JPH1042318A - 映像表示装置 - Google Patents
映像表示装置Info
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- JPH1042318A JPH1042318A JP8194235A JP19423596A JPH1042318A JP H1042318 A JPH1042318 A JP H1042318A JP 8194235 A JP8194235 A JP 8194235A JP 19423596 A JP19423596 A JP 19423596A JP H1042318 A JPH1042318 A JP H1042318A
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- JP
- Japan
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- video
- image
- field
- display device
- shutter glasses
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 １台の装置でその画面の大きさを損なわず
に、複数の者が同時に２つの別々の映像を観る。 【解決手段】 ２つの別々の映像信号を２つのＦＩＦＯ
１４ａ，１４ｂにそれぞれ書き込み、この２つのＦＩＦ
Ｏ１４ａ，１４ｂのデータを１フィールド毎に交互に、
且つ、通常の２倍のスピードで読み出し、これをスイッ
チ回路１６で１つの映像信号として表示画面５に表示
し、一方のシャッター眼鏡２Ａを一方の映像のみが観え
るように１フィールド置きに開閉し、他方のシャッター
眼鏡２Ｂを他方の映像のみが観えるように１フィールド
置きに開閉する。
に、複数の者が同時に２つの別々の映像を観る。 【解決手段】 ２つの別々の映像信号を２つのＦＩＦＯ
１４ａ，１４ｂにそれぞれ書き込み、この２つのＦＩＦ
Ｏ１４ａ，１４ｂのデータを１フィールド毎に交互に、
且つ、通常の２倍のスピードで読み出し、これをスイッ
チ回路１６で１つの映像信号として表示画面５に表示
し、一方のシャッター眼鏡２Ａを一方の映像のみが観え
るように１フィールド置きに開閉し、他方のシャッター
眼鏡２Ｂを他方の映像のみが観えるように１フィールド
置きに開閉する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、画面上に２種類
の映像信号を表示し、これをシャッター眼鏡をかけるこ
とにより選択的に見られるようにした映像表示装置に関
するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来の映像表示装置で、２つの番組を２
人の人がそれぞれに楽しもうとする場合、通常は２台の
表示装置が必要であった。 【０００３】これを１台の映像表示装置で見ようとする
場合、画面において、いわゆる親子画面のように子画面
を隅に小さく表示するか、またはワイドテレビにおける
ダブル画面の様に、たとえば左右に二分割して２種類の
映像を同時に映し出すことが行われてきた。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では、１台の映像表示装置で２画面を見ようとする
とき、少なくとも片方は、もとの映像表示装置の画面の
大きさよりも小さくなってしまうという不都合を生じて
いた。 【０００５】そこで、本発明は、１台の装置のみでその
画面の大きさを損なわずに複数の者が同時に、２つの別
々の映像を観ることができる映像表示装置を提供するこ
とを課題とする。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の映像表示装置は、２つの別々の映像信号を、
１つの表示画面上にフィールド毎に交互に映像として映
し出す手段と、光の通過・しゃ断が自由な左眼用フィル
ターと右眼用フィルターとを有し、この双方のフィルタ
ーが共に同時に画面表示のフィールド周波数に同期して
光の通過としゃ断を交互に制御されるシャッター眼鏡
と、を備えたものである。 【０００７】従って、シャッター眼鏡を掛けた観察者
は、画面に映し出されたいずれか一方の映像信号の映像
のみを観ることができるため、複数の観察者が光の通過
としゃ断のタイミングが異なるシャッター眼鏡をそれぞ
れ掛ければ２つの別々の映像を分割されない画面上で観
ることができる。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図１には映像表示装置の回路ブロッ
ク図、図２には映像表示装置の外観斜視図がそれぞれ示
されている。 【０００９】図２において、映像表示装置はテレビ装置
１を有し、このテレビ装置１には２つのシャッター眼鏡
２Ａ，２Ｂとビデオ装置３とヘッドホン４とが各信号ケ
ーブルＣを介して接続されている。テレビ装置１の前面
には表示画面５が配置され、その両側にはスピーカ６が
それぞれ配置されている。又、表示画面５の下方には操
作部７と共に映像信号入力端子Ｔ1，Ｔ2、シャッター眼
