JPH1042020A - ケーブルの配線構造 - Google Patents

ケーブルの配線構造

Info

Publication number
JPH1042020A
JPH1042020A JP19656696A JP19656696A JPH1042020A JP H1042020 A JPH1042020 A JP H1042020A JP 19656696 A JP19656696 A JP 19656696A JP 19656696 A JP19656696 A JP 19656696A JP H1042020 A JPH1042020 A JP H1042020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
housing
wiring structure
introduction hole
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19656696A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Iioka
茂幸 飯岡
Shinobu Matsubara
忍 松原
Shigefusa Osawa
包房 大沢
Akio Umemura
昭夫 梅村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP19656696A priority Critical patent/JPH1042020A/ja
Publication of JPH1042020A publication Critical patent/JPH1042020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルが装置本体の基板に近接すると、ノ
イズによって回路に悪影響を与えることがあった。ま
た、ケーブルの出口は、通常一か所に固定されているた
め、デザイン面の自由度が低かった。 【解決手段】 筐体内の装置本体に接続したケーブル1
5を、筐体外部に取り出して配線したケーブルの配線構
造において、ケーブル接続部分近傍の筐体に、ケーブル
導入孔20を設け、前記ケーブル導入孔20に連絡した
ケーブル収容溝21を形成し、前記ケーブル15を、装
置本体から前記ケーブル導入孔20を通じて前記ケーブ
ル収容溝21に収容し、所望の位置から筐体外部に取り
出して配線することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はケーブルの配線構
造に係り、例えば、電子端末機器等の装置に使用される
ACケーブルやラインコード等のケーブルの配線構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来例を示す説明図(1)であ
り、従来の装置の一部断面を示した三面図となってい
る。この図を参照し、ACケーブルを備えた端末機器の
例を挙げて、従来の技術を説明する。1は筐体であり、
この中に基板2およびトランス3が収容されている。4
はACケーブルであり、5は足を示している。基板2に
トランス3が半田付けされ、ACケーブル4は、基板2
のトランス3に近接したところに半田付けされている。
【0003】ACケーブル4とトランス3は、基板2に
形成された図示しないパターンにて接続されている。ま
た、ACケーブル4はトランス3の反対側より、筐体1
にあけられた図示しない孔より、外部に引き出されてい
る。ACケーブル4に外部よりAC電源が入力された場
合、トランス3によってDCに変換され、基板2上に構
成された回路を駆動させていた。
【0004】図9は従来例を示す説明図(2)であり、
筐体1のトランス3の近傍に孔をあけ、この孔からAC
ケーブル4を外部に引き出すようにした場合を示してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術によると、図8に示す例では、ACケーブルが
基板に近接するため、ACケーブルに入ってくるノイズ
が基板に構成された回路に悪影響を与え、装置が誤作動
する場合があった。また、ACケーブルの出口が一か所
のため、デザイン面でも自由度が低かった。
【0006】図9に示す例では、筐体のトランス近傍部
分に孔をあけて、ACケーブルを外部に引き出すように
してあるが、ノイズの影響は軽減されるものの、デザイ
ン面では自由度が低く、大きな制約となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体内の装置
本体に接続したケーブルを、筐体外部に取り出して配線
したケーブルの配線構造において、ケーブル接続部分近
傍の筐体に、ケーブル導入孔を設け、ケーブル導入孔に
連絡したケーブル収容溝を形成し、ケーブルを、装置本
体からケーブル導入孔を通じてケーブル収容溝に収容
し、所望の位置から筐体外部に取り出して配線すること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて本発明の実施の
形態について説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本実施の形態を示す説明図
であり、装置の一部断面を示した平面図となっている。
また、図2は本実施の形態を示す側面図、図3は本実施
の形態を示す部分断面図、図4は本実施の形態を示す部
分斜視図、図5は実施の形態のカバーを示す部分断面図
をそれぞれ示している。
【0009】これらの図において、11は上カバーであ
り、12は下カバーを示している。13は基板であり、
14はトランスである。15はケーブルの一例としての
ACケーブルを示しており、16は固定爪、17は足、
18および19は凹部、20はケーブル導入孔、21は
ケーブル収容溝をそれぞれ示している。図に示すよう
に、上カバー11には凹部18を設け、下カバー12に
は凹部19を設けてあり、その上カバー11と下カバー
12を接合させて筐体を構成する時に、ケーブル収容溝
21、ケーブル導入孔20が形成されるような構造とな
っている。このケーブル収容溝21は、ACケーブル1
5が適切なクリアランスをもってそのケーブル収容溝2
1内に収納されるような大きさに設定してある。
【0010】ACケーブル15は、装置本体に接続した
部分から、ケーブル導入孔20を経てケーブル収容溝2
1内に収容されて配線され、所望の位置から筐体外部へ
取り出される。また、下カバー12には固定爪16を設
