JPH104123A - 電子回路装置の製造方法及びそれを用いて製造された電子回路装置 - Google Patents

電子回路装置の製造方法及びそれを用いて製造された電子回路装置

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JPH104123A
JPH104123A JP15270196A JP15270196A JPH104123A JP H104123 A JPH104123 A JP H104123A JP 15270196 A JP15270196 A JP 15270196A JP 15270196 A JP15270196 A JP 15270196A JP H104123 A JPH104123 A JP H104123A
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JP
Japan
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semiconductor chip
substrate
circuit device
electronic component
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JP15270196A
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Takashi Mishima
隆志 三島
Shigeru Nakao
滋 中尾
Kazunori Kuki
一徳 九鬼
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップが実装された電子回路装置の製
造方法及びそれを用いて製造された電子回路装置に関
し、電子部品の実装密度及び電子部品の接続の信頼性を
向上させることができる電子回路装置の製造方法及びそ
れを用いて製造された電子回路装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 半導体チップの接続パッドにバンプを生
成し、半導体チップのバンプが生成された面を基板に対
向させ、金属粒子が混合されたボンディング樹脂を介し
て半導体チップをバンプが基板上の接続パッドに接触す
るように位置決めした後、半導体チップと基板とをモー
ルドすることにより、モールド樹脂の圧力によりバンプ
と接続パッドとを圧着し、半導体チップと基板とを接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子回路装置の製造
方法及びそれを用いて製造された電子回路装置に係り、
特に、半導体チップが実装された電子回路装置の製造方
法及びそれを用いて製造された電子回路装置に関する。
【0002】近年、電子回路やシステムの小型化、高性
能化が進む中、MCM(Mult-ChipModule )、ハイブリ
ッドIC等の電子回路装置にはさらなる小型化、高性能
化が求められている。このため、MCM、ハイブリッド
IC等の電子回路装置を構成する各部品の基板への高密
度実装が必要とされている。
【0003】
【従来の技術】従来、MCM、ハイブリッドIC等の電
子回路装置では、半導体チップは基板上にダイボンディ
ングされ、金(Au)やアルミ(Al)等からなるワイヤを
用いて基板に接続されていた。
【0004】図5に従来のハイブリッドICの半導体チ
ップと基板との接続方法の一例を説明するための図を示
す。同図中、1は半導体チップ、2は基板を示す。半導
体チップ1は、回路が形成された面1a側を上方(矢印
Z1 方向)に向けて基板2上に設定された半導体チップ
搭載エリアA1 に接着剤等を用いてダイボンディングさ
れる。
【0005】半導体チップ1は基板2にダイボンディン
グされた後、回路形成面1aに生成されたチップ側接続
パッド1bと基板2上の半導体チップ1を搭載する搭載
領域A1 の周囲に形成された基板側接続パッド2aとを
ワイヤボンディングされ、ワイヤ3により接続し、半導
体チップ1と基板2との電気的導通が計られる。
【0006】基板2は半導体チップ1及び他の電子部品
が搭載された後、リードフレームに取り付けられる。基
板2とリードフレームとが電気的に接続された後、半導
体チップ1及び基板2が樹脂モールドされパッケージン
グされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の電子
回路装置では半導体チップと基板との接続はダイボンデ
ィング及びワイヤボンディングにより行われていたた
め、基板の半導体チップ搭載部分の周囲に接続パッドを
