JPH103691A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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Publication number
JPH103691A
JPH103691A JP9082511A JP8251197A JPH103691A JP H103691 A JPH103691 A JP H103691A JP 9082511 A JP9082511 A JP 9082511A JP 8251197 A JP8251197 A JP 8251197A JP H103691 A JPH103691 A JP H103691A
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JP
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light
optical
pickup device
reflected
optical pickup
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Application number
JP9082511A
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English (en)
Inventor
Takuo Hayashi
卓生 林
Toru Nakamura
徹 中村
Akihiro Arai
昭浩 荒井
Takayuki Nagata
貴之 永田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子と受光素子を一体化した光ピックア
ップ装置において、発光素子からの放射光の一部が信号
検出用受光素子へ混入することによるノイズを低減す
る。また、発光素子からの放射光の一部を、一体化素子
内でモニターし、発光素子からの放射光量の変動を検出
する。 【解決手段】 光集積素子1の筐体2の深さhを浅く
し、透明基板5の内面5aで反射されるレーザーダイオ
ード3から放射される放射光束9aの一部(迷光10)
を、レーザーダイオード3と信号検出用フォトダイオー
ド4との間に入射させて、迷光10が信号検出用フォト
ダイオード4へ直接入射することを防止する。また、迷
光10が入射する位置にモニター用フォトダイオード1
4を設け、迷光10の光量変化により、レーザーダイオ
ード3から放射される放射光束9aの放射光量変化を検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声及び画像用フ
ァイル、文書ファイル、コンピューター用外部メモリー
装置等として情報の記録再生を行う光学式記録再生装置
に用いられる光ピックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度な記録再生が可能な光学式
記録再生装置が注目されており、光ピックアップ装置は
この光学式記録再生装置の基本的構成要素として、特に
小型化技術、高性能化技術が最重要視されている。光ピ
ックアップ装置の小型化を図るため、例えば特開平6−
203403号公報に記載されているように、発光素子
と受光素子を一体化した光集積素子を用いることが試み
られている。以下に、このような光集積素子を用いた従
来の光ピックアップ装置について、図9を用いて説明す
る。
【0003】図9に示すように、光集積素子21は、樹
脂又は金属で形成された筐体22と、筐体22の開口部
を塞ぎ、内部22aを密封するように設けられた透明基
板25と、筐体22の内部22aに設けられたレーザー
ダイオード23及びフォトダイオード24等とにより構
成されている。透明基板25は樹脂又はガラスで形成さ
れている。また、レーザーダイオード23は直線偏光の
光を放射し、フォトダイオード24は受光した光を電気
信号に変換する。レーザーダイオード23と情報記録媒
体27とを結ぶ光軸上には、対物レンズ26及び分光プ
リズム28が設けられている。対物レンズ26は、光集
積素子21(又はレーザーダイオード23)から放射さ
れた放射光29aを情報記録媒体27上に集光させると
共に、情報記録媒体27により反射された光を再び透過
させて光集積素子21へ戻す作用を有する。分光プリズ
ム28は光集積素子21と対物レンズ26との間に設け
られ、入射光の一部を透過し一部を反射するハーフミラ
ー面28aと、入射光を全反射して光路を略90度曲げ
る反射面28bとを有する。
【0004】次に、上記構成を有する従来の光ピックア
ップ装置の基本的な情報再生動作を説明する。レーザー
ダイオード23から放射された放射光29aは、透明基
板25を透過して光集積素子21より出射され、分光プ
リズム28に入射する。分光プリズム28に入射した光
29aの一部はハーフミラー面28aを透過して分光プ
リズム28より出射され、対物レンズ26により情報記
録媒体27上に集光される。情報記録媒体27上に集光
された光29aが反射される際、情報記録媒体27上に
記録された情報信号を得る。情報記録媒体27で反射し
た信号光29bは、再び対物レンズ26を透過して分光
