JPH1041985A - 入力処理回路 - Google Patents

入力処理回路

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JPH1041985A
JPH1041985A JP21062596A JP21062596A JPH1041985A JP H1041985 A JPH1041985 A JP H1041985A JP 21062596 A JP21062596 A JP 21062596A JP 21062596 A JP21062596 A JP 21062596A JP H1041985 A JPH1041985 A JP H1041985A
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JP
Japan
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circuit
signal
digital
gain control
peak
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JP21062596A
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English (en)
Inventor
Yukio Ogawa
行雄 小川
Tsunekazu Sakaguchi
恒和 酒口
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AGC回路の制御に必要な入力信号レベルを
正確に検出する入力処理回路を提供すること。 【解決手段】 メタリックケーブルを用いたディジタル
伝送システム10におけるディジタル処理線路等化回路
13の前段に設けられる入力処理回路1であって、入力
信号の利得制御を自動的に行うAGC回路2と、AGC
回路2からのアナログ出力信号をディジタル信号に変換
するA/Dコンバータ3と、A/Dコンバータ3によっ
て変換されたディジタル信号からAGC回路2における
DCオフセット成分の信号を取り除くディジタルハイパ
スフィルタ4と、ディジタルハイパスフィルタ4を通過
した受信信号からピーク信号を検出するピーク検出回路
5と、ピーク検出回路5によって検出されたピーク信号
の大きさを求め、AGC回路2における最適レンジを決
定するレンジ決定回路6とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ISDN
(Integrated Services Digital Network )等のディジ
タル伝送における入力処理回路の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ISDN等のディジタル伝送で
は、通常、その伝送路にメタリックケーブルを使用す
る。そして、メタリックケーブルによる伝送路には損失
や位相に周波数特性があり、送信信号波形は受信端で波
形歪みを生じたり、また、線種の違いやブリッジタップ
による損失、周波数特性の変化があるため、伝送路の損
失、周波数特性に対して逆特性となる回路(線路等化回
路)を受信側に設けて元の波形を復元している。
【0003】図4は、メタリックケーブルを用いた従来
のディジタル伝送システムを説明するための図である。
図4におけるディジタル伝送システム10は、大別し
て、線路駆動回路11と、A/Dコンバータ12と、デ
ィジタル処理線路等化回路13とから構成されている。
【0004】線路駆動回路11は、メタリックケーブル
を駆動するための回路であり、A/Dコンバータ12
は、メタリックケーブルを介して入力されるアナログ信
号をディジタル信号に変換してディジタル処理線路等化
回路13に出力するものである。ディジタル処理線路等
化回路13は、メタリックケーブルの線路損失による波
形の歪み等を補償するための回路である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディジタル伝送システム10にあっては、コ
ストを低減するため、A/Dコンバータ12に安価な8
ビットタイプのものを使用すると、理論的にダイナミッ
クレンジが小さくなる。この対策として、自動利得制御
回路(以下、AGC(Auto Gain Contorol)回路)を追
加することでダイナミックレンジを大きくすることが考
えられる。
【0006】この場合、AGC回路の制御をするため、
ディジタル処理線路等化回路13に入力される信号の大
きさを正確に求めなければならない。ところが、この入
力信号のレベルは微小であり、A/Dコンバータ12に
DCオフセットがあると、微小信号の大きさを正確に求
めることができないという問題があった。
【0007】以下、DCオフセットの影響について詳し
く説明する。前述したディジタル伝送システム10で
は、送信信号の大きさは一定値であることから、入力信
号のピーク値によって線路の損失の推定をしている。こ
のため、図5に示すように、DCオフセット成分がある
と、入力信号のピーク値の検出に誤差が生じる。特に、
線路符号がAMI符号の場合、正パルスは検出すること
とができるが、負パルスは検出することができなかっ
た。
【0008】本発明の課題は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、AGC回路の制御に必要な入
