JPH1035990A - 包装機用粘着テープ繰り出し装置 - Google Patents

包装機用粘着テープ繰り出し装置

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Publication number
JPH1035990A
JPH1035990A JP19742696A JP19742696A JPH1035990A JP H1035990 A JPH1035990 A JP H1035990A JP 19742696 A JP19742696 A JP 19742696A JP 19742696 A JP19742696 A JP 19742696A JP H1035990 A JPH1035990 A JP H1035990A
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JP
Japan
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roller
adhesive tape
feeding
creasing
adhesive
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Application number
JP19742696A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Kumada
勝彦 熊田
Masafumi Hamaguchi
雅文 浜口
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Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
Original Assignee
Tokyo Automatic Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り出しローラーの非粘性能が低下しても粘
着テープを詰まらずに安定して繰り出す。 【解決手段】 粘着テープTが繰り出しローラー1の外
周面1aに巻き付いたまま筋付けローラー3との隙間へ
向け移動しても、その移動方向と逆方向へ移動する筋付
けローラー3の環状突起3aが上記粘着テープTの接着
面T1に圧接して繰り出しローラー1の外周面1aから
強制的に剥離させると同時に、該環状突起3aの滑り止
め部3bが上記粘着テープTの接着面T1に食い込んで
引っ掛かることにより、上記繰り出しローラー1からの
粘着テープTの剥離を促進させ、しかも滑り止め部3b
に付着させたまま粘着テープTが筋付け受けローラー4
との間に向け強制的に引っ張り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上包み包装機に配
備されて包装シートの所定位置に封鎖用粘着テープを貼
着するため、粘着テープロールから粘着テープを所定長
さずつ繰り出す包装機用粘着テープ繰り出し装置に関す
る。詳しくは、粘着テープの接着面と圧接する非粘着材
からなる繰り出しローラーと、非接着面と圧接する繰り
出し受けローラーとで粘着テープを挟み込み、これら繰
り出しローラー及び繰り出し受けローラーの回転駆動に
より、粘着テープロールから粘着テープを繰り出し、そ
の繰り出し方向下流側に配置した上記接着面と圧接する
筋付けローラーと、上記非接着面と圧接する筋付け受け
ローラーとで繰り出された粘着テープを挟み込み、少な
くとも筋付けローラーの回転駆動により、挟み込んだ粘
着テープに折り目を繰り出し方向へ付けるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装機用粘着テープ繰り
出し装置として、例えば特開平5−330723号公報
に開示されるものがある。このものは、繰り出しローラ
ーを非粘着性に優れた例えばシリコーンゴムなどで構成
して、繰り出し受けローラーとの間に粘着テープを所定
圧力で挟み込むことにより、それら繰り出しローラー及
び繰り出し受けローラーの回転で粘着テープを繰り出す
際に、該粘着テープの接着面が繰り出しローラーの外周
面に巻き付いて繰り出し不良が発生しないようにしてい
る。更に、この繰り出された粘着テープを、筋付けロー
ラー及び筋付け受けローラーの外周面に設けた断面V字
形のV形凹溝とV形突起で挟み込みながら繰り出すこと
により、その繰り出し方向へ折り目が付けられてコシを
強くし、粘着テープを直線状に形状保持したまま直線方
向へ押し出せるようにしている。また、上記筋付けロー
ラーのV形突起に例えばシリコーン液、即ちシリコーン
オイルなどの非粘着剤を付着させる非粘着剤供給手段を
配設して、この非粘着剤が付着したV形突起の表面を粘
着テープの接着面に圧接させることにより、該粘着テー
プの接着面からV形突起へ接着剤が付着するのを防止し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、このよう
