JPH10341214A - 信号伝搬方法およびトランスペアレント・マルチプレクサ/デマルチプレクサ - Google Patents

信号伝搬方法およびトランスペアレント・マルチプレクサ/デマルチプレクサ

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JPH10341214A
JPH10341214A JP10114584A JP11458498A JPH10341214A JP H10341214 A JPH10341214 A JP H10341214A JP 10114584 A JP10114584 A JP 10114584A JP 11458498 A JP11458498 A JP 11458498A JP H10341214 A JPH10341214 A JP H10341214A
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signal
supercarrier
signals
channel
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David Wright Martin
デビッド・ライト・マーチン
Mohammed Ismael Tatar
モハメド・イスメール・タタル
Alan Glen Solheim
アラン・グレン・ソルヘイム
Timothy James Armstrong
ティモシー・ジェイムズ・アームストロング
Mark Stephen Wight
マーク・ステファン・ワイト
Ronald J Gagnon
ロナルド・ジェイ・ガグノン
David John Nicholson
デビッド・ジョン・ニコルソン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのスパンで生じたファイバ容量不足のた
めにリング状システム全体を高速ラインにアップグレー
ドしなくても済む信号伝搬方法を提供する。 【解決手段】 高速スパン上で複数(K)のサブ信号を
伝搬する方法を提供する。この方法は、複数(K)のサ
ブ入力ポートを、同様の複数のサブ・ネットワークに接
続し、各サブ入力ポートはサブ・チャネル上で対応のサ
ブ・ネットワークからのサブ入力信号を受信し、全ての
サブ入力信号をスーパキャリア信号にトランスペアレン
トに多重化し、スーパキャリア信号は、全てのサブ入力
信号上の動作、管理、メンテナンスおよび規定(OAM
&P)情報およびスーパキャリア信号上のOAM&P情
報を有し、スーパキャリア出力ポートを高速ビット・レ
ート・スパンに接続してスーパキャリア信号を送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気通信システム
の伝搬ノード構成に関するものであり、より詳細には、
電気通信システム用トランスペアレント・マルチプレク
サに関するものである。
【0002】ここで、トランスペアレント(透明)と
は、高速ビット・レートの中間セクションを介して、低
速ビット・レートの線状システムまたはリング状システ
ムを維持するに必要な全てのペイロードおよび関連のオ
ーバヘッド・バイトを連続して供給できる能力であると
定義される。
【0003】
【従来の技術】ユーザ容量の需要が伸びるにつれ、電気
通信ネットワーク・プロバイダは今まで以上に現代技術
の限界を感じて始めている。これに加え、ネットワーク
のファイバ回線が輻輳するという現実に直面し、プロバ
イダは、さらにファイバを追加することなく容量を増や
すことができるような解決策を求めている。現実点で
は、2つの実用的な解決策が存在する。1つは、波長分
割多重化(WDM)を用いて複数の波長を1セットのフ
ァイバに組み合わせる方法、もう1つは、より高速のビ
ット・レートを用いて時分割多重化(TDM)システム
を用いる方法である。
【0004】上記の解決策も可能であるが、両方とも特
定の使用法において不利な点がある。線状のシステムは
リング状のシステムとは異なった解決策を有し、各タイ
プのネットワークの短いスパンは長いスパンとでは異な
った解決策を有し、ノード数や、ノード間のスパン長な
どによって、リング状システムの間でさえも異なった解
決策が必要である。
【0005】現実には、1つのSONETネットワーク
要素に広い帯域幅を持たせることには多くの利点があ
り、特にリング・トポロジではそうである。ネットワー
ク管理は、ネットワーク要素(NE)の数を減らすこと
によって簡潔化することができる。ネットワーク要素の
数を減らすと、ネットワーク中の装置を減少させること
ができ、つまり装置の修理や取り替えのために様々な場
所に行かずに済むことになる。
【0006】現存の線状のシステムのあるスパン上でフ
ァイバ容量不足が生じた場合、従来の解決法では、関連
の端末を取り替えることによって高速ライン・システム
を得るような方法が用いられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リング
構成では、1スパンのファイバのラインが小さいだけで
も、リング全体のラインをアップグレードする必要があ
った。従って、ネットワーク・プロバイダによって新し
い解決法が求めらている。
【0008】本発明の目的は、全てのサブ(tribute)
・システムの装置を入れ替えることなく、ファイバ容量
不足をスパン・ベースで修正する電気通信システム構成
および方法を提供することである。本発明を用いれば、
1スパンに生じたファイバ容量不足のためにリング状シ
ステム全体を高速ラインにアップグレードしなくても済
む。本発明は、OC−12またはOC−3等の低速リン
グでも、高速リングと同様に、アップグレードが可能で
あるが、特にOC−48リングに適している。
【0009】さらに、本発明の目的は、サブ・システム
の供給を変更することなく、サブ・チャネルが高速ライ
ン上をトランスペアレントに伝搬できる電気通信用構成
を提供することである。例えば、サブ・システムにはO
C−48/OC−12/OC−3ラインなどがあり、高
速ラインにはOC−192などがる。
【0010】さらに、本発明の目的は、ネットワークの
中間セクション上で複数のサブ・システムを伝搬するス
ーパキャリアを提供することにある。これは、トランス
ペアレントな一対のマルチプレクサ/デマルチプレクサ
(TMux)を中間セクションの末端に設置することに
よって得られる。このTMuxはサブ・システムを動作
させ、保護スイッチングを保持し、ライン・メンテナン
ス・シグナリングおよびセクション/ライン/パス動作
監視を行い、障害分離を行うために十分な動作情報を提
供する。
【0011】本発明の基本的な利点は、現存しているシ
ステムに変更を行いたくないとき、ファイバ容量不足の
救済をスパン毎に行えることである。
【0012】さらに、もう1つの利点は、高速ライン・
スパンで接続されるサイトで、いくつかのネットワーク
・アプリケーションに対して一対のTMuxを設けるこ
とは、WDM法よりもより安価となることである。例え
ば、OC−192電気リピータは、本発明の高速スパン
には1つしか必要でないが、WDM法では電気リピータ
は4つも必要になる。4つのOC−48リピータにかか
るコストは、1つのOC−192リピータの約1.6倍
である。
【0013】さらに、現存のネットワークで高速で対応
するためには、WDM法では、初期にインストールした
送信機を、特定波長の(例えば、1533nm、154
1nm、1549および1557nmなどの)送信機セ
ットに取り替えなければならず、全体のアップグレード
にかかる費用がさらに高くなる。
【0014】トランスペアレントであることのもう1つ
の利点は、従来のMux/サブ・システム・インタフェ
ースで起きる保護またはデータ通信プロトコルに関する
TMuxサブ・システム・インタフェースとの中間スパ
ン問題が生じる可能性をなくすことができる。
【0015】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の第1の