プリズム28に入射する。分光プリズム28に入射した
信号光29bの一部はハーフミラー面28aにより反射
され、略90度だけ光路を曲げられて反射面28bに入
射し、さらに反射面28bにより反射され、さらに略9
0度だけ光路を曲げられて分光プリズム28から出射さ
れる。分光プリズム28から出射された信号光29b
は、再び透明基板25を透過して光集積素子21内に戻
り、フォトダイオード24に入射する。フォトダイオー
ド24は入射した信号光29bを電気信号に変換して出
力する。これにより、情報記録媒体27上の情報に対応
した情報信号が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、レーザーダイ
オード23から放射される放射光29aは一定の広がり
を有している。そのため、上記従来の光ピックアップ装
置において、光集積素子21内でのレーザーダイオード
23と透明基板25との距離が離れている(又は筐体2
2の深さHが深い)場合、レーザーダイオード23から
放射された放射光29aの一部が透明基板25の内面2
5a等で反射され、迷光30となってフォトダイオード
24に入射する。特に、図9に示すように、透明基板2
5の内面25aにより反射された迷光30が直接フォト
ダイオード24に入射する場合、光源であるレーザーダ
イオード23からの距離が近く、また反射された回数も
少ないため、迷光30の光量が比較的大きい。一方、情
報記録媒体27により反射され、信号検出用のフォトダ
イオード24に入射する信号光29bは、レーザーダイ
オード23からの距離が遠く、また繰り返し反射されて
いるため、レーザーダイオード23から放射された放射
光29aに比べてその光量は小さい。従って、光量の大
きな迷光30がフォトダイオード24に入射すると、迷
光30による成分がノイズとなり、信号検出能力が低下
し、特に迷光30の光量が信号光29bの光量よりも大
きくなると、光ピックアップ装置としての性能を著しく
損なう。
【0006】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、信号検出用の受光素
子に発光素子からの放射光の一部が直接迷光として入射
することを防止し、迷光の光量を信号検出光量よりも小
さくし、安定した信号検出能力を有する光ピックアップ
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る光ピックアップ装置の構成は、筐体と
前記筐体の内部に設けられた発光手段及び受光手段と、
前記筐体の光入出射面に設けられた光学素子とを備えた
光集積素子と、前記発光手段から放射された放射光を情
報記録媒体上に照射する集光手段と、前記光集積素子と
前記集光手段との間に設けられ、前記情報記録媒体で反
射され再び前記集光手段を透過した信号光を前記発光手
段から放射された放射光の光路より分岐して前記受光手
段へ導く光分岐手段とを具備し、前記発光手段から放射
された放射光のうち前記光学素子で反射され前記受光手
段へ到達する反射光の光量が、前記情報記録媒体で反射
され再び前記集光手段を透過し前記光分岐手段で分岐さ
れて前記受光手段に導かれる信号光の光量よりも小さく
なるように、少なくとも前記発光手段と前記受光手段と
の距離及び前記受光手段と前記光学素子との距離が設定
されていることを特徴とする。具体的には、筐体の内部
の高さを従来よりも低くし、発光手段から放射された放
射光束のうち光学素子の内面によって反射された光束
(迷光)が発光手段と受光手段との間に到達するように
構成されている。従って、この光ピックアップ装置の構
成によれば、受光手段に迷光が直接入射することはな
い。また、仮に筐体の内部や光学素子の内面等で繰り返
し反射された迷光が受光手段に入射したとしても、その
光量は減衰してしまう。従って、情報記録媒体で反射
し、集光手段及び光分岐手段を経由して受光手段に到達
する信号光に対する迷光成分を十分小さくすることがで
きる。その結果、迷光によるノイズ成分が極めて少な
く、信号検出精度の高い光ピックアップ装置が得られ
る。
【0008】また、前記本発明の光ピックアップ装置の
構成においては、前記光集積素子の内部であって、前記
発光手段から放射された放射光のうち前記光学素子で反
射された反射光が入射する位置に、前記反射光の光量を
検出するためのモニター光検出手段を設けるのが好まし
い。この好ましい例によれば、迷光成分をモニター光と
して利用して、発光手段から放射される放射光束の放射
強度の変化を検出することができるので、発光手段の放
射光量を制御することにより、光量変化の少ない、安定
した性能を維持することのできる光ピックアップ装置を
実現することができる。また、この場合には、前記光集
積素子の光学素子は、前記発光手段から放射された放射
光のうち前記光学素子で反射された反射光が前記受光手
段には入射せず、前記モニター光検出手段にのみ入射す
るように、前記筐体に対して傾斜して設けられているの
が好ましい。また、この場合には、前記発光手段、前記
受光手段及び前記モニター光検出手段を同一基板上に形
成するのが好ましい。この好ましい例によれば、発光手
段、受光手段及びモニター光検出手段の電気的配線を基
板上でパターン配線で行うことができるので、接続が容
