JPH1041475A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JPH1041475A
JPH1041475A JP8193392A JP19339296A JPH1041475A JP H1041475 A JPH1041475 A JP H1041475A JP 8193392 A JP8193392 A JP 8193392A JP 19339296 A JP19339296 A JP 19339296A JP H1041475 A JPH1041475 A JP H1041475A
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JP
Japan
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cells
cell
density
semiconductor integrated
integrated circuit
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Application number
JP8193392A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kojima
寛史 小島
Hiroshi Kamakura
寛 鎌倉
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0207Geometrical layout of the components, e.g. computer aided design; custom LSI, semi-custom LSI, standard cell technique

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度セルを備えた半導体集積回路装置を実
現することが困難であるなどの課題があった。 【解決手段】 同一回路構成を有する複数のセルを組み
合わせ、且つ複数のセル間で共有可能な基本ゲート部分
を共有化することにより、レイアウト的に高集積化を図
った高密度セル3を備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同一回路構成を
有する複数のセルを組み合わせ、レイアウト的に高集積
化を図った高密度セルを備える半導体集積回路装置及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の半導体集積回路装置を示
す概略図であり、図において、10はセルベンチ、11
はセルベンチ10上にアレイ状に配置された各種セル、
12はセル間を配線するための配線領域、13はマクロ
セル、14はROM、15は入出力パッドである。ここ
で、セル11は、セルの高さを一定にして、セルベンチ
10上にアレイ状に配置したポリセル型のセルであり、
マクロセル13及びROM14は、セルの形状に制約が
ないビルディングブロック型のセルである。
【0003】このように、半導体集積回路装置において
は、フリップフロップ(FF)やインバータ(INV)
等のセル11が、セルベンチ10上にアレイ状に配置さ
れている。
【0004】次に従来の半導体集積回路装置の製造方法
について説明する。図14は従来の半導体集積回路装置
の製造方法を示す流れ図である。なお、半導体集積回路
装置には、セルベース型とゲートアレイ型とがあり、こ
こではセルベース型半導体集積回路装置の製造方法につ
いて説明する。
【0005】ステップS1においては、開発するLSI
(セルベース型半導体集積回路装置)の製品仕様が決定
され、ステップS2において、決定されたLSI仕様に
基づいてその仕様を、デコーダ,メモリ,レジスタ等を
最小単位とするマクロレベルに分割する機能設計が実行
される。続いて、ステップS3において、分割されたマ
クロレベルの構成要素を、AND,OR,INV等の基
本ゲートレベルまで展開し、その際にゲートの種類に対
応したセルを用いて論理回路図を作成する。ステップS
4においては、このようにして作成された論理回路図
が、回路図データファイルに格納される。
【0006】ステップS5においては、作成された論理
回路図の接続関係をゲートレベル用設計記述言語で構造
記述し、セルのレベルまで階層展開を行った形でネット
リストを生成する。その際に、論理回路図が階層的な構
成を持つ場合でも、セルのレベルまで展開された形でネ
ットリストを生成する。生成されたネットリストは、ス
テップS6において、ネットリストファイルに格納され
る。
【0007】ステップS7においては、配置手段によ
り、ネットリストに基づいたLSIを構成する各セルの
配置が行われ、ステップS8において、その配置情報、
即ち各セル名及びその絶対配置座標等の配置結果が、配
置情報ファイルに格納される。続いて、ステップS9に
おいて、配線手段により、ネットリストに基づいたセル
間の配線が行われ、ステップS10において、配置及び
