JP3981774B2 - 受信装置および表示制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信装置および表示制御方法に関し、例えば、投票項目を選択するための選択釦を表示し、その1つを選択すると他の投票項目の選択釦を消去することにより、誤操作を抑制するようにした受信装置および表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CATV(Cable Television)等において、双方向アクセスによるオンラインショッピング等の実験がなされている。また、デジタル衛星放送においては、電話回線によるインタラクティブアクセスが可能な番組を提供するようなサービスが行われつつある。
【0003】
例えば、ユーザに対して、アンケートの回答を求めたり、商品、サービスなどの購入を促したりする場合、それらの回答、商品、サービスなどを投票項目として画面に表示させ、ユーザがそのうちの1つを選択したとき、受信装置に電話回線を介してセンタにアクセスさせ、選択した投票項目に対応するデータをセンタに送信させるようにすることが考えられる。これにより、各種の投票や、ショッピング等を画面を介して行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、複数の投票項目が画面に表示され、そのうちの1つをユーザが選択し、選択された投票項目に対応するデータがセンタに送信され、投票が完了した場合、投票前と投票後において画面が変化しないと、ユーザが、誤って、まだ、投票が終了していないものと錯覚し、再度、投票を行ってしまう場合がある。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、投票が誤って行われるのを抑制することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の受信装置は、番組に関する映像信号を受信する受信手段と、番組に関する複数の投票項目と、複数の投票項目の中からいずれかを選択するための、各投票項目に対応する複数のマークとが表示部に表示されるように、表示部の表示を制御する第1の表示制御手段と、複数の投票項目の中のいずれかが選択されたとき、マークの表示部における表示状態を、選択されなかった投票項目に対応するマークを表示せず、選択された投票項目に対応するマークだけを表示させた状態になるように、表示部の表示を制御する第2の表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項10に記載の表示制御方法は、番組に関する映像信号を受信する受信ステップと、番組に関する複数の投票項目と、複数の投票項目の中からいずれかを選択するための、各投票項目に対応する複数のマークとが表示部に表示されるように、表示部の表示を制御する第1の表示制御ステップと、複数の投票項目の中のいずれかが選択されたとき、選択された投票項目に関する選択信号を伝送する伝送ステップと、伝送ステップの処理により選択信号が正常に伝送されたか否かを検出する検出ステップと、検出ステップの処理により、選択信号が正常に伝送されたことが検出されたとき、マークの表示部における表示状態を、選択されなかった投票項目に対応するマークを表示せず、選択された投票項目に対応するマークだけを表示させた状態になるように、表示部の表示を制御する第2の表示制御ステップとを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の受信装置および請求項10に記載の表示制御方法においては、複数の投票項目の中のいずれかが選択され、選択された投票項目に関する選択信号が伝送され、選択信号が正常に伝送されたか否かが検出され、選択信号が正常に伝送されたことが検出されたとき、マークの表示部における表示状態が、選択されなかった投票項目に対応するマークを表示せず、選択された投票項目に対応するマークだけを表示させた状態に変更される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定することを意味するものではない。
【0010】
請求項1に記載の受信装置は、番組に関する映像信号を受信する受信手段(例えば、図3のチューナ21)と、番組に関する複数の投票項目と、複数の投票項目の中からいずれかを選択するための、各投票項目に対応する複数のマークとが表示部(例えば、図1のテレビジョン受像機3)に表示されるように、表示部の表示を制御する第1の表示制御手段(例えば、図7のステップS1)と、複数の投票項目の中のいずれかが選択されたとき、選択された投票項目に関する選択信号を伝送する伝送手段(例えば、図8のステップS12)と、伝送手段により選択信号が正常に伝送されたか否かを検出する検出手段(例えば、図8のステップS13)と、検出手段が、伝送手段により選択信号が正常に伝送されたことを検出したとき、マークの表示部における表示状態が、投票項目が選択される前の状態と異なる状態になるように、表示部の表示を制御する第2の表示制御手段(例えば、図8のステップS26)とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の受信装置は、検出手段が、伝送手段により選択信号が正常に伝送されたことを検出したとき、第2の表示制御手段による表示制御の前に、選択信号が正常に伝送されたことを示すように、表示部の表示を制御する第3の表示制御手段(例えば、図8のステップS22,S23)をさらに備えることを特徴とする。
【0012】
図1は、本発明を適用したAV(Audio Visual)システムの構成例を示している。この実施の形態の場合、AVシステムは、図示せぬ送信装置より衛星(放送衛星または通信衛星)を介して伝送されてきた電波を、パラボラアンテナ1を介して受信し、これを復調するIRD(Integrated Receiver/Decoder)2と、テレビジョン 受像機3により構成されている。なお、テレビジョン受像機3は、モニタとすることもできる。
【0013】
IRD2(またはテレビジョン受像機3)に対しては、リモートコマンダ6により赤外線(IR)信号により指令を入力することができるようになされている。即ち、ユーザがリモートコマンダ6のスイッチ(その詳細は図4を参照して後述する)の中の1つを操作すると、それに対応するIR信号がそのIR信号発信部72(図4)から出射され、IRD2のIR信号受信部39(図2)に入射されるようになされている。
【0014】
IRD2は、その出力を、例えば、コンポジットビデオ信号線、オーディオL信号線、オーディオR信号線の3本の線により構成されるAVライン4を介してテレビジョン受像機3に供給している。さらに、IRD2はAV機器制御信号送受信部2Aを、テレビジョン受像機3はAV機器制御信号送受信部3Aを、それぞれ有している。これらは、ワイヤードSIRCS(Wired Sony Infrared Remote Control System)(商標)よりなるコントロールライン5により、相互に接 続されている。
【0015】
図2は、IRD2の正面の構成例を表している。筐体51の中央には蓋52が開閉自在に設けられ、内部にICカード33を装着できるようになされている。IRD2の左側には、電源キー53が設けられている。この電源キー53は、電源をオンまたはオフするとき操作される。電源キー53の下方には、リモートコマンダ6からのIR信号を受信するIR信号受信部39が設けれている。
【0016】
LED55は、衛星を介して、このIRD2に対して、メッセージが伝送されてきたとき、点灯するようになされている。このメッセージがテレビジョン受像機3に出力され、表示されて、ユーザがこれを確認したとき、LED55は消灯される。LED55の下に配置されているLED56は、IRD2が電話回線を介して通信中であるとき点灯する。
【0017】
番組ガイドキー57とメニューキー58は、それぞれテレビジョン受像機3に電子番組ガイドまたはメニューを表示させるとき操作される。
【0018】
