JPH1041659A - 電子機器における換気ファンの取付け構造 - Google Patents
電子機器における換気ファンの取付け構造Info
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- JPH1041659A JPH1041659A JP19352996A JP19352996A JPH1041659A JP H1041659 A JPH1041659 A JP H1041659A JP 19352996 A JP19352996 A JP 19352996A JP 19352996 A JP19352996 A JP 19352996A JP H1041659 A JPH1041659 A JP H1041659A
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- Japan
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- rear panel
- electronic device
- ventilation fan
- device housing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子機器筐体を分解することなく、換気ファ
ンを交換することができる換気ファンの取付け構造を得
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明の電子機器における換気ファンの
取付け構造は、リアパネル5Aの外表面からリアファン
カバー23で風穴15を塞ぎ、そのリアファンカバー2
3の上にファン本体21を装着し、そしてフロントファ
ンカバー24をファン本体21に被せ、そのフロントフ
ァンカバー24のネジ孔24aにそれぞれ4本のネジB
fを挿通して雌ネジ18にそれぞれねじ込み、換気ファ
ン20を取り付け、固定する構造が採られている。
ンを交換することができる換気ファンの取付け構造を得
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明の電子機器における換気ファンの
取付け構造は、リアパネル5Aの外表面からリアファン
カバー23で風穴15を塞ぎ、そのリアファンカバー2
3の上にファン本体21を装着し、そしてフロントファ
ンカバー24をファン本体21に被せ、そのフロントフ
ァンカバー24のネジ孔24aにそれぞれ4本のネジB
fを挿通して雌ネジ18にそれぞれねじ込み、換気ファ
ン20を取り付け、固定する構造が採られている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、放送用V
TRなどの電子機器を構成する各種の回路基板などの電
子部品を収納する電子機器筐体に換気ファンを取り付け
る換気ファンの取付け構造に関するものである。
TRなどの電子機器を構成する各種の回路基板などの電
子部品を収納する電子機器筐体に換気ファンを取り付け
る換気ファンの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図2乃至図8を参照しながら、従
来技術の電子機器における換気ファンの取付け構造の一
例を説明する。図2は電子機器筐体の一例の分解斜視図
であり、図3は図2に示した電子機器筐体を分解する場
合の最初の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図
であり、図4は図3の分解に続いてフロントパネルを外
す分解の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図で
あり、図5は図4の分解に続いてフロントパネルを外す
分解の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であ
り、図6は図5の分解に続いてヒンジを外す分解の手順
を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であり、図7は
図6の分解に続いてリアパネルを外す分解の手順を示し
た電子機器筐体の一部背面とリアパネルとの分解斜視図
であり、そして図8は図7に続いて換気ファンを取り外
す手順を示した電子機器筐体のリアパネル部分と換気フ