配線結果を示すレイアウト図が、レイアウト結果ファイ
ルに格納される。
【0008】ステップS11においては、レイアウト結
果に基づいてマスクパターン生成手段により、LSI製
造の露光工程で用いられるフォトマスクの原画となるマ
スクパターンが生成され、ステップS12において、生
成したLSIのマスクパターンが、マスクパターン格納
ファイルに格納される。このようにして生成したマスク
パターンに基づいて、ステップS13において、LSI
製造の露光工程で用いられるフォトマスクが作成され、
ステップS14において、その作成したフォトマスクを
用いて一連のLSI製造工程が実行される。
【0009】しかしながら、このような半導体集積回路
装置の製造方法においては、同一回路構成を有する複数
のセルを組み合わせた高密度セルを回路の論理設計まで
の段階で使用することが難しく、従って、高密度セルを
備えた半導体集積回路装置は実現されていなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置及びその製造方法は以上のように構成されているの
で、同一回路構成を有する複数のセルを、それらと等価
な回路構成を有する高密度セルに置き換えることができ
ず、高密度セルを備えた半導体集積回路装置を実現する
ことが困難であるなどの課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、高密度セルを効果的に利用してレ
イアウトの高集積化を図った半導体集積回路装置を得る
ことを目的とする。
【0012】また、この発明は高密度セルを効果的に利
用してレイアウトの高集積化を図った半導体集積回路装
置の製造方法を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る半導体集積回路装置は、同一回路構成を有する複数の
セルを組み合わせ、且つ前記複数のセル間で共有可能な
基本ゲート部分を共有化することにより、レイアウト的
に高集積化を図った高密度セルを少なくとも一つ備える
ものである。
【0014】請求項2記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、高密度セルを、一つの共有可能な基本ゲート部
分と、セルの主要部分の複数とからなるように構成した
ものである。
【0015】請求項3記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、複数の高密度セルを備えており、該複数の高密
度セルは、全て同じ数のセルによって構成されるもので
ある。
【0016】請求項4記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、少なくとも2種類の高密度セルを備えており、
該高密度セルの各種類は、異なる数のセルによって構成
されるものである。
【0017】請求項5記載の発明に係る半導体集積回路
装置は、高密度セルが、複数のフリップフロップセルを
組み合わせたものであり、該フリップフロップセルにお
けるクロックの波形整形バッファ及び入力バッファを共
有化するものである。
【0018】請求項6記載の発明に係る半導体集積回路
装置の製造方法は、回路の接続関係を記述するネットリ
ストに基づいて、同一回路構成を有する複数のセルをグ
ループ化して抽出する工程と、抽出したセルのグループ
を、該セルのグループと同一機能を有する高密度セルに
置き換える工程とを備えるものである。
【0019】請求項7記載の発明に係る半導体集積回路
装置の製造方法は、高密度セルを、同一回路構成を有す
る複数のセルを組み合わせ、且つ複数のセル間で共有可
能な基本ゲート部分を共有化して構成したものである。
【0020】請求項8記載の発明に係る半導体集積回路
装置の製造方法は、ネットリストに基づいて回路を構成
する各セルの初期配置を行い、その配置情報から互いに
隣接して配置された同一回路構成を有する複数のセルを
グループ化して抽出するものである。
【0021】請求項9記載の発明に係る半導体集積回路
装置の製造方法は、ネットリストに基づいて回路を構成
する各セルの初期配置を行い、その配置情報から、互い
に離間して配置されており且つ相互間の配置間距離が所
定の距離以下である、同一回路構成を有する複数のセル
をグループ化して抽出するものである。
【0022】請求項10記載の発明に係る半導体集積回
路装置の製造方法は、ネットリストに基づいて回路を構
成する各セルの初期配置を行い、その配置情報から、所
定の配置段数内に配置された同一回路構成を有する複数
のセルをグループ化して抽出するものである。
【0023】請求項11記載の発明に係る半導体集積回
路装置の製造方法は、同一回路構成を有する前記複数の
セルを、入力信号別にグループ化して抽出するものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による半
導体集積回路装置を示す概略図であり、図において、1
はセルベンチ、2はセルベンチ1上にアレイ状に配置さ
