JPH1037048A - 指先減糸5本指付き靴下 - Google Patents
指先減糸5本指付き靴下Info
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- JPH1037048A JPH1037048A JP19351496A JP19351496A JPH1037048A JP H1037048 A JPH1037048 A JP H1037048A JP 19351496 A JP19351496 A JP 19351496A JP 19351496 A JP19351496 A JP 19351496A JP H1037048 A JPH1037048 A JP H1037048A
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- Socks And Pantyhose (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】履き心地がよく健康的にも優れた指先減糸5本
指付き靴下を提供できるようにすることを目的とするも
のである。 【解決手段】親指用の指袋と、これから区画されたその
他の4本の指袋と、5本の各指袋を合一して編成された
甲部分と、該甲部分から踵部分にかけて筒状に編成され
た靴下本体部と、該靴下本体部の端部に開口した足挿入
口とを有する靴下において、親指用の指袋/及びこれか
ら区画されたその他の4本の指袋を編成するゾッキ編立
て時の編糸を甲部分を編成する編糸に対して3/4〜1
/2の範囲内の太さ若しくは本数を減少させて、5本指
部分の指袋の厚みを薄くしたものである。
指付き靴下を提供できるようにすることを目的とするも
のである。 【解決手段】親指用の指袋と、これから区画されたその
他の4本の指袋と、5本の各指袋を合一して編成された
甲部分と、該甲部分から踵部分にかけて筒状に編成され
た靴下本体部と、該靴下本体部の端部に開口した足挿入
口とを有する靴下において、親指用の指袋/及びこれか
ら区画されたその他の4本の指袋を編成するゾッキ編立
て時の編糸を甲部分を編成する編糸に対して3/4〜1
/2の範囲内の太さ若しくは本数を減少させて、5本指
部分の指袋の厚みを薄くしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は指付き靴下に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】靴下としては親指・人指し指・中指・薬
指及び小指等の5本の指を1つの袋の中にまとめて収納
するようにした所謂“ソックス”と言われるものが知ら
れている。ところが、上記“ソックス”では1つの袋の
中に5本の指が密着した状態で入っており、汗をかいた
りした場合この密着部分で蒸れやすく、水虫の原因や異
臭の発生原因にもなっていた。
指及び小指等の5本の指を1つの袋の中にまとめて収納
するようにした所謂“ソックス”と言われるものが知ら
れている。ところが、上記“ソックス”では1つの袋の
中に5本の指が密着した状態で入っており、汗をかいた
りした場合この密着部分で蒸れやすく、水虫の原因や異
臭の発生原因にもなっていた。
【0003】そこで、斯かる問題点に鑑み5本の指夫々
を指袋に入れるようにした“5本指付き靴下”が近年開
発されている。この“5本指付き靴下”は、先ず、横編
機で指袋の爪先部分から編み出し、例えば親指、人指し
指、中指及び薬指の各指袋を連結した状態でこれを一つ
の筒状にする所謂“四本胴”を編成してから小指の指袋
を編成するとともに、各指袋が編成し終わるとこれを合
一し、1つの筒状を形成するように編成して甲部分から
踵及び踝を経て向こう脛まで筒状に編成するようにした
ものである。
を指袋に入れるようにした“5本指付き靴下”が近年開
発されている。この“5本指付き靴下”は、先ず、横編
機で指袋の爪先部分から編み出し、例えば親指、人指し
指、中指及び薬指の各指袋を連結した状態でこれを一つ
の筒状にする所謂“四本胴”を編成してから小指の指袋
を編成するとともに、各指袋が編成し終わるとこれを合
一し、1つの筒状を形成するように編成して甲部分から
踵及び踝を経て向こう脛まで筒状に編成するようにした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記“5本指付き靴
