JPH1035890A - タンク車の粉粒体排出装置 - Google Patents
タンク車の粉粒体排出装置Info
- Publication number
- JPH1035890A JPH1035890A JP20933096A JP20933096A JPH1035890A JP H1035890 A JPH1035890 A JP H1035890A JP 20933096 A JP20933096 A JP 20933096A JP 20933096 A JP20933096 A JP 20933096A JP H1035890 A JPH1035890 A JP H1035890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- granular material
- sintered metal
- powder
- air
- Prior art date
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- Pending
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉粒体の流動化を空気圧を利用したラバ
−、ネオプレン、の振動により行わず、機械的強度、耐
圧が大きく、腐食に強く、精度の大きな濾過が可能で、
洗浄により繰返し使用が可能な焼結金属の毛細管の集合
体から送られる空気を利用して、粉粒体を流動化するよ
う構成することによって、優れたタンク車の粉粒体排出
装置を提供すること。 【構成】 タンク車の排出部に下方に向かって漸次断面
積が減少する円錐状の外側ホッパ−を装着し、この外側
ホッパ−の内側表面から間隙を有して無数の毛細管の集
合体で構成された複数の焼結金属の板体で形成された環
状の内側ホッパ−を設け、この内側ホッパ−と前記外側
ホッパ−の内側表面との間に間隙部を形成し、この間隙
部に空気を送圧することによって、前記内側ホッパ−内
に集積された粉粒体に、前記焼結金属の板体の毛細管を
通じて送られた空気により、前記粉粒体を流動化するこ
とによって排出することを特徴とするタンク車の粉粒体
排出装置。
−、ネオプレン、の振動により行わず、機械的強度、耐
圧が大きく、腐食に強く、精度の大きな濾過が可能で、
洗浄により繰返し使用が可能な焼結金属の毛細管の集合
体から送られる空気を利用して、粉粒体を流動化するよ
う構成することによって、優れたタンク車の粉粒体排出
装置を提供すること。 【構成】 タンク車の排出部に下方に向かって漸次断面
積が減少する円錐状の外側ホッパ−を装着し、この外側
ホッパ−の内側表面から間隙を有して無数の毛細管の集
合体で構成された複数の焼結金属の板体で形成された環
状の内側ホッパ−を設け、この内側ホッパ−と前記外側
ホッパ−の内側表面との間に間隙部を形成し、この間隙
部に空気を送圧することによって、前記内側ホッパ−内
に集積された粉粒体に、前記焼結金属の板体の毛細管を
通じて送られた空気により、前記粉粒体を流動化するこ
とによって排出することを特徴とするタンク車の粉粒体
排出装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルミナ、グラニュ−
糖、セメント、小麦粉、等の粉体、及びプラスチック樹
脂ペレット、鉱石、等の粗粒体、微粒炭、等を輸送して
所定の場所に排出するタンク車の粉粒体排出装置に関す
るものである。
糖、セメント、小麦粉、等の粉体、及びプラスチック樹
脂ペレット、鉱石、等の粗粒体、微粒炭、等を輸送して
所定の場所に排出するタンク車の粉粒体排出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】上記のタンク車の粉粒体排出装置につい
ては、図5及び実開昭53−74892に示されるよう
に、タンク車の排出部に下方に向かって漸次断面積が減
少する円錐状のホッパ−を装着し、このホッパ−の内側
表面から間隙を有してラバ−、ネオプレン、の振動部材
を設けて、この振動部材と前記ホッパ−の内側表面との
間に間隙部を形成し、この間隙部に空気を送圧すること
によって、前記振動部材を振動させるとともに空気圧に
よって前記ホッパ−内の粉粒体を流動化することによっ
て排出していた。
ては、図5及び実開昭53−74892に示されるよう
に、タンク車の排出部に下方に向かって漸次断面積が減
少する円錐状のホッパ−を装着し、このホッパ−の内側
表面から間隙を有してラバ−、ネオプレン、の振動部材
を設けて、この振動部材と前記ホッパ−の内側表面との
間に間隙部を形成し、この間隙部に空気を送圧すること
によって、前記振動部材を振動させるとともに空気圧に
よって前記ホッパ−内の粉粒体を流動化することによっ
て排出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す上記の従来
の粉粒体排出装置では、粉粒体を流動化するためにラバ
−、ネオプレンを使用しているが、このラバ−、ネオプ
レンには上からの粉粒体の重量荷重と下からの空気圧を
受けた上さらに振動するので、必然的に長年月の使用中
に摩耗して、振動部材としての役割が果たせなくなりそ
