JP4155813B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚の電子回路基板をバックワイヤリングボード(BWB)に装着したものにより構成したラック搭載型の電子交換装置などのような通信装置に関し、特に、通信装置の電源ケーブルを効率よく布設し、その操作性の向上が可能なケーブル誘導構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラック搭載型の電子交換装置などの通信装置には、複数枚の電子回路基板をBWBに装着することにより構成されるものがある。このような通信装置では、電源ケーブルに対して特別な配線エリアを設けておらず、複数の通信装置をラックにより上下方向に複数台重ねて搭載した場合などでは、それぞれの装置の電源端子から多数の電源ケーブルが垂れ下がることになり、それらのケーブル処理については、特別なサポートがされていないことが多かった。
【0003】
また、ラックに複数の通信装置を搭載したとき、ラックに付属するカバーが装置全体を覆うことによって防塵機能をもたせ、あるいはラックの柱にケーブル収容溝などを形成して、美観を確保するようにしたものがある。また、最近の交換機システムは、繊細な電子機器を多く使用しているため、電源ケーブルの周辺に生じる電気的ノイズに起因する障害から保護しなければならず、あるいは保守のために作業者が電源分配盤の扉を開放して内部の機器にアクセスする際、電源ケーブルに接触する危険性が無いよう、下記の特許文献1に示すように電源ケーブルを分配盤内でカバーなどで隠蔽していた。
【0004】
こうしたラックやそのカバーは、複数台の通信装置を一台のラックにシステマチックに搭載した場合には、一定の効果を発揮する。ところが、規格の異なる異種類の通信装置をひとつのラックに搭載し、あるいは電源ユニットを通信装置と同じラックに配置した場合には、それぞれの装置ごとにケーブル引き出し位置が異なっていたり、引き出し方向が違ったりする。そのため、各装置から通信ケーブルや電源ケーブルを整線して引き出すとき、一般に、ラックやカバーにケーブルを整線するという役割を期待することができない。また、ケーブルを引き出す方向はラックに対して上下方向か、あるいは左右方向の一方向に限定されていたので、配置された電源ユニットがケーブルの引き出し方向を規定してしまう。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−7376号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の通信装置をラックなどに搭載したとき、そこからケーブルを引き出そうとする方向に規格の異なる装置、例えば電源ユニット等が搭載されていた場合には、それらがケーブル誘導時に想定外の障害物となるために、ケーブルの効率的な接続を困難なものとしていた。
【0007】
また、従来の通信装置では、それらを多段に搭載した場合を想定して、多数のケーブル配線をサポートするといった特別の機能を備えていなかったので、他の通信装置のケーブルとの混同が生じたり、特定の通信装置のケーブルがバラバラになったりすることによって、ケーブル接続における作業性を劣悪なものとしていた。
【0008】
さらに、ケーブル配線の作業性を高める目的で、結束用のバンド等で複数のケーブルを束ねることがあるが、電源ケーブルのような大電流が流れるケーブルでは放熱性が悪化するために、電源ケーブルからの発熱により作業者に対して危険が及ぶという問題もあった。
【0009】
本発明の目的は、BWBを介して給電するための電源ケーブルを筐体内にコンパクトに収容して、効率よく配線すると同時に、筐体内で発生する熱の影響を抑制できる通信装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記課題を解決するために、図1に示すように、複数枚の電子回路基板にバックワイヤリングボード1(BWB1)を介して給電するように構成した通信装置において、前記電子回路基板を前記BWB1と一体に収納する筐体2と、電源ケーブルを接続するために前記BWB1の前面に配置した受電端子4と、前記受電端子4を配置した前記BWB1の前面との間で、所定の空隙を形成するように前記筐体2の側面を覆うカバー5とを備え、前記カバー5には、前記筐体2の上下方向位置のそれぞれに、前記空隙内に前記電源ケーブルを導入するための開口部61,62が形成され、前記筐体2の少なくとも上下の位置に、複数の前記電源ケーブル収容しつつ、前記開口部61,62内に収容された前記電源ケーブルをユニット毎に並列に整線するホルダ71,72が設けられていることを特徴とする通信装置が提供できる。