発明によれば、本発明は、高速スパン上で複数(K)の
サブ信号を伝搬する方法において、複数(K)のサブ入
力ポートを、同様の複数のサブ・ネットワークに接続
し、各サブ入力ポートはサブ・チャネル上で対応のサブ
・ネットワークからのサブ入力信号を受信し、全てのサ
ブ入力信号をスーパキャリア信号にトランスペアレント
に多重化し、スーパキャリア信号は、全てのサブ入力信
号上の動作、管理、メンテナンスおよび規定(Provisio
ning)(OAM&P)情報およびスーパキャリア信号上
のOAM&P情報を有し、スーパキャリア出力ポートを
高速ビット・レート・スパンに接続してスーパキャリア
信号を送信するように構成される。
【0016】好ましくは、本発明は、電気通信システム
の伝搬ノード構成は、2ヶ所に一対のトランスペアレン
ト・マルチプレクサ/デマルチプレクサを備えており、
高速スパンで接続される。T−Muxは、全てのサブ・
システムを接続し、高速ビット・レートスパンを介して
線状システムまたはリング状システムを低速ビット・レ
ートに保持する。低速ビット・レート線状システムまた
はリング状システムは、あたかも高速ビット・レート中
間セクションなしで直接接続されているかのように動作
する。トラフィックの正方向に対しては、T−Muxは
マルチチャネル受信器を備えており、サブ信号を受信
し、各サブ信号にサブ・データ信号およびOAM&P信
号を供給する。データ信号は、スーパキャリア・データ
信号へ多重化され、OAM&P信号は処理されてスーパ
キャリアOAM&P信号になる。スーパキャリア送信機
は、スーパキャリア・データ信号およびスーパキャリア
OAM&P信号をスーパキャリア信号にマップし、その
スーパキャリア信号を高速スパンに送信する。反対の処
理が、逆方向のトラフィックに対して行われる。
【0017】さらに、本発明の第2の発明によれば、本
発明は、高速スパン上で複数(K)のサブ信号を伝搬す
る方法において、スーパキャリア入力ポートを高速スパ
ンに接続し、スーパキャリア・チャネル上でスーパキャ
リア信号を受信し、スーパキャリア信号を複数(K)の
サブ出力信号に多重化し、各サブ出力信号は、サブ出力
信号上のOAM&P情報およびスーパキャリア信号上の
OAM&P情報を有し、複数(K)のサブ出力ポートを
同様のサブ・ネットワークに接続し、各サブ出力はサブ
出力信号を対応のサブ・チャネル上で出力するように構
成される。
【0018】さらに、本発明の第3の発明によれば、本
発明は、高速スパン上で複数(K)のサブ信号を伝搬す
る信号伝搬方法において、第1サイトにおいて;複数
(K)のサブ入力ポートを同様の複数(K)のサブ・ネ
ットワークに接続し、各サブ入力ポートは対応のサブ・
ネットワークからサブ信号を受信し、サブ信号の全てを
トランスペアレント(透明)にスーパキャリアに多重化
し、スーパキャリア信号は、全てのサブ信号上のOAM
&P情報およびスーパキャリア信号上のOAM&P情報
を有し、スーパキャリア出力ポートを高速スパンに接続
し、スーパキャリア信号を第2サイトに送信し、第2サ
イトにおいて;スーパキャリア入力ポートをスーパキャ
リア・チャネルに接続し、スーパキャリア信号を受信
し、スーパキャリア信号をトランスペアレントに複数
(K)のサブ信号に多重化し、各サブ信号は、各サブ信
号上のOAM&Pおよびスーパキャリア信号上のOAM
&P情報を有し、複数(K)のサブ出力ポートを同様の
複数(K)のサブ・ネットワークに接続し、各サブ出力
ポートは各サブ信号を対応のサブ・ネットワーク上で送
信するように構成される。
【0019】さらに、本発明の第4の発明によれば、本
発明は、各サブ・ネットワークは、複数のサイト間でサ
ブ信号を保護スイッチング信号と共に伝搬し、サブ・ネ
ットワークは、第1サイトおよび第2サイトを共有する
複数(K)のサブ・ネットワーク中で、第1サイトおよ
び第2サイト間のサブ信号を高速入レート・スパン上
で、サブ・ネットワークの規定を変更せずに伝搬する方
法において、第1サイトおよび第2サイトのいずれかに
おいて、同様の複数の(K)サブ・オートを供給し、関
連FWサブ・チャネル、関連FPサブ・チャネル、関連
RWサブ・チャネルおよび関連RPサブ・チャネル上
で、各サブ・ポートを対応のサブ・ネットワークに接続
し、スーパキャリア・ポートを供給し、そのスーパキャ
リア・ポートを、FW、FP、RWおよびRPスーパキ
ャリア・チャネル上で高速スパンに接続し、各サブ・ポ
ートにおいて、対応のサブ・ネットワークから、関連F
Wサブ・チャネル上でFWサブ信号を受信し、また、関
連FPサブ・チャネル上でFPサブ信号を受信し、サブ
・FW信号およびPW信号を、トランスペアレント(透
明)に正方向のスーパキャリア信号に多重化し、その正
方向のスーパキャリア信号は、すべてのFW信号および
PWサブ信号上でOAM&P情報を有し、および正方向
のスーパキャリア信号上でOAM&P情報を有するよう
に構成される。
【0020】さらに、本発明の第5の発明によれば、本
発明は、電気通信システム用トランスペアレント・マル
チプレクサ/デマルチプレクサ(T−Mux)におい
て、関連サブ・ネットワークからそれぞれ、複数(K)
のサブ入力信号を受信し、各サブ入力をサブ・データ信
号およびサブ・OAM&P信号に変えるマルチ・チャネ
ル受信器と、全てのサブ・データ信号をスーパキャリア
・データ信号に多重化する手段と、全てのサブ・OAM
&P信号を処理し、スーパキャリアOAM&P信号を生
成する手段と、スーパキャリア・データ信号およびスー
パキャリアOAM&P信号を、高速ビット・レートの出
力スーパキャリアにマッピングし、高速スパン上に送信
するスーパキャリア送信機とを有するように構成され
る。
【0021】さらに、本発明の第6の発明によれば、本
発明は、電気通信システム用トランスペアレント・マル
チプレクサ/デマルチプレクサ(T−Mux)におい
て、高速ビット・レートのスーパキャリア信号を、高速
スパン・チャネル上で受信し、スーパキャリア信号をス
ーパキャリア・データ信号およびスーパキャリアOAM
&P信号に変えるスーパキャリア受信器と、前記スーパ
キャリア・データ信号を複数(K)のサブ・データ信号
に分離化する手段と、前記スーパキャリアOAM&P信
号を同様の複数(K)のサブ・OAM&P信号に処理す
る手段と、前記サブ・データ信号のそれぞれと、対応す
る前記サブ・OAM&P信号を、サブ信号にマッピング
し、各サブ信号を関連したサブ・ネットワークに送信す
るマルチ・チャネル送信機とを有するように構成され
る。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本実施の形態において必要な背景および
用語は、図1と関連して以下に説明する。図1は、同期
光ネットワーク(SONET)基準に基づいた伝搬オー
バヘッド(TOH)中のバイト割付を示す図である。
【0023】SONET基準ANSI T1.105お
よびベルコアGR−253−COREでは、物理的なイ
ンタフェース、光キャリア(OC)信号として知られて
いる光ライン・レート、フレームフォーマット、動作、
管理、メンテナンス、および準備(OAM&P)プロト
コルが定義されている。ユーザ信号は、同期伝搬信号
(STS)と呼ばれる基準電気フォーマットに変換され
る。この同期伝搬信号は光信号と同価である。STS−
1フレームは、90列×9行のバイトから構成されてお
り、フレーム長は125マイクロ秒である。このような
構成であるため、STS−1は51.840Mb/秒の
レートを有する。さらに高速なレート(STS−N、S
TS−Nc)はこの構成をもとに構築され、さらに低速
なレートはこの構成のサブセットである。多重化/分離
化マルチプレクサでは、様々なSTS−N入力ストリー
ムを多重化し、光ファイバ・チャネルに出力する。
【0024】SONETフレームは、伝搬オーバヘッド
(TOH)および同期ペイロード・エンベロープ(SP
E)を有している。伝搬オーバヘッドは、3列×9行の