決定キー65の周囲の上下左右には、それぞれアップキー61、ダウンキー62、レフトキー63およびライトキー64が環状に配置されている。アップキー61、ダウンキー62、レフトキー63またはライトキー64(以下、これらのキーを、適宜、方向キーとも称する)は、カーソルを上下左右方向に移動するとき操作される。また、決定キー65は、選択したものを決定するとき操作される。チャンネルアップキー59とチャンネルダウンキー60は、受信しているチャンネルをアップまたはダウンさせるとき操作される。
【0019】
図3は、IRD2の内部の構成例を示している。パラボラアンテナ1のLNB(Low Noise Block downconverter)1aより出力されたRF信号は、フロント エンド20のチューナ21に供給され、復調される。チューナ21の出力は、QPSK復調回路22に供給され、QPSK復調される。QPSK復調回路22の出力は、エラー訂正回路23に供給され、エラーが検出、訂正される。
【0020】
CPU、ROMおよびRAM等からなるICカード33には、暗号を解読するのに必要なキーが、解読プログラムとともに格納されている。衛星を介して送信されてくる信号が暗号化されている場合、この暗号を解読するために、キーを用いた解読処理が必要となる。そこで、カードリーダインタフェース32を介してICカード33からこのキーが読み出され、デマルチプレクサ24に供給される。デマルチプレクサ24は、このキーを利用して、暗号化されている信号を解読する。
【0021】
尚、このICカード33には、暗号解読に必要なキーと解読プログラムの他、課金情報なども格納されている。
【0022】
デマルチプレクサ24は、フロントエンド20のエラー訂正回路23の出力する信号の入力を受け、これをDRAM(Dynamic Random Access Memory)またはSRAM(Static Random Access Memory)で構成されるデータバッファメモリ35に一 旦記憶させる。そして、適宜これを読み出し、解読したビデオ信号をMPEGビデオデコーダ25に供給し、解読したオーディオ信号をMPEGオーディオデコーダ26に供給する。
【0023】
MPEGビデオデコーダ25は、入力されたデジタルビデオ信号をDRAM25aに記憶させ、MPEG方式により圧縮されているビデオ信号をデコードする。デコードされたビデオ信号は、NTSCエンコーダ27に供給され、NTSC方式の輝度信号(Y)、クロマ信号(C)、およびコンポジットビデオ信号(V)に変換される。輝度信号とクロマ信号は、バッファアンプ28Y,28Cを介して、それぞれSビデオ信号として出力される。また、コンポジットビデオ信号は、バッファアンプ28VからAVライン4を介して出力される。
【0024】
なお、このMPEGビデオデコーダ25としては、SGS-Thomson Microelectronics社のMPEG2復号化LSI(STi3500)を用いることができる。その概略は、例えば、日経BP社「日経エレクトロニクス」1994.3.14(no.603)第101頁乃至110頁に、Martin Bolton氏により紹介されて いる。
【0025】
また、MPEG2−Transportstreamに関しては、アスキー株式会社1994 年8月1日発行の「最新MPEG教科書」第231頁乃至253頁に説明がなされている。
【0026】
MPEGオーディオデコーダ26は、デマルチプレクサ24より供給されたデジタルオーディオ信号をDRAM26aに記憶させ、MPEG方式により圧縮されているオーディオ信号をデコードする。デコードされたデジタルオーディオ信号は、D/A変換器30においてアナログ信号に変換され、左チャンネルのオーディオ信号は、バッファアンプ31LからAVライン4を介して出力され、右チャンネルのオーディオ信号は、バッファアンプ31RからAVライン4を介して出力される。
【0027】
RFモジュレータ41は、NTSCエンコーダ27が出力するコンポジットビデオ信号と、D/A変換器30が出力するオーディオ信号とをRF信号に変換して出力する。また、このRFモジュレータ41は、TVモードが設定されたとき、ケーブルボックス等のAV機器から入力されるNTSC方式のRF信号を、VCR(Video Cassette Recorder)や他のAV機器(いずれも図示せず)にそのまま出力する。
【0028】
この実施の形態の場合、これらのビデオ信号およびオーディオ信号が、AVライン4を介してテレビジョン受像機3に供給されることになる。
【0029】
CPU(Central Processing Unit)29は、ROM37に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、チューナ21、QPSK復調回路22、エラー訂正回路23などを制御する。また、AV機器制御信号送受信部2Aを制御し、コントロールライン5を介して、他のAV機器(この実施の形態の場合、テレビジョン受像機3)にコントロール信号を出力し、また、他のAV機器からのコントロール信号を受信する。
【0030】
このCPU29に対しては、フロントパネル40の各種のキー(図2)を操作して、指令を直接入力することができる。また、ユーザがリモートコマンダ6(図4)を操作すると、そのIR信号発信部72よりIR信号が出射され、このIR信号がIR信号受信部39により受光され、受光結果がCPU29に供給される。従って、リモートコマンダ6を操作することによっても、CPU29に指令を入力することができる。
【0031】
また、デマルチプレクサ24は、フロントエンド20から供給されるMPEGビデオデータとオーディオデータ以外にEPG(Electrical Program Guide)データなどを取り込み、データバッファメモリ35のEPGエリア35Aに供給し、記憶させる。EPGデータは現在時刻から24時間後(EPG2とEPG1−2の場合)、または150時間後(EPG2,EPG3と、EPG1−2,EPG1−3の場合)までの各放送チャンネルの番組に関する情報(例えば、番組の代表的な静止画の他、チャンネル、放送時間、タイトル、カテゴリ等)を含んでいる。このEPGデータは、頻繁に伝送されてくるため、EPGエリア35Aには常に最新のEPGデータを保持することができる。
【0032】
EEPROM(Electrically Erasable Programable Read Only Memory)38には、電源オフ後も保持しておきたいデータ(例えばチューナ21の4週間分の受信履歴、ユーザによる何らかの操作が行われる直前に受信していたチャンネル番号(ラストチャンネル))などが記憶される。そして、EEPROM38に記憶されたデータは、例えば、電源がオンされたとき、ラストチャンネルと同一のチャンネルを自動的に再び受信させる等の処理に利用される。ラストチャンネルが記憶されていない場合においては、ROM37にデフォルトとして記憶されているチャンネルが受信される。
【0033】
また、CPU29は、スリープモードが設定されている場合、電源オフ時であっても、フロントエンド20、デマルチプレクサ24、データバッファメモリ35など、最低限必要な回路を動作状態とし、受信信号に含まれる時刻情報から現在時刻を計時し、所定の時刻に各回路に所定の動作をさせる制御なども実行する。例えば、外部のVCRと連動して、タイマ自動録画を実行する。
【0034】
さらに、CPU29は、OSD(On-Screen Display)データを発生させたいとき、MPEGビデオデコーダ25を制御する。MPEGビデオデコーダ25は、この制御に対応してOSDデータを生成して、DRAM25aに書き込み、読み出して、出力する。これにより、所定の文字、図形、画像(例えば、通常の画面に重畳させる文字、シンボル、アイコン、スクリーン)などをテレビジョン受像機3に出力し、表示させることができる。例えば、図9を参照して後述するように、各種のメッセージ、投票項目、マーク(ボタン)なども、このOSDデータに基づいて表示される。
【0035】
SRAM36はCPU29のワークメモリとして使用される。モデム34は、CPU29の制御の下に、電話回線を介してデータを授受する。
