JPH1042270A - 入力制御装置および方法 - Google Patents

入力制御装置および方法

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JPH1042270A
JPH1042270A JP8213155A JP21315596A JPH1042270A JP H1042270 A JPH1042270 A JP H1042270A JP 8213155 A JP8213155 A JP 8213155A JP 21315596 A JP21315596 A JP 21315596A JP H1042270 A JPH1042270 A JP H1042270A
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JP
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key
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JP8213155A
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English (en)
Inventor
Yukiko Okura
由起子 大倉
Tetsuya Kono
徹也 河野
Keiji Yuzawa
啓二 湯沢
Yuriko Kishidaka
百合子 岸高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーソルキーを用いて暗証番号を入力するこ
とができるようにする。 【解決手段】 アップキー61、またはダウンキー62
を押すと、画面に表示された暗証番号が1ずつ増加また
は減少し、ライトキー64を押すと、次の桁の入力が可
能となる。レフトキー63を押すと、先に入力した暗証
番号をキャンセルすることができる。暗証番号の入力が
終了すると、決定キー65を押し、確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力制御装置およ
び方法に関し、例えば、カーソルキーを用いて暗証番号
を入力することができるようにした入力制御装置および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】数字からなる暗証番号の入力の例として
は、銀行などにおけるキャッシュディスペンサのよう
に、数字ボタン(0乃至9の数字に対応するボタン)を
操作することにより行うものがある。
【0003】例えば、4桁からなる暗証番号を入力する
場合、ユーザは暗証番号の1桁目(左端)を、0乃至9
の数字ボタンのうちのいずれかを操作することにより入
力する。これにより、画面上には、いま入力した1桁目
の暗証番号が表示され、1桁目の暗証番号の入力待ちの
状態となる。次に、ユーザが0乃至9の数字ボタンのう
ちのいずれかを操作することにより、2桁目の暗証番号
を入力すると、画面上には、いま入力した2桁目の暗証
番号が表示され、3桁目の暗証番号の入力待ちの状態と
なる。以下、同様にして、3桁目および4桁目の暗証番
号を入力することができる。
【0004】また、近年、ディジタル衛星放送やケーブ
ルテレビ等において、ペアレンタルロック機能(暗証番
号を設定し、子供に見せたくない番組をロックするこ
と)を用意して、視聴年齢制限付き番組を放送すること
が行われつつある。その場合、衛星放送受信機やそのリ
モコン等を用いて、暗証番号を設定したり、設定した暗
証番号を適宜入力することが必要となることが考えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、衛星放送受信機やそのリモコン等においては、その
大きさ等による制限から、ボタン数が制約され、数字ボ
タンを設けることができない場合がある。あるいは、リ
モコンには数字ボタンを設けることができても、受信機
本体にはカーソルボタンしか用意することができない場
合がある。また、コスト的に、衛星放送受信機とリモコ
ンの双方に数字ボタンを設けることができないような場
合、通常、ユーザが主に使用するリモコン側に数字ボタ
ンが設けられ、受信機側には数字ボタンは設けられな
い。
【0006】このように、数字ボタンが設けられていな
い受信機やリモコンにおいては、暗証番号を入力するこ
とができない課題があった。また、リモコン側には数字
キーが設けられているが、受信機本体には数字キーが設
けられていないような場合、リモコンが故障したり、バ
ッテリー切れを起こしたようなとき、暗証番号の入力が
不可能になってしまう状況が起こり得る課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、数字キーを用いることなく、暗証番号を入
力することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の入力制
御装置は、所定の範囲内の数字を、暗証番号の桁毎に所
定の順番で画面に表示させるように指示を行う指示手段
と、指示手段からの指示に従って、暗証番号の所定の桁
の数字を画面に表示させる表示制御手段と、画面に表示
された数字を暗証番号として確定する確定手段とを備え
ることを特徴とする。
【0009】請求項6に記載の入力制御方法は、所定の
範囲内の数字を暗証番号の桁毎に所定の順番で画面に表
示させるように指示を行い、指示に従って、暗証番号の
所定の桁の数字を画面に表示させ、画面に表示された数
字を暗証番号として確定することを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の入力制御装置において
