JPH10341381A - 放送番組の予約受信方法および放送受信装置 - Google Patents

放送番組の予約受信方法および放送受信装置

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JPH10341381A
JPH10341381A JP9149573A JP14957397A JPH10341381A JP H10341381 A JPH10341381 A JP H10341381A JP 9149573 A JP9149573 A JP 9149573A JP 14957397 A JP14957397 A JP 14957397A JP H10341381 A JPH10341381 A JP H10341381A
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broadcast
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program
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JP9149573A
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Shinya Haraguchi
信也 原口
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単発または臨時の予約録画の後に、日時が重
複する先約の再設定を簡単に行う予約録画方法を提供す
る。 【解決手段】 予約録画の設定データに、個々の予約の
有効性を示すフラグを追加して、メモリに格納し、有効
フラグを伴う予約の録画を実行する。同じ時間帯の別番
組や、放送時間がずれた番組のための、単発または臨時
の録画予約の際は、日時が重複する先約のフラグを暫定
的に無効化して、単発または臨時の録画を予約する。暫
定無効化先約の録画終了時刻、または予約録画の終了の
後に、その有効フラグを自動的に復活することにより、
先約を再設定するための煩雑な作業を免れることができ
る。予約録画の終了後は、単発または臨時の録画予約を
削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、テレビ
ジョン受信機やチューナ付きビデオテープレコーダのよ
うな放送受信装置および放送番組の予約受信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダ(VTR)
を用いて、テレビジョン放送の所望の番組を録画してお
き、適宜に再生して視聴することが広く行われている。
また、所望の番組を確実に録画するために、所望の番組
の放送チャンネルや放送日時、あるいは、VTRのテー
プ走行速度の緩急(いわゆる録画モード)などを視聴者
が指定して、予約録画をすることも一般に行われてい
る。
【0003】この予約録画の場合、特定の放送チャンネ
ルで、特定曜日の特定時間に、連続して放送される番組
が対象とされることも多いため、放送日の設定は、毎週
の特定曜日、あるいは、毎日のように予約することもで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような予約録画
で、繰り返し性を有する放送番組、例えば毎週の特定曜
日の特定時間に、特定のチャンネルで放送される番組、
が予約(プログラムに設定)されているとき、たまた
ま、ある週の特定曜日に、予約されている時間に一部が
重なる時間帯で、優先して予約録画したい番組が放送さ
れることがある。
【0005】優先度が高い番組の単発予約録画の場合、
従来は、予約プログラム上で、その週だけ、優先度が低
い番組の毎週予約を取り消して、優先度が高い番組の録
画を単発で予約し、この予約に基づいて、優先度が高い
番組の単発予約録画を行う。そして、単発予約録画の終
了後に、さきに取り消した、繰り返し性を有する放送番
組の毎週録画予約などを、予約プログラムに再度設定し
ていた。
【0006】一方、毎週の特定曜日の特定時間に、特定
のチャンネルで放送される番組が予約(プログラムに設
定)されているとき、たまたま、ある週だけ、予約対象
の番組の放送時間が、放送局側の都合で、突発的に後に
ずれてしまうこともある。
【0007】予約対象の番組の放送時間が突発的にずれ
た場合、従来は、予約プログラム上でも、その週だけ、
予約の時間帯を臨時に修正して予約録画を行っていた。
