JPH1034457A - ばね組立装置 - Google Patents
ばね組立装置Info
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- JPH1034457A JPH1034457A JP19655396A JP19655396A JPH1034457A JP H1034457 A JPH1034457 A JP H1034457A JP 19655396 A JP19655396 A JP 19655396A JP 19655396 A JP19655396 A JP 19655396A JP H1034457 A JPH1034457 A JP H1034457A
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- Japan
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- spring
- cylinder
- drive mechanism
- compression
- stud
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- Pending
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Abstract
筒への挿入が簡単にでき、ばねの圧縮作業を安全で短時
間に行うこと。 【解決手段】ばね1が挿入されるばね筒3と、このばね
筒3に沿ってばね1を圧縮する駆動機構11と、この駆
動機構11を支持する駆動機構支持部材12と、ばね筒
3に着脱可能に取り付けらればね1の圧縮をガイドする
ガイド筒8とを備えた。
Description
組立作業に用いられるばね組立装置に関する。
置を示す正面図,左側面図である。なお、図6(A)に
おいて上側半分はばね圧縮前の状態を示し、下側半分は
ばね圧縮後の状態を示している。図6(A),(B)に
示すように、例えば、送変電用遮断器の電動ばね操作機
構に用いられる駆動ばねの組立作業において、ばね1の
両端にはそれぞればね受2a,2bが装着され、これら
ばね受2a,2bが装着されたばね1はばね筒3に挿入
され、ばね1が自由長さの場合、製品用のばね固定スタ
ッド4では短いため、ばね1の自由長さより長い治具ス
タッド5が対角線方向に2本、ばね組立部のフレーム7
に取り付けられる。
ッド5に螺合させたナット6aを締め込み、ねじの推力
によりばね受2aを移動させることにより行う。ナット
6aをある程度締め込むと、ばね受2aの孔からばね固
定スタッド4が挿通してばね固定スタッド4の使用が可
能になるため、治具スタッド5とばね固定スタッド4を
交換してそのナット6bを締め込み、全ストロークが約
100mmのばねになるように圧縮作業を行っていた。
た従来の技術では、以下のような問題点があった。すな
わち、 (1)ナット6bの締込みは、手作業により全ストロー
ク約100mm行うものの、ばね固定スタッド4はΜ2
0でありピッチが2.5mmであるため、ラチェットレ
ンチなどを使用しても80〜100回、2本交互に行う
ので約200回の締込み作業を行う必要があった。
度使用され、ばね荷重が数トン発生するため、ねじ山の
摩擦による損傷が発生し易く、その損傷が著しい場合に
はばね1が飛び出す可能性があった。
ド4への転換作業が面倒で手間がかかる。
ように横置きで作業することが多く、ばね1の圧縮前で
はばね1およびばね受2aが自重で下方へ傾斜するた
め、ばね受2aをばね筒3に挿入しにくく、作業が困難
であった。
もので、特に大形ばねの組立作業において、ばねのばね
筒への挿入が簡単にでき、ばねの圧縮作業が安全で短時
間に行うことのできるばね組立装置を提供することを目
的とする。
ばね組立作業が工場内および現地でも簡単に行うことの
できるばね組立装置を提供することにある。
ために、本発明の請求項1は、ばねが挿入されるばね筒
と、このばね筒に沿って前記ばねを圧縮する駆動機構
と、この駆動機構を支持する駆動機構支持部材と、前記
ばね筒に着脱可能に取り付けられ前記ばねの圧縮をガイ
ドするガイド筒とを備えたことを特徴とする。
筒と、このばね筒に沿って前記ばねを圧縮する駆動機構
と、この駆動機構を支持し前記ばね筒に取り付けられる
駆動機構支持部材とを備えたことを特徴とする。
機構および駆動機構支持部材は、前記ばね筒に対し分割
可能であることを特徴とする。
機構支持部材は、アルミニウム合金からなることを特徴
とする。
基づいて説明する。
立装置の第1実施形態を示す部分断面正面図,左側面図
である。なお、従来の構成と同一または対応する部分に
は図6と同一の符号を用いて説明する。また、本実施形
態により組み立てられるばねは、送変電用遮断器の電動
ばね操作機構に用いられる駆動ばねである。
の両端にはそれぞればね受2a,2bが装着され、これ
らばね受2a,2bが装着されたばね1は、円筒状のば
ね筒3の外周面に所定間隔をおいて複数固着されたスト
ッパー3aに当接するまで挿入される。このばね筒3の
一端はフレーム7に溶接などにより固着され、他端には
ガイド筒としての挿入ガイド8が着脱可能に取り付けら
れている。また、フレーム7には製品用のばね固定スタ
ッド4が4本螺合され、これらばね固定スタッド4はば
ね1を圧縮した際、ばね受2aの隅角部に穿設した挿通