れた各種セル、3はセルベンチ1上に配置された高密度
セル、4はセル間を配線するための配線領域、5はマク
ロセル、6はROM、7は入出力パッドである。ここ
で、セル2及び高密度セル3は、セルの高さを一定にし
て、セルベンチ1上にアレイ状に配置したポリセル型の
セルであり、マクロセル5及びROM6は、セルの形状
に制約がないビルディングブロック型のセルである。
【0025】なお、この明細書中において、基本ゲー
ト、セルなどの用語を用いるが、基本ゲートは、AN
D,OR,INV等の、デジタル論理回路を構成する基
本的な論理単位を表し、セルは、FF等の、基本ゲート
の組み合わせにより構成されるLSI設計における基本
的な単位を表す。ただし、AND,OR,INV等の基
本ゲートは、簡単な構造のセルとしても表される。
【0026】高密度セル3は、同一回路構成を有する複
数のセルを組み合わせ、且つ複数のセル間で共有可能な
基本ゲート部分を共有化して構成されており、従って、
高密度セル3は、複数のセルと同一機能を有し、且つレ
イアウトの高集積化が図られている。なお、図1に示す
高密度セル3は、図6に示す4つのフリップフロップセ
ル(FF)を組み合わせ、その波形整形バッファ及び入
力バッファの部分を共有化することによって、レイアウ
ト的に高集積化を図った高密度フリップフロップセル
(HyperFF)である。
【0027】図2は高密度セルの一例を示す説明図であ
り、図2(a)はフリップフロップセルを基本ゲートで
記述した回路図、図2(b)はこのフリップフロップセ
ルの論理シンボル、図2(c)はこのフリップフロップ
セル4つ分と等価な回路構成を持つ高密度フリップフロ
ップセルである。なお、図中の斜線部分は、高密度セル
化する際にセル間で共有可能な基本ゲート部分である。
即ち、フリップフロップセルは、フリップフロップ回路
の主要部と、共有可能な基本ゲート部分とからなる。
【0028】このように、高密度セルは、フリップフロ
ップ回路におけるクロックの波形整形バッファ及び入力
バッファの部分を共有化している。
【0029】次に、図3を用いて、図2におけるフリッ
プフロップセル(FF)及び高密度フリップフロップセ
ル(HyperFF)の配置領域について説明する。
【0030】図において、a1からa4はフリップフロ
ップセル、A1はフリップフロップセルa1からa4と
等価な回路構成を持つ高密度フリップフロップセルであ
り、図中斜線部分は共有可能な基本ゲート部分、即ち、
フリップフロップ回路におけるクロックの波形整形バッ
ファ及び入力バッファの部分を示す。このように、フリ
ップフロップセルa1からa4を4つ連続で並べた場合
に比べて、高密度フリップフロップセルA1は、共有可
能な基本ゲート部分を共有化している分だけ、レイアウ
トの高集積化が図れることが分かる。
【0031】なお、説明を簡単化するために、4つのフ
リップフロップセル(FF)を組み合わせ、その波形整
形バッファ及び入力バッファの部分を共有化した高密度
フリップフロップセル(HyperFF)を単独で有す
る半導体集積回路装置について例示したが、この発明の
半導体集積回路装置は、同一の高密度フリップフロップ
セル(HyperFF)を複数備えることもでき、ま
た、異なる数のフリップフロップセルを組み合わせた別
の高密度フリップフロップセルを同時に備えることもで
きる。更に、この発明の半導体集積回路装置における高
密度セルは、共有可能な基本ゲート部分を有するセルで
あれば、フリップフロップ以外のセルについても適用す
ることができる。
【0032】次にこの発明の実施の形態1による半導体
集積回路装置の製造方法について説明する。
【0033】図4はこの発明の実施の形態1による半導
体集積回路装置の製造方法を示す流れ図である。なお、
半導体集積回路には、セルベース型とゲートアレイ型と
があり、ここではセルベース型半導体集積回路装置の製
造方法について説明する。
【0034】ステップS1においては、開発するLSI
(セルベース型半導体集積回路装置)の製品仕様が決定
され、ステップS2において、決定されたLSI仕様に
基づいてその仕様を、デコーダ,メモリ,レジスタ等を
最小単位とするマクロレベルに分割する機能設計が実行
される。続いて、ステップS3において、分割されたマ
クロレベルの構成要素を、AND,OR,INV等の基
本ゲートレベルまで展開し、その際にゲートの種類に対
応したセルを用いて論理回路図を作成する。このように
して作成された論理回路図が、ステップS4において、
回路図データファイルに格納される。
【0035】ステップS5においては、作成された論理
回路図の接続関係をゲートレベル用設計記述言語で構造
記述し、セルのレベルまで階層展開を行った形でネット
リストを生成する。その際に、論理回路図が階層的な構
成を持つ場合でも、セルのレベルまで展開された形でネ
ットリストを生成する。生成されたネットリストは、ス
テップS6において、ネットリスト格納ファイルに格納
される。
【0036】ここで、論理回路図の一例として、フリッ
プフロップセル及びインバータセルを使用した回路を図