な従来の包装機用粘着テープ繰り出し装置では、繰り出
しローラーを構成する例えばシリコーンゴムなどの非粘
着材自体が有する非粘性能によって、粘着テープの接着
面が繰り出しローラーの外周面に巻き付くのを防止して
いるため、粘着テープの粘着材料の影響や繰り出し受け
ローラーへの押し付けに伴う劣化などの原因により、繰
り出しローラーの非粘性能が低下すると、粘着テープが
繰り出しローラーに巻き付いて、そのまま筋付けローラ
ーとの隙間に入り込んで詰まり(ジャミング)を発生
し、それ以降、粘着テープが繰り出し不能になってしま
い、新しい繰り出しローラーに交換する必要があるとい
う問題がある。
【0004】そこで、これを防止するために、繰り出し
ローラーの外周面に巻き付いた粘着テープを強制的に剥
離する構造にして、この剥離した粘着テープを筋付けロ
ーラー及び筋付け受けローラーの間に案内供給すること
が考えられる。この構造にした場合、包装機の連続運転
速度に合わせて粘着テープを略連続的に繰り出すように
実験した結果は、繰り出しローラーに粘着テープが巻き
付いて筋付けローラーとの隙間に入り込むのを防止でき
た。しかし、同じ状況下でも運転停止が一定時間以上続
いた後に再スタートさせる実験をした結果は、上記繰り
出しローラーと繰り出し受けローラーを回転によって、
その後の新たな繰り出しを開始すると、図8に示す如く
粘着テープTがその接着面T1と反対側である繰り出し
受けローラー2′の外周面2a′に巻き付くように曲が
り、そのまま繰り出し受けローラー2′と筋付け受けロ
ーラー4′との隙間に入り込んで詰まりが発生してしま
った。その原因は、繰り出しローラー1′が例えばシリ
コーンゴムなどの変形し易い材料で構成されるため、そ
れより硬い繰り出し受けローラー2′との間に粘着テー
プTを挟んで圧接すると、該繰り出しローラー1′の圧
接部分が繰り出し受けローラー2′の外周面2a′に沿
って変形すると共に粘着テープTも湾曲し、このままの
状態で一定時間以上経過すると、粘着テープTが湾曲し
たまま折り癖が付き、この折り癖の付いた湾曲部分が、
その後の新たな繰り出しで、繰り出し受けローラー2′
の外周面2a′に沿って筋付け受けローラー4′との隙
間に向け押し出されるからである。更に、この状況にお
いては、筋付けローラー3′も回転駆動しているもの
の、非粘着剤供給手段7′からシリコーンオイルが付着
されるため、筋付け受けローラー4′との間に挟み込ん
だ粘着テープTに対しスリップして、該筋付けローラー
3′による送りができず、しかも該粘着テープTには折
り目を付ける際に抵抗が作用するため、繰り出しローラ
ー1′と繰り出し受けローラー2′により繰り出された
粘着テープTは、上記折り癖の付いた湾曲部分から繰り
出し受けローラー2′へ向け折り曲がることとなって、
詰まりとなる原因もある。
【0005】本発明のうち請求項1及び3記載の発明
は、繰り出しローラーの非粘性能が低下しても粘着テー
プを詰まらずに安定して繰り出すことを目的としたもの
である。更に請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明の目的に加えて、筋付けローラーの滑り止め部に粘
着テープが巻き付いて詰まるのを防止することを目的と
したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、繰り出し
ローラーの外周面に凹部を周設し、この凹部と繰り出し
方向へ嵌まり合う環状突起を、該繰り出しローラーと隣
り合う筋付けローラーの外周面に周設して、この環状突
起の外周表面に、繰り出しローラー及び繰り出し受けロ
ーラーの回転駆動で繰り出された粘着テープの接着面と
位置ズレ不能に圧接する滑り止め部を設けたことを特徴
とするものである。更に請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明の構成に、前記筋付けローラーの繰り出し
方向下流側に、折り目が付けられた粘着テープの接着面
と当接して補助繰り出しする非粘着材製の補助繰り出し
ローラーを隣り合わせて設け、この補助繰り出しローラ
ーの外周面に、筋付けローラーの環状突起と繰り出し方
向へ嵌まり合う凹部を周設した構成を加えたことを特徴
とする。また請求項3記載の発明は、繰り出しローラー
の外周面に凹部を周設し、この凹部と繰り出し方向へ嵌
まり合う環状突起を、該繰り出しローラーと隣り合う筋
付けローラーの外周面に周設すると共に、隣り合う繰り
出し受けローラー及び筋付け受けローラーの外周面に夫
々凹部を周設し、これら凹部と嵌まり合って繰り出しロ
ーラーの軸心と繰り出し受けローラーの軸心を結ぶ線近
くから、筋付けローラーの軸心と筋付け受けローラーの
軸心を結ぶ線近くまで至る規制ガイド部を、粘着テープ
の非接着面と対向して粘着テープの繰り出し路に沿って
設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明は、粘着テープが繰り出しロー