バイトから構成される。同期ペイロード・エンベロープ
は87列のバイトを有しており、そのうち1列はパスオ
ーバヘッド(POH)用であり、残りの86列はペイロ
ード用である。TOHは、セクション・オーバヘッド・
フィールド(SOH)およびライン・オーバヘッド(L
OH)を備えている。SOHは、3列×3行(3×3)
バイトを、およびLOHは3列×6行(3×6)のフィ
ールドを有している。
【0025】セクション層は、多重化信号を物理的な媒
体へ伝搬する。セクションとは、2つのセクション終端
装置(STE)間の送信装置であり、例えば、再生装置
または端末などが挙げられる。
【0026】SOHには、フレーミング・バイトA1お
よびA2が含まれており、STS−1フレームの始めの
部分を示す特定のビット・シーケンスから成り立ってい
る。ここで、バイトJ0は、物理的にファイバを識別す
るのに用いられ、STS−N信号の第1のSTS−1
(STS−1#1)中に存在する。バイトZ0は、残り
のSTS−1(STS−1#2〜STS−1#N)中の
全てにある追加成長バイトである。セクション・エラー
監視バイトB1は、セクション中に送信エラーが起きた
かどうか決定するのに用いられる。バイトB1はSTS
−1#1用に定義されている。合成ビット・インタリー
ブ・パリティ(BIP−8)・コードはスクランブリン
グの前に、STS−1のB1バイト中に配置される。そ
の値は、偶数パリティを用いた8ビットコードで、スク
ランブリングの後、前のSTS−Nフレームの全てのビ
ットについて計算される。
【0027】ローカル・オーダワイヤ(LOW)バイト
のE1は、セクション入力間に64Kb/秒のチャネル
を提供し、このチャネルは、技術者用に、および再生
器、ハブおよび遠隔端末間の通信用に用いる音声チャネ
ルとして用いることができる。
【0028】バイトF1はセクション・ユーザ・バイト
であり、ネットワーク・プロバイダ用に設けられる。こ
れは、1つのセクション・レベル部から他の部へと通過
し、全てのセクション・レベル装置において終端され
る。バイトF1は、各セクション終端装置で読み出し/
書き込み可能で、STS−1#1においてのみ定義され
る。
【0029】セクション・データ通信チャネル(DC
C)バイトD1、D2およびD3は、セクション入力間
に192Kb/秒のデータ・チャネルを提供する。この
データチャネルは警報、制御、監視、管理、および他の
通信目的で用いられる。すなわち、内部で生成したメッ
セージ、外部で生成したメッセージ、および製造者の特
定のメッセージ用として利用できる。バイトD1、D2
およびD3は、STS−1#1にのみ定義されている。
【0030】SONET基準のライン層、または多重化
セクションは、パス層において同期化および多重化を行
う。ラインとは、2つの連続したライン終端装置(LT
E)間に配置される送信設備の部分であり、マルチプレ
クサ/デマルチプレクサ(ADM)または端末(TM)
であることもある。ADMは信号を、高速信号に/から
多重化/分離化する。ADMは、ADMサイトで多重化
または分離化の必要がある信号にアクセスし、残りのト
ラヒックは通過する。
【0031】LOHは、ペイロード・ポインタH1およ
びH2を含んでおり、これらのペイロード・ポインタ
は、フレーム内で同期ペイロード・エンベロープ(SP
E)の始めを特定する。また、H1およびH2は、受信
したSTS−Nフレームとローカル・システム・フレー
ムの間に生じる周波数オフセット用に使用される。同様
に、これらのバイトは連結およびSTS−1パス警報禁
止信号(AIS)を示すのに用いられる。ポインタH3
は、負の周波数位置調整用に定義され、この場合、ポイ
ンタH3はSPEバイトを余計に有している。
【0032】バイトB2はライン・エラー監視に用いら
れ、STS−N中の全てのSTS−1信号に含まれてい
る。その役割は、バイトB1のそれと類似している。自
動保護交換(APS)バイトK1およびK2は、ライン
・レベル入力間で、自動保護交換用のシグナリングに用
いられるが、これらのバイトはライン警報禁止信号(A
IS)およびライン遠隔障害インジケータ(RDI)を
示す。ライン・データ通信チャネル(DCC)バイトD
4〜D12は、ライン入力間に内部で生成されたメッセ
ージ、外部で生成されたメッセージ、および製造者が特
定のメッセージに使用するOAM&P情報用の576K
b/秒のメッセージ・チャネルを提供する。
【0033】バイトS1/Z1およびZ2/M1は、S
TS−N信号に含まれるSTS−1の位置に依存して定
義される。このように、S1はSTS−1#1用の同期
メッセージであり、Z1はSTS−192のSTS−1
#2〜48中の成長バイトである。バイトM1は、ST
S−NのSTS−1#7中のライン層遠端ブロック・エ
ラー(FEBE)用に使用され、一方、Z2はSTS−
192のSTS−#1〜6、および#8〜48中の成長
バイトである。最後に、特急オーダワイヤ(EOW)バ
イトE2は、技術者のライン入力接続在用に94Kb/
秒のチャネルを提供する。
【0034】SONETのパス層は、パス終端装置(P
TE)間におけるDS1またはDS3のようなサービス
の伝搬に関する。パス層の主な機能は、サービスおよび
パスオーバヘッド(POH)を、ライン層に必要なフォ
ーマットであるSTS−1にマッピングすることであ
る。
【0035】追跡バイトJ1は、パスの2つの終点間で
正しく接続がおこなわれたかどうかを識別するのに用い
られる。J1はユーザがプログラムできるバイトであ
り、64バイトの固定長ストリングを繰り返し送信し、
パス中の受信端末が相手の送信機と接続されていること
を確認する。B3バイトであるパスBIP−8コード
は、スクランブリングの前に、先行するSTS−SPE
の全てのビットについて計算された偶数パリティを用い
る。
【0036】信号ラベル・バイトC2は、ペイロード・
マッピングの種類と、障害仮想サブ端末(VT)の数を
示すのに用いられる。バイトG1は、宛先から送信元装
置へパス状態情報を送信するのに用い、完全な2重化パ
スの状態と性能を両端、またはパスに沿ったどの点にお
いてもモニタすることができる。バイトF2は、ネット
ワーク・プロバイダが通信するのために、STSパスと
終端装置との間に割り当てられる。
【0037】マルチフレーム・インジケータ・バイトH
4は、VT構成ペイロード用に用いられる。H4は、サ
ブSTS−1ペイロードが用いる様々なスーパフレーム
を示す。バイトZ3およびZ4は、将来のために割り当
てられている。バイトZ5は、2つの目的のために用い
られる。1つは、タンデム接続メンテナンス・エラー・
カウントで、もう1つは、32Kb/秒パスデータ通信
チャネルである。
【0038】図2は、2つのサイト10および20を有
するファイバ光ネットワークの一例を示す図である。こ
の例では、サイト10におけるNE2、4、6および8
はそれぞれ、サイト20のNE1、3、5および7に接
続される。NE1および2は、例えば、リング100と
通信し、またNE3および4は、スパン26、27、2
3および28を有したバックボーンとなる線状システム
と通信する。同時にNE7および8は、他のリング11
0の一部であってもよい。ローカル接続24は、NE5
および6の間に設置される。サイト間にリピータを備え
てもよいが、図2には示されていない。各スパン22、
23、24および25は、双方向に動作する保護トラフ
ィック用の4ファイバ・スパンである。つまり、サイト
10および20の間には16本のファイバが配置さてい
ることになる。以上に述べたように、サイト10および
20の間のファイバは、WEM法を用いるか、本発明の
トランスペアレント伝搬策を採るかして少なくすること
ができる。
【0039】図3は、WDM法を採用した図2のネット
ワークのサイト10(サイトA)で必要な装置を示す。
ここで8チャネルλ1〜λ8は、2ファイバ・スパン30
aおよび30b上を送信される。図を簡略化するため、
ノード2および4の接続のみが示されている。波長λ1