【0011】
ここで、カバー5は、前記筐体2の側面部に軸支され、開閉自在に回動するように形成されている。カバー5には、第2の開口部63が前記筐体2の上下方向位置の各開口部61,62とは別にカバー遊端部分51に形成してあって、前記第2の開口部63から前記BWB1との間の空隙内に前記電源ケーブルを導入することができる。
【0012】
また、開口部61,62は、前記カバー5の上下端面に設けた前記筐体2側への折り返し面5a,5bにおいて、それぞれ対応する大きさで対応する形状に形成したものであり、前記開口部61,62から前記BWB1との間の空隙に導入した前記電源ケーブルに電流が流れるとき、前記空隙内で発生する熱を前記筐体2の外部に放熱可能とした。さらに、BWB1上の前記開口部61,62の近傍には、ケーブル保持用のホルダ71,72が設けてあって、前記ホルダ71,72により前記BWB1との間の空隙内に導入される電源ケーブルを固定することができる。
【0013】
この通信装置は、同じラックにカバー5の上下方向位置の各開口部61,62を塞ぐような他の装置が混載されている場合でも、電源ケーブルをカバー遊端部分51の第2の開口部63から導入することによって、多数本の電源ケーブルをスマートに配線できる。
【0014】
また、この通信装置では、ケーブル保持用のホルダ71,72によって電源ケーブル3を固定するとともに、BWB1とカバー5との間には十分な領域が配線エリアとして確保することによって、電源ケーブルの配線の際に、それらの操作性を向上できる。
【0015】
さらに、BWB1とカバー5との間の配線エリアは電源ケーブルを自然冷却するための十分な領域となるから、同様な構造を持つ通信装置を複数台、同一のラックに搭載した場合に、配線エリアが複数の通信装置を上下方向に貫通して、放熱ダクトを形成することによって、安全性を向上できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の通信装置の外観を示す斜視図である。また、図2は、BWBの受電端子搭載面側から見たケーブル収容構造を示す筐体の正面図である。
【0017】
この通信装置10は、バックワイヤリングボード(BWB)1に装着した複数枚の電子回路基板を筐体2の内部に一体に収容するものであって、筐体2の背面から各種の信号ケーブルを引き出し、前面から電源ケーブル3を引き出すような構成である。BWB1上の正面右側には受電端子4が複数配置してあり、複数の電子回路基板への給電を行う電源ケーブル3を、それぞれの受電端子4にねじ止めなどで固定するようにしている。受電端子4には、それぞれ保護カバー41,42が被せられている。
【0018】
片開き型のカバー5は、筐体2の受電端子4が配置された面を覆う回転扉として開閉可能な状態で筐体2に取り付けられている。このカバー5は、BWB1との間で所定の空隙が形成され、その上下端面にはBWB1側への折り返し部5a,5bを備えている。そして、このカバー5の右側部が筐体2に対して回転軸となるように固定される。このカバー遊端部分51には、カバー5を閉じた際にはロック機構となる一対の爪51a,51bを備え、カバー5を閉じた状態では、カバー5は筐体2から脱着不可能となるように構成されている。
【0019】