力信号レベルを正確に検出する入力処理回路を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の入力処理回路
は、メタリックケーブルを用いたディジタル伝送システ
ムにおけるディジタル処理線路等化回路の前段に設けら
れる入力処理回路であって、入力信号の利得制御を自動
的に行う自動利得制御回路と、前記自動利得制御回路か
らのアナログ出力信号をディジタル信号に変換するA/
D変換回路と、前記A/D変換回路によって変換された
ディジタル信号から前記自動利得制御回路におけるDC
オフセット成分の信号を取り除く、例えば、H(z)=
(b0+b1z-1)/(1−a1z-1)(但し、b0,
b1,a1は定数)の伝達関数を有するIIRフィルタ
等からなるディジタルハイパスフィルタと、前記ディジ
タルハイパスフィルタを通過した信号のピークを検出す
るピーク検出回路と、前記ピーク検出回路によって検出
されたピークに基づき、前記自動利得制御回路における
最適レンジを決定するレンジ決定回路と、を備えるよう
に構成している。
【0010】また、本発明の入力装置は、メタリックケ
ーブルを用いたディジタル伝送システムにおけるディジ
タル処理線路等化回路の前段に設けられる入力処理回路
であって、入力信号の利得制御を自動的に行う自動利得
制御回路と、前記自動利得制御回路からのアナログ出力
信号から当該自動利得制御回路におけるDCオフセット
成分の信号を取り除くアナログハイパスフィルタと、前
記アナログハイパスフィルタを通過したアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換回路と、前記アナ
ログフィルタを通過した信号のピークを検出するピーク
検出回路と、前記ピーク検出回路によって検出されたピ
ークに基づき、前記自動利得制御回路における最適レン
ジを決定するレンジ決定回路とを備えるように構成して
いる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施形態にお
ける入力処理回路の構成例を示すブロック図であり、デ
ィジタル伝送システムにおけるディジタル処理線路等化
回路の前段に設けた例を示す。なお、図1において、図
4に示す従来例と同一要素部分には同一符号を付してい
る。
【0012】本実施形態での入力処理回路1は、図1に
示すように、AGC回路(自動利得制御回路)2と、A
/Dコンバータ(A/D変換回路)3と、ディジタルフ
ィルタとなるディジタルハイパスフィルタ(以下、ディ
ジタルHPF(Hi Pass Filter))4と、ピーク検出回
路5と、レンジ決定回路6とから構成されている。
【0013】AGC回路2は、アナログ回路によって構
成された、入力信号の利得制御を自動的に行うための回
路であり、実際には、数段階のレンジ切替の機能を有
し、後述するレンジ決定回路6からの制御信号に基づい
て適正レンジに制御される。A/Dコンバータ3は、A
GC回路2から出力されるアナログ信号をディジタル信
号に変換するものである。
【0014】ディジタルHPF4は、A/Dコンバータ
3から出力されるディジタル信号から、AGC回路2に
おけるDCオフセット成分を取り除き、純粋な信号成分
のみをディジタル処理線路等化回路13に伝達するため
のフィルタである。
【0015】ピーク検出回路5は、ディジタルHPF4
を通過した信号からピーク信号を検出するものであり、
レンジ決定回路6は、ピーク検出回路5によって検出さ
れたピーク信号の大きさを求め、AGC回路2における
最適レンジを決定し、その制御信号をAGC回路2に出
力するものである。そして、ディジタル処理線路等化回
路13で線路損失による波形の歪みを等化する。
【0016】以上の構成において、A/Dコンバータ3
に、例えば、8ビット程度のビット数の小さな安価なも
のを用いた場合、ダイナミックレンジを確保するために
AGC回路2が不可欠となる。このとき、AGC回路2
におけるDCオフセットの影響による問題に対して、本
実施形態では、ディジタルHPF4を用いることでDC
オフセットをキャンセルし、AGC回路2の制御に必要
な入力信号のレベルを正確に検出するようにしている。
【0017】これによって、仮にDCオフセットがあっ
た場合でも、面倒なDCオフセットの調整を行わなくて
も、ディジタル処理線路等化回路13に最適な大きさの
信号を入力することができる。なお、上記ディジタルH
PF4としては、DCオフセットをキャンセルすること
のできるフィルタであれば、どのような構成のものでも
構わない。
【0018】図2は、ディジタルHPFの構成例を示す
図であり、本例でのディジタルHPF4は、Dラッチ回
路41、加算回路42,43、バッファアンプ44,4
5から構成されている。これは、例えば、伝達関数がH
(z)=(b0+b1z-1)/(1−a1z-1)で表さ
れるIIRフィルタであり、b0=1,b1=−1,a
1=0.999を代入して周波数特性を計算することに
より、上記ディジタルHPF4として利用している。
【0019】図3は、他の実施形態における入力処理回
路の構成例を示すブロック図である。なお、図3におい
て、図1に示す実施形態と同一要素部分には同一符号を
付している。本実施形態での入力処理回路1’は、図3
に示すように、AGC回路2と、アナログハイパスフィ
ルタ(以下、アナログHPF)7と、A/Dコンバータ
8と、ピーク検出回路5と、レンジ決定回路6とから構