【0008】ところが、単発予約録画後の、予約プログ
ラムの再設定には、放送チャンネルや放送日時、あるい
は、VTRの録画モードなどを、視聴者が所定のキーを
操作して入力し直すという煩雑な作業が必要であった。
【0009】また、予約プログラムの再設定をしなかっ
た場合には、当然ながら、さきに取り消した番組の毎週
予約録画はできないため、再設定を失念してしまった場
合には、繰り返し性の予約録画ができなくなってしまう
という問題もあった。
【0010】一方、予約の時間帯を臨時修正した場合に
は、この予約時間帯を元に戻しておかないと、次の週も
修正した時間帯で予約録画が行われて、所望の番組の始
めの部分もしくは全部が欠落してしまうという問題があ
った。
【0011】かかる点に鑑み、この発明の目的は、単発
または臨時の予約受信もしくは予約記録の後に、日時が
重複する先約の再設定を簡単に行うことができる、放送
番組の予約受信方法および予約記録方法を提供するとこ
ろにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明による放送番組の予約受信方法は、
使用者により設定された、放送時間の情報を含む予約放
送番組の予約情報を記憶部に記憶しておき、現在日時を
監視して、現在日時が前記記憶手段に記憶された予約放
送番組の前記放送時間の情報に基づく放送日時になった
ときに、当該予約情報に対応する予約放送番組を自動的
に受信するようにする放送番組の予約受信方法におい
て、前記記憶部には、前記予約放送番組の各々につい
て、前記予約情報の有効、無効を識別する有効性識別情
報が記憶可能とされ、前記有効性識別情報により有効と
設定されている予約情報のみを対象として、前記予約放
送番組の予約自動受信を実行するようにしたことを特徴
とする。
【0013】上述の構成の請求項1の発明によれば、予
約放送番組の放送時間が重なったときには、予約情報の
有効性識別情報が有効である予約情報のみについて予約
自動受信が実行される。
【0014】また、請求項2の発明においては、前記予
約情報の有効性識別情報の初期値は、有効と設定され
る。
【0015】したがって、使用者が有効性識別情報を設
定入力する必要はない。
【0016】また、請求項3の発明においては、新規の
予約放送番組の予約情報を記憶手段に記憶設定する際
に、当該新規の放送番組と放送時間が重複する既予約の
放送番組に対応する予約情報の有効性識別情報は自動的
に無効に設定される。
【0017】したがって、新規に予約設定したときに、
先の放送時間帯が重複する番組があっても、新規の予約
放送番組を優先して予約自動受信が行われる。
【0018】また、請求項4の発明においては、新規の
予約放送番組の予約情報を記憶手段に記憶設定する際
に、当該新規の放送番組と放送時間が重複する既予約の
繰り返し性を有する予約放送番組に対応する予約情報の
有効性識別情報は自動的に無効に設定するとともに、前
記新規の予約放送番組に対応する新規の予約情報の有効
性識別情報は有効に設定し、前記新規の予約放送番組の
予約受信を終了したときは、前記新規の予約情報を削除
すると共に、前記既予約の繰り返し性を有する予約放送
番組に対応する予約情報の有効性識別情報を有効に戻す
ようにしたことを特徴とする。
【0019】この請求項4の発明によれば、毎週録画予
約番組のように、繰り返し性を有する番組が先の予約情
報で、新規の予約情報の放送時間と重複が生じたときに
は、暫定的に繰り返し性を有する番組の予約情報の有効
性識別情報が無効とされ、前記新規の予約番組の予約受
信が終了した後に、自動的に繰り返し性を有する番組の
予約情報の有効性識別情報が有効に戻される。したがっ
て、繰り返し性を有する番組の予約情報は、放送時間が
重複する単発的な番組の予約がなされたときにだけ一時
的に無効となるだけで、通常は常に有効となる。
【0020】なお、この明細書において、予約放送番組
とは、予約しようとする放送番組および予約された放送
番組の両方の意味を有するものとする。また、放送時間
には、放送日と放送時刻あるいは放送曜日と放送時刻か
らなるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照しなが
ら、この発明による放送番組の予約受信方法および予約
記録方法をビデオテープレコーダに適用した実施の形態
について説明する。
【0022】[ビデオテープレコーダの構成]まず、こ
の発明が適用されるビデオテープレコーダの構成を図1
に示す。
【0023】図1において、ビデオテープレコーダは、
