JPH1039420A - 透過型スクリーン - Google Patents
透過型スクリーンInfo
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- JPH1039420A JPH1039420A JP8190252A JP19025296A JPH1039420A JP H1039420 A JPH1039420 A JP H1039420A JP 8190252 A JP8190252 A JP 8190252A JP 19025296 A JP19025296 A JP 19025296A JP H1039420 A JPH1039420 A JP H1039420A
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- JP
- Japan
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- lens sheet
- sheet
- screen
- sheets
- refractive index
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクリーンに薄膜を形成して反射を防止する
方法は、特殊な設備が必要でコスト的に高いものとな
り、スクリーンサイズも設備面から制約されるという問
題があった。また、高性能化に対する要求とともにレン
ズ形状のファインピッチ化によるシートの薄型化と多数
枚化が進み、その取扱いが難しくなってきていた。 【解決手段】 レンチキュラーレンズシート２とフレネ
ルレンズシート３からなる２枚構成の透過型スクリーン
１のシート間を、該シート２及び３より低い屈折率のシ
リコンゲル４で充填したことで、シート表面での反射を
低減できるとともにシート間を面接合でき、実質一枚の
スクリーンとして扱える。また、特殊な設備を必要とせ
ず、フレキシブルにスクリーンサイズに対応可能であ
る。
方法は、特殊な設備が必要でコスト的に高いものとな
り、スクリーンサイズも設備面から制約されるという問
題があった。また、高性能化に対する要求とともにレン
ズ形状のファインピッチ化によるシートの薄型化と多数
枚化が進み、その取扱いが難しくなってきていた。 【解決手段】 レンチキュラーレンズシート２とフレネ
ルレンズシート３からなる２枚構成の透過型スクリーン
１のシート間を、該シート２及び３より低い屈折率のシ
リコンゲル４で充填したことで、シート表面での反射を
低減できるとともにシート間を面接合でき、実質一枚の
スクリーンとして扱える。また、特殊な設備を必要とせ
ず、フレキシブルにスクリーンサイズに対応可能であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、投射型プロジェク
ターに使用される透過型スクリーン（国際特許分類 Ｇ
０３Ｂ ２１／６２）に関するものである。
ターに使用される透過型スクリーン（国際特許分類 Ｇ
０３Ｂ ２１／６２）に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】投射型プロジェクターでは、赤（Ｒ）、
緑（Ｇ）、青（Ｂ）の各ＣＲＴからの画像は、投射レン
ズにより拡大投写されて透過型スクリーン上に合成され
る。
緑（Ｇ）、青（Ｂ）の各ＣＲＴからの画像は、投射レン
ズにより拡大投写されて透過型スクリーン上に合成され
る。
【０００３】一般に、透過型スクリーンはレンチキュラ
ーレンズシートとフレネルレンズシートとを組み合わせ
た２枚構成で、Ｒ、Ｇ、Ｂ各ＣＲＴからの投射光はフレ
ネルレンズで集光されてレンチキュラーレンズシートに
入射し、レンチキュラーレンズで水平方向に拡散されて
観察者に到達する。
ーレンズシートとフレネルレンズシートとを組み合わせ
た２枚構成で、Ｒ、Ｇ、Ｂ各ＣＲＴからの投射光はフレ
ネルレンズで集光されてレンチキュラーレンズシートに
入射し、レンチキュラーレンズで水平方向に拡散されて
観察者に到達する。
【０００４】しかし、Ｒ、Ｇ、Ｂ各ＣＲＴからの投射光
の一部は各スクリーン表面で反射されて、明るさ、コン
トラストを低下させる。
の一部は各スクリーン表面で反射されて、明るさ、コン
トラストを低下させる。
【０００５】このため、例えば特開平３−２２０５４２
号公報に示すように、レンチキュラーレンズ面とフレネ
ルレンズ面の少なくとも一方にフッ素樹脂化合物よりな
る薄膜を形成し、光干渉理論（λ／４ｎ）に基づいてス