易で電気的ノイズに強い光ピックアップ装置が得られ
る。また、発光手段、受光手段及びモニター光検出手段
の位置決め調整が容易となり、製造コストを低減させる
ことができる。また、この場合には、前記発光手段から
放射される略楕円放射光の短径方向に前記受光手段を設
け、略楕円放射光の長径方向に前記モニター光検出手段
を設けるのが好ましい。この好ましい例によれば、発光
手段と受光手段との間に向かう迷光の幅が狭くなり、迷
光が受光手段へ直接入射することを容易に防止すること
ができると共に、モニター光検出手段へ入射する迷光の
入射光量を多くすることができるので、発光手段での放
射光量変化を検出する能力が高まり、光ピックアップ装
置の性能を一層向上させることができる。また、この場
合には、前記光集積素子の光学素子の前記発光手段に対
向する面に、光反射手段を設けるのが好ましい。この好
ましい例によれば、モニター光検出手段へ入射する迷光
の入射光量を多くすることができるので、発光手段での
放射光量変化を検出する能力が高まり、光ピックアップ
装置の性能を一層向上させることができる。また、この
場合には、前記光集積素子の光学素子の前記発光手段に
対向する面の一部の領域に光反射手段を設け、前記発光
手段から放射され前記光反射手段で反射された反射光を
前記モニター光検出手段へ導くようにするのが好まし
い。この好ましい例によれば、発光手段での放射光量変
化を検出する能力が高まり、光ピックアップ装置の性能
を一層向上させることができる。
【0009】また、前記本発明の光ピックアップ装置の
構成においては、前記発光手段と前記受光手段を同一基
板上に形成するのが好ましい。この好ましい例によれ
ば、発光手段と受光手段との電気的配線を基板上でパタ
ーン配線で行うことができるので、接続が容易で電気的
ノイズに強い光ピックアップ装置が得られる。また、発
光手段と受光手段の位置決め調整が容易となり、製造コ
ストを低減させることができる。
【0010】また、前記本発明の光ピックアップ装置の
構成においては、前記光分岐手段は分光プリズム及び光
回折素子から選択されたいずれかであるのが好ましい。
この好ましい例によれば、公知の部品を用いて光ピック
アップ装置を構成することができる。特に、光回折素子
を用いる場合には、安価なホログラム回折素子等を用い
ることができるので、さらなる光ピックアップ装置の低
コスト化が可能となる。また、この場合には、前記光分
岐手段は前記光学素子と一体に構成されているのが好ま
しい。この好ましい例によれば、光集積素子を薄型化す
ることができるので、光ピックアップ装置の小型化が可
能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。 (第1の実施の形態)本発明の光ピックアップ装置の第
1の実施の形態を、その断面を示す図1を用いて説明す
る。図1において、光集積素子1は、例えばエポキシ系
樹脂又は鉄や銅等の金属で構成された筐体2と、光学素
子として、筐体2の開口部を塞ぎ、内部2aを密封する
ように設けられた透明基板5と、筐体2の内部2aに設
けられたレーザーダイオード3及び信号検出用フォトダ
イオード4等とにより構成されている。透明基板5は、
例えばアクリルやポリカーボネート等の樹脂又は光学ガ
ラスで構成され、接着等により筐体2の開口部近傍に固
定されている。レーザーダイオード3は発光手段として
機能し、直線偏光の略楕円放射光を放射する。信号検出
用フォトダイオード4は受光手段として機能し、受光し
た光を電気信号に変換する。レーザーダイオード3と情
報記録媒体(光ディスク)7とを結ぶ光軸上には、対物
レンズ6及び分光プリズム8が設けられている。
【0012】対物レンズ6は、例えばアクリルやポリカ
ーボネート等の樹脂又は光学ガラスで構成され、集光手
段として、光集積素子1(又はレーザーダイオード3)
から放射された放射光束9aを情報記録媒体7上に集光
させると共に、情報記録媒体7により反射された光を再
び透過させて光集積素子1へ戻す作用を有する。分光プ
リズム8は光集積素子1と対物レンズ6との間に設けら
れ、光分岐手段として機能する。分光プリズム8は、例
えば断面が略三角形の光学ガラス81と断面が略台形の
光学ガラス82を光学接着で接合することにより構成さ
れ、その接合面には例えば入射光の略50%を透過し、
略50%を反射する光学膜(ハーフミラー膜)8aが設
けられている。また、接合面に対向する光学ガラス82
の背面には、入射光を略全反射して光路を略90度だけ
曲げる反射面8bが設けられている。
【0013】図9に示す従来例と比較すると、本発明の
光ピックアップ装置における筐体2の深さhは、従来例
における筐体22の深さHよりも浅くなるように構成さ
れている。すなわち、レーザーダイオード3及び信号検
出用フォトダイオード4と透明基板5の内面5aとの距
離は、従来例におけるレーザーダイオード23及び信号
検出用フォトダイオード24と透明基板25の内面25
aとの距離よりも短くなっている。また、筐体2の内部
2aにおけるレーザーダイオード3と信号検出用フォト
ダイオード4との距離は従来例と同じである。従って、
図1に示すように、レーザーダイオード3から放射され
た放射光束9aの一部が透明基板5の内面5aで反射さ
れ、迷光10となっても、迷光10はレーザーダイオー