また、このカバー5の折り返し部5a,5bには開口部61,62が形成されている。この開口部61,62は、空隙内に電源ケーブル3を導入するためのものであり、それぞれ受電端子4に対応する部分を除く幅であって、所定の奥行きをもった形状の切り欠き部をなしている。さらに、BWB1上で空隙内に導入した電源ケーブル3を固定するために、これら開口部61,62の近傍にはケーブル保持用のホルダ71,72が筐体2にかかり止めされている。これらのホルダ71,72は、筐体2の上下方向のそれぞれに4ユニットのケーブルホルダから構成されていて、図2にカバー5を取り外した状態で示すように、受電端子4と接続した7本の電源ケーブル3が一組となって、下部のホルダ71のうちの1ユニットに収容されることによって整線される。
【0020】
さらに、このカバー5には、上下方向位置の各開口部61,62とは別に、カバー遊端部分51に第2の開口部63が形成してある。この第2の開口部63は、後に説明するように、通信装置10に対してその上下いずれの方向からも電源ケーブル3の導入が困難な場合に使用するもので、横方向からBWB1との間の空隙内に電源ケーブル3を導入することができる。筐体2の正面左側には吸気パネル8が設けられ、そこから内部の電子回路基板の冷却を行うために空気を導入しており、ここから導入された空気を筐体2の背面から排気するために、筐体2内部の右側端部にはファン機構が装着されている。吸気パネル8の上部には、第2の開口部63に対応する形状で、電源ケーブル3を側面方向へ引き出すためのケーブルダクト9が筐体2に形成されている。吸気パネル8のカバー5側には、爪51a,51bを受け入れて所定の力で把持するロック機構の受け部を備えている。
【0021】
なお、カバー5には、その軸支部分となる引っ掛け孔(図示せず)があって、この引っ掛け孔を筐体2側から突起する板バネ2a,2bと嵌合することによって、カバー5を筐体2に片開き型の扉として保持することができ、カバー5自体を筐体2から容易に脱着可能な構造としている。また、筐体2の背面には、図1に示すように信号ケーブルを保持するための保持金具21を取り付けてある。さらに、筐体2の左右側面には、この通信装置10を後述するラックに載せて固定するための固定金具22,23を取り付けてある。
【0022】
図3は、図1の通信装置のカバーを開けた状態で、筐体前面部分を上方から見た断面図である。
図1の通信装置10では、BWB1に実装した受電端子4に接続された電源ケーブル3が複数本単位で整線されている。これらの電源ケーブル3は、別の通信装置の電源ケーブル31,32,33などとともに、ホルダ71の4ユニットのケーブルホルダにそれぞれ収容して、開口部61から下方に誘導される。電源ケーブル31〜33は、ホルダ71,72にそれぞれ収容され、カバー5の開口部61及び62を通過して、通信装置10の上方から下方へと誘導することができる。
【0023】
図4は、図1の通信装置のカバーを閉じた状態で、筐体前面部分を下方から見た断面図である。
カバー5は、その開口部61,62からBWB1との間の空隙に導入した電源ケーブル3、あるいは別の通信装置の電源ケーブル31,32,33に大電流が流れ、空隙内で熱が発生した場合でも、その熱は開口部61,62から確実に筐体2の外部に放熱できる。
【0024】
図5は、複数の通信装置を上下に多段に搭載したラックの構成を示す正面図である。各通信装置10は、それぞれカバー5を外した状態で示している。
この図5に示すように、同様の構造を持つ通信装置10をラック20の多段のシェルフ20a,20b,20c…に搭載した場合には、下方へと導かれた電源ケーブル3は、その通信装置20の下段シェルフに搭載された装置では、そのカバー5の上部の開口部62から導入される。電源ケーブル3は、BWB1のケーブル領域を通過するとき、上下のケーブルホルダ(図示せず)に収容されて位置決めされ、さらに下の通信装置へと誘導される。最終的には、電源ケーブル3はラック20の下面から床下の配線スペースを経由して、ラック20の外部にある電力供給装置(局電源)と接続される。
【0025】
図6は、図1の通信装置と他の装置とが混在するラックの構成を示す正面図である。