【0036】
図4は、リモートコマンダ6の構成例を表している。その上部には、各種のキーの操作に対応するIR信号を発生するIR信号発信部72が設けられている。電源キー73は、IRD2の電源をオンまたはオフするとき操作され、テレビ電源キー74は、テレビジョン受像機3の電源をオンまたはオフするとき操作される。消音キー75は、音声信号をミュートするとき、またはミュートを解除するとき操作される。切換キー76は、このリモートコマンダ6により、IRD2を遠隔制御するとき操作され、切換キー77は、このリモートコマンダ6により、テレビジョン受像機3を遠隔操作するとき操作される。
【0037】
入力切換キー78は、IRD2またはテレビジョン受像機3に対する入力を切り換えるとき操作される。画面表示キー79は、電子番組ガイドの文字などの表示のオンオフを切り換えるとき操作される。二重音声キー80は、音声チャンネルとして複数のチャンネルが存在する場合において、これを切り換えるとき操作される。
【0038】
テンキー81は、0乃至9の数字を入力するとき操作される。また、数字0のキーと「選局」のキーは、数字10または12を入力するとき操作され、両者の間に配置されているキーは、数字11を入力するとき操作される。
【0039】
メニューキー82は、メニューを表示させるとき操作され、プロモーションキー83は、プロモーションチャンネルを表示させるとき操作される。番組説明キー84は、電子番組ガイドのうちの番組説明情報を表示させるとき操作される。マルチキー85は、電子番組ガイドとして、各放送チャンネルの縮小画面を1画面内に、例えば4×4個のマルチ画面として表示させるとき操作される。番組ガイドキー86は、電子番組ガイドを表示させるとき操作される。ジャンプキー87は、ラストチャンネルに移行するとき操作される。
【0040】
アップキー88、ダウンキー89、レフトキー90およびライトキー91(これらのキーも、以下、適宜、方向キーとも称する)は、それぞれカーソルを上下左右方向に移動させるとき操作され、これらのキーの中央に配置されている決定キー92は、選択の決定を入力するとき操作される。チャンネルアップダウンキー94は、受信するチャンネルを1ずつインクリメントまたはデクリメントするとき操作される。このアップキー88、ダウンキー89、レフトキー90、ライトキー91、決定キー92は、図2に示す、IRD2の本体に設けられているアップキー61、ダウンキー62、レフトキー63、ライトキー64および決定キー65と対応するものであり、その配置も対応するようになされている。また、チャンネルアップダウンキー94は、図2のチャンネルアップキー59およびチャンネルダウンキー60に対応している。
【0041】
音量アップダウンキー93は、音量を一定量ずつ、増加または減少するとき操作される。
【0042】
次に、その基本的な動作について説明する。ユーザが、リモートコマンダ6の例えばテンキー81を操作して、任意のチャンネル番号を入力すると、入力されたチャンネル番号に対応するIR信号が、IR信号発信部72から出力される。このIR信号は、IRD2のIR信号受信部39で受信される。CPU29は、IR信号受信部39から、IR信号に対応する信号の供給を受けたとき、入力されたチャンネル番号に対応するチャンネルを受信するようにチューナ21を制御する。
【0043】
チューナ21は、LNB1aから供給される信号からCPU29により指定されたチャンネル番号に対応するチャンネルの信号を復調し、QPSK復調回路22に出力する。QPSK復調回路22でQPSK復調された信号は、さらにエラー訂正回路23に入力され、エラー訂正が施された後、デマルチプレクサ24に入力される。デマルチプレクサ24においては、入力された信号がビデオデータとオーディオデータとに分離され、ビデオデータはMPEGビデオデコーダ25に、オーディオデータはMPEGオーディオデコーダ26に、それぞれ供給される。MPEGビデオデコーダ25は、入力されたビデオデータを、MPEG方式でデコード処理した後、NTSCエンコーダ27に出力する。NTSCエンコーダ27は、入力されたビデオデータをNTSC方式のビデオ信号に変換する。このビデオ信号は、例えばアンプ28Vを介して、コンポジットビデオ信号として、AVライン4を介してテレビジョン受像機3に供給される。
【0044】
また、MPEGオーディオデコーダ26は、入力されたオーディオデータをMPEG方式でデコードし、D/A変換器30に出力する。D/A変換器30は、入力されたオーディオデータをアナログ信号に変換し、左右のアナログオーディオ信号として、アンプ31L,31Rを介して出力する。このオーディオ信号も、AVライン4を介してテレビジョン受像機3に出力される。このようにして、テレビジョン受像機3に、ユーザがリモートコマンダ6を操作して指令した番組の画像と音声が出力される。
【0045】
また、デマルチプレクサ24は、受信した信号からEPGデータを検出すると、これをデータバッファメモリ35に供給し、そのEPGエリア35AにEPGデータを記憶させる。
【0046】
リモートコマンダ6のキーが操作されて、このEPGデータの読み出しが指令されたとき、CPU29は、このEPGエリア35Aに記憶されているEPGデータを読み出し、MPEGビデオデコーダ25に、このEPGデータをOSDデータに変換させる。このOSDデータは、NTSCエンコーダ27に出力され、通常の番組の画像上に重畳され、出力される。
【0047】
次に、PerfecTV(商標)等のインタラクティブアクセスが可能な番組において、アンケート調査、景品付き視聴者クイズ、またはショッピングなどを行う場合について説明する。このような、投票を伴う番組を実現する場合、センタ側からIRD2に対して、図5に示すような、DM_voting_descriptorが伝送される。IRD2側においては、CPU29が、このDM_voting_descriptorを分析し、MPEGビデオデコーダ25を制御し、OSDデータを発生させ、投票画面(例えば、後述する図9に示すような画面)をテレビジョン受像機3に表示させる。
【0048】
なお、このDM_voting_descriptorは、1つの番組(イベント)内に、最大16回挿入することができる。
【0049】
図5において、descriptor_tagは、このdescriptorの種類(この例の場合、投票(voting)のdescriptorであること)を表している。descriptor_lengthは、それ以降のdescriptorの長さを表している。
【0050】
voting_typeは、投票の種類を表しており、この種類は、図6に示すように4種類存在する。
【0051】
voting_typeが1である投票は、無情報投票とされる。この場合、図6に示すように、IRD2からセンタに対して何も送信されない。このような投票は、例えば、アンケート調査などにおいて、ただ単に、各回答の有無だけを収集する場合に利用される。
【0052】
voting_typeが2である投票は、無記名投票とされ、この場合、図6に示すように、IRD2からセンタに対して、service_id,event_id,voting_id、およびvoting_codeが送信される。
【0053】
service_idは、その番組が放送されているチャンネルのIDを表し、event_idは、番組のIDを表している。さらに、voting_idは、投票のIDを表しており、voting_codeは、その投票における選択肢(投票項目)の番号を表している。
【0054】
この無記名投票も、アンケート調査などに利用される。
【0055】
voting_typeが3である投票は、記名投票とされ、この場合、図6に示すように、無記名投票における場合に送信される情報の他、CA_system_idとcard_idが、IRD2からセンタに送信される。CA_system_idは、ICカード33が契約対象としているCA(Conditional Access)システムのIDを表している。card_idは、ICカード33のIDを表している。