ド3と信号検出用フォトダイオード4との間に進み、直
接信号検出用フォトダイオード4へ入射することはな
い。迷光10は、筐体2の内面2bや透明基板5の内面
5a等により繰り返し反射され、最終的には信号検出用
フォトダイオード4に入射する場合もあり得る。しか
し、繰り返し反射されることにより、迷光10の光量は
低下する。従って、信号検出用フォトダイオード4上で
の迷光10の光量は、情報記録媒体7で反射され、対物
レンズ6及び分光プリズム8を経由して戻ってきた信号
光束9bの光量よりも小さくなる。さらに、筐体2の内
面2bに反射防止膜(例えば、フッ化マグネシウム又は
二酸化ケイ素などの誘電体の単層膜あるいは多層膜)な
どの反射防止手段を施すことにより、信号検出用フォト
ダイオード4へ入射する迷光10の光量をほとんど0に
することも可能である。
【0014】以上のように構成された第1の実施の形態
における基本的な情報再生動作を説明する。レーザーダ
イオード3から放射された放射光束9aは、透明基板5
を透過して光集積素子1より出射され、分光プリズム8
に入射する。分光プリズム8に入射した光束9aの略5
0%は光学膜8aを透過して分光プリズム8から出射さ
れ、対物レンズ6によって情報記録媒体7上に集光され
る。情報記録媒体7上に集光された光束9aが反射され
る際に、情報記録媒体7に記録されている情報信号を得
る。情報記録媒体7で反射された信号光束9bは、再び
対物レンズ6を透過して分光プリズム8に入射する。分
光プリズム8に入射した信号光束9bの略50%は光学
膜8aにより反射され、略90度だけ光路を曲げられて
反射面8bに入射し、さらに反射面8bにより反射さ
れ、さらに略90度だけ光路を曲げられて分光プリズム
8から出射される。分光プリズム8から出射された信号
光束9bは、再び透明基板5を透過して光集積素子1内
へ戻り、信号検出用フォトダイオード4へ入射する。信
号検出用フォトダイオード4は、入射した信号光束9b
を電気信号に変換して出力する。これにより、情報記録
媒体7上の情報に対応した信号が得られる。
【0015】レーザーダイオード3から放射された放射
光束9aのうち、一部は透明基板5の内面5aにより反
射されるが、上述したように迷光10は信号検出用フォ
トダイオード4へは直接入射しない。また、仮に迷光1
0が筐体2の内面2bや透明基板5の内面5a等により
繰り返し反射され、信号検出用フォトダイオード4へ入
射することがあっても、その光量は、情報記録媒体7に
より反射され、対物レンズ6及び分光プリズム8を経由
して信号検出用フォトダイオード4へ戻る信号光束9b
の光量よりもはるかに小さい。そのため、信号検出用フ
ォトダイオード4での受光量の大部分は信号光束9bで
占められ、迷光10によるノイズ成分は非常に小さくな
る。その結果、迷光10の影響を受けにくい安定した信
号検出能力を有する光ピックアップ装置が得られる。
【0016】尚、分光プリズム8は、断面が略三角形の
光学ガラス81と、断面が略台形の光学ガラス82とを
接合して構成されているが、必ずしもこの構成に限定さ
れるものではなく、例えば断面が略三角形の光学ガラス
を3個接合した構成としてもよい。
【0017】(第2の実施の形態)次に、本発明の光ピ
ックアップ装置の第2の実施の形態を、その断面を示す
図2を用いて説明する。尚、上記第1の実施の形態と同
じ符号を付したものは実質的に同じであるため、その説
明は省略する。また、光ピックアップ装置としての基本
的な情報再生動作も、上記第1の実施の形態と同様であ
るため、その説明は省略する。
【0018】図2から明らかなように、本実施の形態の
光ピックアップ装置は、光集積素子1の筐体2の内部2
aにおいて、レーザーダイオード3と信号検出用フォト
ダイオード4とが同一のシリコン基板11上に設けられ
ている点で、上記第1の実施の形態と異なる。信号検出
用フォトダイオード4はシリコン基板11上に直接形成
されている。また、シリコン基板11の一部には、例え
ばエッチング等により45度の斜面11a及び凹部11
bが形成され、凹部11bにレーザーダイオード(発光
チップ)3が搭載されている。これにより、レーザーダ
イオード3からの放射光を45度の斜面11aにより反
射して略90度だけ光路を曲げ、上方へ放射させること
ができる。この構成によれば、図9に示す従来例と比較
して、レーザーダイオード3及び信号検出用フォトダイ
オード4と透明基板5の内面5aとの距離が、従来例に
おけるレーザーダイオード23及び信号検出用フォトダ
イオード24と透明基板25の内面25aとの距離より
もさらに短くなる。
【0019】以上のように構成された本実施の形態の光
ピックアップ装置においても、上記第1の実施の形態と
同様に、レーザーダイオード3から放射され、透明基板
5の内面5aにより反射された迷光10は、信号検出用
フォトダイオード4へは直接入射しない。また、仮に迷
光10がシリコン基板11の表面や透明基板5の内面5
a等により繰り返し反射され、信号検出用フォトダイオ
ード4へ入射することがあっても、その光量は、情報記
録媒体7により反射され、対物レンズ6及び分光プリズ
ム8を経由して信号検出用フォトダイオード4へ戻る信
号光束9aの光量よりもはるかに小さい。そのため、信