〜λ4の動作信号はサイト10を離れ(正方向)、同時
に動作信号λ5〜λ8はサイト20からサイト10に到着
する(逆方向)。ファイバ30aは動作トラフィックを
運搬し、ファイバ30bは保護トラフィックを運搬す
る。この構成では4つの光スプリッタ/コンテナが必要
であり、これによってファイバ・カウントを16から4
に減らすことができる。マルチ波長スプリッタ/コンバ
イナ43は正方向の動作トラフィックに関し、マルチ波
長スプリッタ/コンバイナ44は逆方向の動作トラフィ
ックに関し、スプリッタ/コンバイナ45は正方向の保
護トラフィックに関し、スプリッタ/コンバイナ46は
逆方向の保護トラフィックに関する。さらに、双方向カ
プラ41および42は、トラフィックの双方向性に対応
するために必要である。
【0040】このようなカプラ/スプリッタを備えるこ
とによって、装置は高価なだけでなく、信号を減衰させ
る特有の不利益が生じる。従って、リンク設計を行うと
きには、更なる損失を計算に入れる必要がある。このよ
うな損失は、双方向4波長増幅器を各ファイバ・スパン
で用いることによって補償することができる。さらに、
長い局間スパンに対しては、それぞれの波長を分離し/
組み合わせるのに、電気再生器とそれに付随するカプラ
が必要になることもある。これは図4に示される。
【0041】図4は、図3で示したWDM法における再
生器サイトを示す。サイト10およびサイト20の間
に、ファイバを2本だけ用いる場合、再生の前にチャネ
ルを分離し、再生後に再組立てる必要がある。双方向カ
プラ11は、正方向の動作トラフィックと逆方向の動作
トラフィックを分離する。マルチ波長スプリッタ/コン
バイナ12を用いて正方向の動作チャネルλ1〜λ4を分
離し、それぞれ4つの再生器34〜37を用いて増幅
し、再生後、マルチ波長スプリッタ/コンバイナ12'
を用いて再組立てし、カプラ13において逆方向の動作
トラフィックと組み合わされる。同様の動作が逆方向の
動作トラフィックにも行われ、そのとき、再生の前後に
おいてマルチ波長スプリッタ/コンバイナ14'および
14が用いられる。さらに、双方向カプラ対15および
17は、正方向および逆方向の保護トラフィックの分離
/組み合わせに必要である。正方向保護チャネルは、マ
ルチ波長スプリッタ/コンバイナ16および16'で分
離/再組立てされ、また、逆方向の保護チャネルは双方
向カプラ18'および18で分離/組立てを行う。各保
護チャネルは、それぞれ34〜37において増幅され
る。
【0042】最後に、特定波長の送信機が、サイト10
の各NE2、4、6および8、およびサイト20の各N
E1、3、5および7に必要である。これらの送信機が
初めから備えられておらず、現存の送信機をアップグレ
ードしなければならない場合もある。
【0043】図5は本発明の構成を示す。図2におい
て、2つのサイト10および20の間に備えられた4つ
のファイバ・スパン22〜25の代わりに高速スパン3
0aおよび30bを備える。各スパン22〜25がOC
−48を運ぶ場合、高速スパン30はトラフィックをO
C−192のレートで運ぶ。図5および図6で示すよう
に、双方向カプラ41および42は、ファイバ数を4本
から2本に減らすために用いられる。しかしながら、図
3の構成と異なり、サイトAではマルチ波長スプリッタ
/コンバイナは必要でない。特定波長OC−192送信
機は、正方向OC−192チャネルは、正方向OC−1
92λFおよび逆方向正方向OC−192λRを供給する
のに必要であるが、その数は1/4しか必要でない。
【0044】図6は、局間スパンが長く、高速度信号を
再生するときの構成を示す。WDM法を示した図4の場
合とは異なり、単に1つの2チャネル双方向再生器34
のみが必要であり、結果として、さらにカプラ数を減ら
すことができる。従って、再生器サイトでは、正方向お
よび逆方向の動作チャネルは、双方向カプラ11で分離
され、双方向カプラ56で組み合わされる。カプラ15
および58は、保護トラフィックの再生に同様に用いら
れる。スプリッタ/コンバイナ12、14、16、1
8、12'、14'、16'および18'のようなスプリッ
タ/コンバイナは必要でない。
【0045】また、高速スパン30上で異なるサブ・ビ
ット・レートのサブ信号をトランスペアレントに運ぶこ
とも可能であり、本発明は同一のサブ・ビット・レート
には限定されない。一般的な概念を理解するために、入
力サブ・ビット・レートは同一のレートであるとした。
さらに、本発明はSONET信号に限られるものではな
く、他の伝搬技術にも応用できる。同様に、本発明は、
OC−192スーパキャリアによって運ばれるOC−3
/OC−12/OC−48信号に限られるものではな
く、伝搬ネットワークのHWおよびSW進展に従って他
のビット・レートにも応用できる。
【0046】高速スパン30上を流れる信号がトランス
ペアレントに動作するには、各サイト10および20は
(TMux)を備えていなければならない。図5は、サ
イト10におけるTMux40は、ノード2、4、6お
よび8に接続されており、サイト20に設置されたT−
Mux50(図示されていない)はノード1、3、5お
よび7に接続される。本発明によるTMuxは、各低速
レート・ネットワークにおけるNE1〜8の動作を変え
ないでおくことができる。正方向では、サイト10に入
力された信号は、TMux40で高速信号(スーパキャ
リア)に多重化され、光ファイバ30a上に送信され
る。サイト20において、対応したTMux50(図5
には図示されていない)によって分離化されて各ネット
ワークに出力される。同様の動作が逆方向チャネルで正
方向および逆方向の保護トラフィックにも行われる。
【0047】以上に説明したように、TMuxのバイト
はサブ・TOH/POHを操作して、現存のシステムの
規定を変更しないようにし、保護スイッチングを保持
し、ライン・メンテナンス・シグナリングおよびセクシ
ョン/ライン/パス性能監視を行い、以下に説明するよ
うに、障害分離用に十分な性能情報を提供できる。
【0048】保護スイッチング 現存する線状またはリング状のシステムの保護スイッチ
ングを保持するためには、全てのサブ・システム中のA
PSバイトK1およびK2を変更せずにサイト10とサ
イト20の間を通過させる必要がある。K2バイトが通
過するため、ラインAISおよびラインRDI指示も自
動的に通過する。サブ・保護を供給するパス・オプショ
ンはサブ・保護機構に依存するが、サブ・保護機構には
1:N、1+1、または4F−BLSR、および2F−
BLSRがある。
【0049】a)1:Nサブ・システム保護タイプに
は、帯域幅をいくらか犠牲にするが、図7に示すように
OC−192W−チャネル上にサブ・Pチャネルを含む
ことによって、保護チャネルを最も効率的に伝搬するこ
とができる。この場合、ノード2およびノード4から受
信された動作中の正方向保護チャネルは、ファイバ30
a'に向けて送出される。同時に、動作中の逆方向保護
チャネルはファイバ30a"から受信され、各ネットワ
ークに向けて送出される。これらは、スイッチ73〜7
6として示されている。保護ファイバ30b'および3
0b"は、臨時のトラフィック(ET)を送信するのに
用い、交換機77および78はそれぞれ、サブネットワ
ーク間で、ファイバ30b'および30b"上を正方向/
逆方向に流れる臨時のトラフィック(ET)を示してい
る。
【0050】各OC−192Pチャネル内の各サブ・P
チャネルを臨時のトラフィック(ET)として運ぶ他の
方法が図8に示されている。この場合、交換機39、4
9および59は、保護トラフィックがどのようにこの種
類の保護用に用いられるかを示す。従って、各サブネッ
トワークからノード2、4、6および8に入力される正
方向の動作チャネルは、高速スパン30中のファイバ3
0a'上を伝搬される。保護スイッチングの場合、スイ
ッチ39で示されるように、入力OC−48はファイバ
30a'上を伝搬される。スイッチ49は、ファイバ3