5に示す。図において、I1からI4はフリップフロッ
プセル、I5からI7はインバータセルである。
【0037】更に、図5に示す回路の接続関係を記述し
たネットリストを図6に示す。図において、modul
eからendmoduleまでが、CIRCUITとい
う1つの回路の接続情報を明記したものであり、inp
ut及びoutputは、回路の入出力ピンの名前を定
義しており、FF及びINVは、回路中で使用されてい
るセル名である。また、I1からI7は、各セルの回路
上での呼び名で次カラム以降の円括弧で囲まれる部分
に、各セルの接続関係を示したデータが記述される。
【0038】ここで、ネットリストとは、LSI論理回
路の接続関係を示した設計データであり、データをコン
パクトに記述するために、その接続関係を階層的に記述
している。なお、図6に示すネットリストは、設計記述
言語として業界標準言語であるVerilog−HDL
により、図5に示す回路の論理接続情報を記述したもの
である。
【0039】続いて、ステップT1においては、高密度
セル置換手段は、入力手段8により設計者が指定した高
密度セルの置換方法に基づいて、このようなネットリス
トから同一の回路構成を有する複数のセルの抽出を行
い、抽出したセルをグループ化すると共に高密度セルラ
イブラリ9に予め登録されている高密度セルに置き換え
る。更に、高密度セル置換手段は、高密度セルへの置き
換えに伴う接続関係の更新を行って、ネットリストを更
新する。このようにして更新したネットリストは、ステ
ップT2において、ネットリスト格納ファイルに格納さ
れる。
【0040】ここで、高密度セル置換手段による高密度
セルへの置換方法について詳細に説明する。
【0041】図7は高密度セル置換手段による高密度セ
ルへの置換方法を説明する流れ図である。
【0042】設計者はまず、入力手段8により高密度セ
ルへの置換方法として、グループ化するセルの名称、グ
ループ化するセルの構成数、及びセルグループの抽出方
法を指定する。なお、セルグループの抽出方法について
は、以下で説明する。
【0043】次に、ステップU1において、前述のステ
ップS6におけるネットリストに基づいて、配置手段に
よりLSIを構成する各セルの初期配置が行われ、ステ
ップU2において、得られた配置情報、即ち各セル名及
びその絶対配置座標(セルの左下と右上の2点の座標)
等の配置結果が、配置情報ファイルに格納される。続い
て、ステップU3においては、設計者から入力されたグ
ループ化すべきセルの名称に基づいて、配置解析手段に
より対応するセルの相対配置情報が抽出される。このと
き、セルの相対配置情報は、初期配置の際の各セルの配
置情報、即ち、各セルの絶対配置座標から算出すること
ができる。このようにして得られたセルの相対配置情報
が、ステップU4において相対配置情報ファイルに格納
される。
【0044】続いて、ステップU5において、設計者が
指定したグループ化するセルの構成数及びセルグループ
の抽出方法に基づいて、セル抽出手段によりこのセルの
相対配置情報からセルグループの抽出が行われる。
【0045】ここで、セルグループの抽出方法は、以下
に示す3通りの方法から、設計者が選択するものとす
る。
【0046】図8はセルグループの抽出方法を示す説明
図である。なお、説明を簡単化するために、設計者が、
セルの名称:フリップフロップ、グループの構成数:4
と指定した場合、即ち、4つのフリップフロップセルを
グループ化して抽出するように指定した場合について説
明する。
【0047】図8(a)はセルグループの抽出方法
(1)を示す説明図であり、図において、C1は置換前
のセルベンチ、a1からa4はセルベンチC1上に互い
に隣接して配置されている4つのフリップフロップセ
ル、C1’は高密度セルへ置換後のセルベンチ、A1は
互いに隣接して配置されるフリップフロップセルa1か
らa4をグループ化して置換した高密度フリップフロッ
プセル(HyperFF)である。このように、この抽
出方法(1)は、同一のセルベンチC1上に互いに隣接
して配置される4つのフリップフロップセルa1からa
4をグループ化して抽出するものである。
【0048】即ち、この抽出方法(1)においては、セ
ル抽出手段は、前述のステップU3において抽出された
セルの相対配置情報から、互いに隣接して配置されてい
る同一回路構成を有するセルを、設計者が指定したグル
ープの構成数に応じてグループ化して抽出する。
【0049】図8(b)はセルグループの抽出方法
(2)を示す説明図であり、図において、D1は設計者
が指定するセル間の配置間距離、C2は置換前のセルベ
ンチ、a5からa8はセルベンチC2上において互いに
離間して配置された4つのフリップフロップセル、d1
はフリップフロップセルa5及びa6間の配置間距離、
d2はフリップフロップセルa6及びa7間の配置間距
離、d3はフリップフロップセルa7及びa8間の配置
間距離、C2’は高密度セルへ置換後のセルベンチ、A
2はフリップフロップセルa5からa8をグループ化し