ラーの外周面に巻き付いたまま筋付けローラーとの隙間
へ向け移動しても、その移動方向と逆方向へ移動する筋
付けローラーの環状突起が上記粘着テープの接着面に圧
接して繰り出しローラーの外周面から強制的に剥離させ
ると同時に、該環状突起の滑り止め部が上記粘着テープ
の接着面に食い込んで引っ掛かることにより、上記繰り
出しローラーからの粘着テープの剥離を促進させ、しか
も滑り止め部に付着させたまま粘着テープが筋付け受け
ローラーとの間に向け強制的に引っ張り出されるもので
ある。更に請求項2の発明は、請求項1記載の構成に対
して、前記筋付けローラーの繰り出し方向下流側に、折
り目が付けられた粘着テープの接着面と当接して補助繰
り出しする非粘着材製の補助繰り出しローラーを隣り合
わせて設け、この補助繰り出しローラーの外周面に、筋
付けローラーの環状突起と繰り出し方向へ嵌まり合う凹
部を周設した構成を追加したので、環状突起の滑り止め
部に付着した粘着テープが補助繰り出しローラーとの隙
間へ向け移動しても、その移動方向と逆方向へ移動する
補助繰り出しローラーの外周面が上記粘着テープの接着
面に当接して滑り止め部から強制的に剥離する。また請
求項3の発明は、粘着テープが繰り出しローラーの外周
面に巻き付いたまま筋付けローラーとの隙間へ向け移動
しても、その移動方向と逆方向へ移動する筋付けローラ
ーの環状突起が上記粘着テープの接着面に圧接して繰り
出しローラーの外周面から強制的に剥離させ、その後の
繰り出しローラー及び繰り出し受けローラーの繰り出し
により、上記粘着テープが案内ガイドの規制ガイド部に
規制されて、繰り出し受けローラーと筋付け受けローラ
ーとの隙間へ入り込まずに、筋付けローラーと筋付け受
けローラーの間に向け押し出されるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。この実施例は、例えば特開平5−33
0723号公報の図1〜4に開示される如く3つの粘着
テープ繰り出し装置を、上包み包装機内に収納した包装
シートの上方へ屈曲する先端部の中央及び両端と夫々対
向して配設し、この先端部を貼り付け機構で更に屈曲さ
せる動作と反屈曲方向へ復元させる動作を繰り返すこと
により、該先端部の中央と両側端に各粘着テープ繰り出
し装置から繰り出された粘着テープを夫々一部突出させ
て貼着すると共に、この粘着テープが貼着された包装シ
ートを一枚ずつシート移送路に沿って上包み包装機の包
装開始位置へ移送させるものである。この状態で、上包
み包装機が包装動作を開始させることにより、例えば特
開平5−330510号公報に開示される如く、胴巻き
過程が終了すると同時に、上記先端部中央の粘着テープ
の突出部分を貼り付けて封鎖し、耳折り過程が終了する
と同時に、上記先端部両端の粘着テープの突出部分を夫
々貼り付けて封鎖するようにしている。
【0009】上記粘着テープ繰り出し装置について説明
すれば、包装シートの先端部の中央と対向して配設され
るものと、先端部の両端と夫々対向して配設されるもの
とでは、夫々の構造が共通しているため、その代表とし
て、先端部の両端と夫々対向して配設される粘着テープ
繰り出し装置Aを図5に示す。この粘着テープ繰り出し
装置Aの具体的な構造は、粘着テープロールRを回転自
在に支持する本体フレームA1と、この粘着テープロー
ルRの下流側へ連続する粘着テープTの繰り出し路T′
と、この繰り出し路T′の途中に配置された繰り出し機
構Bと、この繰り出し機構Bにより繰り出された粘着テ
ープTを所定長さに切断するカッターCと、切断した粘
着テープTを上記シート移送路へ向けて移動するテープ
移動機構Dとを備える。
【0010】繰り出し機構Bは、図示しない上包み包装
機の制御部から出力される動作信号に基づいて間欠的に
作動制御され、図1に示す如く上記繰り出し路T′を挟
んで対向する繰り出しローラー1及び繰り出し受けロー
ラー2と、その繰り出し方向下流側に配置された繰り出
し路T′を挟んで対向する筋付けローラー3及び筋付け
受けローラー4と、この筋付けローラー3の繰り出し方
向下流側に配置した補助繰り出しローラー5とを備え
る。
【0011】繰り出しローラー1は、図1及び図3に示
す如く上記繰り出し路T′を通る粘着テープTの接着面
T1と対向して圧接するように配置され、少なくとも外
周部分を非粘着性に優れた例えばシリコーンゴムなどの
非粘着材で構成し、その外周面1aには、凹部1bを軸
線方向へ適宜間隔をあけて複数周設する。これら凹部1
b…は、後述する筋付けローラー3の環状突起3a及び
V形突起3d、図示例ではそれに加えてV形凹溝3cの
先端が夫々繰り出し方向へ遊嵌状に嵌まり合うように凹
設されている。
【0012】繰り出し受けローラー2は、図1及び図4
に示す如く上記繰り出し路T′を通る粘着テープTの非
接着面T2と対向して圧接するように配置され、例えば
鉄などの金属で構成し、その外周面2aには、必要に応