ァンとの分解斜視図である。
来技術の電子機器における換気ファンの取付け構造の一
例を説明する。図2は電子機器筐体の一例の分解斜視図
であり、図3は図2に示した電子機器筐体を分解する場
合の最初の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図
であり、図4は図3の分解に続いてフロントパネルを外
す分解の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図で
あり、図5は図4の分解に続いてフロントパネルを外す
分解の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であ
り、図6は図5の分解に続いてヒンジを外す分解の手順
を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であり、図7は
図6の分解に続いてリアパネルを外す分解の手順を示し
た電子機器筐体の一部背面とリアパネルとの分解斜視図
であり、そして図8は図7に続いて換気ファンを取り外
す手順を示した電子機器筐体のリアパネル部分と換気フ
ァンとの分解斜視図である。
【0003】図2において、符号1は全体として現用の
電子機器筐体を指す。この電子機器筐体1は底板2、ト
ップハウジング3、フロントパネル4、リアパネル5、
左右両側板6、7とから構成されている。
電子機器筐体を指す。この電子機器筐体1は底板2、ト
ップハウジング3、フロントパネル4、リアパネル5、
左右両側板6、7とから構成されている。
【0004】前記底板2は所定の面積の四辺形の金属板
で形成されている。前記左右両側板6、7は横長の長方
形の金属板で形成されており、互いに向き合っている内
側面には、それぞれ両端部にわたってカード基板Pを案
内するレール(不図示)が形成されていて、この内の右
側板7は底板2の右側の辺に平行に、他の左側板7は底
板2の左端からやや内方部分に、その辺に平行に、底板
2に垂直状態でネジ止めされる。そしてこれら左右両側
板6、7は、それらの上端面の前方部分及び中間部分に
おいて、それぞれステー8、9とネジでネジ止めされ、
締結されている。
で形成されている。前記左右両側板6、7は横長の長方
形の金属板で形成されており、互いに向き合っている内
側面には、それぞれ両端部にわたってカード基板Pを案
内するレール(不図示)が形成されていて、この内の右
側板7は底板2の右側の辺に平行に、他の左側板7は底
板2の左端からやや内方部分に、その辺に平行に、底板
2に垂直状態でネジ止めされる。そしてこれら左右両側
板6、7は、それらの上端面の前方部分及び中間部分に
おいて、それぞれステー8、9とネジでネジ止めされ、
締結されている。
【0005】前記トップハウジング3は底板2の幅より
やや広い同一形状の上面板301とこの両側端部を垂直
に折り曲げられた、底板2の厚みと左右両側板6、7の
高さにほぼ等しい長さの両側面板302、303とから
なる断面コの字型に形成されていて、前記左右両側板
6、7を跨ぐようにして被せて底板2にネジ止めされ
る。
やや広い同一形状の上面板301とこの両側端部を垂直
に折り曲げられた、底板2の厚みと左右両側板6、7の
高さにほぼ等しい長さの両側面板302、303とから
なる断面コの字型に形成されていて、前記左右両側板
6、7を跨ぐようにして被せて底板2にネジ止めされ
る。
【0006】前記フロントパネル4は、底板2の幅より
やや短い長さを長辺とし、底板2からトップハウジング
3までの高さを短辺とする長方形で形成されており、そ
の表面には、覗き窓4aが形成され、メーター類が装着
され、そして化粧模様が施されている。符号4b、4c
はそれぞれメーター類の調整用摘み、ボタンなどであ
る。このフロントパネル4は、図3及び図5に示したよ
うに、左側板6の前端部にヒンジ11、ワイヤ12、ス
テー13などで支持され、収納部Saの前面開口部を開
閉できるように取り付けられている。
やや短い長さを長辺とし、底板2からトップハウジング
3までの高さを短辺とする長方形で形成されており、そ
の表面には、覗き窓4aが形成され、メーター類が装着
され、そして化粧模様が施されている。符号4b、4c
はそれぞれメーター類の調整用摘み、ボタンなどであ
る。このフロントパネル4は、図3及び図5に示したよ