0a"から、またはファイバ30b"から受信された逆方
向の動作トラフィックが、どのようにして各ネットワー
クに向けて送信されるかを示す。また、交換機59は、
逆方向の保護トラフィックがファイバ30b"および3
0から受信された時、各サブネットワークに対してAI
S情報が出力信号に付加される様子を示す。
【0051】しかしながら、このタイプのルーチングで
は、OC−192保護スイッチが動作すると、サブ・シ
ステムのP−チャネルはデータ通信およびAPSチャネ
ルの連続性の損失を検出し、不要な警報を鳴らす。
【0052】b)1+1または4F−BLSRサブ・シ
ステム保護タイプに対する最適な対処策は、OC−19
2保護スイッチングを動作可能にすることなく、P−チ
ャネルをOC−192Pチャネル上で運ぶことである。
この構成では、OC−192W−チャネルに障害が生じ
ると、全てのサブ・システム中のスパンスイッチをトリ
ッガする。図9に示すように、全てのOC−48システ
ム中の動作チャネルは、動作(W)ファイバ30a'上
を正方向に送出される。また、動作トラヒックは、OC
−192W−チャネルからなるファイバ30a"上を逆
方向に送出される。同様に、サブ・保護チャネルは、保
護(P)ファイバ30b'上を正方向に送出され、OC
−192PチャネルからなるP−ファイバ30b"を逆
方向に向かう。
【0053】以上説明したOC−192W−チャネルお
よびET法は、1+1/4F−BLSRサブ・システム
保護タイプにも応用できる。以上に説明した不利な点は
ET法にも当てはまる上、OC−192W−チャネル法
では、サブ・チャネルが1:N比でなく1:1で運ばれ
るため、より広い帯域幅が犠牲になる。
【0054】c)2F−BLSRサブ・システムでは、
保護タイムスロットが動作タイムスロットでインタリー
ブされているため、ET策を用いることができない。反
対に、OC−192W−チャネル内でサブ・W/P帯域
幅を運ぶことができ、動作上の問題なくOC−192保
護を行うことができる。しかしながら、この種類のサブ
・システム保護に対して最も効率的な方法は、釘打ちO
C−192チャネル上でサブ・W/P帯域幅を運ぶこと
である。スパンに障害が生じると、2F−BLSRはリ
ング交換に影響を与えるため、OC−192WおよびP
チャネルの双方に2F−BLSRを備えることもでき
る。
【0055】以下に説明するように、TMuxにおいて
利用できる帯域幅も考慮に入れる必要がある。表1は、
保護チャネル・ルーティング・オプションと、TMux
が各ケース毎にとる保護動作の結果を示す。
【0056】
【表1】
【0057】メンテナンスおよび性能監視 図10はTMuxを示すブロック図である。図10にお
いて、釘打ちOC−192Pチャネルサブ・保護タイプ
を用いる場合、入力TMux40から出力TMux50
へ、OC−192上で4つのOC−48サブ・システム
を運ぶためのブロックが示されている。説明を簡潔化す
るために正方向の動作を以下に説明するが、T−Mux
組40および50は逆方向トラフィックに関しても同様
の動作を行う。
【0058】TMux40は4つのサブ入力ポート61
〜64を有しており、各入力ポートは、各入力スパン5
1、53、55および57を介して、着信SONETフ
ォーマットされた光信号OC−48#1〜4を受信し、
入力STS−48#1〜4に変換する。サブ入力ポート
61〜64は、SONET物理層動作、クロック再生/
合成、デスクランブリング、フレーミング、セクション
・オーバヘッドおよびライン・オーバヘッドの処理、S
TS−48の分離化、STSパスと同期ユニット72か
ら供給されたローカル・クロックとの同期化、および入
力STS−1のSTS−1マネージャ65への送信を行
う。
【0059】サブ伝搬オーバヘッド(TOH)プロセッ
サ60は、すべての入力STのS−48SOHバイトお
よびLOHバイトを受信し、表2に基づいて処理する。
【0060】
【表2】
【0061】独立したサブ・フレーム・アラインメント
は数多くあるが、OC−192フレーム・アラインメン
トは1つしかないため、入力信号中のバイトA1−2に
含まれるフレーミング情報は終端する必要がある。ファ
イバを識別するセクション追跡バイトJ0もまた、この
バイトを誤って通過させるために終端される。
【0062】セクションBIP−8バイト(B1)は通
常どおり終端され、障害分離を容易にするためにTMu
xが疑似リピータに見えるようにする。しかしながら、
入力スパンまたは内部スパンで生じるセクション・エラ
ーは、後に説明するように、出力スパンで複製されてし
まう。
【0063】セクション・データ通信バイトD1〜D3
は、全てのサブ・システムにおけるバイトE1(オーダ
ワイヤ)およびF1(ユーザ・バイト)と共に、入力T
Muxおよび出力TMuxを通過しなければならない。
セクションDCCプロトコルに関して、高速Mux/サ
ブ・インタフェースで生じる可能性のある中間スパン障
害は、TMuxを用いることによって避けることができ
る。
【0064】ラインBIP−8バイトは終端される。上
記と同様に、スパン51または内部スパン30等の入力
スパンで生じるライン・エラーは、出力スパンでも複製
され、サブ・システムが必要に応じて信号低下(SD)
保護スイッチングおよびライン性能監視を行うことがで
きる。
【0065】上でも説明したように、APSバイトは、
トランスペアレントに通過し、サブ・システム上で通常
の保護動作が行う。従って、サブ・ラインAISおよび
RDIメンテナンス信号もまた通過する。ラインFEB
Eバイトは通常の性能監視を行うために通過する。
【0066】STSペイロード・ポインタ・バイトH1
〜H3は、新規フレーム・アラインメントが行われる
と、SPEを示すように処理する必要がある。また、H
1〜H3は、スタフ/デスタフ動作を行って小さな周波
数オフセットになるように操作しなければならない。
【0067】同期バイトS1は、使用されるタイミング
・ソースに関する情報を提供するため、終端/生成する
必要がある。成長バイトZ0〜Z2は定義されていない
ため、終端される。
【0068】全てのサブ・システムのライン・データ通
信バイトD4〜D12およびバイトE2(オーダワイ
ヤ)は、入力TMuxおよび出力TMuxを通過しなけ
ればならない。この動作を行うことによって、ラインD
CCプロトコルに関する中間スパンの問題を避けること
ができる。
【0069】POHモニタ68は、各サブ・システムの
POHにアクセスする。このサブ・STS POHはト
ランスペアレントの定義に従うように通過するが、これ
らの内のいくつかのバイトは表3に示すように、障害お
よび警報の目的でモニタされる。
【0070】
【表3】
【0071】障害検出器70は、入力スパンに生じるエ
ラーを検出し、検出したエラーを遠端のTMuxに送信
して、サブ・システムが適切にエラーを検出する。障害
検出ユニット70は、BIP−8バイトB1、B2およ
びB3を受信し、サブ・システムにおけるセクション/
ライン/パスコード違反(CV)をカウントし、規定の
ライン信号劣化(SD)閾値と比較する。閾値を超える
と保護用語中にSDが構成される。この情報は、送信ス
ーパキャリアTOHプロセッサ(SC TOHP)66
に送信され、そこで、4バイトからなるTMuxメッセ
ージ(TMuxMsg)が生成される。その1つは、各
入力スパンのビット・エラー・レート(BER)を示
す。TMux Msgバイトは、各サブ・システムのS
TS−1#9のK2タイムスロットに挿入される。障害
検出器70は、各サブ入力をモニタし、ハードの障害を
検出する。検出した場合、障害検出器70はOC−19
2SCのサブ信号部分に、ラインAISの挿入を行う。
【0072】TMux Msgバイトの割り当てが表4
に示され、同時にOC−48レートの所定のBERに対
する均一に分配されたラインCVのレートも示される。
【0073】
【表4】
【0074】STS−1マネージャ・ユニット65は、
サブ・システムからのSTS−1を入れ換えてSTS−