て置換した高密度フリップフロップセルである。なお、
各セル間の配置間距離d1からd3はそれぞれ、設計者
が指定する配置間距離D1よりも短いものとする。この
ように、この抽出方法(2)は、同一のセルベンチC2
上において互いに離間して配置されており、且つ相互間
の配置間距離が距離D1以下になるように配置される4
つのフリップフロップセルa5からa8をグループ化し
て抽出するものである。
【0050】即ち、この抽出方法(2)においては、セ
ル抽出手段は、前述のステップU3において抽出された
セルの相対配置情報から、互いに離間して配置されてお
り、且つ相互間の配置間距離が、設計者が指定した距離
D1以下になるように配置されている同一回路構成を有
するセルを、設計者が指定したグループの構成数に応じ
てグループ化して抽出する。
【0051】なお、この抽出方法(2)においては、図
8(a)における互いに隣接するセルa1からa4を、
配置間距離ゼロのセルとして考慮に入れることにより、
前述の抽出方法(1)と組み合わせて用いることが可能
であり、より効率よく、セルグループの抽出を行うこと
ができる。また、設計者は配置間距離D1を任意に指定
することが可能であるが、配線の効率化等の理由から、
高密度セル化しようとするセルの特性(セル幅,入出力
信号数)と設計する半導体集積回路のチップサイズなど
を考慮した範囲内で設定することが望ましい。
【0052】図8(c)はセルグループの抽出方法
(3)を示す説明図であり、図において、C3及びC4
は置換前のセルベンチ、a9からa12及びa13から
a16は設計者が指定した配置段数(この場合は2段)
内に配置されたそれぞれ4つのフリップフロップセル、
C3’及びC4’は高密度セルへ置換後のセルベンチ、
A3は設計者が指定した配置段数内に配置されているフ
リップフロップセルa9からa12をグループ化して置
換した高密度フリップフロップセル、A4は設計者が指
定した配置段数内に配置されているフリップフロップセ
ルa13からa16をグループ化して置換した高密度フ
リップフロップセルである。このように、この抽出方法
(3)は、設計者が指定した配置段数内に配置されてい
るフリップフロップセルの中から、4つのフリップフロ
ップセルa9からa12及びa13からa16をそれぞ
れグループ化して抽出するものである。
【0053】即ち、この抽出方法(3)においては、セ
ル抽出手段は、前述のステップU3において抽出された
セルの相対配置情報から、設計者が指定した配置段数内
に配置されている同一回路構成を有するセルを、設計者
が指定したグループの構成数に応じてグループ化して抽
出する。
【0054】なお、この抽出方法(3)は、前述の抽出
方法(2)と組み合わせて用いることが可能であり、更
に効率よく、セルグループの抽出を行うことができる。
【0055】従って、ステップU5においては、設計者
が上記抽出方法(1)〜(3)の中から指定したセルグ
ループの抽出方法とセルグループの構成数とに基づい
て、セル抽出手段によりセルグループの抽出が行われ、
抽出したセルグループの情報が、ステップU6におい
て、グループ情報ファイルに格納される。
【0056】続いて、ステップU7において、高密度セ
ル置換手段により、抽出したセルグループと等価な回路
構成を持つ高密度セルが、高密度セルに関する情報が予
め登録されている高密度セルライブラリ9から選択さ
れ、選択された高密度セルが、抽出したセルグループと
置き換えられる。この置き換えられた高密度セルに関す
る情報は、ステップU8において、高密度セル情報ファ
イルに格納され、ステップU9において、ネットリスト
更新手段により、高密度セルへの置換に伴う配線情報の
更新が行われる。このようにして、高密度セルの置換及
び接続関係の更新を行ったネットリストが、ステップT
2において、ネットリスト格納ファイルに格納される。
【0057】ここで、図6に示すネットリストに対し
て、高密度セルの置換及び接続関係の更新を行ったネッ
トリストを図9に示す。図において、HyperFF
は、回路中で使用されている高密度フリップフロップセ
ルのセル名である。なお、図9に示すネットリストは、
図6と同様に設計記述言語として業界標準言語であるV
erilog−HDLにより論理接続情報を記述したも
のである。
【0058】更に、図9に示すネットリストに対応す
る、高密度フリップフロップセル及びインバータセルを
使用した回路を図10に示す。図において、I1は高密
度フリップフロップセル、I5からI7はインバータセ
ルである。このように、図5に示す回路と等価な回路構
成を有する回路が、高密度フリップフロップセルI1及
びインバータセルI5からI7により構成される。
【0059】続いて、ステップS7においては、このよ
うにして高密度セルの置換及び接続関係の更新が行われ
たネットリストに基づいて、配置手段により各セルの配
置が再度行われ、ステップS8において、その配置情
報、即ち各セル名及びその絶対配置座標等の配置結果
が、配置情報ファイルに格納される。続いて、ステップ
S9において、配線手段により、高密度セルの置換及び
