JPH103720A - ディスククランプ機構 - Google Patents

ディスククランプ機構

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Publication number
JPH103720A
JPH103720A JP8172790A JP17279096A JPH103720A JP H103720 A JPH103720 A JP H103720A JP 8172790 A JP8172790 A JP 8172790A JP 17279096 A JP17279096 A JP 17279096A JP H103720 A JPH103720 A JP H103720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
opening
projection
clamp
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8172790A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Nozawa
智弘 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAI ICHI KASEI KK
Daiichi Kasei Co Ltd
Original Assignee
DAI ICHI KASEI KK
Daiichi Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAI ICHI KASEI KK, Daiichi Kasei Co Ltd filed Critical DAI ICHI KASEI KK
Priority to JP8172790A priority Critical patent/JPH103720A/ja
Publication of JPH103720A publication Critical patent/JPH103720A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスク装置の薄幅化と、製作コストの低減を
可能とするディスククランプ機構を提供する。 【解決手段】テーブル1中央の円筒体2と、円筒体の周
面に設けられた開口3と、その開口から半径方向に部分
的に出入自在に挿入されたクランプ部材10と、円筒体
2に設けられてクランプ部材10を開口3から押し出そ
うとするOリング6とからなるディスククランプ機構に
おいて、円筒体2は内部に同心の軸部5を有し、クラン
プ部材10は角形ブロック体であり、挿入方向前端面に
はOリング6に当接する当接突起11が、その当接突起
の下縁にはOリング6の脱落を防止する抜け止め突起1
3が、後端面にはディスクをクランプするクランプ突起
12が、中央には空所14がそれぞれ形成され、円筒体
2にはクランプ部材16の下面を支える支持部8が設け
られ、その支持部8の中央に凹部9が設けられ、クラン
プ部材10には空所14から凹部9に入り込んで、クラ
ンプ部材10の開口3からの脱落を防止する弾性突起1
5が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクに光を媒体
として情報を記録又は再生する光ディスク装置等のテー
ブルにディスクをクランプする機構に関する。
【0002】
【従来の技術】プレーヤにおいて、ディスクはテーブル
中心の円筒体にはめられ、円筒体に設けたクランプ機構
によってテーブルにクランプされる。従来のクランプ機
構は、図6に示すように、テーブル1の中央に一体に設
けた円筒体2と、円筒体2に内挿したスチールボール4
と、円筒体2の内部に一体に設けた軸部5と、その軸部
に下から遊嵌したOリング6と、そのOリングを支持す
るために軸部5にはめた抜け止め部材7とから構成され
ていた。この機構は、ボール4の直径よりも狭い開口3
から、ボール4をOリング6によって部分的に突出させ
て円筒体2にはめたディスク20をクランプする方式で
あった。この方式は、ボール4を円筒体2の周面の開口
3から出入させるため、円筒体2のディスク上面から突
出する高さはボール4の直径によって決定される。例え
ば、ボール4の直径が3mmの場合、円筒体2のディス
ク上面からの突出長は2mm以上となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクプレーヤ等の
ディスク装置をコンパクトにするため、ディスク上面か
ら突出する円筒体の高さを低くすることが要望されてい
る。従来の機構において、この要望に応ずるためには、
ボールの直径を小さくしなければならないが、ボールの
直径を3mm以下にすると、ディスクの内周縁に当たる
部分が小さくなるため、ディスクのクランプが不安定に
なるという問題があった。又、従来の機構は転動しやす
いボールを扱うため、組立に熟練を要する上に、Oリン
グの抜け止めが必要なため、部品数が多く、製作コスト
が高いという問題もあった。
【0004】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、テーブル
上面から突出する円筒体の高さを低くしてディスク装置
のコンパクト化することが可能であり、かつ製作コスト
も低減することができるクランプ機構を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、テーブルの中央から突出
する円筒体の内部に同心の軸部を一体に設け、その軸部
にOリング等の環状弾性部材をはめ、円筒体の外周に複
数の開口をあけ、その開口から半径方向に部分的に出入
りするクランプ部材を挿入し、そのクランプ部材をOリ
ングによって押しだしてディスクをクランプするクラン
プ機構において、クランプ部材の挿入方向の前端面にO
リングに当接する当接突起を、その当接突起の下縁にO
リングを下支えする抜け止め突起を、後端面にディスク
をクランプするクランプ突起をそれぞれ形成する。開口
の内側において摺動するクランプ部材の下面を支える支
持部を円筒体に設け、その支持部に凹部を形成する。さ
らにクランプ部材の空所の端面に弾性突起を形成し、そ
の弾性突起を凹部に入れて、クランプ部材が開口から抜
けることを防止する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に示す
実施例に基づいて説明する。図1及び図2に示すよう
に、テーブル1の中央から椀を伏せた形状の円筒体2が
突出する。円筒体2の内部には同心の中空の軸部5が一
体に形成され、その軸部にOリング6が下からはめ込ま
れる。円筒体2の外周には3つの開口3が中心に関して
等角に設けられ、各開口3にはクランプ部材10が半径
方向摺動自在に挿入される。円筒体2の開口3の下から
クランプ部材10を下支えする支持部8が内半径方向に
突出する。
【0007】図3及び図4に示すように、クランプ部材
10は全体としては角形であるが、挿入方向の後端面に
はディスクをクランプするクランプ突起12を有する。
クランプ部材10の挿入方向前端面には軸部5にはめら
れたOリング6と当接する当接突起11が形成され、そ