1#1中のSC TOHを使用できるようにする。表5
および6は、OC−48/OC−12/OC−3サブ・
システムのSTS−1がどのようにしてOC−192ス
ーパキャリアに配置されるかの一例を示す。
【0075】
【表5】
【0076】
【表6】
【0077】従って、OC−48サブ・システムを用い
る場合、STS−1#1がSC STS−1#1と一致
するOC−48サブ・フィードは、STS−1#13
(または、通常TOHを運ばない他のSTS−1)と全
く(OHおよびペイロードの双方)交換される。OC−
3またはOC−12サブ・システムを用いる場合、ST
S−1#1がOC−192のSTS−1#1と一致する
サブ・システムは、TMuxではサポートされない。従
って、最大15個のOC−12サブ・システムがサポー
トされる。図11は、どのようにOC−12サブ・シス
テムがOC−192 SCによってトランスペアレント
に運ばれるかを示す図である。一方、図12はOC−3
サブ・システムを示す図である。
【0078】SC TOHP66は、サブ伝搬オーバヘ
ッド(TOH)プロセッサ60からのサブ・TOHバイ
トを通過させ、スーパキャリア(SC)出力ポート71
に出力する前に各バイトを正しいタイムスロットに配置
する。STS−1マネージャ65は、各サブ入力ポート
から受信した4×48要素からなるSTS−1を、SC
出力ポート71に送出する。そこでSTS−1は出力ス
ーパキャリアに多重化される。
【0079】SC出力ポート71は、STS−1マネー
ジャ65から出力STS−1を、SC TOHP66か
らSC TOHを受信し、STS−1をスーパキャリア
STS−192に多重化し、SC TOHを加える。ま
た、SC出力ポート71は、スクランブリングを行い、
出力STS−192を光スーパキャリアOC−192に
変換し、変換後の光スーパキャリアOC−192をファ
イバ30上で送信する。また、SC出力ポート71は、
同期ユニット72から出力されるローカル・クロックに
基づいてクロック合成を行う。
【0080】TMux50の出力におけるSC入力ポー
ト91は、ファイバ・スパン30上の光スーパキャリア
OC−192を受信し、入力STS−192に変換す
る。SC入力ポート91は、SONET物理層動作、ク
ロック再生/合成、デスクランブル、SC TOHのス
トリッピング、分離化、STSパスと同期ユニット92
からのローカル・クロックとの同期化、着信STS−1
のSTS−1マネージャ85への送信を行う。
【0081】SC受信オーバヘッド・プロセッサ(SC
ROHP)86は、SC TOHに含まれるSOHお
よびLOHバイトをそれぞれ受信し、サブ・TOHをサ
ブ・TOHプロセッサ(TOHP)80に送信する。サ
ブ・TOHプロセッサ80は、TMux Msgバイト
を抽出する。ルックアップ・テーブルを用い、各TMu
x値は送信サブ信号上に複製する必要のあるエラー率を
示す。エラーは、適切にB1値およびB2値を反転させ
ることによって生じる。残りのサブ・TOHは、表2で
示すように、通過するか、または生成される。
【0082】POHモニタ88は、POHバイトにアク
セスするが、変更されない。これらのPOHバイトは、
表3に示すように、障害および警報のためだけにモニタ
される。
【0083】障害検出器90は、B2エラーに対してO
C−192 SC TOHをモニタし、そのカウントを
サブ・TOHプロセッサ80に送る。サブ・TOHプロ
セッサ80は、OC−192エラーを、各サブ出力ポー
トに送信されたB1およびB2値へ取り込む。OC−1
92 SC上のハード障害に対しては、障害検出器は、
ラインAISを、TOHプロセッサを介して全ての出力
サブ・システムに挿入する。
【0084】STS−1マネージャ85は、スーパキャ
リアの成分STS−1を各出力ポート81〜84に送出
し、そこでSTS−1は送信OC−48に重化される。
STS−1マネージャ85は、STS−1#13をST
S−1#1に戻し、または、必要であれば、他の入力サ
ブ・システムに細分化される。宛先サブ・システムは、
4つのサブ出力ポート81〜84のうちどれか1つを介
して各OC−48を受信する。各サブ出力ポート81〜
84は、ブロック85からの送信STS−1を受信し、
STS−1を出力STS−48へ多重化し、ブロック8
0から受信したサブ・TOHを付加し、スクランブリン
グを行い、STS−48信号をそれぞれ送信光信号OC
−48に変換し、その信号を各出力スパンに送出する。
また、サブ出力ポートは、同期ユニット92のローカル
・クロックに基づいてクロック合成を行う。
【0085】送信元サブ・システムのE1〜2、F1お
よびD1〜D12バイトがトランスペアレントに通過す
るため、TMuxがサブ・オーダワイヤ(OW)、ユー
ザおよびデータ通信チャネルにアクセスすることはな
い。しかしながら、図5の例でも見られたように、各T
Muxはサブ・システムと共存しているため、各送信元
サブ・システム2、4、6および8は、自身のOW、ユ
ーザおよびデータ通信チャネルに接続できる。OC−1
92 E1〜2、F1およびD1−D12バイトへのア
クセスは、TMuxがサポートする。
【0086】オリジナルサブ・システムからのJ0セク
ション追跡バイトは、出力TMuxサブ出力において生
成することができ、下りサブ・システムも同じJ0を監
視し、規定を変更する必要がない。
【0087】サポートされたサブ・レート/量は、4つ
のOC−48、15のOC−12または15のOC−3
のいずれかである。STS−1#1がOC−192ライ
ンのSTS−1#1に対応するOC−12またはOC−
3サブ・システムは、TOH衝突を避けるためにサポー
トされていない。
【0088】障害分離 ライン劣化およびライン障害に対して起きるTMux4
0および50とサブ・システム間に生じる相互作用につ
いて、釘打ちOC−192オプションの場合に関して、
図10を用いて以下に説明する。
【0089】上に説明したように、TMuxは、入力ス
パンおよび内部スパンで生じる信号障害(SF)および
信号劣化(SD)条件を、出力スパンにおいて複製し、
サブ・システムが必要に応じて保護スイッチングと、性
能監視を行えるようにする。各サブ・システム用ライン
RDI(遠隔欠点インジケーション)メッセージおよび
ラインFEBE(遠端ブロック・エラー)バイトM1の
双方はTMuxスパンを通過して、メンテナンス・シグ
ナリングを適宜に行うようにする。
【0090】(a)ライン劣化に対する正方向スパン動
サブ入力スパンまたはOC−192内部スパンにおいて
ライン劣化条件が生じた場合、出力TMuxサブ・シス
テムはB2を改ざんし、サブ入力スパンとOC−192
の内部スパン組み合わせのBERが模擬される。こうす
ることによって、下りサブ・システムがSDレベル保護
スイッチを必要に応じて開始することを保証する。ま
た、B1も改ざんされ、一貫した性能監視・カウントが
行われる。
【0091】(i)入力スパン51に生じたライン劣化
条件は、TMuxにおいて警報で通知され、障害検出器
70は、ライン・コード違反(LCV)をカウントす
る。送信スーパキャリアTOHプロセッサ66は、TM
ux Msgバイトを生成し、入力スパン51のビット
・エラー率(BER)を示す。BERがSD閾値を超え
たかどうかに関係なく、常にライン・エラーはカウント
され、TMux Msgバイトが生成される。TMux
40は保護動作を行わない。
【0092】TMux50はTMux40からクリーン
なOC−192を受信するが、検出器90を用いて対応
のサブ・システムのパス層におけるパスCVをカウント
するので、パスSDアラームが生じる場合もある。TM
ux Msgバイトが抽出され、ブロック80を介して
対応の出力スパン52上にBERが生成され、障害が生
じた入力スパンのBERを模擬する。宛先サブ・システ
ムは、劣化したラインをTMux50から受信する。そ
れに応じて、ライン・コード違反をカウントする。これ
によって、潜在的にラインSD警報が発生し、保護スイ
ッチングを開始する、つまり主にK1要求を入力サブ・