け、ACケーブル15がケーブル収容溝21から外に出
ないようにしてある。この固定爪16は、コーナー部に
設けるとともに、ケーブル収容溝21にケーブルを安定
して収容しておけるように間隔を調整して複数設ける。
【0011】上述のように本実施の形態では、上カバー
11と下カバー12を接合した時にケーブル導入孔20
とケーブル収容溝21が形成されるような構造としたの
で、ACケーブル15は、ケーブル導入孔20から取り
出した後、そのケーブル収容溝21に沿って上カバー1
1と下カバー12で構成された筐体の周囲に外にはみ出
すことなく、自由に配線可能となった。
【0012】これにより、ACケーブル15は基板13
から最も遠い位置に配線可能であるので、基板13上の
回路はノイズの影響を受けない。また、下カバー12に
は、適切な位置に固定爪16を設けてあるので、その固
定爪16を利用することにより、ACケーブル15の筐
体からの出口は固定されることなく、所望の位置から自
由にそのACケーブル15を取り出すことができる。
【0013】〔第2の実施の形態〕図6は本実施の形態
の説明図であり、この図に示すように、本実施の形態
は、第1の実施の形態の構成において、上カバー11側
にも固定爪16を設け、その上カバー11の固定爪16
と下カバー12の固定爪16が、交互に突出して千鳥状
の構造となるように配置したことを特徴とするものであ
る。
【0014】このことにより、ケーブル収容溝21にA
Cケーブル15を簡単に挿入できるだけでなく、そのケ
ーブル15が外れにくくなる。 〔第3の実施の形態〕図7は本実施の形態の説明図であ
り、この図に示すように、本実施の形態は、第1の実施
の形態および第2の実施の形態の構成において、カバー
の外側に、ケーブル収容溝に沿ってケーブル保護部22
としての外カバーを形成し、ACケーブル15を、上カ
バー11と下カバー12で、内側および外側から遮断す
ることとした。このことにより、ACケーブル15はシ
ールドされるとともに保護されることになる。
【0015】なお、上述の第1〜第3の実施の形態で
は、ケーブルの一例としてACケーブルを用いた例を挙
げて説明したが、これに限らず、他のケーブルやライン
コード等、筐体内部から筐体外部へ引き出して用いるケ
ーブルの配線構造に本発明を適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、筐体にケー
ブル収容溝を設け、これにケーブルを収容したことによ
り、ケーブルを筐体外部へはみ出さないように保持する
とともに配線の自由度を向上させる効果を有する。ま
た、ケーブルは装置本体の基板等から最も遠い位置に配
線可能であるので、基板上の回路等はノイズの影響を受
けずに安定して機能するようになる効果を有する。
【0017】さらに、固定爪によりケーブルを保持して
いるので、ケーブルの筐体からの出口は固定されること
なく、所望の位置からそのケーブルを取出可能となる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す説明図
【図2】第1の実施の形態を示す側面図
【図3】第1の実施の形態を示す部分断面図
【図4】第1の実施の形態を示す部分斜視図
【図5】第1の実施の形態のカバーを示す部分断面図
【図6】第2の実施の形態を示す説明図
【図7】第3の実施の形態を示す説明図
【図8】従来例を示す説明図(1)
【図9】従来例を示す説明図(2)
【符号の説明】
11 上カバー 12 下カバー 15 ケーブル 16 固定爪 18、19 凹部 20 ケーブル導入孔 21 ケーブル収容溝 22 ケーブル保護部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅村 昭夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内の装置本体に接続したケーブル
    を、筐体外部に取り出して配線したケーブルの配線構造
    において、 ケーブル接続部分近傍の筐体に、ケーブル導入孔を設
    け、 前記ケーブル導入孔に連絡したケーブル収容溝を形成
    し、 前記ケーブルを、装置本体から前記ケーブル導入孔を通
    じて前記ケーブル収容溝に収容し、所望の位置から筐体
    外部に取り出して配線することを特徴とするケーブルの
    配線構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、1対のカバーを接合
    して筐体を構成し、 前記カバーに、該カバーを接合した際にケーブル収容溝
    となる凹部を形成したことを特徴とするケーブルの配線
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、ケーブル収容溝に沿
    ってケーブルを固定して保持する固定爪を、1対のカバ
    ーの少なくとも一方に形成したことを特徴とするケーブ
    ルの配線構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、1対のカバーの双方
    に固定爪を設け、 該固定爪を、双方のカバーから交互に突出させて千鳥状
    となるように配列したことを特徴とするケーブルの配線
    構造。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3および請求項4にお
    いて、カバーを接合した際にケーブル収容溝を覆うケー
    ブル保護部を形成したことを特徴とするケーブルの配線
    構造。
JP19656696A 1996-07-25 1996-07-25 ケーブルの配線構造 Pending JPH1042020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19656696A JPH1042020A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 ケーブルの配線構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19656696A JPH1042020A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 ケーブルの配線構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1042020A true JPH1042020A (ja) 1998-02-13