下”では親指、人指し指、中指、薬指及び小指の各指袋
を編成する編糸とこれらを一つの筒状にした甲部分から
踵及び踝を経て向こう脛までを編成する編糸が同じ編糸
であることから、隣り合う指同士間には2枚の編地が介
在することになり、この2枚の編地のために各指が扇状
に広げられてしまうという問題があった。
下”では親指、人指し指、中指、薬指及び小指の各指袋
を編成する編糸とこれらを一つの筒状にした甲部分から
踵及び踝を経て向こう脛までを編成する編糸が同じ編糸
であることから、隣り合う指同士間には2枚の編地が介
在することになり、この2枚の編地のために各指が扇状
に広げられてしまうという問題があった。
【0005】また、各指が扇状に広げられた指付き靴下
を履いて靴を履いた場合、靴の爪先部分は先細り状にな
っていることから、爪先部分が強く圧迫され、履き心地
が悪いだけでなく、強く圧迫されるために血行も悪くな
り、健康面でも思わしくないと言う問題があった。本発
明は上記問題点に鑑み提案されたもので、履き心地がよ
く健康的にも優れた指先減糸5本指付き靴下を提供でき
るようにすることを目的とするものである。
を履いて靴を履いた場合、靴の爪先部分は先細り状にな
っていることから、爪先部分が強く圧迫され、履き心地
が悪いだけでなく、強く圧迫されるために血行も悪くな
り、健康面でも思わしくないと言う問題があった。本発
明は上記問題点に鑑み提案されたもので、履き心地がよ
く健康的にも優れた指先減糸5本指付き靴下を提供でき
るようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる指先減糸5本指付き靴下は、親指用の
指袋と、これから区画されたその他の4本の指袋と、5
本の各指袋を合一して編成された甲部分と、該甲部分か
ら踵部分にかけて筒状に編成された靴下本体部と、該靴
下本体部の端部に開口した足挿入口とを有する靴下にお
いて、親指用の指袋/及びこれから区画されたその他の
4本の指袋を編成するゾッキ編立て時の編糸を甲部分を
編成する編糸に対して3/4〜1/2の範囲内の太さ若
しくは本数を減少させて、5本指部分の指袋の厚みを薄
くしたことを特徴とするものである。
に本発明にかかる指先減糸5本指付き靴下は、親指用の
指袋と、これから区画されたその他の4本の指袋と、5
本の各指袋を合一して編成された甲部分と、該甲部分か
ら踵部分にかけて筒状に編成された靴下本体部と、該靴
下本体部の端部に開口した足挿入口とを有する靴下にお
いて、親指用の指袋/及びこれから区画されたその他の
4本の指袋を編成するゾッキ編立て時の編糸を甲部分を
編成する編糸に対して3/4〜1/2の範囲内の太さ若
しくは本数を減少させて、5本指部分の指袋の厚みを薄
くしたことを特徴とするものである。
【0007】親指用の指袋と、これから区画されたその
他の4本の指袋と、5本の各指袋を合一して編成された
甲部分と、該甲部分から踵部分にかけて筒状に編成され
た靴下本体部と、該靴下本体部の端部に開口した足挿入
口とを有する靴下において、親指用の指袋/及びこれか
ら区画されたその他の4本の指袋を編成する編糸を甲部
分を編成するプレーティング編立て時の編糸の表糸の太
さ若しくは本数を3/4〜1/2の範囲内にして5本指
部分の指袋の厚みを薄くしたことも特徴とするものであ
る。
他の4本の指袋と、5本の各指袋を合一して編成された
甲部分と、該甲部分から踵部分にかけて筒状に編成され
た靴下本体部と、該靴下本体部の端部に開口した足挿入
口とを有する靴下において、親指用の指袋/及びこれか
ら区画されたその他の4本の指袋を編成する編糸を甲部
分を編成するプレーティング編立て時の編糸の表糸の太
さ若しくは本数を3/4〜1/2の範囲内にして5本指
部分の指袋の厚みを薄くしたことも特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の指先減糸5本指付
き靴下を編成する場合を次に説明する。この実施例の形
態は、図1に示すような五本指付き靴下を編成する場合
であって、図中符号1は五本指付き靴下を全体的に示
す。この指付き靴下1は、爪先部分から編み出された親
指用の指袋2、人指し指用の指袋3、中指用の指袋4、
薬指用の指袋5、小指用の指袋6の各指袋と、この指袋
2〜5を合一して一つの筒状編地に編成した甲部分14