は、指示手段が、所定の範囲内の数字を、暗証番号の桁
毎に所定の順番で画面に表示させるように指示を行い、
表示制御手段が、指示手段からの指示に従って、暗証番
号の所定の桁の数字を画面に表示させ、確定手段が、画
面に表示された数字を暗証番号として確定する。
【0011】請求項6に記載の入力制御方法において
は、所定の範囲内の数字を暗証番号の桁毎に所定の順番
で画面に表示させるように指示を行い、指示に従って、
暗証番号の所定の桁の数字を画面に表示させ、画面に表
示された数字を暗証番号として確定する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を応用したAV
(Audio Video)システムの構成例を示している。この
実施例の場合、AVシステムは、図示せぬ送信装置より
衛星(放送衛星または通信衛星)を介して伝送されてき
た電波を、パラボラアンテナ1で受信した信号を復調す
るIRD(Integrated Receiver/Decoder)2と、テレ
ビジョン受像機3により構成されている。
【0013】IRD2(またはテレビジョン受像機3)
に対しては、リモートコマンダ6により赤外線(IR:
Infrared)信号により指令を入力することができるよう
になされている。即ち、リモートコマンダ6のスイッチ
の所定のものを操作すると、それに対応するIR信号が
そのIR信号発信部72(図4)から出射され、IRD
2のIR信号受信部54(図2)に入射されるようにな
されている。
【0014】IRD2は、その出力を、例えば、コンポ
ジットビデオ信号線、オーディオL信号線、オーディオ
R信号線の3本の線により構成されるAVライン4を介
してテレビジョン受像機3に供給している。さらに、I
RD2はAV機器制御信号送受信部2Aを、テレビジョ
ン受像機3はAV機器制御信号送受信部3Aを、それぞ
れ有している。これらは、ワイヤードSIRCS(Wire
d Sony Infrared Remote Control System)(商標)よ
りなるコントロールライン5により、相互に接続されて
いる。
【0015】図2は、IRD2の正面の構成例を表して
いる。筐体51の中央には蓋52が開閉自在に設けら
れ、内部にICカード33を装着できるようになされて
いる。IRD2の左側には、電源キー53が設けられて
いる。この電源キー53は、電源をオンまたはオフする
とき操作される。電源キー53の下方には、リモートコ
マンダ6からのIR信号を受信するIR信号受信部54
が設けれている。
【0016】LED55は、衛星を介して、このIRD
2に対して、所定のメッセージが伝送されてきたとき、
点灯するようになされている。ユーザがこのメッセージ
をテレビジョン受像機3に出力し、表示させ、これを確
認したとき、LED55は消灯される。LED55の下
に配置されているLED56は、IRD2が電話回線を
介して通信中であるとき点灯する。
【0017】番組ガイドキー57とメニューキー58
は、それぞれテレビジョン受像機3に電子番組ガイドま
たはメニューを表示させるとき操作される。
【0018】決定キー65(確定手段)の周囲の上下左
右には、それぞれアップキー61(指示手段)、ダウン
キー62(指示手段)、レフトキー63およびライトキ
ー64が環状に配置されている。これらのアップキー6
1、ダウンキー62、レフトキー63およびライトキー
64(確定手段)(以下、これらのキーを、適宜、カー
ソルキーとも称する)は、カーソルを上下左右方向に移
動するとき操作される。また、決定キー65は、選択を
決定するとき(セレクトするとき)操作される。チャン
ネルアップキー59とチャンネルダウンキー60は、受
信しているチャンネルをアップまたはダウンさせるとき
操作される。
【0019】図3は、IRD2の内部の構成例を示して
いる。パラボラアンテナ1のLNB(Low Noise Block
downconverter)1aより出力されたRF信号は、フロ
ントエンド20(受信手段)のチューナ21に供給さ
れ、復調される。チューナ21の出力は、QPSK復調
回路22に供給され、QPSK復調される。QPSK復
調回路22の出力は、エラー訂正回路23に供給され、
エラーが検出、訂正され、必要に応じて補正される。
【0020】CPU、ROMおよびRAM等からなるI
Cカード33には、暗号を解読するのに必要なキーが、
解読プログラムとともに格納されている。衛星を介して
送信される信号が暗号化されている場合、この暗号を解
読するにはキーと解読処理が必要となる。そこで、カー
ドリーダインタフェース32を介してICカード33か
らこのキーが読み出され、デマルチプレクサ24に供給
される。デマルチプレクサ24は、このキーを利用し
て、暗号化された信号を解読する。
【0021】尚、このICカード33には、暗号解読に
必要なキーと解読プログラムの他、課金情報なども格納
されている。
【0022】デマルチプレクサ24は、フロントエンド
20のエラー訂正回路23の出力する信号の入力を受
け、これをデータバッファメモリ(DRAM(Dynamic
RandomAccess Memory)またはSRAM(Static Random
Access Memory))35に一旦記憶させる。そして、適
宜これを読み出し、解読したビデオ信号をMPEGビデ
オデコーダ25に供給し、解読したオーディオ信号をM
PEGオーディオデコーダ26に供給する。
【0023】MPEGビデオデコーダ25は、入力され
たデジタルビデオ信号をDRAM25aに適宜記憶さ
せ、MPEG方式により圧縮されているビデオ信号のデ
コード処理を実行する。デコードされたビデオ信号は、
NTSCエンコーダ27に供給され、NTSC方式の輝