じて上記繰り出しローラー1の凹部1b…と略対向する
位置に、複数の凹部2b…を周設している。
【0013】筋付けローラー3は、図1〜図3に示す如
く上記繰り出し路T′を通る粘着テープTの接着面T1
と対向して圧接するように配置され、少なくとも外周部
分を例えばシリコーンゴムに比べて非粘着性能が劣るも
のの硬いポリアセタール樹脂などで構成し、その外周面
には、上記繰り出しローラー1の凹部1b…と繰り出し
方向へ遊嵌状に嵌まり合う環状突起3aを周設すると共
に、断面V字形のV形凹溝3c及びV形突起3dを周設
する。図示例では、図2及び図3に示す如く筋付けロー
ラー3の軸方向中央にV形凹溝3cを外周面から突出す
るように凹設し、このV形凹溝3cの外側に夫々適宜間
隔をあけて一対の環状突起3a,3aを突設し、これら
環状突起3a,3aの外側に夫々適宜間隔をあけて一対
のV形突起3d,3dを突設している。また、各環状突
起3aの外周表面には、上記繰り出しローラー1及び繰
り出し受けローラー2の回転駆動で繰り出された粘着テ
ープTの接着面T1と位置ズレ不能に圧接する滑り止め
部3bを設ける。図示例では、滑り止め部3b,3bが
環状突起3a,3aの外周表面をローレット切りして構
成している。
【0014】筋付け受けローラー4は、図1、図2及び
図4に示す如く上記繰り出し路T′を通る粘着テープT
の非接着面T2と対向して圧接するように配置され、例
えば鉄などの金属で構成し、その外周面には、上記筋付
けローラー3のV形凹溝3c及びV形突起3dと対向す
る位置に、断面V字形のV形突起4a及びV形凹溝4b
を、夫々繰り出し方向と直交する方向へ嵌め合うように
周設し、これらV形突起4a及びV形凹溝4bの無い外
周面は凹部4cとなる。図示例では、図2及び図4に示
す如く遊転自在に支持した筋付け受けローラー4の軸方
向中央にV形突起4aを突設し、このV形突起4aの外
側に夫々適宜間隔をあけて一対のV形凹溝4b,4bを
外周面から突出するように凹設し、このV形凹溝3cの
外側に夫々適宜間隔をあけて一対の環状突起3a,3a
を突設し、これら環状突起3a,3aの外側に夫々適宜
間隔をあけて一対のV形突起3c,3cを突設し、これ
ら以外の外周面を凹部4c…としている。
【0015】補助繰り出しローラー5は、図1及び図3
に示す如く上記繰り出し路T′を通る粘着テープTの接
着面T1に対し繰り出しローラー1や筋付けローラー3
のように圧接はしないが当接するように配置され、少な
くとも外周部分を非粘着性に優れた例えばシリコーンゴ
ムなどの非粘着材で構成し、その外周面5aには、上記
筋付けローラー3の環状突起3a及びV形突起3d、図
示例ではそれに加えてV形凹溝3cの先端が夫々繰り出
し方向へ遊嵌状に嵌まり合う凹部5bを軸線方向へ適宜
間隔をあけて複数周設する。
【0016】上記筋付け受けローラー4の凹部4cから
補助繰り出しローラー5と繰り出し路T′を挟んで対向
する位置に亙っては、図1、図2及び図4に示す如く粘
着テープTの非接着面T2と対向する案内ガイド6を、
粘着テープTの繰り出し路T′に沿って設ける。この案
内ガイド6は、筋付けローラー3の環状突起3a、V形
凹溝3c及びV形突起3dと、筋付け受けローラー4の
V形突起4a及びV形凹溝4bと夫々干渉しないように
切欠部6aを形成している。図示例では切欠部6aが、
図4に示す如くV形凹溝4b,4bの外側を通る側面略
U字形に形成している。
【0017】更に、上記筋付けローラー3の近くには、
図1及び図2に示す如く上記V形凹溝3c及びV形突起
3dの表面に非粘着剤を付着させる非粘着剤供給手段7
を設ける。図示例の場合には、この非粘着剤供給手段7
が、例えばシリコーンオイルなどの非粘着剤が含浸され
たフェルトを、筋付けローラー3のV形凹溝3c及びV
形突起3dの表面と接触させるが、環状突起3aの滑り
止め部3bには接触しないように配設し、この筋付けロ
ーラー3の回転に伴って該フェルトからV形凹溝3c及
びV形突起3dのみに非粘着剤を塗布させている。なお
図示例では、上記環状突起3aの滑り止め部3bは、粘
着テープTの接着面T1に食い込ませて確実に引っ掛け
る目的から、図1及び図2に示す如く該滑り止め部3b
と対向する非粘着剤供給手段7に凹み部7aを凹設する
ことにより、非粘着剤を付着させないようにしている
が、粘着テープTの接着面T1から滑り止め部3bへの
接着剤の付着を長期に亙って防止する目的のために、非
粘着剤供給手段7のフェルトから滑り止め部3bへ非粘
着剤を塗布させても良い。
【0018】そして、上述した繰り出しローラー1、繰
り出し受けローラー2、筋付けローラー3及び補助繰り
出しローラー5は、例えばステッピングモーターなどの
図示しない駆動部と連係し、この駆動部は、上包み包装
機の制御部からの動作信号に基づいて間欠的に設定時間
ずつ動作する。これにより繰り出しローラー1及び繰り
出し受けローラー2を同じ速度で繰り出し方向へ回転さ