【0056】
この記名投票は、例えば、景品付き視聴者クイズなどに利用される。
【0057】
voting_typeが4である投票は、保護付き記名帳票とされる。この場合、IRD2からセンタ側に送信される情報は、記名投票の場合と同一である。記名投票の場合、ユーザが投票を行うことができる投票期間(voting_duration)の長さは、投票画面の表示期間(display_duration)の長さと同一とされる。これに対して、保護付き記名投票においては、投票期間と表示期間が異なる長さとされる。
【0058】
この保護付き記名投票は、例えば、ショッピングなどに利用される。
【0059】
図5に戻って、voting_idは、その番組内でvotingが複数回ある場合の番号を表し、1つの番組で、最大16個のvotingが可能であるため、0乃至15のいずれかの数字が対応することになる。
【0060】
host_numberは、TWIN' ET(商標)に接続されている各種のホストのうち、このボーティングサービスを提供するセンタが接続されているホストの番号を表している。voting_type=1のとき、このhost_numberは無効情報となる。
【0061】
start_offsetは、番組の開始時刻から、このボーティングの開始時刻までの時間を表している。display_durationとvoting_durationは、それぞれ上述したように、投票画面の表示期間と投票期間を表している。投票画面は、この表示期間中表示され、投票は、この投票期間中可能とされる。
【0062】
voting_name_lengthは、投票名の長さを表しており、投票名は、その後のcharで記述される。voting_codeは、選択肢(投票項目)のコードを表し、tel_numberは、その選択肢(投票項目)を選択したとき、発信されるべき電話番号を表している。code_name_lengthは、選択肢(投票項目)の名称の長さを表し、その名称は、その後のcharで記述される。
【0063】
次に、図7と図8のフローチャートを参照して投票処理について説明する。このフローチャートの処理は、ボーティングの開始時刻になったとき(番組の開始時刻から、start_offsetで規定される時間が経過したとき)、開始される。最初にステップS1において、選択画面(ボーティング画面)を表示する処理が実行される。すなわちCPU29は、図5に示したような、DM_voting_descriptorを解析し、例えば、図9に示すようなボーディング画面のOSDデータをMPEGビデオデコーダ25に発生させ、これをNTSCエンコーダ27でコンポジットビデオ信号に変換させ、テレビジョン受像機3に出力し、表示させる。図9は、ユーザが好きな映画を選択し、投票する番組の表示例を表しており、その番組名は「特別番組1995年ランキング」とされており、その下に、「画面のボタンをリモコンで操作して下さい」のメッセージが表示されている。さらに、この表示例においては、ボーティング名(voting_name)が、「あなたが選ぶ今年の番組ベスト10」とされている。このボーティング名は、図5における、voting_name_lengthの直後のcharで表記されるものである。ボーティング名の下には、タイトル1乃至タイトル10の10個の映画のタイトルが、投票項目(選択肢)として表示されている。このタイトル1乃至タイトル10はコード名であり、図5において、その長さを表すcode_name_lengthの直後のcharで表記されるものである。
【0064】
さらに、図9に示すように、この10個のタイトル1乃至タイトル10の直前には、それらを選択するマークが、図9においては、四角形のボタンとして表示されている。ユーザは、このように10個表示されている映画のタイトルの中から、所望の1つのタイトルを選択する。その選択は、リモートコマンダ6のアップキー88またはダウンキー89を操作することで行われる。すなわち、アップキー88またはダウンキー89を操作すると、マーク上に位置するカーソルが上下に移動される(図9においては、カーソルが、その位置するマークを黒色にすることで表示されている)。図9の表示例においては、カーソルがタイトル1に対応するマーク上に位置するので、ダウンキー89が1回操作されると、カーソルはタイトル2のマーク上に移動し、さらに1回操作されると、タイトル3のマーク上に移動する。そして、ユーザは、所望のタイトルのマーク上にカーソルを移動させた後、リモートコマンダ6の決定キー92を操作することで、選択を確定する。
【0065】
リモートコマンダ6のIR信号発信部72は、アップキー88、ダウンキー89、または決定キー92が操作されると、その操作されたキーに対応するIR信号を出力する。このIR信号は、IRD2のIR信号受信部39で受信され、その検出信号がCPU29に供給される。CPU29は、アップキー88またはダウンキー89の操作信号が入力されたとき、MPEGビデオデコーダ25を制御し、カーソルのOSDデータを、その操作に対応して発生させる。
【0066】
CPU29は、ステップS2において、決定キー92の操作信号が入力されるまで待機し、決定キー92の操作信号が入力された場合、ステップS3に進み、図9に示すボーティングのタイプを、図5に示すvoting_typeから読み取る。上述したように、このボーティングタイプには4種類のタイプが存在する。CPU29は、voting_typeが1または2である場合、ステップS4に進み、3または4である場合、ステップS29に進む。
【0067】
CPU29は、ステップS29においては、カードリーダインタフェース32にICカード33が装着されているか否かを判定する。カードリーダインタフェース32は、ICカード33が装着されたとき、その旨をCPU29に通知する。CPU29は、この通知から、ICカード33が装着されているか否かを判定することができる。
【0068】
ICカード33が、IRD2(カードリーダインタフェース32)に装着されていないと判定された場合、CPU29は、ステップS30に進み、図10に示すように、「カードを入れて下さい」のメッセージを表示させる。その後、ステップS31に進み、CPU29は、ステップS30で、「カードを入れてください」のメッセージを表示させた後、5秒間が経過したか否か、あるいは、ユーザがIRD2の蓋52を開けたか否かを判定する。蓋52が開けられずに、5秒間が経過した場合、ステップS1に戻り、それ以降の処理が実行される。
【0069】
蓋52が開けられたと判定された場合、ステップS32に進み、CPU29は、図11に示すように、「ふたを閉めてください」のメッセージを表示させる。すなわち、ユーザは、ステップS10の「カードを入れてください」のメッセージに従って、蓋52を開けて、ICカード33をIRD2に装着する。その後、ステップS32の「ふたを閉めてください」のメッセージに従って、ユーザは、蓋52を閉めることになる。CPU29は、ステップS33で、蓋52が閉められるまで待機し、蓋52が閉められたとき、ステップS1に戻る。
【0070】
ステップS29において、ICカード33が装着されていると判定された場合、ステップS34に進み、CPU29は、ICカード33が正しいICカードであるか否かを判定する。CPU29は、ICカード33がIRD2に装着されたとき、カードリーダインタフェース32を介して、ICカード33との間で通信を行う。ICカード33が正しいカードである場合、CPU29は、カードリーダインタフェース32を介してICカード33との間において、通信を行うことができる。ICカード33が正しいカードではない場合、通信を行うことができない。この場合、ステップS35に進み、CPU29は、例えば、図12に示すように、「カードとのアクセスが成立しません 正しいカードが入っているか確認してください 問い合わせはパーフェクTVへ」のメッセージを10秒間表示させる。ユーザは、このメッセージに従って、ICカード33を、正しいICカード33に取り替えることになる。メッセージ表示後10秒間が経過したとき、ステップS1に戻る。