度信号(Y)、クロマ信号(C)、およびコンポジット
信号(V)に変換される。輝度信号とクロマ信号は、バ
ッファアンプ28Y,28Cを介して、それぞれSビデ
オ信号として出力される。また、コンポジット信号は、
バッファアンプ28VからAVライン4を介して出力さ
れる。
【0024】なお、このMPEGビデオデコーダ25と
しては、SGS-Thomson Microelectronics社のMPEG2
復号化LSI(STi3500)を用いることができ
る。その概略は、例えば、日経BP社「日経エレクトロ
ニクス」1994.3.14(no.603)第101
頁乃至110頁に、Martin Bolton氏により紹介されて
いる。
【0025】また、MPEG2−Transportstreamに関
しては、アスキー株式会社1994年8月1日発行の
「最新MPEG教科書」第231頁乃至253頁に説明
がなされている。
【0026】MPEGオーディオデコーダ26は、デマ
ルチプレクサ24より供給されたデジタルオーディオ信
号をDRAM26aに適宜記憶させ、MPEG方式によ
り圧縮されているオーディオ信号のデコード処理を実行
する。デコードされたオーディオ信号は、D/A変換器
30においてD/A変換され、左チャンネルのオーディ
オ信号は、バッファアンプ31LからAVライン4を介
して出力され、右チャンネルのオーディオ信号は、バッ
ファアンプ31RからAVライン4を介して出力され
る。
【0027】RFモジュレータ41は、NTSCエンコ
ーダ27が出力するコンポジット信号と、D/A変換器
30が出力するオーディオ信号とをRF信号に変換して
出力する。また、このRFモジュレータ41は、TVモ
ードが設定されたとき、ケーブルボックス等のAV機器
から入力されるNTSC方式のRF信号をスルーして、
VCRや他のAV機器(いずれも図示せず)にそのまま
出力する。
【0028】この実施例の場合、これらのビデオ信号お
よびオーディオ信号が、AVライン4を介してテレビジ
ョン受像機3に供給されることになる。
【0029】CPU(Central Processing Unit)29
(表示制御手段)は、ROM37に記憶されているプロ
グラムに従って各種の処理を実行する。例えば、チュー
ナ21、QPSK復調回路22、エラー訂正回路23な
どを制御する。また、AV機器制御信号送受信部2Aを
制御し、コントロールライン5を介して、他のAV機器
(この実施例の場合、テレビジョン受像機3)に所定の
コントロール信号を出力し、また、他のAV機器からの
コントロール信号を受信する。
【0030】このCPU29に対しては、フロントパネ
ル40の各種のキー(図2)を操作して、所定の指令を
直接入力することができる。また、リモートコマンダ6
(図4)を操作すると、そのIR信号発信部72よりI
R信号が出射され、このIR信号がIR信号受信部39
により受光され、受光結果がCPU29に供給される。
従って、リモートコマンダ6を操作することによって
も、CPU29に所定の指令を入力することができる。
【0031】また、デマルチプレクサ24は、フロント
エンド20から供給されるMPEGビデオデータとオー
ディオデータ以外にEPG(Electrical Program Guid
e)データなどを取り込み、データバッファメモリ35
のEPGエリア35Aに供給し、記憶させる。EPG情
報は現在時刻から24時間後(EPG2とEPG1−2
の場合)、または150時間後(EPG2,EPG3
と、EPG1−2,EPG1−3の場合)までの各放送
チャンネルの番組に関する情報(例えば、番組の静止画
の他、チャンネル、放送時間、タイトル、カテゴリ等)
を含んでいる。このEPG情報は、頻繁に伝送されてく
るため、EPGエリア35Aには常に最新のEPGを保
持することができる。
【0032】EEPROM(Electrically Erasable Pr
ogramable Read Only Memory)38には、電源オフ後も
保持しておきたいデータ(例えばチューナ21の4週間
分の受信履歴、所定の操作が行われる直前に受信してい
たチャンネル番号(ラストチャンネル))などが適宜記
憶される。そして、この記憶は、例えば、電源がオンさ
れたとき、ラストチャンネルと同一のチャンネルを再び
受信させるとき利用される。ラストチャンネルが記憶さ
れていない場合においては、ROM37にデフォルトと
して記憶されているチャンネルが受信される。
【0033】また、CPU29は、スリープモードが設
定されている場合、電源オフ時であっても、フロントエ
ンド20、デマルチプレクサ24、データバッファメモ
リ35など、最低限の回路を動作状態とし、受信信号に
含まれる時刻情報から現在時刻を計時し、所定の時刻に
各回路に所定の動作をさせる制御なども実行する。例え
ば、外部のVCRと連動して、タイマ自動録画を実行す
る。
【0034】さらに、CPU29は、所定のOSD(On
-Screen Display)データを発生したいとき、MPEG
ビデオデコーダ25を制御する。MPEGビデオデコー
ダ25は、この制御に対応して所定のOSDデータを生
成して、DRAM25aのOSDエリアに書き込み、さ
らに読み出して、出力する。これにより、所定の文字、
図形、画像(例えば図5乃至図7において、通常の画面
に重畳されている文字、シンボル、アイコン、スクリー
ン)などを適宜テレビジョン受像機3に出力し、表示さ
せることができる。
【0035】SRAM36はCPU29のワークメモリ
として使用される。モデム34は、CPU29の制御の
下に、電話回線を介してデータを授受する。
【0036】図4は、リモートコマンダ6の構成例を表