通信装置10は、図6に示すように、ラック20に形状の異なる装置30と混在して搭載するとき、他段のシェルフに搭載された装置30が開口部61,62を塞いでしまうことがある。そのような場合には、カバー5の上下方向から電源ケーブル3を引き出し、装置30内に電源ケーブル3を通過させることが不可能となる。そこで、いったん通信装置10のケーブルダクト9から第2の開口部63を利用して横方向へ電源ケーブル3を誘導する。その後に、例えばラック20に形成されたケーブル収容溝などによりラック20の設置面まで誘導することによって、その後は図5の場合と同様に、床下の配線スペースを経て局電源に接続できる。
【0026】
なお、図5、図6の場合に、ラック20の上方に電源ケーブル3を誘導し、天井裏を経由して外部に配置した局電源と接続することも可能である。
このように、電源ケーブル3を引き出す方向を上下方向だけでなく、左右方向にも可能とする構造であれば、同一のラック20にどのような装置と混載しても、電源ケーブル3の整線に問題が生じないばかりか、電源ケーブル3の効率よい配線が可能となる。したがって、通信装置10をラック20に搭載するときに、従来から非常に煩雑な作業となっていた電源ケーブル3の取扱いが、大幅に改善できる。また、電源ケーブル3をBWB1から引き出して局電源に接続するとき、カバー5の裏側の空隙において自然冷却するようにしたので、電源ケーブル3の温度が極端にまで上昇することがなくなり、通信装置10の動作上の安全性が高まる。一方、電源ケーブル3自体も耐熱性が低いものを使用しても問題がなくなるため、電源ケーブル3の低コスト化を実現することができる。
【0027】
(付記1) 複数枚の電子回路基板にバックワイヤリングボード(BWB)を介して給電するように構成した通信装置において、前記電子回路基板を前記BWBと一体に収納する筐体と、電源ケーブルを接続するために前記BWBの前面に配置した受電端子と、前記受電端子を配置した前記BWBの前面との間で、所定の空隙を形成するように前記筐体の側面を覆うカバーと、を備え、前記カバーには、前記筐体の上下方向位置のそれぞれに、前記空隙内に前記電源ケーブルを導入するための開口部を形成したことを特徴とする通信装置。
【0028】
(付記2) 前記カバーは、前記筐体に側面部が軸支され、開閉自在に回動するように形成したことを特徴とする付記1記載の通信装置。
(付記3) 前記カバーには、第2の開口部が前記筐体の上下方向位置の各開口部とは別にカバー遊端部分に形成してあって、前記第2の開口部から前記BWBとの間の空隙内に前記電源ケーブルを導入することを特徴とする付記1記載の通信装置。
【0029】
(付記4) 前記開口部は、前記カバーの上下端面に設けた前記筐体側への折り返し面において、それぞれ対応する大きさで対応する形状に形成したものであり、前記開口部から前記BWBとの間の空隙に導入した前記電源ケーブルに電流が流れるとき、前記空隙内で発生する熱を前記筐体の外部に放熱可能としたことを特徴とする付記1記載の通信装置。
【0030】
(付記5) 前記BWB上の前記開口部の近傍には、ケーブル保持用のホルダが設けてあって、前記ホルダにより前記BWBとの間の空隙内に導入される電源ケーブルを固定することを特徴とする付記1記載の通信装置。
【0031】
(付記6) 複数枚の電子回路基板にバックワイヤリングボード(BWB)を介して給電するように構成した通信装置であって、前記電子回路基板を前記BWBと一体に収納する筐体と、電源ケーブルを接続するために前記BWBの前面に配置した受電端子と、前記受電端子を配置した前記BWBの前面との間で、所定の空隙を形成するように前記筐体の側面を覆うカバーと、を備え、前記カバーには、前記筐体の上下方向位置のそれぞれに、前記空隙内に前記電源ケーブルを導入するための開口部を形成した通信装置を、
同一ラックの上下方向に多段に搭載する場合のケーブル誘導構造であって、当該通信装置の電源ケーブルは、一端を前記受電端子に接続し、他端を当該通信装置の上方に搭載した通信装置のカバーとBWBとの間の空隙を通過して上方に誘導し、あるいは当該通信装置の下方に搭載した通信装置のカバーとBWBとの間の空隙を通過して下方に誘導するようにした通信装置。