の当接突起の下縁からはOリング6を下支えして脱落を
防止する抜け止め突起13が延長する。クランプ部材1
0の中央に空所14が設けられ、その空所の挿入方向の
端面からフック状の弾性突起15が突出する。その弾性
突起15の先端は支持部8に設けた凹部9の中に入り込
む。
【0008】本発明機構は円筒体2にはめたディスク2
0の内周縁をクランプ部材10のクランプ突起12によ
ってクランプするが、クランプ突起12は高さの低い楕
円半球状にすると、高さは2・5mm以下にすることも
可能である。これによって、円筒体2のテーブル上面か
らの突出長は小さくなり、ディスク装置のコンパクト化
が可能になる。
【0009】本発明機構はテーブル1と一体の円筒体2
を除くと、クランプ部材10とOリング6のみであり、
従来の抜け止め部材は不要となるから、部品数が減少す
る。又、クランプ部材10はボールではなく角形である
から、取扱が容易である。
【0010】
【実施例】本発明機構の組立を図6に基づいて説明す
る。図5(a)に示すように、軸部5にOリング6をは
め、クランプ部材10を円筒体2の開口3に合わせて配
置する。このとき、クランプ部材10の弾性突起15を
テーブル1の上面の開口3から外半径方向に延長する案
内溝16にはめる。ついで、図5(b)に示すように、
矢印方向にクランプ部材10を開口3に押し込む。弾性
突起15は案内溝16を越えると、弾性的に持ち上げら
れて開口3を通り抜け、ついで、弾性突起15は支持部
8の凹部9に落ち込む。次に、クランプ部材10は支持
部8の上を摺動して当接突起11をOリング6に当接す
る。図3の状態となって組立が完了する。Oリング6が
クランプ部材10を開口3へ押し戻しても、弾性突起1
5が支持部8の凹部9の内壁に当接するから、一度挿入
したクランプ部材11が開口3から脱落するおそれはな
い。
【0011】
【発明の効果】上記のとおり、本発明のディスククラン
プ機構は、ディスクをはめる円筒体のディスク上面から
の突出長を短くすることができるから、ディスク装置の
薄幅化が可能となり、又、従来のものよりも部品数が少
なく、組立も容易であるから、製作コストが大幅に低減
するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例の機構を備えたテーブルの
平面図、
【図2】は図1のテーブルの底面図、
【図3】は図1のテーブルの断面図、
【図4】は図1のクランプ部材の拡大平面図、
【図5】は図1の機構の組立工程図、(a)はクランプ
部材挿入前の状態を、(b)はクランプ部材挿入途中の
状態をそれぞれ示す。
【図6】は従来例の図3に相当する図、
【符号の説明】
1:テーブル 2:円筒体 3:開口 4:ボール 5:軸部 6:Oリング 7:抜け止め 8:支持部 9:凹部 10:クランプ部材 11:当接突起 12:クランプ突起 13:抜け止め突起 14:空所 15:弾性突起 16:案内溝 20:ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル(1)の中央に設けられた椀を
    伏せた形状の円筒体(2)と、前記円筒体の周面に設け
    られた開口(3)と、前記開口から半径方向に部分的に
    出入自在に配置されたクランプ部材(10)と、前記円
    筒体に設けられて前記クランプ部材を前記開口から押し
    出そうとする弾性部材(6)とからなるディスククラン
    プ機構において、前記円筒体(2)は内部に同心の軸部
    (5)を有し、前記弾性部材は前記軸部に外嵌された環
    状体(6)であり、前記クランプ部材は角形ブロック体
    であり、その挿入方向前端面には前記弾性部材に当接す
    る当接突起(11)が、前記当接突起の下縁には前記弾
    性部材を下支えして脱落を防止する抜け止め突起(1
    3)が、後端面には前記円筒体にはめたディスク(2
    0)の内周縁をクランプするクランプ突起(12)が、
    中央には空所(14)がそれぞれ形成され、前記円筒体
    には前記開口内において前記クランプ部材の下面を支え
    る支持部(8)が形成され、前記支持部の中央には凹部
    (9)が形成され、前記クランプ部材には前記空所から
    前記凹部に入り込んで前記クランプ部材の前記開口から
    の脱落を防止する弾性突起(15)が形成されたことを
    特徴とするディスククランプ機構。
  2. 【請求項2】 クランプ部材(10)を開口(3)に挿
    入するときに、弾性突起(15)の先端がはまる案内溝
    (16)が、開口(3)の外側のテーブル(1)上面に
    設けられたことを特徴とする請求項1記載のディスクク
    ランプ機構。
JP8172790A 1996-06-13 1996-06-13 ディスククランプ機構 Pending JPH103720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8172790A JPH103720A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ディスククランプ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8172790A JPH103720A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ディスククランプ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH103720A true JPH103720A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15948411

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8172790A Pending JPH103720A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 ディスククランプ機構

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JP (1) JPH103720A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6363048B1 (en) * 1999-05-24 2002-03-26 Industrial Technology Research Institute Disc clamp mechanism
EP1647981A1 (en) * 2004-10-15 2006-04-19 Thomson Licensing Mount for a recording medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6363048B1 (en) * 1999-05-24 2002-03-26 Industrial Technology Research Institute Disc clamp mechanism
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