形成するためのスペースが必要となり、基板面積が大き
くなってしまう。
【0008】また、ワイヤボンディングにより接続を行
っているため、モールドによるパッケージング時にモー
ルド樹脂の流入によりワイヤが押し流され、ショートや
断線が生じ歩留まり、装置の信頼性を低下させていた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、電子部品の
実装密度及び電子部品の接続の信頼性を向上させること
ができる電子回路装置の製造方法及びそれを用いて製造
された電子回路装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、電
子部品を被搭載部材上の所定の搭載エリアに搭載し、該
電子部品と該被搭載部材とを電気的に接続し、該電子部
品を該被搭載部材とともにモールドしてなる電子回路装
置の製造方法において、前記電子部品の接続パッドと前
記被搭載部材上に前記電子部品の接続パッドに対応して
設けられた接続パッドとの間にバンプを配置した後、前
記電子部品及び前記被搭載部材をモールドし、モールド
材の圧力により前記半導体チップの接続パッドと前記被
搭載部材の接続パッドとを前記バンプを介して圧着し、
前記電子部品と前記被搭載部材とを接続することを特徴
とする請求項1によれば、電子部品と被搭載部材とをバ
ンプにより電気的及び機械的に接続しているため、接続
パッドを電子部品の搭載面上に形成できるので、電子部
品の搭載面積を小さくでき、電子部品の高密度実装が可
能となる。また、電子部品と被搭載部材との接続はモー
ルド時のモールド材の圧力により接続パッドがバンプに
圧着することにより行われるため、モールド時に接続パ
ッドがずれることがなく、電子部品と被搭載部材との接
続を確実に行え、接続の信頼性を向上させることができ
る。さらに、電子部品の被搭載部材への接続とモールド
とを同時に行えるため、製造工程を簡略化できる。
【0010】請求項2は、前記電子部品と前記被搭載部
材との間に金属粒子が混合されたボンディング樹脂を介
在させて前記電子部品及び前記被搭載部材を位置決めし
た後モールドすることを特徴とする。請求項2によれ
ば、電子部品と被搭載部材との間に金属粒子が混合され
たボンディング樹脂を介在させ、モールドを行うことに
より、バンプと接続パッドとが確実に接続できる。
【0011】請求項3は、前記電子部品が半導体チップ
であることを特徴とする。請求項3によれば、電子部品
を接続パッドの多い半導体チップとすることにより、高
密度化、接続の信頼性を効果的に行える。請求項4は、
前記被搭載部材がプリント配線板であることを特徴とす
る。
【0012】請求項4によれば、被搭載部材を複数の電
子部品が搭載されるプリント配線板とすることにより、
電子部品の搭載スペースを小さくできるため、高密度化
を効果的に行える。請求項5は、前記被搭載部材が他の
半導体チップであることを特徴とする。
【0013】請求項5によれば、被搭載部材は他の半導
体チップとすることにより、パッケージングしたときの
外形状を小型化できる。請求項6は、上記請求項1乃至
4のいずれか一項記載の電子回路装置の製造方法を用い
て製造された電子回路装置である。
【0014】請求項6によれば、上記の製造方法により
製造することにより小型で、信頼性の高い電子回路装置
を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の一実施例
の電子回路装置の製造工程図を示す。本実施例ではハイ
ブリッドICの製造方法を説明する。図1及び図2にお
いて、11は特許請求の範囲の電子部品に相当する半導
体チップ、12は特許請求の範囲の被搭載部材に相当す
る基板、13はバンプを示す。
【0016】半導体チップ11はシリコンなどからなる
半導体基板11aの一面S1側にはリン(P )、砒素
(As)、アンチモン(Sb);ホウ素(B )、インジウム
(In)などの不純物をドーピングしたり、アルミなどの
配線を形成することにより回路部11bが形成されてい
る。半導体基板11aの回路面S1側の周縁部には回路
部11bを基板12と接続するための接続パッド11c
が形成されている。
【0017】接続パッド11c上には図1(b)に示す
ように球状のバンプ13が形成される。バンプ13の形
成は、まず、バンプ材料粒子をフラックスに混合した材
料をスクリーン印刷などにより接続パッド11c上に塗
布する。次に、バンプ材料粒子をフラックスに混合した
材料を加熱することによりフラックスを蒸発させて、バ
ンプ材料粒子を溶融させる。溶融したバンプ材料には表
面張力が働くことにより球状に成形される。球状のバン