せ、これと同じ速度か又は若干速い速度で筋付けローラ
ー3を繰り出し方向へ回転させ、更にこれらより速い速
度で補助繰り出しローラー5を繰り出し方向へ回転させ
ると共に、これら夫々を前記カッターCによる粘着テー
プTの切断後に若干量だけ逆回転させるてカッターCの
刃先から粘着テープTの切断端を離す。なお図示例で
は、上記筋付けローラー3との間隔を調整し易くする目
的から、筋付け受けローラー4を遊転自在に支持した
が、この筋付け受けローラー4を駆動部と連係して、筋
付けローラー3と同じ速度で繰り出し方向へ向けだけ回
転させても良い。
【0019】また、前記繰り出し路T′を境目として一
方側に位置する受けローラー2及び筋付け受けローラー
4は、図2及び図5に示す如く前記本体フレームA1に
配備されるが、他方側に位置する繰り出しローラー1、
筋付けローラー3及び補助繰り出しローラー5は、該本
体フレームA1に対して揺動自在に支持した揺動フレー
ムA2に配備されており、これら本体フレームA1及び
揺動フレームA2を例えばトグルクランプなどの連結具
A3によって開閉自在に連結固定している。この構成に
より、粘着テープロールRの交換に伴って粘着テープT
の先端部をリセットする際に、連結具A3を外して本体
フレームA1から揺動フレームA2を外す方向へ揺動す
ることにより、交換した粘着テープTの先端部を、繰り
出し受けローラー2及び筋付け受けローラー4と、繰り
出しローラー1、筋付けローラー3及び補助繰り出しロ
ーラー5との間に容易に挟み込めるようにすると共に、
メンテナンス作業を容易にしている。
【0020】次に、斯かる包装機用粘着テープ繰り出し
装置の作動について説明する。先ず、駆動部の動作によ
って、繰り出しローラー1、繰り出し受けローラー2、
筋付けローラー3及び補助繰り出しローラー5が同時に
回転し始めると、図1に示す如く繰り出しローラー1と
繰り出し受けローラー2は、これらの回転駆動によって
両者間に挟み込んだ粘着テープTを下流側へ繰り出す。
【0021】この際、繰り出しローラー1の少なくとも
外周部分を構成する例えばシリコーンゴムなどの非粘着
材の非粘性能が低下した場合には、粘着テープTを挟み
込んだ時点で、その接着面T1が繰り出しローラー1の
外周面1aに巻き付き、その後の繰り出しローラー1の
回転で巻き付いたまま繰り出しローラー1と筋付けロー
ラー3との隙間へ向け移動する。しかし、この巻き付い
た粘着テープTは、所定角度位置に到達すると、繰り出
しローラー1の外周面1aの凹部1b,1bと嵌め合っ
て上記粘着テープTの移動方向と逆方向へ移動する筋付
けローラー3の環状突起3a,3aが、その接着面T1
に圧接して繰り出しローラー1の外周面1aから強制的
に粘着テープTを剥離する。
【0022】これと同時に、これら環状突起3a,3a
の滑り止め部3b,3bが上記粘着テープTの接着面T
1に食い込んで引っ掛かり、その結果として繰り出しロ
ーラー1からの粘着テープTの剥離を促進させ、しかも
滑り止め部3b,3bに付着させたまま粘着テープTが
筋付け受けローラー4との間に向け強制的に引っ張り出
される。
【0023】従って、繰り出しローラー1の非粘性能が
低下してその外周面1aに粘着テープTが巻き付いたと
しても、巻き付いたまま該繰り出しローラー1と筋付け
ローラー3との隙間に入り込んで詰まることはない。更
に、運転停止が一定時間以上続くことにより、粘着テー
プTの繰り出しローラー1と繰り出し受けローラー2と
の挟み込まれた部分に、繰り出し受けローラー2の外周
面に沿って湾曲する折り癖が付いた状態で、再スタート
させたとしても、その後に繰り出しローラー1と繰り出
し受けローラー2で新たに繰り出された折り癖の付いた
湾曲部分は、上記滑り止め部3b,3bに付着して筋付
け受けローラー4との間に向け強制的に引っ張り出され
るから、図8に示した実験例のように繰り出し受けロー
ラー2の外周面2aに沿って筋付け受けローラー4との
隙間に向け押し出されず、これらの隙間に入り込んで詰
まることはない。
【0024】その後、上記滑り止め部3b,3bで強制
的に引張り出された粘着テープTは、筋付けローラー3
と筋付け受けローラー4との間に進入し、図2に示す如
く筋付けローラー3のV形凹溝3c及びV形突起3d,
3dと、筋付け受けローラー4のV形突起4a及びV形
凹溝4b,4bとの間に挟み込まれて、接着面T1側へ
断面V字形に突出する折り目T3が1本付けられると同
時に、非接着面T2側へ断面V字形に突出する折り目T
4,T4が2本平行に付けられる。
【0025】この際、粘着テープTの接着面T1と圧接
する筋付けローラー3のV形凹溝3c及びV形突起3
d,3dには、該接着面T1から接着剤が付着する恐れ
があるが、これらV形凹溝3c及びV形突起3d,3d
は、接着面T1と圧接する前の時点で非粘着剤供給手段
7からに例えばシリコーンオイルなどの非粘着剤が夫々
塗布されるから、これらの表面に接着剤が付着すること
はない。