【0032】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の通信装置によれば、電源ケーブルを装置内部にコンパクトに収容し、かつ効率よく配線することができる。また、電源ケーブルに大電流が流れることでカバー内部に発生する熱をラック外部へ放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信装置の外観を示す斜視図である。
【図2】BWBの受電端子搭載面側から見たケーブル収容構造を示す筐体の正面図である。
【図3】図1の通信装置のカバーを開いた状態で、筐体前面部分を上方から見た断面図である。
【図4】図1の通信装置のカバーを閉じた状態で、筐体前面部分を下方から見た断面図である。
【図5】複数の通信装置を上下に多段に搭載したラックの構成を示す正面図である。
【図6】図1の通信装置と他の装置とが混在するラックの構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 バックワイヤリングボード(BWB)
2 筐体
3 電源ケーブル
4 受電端子
5 カバー
61,62 開口部
63 第2の開口部
71,72 ホルダ
8 吸気パネル
9 ケーブルダクト
20 ラック
20a〜20b シェルフ
10 通信装置

Claims (5)

  1. 複数枚の電子回路基板にバックワイヤリングボード(BWB)を介して給電するように構成した通信装置において、
    前記電子回路基板を前記BWBと一体に収納する筐体と、
    電源ケーブルを接続するために前記BWBの前面に配置した受電端子と、
    前記受電端子を配置した前記BWBの前面との間で、所定の空隙を形成するように前記筐体の側面を覆うカバーと、
    を備え、前記カバーには、前記筐体の上下方向位置のそれぞれに、前記空隙内に前記電源ケーブルを導入するための開口部が形成され、前記筐体の少なくとも上下の位置に、複数の前記電源ケーブル収容しつつ、前記開口部内に収容された前記電源ケーブルをユニット毎に並列に整線するホルダが設けられていることを特徴とする通信装置。
  2. 前記カバーは、前記筐体に側面部が軸支され、開閉自在に回動するように形成したことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記カバーには、第2の開口部が前記筐体の上下方向位置の各開口部とは別にカバー遊端部分に形成してあって、
    前記第2の開口部から前記BWBとの間の空隙内に前記電源ケーブルを導入することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記開口部は、前記カバーの上下端面に設けた前記筐体側への折り返し面において、それぞれ対応する大きさで対応する形状に形成したものであり、
    前記開口部から前記BWBとの間の空隙に導入した前記電源ケーブルに電流が流れるとき、前記空隙内で発生する熱を前記筐体の外部に放熱可能としたことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 複数枚の電子回路基板にバックワイヤリングボード(BWB)を介して給電するように構成した通信装置であって、前記電子回路基板を前記BWBと一体に収納する筐体と、電源ケーブルを接続するために前記BWBの前面に配置した受電端子と、前記受電端子を配置した前記BWBの前面との間で、所定の空隙を形成するように前記筐体の側面を覆うカバーと、を備え、前記カバーには、前記筐体の上下方向位置のそれぞれに、前記空隙内に前記電源ケーブルを導入するための開口部が形成され、前記筐体の少なくとも上下の位置に、複数の前記電源ケーブル収容しつつ、前記開口部内に収容された前記電源ケーブルをユニット毎に並列に整線するホルダが設けられている通信装置を、
    同一ラックの上下方向に多段に搭載する場合のケーブル誘導構造であって、当該通信装置の電源ケーブルは、一端を前記受電端子に接続し、他端を当該通信装置の上方に搭載した通信装置のカバーとBWBとの間の空隙を通過して上方に誘導し、あるいは当該通信装置の下方に搭載した通信装置のカバーとBWBとの間の空隙を通過して下方に誘導するようにした通信装置。
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