うに、左側板6の前端部にヒンジ11、ワイヤ12、ス
テー13などで支持され、収納部Saの前面開口部を開
閉できるように取り付けられている。
【0007】前記リアパネル5は、底板2の幅よりやや
長い長さを長辺とし、底板2からトップハウジング3ま
での高さを短辺とする長方形で形成されており、その表
面には、図7及び図8に示したように、端子板14、換
気ファン20などが後記の取付け構造で取り付けられて
いる。換気ファン20が取り付けられた部分のリアパネ
ル5には風穴15とこの風穴15の近傍に小穴16が形
成されている(図8)。
長い長さを長辺とし、底板2からトップハウジング3ま
での高さを短辺とする長方形で形成されており、その表
面には、図7及び図8に示したように、端子板14、換
気ファン20などが後記の取付け構造で取り付けられて
いる。換気ファン20が取り付けられた部分のリアパネ
ル5には風穴15とこの風穴15の近傍に小穴16が形
成されている(図8)。
【0008】電子機器筐体1はこのような部分品で箱型
に構成される。即ち、先ず、底板2に垂直に左右両側板
6、7をネジ止めし、この固定した左右両側板6、7の
後部にリアパネル5をネジ止めする。そして左右両側板
6、7を、それらの上端面の前方部分と中間部分におい
て、それぞれステー8、9を用いてネジ止めする。この
ような状態の左右両側板6、7に、図2に示したよう
に、両者を跨ぐようにしてトップハウジング3を被せ、
その両側面板302、303の下端部をそれぞれ3本の
ネジBaで底板2の両側端面にネジ止めし、そして両側
面板302、303の後方上下部をそれぞれ2本のネジ
Bbでリアパネル5の両側端面にネジ止めし、また、ト
ップハウジング3の上面板301を前後2本づつのネジ
Bcでそれぞれステー8、9にネジ止めし、更に上面板
301の後部端縁を折り曲げて形成されている舌片30
4を一本のネジBdでリアパネル5にネジ止めする。
に構成される。即ち、先ず、底板2に垂直に左右両側板
6、7をネジ止めし、この固定した左右両側板6、7の
後部にリアパネル5をネジ止めする。そして左右両側板
6、7を、それらの上端面の前方部分と中間部分におい
て、それぞれステー8、9を用いてネジ止めする。この
ような状態の左右両側板6、7に、図2に示したよう
に、両者を跨ぐようにしてトップハウジング3を被せ、
その両側面板302、303の下端部をそれぞれ3本の
ネジBaで底板2の両側端面にネジ止めし、そして両側
面板302、303の後方上下部をそれぞれ2本のネジ
Bbでリアパネル5の両側端面にネジ止めし、また、ト
ップハウジング3の上面板301を前後2本づつのネジ
Bcでそれぞれステー8、9にネジ止めし、更に上面板
301の後部端縁を折り曲げて形成されている舌片30
4を一本のネジBdでリアパネル5にネジ止めする。
【0009】このように箱型に構成された電子機器筐体
1は、底板2の大部分とトップハウジング3の上面板3
01の大部分と左右両側板6、7とで収納部Saが、そ
して底板2とトップハウジング3の上面板301との残
りの一部分と左側面板202と左側板7とで収納部Sb
が形成される(図2)。この収納部Sbにはスイッチン
グレギュレータなどで構成されている電源装置Wが収納
される(図2)。また、収納部Saには、その後方で底
板2に対して垂直に、かつ左右両側板6、7の後方部内
面に直角に、両者わたって支持金具10で補強された状
態で支持されたマザーボードM(図7)が固定されてお
り、また、左右両側板6、7のレール(不図示)に差し
込み、前記マザーボードMに固定されている複数個のコ
ネクターに接続した状態で複数枚のカード基板Pが装
着、収納される。マザーボードMには前記電源装置Wか
ら供給される電源を電子回路が印刷され、電子部品が実
装されているカード基板Pに配電する役割を担ってい
る。
1は、底板2の大部分とトップハウジング3の上面板3
01の大部分と左右両側板6、7とで収納部Saが、そ
して底板2とトップハウジング3の上面板301との残
りの一部分と左側面板202と左側板7とで収納部Sb
が形成される(図2)。この収納部Sbにはスイッチン
グレギュレータなどで構成されている電源装置Wが収納
される(図2)。また、収納部Saには、その後方で底
板2に対して垂直に、かつ左右両側板6、7の後方部内
面に直角に、両者わたって支持金具10で補強された状