【0071】
ステップS34においてIRD2に装着されているICカード33が正しいICカードであると判定された場合、ステップS36に進む。ステップS36においては、CPU29は、voting_typeが4であるか否かを判定する。voting_typeが4である場合には、ステップS37に進み、CPU29は、暗証番号が設定済みであるか否かを判定する。voting_type=4のボーティングを行うには、暗証番号が必要となる。暗証番号がまだ設定されていない場合には、ステップS38に進み、CPU29は、図13に示すように、「暗証番号が必要です メニューの初期設定の視聴年齢制限設定で暗証番号を設定してから行ってください」のメッセージを表示させる。ユーザは、このメッセージが表示されたとき、「了解」の文字が表示されている画面のボタン上にカーソルを移動させた後、決定キー92を操作する。そして、ユーザは、このメッセージに従って、メニューキー82を操作して、「メニュー」を表示させた後、その「メニュー」の中から、「初期設定」の項目を選択し、さらに、そのとき表示された項目の中から、「視聴年齢制限設定」の項目を選択し、暗証番号を設定する操作を行う。この暗証番号の設定が行われると、この暗証番号は、ICカード33に記憶される。
【0072】
ステップS38で、「了解」のボタンが選択されたとき、あるいは、「了解」のボタンが選択されず、30秒間が経過したとき、ステップS1に戻る。
【0073】
ステップS37において、暗証番号が設定済みであると判定された場合、すなわち、CPU29は、カードリーダインタフェース32を介してICカード33から既に暗証番号が登録されているとの通知を受けたとき、ステップS39に進み、例えば、図14に示すように、「アクセスするには決定ボタンを押して数字ボタンで暗証番号を入力してください」のメッセージを表示させる。このときCPU29は、暗証番号の入力欄と「取消」の文字が表示されたボタンを同時に表示させる。ユーザは、このメッセージに従って、リモートコマンダ6のテンキー81を操作して、暗証番号を入力するか、またはカーソルで「取消」のボタンを選択する。
【0074】
CPU29は、ステップS40において、「取消」ボタンが選択されたと判定された場合、ステップS1に戻り、それ以降の処理を実行する。これに対して、ステップS40において、暗証番号が入力されたと判定された場合、ステップS41に進み、CPU29は、暗証番号が正しい暗証番号であるか否かを判定する。すなわち、CPU29は、入力された暗証番号をカードリーダインタフェース32を介してICカード33に供給する。ICカード33は、入力された暗証番号が、既に記憶されている暗証番号と等しいか否かを判定し、判定結果をカードリーダインタフェース32を介してCPU29に通知する。CPU29は、この通知から、暗証番号が正しい番号であるか否かを判定する。暗証番号が正しくない場合、CPU29は、ステップS42に進み、図15に示すように、「暗証番号が正しくありません 暗証番号を入力し直してください」のメッセージを表示させる。その後、ステップS40に戻り、上述した場合と同様に、「取消」ボタンが選択されたか否か、または、暗証番号が入力されたか否かを判定する。
【0075】
ステップS41において、入力された暗証番号が正しいと判定された場合、ステップS4に進む。ステップS36において、voting_typeが4ではないと判定された場合にも、ステップS4に進む。
【0076】
ステップS4においては、CPU29は、前回の再アクセスが残っているか否かを判定する。すなわち、その詳細は後述するが、ユーザが前回のボーティングにおいて投票操作を行ったが、相手先の電話回線が話し中であったり、ユーザの自分自身の電話回線が使用中であったりして、投票がまだ完了していない状態となってしまう場合がある。この場合、そのvoting_typeが、1,2または3のいずれかであれば、ユーザは、投票を始めからやり直すことが求められる(後述するステップS15,S19)。これに対してvoting_typeが4である場合には、それは重要なボーティングであるので、投票内容が、EEPROM38に保持されている(後述するステップS10,S16,S18)。この場合、前回のボーティングに対するアクセスをもう一度行う必要があるので、これから行うアクセスが、前回のボーティングのためのアクセスであるのか、今回のボーティングのためのアクセスであるのかを区別する必要がある。そこで、ステップS4において、タイプ4の投票が残っているか否かが判定される。
【0077】
ステップS4において、タイプ4のボーティングが残っていると判定された場合、ステップS7に進み、CPU29は、図16に示すような画像をテレビジョン受像機3に表示させる。
【0078】
すなわち、CPU29は、今回のボーティングにおいてユーザが選択した投票項目と、前回のボーティングにおいてユーザが選択した投票項目とを表示させる。図16の表示例においては、今回選んだ投票項目として、「タイトル5」の映画のタイトルが表示されており、前回のボーティングの投票項目として、「タイトル4」が表示されている。
【0079】
また、CPU29は、このとき、図16に示すように、「アクセス待機中です前回選んだものを取り消してアクセス実行しますか?」のメッセージを表示させるとともに、「前回のものを残す」のメッセージが表示されたボタンと、「今回のものを実行」のメッセージが表示されたボタンとを表示させる。ユーザは、リモートコマンダ6のレフトキー90またはライトキー91を操作して、カーソルを右または左に移動させ、いずれか一方のボタンを選択する。そして、選択が確定したとき、ユーザは、決定キー92を操作する。
【0080】
次にステップS8において、CPU29は、「前回のものを残す」と「今回のものを実行」のボタンのいずれが選択されたかを判定し、「前回のものを残す」のボタンが選択されたと判定された場合、ステップS1に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。すなわち、この場合には、前回のボーティング画面が再び表示され、ユーザは、そのボーティング画面から、再びアクセス処理を行う。
【0081】
一方、ステップS4において、前回のタイプ4の投票が残っていないと判定された場合、ステップS5に進み、CPU29は、図17に示すような画像を表示させる。この表示例においては、今回のボーティング画面に、「アクセスを実行しますか?」のメッセージとともに、「取消」の文字が表示されたボタンと、「実行」の文字が表示されたボタンとが表示される。使用者は、2つのボタンのうちのいずれか一方をレフトキー90またはライトキー91を操作して選択する。そして、選択が確定したとき、ユーザは、決定キー92を操作する。
【0082】
ステップS6において、CPU29は、「取消」のボタンと「実行」のボタンのいずれが選択されたかを判定し、「取消」のボタンが選択されたと判定された場合、ステップS1に戻り、それ以降の処理を実行する。
【0083】
これに対して、ステップS6において、「実行」のボタンが操作されたと判定された場合、CPU29は、ステップS9に進む。ステップS8において、ユーザが、「今回のものを実行する」のボタンを選択したと判定された場合も、ステップS9に進む。
【0084】
ステップS9においては、CPU29は、例えば、図18に示すように、アクセス中 このままお待ち下さい」のメッセージをテレビジョン受像機3に表示させる。
【0085】
次に、ステップS10に進み、CPU29は、成功データをEEPROM38に記憶する処理を実行する。この成功データには、このボーティングの番組のservice_id(チャンネル番号)、このボーティングのstart_offset(番組のスタート時刻からこのボーティングのスタート時刻までの時間)、および選択された投票項目のvoting_code(投票項目番号)が含まれている。
【0086】