の結果粉粒体が充分流動化されなくなり、粉粒体がホッ
パ−内に溜まって排出能力の低下となった。
の粉粒体排出装置では、粉粒体を流動化するためにラバ
−、ネオプレンを使用しているが、このラバ−、ネオプ
レンには上からの粉粒体の重量荷重と下からの空気圧を
受けた上さらに振動するので、必然的に長年月の使用中
に摩耗して、振動部材としての役割が果たせなくなりそ
の結果粉粒体が充分流動化されなくなり、粉粒体がホッ
パ−内に溜まって排出能力の低下となった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、タンク車の排出部に下方に向かって漸次
断面積が減少する円錐状の外側ホッパ−を装着し、この
外側ホッパ−の内側表面から間隙を有して無数の毛細管
の集合体で構成された複数の焼結金属の板体で形成され
た環状の内側ホッパ−を設け、この内側ホッパ−と前記
外側ホッパ−の内側表面との間に間隙部を形成し、この
間隙部に空気を送圧することによって、前記内側ホッパ
−内に集積された粉粒体に、前記焼結金属の板体の毛細
管を通じて送られた空気により、前記粉粒体を流動化す
ることによって排出することを特徴とするタンク車の粉
粒体排出装置を提供する。
決するために、タンク車の排出部に下方に向かって漸次
断面積が減少する円錐状の外側ホッパ−を装着し、この
外側ホッパ−の内側表面から間隙を有して無数の毛細管
の集合体で構成された複数の焼結金属の板体で形成され
た環状の内側ホッパ−を設け、この内側ホッパ−と前記
外側ホッパ−の内側表面との間に間隙部を形成し、この
間隙部に空気を送圧することによって、前記内側ホッパ
−内に集積された粉粒体に、前記焼結金属の板体の毛細
管を通じて送られた空気により、前記粉粒体を流動化す
ることによって排出することを特徴とするタンク車の粉
粒体排出装置を提供する。
【0005】
【実施例】以下図面により本発明の実施形態を説明する
と、図1は本発明を適用したタンク車の粉粒体排出装置
の断面図を示し、図2は図1のA−A矢視図を示し、図
3は内側ホッパ−を構成する複数の焼結金属の板体の一
つを示し、図4は図1のB部拡大図を示し、図5は図4
に該当する従来の構造を示し、図6は粉粒体タンクトレ
−ラの正面図を示す。
と、図1は本発明を適用したタンク車の粉粒体排出装置
の断面図を示し、図2は図1のA−A矢視図を示し、図
3は内側ホッパ−を構成する複数の焼結金属の板体の一
つを示し、図4は図1のB部拡大図を示し、図5は図4
に該当する従来の構造を示し、図6は粉粒体タンクトレ
−ラの正面図を示す。
【0006】図6に示される粉粒体タンクトレ−ラ10
では、2つのタンク本体12,12の下部に排出部1
4,14を設け、この排出部14から流動化された粉粒
体が排出管16を通って外部に排出される。
では、2つのタンク本体12,12の下部に排出部1
4,14を設け、この排出部14から流動化された粉粒
体が排出管16を通って外部に排出される。
【0007】図1、図4、図6に示されるように、本発
明の実施形態によるタンク車の粉粒体排出装置は、下方
に向かって漸次断面積が減少する円錐状の外側ホッパ−
18を前記タンク本体12の下端にフランジ20、20
を接合して着脱自在にボルト、ナット22で固着し、こ
の外側ホッパ−18の内側表面から間隙部24を有して
環状の内側ホッパ−28を設け、この内側ホッパ−28
は図2に示すように複数の焼結金属の板体26,2
6..を敷設して構成され、この板体26は図3に示す
ように焼結金属で形成された台形のステンレス製の板
で、焼結金属は互いに連結しあった無数の毛細管の集合
体で構成され、その特徴として機械的強度、耐圧が大き
く、腐食に強く、精度の大きな濾過が可能で、洗浄によ
り繰返し使用が可能であることから種々の方面で利用さ
れている。
明の実施形態によるタンク車の粉粒体排出装置は、下方
に向かって漸次断面積が減少する円錐状の外側ホッパ−
18を前記タンク本体12の下端にフランジ20、20
を接合して着脱自在にボルト、ナット22で固着し、こ
の外側ホッパ−18の内側表面から間隙部24を有して
環状の内側ホッパ−28を設け、この内側ホッパ−28
は図2に示すように複数の焼結金属の板体26,2
6..を敷設して構成され、この板体26は図3に示す
ように焼結金属で形成された台形のステンレス製の板
で、焼結金属は互いに連結しあった無数の毛細管の集合
体で構成され、その特徴として機械的強度、耐圧が大き
く、腐食に強く、精度の大きな濾過が可能で、洗浄によ
り繰返し使用が可能であることから種々の方面で利用さ
れている。
【0008】図4に示されるように、内側ホッパ−28
と外側ホッパ−18の内側表面との間に間隙部24を形
成し、この間隙部24に配管30から空気を送圧するこ
とによって、前記内側ホッパ−28内に集積された粉粒
体に、前記焼結金属の板体26の毛細管を通じて送られ
た空気により、前記粉粒体を流動化することによってダ
ンパ−部32を通って排出管19から排出される。
と外側ホッパ−18の内側表面との間に間隙部24を形
成し、この間隙部24に配管30から空気を送圧するこ
とによって、前記内側ホッパ−28内に集積された粉粒
体に、前記焼結金属の板体26の毛細管を通じて送られ