【0026】そして、この折り目T3,T4,T4の付
いた粘着テープTは、少なくとも筋付けローラー3の回
転駆動により、案内ガイド6に沿って補助繰り出しロー
ラー5へ向け送り出されることになるが、この際も上記
滑り止め部3b,3bに付着したまま巻き付いて、補助
繰り出しローラー5との隙間へ向け移動することによ
り、詰まりの原因となる。しかし、この巻き付いた粘着
テープTは、所定角度位置に到達すると、筋付けローラ
ー3の環状突起3a,3a、V形突起3d、3d及びV
形凹溝3cと嵌め合って上記粘着テープTの移動方向と
逆方向へ移動する補助繰り出しローラー5の外周面5a
が、その接着面T1に当接して上記滑り止め部3b,3
bから強制的に粘着テープTを剥離する。
【0027】その結果、上記補助繰り出しローラー5に
よって剥離された粘着テープTは、上記折り目T3,T
4,T4により直線状に形状保持されると同時に、接着
面T1側へ突出する折り目T3を中心として非接着面T
2側へ若干断面くの字型に折れ曲がり、この直線状態の
まま案内ガイド6に沿ってテープ移動機構Dまで繰り出
される。
【0028】それ以降は、特開平5−330723号公
報の図4(b)〜(f)に開示される如く、貼り付け機
構により上記繰り出された粘着テープTに包装シートの
先端部が貼り付けられ、更にカッターCで粘着テープT
を切断した後に、テープ移動機構Dをシート移送路へ向
け移動させてから粘着テープTが貼り付いた包装シート
をシート移送路沿いに移送し、その後、テープ移動機構
Dを待機位置に復帰させてから、上述した作動が繰り返
される。
【0029】一方、図6及び図7に示すものは、本発明
の他の実施例であり、このものは、前記筋付けローラー
3の環状突起3aに滑り止め部3bを設けずに、繰り出
し受けローラー2の凹部2b…及び筋付け受けローラー
4の凹部4c…と嵌まり合って繰り出しローラー1の軸
心と繰り出し受けローラー2の軸心を結ぶ線L1近くか
ら、筋付けローラー3の軸心と筋付け受けローラー4の
軸心を結ぶ線L2近くまで至る規制ガイド部6bを、粘
着テープTの非接着面T2と対向して繰り出し路T′に
沿って配設した案内ガイド6に連設した構成が、前記図
1〜4に示した実施例とは異なり、それ以外の構成は図
1〜4に示した実施例と同じものである。
【0030】図示例の場合には、上記案内ガイド6に切
欠部6aとして、筋付けローラー3の環状突起3a,3
aと夫々干渉しないように略U字形切欠部6a1 ,6a
1 を形成し、筋付けローラー3のV形凹溝3c及びV形
突起3d,3dと筋付け受けローラー4のV形突起4a
及びV形凹溝4b,4bと夫々干渉しないように略O字
形切欠部6a2 ,6a2 ,6a2 を形成している。
【0031】従って、図6及び図7に示すものは、繰り
出しローラー1の外周面1aに巻き付いた粘着テープT
を、筋付けローラー3の環状突起3a,3aによって強
制的に剥離した後、この剥離された粘着テープTは、繰
り出しローラー1及び繰り出し受けローラー2で新たに
繰り出されることにより、案内ガイド6の規制ガイド部
6bに規制されて、粘着テープTが筋付け受けローラー
4との間に向け押し出される。
【0032】その結果、運転停止が一定時間以上続くこ
とにより、粘着テープTの繰り出しローラー1と繰り出
し受けローラー2との挟み込まれた部分に、繰り出し受
けローラー2の外周面に沿って湾曲する折り癖が付いた
状態で、再スタートさせたとしても、その後に繰り出し
ローラー1と繰り出し受けローラー2で新たに繰り出さ
れた折り癖の付いた湾曲部分は、上記規制ガイド部6b
に規制されて、粘着テープTが筋付け受けローラー4と
の間に向け押し出されるから、前記図1〜4に示した実
施例と同様に、図8に示した実験例のように繰り出し受
けローラー2の外周面2aに沿って筋付け受けローラー
4との隙間に向け押し出されず、これらの隙間に入り込
んで詰まることはない。
【0033】尚、前示実施例では、運転停止が一定時間
以上続いてから再スタートさせた際に、折り癖の付いた
湾曲部分が繰り出し受けローラー2と筋付け受けローラ
ー4との隙間に入り込むのを防止する課題のために、環
状突起3aの表面に滑り止め部3bを設たり、或いは滑
り止め部3bを設けずに規制ガイド部6bを設けたが、
これに限定されず、他の構造であっても上記課題を解決
できる。例えば繰り出しローラー1に対して繰り出し受
けローラー2を接近又は隔離する方向へ往復動自在に支
持するなど、繰り出しローラー1と繰り出し受けローラ
ー2とを離動可能な構造にすると共に、運転停止をタイ
マーなどで検出することにより、運転停止が一定時間以
上続いた時には、繰り出しローラー1と繰り出し受けロ
ーラー2とを離す方向へ移動させて、これら両者間に挟
み込まれた粘着テープTに湾曲する折り癖が付かないよ
うにし、再スタートする場合には、離れた繰り出しロー
ラー1と繰り出し受けローラー2とを接近する方向へ移