(所謂“四本胴”)と、更に“四本胴”に加えて小指用
の指袋6を合一して一つの筒状編地に編成した甲部分7
(所謂“五本胴”)と、この甲部分7から土踏まず部分
8、踵部分9及び踝部分10を形成した後、上端に足挿
入口11を形成してなるものである。
き靴下を編成する場合を次に説明する。この実施例の形
態は、図1に示すような五本指付き靴下を編成する場合
であって、図中符号1は五本指付き靴下を全体的に示
す。この指付き靴下1は、爪先部分から編み出された親
指用の指袋2、人指し指用の指袋3、中指用の指袋4、
薬指用の指袋5、小指用の指袋6の各指袋と、この指袋
2〜5を合一して一つの筒状編地に編成した甲部分14
(所謂“四本胴”)と、更に“四本胴”に加えて小指用
の指袋6を合一して一つの筒状編地に編成した甲部分7
(所謂“五本胴”)と、この甲部分7から土踏まず部分
8、踵部分9及び踝部分10を形成した後、上端に足挿
入口11を形成してなるものである。
【0009】次に、上記指付き靴下1を横編機(図示せ
ず)を用いて指先減糸5本指付き靴下を編成する方法の
一例を図2以下の編成コース図で概略説明する。先ず、
横編機は編針を摺動可能に挿着したニードルベッドをそ
の歯口部を近接させた状態で側面視において“ハ”の字
型で前後に配設され、各ニードルベッドの上面を摺動走
行するキャリッジで編針が進退摺動操作されて編地が編
成される周知の構造のものが使用される。
ず)を用いて指先減糸5本指付き靴下を編成する方法の
一例を図2以下の編成コース図で概略説明する。先ず、
横編機は編針を摺動可能に挿着したニードルベッドをそ
の歯口部を近接させた状態で側面視において“ハ”の字
型で前後に配設され、各ニードルベッドの上面を摺動走
行するキャリッジで編針が進退摺動操作されて編地が編
成される周知の構造のものが使用される。
【0010】尚、図2以下の編成コース図では図上、下
段のアルファベットは前側のニードルベッドの編針を、
上段のアルファベットは後側のニードルベッドの編針を
夫々示す。図2では前後のニードルベッドの編針e〜n
にジグザグに編糸12を給糸して親指用爪先部分の編み
出しが行なわれ、図3で前側のニードルベッドの編針e
〜nに編糸12を給糸してループを形成した後、後側の
ニードルベッドの編針n〜eにも編糸12を給糸してル
ープを形成する。この図3の周回コースが適宜数繰り返
されて所定長さの親指用の指袋2が形成されるのであ
る。
段のアルファベットは前側のニードルベッドの編針を、
上段のアルファベットは後側のニードルベッドの編針を
夫々示す。図2では前後のニードルベッドの編針e〜n
にジグザグに編糸12を給糸して親指用爪先部分の編み
出しが行なわれ、図3で前側のニードルベッドの編針e
〜nに編糸12を給糸してループを形成した後、後側の
ニードルベッドの編針n〜eにも編糸12を給糸してル
ープを形成する。この図3の周回コースが適宜数繰り返
されて所定長さの親指用の指袋2が形成されるのであ
る。
【0011】親指用の指袋2が形成されると、図4で前
後の各ニードルベッドの編針X〜dにジグザグに編糸1
2が給糸されて図5に示すように人指し指用爪先部分の
編み出しが行なわれ、上記親指用の指袋2の編成と略同
様にして人指し指用の指袋3が編成されるとともに、図
6乃至図9に示すように、以後上記と同様にして中指用
の指袋4、薬指用の指袋5までの各指袋2・3・4・5
が順次編成される。
後の各ニードルベッドの編針X〜dにジグザグに編糸1
2が給糸されて図5に示すように人指し指用爪先部分の
編み出しが行なわれ、上記親指用の指袋2の編成と略同
様にして人指し指用の指袋3が編成されるとともに、図
6乃至図9に示すように、以後上記と同様にして中指用
の指袋4、薬指用の指袋5までの各指袋2・3・4・5
が順次編成される。
【0012】そして、親指の指袋2から薬指用の指袋5
まで夫々編成されると、図10に示すように前後の各ニ
ードルベッドの編針J〜nに給糸され、これらの各指袋
2・3・4・5が合一された甲部分、所謂“四本胴”1
4が編成される。この四本胴が所定コース編成された
後、図11及び図12に示すように編針C〜Iを用いて
最後の指袋である小指用の指袋6が編糸12で編成され
る。
まで夫々編成されると、図10に示すように前後の各ニ
ードルベッドの編針J〜nに給糸され、これらの各指袋
2・3・4・5が合一された甲部分、所謂“四本胴”1
