JPH10395A

JPH10395A - 塗料噴射器

Info

Publication number: JPH10395A
Application number: JP9057803A
Authority: JP
Inventors: Eckhard Osterloff; オースターロフエッカルト
Original assignee: J Wagner GmbH
Current assignee: J Wagner GmbH
Priority date: 1996-03-13
Filing date: 1997-03-12
Publication date: 1998-01-06
Anticipated expiration: 2017-03-12
Also published as: DE19609896C2; IT1294044B1; US5934883A; DE19609896A1; JP3426904B2; ITSV970014A1; FR2748405A1; FR2748405B1

Abstract

(57)【要約】【課題】小型でコンパクトであり、低コストで製造で
き、操作が容易であり、種々の配電網電圧に難なく適合
することができる塗料噴射器を提供する。【解決手段】液圧装置(２)は、下面に、鉛直方向に突出
している板状のフランジ(１１)を有している。フランジ
(１１)の端部は一体または二体から成る支持足(１２ま
たは１２'，１２'')として形成されている。フランジ
(１１)で駆動原動機(４)が保持されている。液圧装置
(２)と駆動原動機(４)は、二体から成るシェル状のケー
シング(２１)内に挿着されている。ケーシング(２１)
は、フランジ(１１)とは逆の側の面に、フランジ(１１)
に設けた支持足(１２または１２'，１２'')の高さで、
一体または二体から成る支持足(２４，２５)を備えてい
る。ケーシング(２１)の両シェル(２２，２３)は、液圧
装置(２)の領域で液圧装置(２)とそれぞれ相対回転不能
に結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、有利にはダイヤフ
ラムポンプとして形成され、液圧媒体により付勢可能
な、被処理媒体用の搬送ポンプと、搬送ポンプと駆動結
合されている駆動原動機とを有し、搬送ポンプが、付設
される弁とともに液圧装置を形成し、駆動原動機が液圧
装置で支持されている塗料噴射器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】長期間にわたって実際に有効性が認めら
れてきたこの種の公知の塗料噴射器では、駆動モータは
偏心板を介してピストンと駆動連結されている。ピスト
ンは、液圧棒を介して搬送ポンプのダイヤフラムに作用
する。この場合駆動部分は、液圧装置に固定され駆動モ
ータをも保持しているケーシング部分に収納されてい
る。

【０００３】この種の塗料噴射器は、搬送ポンプとその
駆動部材を収容しているケーシングが大型に構成されて
いるのが欠点であるばかりでなく、ケーシングの片側に
懸架されている駆動モータを土台によっても支持しなけ
ればならないという欠点を有している。また、駆動モー
タが偏心板を介して搬送ポンプと駆動連結しているた
め、駆動モータの出力回転数を容易に減速できず、それ
故駆動モータとして多極電動機が設けられる。多極電動
機もかなりの設置空間を必要とし、対流式冷却でしか冷
却ができない。そして、液圧装置内の作動温度が過大に
上昇しないようにするために、適宜に大きなオイル体積
を必要とする。この点も付加的な無駄な設置空間を生じ
させる。従って公知の塗料噴射器は重量がかさみ、操作
が容易でない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた種類の塗料噴射器を次のように構成すること、
即ち小型でコンパクトであり、低コストで製造できるよ
うに、他方容易に短時間で組み立てることができるよう
に構成すること、特に噴射器が転倒した場合でも支持さ
れるべき力を均一に配分できるように構成することであ
る。さらに本発明は、操作が容易であり、種々の配電網
電圧に難なく適合することができ、よって多面的に使用
できる塗料噴射器を提供することをも課題としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、液圧装置が、下面に、鉛直方向に突出して
いる板状のフランジを有し、フランジの端部が一体また
は二体から成る支持足として形成され、且つフランジで
駆動原動機が保持されていること、液圧装置と駆動原動
機が、二体から成るシェル状のケーシング内に挿着さ
れ、ケーシングが、フランジとは逆の側の面に、フラン
ジに設けた支持足の高さで、一体または二体から成る支
持足を備えていること、ケーシングの両シェルが、液圧
装置の領域で該液圧装置とそれぞれ相対回転不能に結合
されていることを特徴とするものである。