クリーン表面での反射を防止していた。
号公報に示すように、レンチキュラーレンズ面とフレネ
ルレンズ面の少なくとも一方にフッ素樹脂化合物よりな
る薄膜を形成し、光干渉理論（λ／４ｎ）に基づいてス
クリーン表面での反射を防止していた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】薄膜の形成法には、真
空蒸着、スパッタリング、ディッピング等があるが、特
殊な設備が必要でコスト的に高いものとなり、またスク
リーンサイズも設備面から制約されるという問題があっ
た。
空蒸着、スパッタリング、ディッピング等があるが、特
殊な設備が必要でコスト的に高いものとなり、またスク
リーンサイズも設備面から制約されるという問題があっ
た。
【０００７】また、セットの高性能化に対する要求とと
もに、スクリーンレンズ形状のファインピッチ化による
シートの薄型化と多数枚化が進み、その取扱いが難しく
なってきていた。
もに、スクリーンレンズ形状のファインピッチ化による
シートの薄型化と多数枚化が進み、その取扱いが難しく
なってきていた。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の透過型スクリーンは、複数のシートを組み
合わせて構成する透過型スクリーンの各シート間を、該
シートを構成する材料より低い屈折率の透明な物質で充
填したことを特徴とするものである。
に、本発明の透過型スクリーンは、複数のシートを組み
合わせて構成する透過型スクリーンの各シート間を、該
シートを構成する材料より低い屈折率の透明な物質で充
填したことを特徴とするものである。
【０００９】本発明によれば、透過型スクリーンの各シ
ート間を、該シートを構成する材料より低い屈折率の透
明な物質で充填することでシート表面での反射を低減で
き、更に、上記透明な物質をゲルとすることで各シート
間を面接合できて、複数枚で構成された透過型スクリー
ンを実質一枚のスクリーンとして扱える、取扱いが容易
な透過型スクリーンを提供できる。
ート間を、該シートを構成する材料より低い屈折率の透
明な物質で充填することでシート表面での反射を低減で
き、更に、上記透明な物質をゲルとすることで各シート
間を面接合できて、複数枚で構成された透過型スクリー
ンを実質一枚のスクリーンとして扱える、取扱いが容易
な透過型スクリーンを提供できる。
【００１０】また、特殊な設備を必要とせず、フレキシ
ブルにスクリーンサイズに対応可能である。
ブルにスクリーンサイズに対応可能である。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の透過型
スクリーンは、複数のシートを組み合わせて構成する透
過型スクリーンの各シート間を、該シートを構成する材
料より低い屈折率の透明な物質で充填したことを特徴と
するものであり、各シート間を該シートを構成する材料
より低い屈折率の物質で充填することで、シート表面で
の反射を低減できるという作用を有するものである。
スクリーンは、複数のシートを組み合わせて構成する透
過型スクリーンの各シート間を、該シートを構成する材
料より低い屈折率の透明な物質で充填したことを特徴と
するものであり、各シート間を該シートを構成する材料
より低い屈折率の物質で充填することで、シート表面で
の反射を低減できるという作用を有するものである。
【００１２】次に、本発明の請求項２に記載の透過型ス
クリーンは、レンチキュラーレンズシートとフレネルレ
ンズシートとからなる２枚構成の透過型スクリーンのシ
ート間を、該シートを構成する材料より低い屈折率の透
明なゲルで充填したことを特徴とするものであり、シー
ト間を該シートを構成する材料より低い屈折率のゲルで
充填することでシート表面での反射を低減できるととも
に、レンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシー
トとをゲルで面接合することで実質一枚のスクリーンと
して扱え、取扱いが容易であるという作用を有するもの
である。
クリーンは、レンチキュラーレンズシートとフレネルレ
ンズシートとからなる２枚構成の透過型スクリーンのシ
ート間を、該シートを構成する材料より低い屈折率の透
明なゲルで充填したことを特徴とするものであり、シー
ト間を該シートを構成する材料より低い屈折率のゲルで
充填することでシート表面での反射を低減できるととも
に、レンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシー
トとをゲルで面接合することで実質一枚のスクリーンと
して扱え、取扱いが容易であるという作用を有するもの
である。
【００１３】次に、本発明の請求項３に記載の透過型ス
クリーンは、平板シートとレンチキュラーレンズシート
とフレネルレンズシートとからなる３枚構成の透過型ス
クリーンであることを特徴とするものであり、各シート
間を該シートを構成する材料より低い屈折率のゲルで充
填することでシート表面での反射を低減できるととも
に、平板シートとレンチキュラーレンズシートとフレネ
ルレンズシートとを各々ゲルで面接合することで実質一
枚のスクリーンとして扱え、取扱いが容易であるという
作用を有するものである。
クリーンは、平板シートとレンチキュラーレンズシート
とフレネルレンズシートとからなる３枚構成の透過型ス
クリーンであることを特徴とするものであり、各シート
間を該シートを構成する材料より低い屈折率のゲルで充
填することでシート表面での反射を低減できるととも
に、平板シートとレンチキュラーレンズシートとフレネ
ルレンズシートとを各々ゲルで面接合することで実質一
枚のスクリーンとして扱え、取扱いが容易であるという
作用を有するものである。
【００１４】次に、本発明の請求項４に記載の透過型ス
クリーンは、平板シートとレンチキュラーレンズシート
とフレネルレンズシートの同種または異種の２枚以上の
組み合わせからなる複数枚構成の透過型スクリーンであ
ることを特徴とするものであり、各シート間を該シート
を構成する材料より低い屈折率のゲルで充填することで
シート表面での反射を低減できるとともに、各シート間
をゲルで面接合することで実質一枚のスクリーンとして
扱え、取扱いが容易であるという作用を有するものであ
る。
クリーンは、平板シートとレンチキュラーレンズシート
とフレネルレンズシートの同種または異種の２枚以上の
組み合わせからなる複数枚構成の透過型スクリーンであ
ることを特徴とするものであり、各シート間を該シート
を構成する材料より低い屈折率のゲルで充填することで
シート表面での反射を低減できるとともに、各シート間
をゲルで面接合することで実質一枚のスクリーンとして
扱え、取扱いが容易であるという作用を有するものであ
る。
【００１５】次に、本発明の請求項５に記載の透過型ス
クリーンは、複数枚構成の透過型スクリーンのシート間
を充填する透明なゲルがシリコンゲルであることを特徴
とするものであり、各シート間を該シートを構成する材
料より低い屈折率のシリコンゲルで充填することでシー
ト表面での反射を低減できるとともに、各シート間をシ
リコンゲルで面接合することで実質一枚のスクリーンと
して扱え、取扱いが容易であるという作用を有するもの
である。
クリーンは、複数枚構成の透過型スクリーンのシート間
を充填する透明なゲルがシリコンゲルであることを特徴
とするものであり、各シート間を該シートを構成する材
料より低い屈折率のシリコンゲルで充填することでシー
ト表面での反射を低減できるとともに、各シート間をシ
リコンゲルで面接合することで実質一枚のスクリーンと
して扱え、取扱いが容易であるという作用を有するもの
である。
【００１６】次に、本発明の請求項６に記載の透過型ス
クリーンは、複数枚構成の透過型スクリーンのシート間
を充填する上記透明なシリコンゲルが、主剤と架橋剤と
よりなる二液タイプであるとを特徴とするものであり、
充填時は液状でレンズ形状にかかわらず充填が容易で、
常温で放置することで主剤と架橋剤とが架橋反応してゲ
ル化するという、取扱いが容易であるという作用を有す
るものである。
クリーンは、複数枚構成の透過型スクリーンのシート間
を充填する上記透明なシリコンゲルが、主剤と架橋剤と
よりなる二液タイプであるとを特徴とするものであり、
充填時は液状でレンズ形状にかかわらず充填が容易で、
常温で放置することで主剤と架橋剤とが架橋反応してゲ
ル化するという、取扱いが容易であるという作用を有す
るものである。
【００１７】（実施の形態１）以下、本発明の請求項
１、請求項２、請求項５及び請求項６に記載された発明
の実施の形態について、図１、図２を用いて説明する。
１、請求項２、請求項５及び請求項６に記載された発明
の実施の形態について、図１、図２を用いて説明する。
【００１８】図１において、１は透過型スクリーンであ
り、水平方向に光を拡散するレンチキュラーレンズシー
ト２及び投射光をレンチキュラーレンズシート２に集光
するフレネルレンズシート３で構成される。４は主剤４