放送受信系10および記録系20とマイクロコンピュー
タ30とを備え、外部のアンテナ1により受信されたテ
レビジョン放送信号が、放送受信系10のチューナ(選
局部)11により選択されると共に、映像中間周波信号
に変換され、映像中間周波回路12を通じて、映像検波
回路13に供給され、この検波回路13からの映像信号
が、スイッチ回路14を通じて、出力端子15に導出さ
れる。
【0024】そして、スイッチ回路14からの映像信号
が、記録系20の記録信号処理回路21に供給されて、
適宜の処理を施された後、駆動増幅回路22と切換えス
イッチ23とを通じて、記録磁気ヘッド24A,24B
に供給される。
【0025】この記録磁気ヘッド24A,24Bは、図
示を省略した回転ドラムに搭載されて、所定の周期で回
転駆動され、このドラムに所定の角度範囲で巻き付けら
れたテープMTに、所定のトラックパターンで、映像信
号が記録される。
【0026】また、テープ走行制御回路25の出力によ
り、キャプスタン26に代表される走行制御機構が制御
されて、テープMTの走行速度が所定範囲に維持され
る。
【0027】マイクロコンピュータ30は、CPU3
1、ROM32およびRAM33と、NVRAM(Non-v
olatile RAM ;不揮発性RAM) 34を備え、それぞれ
がシステムバス35に接続される。ROM32には、後
述のような予約録画ルーチンや、各種の制御プログラム
が格納され、RAM33は主に演算のための作業領域と
して利用される。
【0028】また、システムバス35には、タイマ36
と出力ポート37とが接続されると共に、インターフェ
イス回路38を介して、キーボード39が接続されてお
り、このキーボード39は、録画予約のプログラム設定
時、視聴者によるデータ入力のためなどに使用される。
【0029】そして、マイクロコンピュータ30の出力
ポート37からは、放送受信系10のチューナ11に対
して選局制御信号Schが供給されると共に、スイッチ
回路14に対しては切換制御信号Sswが供給される。
【0030】また、出力ポート37からは、記録系20
の記録信号処理回路21に対して、動作/非動作を切り
換える制御信号Senが供給されると共に、テープ走行
制御回路25に対しては録画モード切換制御信号Smd
が供給される。
【0031】なお、図1では、音声信号系が省略されて
いる。また、出力端子15に受像機を接続することによ
り、後述のような、テレビジョン放送の予約受信に対応
することができて、所望の番組を確実に視聴することが
できる。
【0032】[実施の形態の予約録画処理]次に、図2
〜図6をも参照しながら、この発明の実施の形態の各種
予約録画処理について説明する。
【0033】[通常の予約録画処理] まず、図2および図3をも参照しながら、この発明の実
施の形態の各種予約録画について説明する。
【0034】いま、図2Aに示すように、録画予約が、
予約番号1番で、8チャンネルのテレビジョン放送を、
毎木曜日の19時00分から21時00分まで、3倍モ
ードで録画するように、設定されると共に、予約番号2
番で、10チャンネルのテレビジョン放送を、毎土曜日
の23時00分から23時30分まで、標準モードで録
画するように、設定されているとする。
【0035】この実施の形態では、例えば、予約メニュ
ー画面に、上述のような設定項目に加えて、個々の予約
プログラムが有効であるか無効であるかを示すための設
定項目である有効性識別子を設け、予約プログラムが有
効であるときは「○」、無効であるときは「×」で表
す。そして、電気的には、予約プログラムが有効である
ときは「フラグ」を立てると共に、無効であるときは
「フラグ」を立てないものとする。
【0036】そして、上述ような有効性識別子としての
フラグとともに、設定入力された予約情報はNVRAM
34(図1参照)に保存される。
【0037】なお、予約設定時のデフォルトを「○」と
しておくことにより、視聴者は、特に「有効」の設定を
しなくても、新規に録画予約を行うことができる。もち
ろん、使用者が、この有効性識別子を設定するための入
力キーを設けて、そのキー入力により、予約プログラム
が有効か無効かのフラグをNVRAM34に記憶するよ
うにすることもできる。
【0038】この実施の形態では、例えば図2Aに示す
ように、録画予約が設定されているときは、図3に示す
ような通常予約録画処理ルーチン100が実行される。
【0039】この予約録画処理ルーチン100がスター
トすると、最初のステップ101では、時間的に最先の