号検出用フォトダイオード4での受光量の部分は信号光
束9bで占められ、迷光10によるノイズ成分は非常に
小さくなる。その結果、迷光10の影響を受けにくい安
定した信号検出能力を有する光ピックアップ装置が得ら
れる。
【0020】さらに、同一のシリコン基板11上にレー
ザーダイオード3と信号検出用フォトダイオード4を設
けたので、レーザーダイオード3及び信号検出用フォト
ダイオード4の電気的配線をシリコン基板11上でパタ
ーン配線で行うことができる。その結果、接続が容易で
電気的ノイズに強い光ピックアップ装置が得られる。ま
た、光集積素子1の筐体2の内部2aでのレーザーダイ
オード3と信号検出用フォトダイオード4の位置決め調
整が容易となるので、製造コストを低減させることがで
きる。
【0021】(第3の実施の形態)次に、本発明の光ピ
ックアップ装置の第3の実施の形態を、その断面を示す
図3を用いて説明する。尚、上記第1及び第2の実施の
形態と同じ符号を付したものは実質的に同じであるた
め、その説明は省略する。また、光ピックアップ装置と
しての基本的な情報再生動作も、上記第1及び第2の実
施の形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0022】図3から明らかなように、本実施の形態の
光ピックアップ装置は、分光プリズム8の代わりにホロ
グラム回折素子12が用いられている点で、上記第2の
実施の形態と異なる。ホログラム回折素子12は、例え
ばアクリルやポリカーボネート等の樹脂又は光学ガラス
で構成された平板上に、切削加工やイオンビーム等によ
り格子状の溝を加工したもの、あるいは金型を用いて格
子状の溝を有する素子を直接成型したものであり、回折
した光が信号検出用フォトダイオード4上に導かれるよ
うに構成されている。
【0023】以上のように構成された本実施の形態の光
ピックアップ装置の構成によれば、上記第1及び第2の
実施の形態の効果である、迷光10の影響を受けにくく
安定した信号検出能力を有し、レーザーダイオード3及
び信号検出用フォトダイオード4の電気的接続が容易で
電気的ノイズに強いという効果が得られ、さらに、高価
な分光プリズム8の代わりに安価なホログラム回折素子
12を用いているので、さらなる光ピックアップ装置の
低コスト化が可能となる。
【0024】(第4の実施の形態)次に、本発明の光ピ
ックアップ装置の第4の実施の形態を、その断面を示す
図4を用いて説明する。尚、上記第1〜第3の実施の形
態と同じ符号を付したものは実質的に同じであるため、
その説明は省略する。また、光ピックアップ装置として
の基本的な情報再生動作も、上記第1〜第3の実施の形
態と同様であるため、その説明は省略する。
【0025】図4から明らかなように、本実施の形態の
光ピックアップ装置は、透明基板5とホログラム回折素
子12とを一体化し、ホログラム回折素子13b付透明
基板13とした点で、上記第3の実施の形態とが異な
る。ホログラム回折素子13bは、例えばアクリルやポ
リカーボネート等の樹脂又は光学ガラスで構成された平
板上の透明基板13の外面13cに、切削加工やイオン
ビーム等により格子状の溝を加工したもの、あるいは金
型を用いて格子状の溝を有する透明基板13を直接成型
したものであり、回折した光が信号検出用フォトダイオ
ード4上に導かれるよう構成されている。尚、透明基板
13の内面13aには、透明基板5の内面5aと同様に
特に何も設けられていない。
【0026】以上のように構成された本実施の形態の光
ピックアップ装置によれば、上記第1〜第3の実施の形
態の効果である、迷光10の影響を受けにくく安定した
信号検出能力を有し、レーザーダイオード3及び信号検
出用フォトダイオード4の電気的接続が容易で電気的ノ
イズに強いという効果、及び安価なホログラム回折素子
を用いているためた光ピックアップ装置の低コスト化が
図られるという効果が得られ、さらに、透明基板5とホ
ログラム回折素子12とを一体化したホログラム回折素
子13b付透明基板13を用いているので、光集積素子
1を薄型化して、光ピックアップ装置の小型化を可能に
することができる。
【0027】(第5の実施の形態)次に、本発明の光ピ
ックアップ装置の第5の実施の形態を、その断面を示す
図5を用いて説明する。尚、上記第1〜第4の実施の形
態と同じ符号を付したものは実質的に同じであるため、
その説明は省略する。また、光ピックアップ装置として
の基本的な情報再生動作も、上記第1〜第4の実施の形
態と同様であるため、その説明は省略する。
【0028】図5から明らかなように、本実施の形態の
光ピックアップ装置は、上記第4の実施の形態の構成に
加えて、シリコン基板11上のレーザーダイオード3と
信号検出用フォトダイオード4との間の、レーザーダイ
オード3から放射されホログラム回折素子13b付透明
基板13の内面13aにより反射された迷光10が入射
する位置に、新たにモニター用フォトダイオード14が
設けられた構成を有している。モニター用フォトダイオ
ード14は、信号検出用フォトダイオード4と同様にシ
リコン基板11上に直接形成されている。
【0029】一般に、レーザーダイオード3から放射さ
れる放射光束9aの放射強度は、温度や湿度等の環境変
化の影響によって変化する。一方、ホログラム回折素子