態で支持されたマザーボードM(図7)が固定されてお
り、また、左右両側板6、7のレール(不図示)に差し
込み、前記マザーボードMに固定されている複数個のコ
ネクターに接続した状態で複数枚のカード基板Pが装
着、収納される。マザーボードMには前記電源装置Wか
ら供給される電源を電子回路が印刷され、電子部品が実
装されているカード基板Pに配電する役割を担ってい
る。
【0010】前記換気ファン20は、図8に示したよう
に、例えば、DCモータからなり、先端部にコネクター
21bが接続された電源コード21aが接続されている
ファン本体21とファン取付け板22とリアファンカバ
ー23とファン本体21を覆う大きさのフロントファン
カバー24と4本のネジBeとで構成されている。
に、例えば、DCモータからなり、先端部にコネクター
21bが接続された電源コード21aが接続されている
ファン本体21とファン取付け板22とリアファンカバ
ー23とファン本体21を覆う大きさのフロントファン
カバー24と4本のネジBeとで構成されている。
【0011】このような構成の換気ファン20のリアパ
ネル5への取り付けは、先ず、リアパネル5の外部か
ら、小穴16にコネクター21b及び電源コード21a
を通し、フロントファンカバー24を被せたファン本体
21を風穴15の位置に合わせて押し付け、リアパネル
5の内部からは、風穴15を塞ぐようにリアファンカバ
ー23を、そして更に、その背面からファン取付け板2
2を押し付け、この状態でフロントファンカバー24の
四隅のネジ孔にそれぞれ4本のネジBfを差し込み、フ
ァン取付け板22に形成した雌ネジにねじ込むことによ
り、換気ファン20が固定されている。
ネル5への取り付けは、先ず、リアパネル5の外部か
ら、小穴16にコネクター21b及び電源コード21a
を通し、フロントファンカバー24を被せたファン本体
21を風穴15の位置に合わせて押し付け、リアパネル
5の内部からは、風穴15を塞ぐようにリアファンカバ
ー23を、そして更に、その背面からファン取付け板2
2を押し付け、この状態でフロントファンカバー24の
四隅のネジ孔にそれぞれ4本のネジBfを差し込み、フ
ァン取付け板22に形成した雌ネジにねじ込むことによ
り、換気ファン20が固定されている。
【0012】前記リアファンカバー23の役割は、電源
コード21aなどが風穴15からファン本体21の方に
巻き込まれて電源コード21aなどが損傷或いは切断さ
れ、ショートすることを防止するためであり、また、保
守、点検時に作業者が誤って指を差し込んで、怪我をす
ることを防止するためである。
コード21aなどが風穴15からファン本体21の方に
巻き込まれて電源コード21aなどが損傷或いは切断さ
れ、ショートすることを防止するためであり、また、保
守、点検時に作業者が誤って指を差し込んで、怪我をす
ることを防止するためである。
【0013】この換気ファンの取付け構造は、換気ファ
ンの交換時期がきて交換しなければならない場合とか、
換気ファンが故障して交換しなければならない場合に
は、既に装着してある換気ファンの取り外し作業に時間
が掛かり、また、新品の換気ファンを取り付ける作業に
も時間が掛かったり、取り付け不良を起こすなどの事
故、トラブルが発生し易い。即ち、前記電子機器筐体1
は、通常、ラックにマウントされている場合が多く、ラ
ックにマウントされている場合には、電子機器筐体1の
トップハウジング3の前方側面が図3に示したようなL
字型のラックアングル17と複数本のネジBgとでラッ
ク(不図示)に取り付けられている。
ンの交換時期がきて交換しなければならない場合とか、
換気ファンが故障して交換しなければならない場合に
は、既に装着してある換気ファンの取り外し作業に時間
が掛かり、また、新品の換気ファンを取り付ける作業に
も時間が掛かったり、取り付け不良を起こすなどの事
故、トラブルが発生し易い。即ち、前記電子機器筐体1
は、通常、ラックにマウントされている場合が多く、ラ
ックにマウントされている場合には、電子機器筐体1の
トップハウジング3の前方側面が図3に示したようなL
字型のラックアングル17と複数本のネジBgとでラッ
ク(不図示)に取り付けられている。
【0014】従って、換気ファン20を交換する場合に
は、先ず、ネジBgを外してラックから電子機器筐体1