鏡端子Ｔ3，Ｔ4、ヘッドホン端子Ｔ5，Ｔ6などが設けら
れている。前記操作部７には各種のボタンが配置され、
操作者が２画面同時表示モード、立体映像表示モード等
のモードも選択できるよう構成されている。 【００１０】図１において、テレビ装置１には２つのＴ
Ｖ（テレビジョン）チューナ１０ａ，１０ｂが内蔵さ
れ、この各ＴＶチューナ１０ａ，１０ｂにはアンテナＡ
Ｔからの受信信号がそれぞれ導かれている。各ＴＶチュ
ーナ１０ａ，１０ｂで選局によりピックアップされた映
像信号は各切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2に供給され、この
各切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2にはその他に各映像入力端
子Ｔ1，Ｔ2からの映像信号も供給されるよう構成されて
いる。そして、各切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2はＴＶチュ
ーナ１０ａ，１０ｂからの映像信号と外部からの映像信
号（この実施形態ではビデオ装置３からの映像信号）と
のいずれか一方を選択して各Ｙ／Ｃ分離回路１１ａ，１
１ｂにそれぞれ出力する。 【００１１】各Ｙ／Ｃ分離回路１１ａ，１１ｂはコンポ
ジットの映像信号を輝度信号（Ｙ）とクロマ（Ｃ）信号
にそれぞれ分離し、各輝度信号は各Ａ／Ｄ変換器１２
ａ，１２ｂでディジタル化されて各ファーストイン・フ
ァーストアウトメモリ（以下、「ＦＩＦＯ」という。）
１４ａ，１４ｂに供給される。又、各クロマ信号は各Ａ
／Ｄ変換器１２ａ1，１２ｂ2でディジタル化された後各
カラーデコーダ１３ａ，１３ｂで色差信号（Ｒ−Ｙ，Ｂ
−Ｙ）に変換されて各ＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂに供給さ
れる。各ＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂの書き込みと読み出し
は全てコントローラ１５で制御され、このコントローラ
１５の制御内容（２画面同時表示モード、立体映像表示
モード等）は下記する作用で詳説する。各ＦＩＦＯ１４
ａ，１４ｂから読み出された映像信号（Ｙ，Ｒ−Ｙ，Ｂ
−Ｙ）はスイッチ回路１６に供給され、このスイッチ回
路１６はコントローラ１５の制御により２つのＦＩＦＯ
１４ａ，１４ｂからの映像信号のいずれか一方を出力す
る。スイッチ回路１６で選択された映像信号は３つのＤ
／Ａ変換器１７でアナログ化されてＲＧＢデコーダ１８
に供給される。ＲＧＢデコーダ１８はＹ，Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙの映像信号を赤（Ｒ），緑（Ｇ），青（Ｂ）の３つの
色信号からなる映像信号に変換してＣＲＴ駆動回路１９
に出力する。ＣＲＴ駆動回路１９は供給される３つの色
信号に基づき陰極線管２０を駆動し、陰極線管２０の表
示画面５に映像が映し出される。 【００１２】また、テレビ装置１には２つのシャッター
眼鏡駆動回路２１ａ，２１ｂが内蔵され、この各シャッ
ター眼鏡駆動回路２１ａ，２１ｂはコントローラ１５の
制御によってシャッター駆動信号をそれぞれのシャッタ
ー眼鏡２Ａ，２Ｂに出力する。 【００１３】各シャッター眼鏡２Ａ，２Ｂは光の通過・
しゃ断が自由な左眼用フィルター２Lと右眼用フィルタ
ー２Rとを有し、この双方のフィルター２L，２Rはシャ
ッター駆動信号によって光の通過・しゃ断が制御され
る。具体的には双方のフィルター２L，２Rが共に同時に
光の通過としゃ断を交互に繰り返し、又、双方のフィル
ター２L，２Rが交互に光の通過としゃ断を順次繰り返す
よう制御される。上記各フィルター２L，２Rは例えば液
晶シャッターにて構成される。 【００１４】次に、上記構成の作用を説明する。図１に
おいて、２つの切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2によってそれ
ぞれ選択された映像信号（プログラム１の映像信号とプ
ログラム２の映像信号）は所定の信号処理を施されて２
つのＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂにそれぞれ供給される。そ
して、２画面同時表示モードの指令を受けたコントロー
ラ１５は２つのＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂに対し通常の周
波数の書き込みクロックを共に出力してデータを書き込
むよう制御するが、２つのＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂに対
し、通常の周波数の２倍の読み出しクロックを１フィー
ルド毎交互に出力してデータを選択的に読み出すよう制
御する。即ち、図３にて矢印で示すように、一方のＦＩ
ＦＯ１４ａの第１奇数フィールドのデータ、他方のＦＩ
ＦＯ１４ｂの第１奇数フィールドのデータ、一方のＦＩ
ＦＯ１４ａの第１偶数フィールドのデータ、他方のＦＩ
ＦＯ１４ｂの第１偶数フィールドのデータ、一方のＦＩ
ＦＯ１４ａの第２奇数フィールドのデータ、他方のＦＩ
ＦＯ１４ｂの第２奇数フィールドのデータの如く、１フ
ィールド毎に交互に、且つ、元の信号の２倍のスピード
で読み出す。そして、コントローラ１５はこの新しいフ
ィールド周波数でスイッチ回路１６を制御することによ
り、スイッチ回路１６からは、もとの信号に対しフィー
ルド周波数が２倍で、２つの映像信号が１フィールド毎
交互に入った一つの映像信号が出力される。この混合の
映像信号がＣＲＴ駆動回路１９を経て表示画面５に映像
として映し出される。尚、陰極線管２０の偏向系も通常
の２倍の走査スピード（垂直偏向周波数：約１２０Ｈ
ｚ）で駆動される。 【００１５】一方、コントローラ１５は新しいフィール
ド周波数に基づく制御信号を各シャッター眼鏡駆動回路
２１ａ，２１ｂに出力し、各シャッター眼鏡駆動回路２
１ａ，２１ｂは、図３に示すように、１フィールド置き
に光の通過としゃ断を繰り返し、且つ、互いにそのタイ
ミングが反対となるよう各シャッター眼鏡２Ａ，２Ｂを
制御する。すると、一方のシャッター眼鏡２Ａを掛けた
観察者Ａは、図３に示すプログラム１の映像のみを観、
他方のシャッター眼鏡２Ｂを掛けた観察者Ｂは、図３に
示すプログラム２の映像のみを観ることになり、２人の
観察者Ａ，Ｂが同時に、２つの別々の映像を表示画面５
いっぱいの映像として観ることができる。そして、この
実施形態では、表示映像のフィールド周波数を２倍にし
ているため、フリッカーによる映像劣化が極力防止され
る。尚、フリッカーによる映像劣化を問題にしない場合
には表示映像のフィールド周波数を通常の周波数として
も良く、この場合には２つのＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂが
不要になるという利点がある。又、表示映像のフィール
ド周波数を通常の２倍ではなく、通常の周波数よりも高
い任意の周波数に設定しても良い。 【００１６】以上の説明で音声処理ついては省略した
が、プログラム１の映像の音声はスピーカ６より、プロ
グラム２の映像の音声はヘッドホン４よりそれぞれ別々
に出力するよう構成されている。 【００１７】この映像表示装置に右眼左眼で見たに相当
する映像がフィールド毎に入っている、いわゆるフィー
ルドシーケンシャルな立体映像信号を入力した場合につ
いて説明する。いずれかの切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2を
介して立体映像信号のみを入力し、この立体映像信号が
いずれか一方のＦＩＦＯ１４ａ（又は１４ｂ）に供給さ
れる。 【００１８】そして、立体映像表示モードの指令を受け
たコントローラ１５はこの一方のＦＩＦＯ１４ａ（又は
１４ｂ）に対し通常の周波数の書き込みクロックを出力
してデータを書き込むよう制御するが、一方のＦＩＦＯ
１４ａ（又は１４ｂ）に対し通常の２倍の読み出しクロ
ックで、且つ、フレーム単位でそのデータを２度読みす
るよう読み出しを制御する。即ち、図４にて矢印で示す
ように、第１奇数フィールドのデータ、第１偶数フィー
ルドのデータ、第１奇数フィールドのデータ、第１偶数
フィールドのデータ、第２奇数フィールドのデータ、第
２偶数フィールドのデータの如く、１フレーム単位で２
度、且つ、元の信号の２倍のスピードで読み出す。する
と、図４に示すように、フィールド周波数が２倍で右眼
用の信号と左眼用の信号が交互に入った映像信号に変換
され、これが表示画面５に映し出される。 【００１９】一方、コントローラ１５は新しいフィール
ド周波数に基づく同じ制御信号を各シャッター眼鏡駆動
回路２１ａ，２１ｂに出力し、各シャッター眼鏡駆動回
路２１ａ，２１ｂは、図４に示すように、共に左眼用の
映像が映し出されているときには左眼用フィルター２L
が、右眼用の映像が映し出されているときには右眼用フ
ィルター２Rがそれぞれ光の通過を許容するよう制御す
る。すると、各シャッター眼鏡２Ａ，２Ｂを掛けた観察
者Ａ，Ｂは共に、左眼右眼がそれぞれに対応する映像の
みを観ることによって立体映像を観ることができる。こ
の実施形態では、表示映像のフィールド周波数を２倍に
しているため、フリッカーによる映像劣化が極力防止さ
れる。 【００２０】図５には上記映像表示装置を対戦用ゲーム
装置として利用する場合が示されている。図５におい
て、２つの映像入力端子Ｔ1，Ｔ2には２つのゲーム器３
０ａ，３０ｂの各信号ケーブルＣがそれぞれ接続され、
２人の対戦者Ａ，Ｂはシャッター眼鏡２Ａ，２Ｂをそれ
ぞれ掛けていると共にゲーム器用コントローラ３１ａ，
３１ｂを手でそれぞれ持っている。そして、テレビ装置
１内の２つの切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2により外部入力
を選択して対戦型ゲーム用の２つの映像信号が入力さ
れ、コントローラ１５が２画面同時表示モードで制御を
行う。すると、上述の説明で明らかなように、対戦者
Ａ，Ｂは同一のシーン内にそれぞれ担当する戦う人や、
競争する車をコントロールするとともに、それに合った
別々の視点からの映像を画面上に見ることができる。 【００２１】通常このような対戦ゲームでは、２台のテ
レビモニターを準備しなくてはならないが、図５のよう