成されている。
【0020】すなわち、前述の実施形態では、ディジタ
ルHPF4によって、AGC回路2及びA/Dコンバー
タ3を通過した受信信号からDCオフセット成分を取り
除いていたが、本実施形態では、アナログHPF7によ
って、AGC回路2を通過した時点でAGC回路2にお
けるDCオフセット成分の信号を取り除き、次段のA/
Dコンバータ8に出力するように構成したものである。
このように構成することで、前述の実施形態と同様の作
用効果を有する入力処理回路1’を得ることができる。
【0021】以上説明したように、本実施形態では、入
力処理回路1(1’)にディジタルHPF(またはアナ
ログHPF)を追加することにより、AGC回路2にお
けるDCオフセット成分を取り除くことができ、AGC
回路2の制御に必要な入力信号を正確に得ることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、DCオフセット成分を取り除くことで、安価
なA/D変換回路を使用する際、AGC回路の制御に必
要な入力信号レベルを正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における入力処理回路の構成例を示
すブロック図。
【図2】ディジタルHPFの構成例を示す図。
【図3】本実施形態における入力処理回路の構成例を示
すブロック図。
【図4】メタリックケーブルを用いた従来のディジタル
伝送システムを説明するための図。
【図5】DCオフセットの影響を説明するための波形
図。
【符号の説明】
1 入力処理回路 2 AGC回路(自動利得制御回路) 3 A/Dコンバータ(A/D変換回路) 4 ディジタルハイパスフィルタ(ディジタルフィル
タ) 5 ピーク検出回路 6 レンジ決定回路 7 アナログハイパスフィルタ(アナログHPF) 8 A/Dコンバータ(A/D変換回路) 10 ディジタル伝送システム 11 線路駆動回路 12 A/Dコンバータ 13 ディジタル処理線路等化回路 14 周波数等化回路 15 時間領域等化回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メタリックケーブルを用いたディジタル伝
    送システムにおけるディジタル処理線路等化回路の前段
    に設けられる入力処理回路であって、 入力信号の利得制御を自動的に行う自動利得制御回路
    と、 前記自動利得制御回路からのアナログ出力信号をディジ
    タル信号に変換するA/D変換回路と、 前記A/D変換回路によって変換されたディジタル信号
    から前記自動利得制御回路におけるDCオフセット成分
    の信号を取り除くディジタルフィルタと、 前記ディジタルフィルタを通過した信号のピークを検出
    するピーク検出回路と、 前記ピーク検出回路によって検出されたピークに基づ
    き、前記自動利得制御回路における最適レンジを決定す
    るレンジ決定回路と、 を備えることを特徴とする入力処理回路。
  2. 【請求項2】前記ディジタルフィルタは、H(z)=
    (b0+b1z-1)/(1−a1z-1)(但し、b0,
    b1,a1は定数)の伝達関数を有するIIRフィルタ
    を用いたハイパスフィルタであることを特徴とする請求
    項1記載の入力処理装置。
  3. 【請求項3】メタリックケーブルを用いたディジタル伝
    送システムにおけるディジタル処理線路等化回路の前段
    に設けられる入力処理回路であって、 入力信号の利得制御を自動的に行う自動利得制御回路
    と、 前記自動利得制御回路からのアナログ出力信号から当該
    自動利得制御回路におけるDCオフセット成分の信号を
    取り除くアナログフィルタと、 前記アナログフィルタを通過したアナログ信号をディジ
    タル信号に変換するA/D変換回路と、 前記アナログフィルタを通過した信号のピークを検出す
    るピーク検出回路と、 前記ピーク検出回路によって検出されたピークに基づ
    き、前記自動利得制御回路における最適レンジを決定す
    るレンジ決定回路と、 を備えることを特徴とする入力処理回路。
JP21062596A 1996-07-22 1996-07-22 入力処理回路 Pending JPH1041985A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2798526A1 (fr) * 1999-09-15 2001-03-16 Schneider Electric Ind Sa Declencheur electronique avec des moyens de correction d'offset
JP2001103126A (ja) * 1999-08-20 2001-04-13 Lucent Technol Inc 電話回線における直流回線電流の調整方法及び調整装置

Cited By (3)

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US6584365B1 (en) 1999-09-15 2003-06-24 Square D Company Electronic trip device with offset correction means

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