Family

ID=16359875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19656696A Pending JPH1042020A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 ケーブルの配線構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1042020A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002217564A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Sanyo Electric Co Ltd 電装箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002217564A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Sanyo Electric Co Ltd 電装箱
JP4592190B2 (ja) * 2001-01-15 2010-12-01 三洋電機株式会社 電装箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06163128A (ja) カード型回線インターフェース装置
EP0357362A3 (en) Housing for electronic components
US6332783B1 (en) Circuit module having connectors, and electronic apparatus incorporating the circuit module
FR2763412B1 (fr) Connecteur electrique pour une carte a circuit(s) integre(s) a contact
JPH1042020A (ja) ケーブルの配線構造
JP2001119118A (ja) 発信器の取付構造
JPH07235355A (ja) 2連式ジャンパコネクタ
JPH02955Y2 (ja)
JPS58158485U (ja) 回路装置
JPS60111071U (ja) 電気回路装置
JP3069996U (ja) コンセント、ノイズフィルタ一体型電源ユニット
JPH09275286A (ja) 電子機器
JPH06154473A (ja) 洗濯機の電気回路装置
JP2596552Y2 (ja) Catv機器用筐体
JPH0117102Y2 (ja)
JPH11346072A (ja) ケーブル固定部材及びその取付構造
KR200175683Y1 (ko) 커넥터의 개선된 설치구조를 갖는 디스플레이모니터
JPS5855812Y2 (ja) 配線板装着用筐体
JP2005251507A (ja) 端子接続構造
JP3167000B2 (ja) 遊技機の遊技盤面用照明装置
JPS60250796A (ja) 通信回線機器収容装置
JPS62275474A (ja) ガス遮断装置の制御器固定装置
JPH07336074A (ja) 電子装置のサブユニットの実装構造
JPH10107457A (ja) 電子機器筐体における配線引き回し保持構造
JP2001186751A (ja) コンセント、ノイズフィルタ一体型電源ユニット