【０００６】この場合合目的な構成は、フランジが、液
圧装置の端面から突出している搬送ポンプの駆動軸に対
して軸線が平行になるように、有利には駆動軸が貫通す
る液圧装置の外壁とほぼ同一平面上に位置するように、
液圧装置に一体成形され、駆動原動機が、駆動軸に対し
て軸線が平行になるように、且つ例えばフランジに形成
される長穴により鉛直方向に位置調整可能であるよう
に、フランジで保持されていることである。この場合、
駆動原動機の出力軸は、歯付きベルト伝動装置またはＶ
ベルト伝動装置を介して、またはチェーンを介して、搬
送ポンプの駆動軸に駆動結合されている必要がある。

【０００７】さらに、ケーシングは、その中央におい
て、且つ駆動原動機の長手方向において、鉛直方向に二
つの半シェルに分割されている。駆動原動機と液圧装置
とを十分に冷却できるように、ケーシングの両半シェル
は、駆動原動機の出力軸とは逆の側の壁に、駆動原動機
の高さで、有利には水平方向に延びるスリット状の取り
入れ口を備え、及び(または)フランジの領域に、有利に
は鉛直方向に延びるスリット状の取り入れ口または排出
口を備え、且つ液圧装置上方の領域に、有利には中央に
円形状に形成される１個または複数個の排出口を備え、
ケーシングの両半シェルは、駆動原動機及び(または)液
圧装置の輪郭に適合しており、駆動原動機と液圧装置を
側方からわずかな間隔で取り囲んでいる。

【０００８】ケーシングの両半シェルを液圧装置と相対
回転不能に結合させるため、液圧装置は、搬送ポンプの
駆動軸に対して軸線が平行になるように半シェル側の外
面に少なくとも一つの支持部を備え、支持部に、半シェ
ルに一体成形される対向支持部を挿着可能であり、且つ
半シェルに係合するねじをねじ込み可能である。また、
支持部は、液圧装置の、搬送ポンプの駆動軸とは逆の側
の端部領域に、配置されている。

【０００９】支持部及び対向支持部の外被面または内被
面が共に筒状に形成されている場合には、ケーシングの
半シェルが、液圧装置の支持部に対して間隔を持って配
置され液圧装置に挿入可能な少なくとも一つの保持ねじ
によって固定されているのが好ましい。液圧装置の支持
部と半シェルの対向支持部とは、それぞれ多角形の外被
面を有し、または付設される板と凹部とによって形成さ
れている。

【００１０】ケーシングの両半シェルとフランジに設け
られている支持足は、両半シェルとフランジの中央また
は端部領域に挿入可能な弾性的な円板または角材等の支
持部材によって形成されている。また、ケーシングの両
半シェルが、搬送ポンプの駆動軸とは逆の側に、湾曲状
に形成され有利にはケーシングの後壁の方向に傾斜して
延びているグリップ部材を備えていてよい。グリップ部
材の鉛直方向下方に、コントロールボックスがケーシン
グの半シェルに挿入されている。

【００１１】塗料噴射器を本発明にしたがって構成する
と、予め組み立てられた液圧装置を駆動原動機と共に両
半シェルの一方に挿入し、第２の半シェルを液圧装置の
上に載置するようにして、塗料噴射器を簡単に且つ短時
間で組み立てることができるばかりでなく、この種の塗
料噴射器を容易に操作でき、多面的に使用することがで
きる。特に、液圧装置の片側は重力の支持に用いられ、
例えば転倒によって生じる大きな衝撃荷重もケーシング
の半シェルによって吸収させることができる。このよう
な場合ケーシングはダンパーとして作用し、その結果不
適切な操作によって生じる損傷(建設現場では避け難い)
も十分に回避される。

【００１２】さらに、本発明にしたがって構成された塗
料噴射器は小型で、ほとんど全部の部品、特にベルト伝
動装置のような部品もケーシングに収容され、ケーシン
グによって保護されるという利点がある。従って駆動原
動機の冷却空気流は、ケーシングによって強制的に案内
されるので、液圧装置の冷却にも利用でき、それゆえ液
圧装置のオイル体積を従来の構成の場合に比べて著しく
少なくさせることができる。駆動原動機としては高回転
数で軽量な２極電動機を使用できる。２極電動機は、そ
の出力回転数をベルト伝動装置を用いて搬送ポンプに必
要な駆動回転数に減速できるので、設備コストが少なく
て済む。また、ベルト伝動装置の伝動率を簡単に変える
ことができ、従って駆動原動機の出力軸の出力回転数が
変化しても搬送ポンプの駆動軸の回転数を一定に保つこ
とができるので、付加的な構造を要することなく、種々
の配電網周波数に適合させることができる。このように
簡潔な構成で、よって経済的に製造でき、コンパクトな
構成ユニットを形成する塗料噴射器の有利な多面的な適
用性が提供されている。