次にステップS11において、CPU29は、成功フラグをクリア(リセット)する。これは、次のステップS12においてアクセスを実行したとき、相手先の電話回線が話し中であったり、自宅の電話回線が使用中であったりして、投票が成立しなかったような場合に備えるためであり、投票が成立した場合には、後述するように、ステップS20において、成功フラグがセットされる。
【0087】
次に、ステップS12に進み、CPU29は、アクセス処理を実行する。すなわち、CPU29は、モデム34を制御し、ユーザが選択したvoting_codeに対応して規定されている電話番号(tel_number)に対してアクセス動作を開始させる。モデム34は、CPU29からの制御に対応して、指令された電話番号に対する発呼動作を開始する。そして、電話回線が相手先(センタ)との間で閉結されたとき、CPU29は、そのvoting_typeに対応して、図6に示すような送信情報をセンタ側に送信させる。
【0088】
すなわち、そのボーティングが、voting_type=1のボーティングである場合、特に情報は送信されず、voting_type=2のボーティングである場合、service_id,event_id,voting_id,voting_codeがセンタに送信される。そのボーティングが、voting_type=3またはvoting_type=4のボーティングである場合、voting_type=2における送信情報の他、CA_system_id,card_idが、さらにセンタに送信される。
【0089】
従って、センタ側においては、voting_type=1の場合、投票の有無を集計することができ、voting_type=2の場合、どのチャンネルの、どの番組の、どのボーティングの、どの投票項目に対して投票が行われたかを集計することができる。voting_type=3またはvoting_type=4である場合には、さらに、その投票を行ったユーザと、その契約条件などを知ることができる。
【0090】
次に、ステップS13に進み、CPU29は、投票が成立したか否かを判定する。投票が成立しなかった場合には、その原因が、相手先の電話回線が話し中であったからなのか、ユーザの自宅の電話回線が使用中であったからなのか、または電話回線に接続上の問題があったからなのかが判定される。
【0091】
相手先(センタ側)の電話回線が話し中であることにより、投票ができなかった場合には、ステップS14に進み、CPU29は、さらに、今回のボーティングがタイプ4のボーティングであるか否かを判定する。今回のボーティングがタイプ4のボーティングではなく、タイプ1乃至タイプ3のボーティングである場合には、ステップS15に進み、CPU29は、例えば、図19に示すように、「アクセス失敗 もう一度やり直して下さい」のメッセージを5秒間表示させる。現在のボーティングが、タイプ4のボーティングである場合には、ステップS16に進み、CPU29は、例えば、図20に示すように、「アクセス失敗」のメッセージと、「このアクセスはメニューの番組関連のセンターアクセスで再アクセスすることができます」のメッセージを30秒間表示させる。
【0092】
ユーザが、このメッセージに従って、「メニュー」を選択し、そのメニューの中から「番組関連」の項目を選択し、さらに、「番組関連」の項目の中から「センターアクセス」の項目を順次選択すると、CPU29は、EEPROM38にステップS10で記憶した成功データを読み出し、その成功データに対応するアクセス処理を実行する。従って、ユーザは、選択処理を再び行うことなく、既に行った選択の内容で、再アクセスを行うことができる。
【0093】
すなわち、上述したように、タイプ4のボーティングの場合、voting_durationは、display_durationと一致しておらず、換言すれば、ユーザは、display_durationが満了した後でも、ボーティングを行うことができる。このボーティングが、「メニュー」の中の「番組関連」の項目を選択し、さらに、「番組関連」の中から「センターアクセス」の項目を選択することで行うことができる。
【0094】
ステップS13において、投票が、自宅の電話回線が使用中であることにより不成立になったと判定された場合、または、電話回線の接続上、何らかの問題があって、投票が不成立になったと判定された場合、ステップS17に進み、CPU29は、いまのボーティングがタイプ4のボーティングであるか否かを判定する。いまのボーティングが、タイプ4のボーティングである場合には、ステップS18に進み、CPU29は、図21に示すように、「アクセス失敗 電話回線が使用中か正しく接続されていません」のメッセージと、「このアクセスはメニューの番組関連のセンターアクセスで再アクセスすることができます」のメッセージを、30秒間表示させる。現在のボーティングが、タイプ4のボーティングではなく、タイプ1乃至タイプ3のボーティングである場合には、ステップS19に進み、CPU29は、図22に示すように、「アクセス失敗 電話回線が使用中か正しく接続されていません」のメッセージを5秒間表示させる。
【0095】
一方、ステップS13において、投票が成立した(相手側に情報を送信することができた)と判定された場合、ステップS20に進み、CPU29は、ステップS11でクリアした成功フラグをセットする。そして、ステップS21において、センタから応答メッセージが送信されてきたか否かを判定する。応答メッセージが送信されてきた場合には、ステップS22に進み、CPU29は、受信した応答メッセージを、例えば、図23に示すように、10秒間表示させる。図23の表示例においては、「ご参加ありがとうございました」のメッセージが表示されている。
【0096】
センタ側から応答メッセージが送信されてこない場合には、ステップS23に進み、CPU29は、例えば、図24に示すように、「アクセス完了」のメッセージを、5秒間表示させる。
【0097】
ステップS22またはS23において、応答メッセージ、または「アクセス完了」のメッセージが表示されている状態、あるいは、ステップS15,S16,S18またはS19において、「アクセス失敗」のメッセージが表示されている状態において、display_durationが満了した場合、そのメッセージの表示を開始してから、既に5秒間が経過していれば、CPU29は、その表示画面を消去させるが、5秒間がまだ経過していない場合には、5秒間の経過を待って、その表示画面を消去する。これにより、少なくとも5秒間は、この表示画面が表示されることになる。
【0098】
応答メッセージが10秒間表示された後、もしくは、「アクセス完了」のメッセージが5秒間表示された後、ステップS24に進む。ステップS15またはステップS19で、「アクセス失敗」のメッセージが表示されてから5秒間経過したとき、または、ステップS16もしくはステップS18で、「アクセス失敗」のメッセージが表示されてから30秒間が経過したときも、ステップS24に進む。
【0099】
ステップS24においては、CPU29は、成功フラグがセットされているか否かを判定する。成功フラグがセットされていない場合には、アクセスが失敗であったので、アクセスを再度実行する必要がある。そこで、ステップS1に戻り、それ以降の処理が実行される。
【0100】
これに対して、ステップS24において、成功フラグがセットされていると判定された場合には、CPU29は、ステップS25に進み、ステップS10で、EEPROM38に記憶した成功データに含まれるservice_idとstart_offsetが、現時点におけるボーティングのservice_idとstart_offsetに一致するか否かを判定する。成功データのservice_idと現時点のボーティングのservice_idが一致しない場合、成功データに記憶されているデータは、異なる番組(チャンネル)のデータということになる。また、service_idが一致したとしても、start_offsetが一致しない場合には、成功データとして記憶されているデータは、今回より前のボーティングにおけるデータであることになる。そこで、これらの場合には、ステップS1に戻り、それ以降の処理が再び実行される。
【0101】