4が編成される。この四本胴が所定コース編成された
後、図11及び図12に示すように編針C〜Iを用いて
最後の指袋である小指用の指袋6が編糸12で編成され
る。
【0013】而して各指袋2・3・4・5・6が編成さ
れた後、図13に示すように前後のニードルベッドの編
針C〜n・n〜Cに編糸12が所定回数周回状に給糸さ
れた後、図14で編糸12が編糸13に代えられてか
ら、各指袋2・3・4・5・6が合一された甲部分7
と、甲部分7から足挿入口11までの筒状の編地が編成
されるのである。
れた後、図13に示すように前後のニードルベッドの編
針C〜n・n〜Cに編糸12が所定回数周回状に給糸さ
れた後、図14で編糸12が編糸13に代えられてか
ら、各指袋2・3・4・5・6が合一された甲部分7
と、甲部分7から足挿入口11までの筒状の編地が編成
されるのである。
【0014】ここで、親指用の指袋2、人指し指用の指
袋3、中指用の指袋4、薬指用の指袋5、四本胴14部
分及び小指用の指袋6及びこれに続く五本胴7部分の数
コースの編成に使用される編糸12はこれに続く甲部分
7から足挿入口11までの筒状の編地の編成に使用され
る編糸13より細いものが使用されている。
袋3、中指用の指袋4、薬指用の指袋5、四本胴14部
分及び小指用の指袋6及びこれに続く五本胴7部分の数
コースの編成に使用される編糸12はこれに続く甲部分
7から足挿入口11までの筒状の編地の編成に使用され
る編糸13より細いものが使用されている。
【0015】即ち、本例の指先減糸5本指付き靴下が通
常のゾッキ編立ての場合で有れば、例えば甲部分7以降
の編地に給糸される編糸13を綿糸30/2×5本と
し、各指袋2・3・4・5・6部分の編糸12を30/
2×3本とすればよく、指先減糸5本指付き靴下がプレ
ーティング(添糸)編立ての場合には、甲部分7以降の
編み地を編成する編糸13の表糸を、綿糸20/2また
は10s×3本、裏糸を弾性糸(FTY)30/70と
し、各指袋2・3・4・5・6部分の編糸12を綿糸2
0/2または10s×2本、裏糸はその儘の弾性糸(F
TY)30/70とするのである。
常のゾッキ編立ての場合で有れば、例えば甲部分7以降
の編地に給糸される編糸13を綿糸30/2×5本と
し、各指袋2・3・4・5・6部分の編糸12を30/
2×3本とすればよく、指先減糸5本指付き靴下がプレ
ーティング(添糸)編立ての場合には、甲部分7以降の
編み地を編成する編糸13の表糸を、綿糸20/2また
は10s×3本、裏糸を弾性糸(FTY)30/70と
し、各指袋2・3・4・5・6部分の編糸12を綿糸2
0/2または10s×2本、裏糸はその儘の弾性糸(F
TY)30/70とするのである。
【0016】また、同様に指先減糸5本指付き靴下が添
糸(プレーティング)編立ての場合には、甲部分7以降
の編地に給糸される編糸13の表糸を、綿糸30/2×
4本、裏糸を弾性糸(FTY)30/70とし、各指袋
2・3・4・5・6部分の編糸12は、表糸を綿糸30
/2を2本又は3本、裏糸を弾性糸(FTY)30/7
0としてもよい。
糸(プレーティング)編立ての場合には、甲部分7以降
の編地に給糸される編糸13の表糸を、綿糸30/2×
4本、裏糸を弾性糸(FTY)30/70とし、各指袋
2・3・4・5・6部分の編糸12は、表糸を綿糸30
/2を2本又は3本、裏糸を弾性糸(FTY)30/7
0としてもよい。
【0017】更には、甲部分7以降の編地に給糸される
編糸13の表糸を絹紡反毛糸で毛番2/23×2本、裏
糸を弾性糸(FTY)30/70とし、各指袋2・3・
4・5・6部分の編地に供給される編糸12の表糸を絹
紡反毛糸で毛番2/23×1本、裏糸はその儘の弾性糸
(FTY)30/70とすることもできる。
編糸13の表糸を絹紡反毛糸で毛番2/23×2本、裏
糸を弾性糸(FTY)30/70とし、各指袋2・3・
4・5・6部分の編地に供給される編糸12の表糸を絹
紡反毛糸で毛番2/23×1本、裏糸はその儘の弾性糸
(FTY)30/70とすることもできる。
【0018】加えて、単糸の場合には各指袋2・3・4
・5・6部分の編糸12の糸番手を、甲部分7以降の編
糸13の糸番手より細番手のものを使用すれば良く、要
するに、各指袋2・3・4・5・6部分の編糸12の太
さは、甲部分7以降の編糸13の太さの3/4〜1/2
の範囲で自由に設定することができるのである。