【００１３】

【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を添付の図
面を用いて説明する。図１、図２及び図３に図示し、符
号１を付した塗料噴射器は、塗料または同様の媒体を備
蓄容器から手作業器(例えば噴射ピストル)へ搬送するた
めに用いられ、大体において、塗料段３を上部に取り付
けた液圧装置２と、液圧装置２に組み込まれた搬送ポン
プを駆動するための駆動モータ４から構成されている。
搬送ポンプの、液圧装置２の端面側において液圧装置２
から側方へ突出している駆動軸６は、ベルト伝動装置７
を介して駆動モータ４の出力軸５と駆動連結されてい
る。ベルト伝動装置７は、出力軸５に相対回転不能に取
り付けられているベルトプーリー８と、駆動軸６に固定
されているベルトプーリー９と、これらベルトプーリー
を連結させているＶベルト１０とによって形成されてい
る。

【００１４】駆動モータ４は、図示した実施形態の場
合、圧力媒体によって付勢される搬送ポンプの駆動軸６
に対して軸線が平行になるように、搬送ポンプに付設さ
れる弁をも収容している液圧装置２の下方に配置されて
おり、液圧装置２に取り付けられたフランジ１１に位置
調整可能に保持されている。板状のフランジ１１は液圧
装置１１から鉛直方向に突出しており、複数の長穴１３
を備えている。長穴１３には、駆動モータ４に挿着され
るねじ１４が係合する。従って駆動モータ４を高さ調整
することができ、その結果ベルト伝動装置７の伝動率を
個々の構成要素の交換によって変化させることができる
ばかりでなく、ベルト伝動装置７の伝動率の変更によっ
て種々の配電網周波数への適合も容易に行うことができ
る。そして、駆動モータ４の出力軸５の回転数がベルト
伝動装置７によって減速されることにより、構成が簡潔
で低コストの２極のモータを塗料噴射器１の搬送ポンプ
の駆動に使用することができる。

【００１５】液圧装置２と駆動モータ４とは、２シェル
型のケーシング２１に組み込まれている。ケーシング２
１は、特に図２からわかるように、中央において鉛直方
向に分割されており、その二つの半シェル２２と２３
は、液圧装置２及び駆動モータ４の輪郭に適合してい
る。両半シェル２２と２３はそれぞれ液圧装置２に相対
回転不能に結合され、従って塗料噴射器１の重力の一部
分は半シェル２２と２３によって吸収され、支持され
る。このため半シェル２２と２３は支持足２４と２５を
備えている。塗料噴射器１の重力の他の部分は、フラン
ジ１１を介して土台へ伝えられる。このためフランジ１
１は、図２によれば、中央に取り付けられる支持足１２
を有しており、その結果３点支持が与えられている。一
方図４に示すように、フランジ１１の外側領域に二つの
支持足１２'と１２''を設けてもよい。半シェル２２，
２３と液圧装置２との相対回転不能な連結は、図１と図
２の実施形態の場合支持部３１によって実現される。即
ち、液圧装置２の両外面にそれぞれ一つの凹部３２が形
成されるとともに、半シェル２２と２３に適合する継ぎ
足し部３３が一体成形されるようにして前記相対回転不
能な連結が実現される。液圧装置２に形成されたねじ穴
３５に挿入される締め付けねじ３６(継ぎ足し部３３に
設けた穴３４に係合する)により、両半シェル２２と２
３はそれぞれ別個に液圧装置２と連結されている。両半
シェル２２と２３はねじ３８によって固定されている。
ねじ３８は、支持部３１に対して間隔を持って配置され
ているねじ穴３７に係合し、図２の左半分に一点鎖線で
示されている。

【００１６】図３の実施形態では、半シェル２２と２３
を液圧装置２に相対回転不能に連結させるため支持部３
１'が設けられている。支持部３１'は、液圧装置２に形
成された多角形の、例えば正方形の凹部３９と、半シェ
ル２２と２３に適合するように一体成形された継ぎ足し
部から構成されている。液圧装置２に形成されたねじ穴
３５'に挿入可能な締め付けねじを用いて、半シェル２
２と２３はそれぞれ液圧装置２に固定される。