している。その上部には、各種のキーの操作に対応する
IR信号発生するIR信号発信部72が設けられてい
る。電源キー73は、IRD2の電源をオンまたはオフ
するとき操作され、テレビ電源キー74は、テレビジョ
ン受像機3の電源をオンまたはオフするとき操作され
る。消音キー75は、音声信号をミュートするとき、ま
たはミュートを解除するとき操作される。切換キー76
は、このリモートコマンダ6により、IRD2を遠隔制
御するとき操作され、切換キー77は、このリモートコ
マンダ6により、テレビジョン受像機3を遠隔操作する
とき操作される。
【0037】入力切換キー78は、IRD2またはテレ
ビジョン受像機3に対する入力を切り換えるとき操作さ
れる。画面表示キー79は、テレビジョン受像機3に所
定の電子番組ガイドの文字などが表示される状態を切り
換えるとき操作される。二重音声キー80は、音声チャ
ンネルとして複数のチャンネルが存在するとき、これを
切り換えるとき操作される。
【0038】テンキー81は、0乃至9の数字を入力す
るとき操作される。また、数字0のキーと「選局」のキ
ーは、数字10または12を入力するとき操作され、両
者の間に配置されているキーは、数字11を入力すると
き操作される。
【0039】メニューキー82は、メニューを表示させ
るとき操作され、プロモーションキー(プロモキー)8
3は、プロモーションチャンネルを表示させるとき操作
される。番組説明キー84は、電子番組ガイドのうちの
番組説明情報を表示させるとき操作される。マルチキー
85は、電子番組ガイドとして、各放送チャンネルの縮
小画面を1画面内に、例えば4×4個のマルチ画面とし
て表示させるとき操作される。番組ガイドキー86は、
電子番組ガイドを表示させるとき操作される。ジャンプ
キー87は、ラストチャンネルに移行するとき操作され
る。
【0040】アップキー88、ダウンキー89、レフト
キー90およびライトキー91(これらのキーも、以
下、適宜、カーソルキーとも称する)は、それぞれカー
ソルを上下左右方向に移動させるとき操作され、これら
のキーの中央に配置されている決定キー92は、選択の
決定を入力するとき操作される。チャンネルアップダウ
ンキー94は、受信するチャンネルを1ずつインクリメ
ントまたはデクリメントするとき操作される。このアッ
プキー88、ダウンキー89、レフトキー90、ライト
キー91、決定キー92は、図2に示す、IRD2の本
体に設けられているアップキー61、ダウンキー62、
レフトキー63、ライトキー64および決定キー65と
対応するものであり、その配置形状も対応するようにな
されている。また、チャンネルアップダウンキー94
は、図2のチャンネルアップキー59およびチャンネル
ダウンキー60に対応している。
【0041】音量アップダウンキー93は、音量を一定
量ずつ、増加または減少するとき操作される。
【0042】次に、その基本的な動作について説明す
る。ユーザが、リモートコマンダ6の例えばテンキー8
1を操作して、所定のチャンネル番号を入力すると、そ
の入力された番号に対応するIR信号が、IR信号発信
部72から出力される。このIR信号は、IRD2のI
R信号受信部39で受信される。CPU29は、IR信
号受信部39から、IR信号に対応する信号の供給を受
けたとき、入力された番号に対応するチャンネルを受信
するようチューナ21を制御する。
【0043】チューナ21は、LNB1aから供給され
る信号からCPU29により指定されたチャンネル番号
に対応する信号を復調し、QPSK復調回路22に出力
する。QPSK復調回路22でQPSK復調された信号
は、さらにエラー訂正回路23に入力され、エラー訂正
処理が施された後、デマルチプレクサ24に入力され
る。デマルチプレクサ24においては、入力されたデー
タがビデオデータとオーディオデータとに分離され、ビ
デオデータはMPEGビデオデコーダ25に、オーディ
オデータはMPEGオーディオデコーダ26に、それぞ
れ供給される。MPEGビデオデコーダ25は、入力さ
れたビデオデータを、MPEG方式でデコード処理した
後、NTSCエンコーダ27に出力する。NTSCエン
コーダ27は、入力されたビデオデータをNTSC方式
のビデオ信号に変換する。このビデオ信号は、例えばア
ンプ28Vを介して、コンポジットビデオ信号として、
AVライン4を介してテレビジョン受像機3に供給され
る。
【0044】また、MPEGオーディオデコーダ26
は、入力されたオーディオデータをMPEG方式でデコ
ードし、D/A変換器30に出力する。D/A変換器3
0は、入力されたオーディオデータをD/A変換し、左
右のアナログオーディオ信号として、アンプ31L,3
1Rを介して出力する。このオーディオ信号も、AVラ
イン4を介してテレビジョン受像機3に出力される。こ
のようにして、テレビジョン受像機3に、ユーザがリモ
ートコマンダ6を操作して指令した番組の画像と音声が
出力される。
【0045】また、デマルチプレクサ24は、受信した
信号からEPGデータを検出すると、これをデータバッ
ファメモリ35に供給し、そのEPGエリア35Aを上
に記憶させる。
【0046】リモートコマンダ6の所定のキーを操作し
て、このEPG情報の読み出しが指令されたとき、CP
U29は、このEPGエリア35Aに記憶されているE
PGデータを読み出し、MPEGビデオデコーダ25
に、OSDデータに変換させる。このOSDデータは、
NTSCエンコーダ27に出力され、通常の番組の画像
上に重畳され、出力される。
【0047】図5は、IRD2において、暗証番号を設
定する場合の操作手順を示している。所定の初期設定サ
ブメニューにおいて、視聴年齢制限設定を選択すると、
視聴年齢制限設定画面がテレビジョン受像機の画面に表