・5・6部分の編糸12の糸番手を、甲部分7以降の編
糸13の糸番手より細番手のものを使用すれば良く、要
するに、各指袋2・3・4・5・6部分の編糸12の太
さは、甲部分7以降の編糸13の太さの3/4〜1/2
の範囲で自由に設定することができるのである。
【0019】即ち、各指袋2・3・4・5・6部分の編
糸12の太さが、甲部分7以降の編糸13の太さの3/
4を越える場合には編地の厚みを十分に薄くできず、薄
くする効果が発揮できず、逆に、1/2より薄くなる
と、編み地の強度が大幅に低下するだけでなく、この靴
下を履いた時、透けたりして商品価値の低下を伴うため
である。
糸12の太さが、甲部分7以降の編糸13の太さの3/
4を越える場合には編地の厚みを十分に薄くできず、薄
くする効果が発揮できず、逆に、1/2より薄くなる
と、編み地の強度が大幅に低下するだけでなく、この靴
下を履いた時、透けたりして商品価値の低下を伴うため
である。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
指先減糸5本指付き靴下は親指用の指袋/及びこれから
区画されたその他の4本の指袋を編成する編糸を甲部分
を編成する編糸に対して3/4〜1/2の範囲内の太さ
若しくは本数に減少させてあるので、親指用の指袋/及
びこれから区画されたその他の指袋の編地の厚さも薄く
なり、指袋に挿入した各指が扇状に広げられてしまうの
を解消することができるという利点がある。
指先減糸5本指付き靴下は親指用の指袋/及びこれから
区画されたその他の4本の指袋を編成する編糸を甲部分
を編成する編糸に対して3/4〜1/2の範囲内の太さ
若しくは本数に減少させてあるので、親指用の指袋/及
びこれから区画されたその他の指袋の編地の厚さも薄く
なり、指袋に挿入した各指が扇状に広げられてしまうの
を解消することができるという利点がある。
【0021】また、指袋に挿入した各指が扇状に広げら
れてしまうのを解消することができることから、先細り
状になっている靴の爪先部分でも強く圧迫されることが
少なく、履き心地を大幅に向上することができるととも
に、強く圧迫されることがないため、血行もよくなり、
健康的な靴下にすることができるという利点もある。
れてしまうのを解消することができることから、先細り
状になっている靴の爪先部分でも強く圧迫されることが
少なく、履き心地を大幅に向上することができるととも
に、強く圧迫されることがないため、血行もよくなり、
健康的な靴下にすることができるという利点もある。
【0022】更に、甲部分を編成する編糸が複数本の糸
を引き揃えたものとし、親指用の指袋/及びこれから区
画されたその他の指袋を編成する編糸を、甲部分の複数
本の編糸の本数を減少させた編糸とした場合には、親指
用の指袋/及びこれから区画されたその他の指袋の編地
の厚みだけが薄くなるだけで、見た感じも違和感がな
く、商品価値の高いものにすることができると言う利点
もある。
を引き揃えたものとし、親指用の指袋/及びこれから区
画されたその他の指袋を編成する編糸を、甲部分の複数
本の編糸の本数を減少させた編糸とした場合には、親指
用の指袋/及びこれから区画されたその他の指袋の編地
の厚みだけが薄くなるだけで、見た感じも違和感がな
く、商品価値の高いものにすることができると言う利点
もある。
【図1】は五本指靴下の正面図である。
【図2】は五本指靴下の親指の編み出しを行なう編成コ
ース図である。
ース図である。
【図3】は五本指靴下の親指の指袋を編成する周回編成
コース図である。
コース図である。
【図4】は五本指靴下の人指し指の編み出しを行なう編
成コース図である。
成コース図である。
【図5】は五本指靴下の人指し指の指袋を編成する周回
編成コース図である。
編成コース図である。
【図6】は五本指靴下の中指の編み出しを行なう編成コ
ース図である。
ース図である。
【図7】は五本指靴下の中指の指袋を編成する周回編成
コース図である。
コース図である。
【図8】は五本指靴下の薬指の編み出しを行なう編成コ
ース図である。
ース図である。
【図9】は五本指靴下の薬指の指袋を編成する周回編成
コース図である。
コース図である。
【図10】は五本指靴四本胴の周回編成コース図であ
る。
る。
【図11】は五本指靴下の小指の編み出しを行なう編成
コース図である。
コース図である。