接続関係の更新が行われたネットリストに基づいたセル
間の配線が行われ、ステップS10において、配置及び
配線結果を示すレイアウト図が、レイアウト結果格納フ
ァイルに格納される。
【0060】ステップS11においては、レイアウト結
果に基づいてマスクパターン生成手段により、LSI製
造の露光工程で用いられるフォトマスクの原画となるマ
スクパターンが生成され、ステップS12において、生
成したLSIのマスクパターンが、マスクパターン格納
ファイルに格納される。このようにして生成したマスク
パターンに基づいて、ステップS13において、LSI
製造の露光工程で用いられるフォトマスクが作成され、
ステップS14において、その作成したフォトマスクを
用いて一連のLSI製造工程が実行される。
【0061】このようにして製造された半導体集積回路
装置は、レイアウト的に高集積化を図った高密度セルが
効果的に利用されているため、集積度及び配線効率の向
上が図られたものとなる。
【0062】以上のように、この実施の形態1による半
導体集積回路装置によれば、同一回路構成を有する複数
のセルを組み合わせ、且つ複数のセル間で共有可能な基
本ゲート部分を共有化した高密度セルを備えることによ
り、レイアウトの高集積化が図られると共にチップサイ
ズが縮小されるなどの効果が得られる。
【0063】また、この実施の形態1による半導体集積
回路装置の製造方法によれば、高密度セルを効果的に利
用した半導体集積回路装置の製造が可能となるなどの効
果が得られる。
【0064】実施の形態2.この実施の形態2において
は、実施の形態1の場合と比較して、高密度セルへの置
換をより短時間で行うことができる、半導体集積回路装
置の製造方法を提案する。なお、実施の形態1と重複す
る部分については説明を省略する。
【0065】図11は高密度セル置換手段による高密度
セルへの置換方法を説明する流れ図である。
【0066】設計者はまず、入力手段8により、グルー
プ化するセルの名称及びグループ化するセルの構成数を
指定する。次に、ステップV1においてセル抽出手段
は、実施の形態1の前述のステップS6におけるネット
リストから、指定されたセル名のセルを指定された構成
数だけグループ化して抽出する。抽出されたセルグルー
プの情報は、ステップU6において、グループ情報ファ
イルに格納される。
【0067】続いて、ステップU7において、高密度セ
ル置換手段により、抽出したセルグループと等価な回路
構成を持つ高密度セルが、高密度セルライブラリ9から
選択され、選択された高密度セルが、抽出したセルグル
ープと置き換えられる。この置き換えられた高密度セル
に関する情報は、ステップU8において、高密度セル情
報ファイルに格納され、ステップU9において、ネット
リスト更新手段により、高密度セルへの置換に伴う配線
情報の更新が行われる。このようにして、高密度セルの
置換及び接続関係の更新を行ったネットリストが、ステ
ップT2において、ネットリスト格納ファイルに格納さ
れる。
【0068】このようにして高密度セルの置換及び接続
関係の更新が行われたネットリストに基づいて、前述の
実施の形態1と同様にして半導体集積回路装置を製造す
る。
【0069】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、高密度セル置換手段は、各セルの初期配置を行うこ
となく、論理回路図のネットリストから直接セルグルー
プの抽出を行うため、実施の形態1の場合と比較して、
高密度セルへの置換をより短時間で行うことが可能な半
導体集積回路装置の製造方法を提供し得る。
【0070】実施の形態3.この発明で取り扱う高密度
セルは、図2(c)の例に示す通り、セルのクロックド
ライバ等の入力ゲート部分を共有化することでレイアウ
トの高集積化を図っているものがほとんどである。その
ため、複数のクロック信号が存在する半導体集積回路装
置を製造する場合は、セル抽出手段は、入力信号別にセ
ルグループの抽出を行う必要がある。
【0071】従って、この実施の形態3においては、入
力信号別にセルグループの抽出を行うことが可能な半導
体集積回路装置の製造方法を提案する。なお、実施の形
態1または実施の形態2と重複する部分については説明
を省略する。
【0072】図12は入力信号別にセルグループの抽出
を行う処理のフローチャートである。ステップW1にお
いては、設計者が指定したセルの名称に基づいて、対応
するセルを1つ抽出し、ステップW2において、抽出し
たセルにおける、共有可能な基本ゲート部に入力される
べき信号をネットリストより調べる。続いて、ステップ
W3において、共有可能な基本ゲート部に入力される信
号が、ステップW2で調べた入力信号と同一のセルをグ
ループ化し、ステップW4において、指定されたグルー
プの構成数だけセルがグループ化されているかを判定す
る。
【0073】ここで、ステップW4において指定された
構成数だけグループ化されている場合には、ステップW
5においてセルグループとして抽出し、一方、ステップ