ステップS25の判定は、ユーザがボーティングを行い、成功フラグがセットされた、そのボーティングがまだ継続しているか否かを判定するためのものである。ユーザのボーティング操作が、voting_durationの時間以内になされた場合には、成功データに記憶されているservice_idとstart_offsetは、現時点のボーティングのservice_idとstart_offsetに一致する。従って、この場合には、ステップS26に進み、CPU29は、図25に示すように、成功データに登録されている投票項目(選択肢)だけをマーク付きで表示し、その他の投票項目については、マークを付さないで表示する。図25の表示例においては、「タイトル5」だけがマークを付して表示されており、その他の「タイトル1」乃至「タイトル4」、並びに「タイトル6」乃至「タイトル10」は、マークを付さずに表示されている。この図25を、図9と比較して明らかなように、「タイトル5」以外のタイトルには、マークが付されていないので、ユーザは、もはや投票項目を選択することができない(投票済みである)ことを直感的に認識することができる。
【0102】
次に、ステップS27に進み、CPU29は、display_durationが満了するまで待機し、満了したとき、ステップS28に進み、ボーティング画面の表示を消去させ、処理を終了する。
【0103】
一方、ユーザが、有効に投票を行った後、図25に示す画面が表示される前にvoting_durationが満了してしまい、次のボーティング(異なるvoting_idを有するボーティング)が開始されてしまったような場合、成功データと現時点のボーティングは、service_idとstart_offsetに関して、一致しないことになる。このような場合、図25に示すような、前のボーティングの画面を表示すると、ユーザに誤解を与えることになる。そこで、この場合には、ステップS1に戻り、新たな(次の)ボーティングのボーティング画面を表示させる。
【0104】
ステップS25において、新たなボーティングが始まっているか否かの判定を、成功データと現時点のボーティングのservice_idとvoting_idを用いて行うようにすることも可能である。しかしながら、voting_idを用いる場合には、同一のservice_id(チャンネル)の異なる番組で、同一のvoting_idが用いられる可能性があるので、さらに、event_id(番組ID)を判定に利用する必要が生じる。その結果、判定する必要のあるデータが増加するだけでなく、event_idは、そのチャンネルにおける番組の数が多い場合には、複数回、繰り返し用いられる可能性もある。この場合、異なるボーティングに、同一のvoting_idとevent_idが割り当てられる恐れがある。これに対して、start_offsetは、各番組毎に異なる確率が高いので、service_idとstart_offsetを用いるようにすると、一意的に各ボーティングを特定することができる。
【0105】
なお、図13(ステップS38)、図14(ステップS39)、図17(ステップS5)、または図16(ステップS7)の表示が行われている状態において、display_durationが経過してしまった場合、CPU29は、例えば、「有効期限が過ぎたため実行できません」の状況表示のメッセージを表示した後、5秒の経過を待って、ボーティング画面の表示を消去させる。
【0106】
以上の図7と図8のフローチャートに示す処理のうち、ユーザが投票を行った後のメッセージ表示処理とマーク表示処理を抽出して示すと、図26のフローチャートと図27のフローチャートに示すようになる。
【0107】
図26において、CPU29は、ステップS51において成功データを記憶する処理を実行する。この処理は、図7のステップS10の処理に対応している。上述したように、この成功データには、アクセスするボーティングのservice_idとstart_offsetが含まれているとともに、さらに選択された投票項目のvoting_codeが含まれている。
【0108】
次に、ステップS52において、CPU29は、成功フラグをリセットする。この処理は、図7のステップS11に対応している。次に、ステップS53に進み、CPU29は、ステップS51で記憶した成功データに対応してアクセス処理を実行する。このアクセス実行処理は、図8のステップS12の処理に対応している。
【0109】
次に、CPU29は、ステップS54において、アクセスが終了するまで待機し、アクセスが終了したとき、ステップS55に進み、アクセスが成功したか否かを判定する。このステップS54とS55の処理は、図8のステップS13の処理に対応している。
【0110】
ステップS55でアクセスが成功したと判定された場合、CPU29は、ステップS56に進み、成功フラグをセットする。このステップS56の処理は、図8のステップS20の処理に対応している。次にステップS57に進み、CPU29は、成功メッセージ表示処理を実行する。このステップS57の処理は、図8のステップS22,S23の処理に対応している。
【0111】
一方、ステップS55において、アクセスが成功しなかったと判定された場合、CPU29は、ステップS58に進み、失敗メッセージ表示処理を実行する。このステップS58の処理は、図8のステップS15,S16,S18,S19の処理に対応している。
【0112】
一方、図27のマーク表示処理においては、CPU29は、ステップS61で、成功フラグがセットされているか否かを判定する。このステップS61の処理は、図8のステップS24の処理に対応している。成功フラグがセットされている場合、ステップS62に進み、CPU29は、成功データと現在のボーティングが、service_idとstart_offsetに関し、一致しているか否かを判定する。このステップS62の処理は、図8のステップS25の処理に対応している。ステップS62において、成功データを記憶したときのボーティングより後のボーティングが開始されていないと判定されたとき(成功データと現在のボーティングが、service_idとstart_offsetに関し、一致していると判定されたとき)、CPU29は、ステップS63に進み、成功データに登録されている投票項目だけをマーク付きで表示し、その他の投票項目をマークを付けないで表示させる処理を実行する。すなわち、図25に示すような画像が表示される。このステップS63の処理は、図8のステップS26の処理に対応している。
【0113】
これに対してステップS61において、成功フラグがセットされていないと判定された場合、またはステップS62において、次のボーティングが開始されてしまったと判定された場合、CPU29は、ステップS64に進み、すべての投票項目をマークを付けて表示する処理を実行する。すなわち、図9に示すような画像が表示される。このステップS64の処理は、図7のステップS1の処理に対応している。
【0114】
このように、投票項目(選択肢)の先頭にマークを表示するか否かを制御することにより、投票可能な画面と投票が不可能な画面の差異を明確にすることができる。これにより、ユーザは、すでに投票が終了したか否かを容易に認識することができ、投票がすでに終了しているにも拘らず再アクセスを行ってしまうなどの誤操作を抑制することができる。
【0115】
なお、上記実施の形態においては、選択肢の先頭に所定のマークを表示させ、アクセスが成功したとき、選択された選択肢に対応するマークだけを表示させ、それ以外のマークを消去するようにしたが、マークの色や形状を変化させることにより、ボーティングの終了を認識させるようにすることも可能である。要は、投票が行われた後の状態が、投票が行われる前の状態と異なる状態になるようにすればよい。さらに、マークは、ボタン以外の形状とすることも可能である。
【0116】
また、上記実施の形態においては、パーフェクTVにおける場合について説明したが、これに限定されるのものではなく、他のデジタル衛星放送、CATVなどにも本発明は適用することが可能である。
【0117】
【発明の効果】