を取り外し、次に、図4乃至図6に示したように、フロ
ントパネル4を固定しているパネルスイッチングネジ3
1を外してフロントパネル4を開き、その内面の基板4
dに固定されているメーター類のコネクター4eからハ
ーネス4fを外し、ステー13も外し、そしてワイヤ1
2をヒンジ11から抜いてフロントパネル4をトップハ
ウジング3から取り外す。更にまた、図6に示したよう
に、4本のネジBhを外し、ヒンジ11をトップハウジ
ング3から取り外す。そして更にまた、図2に示したよ
うに、多数のネジBa〜Bdを外して底板2、ステー
8、9、10などからトップハウジング3を取り外す。
は、先ず、ネジBgを外してラックから電子機器筐体1
を取り外し、次に、図4乃至図6に示したように、フロ
ントパネル4を固定しているパネルスイッチングネジ3
1を外してフロントパネル4を開き、その内面の基板4
dに固定されているメーター類のコネクター4eからハ
ーネス4fを外し、ステー13も外し、そしてワイヤ1
2をヒンジ11から抜いてフロントパネル4をトップハ
ウジング3から取り外す。更にまた、図6に示したよう
に、4本のネジBhを外し、ヒンジ11をトップハウジ
ング3から取り外す。そして更にまた、図2に示したよ
うに、多数のネジBa〜Bdを外して底板2、ステー
8、9、10などからトップハウジング3を取り外す。
【0015】次に、図8に示したように、ネジ(不図
示)を外し、マザーボードMへのコネクターを外して、
左右両側板6、7の後端面及びマザーボードMからリア
パネル5を取り外す。そして最後に、そのリアパネル5
から換気ファン20を取り外す手順になるのであるが、
先ず、基板4dからコネクター21bを抜き、4本のネ
ジBfをファン取付け板22から外すとフロントファン
カバー24、ファン本体21、リアファンカバー23、
ファン取付け板22をリアパネル5から取り外すことが
できる。
示)を外し、マザーボードMへのコネクターを外して、
左右両側板6、7の後端面及びマザーボードMからリア
パネル5を取り外す。そして最後に、そのリアパネル5
から換気ファン20を取り外す手順になるのであるが、
先ず、基板4dからコネクター21bを抜き、4本のネ
ジBfをファン取付け板22から外すとフロントファン
カバー24、ファン本体21、リアファンカバー23、
ファン取付け板22をリアパネル5から取り外すことが
できる。
【0016】次に、新品の換気ファンをリアパネル5
に、そして新品の換気ファンを取り付けた電子機器筐体
1をラックにマウントするためには、前記と逆の作業手
順を踏んで行うことになる。
に、そして新品の換気ファンを取り付けた電子機器筐体
1をラックにマウントするためには、前記と逆の作業手
順を踏んで行うことになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
この換気ファンの取付け構造は、様々な、そして多数の
作業を必要とし、換気ファンを交換しなければならない
場合には、既に装着してある換気ファンの取り外し作業
に時間が掛かり、また、新品の換気ファンを取り付ける
作業にも時間が掛かり、取り付け不良を起こすなどの事
故、トラブルも発生し易いという問題点がある。
この換気ファンの取付け構造は、様々な、そして多数の
作業を必要とし、換気ファンを交換しなければならない
場合には、既に装着してある換気ファンの取り外し作業
に時間が掛かり、また、新品の換気ファンを取り付ける
作業にも時間が掛かり、取り付け不良を起こすなどの事
故、トラブルも発生し易いという問題点がある。
【0018】本発明はこのような問題点を解決すること
を課題とするものであって、電子機器筐体を分解するこ
となく、たとえ電子機器筐体がラックに固定されている
状態であっても、電子機器筐体をそのラックから取り外
すことなく、換気ファンを交換することができる換気フ
ァンの取付け構造を得ることを目的とする。
を課題とするものであって、電子機器筐体を分解するこ
となく、たとえ電子機器筐体がラックに固定されている
状態であっても、電子機器筐体をそのラックから取り外
すことなく、換気ファンを交換することができる換気フ
ァンの取付け構造を得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の電子機
器における換気ファンの取付け構造は、トップハウジン