プ材料を冷却することにより球状のバンプ13が形成さ
れる。またバンプの別な形成方法としては、ワイヤボン
ディングの技術を利用してワイヤの先端に形成されたボ
ールを半導体チップ上の接続パッドに圧着後、ワイヤを
切り離すことにより球状のバンプを形成する方法があ
る。
【0018】基板12はセラミック基板または焼成基
板、ガラエポ基板などからなり両面にプリント配線12
cが形成されている。基板12には、半導体チップ11
及び他の電子部品12bが搭載され、半導体チップ11
及び他の電子部品12bをプリント配線12cにより接
続することにより所望の電子回路が形成されている。半
導体チップ11及び他の電子部品12bにより形成され
た回路は、基板12の下面側の外縁部に形成された外部
接続パッド12dによりリードフレーム15に接続され
る。
【0019】基板12の半導体チップ11が搭載される
領域A11には半導体チップ11を搭載したときに半導体
チップ11に形成された接続パッド11c及びバンプ1
3が対向する位置に接続パッド12aが形成されてい
る。半導体チップ11と基板12との接続は、まず、図
1(d)に示すように基板12のチップ搭載領域A11に
金属粒子が混合されたボンディング樹脂14を塗布す
る。次に、図1(e),(f)に示すように半導体チッ
プ11の接続パッド11c及びバンプ13が基板12上
に形成された接続パッド12aと一致するように半導体
チップ11を基板12のチップ搭載領域A11に搭載す
る。
【0020】半導体チップ11は金属粒子混合ボンディ
ング樹脂14を介して基板12のチップ搭載領域A11に
搭載され、金属粒子混合ボンディング樹脂14により接
続パッド11c及びバンプ13と基板12上に形成され
た接続パッド12aとが一致する所望の位置に位置決め
される。
【0021】金属粒子混合ボンディング樹脂14により
半導体チップ11が仮に位置決め保持された基板12は
図2(a)に示すようにリードフレーム15に固定され
る。このとき、リードフレーム15に保持された基板1
2は、基板12の外縁部に形成された外部接続パッド1
2dがリードフレーム15のリード15aにボンディン
グされる。
【0022】半導体チップ11が仮止めされた基板12
がボンディングされたリードフレーム15は図2(b)
に示すようにモールド型16に装着される。このとき、
半導体チップ11及び基板12がモールド型16により
形成される型部17に収容される。
【0023】モールド型16は上型16aと下型16b
とに分割されており、上型16aと下型16bとを組み
合わせることにより形成される型部17が形成される。
モールド型16の上型16aと下型16bとの間にはリ
ードフレーム15が型部17に半導体チップ11及び基
板12の搭載部分が位置するように挟持される。
【0024】モールド型16の上型16aと下型16b
との間にリードフレーム15が挟持され、型部17に半
導体チップ11及び基板12が収容されると、次に、型
部17に挿通された樹脂供給口16cからモールド樹脂
18が所定の圧力で供給される。モールド樹脂18によ
り型部17内に圧力が発生する。
【0025】このとき、発生する圧力は、図2に示すよ
うにモールド型16の型部17の内壁から型部17の中
心方向に向かって発生する。この圧力により半導体チッ
プ11と基板12とが圧着され、バンプ13が半導体チ
ップ11の接続パッド11cと基板12の接続パッド1
2aとに圧着され、接続パッド11c及び接続パッド1
2aに圧着固定される。
【0026】図3に本発明の一実施例の要部の断面図を
示す。図3は半導体チップ11と基板12との間の断面
図を示す。図3に示すように半導体チップ11はモール
ド樹脂18により矢印Z1 方向に圧力を受け、基板12
はモールド樹脂18により矢印Z2 方向に圧力を受け
る。従って、バンプ13は半導体チップ11と基板12
とに押圧され、半導体チップ11に形成された接続パッ
ド11cと基板12に形成された接続パッド12aとに
圧着固定される。
【0027】このとき、複数のバンプ13で高さにばら
つき(高さh1 >h2 )がある場合でも、半導体チップ
11と基板12との間に金属粒子混合ボンディング樹脂
14が介在し、金属粒子混合ボンディング樹脂14に混
合された金属粒子14aを挟んでバンプ13と基板12
の接続パッド12aとが接続されるため、半導体チップ
11と基板12との接続をバンプ13により確実に行う
ことができる。
【0028】図4に本発明の一実施例のモールド成形条
件を説明するための図を示す。モールド成形の条件は、
図4に示すように半導体チップ11及び基板12を10