【００１７】駆動モータ４と液圧装置２とを冷却するた
め、両半シェル２２と２３には、ベルト伝動装置７とは
逆の側の端壁に、駆動モータ４の高さで水平方向に向け
られるスリット状の取り入れ口２６が形成されている。
さらに半シェル２２と２３のそれぞれには、フランジ１
１の前方の領域にして下面に、鉛直方向に延びる取り入
れ口２７が設けられている。またケーシング２１は、上
部端面に、塗料段３の接続部に対して同心に設けられた
排出口２８を有している。従って、駆動モータ４から搬
送される冷却空気流は駆動モータ４の傍を通過するばか
りでなく、液圧装置２の傍をも通過し、その結果液圧装
置２も一緒に冷却され、そのオイル体積量を少量にとど
めることができる。

【００１８】半シェル２２と２３は、搬送ポンプの駆動
軸６とは逆の側の面に、湾曲状に形成され傾斜して延び
るグリップ部材２９を備えている。グリップ部材２９の
下方にはコントロールボックス(またはスイッチボック
ス)３０が形成され、コントロールボックス３０にはリ
ード線３０''が挿入されている。半シェル２３に挿着さ
れたスイッチ３０'を用いて駆動モータ４を作動させる
ことができる。さらに半シェル２３には複数のねじ穴４
０が形成されており、これらのねじ穴４０には、両半シ
ェル２２と２３を互いに結合させるため、半シェル２２
を貫通するねじをねじ込み可能である。

【００１９】塗料噴射器１を組み立てるため、予め組み
立てられた液圧装置２を、そのフランジ１１に固定され
た駆動モータ４とともに半シェル２３の中へ挿入し、半
シェル２３をねじ３６と３８を用いて液圧装置２に固定
する。次に半シェル２２を液圧装置２の上に載置し、同
じようにして液圧装置２と結合させる。従って、液圧装
置２と塗料段３と駆動モータ４の重力はフランジ１１を
介して土台で支持されるばかりでなく、液圧装置２が半
シェル２２，２３と相対回転不能に結合されているた
め、重力の一部は半シェル２２，２３に伝えられる。そ
の結果重力が均一に分散され、例えば塗料噴射器１の転
倒によって生じるような衝撃荷重が生じても、衝撃に強
いプラスチックから成っているケーシング２１の半シェ
ル２２と２３により吸収され、損傷を生じない。

【図面の簡単な説明】

【図１】液圧装置と液圧装置に付設される駆動モータか
ら成る塗料噴射器を正面から見た、一部を断面にて示す
縦断面図である。

【図２】図１の塗料噴射器の部分断面側面図である。

【図３】液圧装置と半シェルとの相対回転不能な結合部
の変形例を備えた塗料噴射器の図１に対応する図であ
る。

【図４】図１の塗料噴射器の変形例の平面図である。

【符号の説明】

１塗料噴射器２液圧装置４駆動モータ
５出力軸６駆動軸１１フランジ１２，１２'，１
２'' 支持足１３長穴２１ケーシング２２，２３半シ
ェル２４，２５支持足

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】有利にはダイヤフラムポンプとして形成さ
れ、液圧媒体により付勢可能な、被処理媒体用の搬送ポ
ンプと、搬送ポンプと駆動結合されている駆動原動機
(４)とを有し、搬送ポンプが、付設される弁とともに液
圧装置(２)を形成し、駆動原動機(４)が液圧装置(２)で
支持されている塗料噴射器において、液圧装置(２)が、下面に、鉛直方向に突出している板状
のフランジ(１１)を有し、フランジ(１１)の端部が一体
または二体から成る支持足(１２または１２'，１２'')
として形成され、且つフランジ(１１)で駆動原動機(４)
が保持されていること、液圧装置(２)と駆動原動機(４)が、二体から成るシェル
状のケーシング(２１)内に挿着され、ケーシング(２１)
が、フランジ(１１)とは逆の側の面に、フランジ(１１)
に設けた支持足(１２または１２'，１２'')の高さで、
一体または二体から成る支持足(２４，２５)を備えてい
ること、ケーシング(２１)の両シェル(２２，２３)が、液圧装置
(２)の領域で液圧装置(２)とそれぞれ相対回転不能に結
合されていることを特徴とする塗料噴射器。
【請求項２】フランジ(１１)が、液圧装置(２)の端面か
ら突出している搬送ポンプの駆動軸(６)に対して軸線が
平行になるように、有利には駆動軸(６)が貫通する液圧
装置(２)の外壁とほぼ同一平面上に位置するように、液
圧装置(２)に一体成形されていること、駆動原動機(４)
が、駆動軸(６)に対して軸線が平行になるように、且つ
例えばフランジ(１１)に形成される長穴(１３)により鉛
直方向に位置調整可能であるように、フランジ(１１)で
保持されていることを特徴とする、請求項１に記載の塗
料噴射器。
【請求項３】駆動原動機(４)の出力軸(５)が、歯付きベ
ルト伝動装置またはＶベルト伝動装置(７)を介して、ま
たはチェーンを介して、搬送ポンプの駆動軸(６)に駆動
結合されていることを特徴とする、請求項２に記載の塗
料噴射器。
【請求項４】ケーシング(２１)が、その中央において、
且つ駆動原動機(４)の長手方向において、鉛直方向に二
つの半シェル(２２，２３)に分割されていることを特徴
とする、請求項１から３までのいずれか一つに記載の塗
料噴射器。
【請求項５】ケーシング(２１)の両半シェル(２２，２
３)が、駆動原動機(４)の出力軸(５)とは逆の側の壁
に、駆動原動機(４)の高さで、有利には水平方向に延び
るスリット状の取り入れ口(２６)を備え、及び(または)
フランジ(１１)の領域に、有利には鉛直方向に延びるス
リット状の取り入れ口または排出口(２７)を備え、且つ
液圧装置(２)上方の領域に、有利には中央に円形状に形
成される１個または複数個の排出口(２８)を備えている
ことを特徴とする、請求項４に記載の塗料噴射器。
【請求項６】ケーシング(２１)の両半シェル(２２，２
３)が、駆動原動機(４)及び(または)液圧装置(２)の輪
郭に適合しており、駆動原動機(４)と液圧装置(２)を側
方からわずかな間隔で取り囲んでいることを特徴とす
る、請求項４または５に記載の塗料噴射器。
【請求項７】ケーシング(２１)の両半シェル(２２，２
３)を液圧装置(２)と相対回転不能に結合させるため、
液圧装置(２)が、搬送ポンプの駆動軸(６)に対して軸線
が平行になるように半シェル(２２，２３)側の外面に少
なくとも一つの支持部(３１，３１')を備え、支持部(３
１，３１')に、半シェル(２２，２３)に一体成形される
対向支持部(３３)を挿着可能であり、且つ半シェル(２
２，２３)に係合するねじ(３６)をねじ込み可能である
ことを特徴とする、請求項１から６までのいずれか一つ
に記載の塗料噴射器。
【請求項８】支持部(３１，３１')が、液圧装置(２)
の、搬送ポンプの駆動軸(６)とは逆の側の端部領域に、
配置されていることを特徴とする、請求項７に記載の塗
料噴射器。
【請求項９】支持部(３１)及び対向支持部(３３)の外被
面または内被面が共に筒状に形成され、ケーシング(２
１)の半シェル(２２，２３)が、液圧装置(２)の支持部
(３１)に対して間隔を持って配置され液圧装置(２)に挿
入可能な少なくとも一つの保持ねじ(３８)によって固定
されていることを特徴とする、請求項７または８に記載
の塗料噴射器。
【請求項１０】液圧装置(２)の支持部(３１')と半シェ
ル(２２，２３)の対向支持部とが、それぞれ多角形の外
被面を有し、または付設される板と凹部とによって形成
されていることを特徴とする、請求項８または９に記載
の塗料噴射器。
【請求項１１】ケーシング(２１)の両半シェル(２２，
２３)とフランジ(１１)に設けられている支持足(１２，
２４，２５)が、両半シェル(２２，２３)とフランジ(１
１)の中央または端部領域に挿入可能な弾性的な円板ま
たは角材等の支持部材によって形成されていることを特
徴とする、請求項１から１０までのいずれか一つに記載
の塗料噴射器。
【請求項１２】ケーシング(２１)の両半シェル(２２，
２３)が、搬送ポンプの駆動軸(６)とは逆の側に、湾曲
状に形成され有利にはケーシング(２１)の後壁の方向に
傾斜して延びているグリップ部材(２９)を備えているこ
とを特徴とする、請求項１から１１までのいずれか一つ
に記載の塗料噴射器。
【請求項１３】グリップ部材(２)の鉛直方向下方に、コ
ントロールボックス(３０)がケーシング(２１)の半シェ
ル(２２，２３)に挿入されていることを特徴とする、請
求項１２に記載の塗料噴射器。