動させてから粘着テープTを繰り出すようにする。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、粘着テープが繰り出しローラーの外
周面に巻き付いたまま筋付けローラーとの隙間へ向け移
動しても、その移動方向と逆方向へ移動する筋付けロー
ラーの環状突起が上記粘着テープの接着面に圧接して繰
り出しローラーの外周面から強制的に剥離させると同時
に、該環状突起の滑り止め部が上記粘着テープの接着面
に食い込んで引っ掛かることにより、上記繰り出しロー
ラーからの粘着テープの剥離を促進させ、しかも滑り止
め部に付着させたまま粘着テープが筋付け受けローラー
との間に向け強制的に引っ張り出されるので、繰り出し
ローラーの非粘性能が低下しても粘着テープを詰まらず
に安定して繰り出せる。従って、繰り出しローラーの非
粘性能の低下により粘着テープが繰り出しローラーに巻
き付く従来のものに比べ、繰り出しローラーの非粘性能
が低下しても、繰り出しローラーに巻き付いた粘着テー
プが筋付けローラーとの隙間に入り込んで詰まるのを防
止でき、その結果、繰り出しローラーの耐用時間を大幅
に延ばすことができて経済的である。しかも、繰り出し
ローラーの外周面に巻き付いた粘着テープを強制的に剥
離して、筋付けローラー及び筋付け受けローラーの間に
案内供給する構造にするものに比べ、運転停止が一定時
間以上続いた後に再スタートさせても、その後に繰り出
しローラーと繰り出し受けローラーで新たに繰り出され
た折り癖の付いた湾曲部分が、繰り出し受けローラーと
筋付け受けローラーとの隙間に入り込んで詰まるのを防
止できる。
【0035】更に請求項2の発明は、請求項1の発明の
効果に加えて、環状突起の滑り止め部に付着した粘着テ
ープが補助繰り出しローラーとの隙間へ向け移動して
も、その移動方向と逆方向へ移動する補助繰り出しロー
ラーの外周面が上記粘着テープの接着面に当接して滑り
止め部から強制的に剥離するので、筋付けローラーの滑
り止め部に粘着テープが巻き付いて詰まるのを防止でき
る。
【0036】また請求項3の発明は、粘着テープが繰り
出しローラーの外周面に巻き付いたまま筋付けローラー
との隙間へ向け移動しても、その移動方向と逆方向へ移
動する筋付けローラーの環状突起が上記粘着テープの接
着面に圧接して繰り出しローラーの外周面から強制的に
剥離させ、その後の繰り出しローラー及び繰り出し受け
ローラーの繰り出しにより、上記粘着テープが案内ガイ
ドの規制ガイド部に規制されて、繰り出し受けローラー
と筋付け受けローラーとの隙間へ入り込まずに、筋付け
ローラーと筋付け受けローラーの間に向け押し出される
ので、繰り出しローラーの非粘性能の低下や運転停止時
間と関係なく粘着テープを詰まらずに安定して繰り出せ
る。従って、繰り出しローラーの非粘性能の低下により
粘着テープが繰り出しローラーに巻き付く従来のものに
比べ、繰り出しローラーの非粘性能が低下しても、繰り
出しローラーに巻き付いた粘着テープが筋付けローラー
との隙間に入り込んで詰まるのを防止でき、その結果、
繰り出しローラーの耐用時間を大幅に延ばすことができ
て経済的である。しかも、繰り出しローラーの外周面に
巻き付いた粘着テープを強制的に剥離して、筋付けロー
ラー及び筋付け受けローラーの間に案内供給する構造に
するものに比べ、運転停止が一定時間以上続いた後に再
スタートさせても、その後に繰り出しローラーと繰り出
し受けローラーで新たに繰り出された折り癖の付いた湾
曲部分が、繰り出し受けローラーと筋付け受けローラー
との隙間に入り込んで詰まるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す包装機用粘着テープ繰
り出し装置の要部の縦断正面図である。
【図2】図1の(2)−(2)線に沿える部分的な縮小
横断平面図である。
【図3】図1の(3)−(3)線に沿える部分的な縮小
縦断側面図である。
【図4】図1の(4)−(4)線に沿える部分的な縮小
縦断側面図である。
【図5】包装機用粘着テープ繰り出し装置の全体を示す
縮小縦断正面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す包装機用粘着テープ
繰り出し装置の要部の縦断正面図である。
【図7】図6の(7)−(7)線に沿える部分的な縮小
縦断側面図である。
【図8】実験例を示す部分的な縦断正面図である。
【符号の説明】
A 粘着テープ繰り出し装置 L1 線 L2 線 R 粘着テープロ
ール T 粘着テープ T1 接着面 T2 非接着面 T3 折り目 T4 折り目 T′ 繰り出し路 1 繰り出しローラー 1a 外周面 1b 凹部 2 繰り出し受け
ローラー 2b 凹部 3 筋付けローラ
ー 3a 環状突起 3b 滑り止め部 4 筋付け受けローラー 4c 凹部 5 補助繰り出しローラー 5a 外周面 5b 凹部 6b 規制ガイド部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着テープ(T)の接着面(T1)と圧