予約プログラムが選択され、次のステップ102では、
選択されたプログラムの予約が有効であるか否かが判断
される。
【0040】この有効性の判断は、図2Aに示すよう
な、各予約番号の右端の欄の「○」または「×」に対応
する、予約プログラム上の「フラグ」に基づいて行われ
る。
【0041】ステップ102で、選択されたプログラム
の予約が有効である場合、処理はステップ103に進
み、選択されたプログラムの予約情報が、NVRAM3
4から、RAM33内に設定された、実行用の時間待ち
のバッファ領域に格納される。
【0042】次のステップ104では、CPU31によ
り、タイマ36の現在時刻と、RAM33内のバッファ
領域に格納された予約情報の開始時刻とを比較すること
により、予約録画開始時刻になるのを待って、ステップ
105に進み、予約録画を実行した後、通常予約録画処
理ルーチン100が終了する。
【0043】一方、ステップ102で、選択されたプロ
グラムの予約が無効である場合には、処理がステップ1
06に移行して、次の予約プログラムの有無が判断され
る。次の予約プログラムが有る場合は、ステップ107
に進んで、次のプログラムを選択してからステップ10
2に戻り、上述のような処理が繰り返される。また、ス
テップ106で、次の予約プログラムが無い場合には、
直ちに、通常予約録画処理ルーチン100が終了する。
【0044】[単発予約録画処理] 次に、図2および図4をも参照しながら、この発明の実
施の形態の単発予約録画処理について説明する。
【0045】前述のような予約録画で、毎週の特定曜日
の特定時間に、特定のチャンネルで放送される番組が録
画予約されているとき、たまたま、ある週の特定曜日
に、予約されている時間に一部が重なる時間帯で、優先
して予約録画したい番組が放送されることがある。
【0046】いま、図2Aに示すように、予約番号1,
2で、毎週2本の録画予約が設定されているとき、図2
Bの予約番号3に示すように、テレビジョン放送の6チ
ャンネルで、木曜日の19時30分から21時30分ま
で放送される番組を、3倍モードで録画するように予約
したいとする。
【0047】図2から明らかなように、所望の放送番組
は、予約番号1として毎週の録画予約が設定されている
放送番組と、曜日が一致すると共に、時間帯の大部分が
重複する。
【0048】このような場合、この実施の形態では、図
4に示すような単発予約録画処理ルーチン200が実行
される。
【0049】この単発予約録画処理ルーチン200がス
タートすると、最初のステップ201では、視聴者によ
る、新規録画予約入力を待ち、新規録画予約入力がある
と、次のステップ202に進んで、日時重複先約の有無
が判断される。
【0050】ステップ202で、日時が部分的にも重複
する先約が無い場合は、ステップ203に進んで、通常
の録画予約が設定される。すなわち、使用者により設定
入力された曜日や日時、放送チャンネル、放送開始時
刻、放送終了時刻などの予約情報をNVRAM34に記
憶する。このとき、この例では、有効性識別子の初期値
として有効が設定される。
【0051】次のステップ204では、通常の予約録画
が実行される。この場合、図示は省略するが、前述した
ルーチン100のうちステップ101〜ステップ104
のような処理が行われる。
【0052】そして、ステップ205で、通常予約録画
の終了を待って、単発予約録画処理ルーチン200が終
了する。
【0053】一方、ステップ202で、日時が重複する
先約がある場合には、ステップ211に移行して、日時
が重複する先約が暫定的に無効とされる。この暫定無効
処理で、電気的には、予約番号1のプログラムに立って
いた「有効フラグ」が消されて、図2Aに示すような、
予約番号1の右端の欄の「○」が、図2Bの対応欄に示
すように、「×」に変えられる。
【0054】次のステップ212では、図2Bに予約番
号3として示すような単発録画予約が設定される。この
単発録画予約の設定は、新規予約番組の放送チャンネル
と時間帯とが先約と異なることに基づいて行われる。
【0055】そして、処理はステップ213に進み、例
えば、木曜日の19時30分から、単発予約録画が実行
される。この場合も、図示は省略するが、前述したルー
チン100のうちステップ101〜ステップ104のよ
うな処理が行われる。
【0056】次のステップ214では、上述のステップ
211で暫定的に無効化した先約の録画終了時刻、例え
ば、21時00分を待って、ステップ215に進み、暫
定無効化先約の有効性が復活される。