示される。即ち、ステップS1において、CPU29の
制御により、IRD2に接続されたテレビジョン受像機
3に視聴年齢制限設定画面が表示される。この画面は、
CPU29により作成されたものである。視聴年齢制限
設定画面には、この画面の説明とユーザによる暗証番号
の入力を促進するための操作誘導メッセージと、暗証番
号を入力するための暗証番号入力欄、制限年齢を入力す
るための年齢制限入力欄、前の画面に戻るための「戻
る」ボタンが表示される。
【0048】暗証番号入力欄の左側には、錠の絵が描か
れたアイコンが表示される。そして、暗証番号が設定済
みの場合、錠が掛けられた様子を表した絵が描かれたア
イコンが表示され、暗証番号が設定されていない場合、
錠が掛けられていない様子を表した絵が描かれたアイコ
ンが表示される。これにより、ユーザは、暗証番号が設
定されているか否かを容易に認識することができる。
【0049】年齢制限入力欄には、デフォルト値として
「なし」が表示される。即ち、最初、年齢制限は設けら
れていない。
【0050】最初、暗証番号入力欄に、カーソルが表示
される。即ち、暗証番号入力欄の中の暗証番号が入力さ
れる4つの矩形領域の外側の領域が、所定の色で塗りつ
ぶされる。この状態で、リモートコマンダ6のアップキ
ー88またはダウンキー89が操作されると、カーソル
が暗証番号入力欄、年齢制限入力欄、「戻る」ボタンの
間を順次、移動する。
【0051】ステップS1の状態で、ダウンキー89を
操作すると、ステップS2に進み、年齢制限入力欄にカ
ーソルが移動する。即ち、年齢制限入力欄が所定の色で
塗りつぶされる。ここで、「決定」キー92を操作する
と、ステップS3に進み、カーソルが、所定の年齢に対
応する数字を入力するための矩形の部分に移動する。こ
れにより、年齢制限入力欄への入力が可能となる。
【0052】この状態で、リモートコマンダ6のアップ
キー88を操作すると、年齢制限入力欄の中の矩形の中
に、例えば、4,5,6,・・・,18,19の数字、
および「なし」がこの順番で表示される。ダウンキー8
9を操作すると、例えば、19,18、17,・・・,
5,4の数字、および「なし」がこの順番で表示され
る。
【0053】ユーザは、アップキー88およびダウンキ
ー89を操作して、所定の年齢を矩形内に表示させ、決
定キー92を操作することにより、その年齢を入力する
ことができる。この場合、デフォルト値である「なし」
が矩形内に表示された状態で決定キー92を操作するこ
とにより、「なし」を入力する。これにより、年齢制限
として、「なし」が設定される。
【0054】次に、ステップS2において、さらに、ダ
ウンキー89を操作して、カーソルを「戻る」ボタンに
移動させ、「戻る」ボタンが所定の色に変化した状態
で、決定キー92を操作すると、「戻る」ボタンが選択
され、所定の設定サブメニューに戻る。
【0055】一方、ステップS1において、暗証番号入
力欄にカーソルが表示された状態で、決定キー92が操
作されると、ステップS5に進み、暗証番号入力欄の中
の4つの矩形の最初(左端)の矩形にカーソルが移動す
る。これにより、暗証番号の最初(1桁目)の番号が入
力可能な状態となる。
【0056】リモートコマンダ6のテンキー81を用い
て、暗証番号を入力する場合、この状態で、例えば、テ
ンキーの中の数字「8」が表示されたキーを押下する
と、ステップS6に進み、カーソルが表示されていた矩
形の中に数字「8」が表示される。そして、カーソルが
自動的にその右の左から2番目(2桁目)の矩形に移動
する。この状態で、例えば、レフトキー90を操作する
と、ステップS5に戻り、カーソルは最初の矩形に移動
し、いま入力した数字「8」が取り消されて、暗証番号
の最初の桁を再入力することができる状態に戻る。
【0057】一方、ステップS6において、例えば、テ
ンキー81の中の数字「3」が表示されたキーを押下す
ると、ステップS7に進み、カーソルが表示されていた
矩形の中に数字「3」が表示され、カーソルは次の(左
から3番目(3桁目))の矩形に移動する。この状態
で、レフトキー90を操作すると、ステップS6に戻
り、2桁目(左から2番目)の暗証番号を再入力するこ
とができる状態となる。
【0058】ステップS7において、例えば、テンキー
81の中の数字「4」が表示されたキーを押下すると、
ステップS8に進み、カーソルが表示されていた矩形の
中に数字「4」が表示され、カーソルは次の矩形に移動
する。この状態で、レフトキー90を操作すると、ステ
ップS7に戻り、3桁目(左から3番目)の暗証番号を
再入力することができる状態となる。
【0059】ステップS8において、例えば、テンキー
81の中の数字「5」が表示されたキーを押下すると、
ステップS9に進み、カーソルが表示されていた矩形の
中に数字「5」が表示され、カーソルは消滅する。この
状態で、レフトキー90を操作すると、ステップS8に
戻り、3桁目(左から3番目)の暗証番号を再入力する
ことができる状態となる。
【0060】ステップS9において、決定キー92を操
作すると、ステップS10に進み、入力された暗証番号
に代わって、例えば、米印が表示され、カーソルが暗証
番号入力欄の4つの矩形の外側に移動する。これによ
り、暗証番号の設定が完了する。その後、ステップS1
に戻るが、すでに暗証番号の設定が終了しているので、
暗証番号入力欄の左には、鍵が掛けられた様子を表した
絵が描かれたアイコンが表示される。
【0061】一方、ステップS5において、「戻る」ボ
タンにカーソルを移動させ、決定キー92が操作される
と、ステップS1に戻る。また、ステップS6乃至S8
において、決定キー92が操作されると、メッセージ