W4において指定された構成数だけグループ化されてい
ない場合には、ステップW1に戻り処理を繰り返し行
う。
【0074】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、入力信号別にセルグループの抽出を行うことが可能
な半導体集積回路装置の製造方法を提供し得る。
【0075】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、同一回路構成を有する複数のセルを組み合わせ、
且つ複数のセル間で共有可能な基本ゲート部分を共有化
することにより、レイアウト的に高集積化を図った高密
度セルを少なくとも一つ備えるように構成したので、高
密度セルを効果的に利用してレイアウトの高集積化を図
った半導体集積回路装置を提供し得る効果がある。
【0076】請求項2記載の発明によれば、高密度セル
を、一つの共有可能な基本ゲート部分と、セルの主要部
分の複数とからなるように構成したので、高密度セルを
効果的に利用してレイアウトの高集積化を図った半導体
集積回路装置を提供し得る効果がある。
【0077】請求項3記載の発明によれば、複数の高密
度セルを、全て同じ数のセルによって構成されるように
構成したので、高密度セルを効果的に利用してレイアウ
トの高集積化を図った半導体集積回路装置を提供し得る
効果がある。
【0078】請求項4記載の発明によれば、半導体集積
回路装置を、少なくとも2種類の高密度セルを備えるよ
うに構成すると共に、高密度セルの各種類を、異なる数
のセルによって構成したので、高密度セルをより効果的
に利用してレイアウトの高集積化を図った半導体集積回
路装置を提供し得る効果がある。
【0079】請求項5記載の発明によれば、高密度セル
を、複数のフリップフロップセルを組み合わせると共に
フリップフロップセルにおけるクロックの波形整形バッ
ファ及び入力バッファを共有化するように構成したの
で、クロックの波形整形バッファ及び入力バッファを共
有化している分だけ、レイアウトの高集積化が図れ、従
って、高密度セルを効果的に利用してレイアウトの高集
積化を図った半導体集積回路装置を提供し得る効果があ
る。
【0080】請求項6記載の発明によれば、回路の接続
関係を記述するネットリストに基づいて、同一回路構成
を有する複数のセルをグループ化して抽出する工程と、
抽出したセルのグループを、該セルのグループと同一機
能を有する高密度セルに置き換える工程とを備えるよう
に構成したので、高密度セルを効果的に利用してレイア
ウトの高集積化を図った半導体集積回路装置を製造する
ことができる効果がある。
【0081】請求項7記載の発明によれば、高密度セル
を、同一回路構成を有する複数のセルを組み合わせ、且
つ複数のセル間で共有可能な基本ゲート部分を共有化し
て構成したので、高密度セルを効果的に利用してレイア
ウトの高集積化を図った半導体集積回路装置を製造する
ことができる効果がある。
【0082】請求項8記載の発明によれば、ネットリス
トに基づいて回路を構成する各セルの初期配置を行い、
その配置情報から互いに隣接して配置された同一回路構
成を有する複数のセルをグループ化して抽出するように
構成したので、初期配置の結果からセルのグループ化を
効率よく行うことが可能であり、従って、より高集積な
半導体集積回路装置を製造することができる効果があ
る。
【0083】請求項9記載の発明によれば、ネットリス
トに基づいて回路を構成する各セルの初期配置を行い、
その配置情報から、互いに離間して配置されており且つ
相互間の配置間距離が所定の距離以下である、同一回路
構成を有する複数のセルをグループ化して抽出するよう
に構成したので、初期配置の結果からセルのグループ化
を効率よく行うことが可能であり、従って、より高集積
な半導体集積回路装置を製造することができる効果があ
る。
【0084】請求項10記載の発明によれば、ネットリ
ストに基づいて回路を構成する各セルの初期配置を行
い、その配置情報から、所定の配置段数内に配置された
同一回路構成を有する複数のセルをグループ化して抽出
するように構成したので、初期配置の結果からセルのグ
ループ化を効率よく行うことが可能であり、従って、よ
り高集積な半導体集積回路装置を製造することができる
効果がある。
【0085】請求項11記載の発明によれば、同一回路
構成を有する複数のセルを、入力信号別にグループ化し
て抽出するように構成したので、入力信号別にセルグル
ープの抽出を行うことが可能な半導体集積回路装置の製
造方法を提供し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路装置を示す概略図である。
【図2】 高密度セルの一例を示す説明図である。
【図3】 図2におけるフリップフロップセル及び高密
度フリップフロップセルの配置領域について説明する説
明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路装置の製造方法を示す全体フロー図である。
【図5】 フリップフロップセル及びインバータセルを
