイにおいてSRAMプログラム素子を混在させたこと
で、通常動作時にも機能を変更することが可能となり、
本来同一チップでは1種類の機能しか実現できないもの
を同一チップで複数の機能を持つ回路として使用でき
る。
【0061】また、高速に回路変更を行うことができる
ため、通常動作時に論理機能を頻繁に変更するシステム
においてもこの高速コンフィギュレーションを利用すれ
ば、複数の機能に変化でき、フィールドプログラマブル
ゲートアレイの新たな使用方法が提供され有効利用がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の構成例における全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の構成例における基本セルの構成
を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の構成例における基本セルを説明
するための図表である。
【図4】本発明の第1の構成例における基本セルの周辺
を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の構成例における全体構成を示す
ブロック図である。
【図6】本発明の第2の構成例における基本セルの構成
を示す回路図である。
【図7】本発明の第2の構成例における基本セルの周辺
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4の構成例における全体構成を示す
ブロック図である。
【図9】本発明の第5の構成例における全体構成を示す
ブロック図である。
【図10】本発明の第7の構成例における全体構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…入力専用ピン、 2…配線領域、 3,3a,3b…基本セル、 4…入出力ピン、 5…出力バッファ、 6…アドレスデコーダ、 10…積項線、 11,13,24…EEPROMによるプログラム素子、 12…論理積、 14…セレクトマトリクス、 15…論理和、 17…SRAM、 17a…SRAM(S2)、 17b…SRAM(S1)、 18,22…セレクタ、 21…EXORゲート、 23…フリップフロップ、 25…反転素子、 26…論理回路部分、 27…入出力ブロック、 29…配線領域、 30a,30b,30c…2入力セレクタ、 31…フリップフロップ、 32…ORゲート、 33…基本セル、 34…アンチヒューズ、 36…デコーダ、 37…データ格納メモリ、 39…本発明の第1の構成例を表すブロック図、 40…本発明の第2の構成例を表すブロック図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理回路にプログラム素子として不揮発性
    のメモリを持つフィールドプログラマブルゲートアレイ
    であって、前記論理回路のプログラミングポイントの少
    なくとも一部を揮発性メモリであるSRAMに置き換
    え、前記プログラム素子への不揮発なプログラミング
    後、回路動作中に内部もしくは外部からのデータによる
    前記SRAMの書き換えにより機能変更し得るように構
    成して成るフィールドプログラマブルゲートアレイ。
  2. 【請求項2】論理回路にプログラム素子として不揮発性
    のメモリを持つフィールドプログラマブルゲートアレイ
    であって、前記論理回路のプログラミングポイントの少
    なくとも一部を揮発性メモリであるSRAMに置き換
    え、そのSRAMへのデータを保有するワンタイムプロ
    グラミングのメモリ領域を内蔵し、回路動作中に内部ま
    たは外部からの信号によりワンタイムプログラミングメ
    モリの保有データをSRAMへロードするように構成し
    て成るフィールドプログラマブルゲートアレイ。
  3. 【請求項3】論理回路にプログラム素子として不揮発性
    のメモリを持つフィールドプログラマブルゲートアレイ
    であって、前記論理回路のプログラミングポイントの少
    なくとも一部を揮発性メモリであるSRAMに置き換
    え、そのSRAMへのデータを保有する消去可能な不揮
    発性メモリ領域を内蔵し、回路動作中に内部または外部
    からの信号により消去可能な不揮発性メモリ領域のデー
    タをSRAMへロードするように構成して成るフィール
    ドプログラマブルゲートアレイ。
  4. 【請求項4】論理回路にプログラム素子として不揮発性
    のメモリを持つフィールドプログラマブルゲートアレイ
    であって、前記論理回路のプログラミングポイントの少
    なくとも一部を揮発性メモリであるSRAMに置き換
    え、そのSRAMへのデータを保有するメモリ領域を内
    蔵し、回路動作中に内部または外部からの信号により、
    メモリ領域の保有データをSRAMへワンクロック以内
    でロードするように構成して成るフィールドプログラマ
    ブルゲートアレイ。
  5. 【請求項5】論理回路にプログラム素子として不揮発性
    のメモリを持つフィールドプログラマブルゲートアレイ
    であって、前記論理回路のプログラミングポイントの少
    なくとも一部を揮発性メモリであるSRAMに置き換
    え、そのSRAMへのデータを保有するメモリ領域を内
    蔵し、さらに、内蔵したマイクロコンピュータからの信
    号により、回路動作中にメモリ領域の保有データを任意
    のSRAMへロードするように構成して成るフィールド
    プログラマブルゲートアレイ。
  6. 【請求項6】上記不揮発性のメモリをEEPROM、E
    PROMおよびアンチヒューズの少なくとも1種のプロ
    グラム素子で構成して成る請求項1乃至5いずれか一つ
    に記載のフィールドプログラマブルゲートアレイ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6326651B1 (en) 1999-03-08 2001-12-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Field-programmable gate array with ferroelectric thin film
WO2009063596A1 (ja) * 2007-11-12 2009-05-22 Panasonic Corporation 再構成可能回路、リセット方法、及び構成情報生成装置
EP1716641B1 (en) * 2004-02-20 2018-09-05 Lattice Semiconductor Corporation Upgradeable and reconfigurable programmable logic device

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