13b付透明基板13の内面13aでの反射率はほぼ一
定であるため、レーザーダイオード3から放射される放
射光束9aの放射強度が変化すれば、ホログラム回折素
子13b付透明基板13の内面13aで反射される迷光
10もそれに応じた強度変化を示す。従って、モニター
用フォトダイオード14によって迷光10の強度変化を
モニターすることにより、レーザーダイオード3から放
射される放射光束9aの放射強度の変化を検出すること
ができる。また、モニター用フォトダイオード14の出
力を一定に保つようにレーザーダイオード3の放射光量
を制御することにより、レーザーダイオード3から放射
される放射光束9aの放射強度を一定に保つことができ
るので、レーザーダイオード3から放射される放射光束
9aの放射強度の変動に起因する信号検出用フォトダイ
オード4の出力に含まれるノイズ成分を除去することが
できる。
【0030】以上のように構成された本実施の形態の光
ピックアップ装置によれば、上記第1〜第4の実施の形
態の効果である、迷光10の影響を受けにくく安定した
信号検出能力を有し、レーザーダイオード3及び信号検
出用フォトダイオード4の電気的接続が容易で電気的ノ
イズに強いという効果、及び光ピックアップ装置の低コ
スト化及び小型化が図られるという効果が得られ、さら
に、モニター用フォトダイオード14でレーザーダイオ
ード3から放射される放射光束9aの放射強度の変動を
検出することができるので、レーザーダイオード3の放
射光量を制御することにより、光量変化が少なく、それ
に起因するノイズの少ない安定した性能の光ピックアッ
プ装置が得られる。
【0031】(第6の実施の形態)次に、本発明の光ピ
ックアップ装置の第6の実施の形態を、図6を用いて説
明する。図6において、(a)はシリコン基板11の平
面図、(b)は光集積素子1部分の正面断面図、(c)
は光集積素子1部分の側断面図である。尚、上記第1〜
第5の実施の形態と同じ符号を付したものは実質的に同
じであるため、その説明は省略する。また、光ピックア
ップ装置としての基本的な情報再生動作も、上記第1〜
第5の実施の形態と同様であるため、その説明は省略す
る。
【0032】本実施の形態の基本的な構成は上記第5の
実施の形態と同様であるが、図6の(a)〜(c)から
明らかなように、シリコン基板11上において、信号検
出用フォトダイオード4はレーザーダイオード3から放
射される略楕円の放射光束9aの短径方向に配置され、
モニター用フォトダイオード14は放射光束9aの長径
方向に配置されている。このように配置することによ
り、レーザーダイオード3と信号検出用フォトダイオー
ド4との間に向かう迷光10の幅が狭くなり、迷光10
が信号検出用フォトダイオード4へ直接入射することを
容易に防止することができると共に、モニター用フォト
ダイオード14へ入射する迷光10の入射光量を多くす
ることができる。
【0033】以上のように構成された本実施の形態の光
ピックアップ装置によれば、上記第5の実施の形態と同
様の効果が得られ、さらに、迷光10の信号検出用フォ
トダイオード4への直接入射を困難にすると共に、モニ
ター用フォトダイオード14へ入射する迷光10の入射
光量を多くすることにより、レーザーダイオード3から
放射される放射光束9aの放射強度の変動を検出する能
力が高まり、光ピックアップ装置の性能を一層向上させ
ることができる。
【0034】(第7の実施の形態)次に、本発明の光ピ
ックアップ装置の第7の実施の形態を、図7を用いて説
明する。図7において、(a)はシリコン基板11の平
面図、(b)は光集積素子1部分の正面断面図、(c)
は光集積素子1部分の側断面図である。尚、上記第1〜
第6の実施の形態と同じ符号を付したものは実質的に同
じであるため、その説明は省略する。また、光ピックア
ップ装置としての基本的な情報再生動作も、上記第1〜
第6の実施の形態と同様であるため、その説明は省略す
る。
【0035】本実施の形態の基本的な構成は上記第6の
実施の形態と同様であるが、図7の(a)〜(c)から
明らかなように、ホログラム回折素子13b付透明基板
13の内面13aの全面に光学膜15が設けられてい
る。光学膜15は、例えばフッ化マグネシウム等の誘電
体膜を少なくとも一層以上蒸着することによって形成し
たものであり、例えば透過率90%、反射率4%程度の
透過反射特性を有する。このような構成により、レーザ
ーダイオード3から放射されホログラム回折素子13b
付透明基板13の内面13a上の光学膜15によって反
射され、モニター用フォトダイオード14へ入射する迷
光10の入射光量を、ホログラム回折素子13b付透明
基板13の内面13a上に特に何も施さない場合に比べ
て増加させることができる。
【0036】以上のように構成された本実施の形態の光
ピックアップ装置によれば、上記第6の実施の形態と同
様の効果が得られ、さらに、ホログラム回折素子13b
付透明基板13の内面13a上に設けた光学膜15によ
り、迷光10のモニター用フォトダイオード14への入
射光量を増加させることができるので、レーザーダイオ
ード3における光量変動を検出する能力が高まり、光ピ
ックアップ装置の性能を一層向上させることができる。
【0037】尚、光学膜15をアルミニウム等の金属膜