グ3、底板2、フロントパネル4、リアパネル5とから
構成され、内部に電源装置W、カード基板Pなどのよう
な発熱電子部品が装着、収納され、これら電子部品から
発生する熱を放散するために前記リアパネルの一部に開
けられた風穴部分に換気ファン20を取り付ける取付け
構造において、前記リアパネルの外表面と取り付けよう
とするファン本体21との間にリアファンカバー23を
介在させた状態で、前記ファン本体を前記リアパネルの
外側から取り付け、そのファン本体に、その外側から被
せるようにフロントファンカバー24を取り付ける構造
を採って、前記課題を解決している。
器における換気ファンの取付け構造は、トップハウジン
グ3、底板2、フロントパネル4、リアパネル5とから
構成され、内部に電源装置W、カード基板Pなどのよう
な発熱電子部品が装着、収納され、これら電子部品から
発生する熱を放散するために前記リアパネルの一部に開
けられた風穴部分に換気ファン20を取り付ける取付け
構造において、前記リアパネルの外表面と取り付けよう
とするファン本体21との間にリアファンカバー23を
介在させた状態で、前記ファン本体を前記リアパネルの
外側から取り付け、そのファン本体に、その外側から被
せるようにフロントファンカバー24を取り付ける構造
を採って、前記課題を解決している。
【0020】従って、本発明によれば、電子機器筐体を
分解することなく、たとえ電子機器筐体がラックに固定
されている状態であっても、電子機器筐体をそのラック
から取り外すことなく、換気ファンを短時間で、かつ、
容易に交換することができる。
分解することなく、たとえ電子機器筐体がラックに固定
されている状態であっても、電子機器筐体をそのラック
から取り外すことなく、換気ファンを短時間で、かつ、
容易に交換することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、図1を参照しながら、本発
明の換気ファンの取付け構造を説明する。図1は本発明
の実施例である電子機器における換気ファンのリアパネ
ルへの取付け構造を示す分解斜視図である。なお、現用
の換気ファンの取付け構造と同一の部分には同一の符号
を付して説明する。そして電子機器筐体1そのものの構
成、構造は、リアパネル5を一部を除いて同一であるた
め、それらの説明を省略する。
明の換気ファンの取付け構造を説明する。図1は本発明
の実施例である電子機器における換気ファンのリアパネ
ルへの取付け構造を示す分解斜視図である。なお、現用
の換気ファンの取付け構造と同一の部分には同一の符号
を付して説明する。そして電子機器筐体1そのものの構
成、構造は、リアパネル5を一部を除いて同一であるた
め、それらの説明を省略する。
【0022】図1において、符号5Aは本発明の換気フ
ァンの取付け構造に用いられるリアパネルを指す。この
リアパネル5Aは電子機器筐体1の状態であってもよ
く、また、ラック(不図示)にマウントされた状態であ
ってもよい。それらいずれかの状態のものであるが、こ
の図ではリアパネル5Aのみを分離して示していること
を断っておく。このリアパネル5Aの風穴15の周辺部
4ヵ所には雌ネジ18がタップで開けられている。この
リアパネル5Aはこの雌ネジ18がタップされている点
が前記リアパネル5と異なるだけである。
ァンの取付け構造に用いられるリアパネルを指す。この
リアパネル5Aは電子機器筐体1の状態であってもよ
く、また、ラック(不図示)にマウントされた状態であ
ってもよい。それらいずれかの状態のものであるが、こ
の図ではリアパネル5Aのみを分離して示していること
を断っておく。このリアパネル5Aの風穴15の周辺部
4ヵ所には雌ネジ18がタップで開けられている。この
リアパネル5Aはこの雌ネジ18がタップされている点
が前記リアパネル5と異なるだけである。
【0023】そして、このリアパネル5Aの外表面か
ら、先ず、コネクター21b及び電源コード21aを小
穴16に通し、手を風穴15を通してそのコネクター2
1bを摘み、リアパネル5Aの内方部に設けた中継コネ
クター19に接続する。次に、リアパネル5Aの外表面
からリアファンカバー23で前記風穴15を塞ぎ、その
リアファンカバー23の上にファン本体21を装着し、
そしてフロントファンカバー24をそのファン本体21
に被せ、そのフロントファンカバー24のネジ孔24a