孔9に挿通可能となる。
スタッド10が2本螺合され、これらの六角スタッド1
0は埋込式のねじ部10aと、六角部10bと、ねじ部
10cとから形成されている。ここで、六角スタッド1
0は埋込式のねじ部10aを有するため、ダブルナット
などでフレーム7に固定する必要がなくなる。
しての2つの油圧シリンダ11を搭載した駆動機構支持
部材としてのシリンダ支持金具12が取り付けられ、こ
のシリンダ支持金具12は座付ナット13により締付け
固定される。そして、油圧シリンダ11は油圧ポンプ1
4から油圧エネルギーが供給されることで、そのピスト
ン11aが押し出される。
の電動ばね操作機構には、ばね1、ばね受2a,2b、
ばね筒3、ばね固定スタッド4、およびフレーム7が使
用される。また、上記の構成において、ばね固定スタッ
ド4、挿入ガイド8、六角スタッド10、油圧シリンダ
11、およびシリンダ支持金具12などは、ばね筒3お
よびフレーム7に対して分割可能であって、材質として
はアルミニウム合金が使用される。
る。
構に用いる駆動ばねの組立作業において、ばね受2a,
2bが装着されたばね1をストッパー3aに当接するま
でばね筒3に挿入する。次いで、ばね筒3に挿入ガイド
8を嵌着させた後、2本の六角スタッド10をばね1の
組立部のフレーム7へ螺合させる。
ダ11が搭載されたシリンダ支持金具12を取り付け、
座付ナット13により締付け固定する。この時も、六角
スタッド10の六角部10bの長さは、2本共同じであ
るため、レベル調整の必要がなく、油圧シリンダ11を
ばね1と平行に設定することができる。
ばね荷重を受けるため、高強度のものにする必要がある
が、油圧シリンダ11を搭載すると非常に重く、取扱い
が困難なため、材料にアルミニウム合金としての超々ジ
ュラルミン(A7075)を使用した。
により油圧シリンダ11に動力を与え、ばね1の圧縮を
開始する。この場合、油圧シリンダ11のピストン11
aの先端は、ばね受2aに当接している。そして、ばね
固定スタッド4がフレーム7に取付可能となった場合に
は、ばね1の圧縮を中断してばね固定スタッド4を取り
付ける。
がばね筒3に挿入されたことを確認した後、ばね1の圧
縮を中断して図3(A),(B)に示すように挿入ガイ
ド8をばね筒3から取り外す。再々度、ばね1の圧縮を
行い、設定長さで停止する。次に、ばね固定スタッド4
にナット6bを螺合させ、ばね受2aを固定すること
で、ばね1の組立が完了する。
ね筒3に沿ってばね1を圧縮する油圧シリンダ11と、
この油圧シリンダ11を支持するシリンダ支持金具12
と、ばね筒3に着脱可能に取り付けらればね1の圧縮を
ガイドする挿入ガイドとを備えたことにより、ばね1の
圧縮作業が安全で短時間に行うことが可能となる。
8、六角スタッド10、油圧シリンダ11、およびシリ
ンダ支持金具12などは、ばね筒3およびフレーム7に
対して分割可能であるため、可搬化が図れ、工場内はも
ちろんのこと、現地でも簡単にばね組立作業を行うこと
ができる。そして、これら構成部品の材質としてアルミ
ニウム合金を使用したことにより、軽量化を図ることが
できる。
るばね組立装置の第2実施形態を示す正面図,左側面
図,部分断面平面図であり、ばね圧縮前の状態を示して
いる。図5(A),(B),(C)はばね圧縮後の状態
を示している。なお、前記第1実施形態と同一または対
応する部分には同一の符号を付して説明する。
筒3を長尺に形成し、その長手方向に沿って相対向する
ように2つの長孔15が穿設され、これらの長孔15に
電動ばね操作機構に用いるばね受駆動機構16が移動可
能に配設される。このばね受駆動機構16は連結ピン1
7によりシャフト18と連結されている。
を1つ搭載したシリンダ支持金具12が挿入され、この
シリンダ支持金具12には2つの長孔15を通して金具
固定ねじ19が締付け固定される。
は、油圧シリンダ11およびシリンダ支持金具12を六
角スタッド10を用いて取り付けたが、第2実施形態で
は図4に示すようにばね受2a,2bの移動側および固
定側が左右逆であって、ばね筒3にばね受駆動機構16
のスライド用の長孔15を穿設し、ばね筒3の内部へ油
圧シリンダ11を搭載したシリンダ支持金具12を挿入
し、このシリンダ支持金具12に金具固定ねじ19を締
付け固定している。
る。
ね受2a,2bが装着されたばね1をばね筒3に挿入し
た後、ばね受駆動機構16を長孔15から突出させてば
ね受2aに当接させる。次いで、金具固定ねじ19によ
りばね筒3内に油圧シリンダ11を備えたシリンダ支持
金具12を取付固定する。
ンダ11に動力を与え、油圧シリンダ11のピストン1
1aを押し出し、ばね受駆動機構16およびばね受2a
を介してばね1の圧縮を開始する。そして、ばね固定ス
タッド4がフレーム7に取付可能となった場合には、ば
ね1の圧縮を中断してばね固定スタッド4を取り付ける
(図5(A),(B),(C))。
さで停止する。次に、ばね固定スタッド4にナット6b
を螺合させ、ばね受2aを固定することで、ばね1の組
立が完了する。このように上記第2実施形態でも、前記
第1実施形態と同様の効果が得られる。
によれば、ばねが挿入されるばね筒と、このばね筒に沿
ってばねを圧縮する駆動機構と、この駆動機構を支持す
る駆動機構支持部材と、ばね筒に着脱可能に取り付けら
ればねの圧縮をガイドするガイド筒とを備えたことによ
り、特に大形ばねの組立作業において、ばねのばね筒へ