    接する非粘着材からなる繰り出しローラー(1)と、非
    接着面(T2)と圧接する繰り出し受けローラー(2)
    とで粘着テープ(T)を挟み込み、これら繰り出しロー
    ラー(1)及び繰り出し受けローラー(2)の回転駆動
    により、粘着テープロール(R)から粘着テープ(T)
    を繰り出し、その繰り出し方向下流側に配置した上記接
    着面(T1)と圧接する筋付けローラー(3)と、上記
    非接着面(T2)と圧接する筋付け受けローラー(4)
    とで繰り出された粘着テープ(T)を挟み込み、少なく
    とも筋付けローラー(3)の回転駆動により、挟み込ん
    だ粘着テープ(T)に折り目(T3,T4)を繰り出し
    方向へ付ける包装機用粘着テープ繰り出し装置におい
    て、前記繰り出しローラー(1)の外周面(1a)に凹
    部(1b)を周設し、この凹部(1b)と繰り出し方向
    へ嵌まり合う環状突起(3a)を、該繰り出しローラー
    (1)と隣り合う筋付けローラー(3)の外周面に周設
    して、この環状突起(3a)の外周表面に、繰り出しロ
    ーラー(1)及び繰り出し受けローラー(2)の回転駆
    動で繰り出された粘着テープ(T)の接着面(T1)と
    位置ズレ不能に圧接する滑り止め部(3b)を設けたこ
    とを特徴とする包装機用粘着テープ繰り出し装置。
  2. 【請求項2】 前記筋付けローラー(3)の繰り出し方
    向下流側に、折り目(T3,T4)が付けられた粘着テ
    ープ(T)の接着面(T1)と当接して補助繰り出しす
    る非粘着材製の補助繰り出しローラー(5)を隣り合わ
    せて設け、この補助繰り出しローラー(5)の外周面
    (5a)に、筋付けローラー(3)の環状突起(3a)
    と繰り出し方向へ嵌まり合う凹部(5b)を周設した請
    求項1記載の包装機用粘着テープ繰り出し装置。
  3. 【請求項3】 粘着テープ(T)の接着面(T1)と圧
    接する非粘着材からなる繰り出しローラー(1)と、非
    接着面(T2)と圧接する繰り出し受けローラー(2)
    とで粘着テープ(T)を挟み込み、これら繰り出しロー
    ラー(1)及び繰り出し受けローラー(2)の回転駆動
    により、粘着テープロール(R)から粘着テープ(T)
    を繰り出し、その繰り出し方向下流側に配置した上記接
    着面(T1)と圧接する筋付けローラー(3)と、上記
    非接着面(T2)と圧接する筋付け受けローラー(4)
    とで繰り出された粘着テープ(T)を挟み込み、少なく
    とも筋付けローラー(3)の回転駆動により、挟み込ん
    だ粘着テープ(T)に折り目(T3,T4)を繰り出し
    方向へ付ける包装機用粘着テープ繰り出し装置におい
    て、前記繰り出しローラー(1)の外周面(1a)に凹
    部(1b)を周設し、この凹部(1b)と繰り出し方向
    へ嵌まり合う環状突起(3a)を、該繰り出しローラー
    (1)と隣り合う筋付けローラー(3)の外周面に周設
    すると共に、隣り合う繰り出し受けローラー(2)及び
    筋付け受けローラー(4)の外周面に夫々凹部(2b,
    4c)を周設し、これら凹部(2b,4c)と嵌まり合
    って繰り出しローラー(1)の軸心と繰り出し受けロー
    ラー(2)の軸心を結ぶ線(L1)近くから、筋付けロ
    ーラー(3)の軸心と筋付け受けローラー(4)の軸心
    を結ぶ線(L2)近くまで至る規制ガイド部(6b)
    を、粘着テープ(T)の非接着面(T2)と対向して粘
    着テープ(T)の繰り出し路(T′)に沿って設けたこ
    とを特徴とする包装機用粘着テープ繰り出し装置。
JP19742696A 1996-07-26 1996-07-26 包装機用粘着テープ繰り出し装置 Pending JPH1035990A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010047277A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Max Co Ltd 結束装置
JP4607371B2 (ja) * 2001-05-10 2011-01-05 東海機器工業株式会社 畳表の折り曲げ方法及び当該方法に用いる畳表用折り筋付け器
WO2014087547A1 (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 山田機械工業株式会社 粘着テープ貼り付け装置
CN110104281A (zh) * 2019-05-21 2019-08-09 广东川田卫生用品有限公司 一种用于卫生巾包装胶贴的折边设备及折边工艺

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