ａと架橋剤４ｂとからなる二液タイプのシリコンゲル
で、レンチキュラーレンズシート２とフレネルレンズシ
ート３の間に密に充填されている。５はシールテープ
で、レンチキュラーレンズシート２とフレネルレンズシ
ート３の外周を、シリコンゲル４の注入口６を残して封
止している。
り、水平方向に光を拡散するレンチキュラーレンズシー
ト２及び投射光をレンチキュラーレンズシート２に集光
するフレネルレンズシート３で構成される。４は主剤４
ａと架橋剤４ｂとからなる二液タイプのシリコンゲル
で、レンチキュラーレンズシート２とフレネルレンズシ
ート３の間に密に充填されている。５はシールテープ
で、レンチキュラーレンズシート２とフレネルレンズシ
ート３の外周を、シリコンゲル４の注入口６を残して封
止している。
【００１９】先ず、レンチキュラーレンズシート２とフ
レネルレンズシート３を重ね合わせ、注入口６を残して
シールテープ５で外周を封止する。
レネルレンズシート３を重ね合わせ、注入口６を残して
シールテープ５で外周を封止する。
【００２０】次に、予め計量された液状の主剤４ａと架
橋剤４ｂとを混合し、混合液を注入口６からレンチキュ
ラーレンズシート２とフレネルレンズシート３の間の空
間に注入する。このままの状態で常温で放置すること
で、主剤４ａと架橋剤４ｂとが架橋反応してゲル化し、
レンチキュラーレンズシート２とフレネルレンズシート
３とがシリコンゲル４で面接合される。
橋剤４ｂとを混合し、混合液を注入口６からレンチキュ
ラーレンズシート２とフレネルレンズシート３の間の空
間に注入する。このままの状態で常温で放置すること
で、主剤４ａと架橋剤４ｂとが架橋反応してゲル化し、
レンチキュラーレンズシート２とフレネルレンズシート
３とがシリコンゲル４で面接合される。
【００２１】かかる構成によれば、充填時は液状で充填
が容易で、且つ粘性があるためシールも簡単に行え、レ
ンズ形状にかかわらずシート間を密に充填できる。そし
て、シート間を面接合することで実質一枚のスクリーン
として扱え、取扱いが容易である。
が容易で、且つ粘性があるためシールも簡単に行え、レ
ンズ形状にかかわらずシート間を密に充填できる。そし
て、シート間を面接合することで実質一枚のスクリーン
として扱え、取扱いが容易である。
【００２２】図２は、スクリーン表面での光の反射を模
式的に表したもので、一般に、異なる物質表面に光が入
射する場合、その反射率Ｒは次式で表される。
式的に表したもので、一般に、異なる物質表面に光が入
射する場合、その反射率Ｒは次式で表される。
【００２３】 反射率Ｒ＝｛（ｎ1 −ｎ2 ）／（ｎ1 ＋ｎ2 ）｝2 ここで、ｎ1 は物質１の屈折率、ｎ2 は物質２の屈折率
である。
である。
【００２４】物質１をレンズシート、物質２を周囲媒質
とした時、レンズシート材質をアクリル樹脂（屈折率
１．４９）、周囲媒質を通常の空気（屈折率１．０）及
び本実施例のシリコンゲル（屈折率１．４０）とした場
合の反射率Ｒは、各々、 空気の場合 ：反射率Ｒ＝３．９％ シリコンゲルの場合：反射率Ｒ＝０．１％ となり、シート表面での反射は３．８％低減される。
とした時、レンズシート材質をアクリル樹脂（屈折率
１．４９）、周囲媒質を通常の空気（屈折率１．０）及
び本実施例のシリコンゲル（屈折率１．４０）とした場
合の反射率Ｒは、各々、 空気の場合 ：反射率Ｒ＝３．９％ シリコンゲルの場合：反射率Ｒ＝０．１％ となり、シート表面での反射は３．８％低減される。
【００２５】更に、光が物質１を透過し、物質２に入射
する場合は上記反射が再度起こり、効果は約２倍とな
る。
する場合は上記反射が再度起こり、効果は約２倍とな
る。
【００２６】即ち、本発明の構成とすることにより、ス
クリーン表面での反射が低減されて光の透過率が高くな
り、スクリーンの明るさ、コントラストが向上する。
クリーン表面での反射が低減されて光の透過率が高くな
り、スクリーンの明るさ、コントラストが向上する。
【００２７】（実施の形態２）次に、本発明の請求項３
及び請求項４に記載された発明の実施の形態について、
図３を用いて説明する。尚、前述した実施の形態と同じ
構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
及び請求項４に記載された発明の実施の形態について、
図３を用いて説明する。尚、前述した実施の形態と同じ
構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
【００２８】図３において、透過型スクリーン１は３枚
構成で、平板シート７はレンチキュラーレンズシート２
の前面（観察者側）に配置され、例えば拡散剤を配した
拡散シートである。
構成で、平板シート７はレンチキュラーレンズシート２
の前面（観察者側）に配置され、例えば拡散剤を配した
拡散シートである。
【００２９】平板シート７とレンチキュラーレンズシー
ト２、及びレンチキュラーレンズシート２とフレネルレ
ンズシート３の各々のシート間をシリコンゲル４で充填
することで、実質一枚のスクリーンとして取り扱えると
ともに、表面での反射を低減できる。
ト２、及びレンチキュラーレンズシート２とフレネルレ
ンズシート３の各々のシート間をシリコンゲル４で充填
することで、実質一枚のスクリーンとして取り扱えると
ともに、表面での反射を低減できる。
【００３０】透過型スクリーンが３枚、或いは４枚とい
った複数枚構成の場合には、表面での反射率低減効果は
更に約２倍、３倍となる。
った複数枚構成の場合には、表面での反射率低減効果は
更に約２倍、３倍となる。
【００３１】尚、本実施例では定形のレンズを使用した
スクリーンについて述べたが、本発明の構成は不定形の
レンズの場合にも有効なのは云うまでもない。
スクリーンについて述べたが、本発明の構成は不定形の
レンズの場合にも有効なのは云うまでもない。
【００３２】
【発明の効果】以上のように、本発明の透過型スクリー
ンによれば、透過型スクリーンの各シート間を、該シー
トを構成する材料より低い屈折率の透明な物質で充填す
ることでシート表面での反射を低減でき、更に、上記透
明な物質をゲルとすることで各シート間を面接合でき
て、複数枚で構成された透過型スクリーンを実質一枚の
スクリーンとして扱える、取扱いが容易な透過型スクリ
ーンを提供することが可能となる。
ンによれば、透過型スクリーンの各シート間を、該シー
トを構成する材料より低い屈折率の透明な物質で充填す
ることでシート表面での反射を低減でき、更に、上記透
明な物質をゲルとすることで各シート間を面接合でき
て、複数枚で構成された透過型スクリーンを実質一枚の
スクリーンとして扱える、取扱いが容易な透過型スクリ
ーンを提供することが可能となる。
【００３３】また、特殊な設備を必要とせず、フレキシ
ブルにスクリーンサイズに対応可能である。
ブルにスクリーンサイズに対応可能である。
【図１】本発明の実施の形態１における透過型スクリー
ンの断面図
ンの断面図
【図２】本発明の実施の形態１における透過型スクリー
ンの効果を示す模式図
ンの効果を示す模式図
【図３】本発明の実施の形態２における透過型スクリー
ンの断面図
ンの断面図
１ 透過型スクリーン ２ レンチキュラーレンズシート ３ フレネルレンズシート ４ シリコンゲル ５ シールテープ ６ 注入口 ７ 平板シート
Claims (6)
- 【請求項１】 複数のシートを組み合わせて構成する透
過型スクリーンにおいて、各シート間を該シートを構成
する物質より低い屈折率の透明な物質で充填したことを
特徴とする透過型スクリーン。 - 【請求項２】 レンチキュラーレンズシートとフレネル
レンズシートとからなる２枚構成の透過型スクリーンに
おいて、前記レンチキュラーレンズシートと前記フレネ
ルレンズシート間を、前記レンチキュラーレンズシート
と前記フレネルレンズシートシートを構成する物質より
低い屈折率を備えた透明なゲルで充填したことを特徴と
する透過型スクリーン。 - 【請求項３】 平板シートとレンチキュラーレンズシー
トとフレネルレンズシートとからなる３枚構成の透過型
スクリーンであって、前記レンチキュラーレンズシート
と前記フレネルレンズシート間、および前記フレネルレ
ンズシートと前記平板シート間を、前記レンチキュラー
レンズシート、前記フレネルレンズシートシートおよび
前記平板シートを構成する物質より低い屈折率を備えた
透明なゲルで充填したことを特徴とする透過型スクリー
ン。 - 【請求項４】 平板シートとレンチキュラーレンズシー
トとフレネルレンズシートの同種または異種の２枚以上
の組み合わせからなる複数枚構成の透過型スクリーンで
あって、各シート間には前記シートを構成する物質より
低い屈折率を備えた透明なゲルで充填したことを特徴と
する透過型スクリーン。 - 【請求項５】 ゲルはシリコンゲルであることを特徴と
する請求項２乃至請求項４記載の透過型スクリーン。 - 【請求項６】 シリコンゲルは、主剤と架橋剤とよりな
る二液タイプであることを特徴とする請求項５記載の透
過型スクリーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8190252A JPH1039420A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 透過型スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8190252A JPH1039420A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 透過型スクリーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1039420A true JPH1039420A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16255050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8190252A Pending JPH1039420A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 透過型スクリーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1039420A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000042469A1 (en) * | 1999-01-13 | 2000-07-20 | 3M Innovative Properties Company | Fresnel lens for projection screens |
| WO2006032002A1 (en) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Fusion Optix, Inc. | High contrast optical path corrected screen |
| KR100709020B1 (ko) | 2005-05-06 | 2007-04-19 | 손창민 | 영상 패널 및 그 제조 방법 |
| US7817337B2 (en) | 2005-01-07 | 2010-10-19 | Changmin Son | Screen for display and manufacturing method thereof |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP8190252A patent/JPH1039420A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000042469A1 (en) * | 1999-01-13 | 2000-07-20 | 3M Innovative Properties Company | Fresnel lens for projection screens |
| US6407859B1 (en) * | 1999-01-13 | 2002-06-18 | 3M Innovative Properties Company | Fresnel lens for projection screen |
| US6710941B2 (en) | 1999-01-13 | 2004-03-23 | 3M Innovative Properties Company | Fresnel lens for projection screens |
| CN100386693C (zh) * | 1999-01-13 | 2008-05-07 | 3M创新有限公司 | 投影屏和投影系统 |
| WO2006032002A1 (en) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Fusion Optix, Inc. | High contrast optical path corrected screen |
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| KR100709020B1 (ko) | 2005-05-06 | 2007-04-19 | 손창민 | 영상 패널 및 그 제조 방법 |
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