【図12】は五本指靴下のこ指の指袋を編成する周回編
成コース図である。
成コース図である。
【図13】は五本指靴下の甲部分の編成コース図であ
る。
る。
【図14】は五本指靴下の甲部分の編成コース図であ
る。
る。
1・・・指付き靴下 2・・・親指用の指袋 3・・・人指し指用の指袋 4・・・中指用の指袋 5・・・薬指用の指袋 6・・・小指用の指袋 7・・・甲部分 12・13・・・編糸
Claims (2)
- 【請求項1】親指用の指袋と、これから区画されたその
他の4本の指袋と、5本の各指袋を合一して編成された
甲部分と、該甲部分から踵部分にかけて筒状に編成され
た靴下本体部と、該靴下本体部の端部に開口した足挿入
口とを有する靴下において、親指用の指袋/及びこれか
ら区画されたその他の4本の指袋を編成するゾッキ編立
て時の編糸を甲部分を編成する編糸に対して3/4〜1
/2の範囲内の太さ若しくは本数を減少させて、5本指
部分の指袋の厚みを薄くしたことを特徴とする指先減糸
5本指付き靴下。 - 【請求項2】親指用の指袋と、これから区画されたその
他の4本の指袋と、5本の各指袋を合一して編成された
甲部分と、該甲部分から踵部分にかけて筒状に編成され
た靴下本体部と、該靴下本体部の端部に開口した足挿入
口とを有する靴下において、親指用の指袋/及びこれか
ら区画されたその他の4本の指袋を編成する編糸を甲部
分を編成するプレーティング編立て時の編糸の表糸の太
さ若しくは本数を3/4〜1/2の範囲内にして5本指
部分の指袋の厚みを薄くしたことを特徴とする指先減糸
5本指付き靴下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19351496A JPH1037048A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 指先減糸5本指付き靴下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19351496A JPH1037048A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 指先減糸5本指付き靴下 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1037048A true JPH1037048A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16309336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19351496A Pending JPH1037048A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 指先減糸5本指付き靴下 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1037048A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010281014A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Knitido Kk | 靴下およびその編成方法 |
JP2020002487A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 株式会社島精機製作所 | 筒状編地の編成方法 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19351496A patent/JPH1037048A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010281014A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Knitido Kk | 靴下およびその編成方法 |
JP2020002487A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 株式会社島精機製作所 | 筒状編地の編成方法 |
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