JPH1042453A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH1042453A
JPH1042453A JP19365096A JP19365096A JPH1042453A JP H1042453 A JPH1042453 A JP H1042453A JP 19365096 A JP19365096 A JP 19365096A JP 19365096 A JP19365096 A JP 19365096A JP H1042453 A JPH1042453 A JP H1042453A
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JP
Japan
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signal
power
transmitting
data
equipment
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Withdrawn
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JP19365096A
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English (en)
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Akihiko Yanaga
秋彦 弥永
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JIAMU HANBAI KK
Original Assignee
JIAMU HANBAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置により、一定の場所において操作
することにより、長距離であっても、確実に機器への電
源の供給、停止を行う。 【解決手段】 商用交流電源に接続される送信装置1に
おいて、ゼロクロス点検出装置3からの検出信号S
1と、操作装置5を操作することにより出力される所定
の機器の機器信号S2とがCPU4に入力されると、デ
ータ信号送出回路8へ制御信号S3が出力される。制御
信号S3が入力されたデータ信号送出回路8から0V近
傍の電圧を使用したデータ信号S4が電力線Lを伝送さ
れる。データ信号S4は装置及び機器へ電圧変化の影響
を及ぼさずに伝送され、受信装置2のゼロクロス点検出
装置9で検出され、機器CPU10から電源スイッチ1
1に電源スイッチ駆動信号S6が出力され、機器Dへの
電源の供給、遮断が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送装置に係わ
り、特に装置、配線の簡略化を行うことができる電気機
器の電源スイッチに好適に適用されるデータ伝送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビルや、家庭等で使用される
電気機器を動作させ、また停止させるためには、タイマ
ー等の電源スイッチで希望した時刻に商用電源を供給、
停止したり、あるいは、電力線を用いて電源の供給、停
止に対応した信号を伝送させて、機器への電源の供給を
制御していた。また、信号伝送線を別途設け、有線で信
号を伝送する他、赤外線、微弱電波の通信媒体を使用す
るリモートコントローラ等を操作して、スイッチのオン
・オフを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電力線
を用いて信号を伝送させるには、一般に、電源電流の周
波数より高い周波数の信号を重畳し伝送させている。こ
のため、周波数変調装置及び、変調された周波数を復調
させる復調装置が必要となり、装置も複雑になってしま
った。
【0004】更に、周波数の高い信号を伝送するため、
伝送路による信号の減衰は避けられず、長距離の伝送に
は適用が困難であって、誤動作を避けることとすると、
遠距離にある電気機器の制御には適用することができな
かった。長距離の伝送に適用させるためには、伝送用の
トランスを設けることも考えられるが、その場合その周
波数特性の影響を受けるため、何れにしても遠距離にあ
る電気機器の電源供給、停止の制御に適用することは困
難であった。
【0005】また、信号用専用の伝送線で伝送するため
には、別途配線を敷設しなければならず、既存の建物内
の場合、配線工事は煩雑であり、高額な費用を要してし
まった。あるいは、リモートコントローラによる場合、
被制御電気機器の特定ができないこともあり、異なる部
屋に設置された電気機器に対しては、制御できなかっ
た。
【0006】更に、集中制御盤で一括制御する方法で
は、配線に係わる工事が必要であることに加え、機器を
追加して設置したり、削除する自由度が低下する等の難
点があった。本発明は以上のような難点を除去するため
になされたものであって、簡単な装置により、配線工事
等の既存の設備の工事を必要とせず、遠距離であって
も、一定の場所で操作を行うことにより、的確に電気機
器への電源の供給、停止を制御でき、特に、商用交流電
源に適用される場合、電力線を使用して信号を伝送する
ことができるため、配線工事を一切必要とせず、また、
機器の追加、削除に容易に対応することができるデータ
伝送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデータ伝送装置は、交流電力線を使用して
送信装置および受信装置間でデータを伝送するデータ伝
送装置において、交流電力線から供給される交流電源の
ゼロクロス点近傍の所定の電圧を検出し、検出された電
圧が予め設定された電圧と一致したとき、データ信号を
送出するデータ信号送出回路を備えた送信装置と、送信
装置から送出されるデータ信号を検出したとき、電源ス
イッチを閉成・開成し、交流電源から電源スイッチを介
して電源を電気機器に給電・遮断する受信装置とを備え
たものである。
【0008】また、本発明のデータ伝送装置は、直流電
力線を使用して送信装置および受信装置間でデータを伝
送するデータ伝送装置において、操作装置からの操作信
号を入力し、入力した操作信号により直流電力線から供
給される直流電流を予め設定されたデータ信号に成形し
送出するデータ信号送出回路を備えた送信装置と、送信
装置から送出されるデータ信号を検出したとき、電源ス
イッチを閉成・開成し、直流電源から電源スイッチを介
して電源を電気機器に給電・遮断する受信装置とを備え
たものである。
【0009】本発明のデータ伝送装置の送信装置におい
て、交流電源の所定のゼロクロス点近傍の電圧を検出
し、予め設定された電圧と一致したとき、データ信号送
出回路からデータ信号を送出する。このデータ信号を受
信した受信装置において、電源スイッチを閉成・開成さ
せ、当該電源スイッチに接続される電気機器への給電、
遮断を行うことができる。
【0010】また、データ伝送装置の送信装置におい
て、操作装置から操作信号が入力されると、入力した操
作信号によって直流電流を、予め設定されたデータ信号
に成形してデータ信号送出回路から送出する。このデー
タ信号を受信した受信装置において、電源スイッチを閉
成・開成させ、電源スイッチに接続される電気機器への
電源の給電、遮断を行うことができる。
【0011】このため、一箇所の操作装置を操作するこ
とにより、電気機器の電源供給、停止を簡単に行うこと
ができ、特別な配線工事を行わずに、既存の建物でも容
易に電気機器への電源供給、停止を行うことができ、し
かも、電気機器の付加、排除に対しても容易に対応する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータ伝送装置を
適用した好ましい実施の形態例について図面を参照して
詳述する。図1に示すように、データ伝送装置は、商用
交流電源に接続される送信装置1及び送信装置1にそれ
ぞれ電力線Lを介して接続される複数の受信装置2を有
する。
【0013】送信装置1には、商用交流電源に接続され
るゼロクロス点検出装置3が設けられる。ゼロクロス点
検出装置3は交流の0V近傍の電圧を検出し、検出信号
1を出力するものであり、A/D変換器、コンパレー
タ等が適用される。ゼロクロス点検出装置3の出力側に
はCPU4が設けられ、CPU4のもう一方の入力側に
は、操作装置5が接続される。図2に示すように、操作
装置5にはそれぞれの電気機器Dに対応した操作スイッ
チ6及び表示部7が設けられ、操作スイッチ6を操作す
ることにより、それぞれの機器Dに対応した特定の電圧
として定められた0V近傍の機器番号に相当する機器信
号S2がCPU4に出力されるようになっている。ま
た、操作スイッチ6にはLEDが設けられ、操作スイッ
チ6を操作することによりLEDが点灯されると共に、
表示部7に所定の表示がなされるようになっている。C
PU4の出力側にはデータ信号送出回路8が設けられ
る。データ信号送出回路8は、機器信号S2及び検出信
号S1が入力されたCPU4から出力される機器信号及
び制御情報に相当する制御信号S3が入力されると、デ
ータ信号S4を出力するものである。データ信号送出回
路8はスイッチ機能を有する素子で構成され、サイリス
タ、トライアック、FET、トランジスタ、リレー等の
素子が適用される。
【0014】受信装置2は送信装置1から電力線Lを介
して伝送されるデータを受信し、電気機器Dの給電、遮
断を行うものである。受信装置2には、送信装置1のデ
ータ信号送出回路8から送出され電力線Lを伝送された
データ信号S4が受信されるゼロクロス点検出装置9が
設けられる。ゼロクロス点検出装置9は、送信装置1の
ゼロクロス点検出装置3と同様に、交流の0V近傍の信
号を検出するものであり、当該受信装置2が接続される
電気機器Dに相当するデータ信号S4を検出すると、デ
ータ検出信号S5を出力するようになっている。ゼロク
ロス点検出装置9の出力側には機器CPU10が接続さ
れ、機器CPU10はデータ検出信号S 5が入力される
と、電源スイッチ11を作動させる電源スイッチ駆動信
号S6を出力するようになっている。電源スイッチ11
には電気機器Dが接続され、電源スイッチ11の作動に
より、電気機器Dと交流電源との接続、断線が行われ
る。
【0015】このような構成のデータ伝送装置の動作を
説明する。操作装置5において、駆動させようとする電
気機器Dに相当する操作スイッチ6を操作すると、操作
スイッチ6に設けられたLEDが点灯されると共に、表
示部7に所定の表示がなされ、CPU4に機器信号S2
が入力される。CPU4にゼロクロス点検出装置3から
機器信号S2に相当する電圧の検出信号S1が入力された
とき、データ信号送出回路8に制御信号S3が出力され
る。データ信号送出回路8に制御信号S3が入力される
と、データ信号送出回路8から、図3に示すようなデー
タ信号S4が出力される。データ信号S4は、電源として
AC100Vが使用された場合においては、最大電圧1
41Vの0.01%以下の電圧値の範囲を用いたものと
なる。このため、機器に供給する商用電源の電力線Lに
データ信号S4が重畳されても、電力変化により装置及
び機器が受ける影響は実用上問題となることがなく、デ
ータ信号S4を伝送することができる。このようなデー
タ信号S4は、図4に示すように波形整形された後、電
力線Lを伝送されて、受信装置2に受信される。受信装
置2のゼロクロス点検出装置9によって、当該受信装置
2に接続される電気機器Dに相当するデータ信号S4
検出されると、ゼロクロス点検出装置9からデータ検出
信号S5を機器CPU10に出力する。データ検出信号
5が入力されると、機器CPU10から電源スイッチ
駆動信号S6が出力され、機器用スイッチ11を動作さ
せ、機器Dへの電源の供給、停止がなされる。
【0016】以上の説明は本発明の一実施態様であり、
本願発明はこれに限定されず、電気機器Dは1の機器に
限らず、複数の機器であってもよく、この場合は、一の
スイッチ操作により一括して制御できる。本発明が適用
される電気機器Dとしては、照明機器、家庭電化製品、
ドア、窓等の開閉や、風呂の温度設定、暖房機器等のセ
キュリティ装置、あるいはデータ通信や、集合玄関の外
灯、ビニールハウス等遠距離設備の制御、自動車等のラ
ンプ等、その他電源を制御する何れの装置も挙げられ
る。
【0017】また、本願発明は商用交流電源の2線式、
3線式何れにも適用することができ、また、商用交流電
源に適用されるものに限定されるものではなく、直流電
源にも適用できる。直流電源を用いた場合、送信装置に
は、ゼロクロス点検出装置は設けられず、CPUに操作
装置からの操作信号が入力されると、データ信号送出回
路から出力されるデータ信号は、図5に示すような波形
となる。受信装置においては、交流電源の場合と同様
に、当該受信装置が接続される電気機器に相当するデー
タ信号が検出されると、電気機器が接続される電源スイ
ッチを動作させ、機器への電源の供給、停止を行うこと
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のデータ伝送装置によれば、交流電源の所定のゼロク
ロス点近傍の電圧を検出した場合、電気機器に相当する
信号を送信装置から送信し、受信装置を介して接続され
る電気機器の電源スイッチを制御することとし、あるい
は、操作装置からの操作信号により、直流電源に電気機
器に相当する信号を重畳して送信装置から送信し、受信
装置を介して接続される電気機器の電源スイッチを制御
することとしたため、簡単な装置により、一定の場所に
ある操作装置を操作することにより、遠距離にある機器
であっても、的確に電源の供給、停止を制御でき、ま
た、商用交流電源を用いた場合、信号の伝送に電力線に
用いることができるため、配線工事等の既存の設備の工
事を一切必要とせず、制御する機器の追加、削除に容易
に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の要部を示す正面図。
【図3】本発明の動作を示す説明図。
【図4】本発明の動作を示す説明図。
【図5】本発明の動作を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・・・・送信装置 2・・・・・・受信装置 8・・・・・・データ信号送出回路 11・・・・・・電源スイッチ S4・・・・・・データ信号 L・・・・・・交流電力線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電力線を使用して送信装置および受信
    装置間でデータを伝送するデータ伝送装置において、 前記電力線から供給される交流電源のゼロクロス点近傍
    の所定の電圧を検出し、検出された電圧が予め設定され
    た電圧と一致したとき、データ信号を送出するデータ信
    号送出回路を備えた送信装置と、前記送信装置から送出
    される前記データ信号を検出したとき、電源スイッチを
    閉成・開成し、前記交流電源から前記電源スイッチを介
    して電源を電気機器に給電・遮断する受信装置とを備え
    たことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】直流電力線を使用して送信装置および受信
    装置間でデータを伝送するデータ伝送装置において、 操作装置からの操作信号を入力し、入力した前記操作信
    号により前記直流電力線から供給される直流電流を予め
    設定されたデータ信号に成形し送出するデータ信号送出
    回路を備えた送信装置と、前記送信装置から送出される
    前記データ信号を検出したとき、電源スイッチを閉成・
    開成し、前記直流電源から前記電源スイッチを介して電
    源を電気機器に給電・遮断する受信装置とを備えたこと
    を特徴とするデータ伝送装置。
JP19365096A 1996-07-23 1996-07-23 データ伝送装置 Withdrawn JPH1042453A (ja)

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Effective date: 20031007