システムに送信する場合もある。
【0093】(ii)内部スパン30に生じるライン劣
化条件も、出力TMux50で警報が出される。障害検
出器90は、ライン・エラー・カウントをサブ・TOH
プロセッサ80へ送出する。このサブ・TOHプロセッ
サ80は出力スパン52、54、56および58に対し
て適当なBERを生成する。各宛先サブ・システムは独
自に応答する。
【0094】現実には、1つ以上の入力スパンおよび内
部スパンに同時に劣化が生じる場合もあるため、TMu
xの実際の動作は、以上の2例を組み合わせたものとな
る。その後、サブ・TOHプロセッサ80はOC−19
2からのBERと、各サブ信号から各部位で抽出された
各TMux Msgバイトが示すBERとを加算する。
結果のBERは、各送信スパン52、54、56、およ
び58において複製される。
【0095】(b)ライン劣化に対する正方向スパン動
入力スパン51に劣化が生じると、スパン52上で、T
Mux50と接続されている各宛先サブ・システムは、
ラインFEBEカウントを送り返す。内部スパン30に
劣化が生じると、全ての宛先サブ・システムは、ライン
FEBEカウントを送り返す。入力スパンと内部スパン
の双方において劣化が生じた場合、送り返されたライン
FEBEカウントは組み合わせた劣化に対応する。
【0096】(c)ライン障害(SF)に対する正方向
スパン動作 サブ入力スパン51、53、55または57、または内
部スパン30においてライン障害が生じた場合、出力T
Muxサブ出力はライン警報禁止信号(AIS)を送出
する。これによって、下りのサブ・システムが保護を開
始することを保証する
【0097】(i)入力スパン51、53、55または
57、または内部スパン30におけるSF状態は、入力
TMux40および宛先システムにおいて警報で通知さ
れる。AISは入力TMux40において生成されるた
め、宛先サブ・システムはSFがラインAISによるも
のであることを報告する。入力TMuxのみがSFの正
しい原因を報告する。警告を知らせるこの動作は、再生
器の動作と同様である。
【0098】SFがフレーム損失(LOF)による場
合、入力TMux40は、重大エラーが生じたフレーム
秒−セクション、エラーの生じた秒−セクション、重大
エラーが生じた秒−セクションをカウントする。入力T
Mux40は、ラインAISをサブ・帯域幅に挿入す
る。こうすると、自動的にパスAISが設定される。よ
り高い層の障害によって、パス層警報は禁止される。
【0099】出力TMux50は、入力TMux40か
らクリーンなOC−192を受信する。パス層におい
て、TMux50は障害の生じたパス上にSTSパスA
IS警報を生成し、障害の生じたパスにおける利用不可
・秒−パスおよび障害カウント−パスをカウントする。
埋め込まれたサブ・ラインAISは、普通のラインAI
S同様、サブ出力ポートから送信される。
【0100】下りサブ・システムは、ラインAIS警報
を引き起こし、重大エラーが生じたフレーム秒−セクシ
ョン、エラーの生じた秒−セクション、重大エラーが生
じた秒−セクションなどをカウントし、主にK1バイト
要求を入力サブ・システムに向けて送り返す保護スイッ
チングを開始する。
【0101】(ii)内部スパン30に生じたSFは、
警報を用いて出力TMux50および全ての宛先サブ・
システムに通知される。1つ以上の入力スパンおよび内
部スパンに同時にSFが生じた場合、システムは上に説
明したケースを組み合わせたように動作する。
【0102】(d)ライン障害(SF)に対する逆方向
スパン動作 入力スパンにSF条件が生じた場合、宛先サブ・システ
ムはラインRDIを送り返す。内部スパンにSFが生じ
ると、全ての宛先サブ・システムがラインRDIを送り
返す。
【0103】入力スパンのSFと、内部スパンのSFが
組合わされた場合、全ての宛先サブ・システムがライン
RDIを送り返す。入力スパン上のSFは無音ではな
い、つまり、TMux40が警報を鳴らして通知する。
入力スパンにSDが生じ、同時に内部スパンにSFが生
じた場合、全ての宛先サブ・システムがラインRDIを
送り返す。同様に、入力スパン上のSDは無音ではな
い、つまりTMux40が警報を鳴らして通知する。
【0104】入力スパンにSFが生じ、同時に内部スパ
ンにSDが生じた場合、各宛先サブ・システムがライン
RDIを送り返し、また、他の宛先サブ・システムがラ
インFEBEをカウントする。
【0105】特定の実施の形態の例を用いて本発明の説
明を行ったが、さらに当業界の技術者が思いつくような
変更および改善は、本発明の範囲から逸れることなく、
以下の請求項の範囲内で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 SONET基準に沿った伝搬オーバヘッド
(TOH)バイト割付けを示す図である。
【図2】 2つのサイト間に高容量スパンをを有したネ
ットワークの一例を示す図である。
【図3】 図2のネットワークにおけるサイトAで、ス
パン毎にファイバ容量不足を解決するために、WDM法
で必要な装置を示す図である。
【図4】 WDM法でのサイトAとサイトB間にある電
気再生装置を示す図である。
【図5】 図2のネットワーク中のサイトAで、本発明
の高速中間スパンに必要な装置を示す。
【図6】 本発明において、サイトAおよびサイトB間
にある電気再生装置を示す図である。
【図7】 OC−192スーパキャリアがOC−48サ
ブ・システムをトランスペアレントに伝搬する「Wチャ
ネル」オプションを示す図である。
【図8】 OC−192スーパキャリアがOC−48サ
ブ・システムをトランスペアレントに伝搬する「臨時の
トラフィック」オプションを示す図である。
【図9】 OC−192スーパキャリアがOC−48サ
ブ・システムをトランスペアレントに伝搬する「釘打
ち」オプションを示す図である。
【図10】 「釘打ち」OC−192オプションにおけ
る前方向ブロックを示すトランスペアレント・マルチプ
レクサ/デマルチプレクサ(TMux)の図である。
【図11】 OC−192スーパキャリアがどのように
OC−12サブ・システムをトランスペアレントに伝搬
するかを示した図である。
【図12】 OC−192スーパキャリアがどのように
OC−3サブ・システムをトランスペアレントに伝搬す
るかを示した図である。
【符号の説明】
30…ファイバ 50…TMux 51…入力スパン 60…サブ伝搬オーバヘッド(TOH)プロセッサ 65…STS−1マネージャ・ユニット 66…送信スーパキャリアTOHプロセッサ 70…障害検出器 71…スーパキャリア出力ポート 72…同期ユニット 80…サブ・TOHプロセッサ 81…サブ出力ポート 82…サブ出力ポート 83…サブ出力ポート 84…サブ出力ポート 85…STS−1マネージャ 86…SC受信オーバヘッド・プロセッサ 88…POHモニタ 90…障害検出器 91…SC入力ポート 92…同期ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390023157 THE WORLD TRADE CEN TRE OF MONTREAL,MON TREAL,QUEBEC H2Y3Y 4,CANADA (72)発明者 モハメド・イスメール・タタル カナダ国,ケイ2エル,3ピー9,オンタ リオ,カナタ,ビッカース ウエイ 7 (72)発明者 アラン・グレン・ソルヘイム カナダ国,ケイ2エム 1シー4,オンタ リオ,カナタ,ハンツマン クレセント 56 (72)発明者 ティモシー・ジェイムズ・アームストロン グ カナダ国,ケイ2エス 1ジェイ8,オン タリオ,スティッツビル,リアード スト リート 318 (72)発明者 マーク・ステファン・ワイト カナダ国,ケイ1エス,4ワイ5,オンタ リオ,オタワ,フルトン アベニュー 31 (72)発明者 ロナルド・ジェイ・ガグノン カナダ国,ケイ2エイチ,9アール9,オ ンタリオ,ネピーン,セイトン ドライブ 718 (72)発明者 デビッド・ジョン・ニコルソン カナダ国,ケイ1エイチ 6ケイ4,オン タリオ,オタワ,チャルマース ロード 2063