又は多層の誘電体膜で構成し、反射率を略100%と
し、ホログラム回折素子13b付透明基板13の内面1
3aの全面ではなく、レーザーダイオード3からの放射
光束9aの一部が反射して迷光10としてモニター用フ
ォトダイオード14へ導かれる領域のみに設けてもよ
い。
【0038】(第8の実施の形態)次に、本発明の光ピ
ックアップ装置の第8の実施の形態を、図8を用いて説
明する。尚、上記第1〜第7の実施の形態と同じ符号を
付したものは実質的に同じであるため、その説明は省略
する。また、光ピックアップ装置としての基本的な情報
再生動作は、前記第5の実施の形態と同様であるため、
その説明は省略する。
【0039】図8から明らかなように、本実施の形態の
光ピックアップ装置は、ホログラム回折素子13b付透
明基板13が、筐体2に対して信号検出用フォトダイオ
ード4及びモニター用フォトダイオード14側がレーザ
ーダイオード3側よりも低くなるように傾斜させて装着
されている点で、上記第5の実施の形態と異なる。この
ようにホログラム回折素子13b付透明基板13を傾斜
させることにより、レーザーダイオード3から放射され
た放射光束9aがホログラム回折素子13b付透明基板
13の内面13aに入射する際の入射角が小さくなるの
で、ホログラム回折素子13b付透明基板13の内面1
3aによって反射される迷光10の反射角も小さくな
る。その結果、迷光10がモニター用フォトダイオード
14に入射する位置が信号検出用フォトダイオード4か
ら遠くなるので、迷光10が信号検出用フォトダイオー
ド4に入射してノイズとなる虞れはさらに小さくなる。
【0040】以上のように構成された本実施の形態の光
ピックアップ装置によれば、上記第5の実施の形態と同
様の効果が得られ、さらに、ホログラム回折素子13b
付透明基板13を筐体2に対して傾斜させて装着したこ
とにより、迷光10が信号検出用フォトダイオード4に
直接入射する虞れはさらに小さくなるので、迷光10の
影響を受けにくく安定した信号検出能力を有する光ピッ
クアップ装置が得られる。また、モニター用フォトダイ
オード14に入射する迷光10の入射光量を増大させる
ことができ、モニター用フォトダイオード14によって
レーザーダイオード3から放射される放射光束9aの放
射強度の変動を高精度に検出することができるので、そ
の変化に応じてレーザーダイオード3の放射光量を制御
することにより、光量変化の少ない、安定した性能を有
する光ピックアップ装置を実現することができる。
【0041】尚、上記第5の実施の形態と同様に、ホロ
グラム回折素子13b付透明基板13を筐体2に対して
傾斜させずに装着し、ホログラム回折素子13b付透明
基板13の内面13aの一部の領域に、モニター用フォ
トダイオード14の方向へ傾斜した楔状の反射面を設
け、レーザーダイオード3からの放射光束9aの一部を
迷光10としてモニター用フォトダイオード14側へ積
極的に反射させる構成としてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ピック
アップ装置によれば、受光手段に迷光が直接入射するこ
とはない。また、仮に筐体の内部や光学素子の内面等で
繰り返し反射された迷光が受光手段に入射したとして
も、その光量は減衰してしまう。従って、情報記録媒体
で反射し、集光手段及び光分岐手段を経由して受光手段
に到達する信号光に対する迷光成分を十分小さくするこ
とができる。その結果、迷光によるノイズ成分が極めて
少なく、信号検出精度の高い光ピックアップ装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置の第1の実施の形
態の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の光ピックアップ装置の第2の実施の形
態の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の光ピックアップ装置の第3の実施の形
態の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の光ピックアップ装置の第4の実施の形
態の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の光ピックアップ装置の第5の実施の形
態の構成を示す断面図である。
【図6】(a)は本発明の光ピックアップ装置の第6の
実施の形態における基板11の構成を示す上面図、
(b)は光集積素子1の構成を示す正面断面図、(c)
は光集積素子1の構成を示す側断面図である。
【図7】(a)は本発明の光ピックアップ装置の第7の
実施の形態における基板11の構成を示す上面図、
(b)は光集積素子1の構成を示す正面断面図、(c)
は光集積素子1の構成を示す側断面図である。
【図8】本発明の光ピックアップ装置の第8の実施の形
態の構成を示す断面図である。