「暗証番号は4桁必要です、暗証番号を入力し直してく
ださい」が表示され、ステップS5に戻る。ステップS
5においては、ユーザは、再度、暗証番号を入力する
か、または、「戻る」ボタンを選択する。
【0062】以上、テンキー81を用いて暗証番号を入
力する方法について説明したが、例えば、リモートコマ
ンダ6が故障したり、バッテリー切れを起こすなどし
て、リモートコマンダ6を使用することができない場
合、上述した方法では暗証番号を入力することができな
い場合が起こり得る。
【0063】そこで、図2に示したIRD2のフロント
パネル40に設けられたアップキー61、ダウンキー6
2、レフトキー63、ライトキー64、および決定キー
65を用いて、暗証番号を入力することができるように
する。
【0064】ステップS5において、IRD2本体のア
ップキー61またはダウンキー62を操作すると、ステ
ップS11に進み、暗証番号入力欄の1桁目(左端)の
矩形内に、0乃至9の数字が表示される。例えば、最
初、矩形内に何も表示されていない状態で、アップキー
61を1回押すと、0が表示され、引き続きアップキー
61を押し続けると、1,2,3,・・・,9,0の順
番で、0乃至9の数字が増加しながら順番に表示され
る。一方、ダウンキー62を押し続けると、例えば、
0,9,8,・・・,2,1の順番で、0乃至9の数字
が減少しながら順番に表示される。
【0065】アップキー61またはダウンキー62を操
作することにより、所望の数字(いまの場合、数字
「8」)を表示させ、その状態で、ライトキー64を操
作すると、ステップS12に進み、カーソルが2桁目に
移動する。これにより、1桁目の暗証番号(いまの場
合、数字「8」)の入力が終了し、2桁目の暗証番号の
入力が可能な状態となる。
【0066】この状態で、レフトキー63を操作する
と、ステップS11に戻り、1桁目の暗証番号の再入力
が可能な状態となる。ステップS12において、アップ
キー61またはダウンキー62を操作して、2桁目(左
から2番目)の矩形内に所望の数字(いまの場合、数字
「3」)を表示させ、ライトキー64を操作すると、ス
テップS13に進み、カーソルが3桁目に移動する。
【0067】この状態で、レフトキー63を操作する
と、ステップS12に戻り、2桁目の暗証番号の再入力
が可能な状態となる。ステップS13において、アップ
キー61またはダウンキー62を操作して、3桁目(左
から3番目)の矩形内に所望の数字(いまの場合、数字
「4」)を表示させ、ライトキー64を操作すると、図
示は省略するが、カーソルが4桁目に移動する。
【0068】この状態で、レフトキー63を操作する
と、ステップS13に戻り、3桁目の暗証番号の再入力
が可能な状態となる。カーソルが4桁目にあるとき、ア
ップキー61またはダウンキー62を操作して、4桁目
(左から4番目)の矩形内に所望の数字(いまの場合、
数字「5」)を表示させ(ステップS14)、決定キー
65を操作すると、4桁の暗証番号の入力が終了し、ス
テップS10に進む。
【0069】即ち、暗証番号入力欄の4つの矩形の外に
カーソルが移動し、ステップS11乃至14において入
力された暗証番号に代わって、米印が表示される。さら
に、暗証番号の左側には、鍵が掛けられた様子を表した
アイコンが表示される。
【0070】以上のようにして、カーソルキー(アップ
キー61、ダウンキー62、レフトキー63、ライトキ
ー64)、および決定キー65を用いて、暗証番号を入
力し、設定することができる。以上の暗証番号の入力方
法は、視聴年齢制限設定時に拘らず、レーティングのか
かった番組や、ボーティング時においても用いることが
できる。
【0071】図6は、既に暗証番号が設定されており、
既に設定されている暗証番号や制限年齢を変更する場合
の操作手順を示すフローチャートである。ここでは、所
定の初期設定サブメニューから、設定項目「視聴年齢制
限設定」が選択され、視聴年齢制限設定画面がテレビジ
ョン受像機3の画面上に表示されているものとする。
【0072】いまの場合、すでに暗証番号が設定されて
いるので、CPU29の制御により、メッセージ「暗証
番号を変更するには現在の暗証番号を入力してくださ
い」、暗証番号入力欄、および「戻る」ボタンが画面に
表示される。そして、暗証番号入力欄の中の4つの矩形
領域を除く部分にカーソルが表示される。即ち、その部
分が所定の色で塗りつぶされる。
【0073】最初、ステップS21において、リモート
コマンダ6の決定キー92を操作すると、ステップS2
2に進み、暗証番号入力欄の中の1桁目(左端)の矩形
にカーソルが移動する。この状態で、例えば、テンキー
81の中の数字「8」が表示されたキーを操作すると、
ステップS23に進み、1桁目の矩形内に、例えば、入
力を受け付けたことを示す米印が表示され、カーソルが
2桁目に移動する。
【0074】ステップS23において、レフトキー90
を操作すると、ステップS22に戻る。一方、ステップ
S23において、例えば、テンキー81の中の数字
「3」が表示されたキーを操作すると、ステップS24
に進み、2桁目の矩形内に米印が表示され、カーソルが
3桁目に移動する。
【0075】ステップS24において、レフトキー90
を操作すると、ステップS23に戻る。一方、ステップ
S24において、例えば、テンキー81の中の数字
「4」が表示されたキーを操作すると、ステップS25
に進み、3桁目の矩形内に米印が表示され、カーソルが
4桁目に移動する。
【0076】ステップS25において、レフトキー90
を操作すると、ステップS24に戻る。一方、ステップ
S25において、例えば、テンキー81の中の数字
「5」が表示されたキーを操作すると、ステップS26