請求項1に記載の受信装置、および請求項10に記載の表示制御方法によれば、投票項目の中のいずれかが選択され、選択された投票項目に関する選択信号を伝送し、選択信号が正常に伝送されたか否かを検出し、選択信号が正常に伝送されたことが検出されたとき、マークの表示状態を、選択されなかった投票項目に対応するマークを表示せず、選択された投票項目に対応するマークだけを表示させた状態になるようにしたので、投票終了前の投票項目の選択可能な画面と、投票終了後であって、投票項目の選択が不可能な画面を容易に認識することができる。これにより、ユーザによる誤操作を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVシステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のIRD2の正面の構成例を示す図である。
【図3】図1のIRD2の内部の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1のリモートコマンダ6の構成例を示す図である。
【図5】 DM_voting_descriptorを説明する図である。
【図6】 voting_typeを説明する図である。
【図7】図3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図8】図3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図9】図7のステップS1の表示例を示す図である。
【図10】図7のステップS30の表示例を示す図である。
【図11】図7のステップS32の表示例を示す図である。
【図12】図7のステップS35の表示例を示す図である。
【図13】図7のステップS38の表示例を示す図である。
【図14】図7のステップS39の表示例を示す図である。
【図15】図7のステップS42の表示例を示す図である。
【図16】図7のステップS7の表示例を示す図である。
【図17】図7のステップS5の表示例を示す図である。
【図18】図7のステップS9の表示例を示す図である。
【図19】図8のステップS15の表示例を示す図である。
【図20】図8のステップS16の表示例を示す図である。
【図21】図8のステップS18の表示例を示す図である。
【図22】図8のステップS19の表示例を示す図である。
【図23】図8のステップS22の表示例を示す図である。
【図24】図8のステップS23の表示例を示す図である。
【図25】図8のステップS26の表示例を示す図である。
【図26】図8に示す処理のうちメッセージ表示処理を示すフローチャートである。
【図27】図8に示す処理のうちマーク表示処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パラボラアンテナ, 2 IRD, 3 テレビジョン受像機, 6 リモートコマンダ, 21 チューナ, 23 エラー訂正回路, 24 デマルチプレクサ, 25 MPEGビデオデコーダ, 25a DRAM, 26 MPEGオーディオデコーダ, 26a DRAM, 29 CPU, 35 データバッファメモリ, 35A EPGエリア, 36 SRAM, 37 ROM, 38 EEPROM, 39 IR信号受信部

Claims (10)

  1. 番組に関する映像信号を受信して表示部に表示させる受信装置において、
    前記番組に関する映像信号を受信する受信手段と、
    前記番組に関する複数の投票項目と、複数の前記投票項目の中からいずれかを選択するための、各投票項目に対応する複数のマークとが前記表示部に表示されるように、前記表示部の表示を制御する第1の表示制御手段と、
    複数の前記投票項目の中のいずれかが選択されたとき、選択された投票項目に関する選択信号を伝送する伝送手段と、
    前記伝送手段により前記選択信号が正常に伝送されたか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段が、前記伝送手段により前記選択信号が正常に伝送されたことを検出したとき、前記マークの前記表示部における表示状態を、選択されなかった投票項目に対応するマークを表示せず、選択された投票項目に対応するマークだけを表示させた状態になるように、前記表示部の表示を制御する第2の表示制御手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 複数の前記投票項目の中のいずれかが選択されたとき、複数の前記投票項目と複数の前記マークとが前記表示部に表示された状態で、選択された投票項目がいずれであるかが分かるように、前記表示部の表示を制御する第3の表示制御手段
    を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  3. 複数の前記投票項目の中のいずれかが選択されたとき、選択された投票項目を記憶する記憶手段を更に備え、
    前記伝送手段は、前記記憶手段で記憶されている投票項目に関する選択信号を伝送する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記検出手段が、前記伝送手段により前記選択信号が正常に伝送されたことを検出したとき、前記第2の表示制御手段による表示制御の前に、前記選択信号が正常に伝送されたことを示すように、前記表示部の表示を制御する第3の表示制御手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記伝送手段は、電話回線を介して前記選択信号を伝送する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  6. 前記検出手段は、前記選択信号が正常に伝送されたか否かを検出するのに、少なくとも、前記投票項目とマークの表示を開始した時刻からの経過時間を用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置
  7. 前記受信手段は、前記番組に関する複数の投票項目に関する投票項目信号をさらに受信し、
    前記第1の表示制御手段は、前記受信手段が受信した、前記投票項目信号に基づいて、前記マークを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  8. 前記第2の表示制御手段は、前記表示部における前記投票項目の表示状態を、前記投票項目の選択の前と後において同一とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  9. 前記第1の表示制御手段は、前記投票項目とマークを、前記番組の映像に重畳して表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  10. 番組に関する映像信号を受信して表示部に表示させる受信装置の表示を制御する表示制御方法において、
    前記番組に関する映像信号を受信する受信ステップと、
    前記番組に関する複数の投票項目と、複数の前記投票項目の中からいずれかを選択するための、各投票項目に対応する複数のマークとが前記表示部に表示されるように、前記表示部の表示を制御する第1の表示制御ステップと、
    複数の前記投票項目の中のいずれかが選択されたとき、選択された投票項目に関する選 択信号を伝送する伝送ステップと、
    前記伝送ステップの処理により前記選択信号が正常に伝送されたか否かを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップの処理により、前記選択信号が正常に伝送されたことが検出されたとき、前記マークの前記表示部における表示状態を、選択されなかった投票項目に対応するマークを表示せず、選択された投票項目に対応するマークだけを表示させた状態になるように、前記表示部の表示を制御する第2の表示制御ステップと
    を備えることを特徴とする表示制御方法。
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