【0057】この有効性の復活により、予約番号1のプ
ログラムに再び「有効フラグ」が立ち、図2Bに示すよ
うな、予約番号1の右端の欄の「×」が、図2Aの対応
欄に示すように、「○」に変えられて、次週以降は、前
述のような通常予約録画が可能となる。
【0058】次のステップ216では、例えば、21時
30分における、単発予約録画の終了を待って、ステッ
プ217に進み、録画が終了した単発予約が削除され
て、単発予約録画処理ルーチン200が終了する。
【0059】ステップ215における先約の有効性復活
と、ステップ217における単発予約の削除とにより、
録画予約の設定は、図2Aに示すような、単発予約入力
処理以前の状態に復する。
【0060】なお、単発予約入力処理以前の状態に復す
るためには、図4のステップ214を削除すると共に、
ステップ215をステップ216,217の間に移動す
るようにしてもよい。
【0061】上述のような単発予約録画処理ルーチン2
00では、優先度が高い番組の単発予約録画の場合、所
望の番組と日時が重複する先約を暫定的に無効とするこ
とにより、単発の予約録画を可能とすると共に、単発予
約録画の終了後、この単発予約を削除し、さきに暫定無
効とした先約の有効性を自動的に復活するようにしたの
で、従来のような、録画予約を再度設定するための、煩
雑な作業が必要なくなると共に、予約を再度設定しなか
った場合の、予約録画不能の事態を回避することができ
る。
【0062】[臨時予約録画処理] 次に、図5および図6をも参照しながら、この発明の実
施の形態の臨時予約録画処理について説明する。
【0063】前述のように、毎週の特定曜日の特定時間
に、特定のチャンネルで放送される番組が録画予約され
ているとき、たまたま、ある週だけ、予約対象の番組の
放送時間が、放送局側の都合で、突発的に、後にずれて
しまうことがある。
【0064】いま、図5A(前出図2Aと同じ)に示す
ように、予約番号1,2で、毎週2本の録画予約が設定
されているとき、予約番号2で、毎土曜日の23時00
分から23時30分まで、標準モードで録画するように
設定されている、テレビジョン放送の10チャンネルの
番組が、図5Bの予約番号3に示すように、23時20
分から23時50分まで、時間を遅らせて放送されるこ
とになり、この時間が遅れて放送される番組を臨時に予
約したいとする。
【0065】図5から明らかなように、所望の放送番組
は、当然ながら、予約番号2として毎週の録画予約が設
定されている放送番組と、放送チャンネル、放送曜日お
よび放送時間長が一致すると共に、時間帯の大部分が重
複する。
【0066】このような場合、この実施の形態では、図
6に示すような臨時予約録画処理ルーチン300が実行
される。
【0067】臨時予約録画処理ルーチン300がスター
トすると、最初のステップ301では、視聴者による、
新規録画予約入力を待ち、新規録画予約入力があると、
次のステップ302に進んで、日時重複先約の有無が判
断される。
【0068】ステップ302で、日時が部分的にも重複
する先約が無い場合は、ステップ303に進んで、通常
の録画予約が設定され、次のステップ304では、通常
の予約録画が実行される。この場合、図示は省略する
が、前述したルーチン100のうちステップ101〜ス
テップ104のような処理が行われる。
【0069】そして、ステップ305では、通常予約録
画の終了を待って、臨時予約録画処理ルーチン300が
終了する。
【0070】一方、ステップ302で、日時が重複する
先約がある場合には、ステップ311に移行して、先約
の録画開始時刻前であるか否かが判断され、先約の録画
開始時刻後であるときは、何らの処理をすることなく、
臨時予約録画処理ルーチン300が終了する。
【0071】また、ステップ311で、先約の録画開始
時刻前であるときには、ステップ312に進み、設定時
間を臨時に変更する先約が暫定的に無効とされる。前述
のように、この暫定無効処理で、電気的には、予約番号
1のプログラムに立っていた「有効フラグ」が消され
て、図5Aに示すような、予約番号2の右端の欄の
「○」が、図5Bの対応欄に示すように、「×」に変え
られる。
【0072】次のステップ313では、図5Bに予約番
号3として示すような臨時録画予約が設定される。この
臨時録画予約の設定は、新規番組の放送チャンネル、放
送曜日および放送時間長が先約と一致すると共に、時間
帯のみが先約と異なることに基づいて行われる。
【0073】そして、処理はステップ314に進み、例
えば、土曜日の23時20分から、臨時予約録画が実行
される。この場合も、図示は省略するが、前述したルー
チン100のうちステップ101〜ステップ104のよ
うな処理が行われる。
【0074】次のステップ315では、例えば、23時
50分における、単発予約録画の終了を待って、ステッ
プ316に進み、上述のステップ312で暫定的に無効
化した先約の有効性が復活される。
【0075】前述と同様に、この有効性の復活により、
予約番号2のプログラムに再び「有効フラグ」が立ち、
図5Bに示すような、予約番号2の右端の欄の「×」
が、図5Aの対応欄に示すように、「○」に変えられ
て、次週以降は、前述のような通常予約録画が可能とな
る。
【0076】次のステップ317では、録画が終了した
臨時予約が削除されて、臨時予約録画処理ルーチン30
0が終了する。
【0077】ステップ316における先約の有効性復活
と、ステップ317における臨時予約の削除とにより、
録画予約の設定は、図5Aに示すような、臨時予約入力
処理以前の状態に復する。
【0078】上述のような臨時予約録画処理ルーチン3
00では、先約番組の放送時間が後にずれたときは、放
送時間が後にずれた先約を暫定的に無効とすることによ
り、臨時の予約録画を可能とすると共に、臨時予約録画
の終了後、この臨時予約を削除し、さきに暫定無効とし
た先約の有効性を自動的に復活するようにしたので、従
来のような、録画予約時間帯を元に戻すための、煩雑な
作業が必要なくなると共に、予約時間帯を元に戻さなか
った場合の、部分的な録画欠落の事態を回避することが
できる。
【0079】なお、以上の説明は、先約番組と臨時予約
番組の放送時間が重複する場合であったが、両者の放送
時間が重複しない場合もある。このように放送時間が重
複しない場合には、使用者が先約番組の既予約を無効に
するようにキー操作などを行なうようにする。そして、
この場合に、臨時予約番組の終了時刻が経過すると、無
効でされていた先約番組は有効に自動的に戻される。
【0080】[他の実施の形態]上述の実施の形態で
は、この発明をビデオテープレコーダによるテレビジョ
ン放送番組の予約録画に適用した場合について説明した
が、この発明は、上述の実施の形態に限定されるもので
はなく、テレビジョン放送もしくはラジオ放送の所望の
番組を確実に視聴または聴取するための予約受信や、ラ
ジオ放送の予約約録音にも、全く同様に適用することが
できて、同様の効果を奏する。なお、予約受信は、受信
部と制御部とを必要とし、当然ながら、記録部を必要と
しない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、単発または臨時の予約受信の後に、日時が重複する
先約を再設定するための煩雑な作業を免れることができ
る。
【0082】また、この発明によれば、単発または臨時
の予約記録の後に、日時が重複する先約を再設定するた
めの煩雑な作業を免れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による放送番組の予約受信方法および
予約記録方法が適用されるビデオテープレコーダの構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態の録画予約状態を説明す
るための図である。
【図3】この発明の実施の形態の通常予約録画処理を説
明するための流れ図である。
【図4】この発明の実施の形態の単発予約録画処理を説
明するための流れ図である。
【図5】この発明の実施の形態の他の録画予約状態を説
明するための図である。
【図6】この発明の実施の形態の臨時予約録画処理を説
明するための流れ図である。
【符号の説明】
10…放送受信系、11…チューナ(選局部)、14…
切換えスイッチ回路、15…出力端子、20…記録系、
21…記録信号処理回路、24A,24B…記録磁気ヘ
ッド、25…テープ走行制御回路、30…マイクロコン
ピュータ、31…CPU、33…RAM、34…NVR
AM、36…タイマ、37…出力ポート、100…通常
予約録画処理ルーチン、200…単発予約録画処理ルー
チン、300…臨時予約録画処理ルーチン、MT…磁気
テープ、Sch…選局制御信号、Ssw…切換制御信
号、Sen…動作/非動作切換制御信号、Smd…録画
モード切換制御信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者により設定された、放送時間の情報
    を含む予約放送番組の予約情報を記憶部に記憶してお