0℃以上に予熱し、また、モールド型(金型)16を1
76℃に加熱した状態で上型16aと下型16bとによ
り120kgf/cm2 以上でリードフレーム15をクランプ
する。さらに、エポキシ樹脂よりなるモールド樹脂18
を37〜42kgf/cm2 の圧力で型部17に圧入し、16
0〜170秒クランプし続ける。エポキシ樹脂の硬化温
度は180℃であり、モールド型16の温度はエポキシ
樹脂の硬化温度180℃よりわずかに低い176℃に設
定されているため、型部17に流入されたエポキシ樹脂
は型部17内でゆっくり歪みが発生しないように冷却さ
れる。
【0029】エポキシ樹脂を型部17に流入させて16
0〜170秒経過後、モールド型16の上型16aと下
型16bとを離間させてモールド型16からリードフレ
ーム15を取り出す。取り出されたリードフレーム15
には、半導体チップ11及び基板12が保持された部分
にモールド樹脂18が型部17の形状にとりつき、パッ
ケージ19が形成される。
【0030】モールド樹脂18を構成するエポキシ樹脂
は硬化時間が4時間に設定されており、4時間かけてゆ
っくりと硬化される。モールド樹脂18が硬化した後、
リードフレーム15からリード15aが切り放され、さ
らに、パッケージ19から延出したリード15aを下方
に折曲させた後、水平に折曲させ、リード15aが接続
可能な形状とされ、図2(c)に示すようなパッケージ
19から外部との接続を行うためのリード15aが延出
した形状に変形される。さらに、パッケージ19の表面
にICの型番20が印刷されてハイブリッドICが完成
される。
【0031】以上、本実施例によれば、半導体チップ1
1と基板12とをバンプ13を介して接続することによ
り、半導体チップ11と基板12との間にワイヤが不要
となるため、モールド時にモールド樹脂の流れによりワ
イヤが切断する等の不具合が生じることがなくなり、従
って、電子回路装置製造の歩留まり、信頼性を向上でき
る。
【0032】また、基板12側の接続パッド12aを半
導体チップ11の外形より内側に配置できるため、基板
12の半導体チップ11を搭載する領域A11を半導体チ
ップ11の外形とほぼ一致する大きさにでき、他の電子
部品12bを半導体チップ11に近接して配置できる。
従って、基板12に搭載できる電子部品を高密度に搭載
でき、基板12を小型化できることからハイブリッドI
C自体を小型化できる。さらに、接続パッド11c,1
2aを半導体チップ11の外縁部だけでなく、半導体チ
ップ11の下部にも配置できるため、接続パッド11
c,12aを狭ピッチ化でき、多ピン化が可能となり、
より高機能の半導体チップを搭載できるようになる。
【0033】また、本実施例によれば、半導体チップ1
1と基板12とを対向させる際に半導体チップ11と基
板12との間に金属粒子混合ボンディング樹脂14を介
在させることによりモールド前に半導体チップ11と基
板12との位置決めを行え、バンプ13と接続パッド1
1c及び12aとの位置を正確に位置決めした後、モー
ルドを行えるため、半導体チップ11の接続パッド11
cと基板12の接続パッド12aとの接続を確実に行え
る。
【0034】さらに、モールド時に接続パッド11cと
接続パッド12aにバンプ13を圧着する時に、バンプ
13の高さにばらつきがあった場合にボンディング樹脂
14に混入された金属粒子14aによりバンプ13と接
続パッド12aとを確実に接続できる。
【0035】また、モールド樹脂14の圧力により接続
パッド11c,12a、バンプ13が圧着され、接続が
行われるため、半導体チップ11と基板12とを確実に
且つ最短距離で接続でき、接続不良が発生しにくく、歩
留まり、信頼性を向上できる。
【0036】なお、本実施例では、ハイブリッドIC及
びMCMの製造方法について説明したが、ハイブリッド
ICに限られるものではなく、半導体チップ同士を接続
する場合等にも適応できることは言うまでもない。ま
た、本実施例では、被搭載部材に搭載する電子部品とし
て半導体チップを用いたが他の電子部品でも同様に搭載
できることは言うまでもない。
【0037】さらに、被搭載部材は基板に限ることはな
く、他の半導体チップ等でも良い。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、電子部品と被搭載部材とをバンプにより電気的及び
機械的に接続しているため、接続パッドを電子部品の搭
載面上に形成できるので、電子部品の搭載面積を小さく
でき、電子部品の高密度実装が可能となり、また、電子
部品と被搭載部材との接続はモールド時のモールド材の
圧力により接続パッドがバンプに圧着することにより行