使用した論理回路の一例を示す回路図である。
【図6】 図5に示す回路の接続関係を記述したネット
リストを示す図である。
【図7】 高密度セル置換手段による高密度セルへの置
換方法を説明する流れ図である。
【図8】 セルグループの抽出方法を示す説明図であ
る。
【図9】 高密度セルの置換及び接続関係の更新を行っ
たネットリストを示す図である。
【図10】 図9に示すネットリストに対応する、高密
度フリップフロップセル及びインバータセルを使用した
回路の回路図である。
【図11】 この発明の実施の形態2による高密度セル
置換手段による高密度セルへの置換方法を説明する流れ
図である。
【図12】 この発明の実施の形態3による入力信号別
にセルグループの抽出を行う処理のフローチャートであ
る。
【図13】 従来の半導体集積回路装置を示す概略図で
ある。
【図14】 従来の半導体集積回路装置の製造方法を示
す流れ図である。
【符号の説明】
2 セル、3 高密度セル、a1〜a16 フリップフ
ロップセル。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一回路構成を有する複数のセルを組み
    合わせ、且つ前記複数のセル間で共有可能な基本ゲート
    部分を共有化することにより、レイアウト的に高集積化
    を図った高密度セルを少なくとも一つ備えた半導体集積
    回路装置。
  2. 【請求項2】 高密度セルは、一つの共有可能な基本ゲ
    ート部分と、セルの主要部分の複数とからなることを特
    徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 半導体集積回路装置は、複数の高密度セ
    ルを備えており、該複数の高密度セルは、全て同じ数の
    セルによって構成されることを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 半導体集積回路装置は、少なくとも2種
    類の高密度セルを備えており、該高密度セルの各種類
    は、異なる数のセルによって構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 高密度セルは、複数のフリップフロップ
    セルを組み合わせたものであり、該フリップフロップセ
    ルにおけるクロックの波形整形バッファ及び入力バッフ
    ァを共有化することを特徴とする請求項1から請求項4
    のうちのいずれか1項記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 高密度セルを有する半導体集積回路装置
    の製造方法において、回路の接続関係を記述するネット
    リストに基づいて、同一回路構成を有する複数のセルを
    グループ化して抽出する工程と、前記抽出したセルのグ
    ループを、該セルのグループと同一機能を有する高密度
    セルに置き換える工程とを備えることを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 高密度セルは、同一回路構成を有する複
    数のセルを組み合わせ、且つ前記複数のセル間で共有可
    能な基本ゲート部分を共有化して構成されることを特徴
    とする請求項6記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 ネットリストに基づいて回路を構成する
    各セルの初期配置を行い、その配置情報から互いに隣接
    して配置された同一回路構成を有する複数のセルをグル
    ープ化して抽出することを特徴とする請求項6または請
    求項7記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 ネットリストに基づいて回路を構成する
    各セルの初期配置を行い、その配置情報から、互いに離
    間して配置されており且つ相互間の配置間距離が所定の
    距離以下である、同一回路構成を有する複数のセルをグ
    ループ化して抽出することを特徴とする請求項6または
    請求項7記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 ネットリストに基づいて回路を構成す
    る各セルの初期配置を行い、その配置情報から、所定の
    配置段数内に配置された同一回路構成を有する複数のセ
    ルをグループ化して抽出することを特徴とする請求項6
    または請求項7記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 同一回路構成を有する前記複数のセル
    を、入力信号別にグループ化して抽出することを特徴と
    する請求項6から請求項10のうちのいずれか1項記載
    の半導体集積回路装置の製造方法。
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