にすることにより、１台の大画面テレビでその画面サイ
ズいっぱいの大迫力で、且つ、対戦相手の画面も見えず
に対戦が可能となった。 【００２２】図５の例では、家庭用のゲーム器での応用
の画になっているが、もちろんこれに限定されず、ゲー
ムセンターのいわゆるアーケードゲームに応用すれば、
１台の大型モニターを用いて２人の対戦者が対戦ゲーム
を繰り広げることになり、２台のモニターを置くより場
所も取らず大きな画面で迫力も増し、特に実用性が高い
ものである。尚、１人でやるときは立体ゲームとして楽
しむことも可能である。 【００２３】尚、上記実施形態では、シャター眼鏡２
Ａ，２Ｂが２台しか接続できない構成であるが、３台以
上取り付けできるよう構成しても良い。 【００２４】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、映像信
号を画像として表示し、この映像に合わせて左眼右眼の
視界を開いたり塞いだりする様にしたシャター眼鏡を通
して見るようにした映像表示装置において、２つの別々
の映像信号をフィールド毎に交互に、映像として映し出
すようにするとともに、該シャター眼鏡をこのフィール
ド周波数に同期させ左眼右眼時に開いたり塞いだりする
ことによって、該２つの別々の映像信号のうちの片方の
一つの映像信号のみ両目で見えるため、１台のテレビを
その大きさを損なわず、複数の人が同時に、２つの別々
の番組を楽しむことができるという効果がある。 【００２５】また、もとのフィールド周波数を２倍にし
て表示するようにしたので、実際にシャター眼鏡をかけ
て見ると画面の周波数の半分になってしまうが、結局も
とのフィールド周波数になり、フリッカーを軽減するこ
とができる。 【００２６】更に、右眼左眼で見たに相当する映像がフ
ィールド毎に入っている、いわゆるフィールドシーケン
シャルな立体映像信号については、これを映像として映
しだし、該シャター眼鏡については、このフィールド周
波数に同期させ、左眼右眼を交互に開閉し、左眼右眼が
それぞれに対応する映像を見ることによって立体映像を
見ることができるようにも切り替え可能としたため、本
発明の機能を家庭用の立体テレビの一つの面白いフィー
チャーとして搭載することが可能である。 【００２７】また少なくとも２人のゲームをする人が、
それぞれの画面を見て一つのゲームをする、いわゆる対
戦型ゲーム装置において、それぞれの画面の別々の映像
信号をフィールド毎に交互に、一つの画面に映像として
映し出すようにするとともに、この映像をフィールド周
波数に同期させ左眼右眼同時に開いたり塞いだりするシ
ャッター眼鏡を通して見ることによって、該２つの別々
の映像信号のうちのそれぞれの映像信号をそれぞれのゲ
ームをする人が見れる。２台のテレビモニターを準備し
なくても、１台の大画面テレビでその画面サイズいっぱ
いの大迫力で対戦が可能となった。そして、ゲームセン
ターのいわゆるアーケードゲームに応用すれば、１台の
大型モニターを用いて２人の対戦者が対戦ゲームを繰り
広げることになり、２台のモニターを置くより場所も取
らず大きな画面で大迫力も増し、特に実用性が高いもの
である。
の映像信号を表示し、これをシャッター眼鏡をかけるこ
とにより選択的に見られるようにした映像表示装置に関
するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来の映像表示装置で、２つの番組を２
人の人がそれぞれに楽しもうとする場合、通常は２台の
表示装置が必要であった。 【０００３】これを１台の映像表示装置で見ようとする
場合、画面において、いわゆる親子画面のように子画面
を隅に小さく表示するか、またはワイドテレビにおける
ダブル画面の様に、たとえば左右に二分割して２種類の
映像を同時に映し出すことが行われてきた。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では、１台の映像表示装置で２画面を見ようとする
とき、少なくとも片方は、もとの映像表示装置の画面の
大きさよりも小さくなってしまうという不都合を生じて
いた。 【０００５】そこで、本発明は、１台の装置のみでその
画面の大きさを損なわずに複数の者が同時に、２つの別
々の映像を観ることができる映像表示装置を提供するこ
とを課題とする。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の映像表示装置は、２つの別々の映像信号を、
１つの表示画面上にフィールド毎に交互に映像として映
し出す手段と、光の通過・しゃ断が自由な左眼用フィル
ターと右眼用フィルターとを有し、この双方のフィルタ
ーが共に同時に画面表示のフィールド周波数に同期して
光の通過としゃ断を交互に制御されるシャッター眼鏡
と、を備えたものである。 【０００７】従って、シャッター眼鏡を掛けた観察者
は、画面に映し出されたいずれか一方の映像信号の映像
のみを観ることができるため、複数の観察者が光の通過
としゃ断のタイミングが異なるシャッター眼鏡をそれぞ
れ掛ければ２つの別々の映像を分割されない画面上で観