に進み、4桁目の矩形内に米印が表示され、カーソルが
消滅する。
【0077】この状態で決定キー92を操作するか、ま
たは、ステップS23乃至S25において、暗証番号の
入力がまだ終了していないときに決定キー92を操作す
ると、ステップS27に進む。ステップS27において
は、CPU29により、入力された暗証番号がすでに設
定されている暗証番号と一致するか否かが判定される。
入力された暗証番号とすでに設定されている暗証番号と
が一致すると判定された場合、ステップS28に進み、
新たに暗証番号および制限年齢を設定することができ
る。新たに暗証番号および制限年齢を設定する手順は、
図5を参照して上述した場合と同様であるので、ここで
はその説明は省略する。
【0078】一方、入力された暗証番号とすでに設定さ
れている暗証番号とが一致しないと判定された場合、ス
テップS21に戻り、ステップS21以降の手順が繰り
返される。
【0079】ステップS28において、新たな暗証番号
および制限年齢を設定し、「戻る」ボタンにカーソルを
移動させ、決定キー92を操作すると、初期設定サブメ
ニューに戻る。
【0080】次に、IRD2本体のアップキー61、ダ
ウンキー62、レフトキー63、ライトキー64、およ
び決定キー65を用いて、暗証番号を入力する場合の操
作について説明する。
【0081】最初、ステップS21において、決定キー
65を操作すると、ステップ22に進み、暗証番号入力
欄の1桁目の矩形内にカーソルが移動する。この状態
で、アップキー61またはダウンキー62を操作する
と、ステップ31に進み、その矩形内に0乃至9の数字
が順番に表示される。
【0082】例えば、アップキー61が操作される毎
に、矩形内に数字「0」乃至「9」が増加する順番で表
示される。数字「9」が表示された状態で、アップキー
61が操作されると、数字「0」が表示される。また、
ダウンキー62が操作される毎に、数字「0」乃至
「9」が減少する順番で表示される。例えば、数字
「0」乃至「9」が、9,8,・・・,2,1,0,
9,8,・・・といった順番で矩形内に表示される。数
字「0」が表示された状態で、ダウンキー62が操作さ
れると、次に数字「9」が表示される。
【0083】ステップS31において、アップキー61
またはダウンキー62を操作して、所望の数字を矩形内
に表示させ、ライトキー64を操作すると、ステップS
32に進み、1桁目の矩形内に米印が表示され、カーソ
ルが2桁目に移動する。この状態で、レフトキー63が
操作されると、ステップS31に戻り、暗証番号の1桁
目の再入力が可能となる。
【0084】ステップS32において、アップキー61
またはダウンキー62を操作して、所望の数字を2桁目
の矩形内に表示させ、ライトキー64を操作すると、ス
テップS33に進み、2桁目の矩形内に米印が表示さ
れ、カーソルが3桁目の矩形内に移動する。この状態
で、レフトキー63が操作されると、ステップS32に
戻り、暗証番号の2桁目の再入力が可能となる。
【0085】ステップS33において、アップキー61
またはダウンキー62を操作して、所望の数字を3桁目
の矩形内に表示させ、ライトキー64を操作すると、ス
テップS34に進み、3桁目の矩形内に米印が表示さ
れ、カーソルが4桁目の矩形内に移動する。この状態
で、レフトキー63が操作されると、ステップS33に
戻り、暗証番号の3桁目の再入力が可能となる。
【0086】ステップS34において、アップキー61
またはダウンキー62を操作して、所望の数字を4桁目
の矩形内に表示させ、ライトキー64または決定キーを
操作すると、4桁目の矩形内に米印が表示され、入力さ
れた暗証番号が確定され、カーソルが消滅する。そし
て、ステップS27に進む。
【0087】ステップS27においては、CPU29に
より、入力された4桁の暗証番号が、すでに設定されて
いる暗証番号と一致するか否かが判定される。入力され
た暗証番号が、すでに設定されている暗証番号と一致す
ると判定された場合、ステップS28に進み、新たな暗
証番号および制限年齢の設定が可能な状態となる。
【0088】新たに暗証番号および制限年齢を設定する
手順は、図5を参照して上述した場合と同様であるの
で、ここではその説明は省略する。
【0089】ステップS28において、新たな暗証番号
および制限年齢を設定し、「戻る」ボタンにカーソルを
移動させ、決定キー65を操作すると、初期設定サブメ
ニューに戻る。
【0090】以上のようにして、すでに暗証番号が設定
されている場合においても、カーソルキー(アップキー
61、ダウンキー62、レフトキー63、ライトキー6
4)、および決定キー65を操作することにより、テン
キー81を用いることなく暗証番号を入力することがで
きる。また、テンキー81とカーソルキーの操作を混ぜ
て、暗証番号を入力することも可能である。
【0091】これにより、リモートコマンダ6が故障し
たり、バッテリ切れを起こした場合でも、IRD2本体
に設けられたカーソルキーを操作することにより、暗証
番号を入力することができる。
【0092】ユーザが暗証番号を忘れた場合には、セン
タに電話をかけ、IRD2のEEPROM38に記憶さ
れた暗証番号のキャンセルを依頼するとともに、IRD
2に挿入されたICカード33の識別情報を通知する。
これにより、センタは、暗証番号のキャンセルを依頼し
たIRD2の識別情報と、EEPROM38に記憶され
た暗証番号のキャンセルを指示する制御信号を、放送衛
星または通信衛星から放送電波を介して送信する。
【0093】この放送電波を受信したIRD2は、その
放送電波に重畳された識別情報が、ICカード33に記
憶されている識別情報と一致するとき、EEPROM3
8に記憶されている暗証番号を消去する。これにより、