にそれぞれ4本のネジBfを挿通して前記雌ネジ18に
それぞれねじ込み、換気ファン20を取り付け、固定す
る構造を採っている。
ら、先ず、コネクター21b及び電源コード21aを小
穴16に通し、手を風穴15を通してそのコネクター2
1bを摘み、リアパネル5Aの内方部に設けた中継コネ
クター19に接続する。次に、リアパネル5Aの外表面
からリアファンカバー23で前記風穴15を塞ぎ、その
リアファンカバー23の上にファン本体21を装着し、
そしてフロントファンカバー24をそのファン本体21
に被せ、そのフロントファンカバー24のネジ孔24a
にそれぞれ4本のネジBfを挿通して前記雌ネジ18に
それぞれねじ込み、換気ファン20を取り付け、固定す
る構造を採っている。
【0024】従って、換気ファン20を交換する場合に
は、リアパネル5Aを電子機器筐体1に組み込まれたま
まの状態で、或いはラックに電子機器筐体1がマウント
され、その電子機器筐体1に組み込まれたままの状態
で、4本のネジBfを外すだけで、取り付けてある換気
ファン20を取り外すことができる。しかも、リアファ
ンカバー23が存在し、従来技術と同様に、風穴15を
塞いでいるため、ファン本体21により電源コード21
a、中継コネクター19などのハーネスが損傷、切断さ
れることがなく、また、電子機器筐体1を開き、そこに
収納されている電子部品などを保守、点検、修理する場
合にも、作業者が回転しているファン本体21により傷
害を受けることを防ぐことができる。
は、リアパネル5Aを電子機器筐体1に組み込まれたま
まの状態で、或いはラックに電子機器筐体1がマウント
され、その電子機器筐体1に組み込まれたままの状態
で、4本のネジBfを外すだけで、取り付けてある換気
ファン20を取り外すことができる。しかも、リアファ
ンカバー23が存在し、従来技術と同様に、風穴15を
塞いでいるため、ファン本体21により電源コード21
a、中継コネクター19などのハーネスが損傷、切断さ
れることがなく、また、電子機器筐体1を開き、そこに
収納されている電子部品などを保守、点検、修理する場
合にも、作業者が回転しているファン本体21により傷
害を受けることを防ぐことができる。
【0025】
【発明の効果】以上、記したように、本発明の電子機器
における換気ファンの取付け構造によれば、換気ファン
の交換作業を極めて迅速に、かつ簡単に行うことができ
る。また、従来技術に見られたような前記事故、トラブ
ルが発生することがない。更にまた、従来技術の換気フ
ァンの取付け構造に必要であったファン取付け板22が
不要になるなど、数々の優れた効果が得られる。
における換気ファンの取付け構造によれば、換気ファン
の交換作業を極めて迅速に、かつ簡単に行うことができ
る。また、従来技術に見られたような前記事故、トラブ
ルが発生することがない。更にまた、従来技術の換気フ
ァンの取付け構造に必要であったファン取付け板22が
不要になるなど、数々の優れた効果が得られる。
【図1】 本発明の実施例である電子機器における換気
ファンのリアパネルへの取付け構造を示す分解斜視図で
ある。
ファンのリアパネルへの取付け構造を示す分解斜視図で
ある。
【図2】 電子機器筐体の一例の分解斜視図である。
【図3】 図2に示した電子機器筐体を分解する場合の
最初の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であ
る。
最初の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であ
る。
【図4】 図3の分解に続いてフロントパネルを外す分
解の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であ
る。
解の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であ
る。
【図5】 図4の分解に続いてフロントパネルを外す分
解の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であ
る。
解の手順を示した電子機器筐体の一部正面斜視図であ
る。
【図6】 図5の分解に続いてヒンジを外す分解の手順
を示した電子機器筐体の一部正面斜視図である。
を示した電子機器筐体の一部正面斜視図である。
【図7】 図6の分解に続いてリアパネルを外す分解の