    き、現在日時を監視して、現在日時が前記記憶手段に記
    憶された予約放送番組の前記放送時間の情報に基づく放
    送日時になったときに、当該予約情報に対応する予約放
    送番組を自動的に受信するようにする放送番組の予約受
    信方法において、 前記記憶部には、前記予約放送番組の各々について、前
    記予約情報の有効、無効を識別する有効性識別情報が記
    憶可能とされ、 前記有効性識別情報により有効と設定されている予約情
    報のみを対象として、前記予約放送番組の予約自動受信
    を実行するようにしたことを特徴とする放送番組の予約
    受信方法。
  2. 【請求項2】前記予約情報の有効性識別情報の初期値
    は、有効と設定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の放送番組の予約受信方法。
  3. 【請求項3】新規の予約放送番組の予約情報を記憶手段
    に記憶設定する際に、当該新規の放送番組と放送時間が
    重複する既予約の放送番組に対応する予約情報の有効性
    識別情報は自動的に無効に設定することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の放送番組の予約受信方
    法。
  4. 【請求項4】新規の予約放送番組の予約情報を記憶手段
    に記憶設定する際に、当該新規の放送番組と放送時間が
    重複する既予約の繰り返し性を有する予約放送番組に対
    応する予約情報の有効性識別情報は自動的に無効に設定
    するとともに、 前記新規の予約放送番組に対応する新規の予約情報の有
    効性識別情報は有効に設定し、 前記新規の予約放送番組の予約受信を終了したときは、
    前記新規の予約情報を削除すると共に、 前記既予約の繰り返し性を有する予約放送番組に対応す
    る予約情報の有効性識別情報を有効に戻すようにしたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放送番
    組の予約受信方法。
  5. 【請求項5】少なくとも放送時間を含む、使用者の予約
    放送番組に関する予約情報の設定入力を受け付ける予約
    情報受付手段と、 前記予約情報受付手段で受け付けられた予約放送番組の
    予約情報を、その有効、無効を識別する有効性識別情報
    とともに記憶部に記憶する記憶手段と、 前記記憶部に記憶されている予約情報について、前記有
    効性識別情報により有効と設定されている予約情報のみ
    を対象として、前記予約放送番組の予約自動受信を実行
    する予約実行手段と、 を備えることを特徴とする放送受信装置。
  6. 【請求項6】前記予約情報の有効性識別情報を、使用者
    により設定可能とするための操作入力手段が設けられて
    なる請求項5に記載の放送受信装置。
  7. 【請求項7】前記予約情報の有効性識別情報の初期値
    を、有効と設定する初期値設定手段を備える請求項5に
    記載の放送受信装置。
  8. 【請求項8】前記記憶手段は、新規の予約放送番組の予
    約情報を記憶手段に記憶設定する際に、当該新規の放送
    番組と放送時間が重複する既予約の放送番組に対応する
    予約情報の有効性識別情報は無効に設定することを特徴
    とする請求項5または請求項6に記載の放送受信装置。
  9. 【請求項9】前記記憶手段は、 新規の予約放送番組の予約情報を記憶手段に記憶設定す
    る際に、当該新規の放送番組と放送時間が重複する既予
    約の繰り返し性を有する予約放送番組に対応する予約情
    報の有効性識別情報は無効に設定するとともに、 前記新規の予約放送番組に対応する新規の予約情報の有
    効性識別情報は有効に設定し、 前記新規の予約放送番組の予約受信を終了したときは、
    前記新規の予約情報を前記記憶部から削除すると共に、 前記既予約の繰り返し性を有する予約放送番組に対応す
    る予約情報の有効性識別情報を有効に戻すようにしたこ
    とを特徴とする請求項5または請求項6に記載の放送受
    信装置。
  10. 【請求項10】前記予約実行手段により受信された放送
    信号を記録媒体に記録する記録手段を備える請求項5〜
    請求項9のいずれかに記載の放送受信装置。
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