すでに設定した暗証番号をキャンセルすることができ
る。
【0094】なお、上記実施例においては、暗証番号が
4桁の場合について説明したが、他の任意の桁数の暗証
番号に適用することが可能である。
【0095】また、上記実施例においては、リモートコ
マンダ6を用いる場合、リモートコマンダ6のテンキー
81および決定キー92を用いて暗証番号を入力するよ
うにしたが、アップキー88、ダウンキー89、レフト
キー90、ライトキー91、および決定キー92を用い
て暗証番号を入力することも可能である。
【0096】
【発明の効果】請求項1に記載の入力制御装置、および
請求項6に記載の入力制御方法によれば、所定の範囲内
の数字を暗証番号の桁毎に所定の順番で画面に表示させ
るように指示を行い、指示に従って、暗証番号の所定の
桁の数字を画面に表示させ、画面に表示された数字を暗
証番号として確定するようにしたので、カーソルキーだ
けで、暗証番号を入力することができ、テンキーを設け
ることができない装置でも暗証番号の入力が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるAVシステムの構成例を示
すブロック図である。
【図2】図1のIRD2の正面の構成例を示す図であ
る。
【図3】図1のIRD2の内部の構成例を示すブロック
図である。
【図4】図1のリモートコマンダ6の構成例を示す図で
ある。
【図5】暗証番号がまだ設定されていない場合におい
て、暗証番号を設定する手順を説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】暗証番号が既に設定されている場合において、
新たに暗証番号を設定する手順を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 パラボラアンテナ, 2 IRD, 3 テレビジ
ョン受像機, 6 リモートコマンダ, 21 チュー
ナ, 23 エラー訂正回路, 24 デマルチプレク
サ, 25 MPEGビデオデコーダ, 25a DR
AM, 26MPEGオーディオデコーダ, 26a
DRAM, 29 CPU, 35データバッファメモ
リ, 35A EPGエリア, 36 SRAM, 3
7ROM, 38 EEPROM, 39 IR信号受
信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸高 百合子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の暗証番号を入力し、前記暗証番号
    を所定の画面に表示させる入力制御装置において、 所定の範囲内の数字を、前記暗証番号の桁毎に所定の順
    番で前記画面に表示させるように指示を行う指示手段
    と、 前記指示手段からの指示に従って、前記暗証番号の所定
    の桁の数字を前記画面に表示させる表示制御手段と、 前記画面に表示された前記数字を前記暗証番号として確
    定する確定手段とを備えることを特徴とする入力制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記確定手段により確定された前記暗証
    番号を記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の入力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記暗証番号は、ペアレンタルロック機
    能に付随して入力されることを特徴とする請求項1に記
    載の入力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記暗証番号は、レーティングのかかっ
    た番組を視聴するとき、入力されることを特徴とする請
    求項1に記載の入力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記暗証番号は、ボーティングを行うと
    き、入力されることを特徴とする請求項1に記載の入力
    制御装置。
  6. 【請求項6】 所定の暗証番号を入力し、前記暗証番号
    を所定の画面に表示させる入力制御装置における入力制
    御方法において、 所定の範囲内の数字を前記暗証番号の桁毎に所定の順番
    で前記画面に表示させるように指示を行い、 前記指示に従って、前記暗証番号の所定の桁の数字を前
    記画面に表示させ、 前記画面に表示された前記数字を前記暗証番号として確
    定することを特徴とする入力制御方法。
JP8213155A 1996-07-24 1996-07-24 入力制御装置および方法 Pending JPH1042270A (ja)

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JP8213155A JPH1042270A (ja) 1996-07-24 1996-07-24 入力制御装置および方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001157188A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送受信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001157188A (ja) * 1999-11-26 2001-06-08 Sanyo Electric Co Ltd ディジタル放送受信装置

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