ることができる。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図１には映像表示装置の回路ブロッ
ク図、図２には映像表示装置の外観斜視図がそれぞれ示
されている。 【０００９】図２において、映像表示装置はテレビ装置
１を有し、このテレビ装置１には２つのシャッター眼鏡
２Ａ，２Ｂとビデオ装置３とヘッドホン４とが各信号ケ
ーブルＣを介して接続されている。テレビ装置１の前面
には表示画面５が配置され、その両側にはスピーカ６が
それぞれ配置されている。又、表示画面５の下方には操
作部７と共に映像信号入力端子Ｔ1，Ｔ2、シャッター眼
鏡端子Ｔ3，Ｔ4、ヘッドホン端子Ｔ5，Ｔ6などが設けら
れている。前記操作部７には各種のボタンが配置され、
操作者が２画面同時表示モード、立体映像表示モード等
のモードも選択できるよう構成されている。 【００１０】図１において、テレビ装置１には２つのＴ
Ｖ（テレビジョン）チューナ１０ａ，１０ｂが内蔵さ
れ、この各ＴＶチューナ１０ａ，１０ｂにはアンテナＡ
Ｔからの受信信号がそれぞれ導かれている。各ＴＶチュ
ーナ１０ａ，１０ｂで選局によりピックアップされた映
像信号は各切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2に供給され、この
各切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2にはその他に各映像入力端
子Ｔ1，Ｔ2からの映像信号も供給されるよう構成されて
いる。そして、各切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2はＴＶチュ
ーナ１０ａ，１０ｂからの映像信号と外部からの映像信
号（この実施形態ではビデオ装置３からの映像信号）と
のいずれか一方を選択して各Ｙ／Ｃ分離回路１１ａ，１
１ｂにそれぞれ出力する。 【００１１】各Ｙ／Ｃ分離回路１１ａ，１１ｂはコンポ
ジットの映像信号を輝度信号（Ｙ）とクロマ（Ｃ）信号
にそれぞれ分離し、各輝度信号は各Ａ／Ｄ変換器１２
ａ，１２ｂでディジタル化されて各ファーストイン・フ
ァーストアウトメモリ（以下、「ＦＩＦＯ」という。）
１４ａ，１４ｂに供給される。又、各クロマ信号は各Ａ
／Ｄ変換器１２ａ1，１２ｂ2でディジタル化された後各
カラーデコーダ１３ａ，１３ｂで色差信号（Ｒ−Ｙ，Ｂ
−Ｙ）に変換されて各ＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂに供給さ
れる。各ＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂの書き込みと読み出し
は全てコントローラ１５で制御され、このコントローラ
１５の制御内容（２画面同時表示モード、立体映像表示
モード等）は下記する作用で詳説する。各ＦＩＦＯ１４
ａ，１４ｂから読み出された映像信号（Ｙ，Ｒ−Ｙ，Ｂ
−Ｙ）はスイッチ回路１６に供給され、このスイッチ回
路１６はコントローラ１５の制御により２つのＦＩＦＯ
１４ａ，１４ｂからの映像信号のいずれか一方を出力す
る。スイッチ回路１６で選択された映像信号は３つのＤ
／Ａ変換器１７でアナログ化されてＲＧＢデコーダ１８
に供給される。ＲＧＢデコーダ１８はＹ，Ｒ−Ｙ，Ｂ−
Ｙの映像信号を赤（Ｒ），緑（Ｇ），青（Ｂ）の３つの
色信号からなる映像信号に変換してＣＲＴ駆動回路１９
に出力する。ＣＲＴ駆動回路１９は供給される３つの色
信号に基づき陰極線管２０を駆動し、陰極線管２０の表
示画面５に映像が映し出される。 【００１２】また、テレビ装置１には２つのシャッター
眼鏡駆動回路２１ａ，２１ｂが内蔵され、この各シャッ
ター眼鏡駆動回路２１ａ，２１ｂはコントローラ１５の
制御によってシャッター駆動信号をそれぞれのシャッタ
ー眼鏡２Ａ，２Ｂに出力する。 【００１３】各シャッター眼鏡２Ａ，２Ｂは光の通過・
しゃ断が自由な左眼用フィルター２Lと右眼用フィルタ
ー２Rとを有し、この双方のフィルター２L，２Rはシャ
ッター駆動信号によって光の通過・しゃ断が制御され
る。具体的には双方のフィルター２L，２Rが共に同時に
光の通過としゃ断を交互に繰り返し、又、双方のフィル
ター２L，２Rが交互に光の通過としゃ断を順次繰り返す
よう制御される。上記各フィルター２L，２Rは例えば液
晶シャッターにて構成される。 【００１４】次に、上記構成の作用を説明する。図１に
おいて、２つの切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2によってそれ
ぞれ選択された映像信号（プログラム１の映像信号とプ
ログラム２の映像信号）は所定の信号処理を施されて２
つのＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂにそれぞれ供給される。そ
して、２画面同時表示モードの指令を受けたコントロー
ラ１５は２つのＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂに対し通常の周
波数の書き込みクロックを共に出力してデータを書き込
むよう制御するが、２つのＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂに対
し、通常の周波数の２倍の読み出しクロックを１フィー
ルド毎交互に出力してデータを選択的に読み出すよう制
御する。即ち、図３にて矢印で示すように、一方のＦＩ
ＦＯ１４ａの第１奇数フィールドのデータ、他方のＦＩ
ＦＯ１４ｂの第１奇数フィールドのデータ、一方のＦＩ
ＦＯ１４ａの第１偶数フィールドのデータ、他方のＦＩ
ＦＯ１４ｂの第１偶数フィールドのデータ、一方のＦＩ
ＦＯ１４ａの第２奇数フィールドのデータ、他方のＦＩ
ＦＯ１４ｂの第２奇数フィールドのデータの如く、１フ
ィールド毎に交互に、且つ、元の信号の２倍のスピード
で読み出す。そして、コントローラ１５はこの新しいフ
ィールド周波数でスイッチ回路１６を制御することによ
り、スイッチ回路１６からは、もとの信号に対しフィー
ルド周波数が２倍で、２つの映像信号が１フィールド毎
交互に入った一つの映像信号が出力される。この混合の
映像信号がＣＲＴ駆動回路１９を経て表示画面５に映像
として映し出される。尚、陰極線管２０の偏向系も通常
の２倍の走査スピード（垂直偏向周波数：約１２０Ｈ
ｚ）で駆動される。 【００１５】一方、コントローラ１５は新しいフィール
ド周波数に基づく制御信号を各シャッター眼鏡駆動回路
２１ａ，２１ｂに出力し、各シャッター眼鏡駆動回路２
１ａ，２１ｂは、図３に示すように、１フィールド置き
に光の通過としゃ断を繰り返し、且つ、互いにそのタイ
ミングが反対となるよう各シャッター眼鏡２Ａ，２Ｂを
制御する。すると、一方のシャッター眼鏡２Ａを掛けた
観察者Ａは、図３に示すプログラム１の映像のみを観、
他方のシャッター眼鏡２Ｂを掛けた観察者Ｂは、図３に
示すプログラム２の映像のみを観ることになり、２人の
観察者Ａ，Ｂが同時に、２つの別々の映像を表示画面５
いっぱいの映像として観ることができる。そして、この
実施形態では、表示映像のフィールド周波数を２倍にし
ているため、フリッカーによる映像劣化が極力防止され
る。尚、フリッカーによる映像劣化を問題にしない場合
には表示映像のフィールド周波数を通常の周波数として
も良く、この場合には２つのＦＩＦＯ１４ａ，１４ｂが
不要になるという利点がある。又、表示映像のフィール
ド周波数を通常の２倍ではなく、通常の周波数よりも高
い任意の周波数に設定しても良い。 【００１６】以上の説明で音声処理ついては省略した
が、プログラム１の映像の音声はスピーカ６より、プロ
グラム２の映像の音声はヘッドホン４よりそれぞれ別々
に出力するよう構成されている。 【００１７】この映像表示装置に右眼左眼で見たに相当
する映像がフィールド毎に入っている、いわゆるフィー
ルドシーケンシャルな立体映像信号を入力した場合につ
いて説明する。いずれかの切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2を
介して立体映像信号のみを入力し、この立体映像信号が
いずれか一方のＦＩＦＯ１４ａ（又は１４ｂ）に供給さ
れる。 【００１８】そして、立体映像表示モードの指令を受け
たコントローラ１５はこの一方のＦＩＦＯ１４ａ（又は
１４ｂ）に対し通常の周波数の書き込みクロックを出力
してデータを書き込むよう制御するが、一方のＦＩＦＯ
１４ａ（又は１４ｂ）に対し通常の２倍の読み出しクロ
ックで、且つ、フレーム単位でそのデータを２度読みす
るよう読み出しを制御する。即ち、図４にて矢印で示す
ように、第１奇数フィールドのデータ、第１偶数フィー
ルドのデータ、第１奇数フィールドのデータ、第１偶数
フィールドのデータ、第２奇数フィールドのデータ、第
２偶数フィールドのデータの如く、１フレーム単位で２
度、且つ、元の信号の２倍のスピードで読み出す。する
と、図４に示すように、フィールド周波数が２倍で右眼
用の信号と左眼用の信号が交互に入った映像信号に変換
され、これが表示画面５に映し出される。 【００１９】一方、コントローラ１５は新しいフィール
ド周波数に基づく同じ制御信号を各シャッター眼鏡駆動
回路２１ａ，２１ｂに出力し、各シャッター眼鏡駆動回
路２１ａ，２１ｂは、図４に示すように、共に左眼用の
映像が映し出されているときには左眼用フィルター２L
が、右眼用の映像が映し出されているときには右眼用フ
ィルター２Rがそれぞれ光の通過を許容するよう制御す
る。すると、各シャッター眼鏡２Ａ，２Ｂを掛けた観察
者Ａ，Ｂは共に、左眼右眼がそれぞれに対応する映像の
みを観ることによって立体映像を観ることができる。こ
の実施形態では、表示映像のフィールド周波数を２倍に
しているため、フリッカーによる映像劣化が極力防止さ
れる。 【００２０】図５には上記映像表示装置を対戦用ゲーム
装置として利用する場合が示されている。図５におい
て、２つの映像入力端子Ｔ1，Ｔ2には２つのゲーム器３
０ａ，３０ｂの各信号ケーブルＣがそれぞれ接続され、
２人の対戦者Ａ，Ｂはシャッター眼鏡２Ａ，２Ｂをそれ
ぞれ掛けていると共にゲーム器用コントローラ３１ａ，
３１ｂを手でそれぞれ持っている。そして、テレビ装置
１内の２つの切替スイッチＳＷ1，ＳＷ2により外部入力
を選択して対戦型ゲーム用の２つの映像信号が入力さ
れ、コントローラ１５が２画面同時表示モードで制御を
行う。すると、上述の説明で明らかなように、対戦者
Ａ，Ｂは同一のシーン内にそれぞれ担当する戦う人や、
競争する車をコントロールするとともに、それに合った
別々の視点からの映像を画面上に見ることができる。 【００２１】通常このような対戦ゲームでは、２台のテ
レビモニターを準備しなくてはならないが、図５のよう
にすることにより、１台の大画面テレビでその画面サイ
ズいっぱいの大迫力で、且つ、対戦相手の画面も見えず
に対戦が可能となった。 【００２２】図５の例では、家庭用のゲーム器での応用
の画になっているが、もちろんこれに限定されず、ゲー
ムセンターのいわゆるアーケードゲームに応用すれば、
１台の大型モニターを用いて２人の対戦者が対戦ゲーム
を繰り広げることになり、２台のモニターを置くより場
所も取らず大きな画面で迫力も増し、特に実用性が高い
ものである。尚、１人でやるときは立体ゲームとして楽
しむことも可能である。 【００２３】尚、上記実施形態では、シャター眼鏡２
Ａ，２Ｂが２台しか接続できない構成であるが、３台以
上取り付けできるよう構成しても良い。 【００２４】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、映像信
号を画像として表示し、この映像に合わせて左眼右眼の
視界を開いたり塞いだりする様にしたシャター眼鏡を通
して見るようにした映像表示装置において、２つの別々
の映像信号をフィールド毎に交互に、映像として映し出
すようにするとともに、該シャター眼鏡をこのフィール
ド周波数に同期させ左眼右眼時に開いたり塞いだりする
ことによって、該２つの別々の映像信号のうちの片方の
一つの映像信号のみ両目で見えるため、１台のテレビを
その大きさを損なわず、複数の人が同時に、２つの別々
の番組を楽しむことができるという効果がある。 【００２５】また、もとのフィールド周波数を２倍にし
て表示するようにしたので、実際にシャター眼鏡をかけ
て見ると画面の周波数の半分になってしまうが、結局も
とのフィールド周波数になり、フリッカーを軽減するこ
とができる。 【００２６】更に、右眼左眼で見たに相当する映像がフ
ィールド毎に入っている、いわゆるフィールドシーケン
シャルな立体映像信号については、これを映像として映
しだし、該シャター眼鏡については、このフィールド周
波数に同期させ、左眼右眼を交互に開閉し、左眼右眼が
それぞれに対応する映像を見ることによって立体映像を
見ることができるようにも切り替え可能としたため、本
発明の機能を家庭用の立体テレビの一つの面白いフィー
チャーとして搭載することが可能である。 【００２７】また少なくとも２人のゲームをする人が、
それぞれの画面を見て一つのゲームをする、いわゆる対
戦型ゲーム装置において、それぞれの画面の別々の映像
信号をフィールド毎に交互に、一つの画面に映像として
映し出すようにするとともに、この映像をフィールド周
波数に同期させ左眼右眼同時に開いたり塞いだりするシ
ャッター眼鏡を通して見ることによって、該２つの別々
の映像信号のうちのそれぞれの映像信号をそれぞれのゲ
ームをする人が見れる。２台のテレビモニターを準備し
なくても、１台の大画面テレビでその画面サイズいっぱ
いの大迫力で対戦が可能となった。そして、ゲームセン
ターのいわゆるアーケードゲームに応用すれば、１台の
大型モニターを用いて２人の対戦者が対戦ゲームを繰り
広げることになり、２台のモニターを置くより場所も取
らず大きな画面で大迫力も増し、特に実用性が高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図１】映像表示装置の回路ブロック図（実施形態）。
【図２】映像表示装置の外観斜視図（実施形態）。
【図３】各信号のタイムチャート（実施形態）。
【図４】立体映像の場合の各信号のタイムチャート（実
施形態）。 【図５】対戦ゲームをする状態を示す斜視図（実施形
態）。 【符号の説明】 ２Ａ，２Ｂ…シャッター眼鏡、２L…左眼用フィルタ
ー、２R…右眼用フィルター、５…表示画面。
施形態）。 【図５】対戦ゲームをする状態を示す斜視図（実施形
態）。 【符号の説明】 ２Ａ，２Ｂ…シャッター眼鏡、２L…左眼用フィルタ
ー、２R…右眼用フィルター、５…表示画面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 ２つの別々の映像信号を、１つの表示画
面上にフィールド毎に交互に映像として映し出す手段
と、 光の通過・しゃ断が自由な左眼用フィルターと右眼用フ
ィルターとを有し、この双方のフィルターが共に同時に
画面表示のフィールド周波数に同期して光の通過としゃ
断を交互に制御されるシャッター眼鏡と、 を備えたことを特徴とする映像表示装置。 【請求項２】 前記画面表示のフィールド周波数を、通
常の周波数より高くしたことを特徴とする請求項１に記
載の映像表示装置。 【請求項３】 通常の周波数より高い周波数とは、通常
の２倍であることを特徴とする請求項２に記載の映像表
示装置。 【請求項４】 前記シャッター眼鏡を複数有し、この各
シャッター眼鏡は光の通過としゃ断のタイミングを自由
に選択できるよう構成したことを特徴とする請求項１に