われるため、モールド時に接続パッドがずれることがな
く、電子部品と被搭載部材との接続を確実に行え、接続
の信頼性を向上させることができ、さらに、電子部品の
被搭載部材への接続とモールドとを同時に行えるため、
製造工程を簡略化できる等の特長を有する。
【0039】請求項2によれば、電子部品と被搭載部材
との間に金属粒子が混合されたボンディング樹脂を介在
させ、モールドを行うことにより、バンプと接続パッド
とが確実に接続できる等の特長を有する。請求項3によ
れば、電子部品を接続パッドの多い半導体チップとする
ことにより、高密度化、接続の信頼性を効果的に行える
等の特長を有する。
【0040】請求項4によれば、被搭載部材を複数の電
子部品が搭載されるプリント配線板とすることにより、
電子部品の搭載スペースを小さくできるため、高密度化
を効果的に行える等の特長を有する。請求項5によれ
ば、被搭載部材は他の半導体チップとすることにより、
両方の半導体チップの形状をほぼ同じにできるため、パ
ッケージングしたときの外形状を小型化できる等の特長
を有する。
【0041】請求項6によれば、上記の製造方法により
製造することにより小型で、信頼性の高い電子回路装置
を得ることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の製造工程図である。
【図2】本発明の一実施例の製造工程図である。
【図3】本発明の一実施例の要部の断面図である。
【図4】本発明の一実施例のモールド成形条件を説明す
るための図である。
【図5】従来の一例の要部の構成図である。
【符号の説明】
11 半導体チップ 11a 半導体基板 11b 回路部 11c 接続パッド 12 基板 12a 接続パッド 12b 電子部品 12c プリント配線 12d 外部接続パッド 13 バンプ 14 金属粒子混合ボンディング樹脂 15 リードフレーム 15a リード 16 モールド型 16a 上型 16b 下型 17 型部 18 モールド樹脂 19 パッケージ 20 型番
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中尾 滋 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 九鬼 一徳 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を被搭載部材上の所定の搭載エ
    リアに搭載し、該電子部品と該被搭載部材とを電気的に
    接続し、該電子部品を該被搭載部材とともにモールドし
    てなる電子回路装置の製造方法において、 前記電子部品の接続パッドと前記被搭載部材上に前記電
    子部品の接続パッドに対応して設けられた接続パッドと
    の間にバンプを配置した後、前記電子部品及び前記被搭
    載部材をモールドし、モールド材の圧力により前記半導
    体チップの接続パッドと前記被搭載部材の接続パッドと
    を前記バンプを介して圧着し、前記電子部品と前記被搭
    載部材とを接続することを特徴とする電子回路装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記電子部品と前記被搭載部材との間に
    金属粒子が混合されたボンディング樹脂を介在させて前
    記電子部品及び前記被搭載部材をモールドすることを特
    徴とする請求項1記載の電子回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記電子部品は半導体チップであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の電子回路装置の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記被搭載部材は、プリント配線板であ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載
    の電子回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記被搭載部材は、他の半導体チップで
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記
    載の電子回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか一項記載の電
    子回路装置の製造方法を用いて製造された電子回路装
    置。
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