手順を示した電子機器筐体の一部背面とリアパネルとの
分解斜視図である。
手順を示した電子機器筐体の一部背面とリアパネルとの
分解斜視図である。
【図8】 図7に続いて換気ファンを取り外す手順を示
した電子機器筐体のリアパネル部分と換気ファンとの分
解斜視図である。
した電子機器筐体のリアパネル部分と換気ファンとの分
解斜視図である。
1…現用の電子機器筐体、2…底板、3…トップハウジ
ング、4…フロントパネル、4e…コネクター、5、5
A…リアパネル、6…右側板、7…左側板、8,9,1
3…ステー、10…支持金具、11…ヒンジ、12…ワ
イヤ、14…端子板、15…風穴、16…小穴、17…
ラックアングル、18…雌ネジ、19…中継コネクタ
ー、30…パネルスイッチングネジ、20…換気ファ
ン、21…ファン本体、21a…電源コード、21b…
コネクター、22…ファン取付け板、23…リアファン
カバー、24…フロントファンカバー、30…パネルス
イッチングネジ、Ba,Bb,Bc,B,Bd,Be,
Bf,Bg,Bh…ネジ、Sa,Sb…収納部、W…電
源装置、M…マザーボード、P…カード基板
ング、4…フロントパネル、4e…コネクター、5、5
A…リアパネル、6…右側板、7…左側板、8,9,1
3…ステー、10…支持金具、11…ヒンジ、12…ワ
イヤ、14…端子板、15…風穴、16…小穴、17…
ラックアングル、18…雌ネジ、19…中継コネクタ
ー、30…パネルスイッチングネジ、20…換気ファ
ン、21…ファン本体、21a…電源コード、21b…
コネクター、22…ファン取付け板、23…リアファン
カバー、24…フロントファンカバー、30…パネルス
イッチングネジ、Ba,Bb,Bc,B,Bd,Be,
Bf,Bg,Bh…ネジ、Sa,Sb…収納部、W…電
源装置、M…マザーボード、P…カード基板
Claims (1)
- 【請求項1】 トップハウジング、底板、フロントパネ
ル、リアパネルとから構成され、内部に電源装置、カー
ド基板などが装着、収納され、これら電源装置、カード
基板などの発熱電子部品から発生する熱を放散するため
に前記リアパネルの一部に開けられた風穴部分に換気フ
ァンを取り付ける取付け構造において、 前記リアパネルの外表面と取り付けようとするファン本
体との間にリアファンカバーを介在させた状態で、前記
ファン本体を前記リアパネルの外側から取り付け、その
ファン本体に、その外側から被せるようにフロントファ
ンカバーを取り付けたことを特徴とする電子機器におけ
る換気ファンの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19352996A JPH1041659A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 電子機器における換気ファンの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19352996A JPH1041659A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 電子機器における換気ファンの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1041659A true JPH1041659A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16309595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19352996A Pending JPH1041659A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 電子機器における換気ファンの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1041659A (ja) |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19352996A patent/JPH1041659A/ja active Pending
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