記載の映像表示装置。 【請求項５】 フィールド毎に左眼用の映像と右眼用の
映像が交互に入っている立体映像信号については、この
立体映像信号のみを映像として映し出し、 前記シャッター眼鏡を、左眼用の映像が映し出されてい
るときは前記左眼用フィルターが、右眼用の映像が映し
出されているときには前記右眼用フィルターがそれぞれ
光の通過を許容するようにも制御できるよう構成したこ
とを特徴とする請求項１に記載の映像表示装置。 【請求庫６】 前記画面表示のフィールド周波数は、通
常の周波数の２倍であることを特徴とする請求項５に記
載の映像表示装置。 【請求項７】 前記２つの別々の映像信号は、対戦型ゲ
ーム用のそれぞれの映像信号であり、 対戦者の一方側のシャッター眼鏡は一方側対戦者用の映
像が映し出されているときに、他方側のシャッター眼鏡
は他方側対戦者用の映像が映し出されているときにそれ
ぞれ光の通過を許容するよう制御したことを特徴とする
請求項４に記載の映像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194235A JPH1042318A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194235A JPH1042318A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 映像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1042318A true JPH1042318A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16321228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8194235A Pending JPH1042318A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 映像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1042318A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100823016B1 (ko) * | 2006-12-01 | 2008-04-17 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 멀티화면 구현 시스템 |
| JP2011182382A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Samsung Electronics Co Ltd | ディスプレイ装置及びその駆動方法 |
| JP2012039589A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Transcend Information Inc | ディスプレイ・システム |
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| WO2012018669A3 (en) * | 2010-08-03 | 2012-03-29 | Bby Solutions, Inc. | Multiple simultaneous programs on a display |
| JP2012156950A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 映像再生装置 |
| CN102902069A (zh) * | 2011-07-28 | 2013-01-30 | 株式会社伊连特 | 多重立体画面收视用液晶快门眼镜 |
| JP2013541239A (ja) * | 2010-07-30 | 2013-11-07 | シリコン イメージ，インコーポレイテッド | マルチビューディスプレイシステム |
| US9210415B2 (en) | 2009-01-22 | 2015-12-08 | Nec Corporation | Three-dimensional picture viewing system, display system, optical shutter, and three-dimensional picture viewing method |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8194235A patent/JPH1042318A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9693046B2 (en) | 2010-07-30 | 2017-06-27 | Lattice Semiconductor Corporation | Multi-view display system |
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