【図9】従来の光ピックアップ装置の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 光集積素子 2 筐体 2a 筐体の内部 2b 筐体の内面 3 レーザーダイード 4 信号検出用フォトダイオード 5 透明基板 5a 透明基板の内面 6 対物レンズ 7 情報記録媒体(光ディスク) 8 分光プリズム 8a 光学膜 8b 反射面 9a レーザーダイード3から放射される放射光束 9b 情報記録媒体7により反射される信号光束 10 迷光 11 シリコン基板 11a 45度の斜面 11b 凹部 12 ホログラム回折素子 13 ホログラム回折素子13b付透明基板 13a ホログラム回折素子13b付透明基板の内面 13b ホログラム回折素子 13c ホログラム回折素子13b付透明基板の外面 14 モニター用フォトダイオード 15 光学膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 貴之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と前記筐体の内部に設けられた発光
    手段及び受光手段と、前記筐体の光入出射面に設けられ
    た光学素子とを備えた光集積素子と、 前記発光手段から放射された放射光を情報記録媒体上に
    照射する集光手段と、 前記光集積素子と前記集光手段との間に設けられ、前記
    情報記録媒体で反射され再び前記集光手段を透過した信
    号光を前記発光手段から放射された放射光の光路より分
    岐して前記受光手段へ導く光分岐手段とを具備し、 前記発光手段から放射された放射光のうち前記光学素子
    で反射され前記受光手段へ到達する反射光の光量が、前
    記情報記録媒体で反射され再び前記集光手段を透過し前
    記光分岐手段で分岐されて前記受光手段に導かれる信号
    光の光量よりも小さくなるように、少なくとも前記発光
    手段と前記受光手段との距離及び前記受光手段と前記光
    学素子との距離が設定されている光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記光集積素子の内部であって、前記発
    光手段から放射された放射光のうち前記光学素子で反射
    された反射光が入射する位置に、前記反射光の光量を検
    出するためのモニター光検出手段を設けた請求項1に記
    載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記光集積素子の光学素子は、前記発光
    手段から放射された放射光のうち前記光学素子で反射さ
    れた反射光が前記受光手段には入射せず、前記モニター
    光検出手段にのみ入射するように、前記筐体に対して傾
    斜して設けられている請求項2に記載の光ピックアップ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記発光手段と前記受光手段を同一基板
    上に形成した請求項1から3のいずれかに記載の光ピッ
    クアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記発光手段、前記受光手段及び前記モ
    ニター光検出手段を同一基板上に形成した請求項2又は
    3に記載の光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記光分岐手段は分光プリズム及び光回
    折素子から選択されたいずれかである請求項1から4の
    いずれかに記載の光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 前記光分岐手段は前記光学素子と一体に
    構成されている請求項6に記載の光ピックアップ装置。
  8. 【請求項8】 前記発光手段から放射される略楕円放射
    光の短径方向に前記受光手段を設け、略楕円放射光の長
    径方向に前記モニター光検出手段を設けた請求項2又は
    3に記載の光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 前記光集積素子の光学素子の前記発光手
    段に対向する面に、光反射手段を設けた請求項2に記載
    の光ピックアップ装置。
  10. 【請求項10】 前記光集積素子の光学素子の前記発光
    手段に対向する面の一部の領域に光反射手段を設け、前
    記発光手段から放射され前記光反射手段で反射された反
    射光を前記モニター光検出手段へ導く請求項2に記載の
    光ピックアップ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8194714B2 (en) 2009-05-19 2012-06-05 Seiko Epson Corporation Light emitting and receiving device
US8344393B2 (en) 2009-05-08 2013-01-01 Seiko Epson Corporation Light receiving and emitting device
US8467427B2 (en) 2009-01-29 2013-06-18 Seiko Epson Corporation Light emitting and receiving device

Cited By (4)

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