た空気により、前記粉粒体を流動化することによってダ
ンパ−部32を通って排出管19から排出される。
【0009】本発明は上記の実施形態に限定されること
なく、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の設計変更
が可能であって、例えば内側ホッパ−28を構成する板
体26のすべてを焼結金属にする必要はなく、一部は通
常のステンレス板を使用してもよい。
なく、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の設計変更
が可能であって、例えば内側ホッパ−28を構成する板
体26のすべてを焼結金属にする必要はなく、一部は通
常のステンレス板を使用してもよい。
【00010】
【効果】以上本発明によれば、粉粒体の流動化を空気圧
を利用したラバ−、ネオプレン、の振動により行わず、
機械的強度、耐圧が大きく、腐食に強く、精度の大きな
濾過が可能で、洗浄により繰返し使用が可能な焼結金属
の毛細管の集合体から送られる空気を利用して、粉粒体
を流動化するよう構成したので、優れたタンク車の粉粒
体排出装置となった。
を利用したラバ−、ネオプレン、の振動により行わず、
機械的強度、耐圧が大きく、腐食に強く、精度の大きな
濾過が可能で、洗浄により繰返し使用が可能な焼結金属
の毛細管の集合体から送られる空気を利用して、粉粒体
を流動化するよう構成したので、優れたタンク車の粉粒
体排出装置となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したタンク車の粉粒体排出装置の
断面図を示す。
断面図を示す。
【図2】図1のA−A矢視図を示す。
【図3】内側ホッパ−を構成する複数の焼結金属の板体
の一つを示す。
の一つを示す。
【図4】図1のB部拡大図を示す。
【図5】図4に該当する従来の構造を示す。
【図6】粉粒体タンクトレ−ラの正面図を示す。
10 粉粒体タンクトレ−ラ 12 タンク本体 14 排出部 16 排出管 18 外側ホッパ− 20 フランジ 22 ボルト、ナット 24 間隙部 26 板体 28 内側ホッパ− 30 配管 32 ダンパ−部
Claims (1)
- 【請求項1】 タンク車の排出部に下方に向かって漸次
断面積が減少する円錐状の外側ホッパ−を装着し、この
外側ホッパ−の内側表面から間隙を有して無数の毛細管
の集合体で構成された複数の焼結金属の板体で形成され
た環状の内側ホッパ−を設け、この内側ホッパ−と前記
外側ホッパ−の内側表面との間に間隙部を形成し、この
間隙部に空気を送圧することによって、前記内側ホッパ
−内に集積された粉粒体に、前記焼結金属の板体の毛細
管を通じて送られた空気により、前記粉粒体を流動化す
ることによって排出することを特徴とするタンク車の粉
粒体排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20933096A JPH1035890A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | タンク車の粉粒体排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20933096A JPH1035890A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | タンク車の粉粒体排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035890A true JPH1035890A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16571166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20933096A Pending JPH1035890A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | タンク車の粉粒体排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1035890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001206547A (ja) * | 2001-03-12 | 2001-07-31 | Nisshin Engineering Co Ltd | 粉粒体空気輸送システム |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP20933096A patent/JPH1035890A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001206547A (ja) * | 2001-03-12 | 2001-07-31 | Nisshin Engineering Co Ltd | 粉粒体空気輸送システム |
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