の挿入が簡単にでき、ばねの圧縮作業が安全で短時間に
行うことが可能となる。その結果、作業効率および安全
性の向上が図れる。
のばね筒と、このばね筒に沿ってばねを圧縮する駆動機
構と、この駆動機構を支持しばね筒に取り付けられる駆
動機構支持部材とを備えたことにより、請求項1と同様
の効果が得られる。
の駆動機構および駆動機構支持部材は、ばね筒に対し分
割可能であることにより、可搬化が図れ、工場内はもち
ろんのこと、現地でも簡単にばね組立作業を行うことが
できる。
の駆動機構支持部材は、アルミニウム合金からなること
により、軽量化を図ることができる。
第1実施形態を示す部分断面正面図,左側面図。
のばね圧縮後の状態を示す部分断面正面図,左側面図。
立装置の第2実施形態を示す正面図,左側面図,部分断
面平面図。
組立装置のばね圧縮後の状態を示す正面図,左側面図,
部分断面平面図。
面図,左側面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 ばねが挿入されるばね筒と、このばね筒
に沿って前記ばねを圧縮する駆動機構と、この駆動機構
を支持する駆動機構支持部材と、前記ばね筒に着脱可能
に取り付けられ前記ばねの圧縮をガイドするガイド筒と
を備えたことを特徴とするばね組立装置。 - 【請求項2】 ばねが挿入される長尺のばね筒と、この
ばね筒に沿って前記ばねを圧縮する駆動機構と、この駆
動機構を支持し前記ばね筒に取り付けられる駆動機構支
持部材とを備えたことを特徴とするばね組立装置。 - 【請求項3】 前記駆動機構および駆動機構支持部材
は、前記ばね筒に対し分割可能であることを特徴とする
請求項1または2記載のばね組立装置。 - 【請求項4】 前記駆動機構支持部材は、アルミニウム
合金からなることを特徴とする請求項1または2記載の
ばね組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19655396A JPH1034457A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | ばね組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19655396A JPH1034457A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | ばね組立装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1034457A true JPH1034457A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16359657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19655396A Pending JPH1034457A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | ばね組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1034457A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107336010A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-11-10 | 成都天创精密模具有限公司 | 一种撑杆弹簧装配设备 |
CN113290525A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-08-24 | 广东韶钢工程技术有限公司 | 一种弹簧轴承的拆装工具及其使用方法 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP19655396A patent/JPH1034457A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107336010A (zh) * | 2017-07-14 | 2017-11-10 | 成都天创精密模具有限公司 | 一种撑杆弹簧装配设备 |
CN107336010B (zh) * | 2017-07-14 | 2019-01-08 | 成都天创精密模具有限公司 | 一种撑杆弹簧装配设备 |
CN113290525A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-08-24 | 广东韶钢工程技术有限公司 | 一种弹簧轴承的拆装工具及其使用方法 |
CN113290525B (zh) * | 2021-06-10 | 2022-06-24 | 广东韶钢工程技术有限公司 | 一种弹簧轴承的拆装工具及其使用方法 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A711 | Notification of change in applicant |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050412 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |