JPH1037115A - 草止めエプロンブロック - Google Patents

草止めエプロンブロック

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Publication number
JPH1037115A
JPH1037115A JP21196596A JP21196596A JPH1037115A JP H1037115 A JPH1037115 A JP H1037115A JP 21196596 A JP21196596 A JP 21196596A JP 21196596 A JP21196596 A JP 21196596A JP H1037115 A JPH1037115 A JP H1037115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weeds
apron block
asphalt
face
footwalk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21196596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Yakushinji
邦朗 薬真寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minami Co Ltd
Original Assignee
Minami Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minami Co Ltd filed Critical Minami Co Ltd
Priority to JP21196596A priority Critical patent/JPH1037115A/ja
Publication of JPH1037115A publication Critical patent/JPH1037115A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エプロンブロックの歩道側の側面とアスファル
トの界面に、雑草の種子が付着しても、雑草の成長を抑
制できるエプロンブロックの提供 【解決手段】ライン線と歩道とを区分するために使用さ
れるL字状のエプロンブロック1の歩道側の壁面2に一
個または複数個の段差状の切欠3を設け、必要に応じ
て、段差状の切欠3の段差壁4に連通する溝5、5’を
設ける。または、L字状のエプロンブロック1の歩道側
の壁面2に一個または複数個の凹凸6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ライン線と歩道
とを区分するために使用されるL字状のエプロンブロッ
クの構造に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、コンクリ−トか
らなるエプロンブロック7は、図6に示すように、車輛
が通行するライン線8と歩道9とを区分するために使用
されており、歩道9はライン線8に比べて、ぐり石10
の敷設厚さ、アルファルト11の打設厚さが薄く、エプ
ロンブロック7の歩道9側の壁面12とアスファルト1
1の界面に僅かな土埃が侵入すると、すぐにぐり石10
の下の土の層13に連結するために、一旦、前記界面に
雑草14の種子が付着し、発芽すると、その根15は、
すぐに土の層13に達し、自由に繁殖し、根を張って、
アスファルト11に亀裂16を生じたり、アスファルト
11の面を膨らませるという欠点があった。しかも、前
記界面によく繁殖するカヤ、ヨモギなどの雑草13の根
15は、根張り面積が著しく広く、単に雑草13の葉、
茎部を取り去っても、根15が土の層13に残存してい
るので、短期間のうちに繁茂するという状態で、最悪の
場合には、アスファルト11を剥離し、雑草14の根1
5を土の層13から全て除去し、再びアスファルト11
を新たに打設しなければならないという欠点があった。
このような作業も、結局は対症療法的なもので、前記界
面に雑草14の種子が付着すると、また同じことを繰り
返し、抜本的なものではなかった。
【0003】この発明は、前記欠点を解消するためにな
されたもので、エプロンブロックの歩道側の側面とアス
ファルトの界面に、雑草の種子が付着しても、雑草の成
長を抑制できるエプロンブロックの提供を目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の草止めエプロ
ンブロックの一つの構造は、コンクリ−トからなるL字
状のエプロンブロックの歩道側の壁面に一個または複数
個の段差状の切欠を設けてなることを特徴とするもので
ある。
【0005】この発明の草止めエプロンブロックの二つ
目の構造は、コンクリ−トからなるL字状のエプロンブ
ロックの歩道側の壁面に設けた一個または複数個の段差
状の切欠の段差壁に連通する溝を設けてなることを特徴
とするもものである。
【0006】この発明の草止めエプロンブロックの三つ
目の構造は、コンクリ−トからなるL字状のエプロンブ
ロックの歩道側の壁面に一個または複数個の凹凸を設け
てなることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】まず、本願の発明においては、ラ
イン線と歩道とを区分するために使用されるL字状のエ
プロンブロック1は、図1(a)に示すように、歩道側
の側壁が一体に成形されL字状になっているもの及び図
1(b)に示すように、ライン線に敷設または打設され
るコンクリ−ト板Aに歩道側の側壁となるコンクリ−ト
ブロックBを嵌め込み、使用状態においてL字状になっ
ているものを総称してL字状のエプロンブロック1と定
義する。
【0008】次に、この発明の実施の形態の一例を図面
を参照しながら説明するに、図2(a)〜(d)に示す
ように、ライン線と歩道とを区分するために使用される
コンクリ−トからなるL字状のエプロンブロック1の歩
道9側の壁面2に一個または複数個の段差状の切欠3を
設ける。田園地帯、山間部など比較的に雑草が繁茂し易
い場所においては、切欠3の個数を適宜増やしていく。
なお、切欠3を設けたエプロンブロック1は、通常、専
門工場において築造されるが、勿論、現場において、直
接型枠にコンクリ−トを流し込み、築造をしてもよい。
【0009】また、図3(a)〜(d)に示すように、
コンクリ−トからなるL字状のエプロンブロック1の歩
道9側の壁面2に設けた一個または複数個の段差状の切
欠3の段差壁4に、例えば、図3(a)、(c)に示す
ように、段差壁4と連通する溝5または、図3(b)、
(d)に示すように、段差壁4と連通する溝5’を設け
る。この構造のものは、特に、雑草が繁茂し易い田園地
帯などにおいて使用される。この構造のものも前記と同
様に、通常、専門工場において築造されるが、勿論、現
場においては、直接型枠にコンクリ−トを流し込み、築
造してもよい。
【0010】また、図4(a)〜(d)に示すように、
コンクリ−トからなるL字状のエプロンブロック1の歩
道9側の壁面2に一個または複数個の三角、波形などの
凹凸6を設ける。もちろん、この構造のものも前記と同
様に、通常、専門工場において築造されるが、勿論、現
場おいては、直接型枠にコンクリ−トを流し込み、築造
してもよい。
【0011】
【実施例】図5に示すように、約5cmの段差3を一個
設けたエプロンブロック1を、カヤ、ヨモギなどの雑草
が周囲に繁茂している田園地帯において、使用した例で
は、エプロンブロック1の壁面2とアスファルト11の
界面における、カヤ、ヨモギなどの雑草の発生を完全に
防止することは不可能であったが、発生する雑草の本数
を著しく少なく抑制することができ、かつ発生した雑草
の高さは、高々10cm程度で、根は細く短く、土の付
着も殆どなく、全く栄養失調のような状態であり、指先
などによって、根ごと簡単に引き抜くことができた。
【0012】図3(a)、(c)に示す構造で、約5c
mの段差3一個、深さ約3cmの溝5一個を設けたエプ
ロンブロック1を、カヤ、ヨモギなどの雑草が周囲に繁
茂している田園地帯において、使用した例では、エプロ
ンブロック1の壁面2とアスファルト11の界面におけ
る、カヤ、ヨモギなどの雑草の発生をほぼ完全に防止す
ることができた。
【0013】エプロンブロック1の壁面2に段差3、溝
5、5’または凹凸6を設けると、エプロンブロック1
の壁面2とアスファルト11の界面が、適当に蛇行して
いるために、前記界面から侵入する土埃は、土の層13
に達する深さにまでは入り込まめないために、雑草の発
生を防止し、仮に発生しても、栄養分を得る土埃の量が
不足または皆無であるから、雑草の根は矮小化し、発育
不良になり、指先などで容易に引き抜くことができる状
態になるものと推察される。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、次のような効果を呈する。 エプロンブロックの歩道側壁面とアスファルトとの界
面から生える雑草を防止することができる。仮に、雑草
が生えても、その繁茂を抑制し、指先で引き抜くことが
できる程度の成長に抑えることができる。 前記界面からの雑草の繁茂が抑制できるので、雑草の
繁茂によって、歩道のアスファルト面に発生していたひ
び割れを防止できるとともに、アスファルトを剥ぎ取
り、繁茂した雑草を除去し、再度、新たにアスファルト
を打設するという無駄な作業をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】L字状のエプロンブロック
【図2】本願の一実施例を示すエプロンブロックの側面
【図3】本願の別の一実施例を示すエプロンブロックの
側面図
【図4】本願の別の一実施例を示すエプロンブロックの
側面図
【図5】使用状態を示す一部切欠斜視図
【図6】従来の実施例を示す一部切欠斜視図
【符号の説明】
1 エプロンブロック 2 エプロンブロックの歩道側の壁面 3 段差状の切欠 4 段差状の切欠の段差壁 5、5’段差壁に連通する溝 6 凹凸 7 エプロンブロック 8 ライン線 9 歩道 10 ぐり石 11 アスファルト 12 エプロンブロックの歩道側の壁面 13 土の層 14 雑草 15 雑草の根 16 亀裂 A コンクリ−ト板 B コンクリ−トブロ
ック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライン線と歩道とを区分するために使用さ
    れるL字状のエプロンブロック(1)の歩道側の壁面
    (2)に一個または複数個の段差状の切欠(3)を設け
    てなることを特徴とする草止めエプロンブロック
  2. 【請求項2】段差状の切欠(3)の段差壁(4)に連通
    する溝(5、5’)を設けてなることを特徴とする請求
    項1に記載した草止めエプロンブロック
  3. 【請求項3】ライン線と歩道とを区分するために使用さ
    れるL字状のエプロンブロック(1)の歩道側の壁面
    (2)に一個または複数個の凹凸(6)を設けてなるこ
    とを特徴とする草止めエプロンブロック
JP21196596A 1996-07-22 1996-07-22 草止めエプロンブロック Pending JPH1037115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21196596A JPH1037115A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 草止めエプロンブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21196596A JPH1037115A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 草止めエプロンブロック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1037115A true JPH1037115A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16614646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21196596A Pending JPH1037115A (ja) 1996-07-22 1996-07-22 草止めエプロンブロック

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014173291A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Nikkon:Kk 境界ブロック
JP2015212518A (ja) * 2015-07-29 2015-11-26 株式会社ニュー・メソッド コンクリートブロック
JP2018080443A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 藤岡コンクリート工業株式会社 防草機能付ブロック
KR20200133745A (ko) 2018-03-22 2020-11-30 가부시끼가이샤 도꾸야마 피복층을 갖는 플라스틱 렌즈의 제조 방법

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