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速スパン上で複数(K)のサブ信号を
    伝搬する方法において:複数(K)のサブ入力ポート
    を、同様の複数のサブ・ネットワークに接続し、各サブ
    入力ポートはサブ・チャネル上で対応のサブ・ネットワ
    ークからのサブ入力信号を受信し、 全ての前記サブ入力信号をスーパキャリア信号にトラン
    スペアレントに多重化し、前記スーパキャリア信号は、
    全ての前記サブ入力信号上の動作、管理、メンテナンス
    および規定(Provisioning)(OAM&P)情報および
    前記スーパキャリア信号上のOAM&P情報を有し、 スーパキャリア出力ポートを前記高速ビット・レート・
    スパンに接続して前記スーパキャリア信号を送信するこ
    とを特徴とする信号伝搬方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の方法において:前記
    スーパキャリア信号のビットレートは少なくとも、前記
    サブ信号全てのビット・レート和に等しいことを特徴と
    する信号伝搬方法。
  3. 【請求項3】 高速スパン上で複数(K)のサブ信号を
    伝搬する方法において:スーパキャリア入力ポートを前
    記高速スパンに接続し、スーパキャリア・チャネル上で
    スーパキャリア信号を受信し、 前記スーパキャリア信号を複数(K)のサブ出力信号に
    多重化し、各前記サブ出力信号は、前記サブ出力信号上
    のOAM&P情報および前記スーパキャリア信号上のO
    AM&P情報を有し、 複数(K)のサブ出力ポートを同様のサブ・ネットワー
    クに接続し、各サブ出力はサブ出力信号を対応のサブ・
    チャネル上で出力することを特徴とする信号伝搬方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載の方法において:前記
    スーパキャリアのビット・レートは、少なくとも前記サ
    ブ信号全てのビット・レート和に等しいことを特徴とす
    る信号伝搬方法。
  5. 【請求項5】 高速スパン上で複数(K)のサブ信号を
    伝搬する信号伝搬方法において:第1サイトにおいて;
    複数(K)のサブ入力ポートを同様の複数(K)のサブ
    ・ネットワークに接続し、各サブ入力ポートは対応のサ
    ブ・ネットワークからサブ信号を受信し、 前記サブ信号の全てをトランスペアレント(透明)にス
    ーパキャリアに多重化し、前記スーパキャリア信号は、
    全ての前記サブ信号上のOAM&P情報および前記スー
    パキャリア信号上のOAM&P情報を有し、 スーパキャリア出力ポートを前記高速スパンに接続し、
    前記スーパキャリア信号を第2サイトに送信し、 第2サイトにおいて;スーパキャリア入力ポートを前記
    のスーパキャリア・チャネルに接続し、前記スーパキャ
    リア信号を受信し、 前記スーパキャリア信号をトランスペアレントに前記複
    数(K)のサブ信号に多重化し、各前記サブ信号は、前
    記各サブ信号上の前記OAM&Pおよび前記スーパキャ
    リア信号上のOAM&P情報を有し、 複数(K)のサブ出力ポートを同様の複数(K)のサブ
    ・ネットワークに接続し、各サブ出力ポートは各サブ信
    号を対応のサブ・ネットワーク上で送信することを特徴
    とする信号伝搬方法。
  6. 【請求項6】 各サブ・ネットワークは、複数のサイト
    間でサブ信号を保護スイッチング信号と共に伝搬し、前
    記サブ・ネットワークは、第1サイトおよび第2サイト
    を共有する複数(K)のサブ・ネットワーク中で、前記
    第1サイトおよび第2サイト間の前記サブ信号を高速入
    レート・スパン上で、前記サブ・ネットワークの規定を
    変更せずに伝搬する方法において:前記第1サイトおよ
    び第2サイトのいずれかにおいて、 同様の複数の(K)サブ・オートを供給し、関連FWサ
    ブ・チャネル、関連FPサブ・チャネル、関連RWサブ
    ・チャネルおよび関連RPサブ・チャネル上で、各前記
    サブ・ポートを対応のサブ・ネットワークに接続し、 スーパキャリア・ポートを供給し、そのスーパキャリア
    ・ポートを、FW、FP、RWおよびRPスーパキャリ
    ア・チャネル上で前記高速スパンに接続し、 各前記サブ・ポートにおいて、前記対応のサブ・ネット
    ワークから、前記関連FWサブ・チャネル上でFWサブ
    信号を受信し、また、前記関連FPサブ・チャネル上で
    FPサブ信号を受信し、 前記サブ・FW信号およびPW信号を、トランスペアレ
    ント(透明)に正方向のスーパキャリア信号に多重化
    し、その正方向のスーパキャリア信号は、すべての前記
    FW信号およびPWサブ信号上でOAM&P情報を有
    し、および正方向のスーパキャリア信号上でOAM&P
    情報を有することを特徴とする信号伝搬方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項6記載の方法において:さら
    に、 追加のサブ・ポートを供給し、入力臨時トラフィック
    (ET)信号を正方向ET信号に多重化し、 前記FWチャネルに対し、送信エラー・パラメータを決
    定し、 前記送信エラー・パラメータが閾値より低いときは、前
    記スーパキャリアを前記FWスーパキャリア・チャネル
    上で送信し、前記正方向ET信号を前記FP前記スーパ
    キャリア・チャネル上で送信し、 前記送信エラー・パラメータが閾値を超えるときは、前
    記正方向スーパキャリアをFPスーパキャリア・チャネ
    ル上で送信し、前記正方向ET信号を低下させることを
    特徴とする信号伝搬方法。
  8. 【請求項8】 電気通信システム用トランスペアレント
    ・マルチプレクサ/デマルチプレクサ(T−Mux)に
    おいて:関連サブ・ネットワークからそれぞれ、複数
    (K)のサブ入力信号を受信し、各前記サブ入力をサブ
    ・データ信号およびサブ・OAM&P信号に変える(de
    lineate)マルチ・チャネル受信器と、 全ての前記サブ・データ信号をスーパキャリア・データ
    信号に多重化する手段と、 全ての前記サブ・OAM&P信号を処理し、スーパキャ
    リアOAM&P信号を生成する手段と、 前記スーパキャリア・データ信号および前記スーパキャ
    リアOAM&P信号を、高速ビット・レートの出力スー
    パキャリアにマッピングし、高速スパン上に送信するス
    ーパキャリア送信機とを有することを特徴とするトラン
    スペアレント・マルチプレクサ/デマルチプレクサ。
  9. 【請求項9】 電気通信システム用トランスペアレント
    ・マルチプレクサ/デマルチプレクサ(T−Mux)に
    おいて:高速ビット・レートのスーパキャリア信号を、
    高速スパン・チャネル上で受信し、スーパキャリア信号
    をスーパキャリア・データ信号およびスーパキャリアO
    AM&P信号に変えるスーパキャリア受信器と、 前記スーパキャリア・データ信号を複数(K)のサブ・
    データ信号に分離化する手段と、 前記スーパキャリアOAM&P信号を同様の複数(K)
    のサブ・OAM&P信号に処理する手段と、 前記サブ・データ信号のそれぞれと、対応する前記サブ
    ・OAM&P信号を、サブ信号にマッピングし、各前記
    サブ信号を関連したサブ・ネットワークに送信するマル
    チ・チャネル送信機とを有することを特徴とするトラン
    スペアレント・マルチプレクサ/デマルチプレクサ。
JP10114584A 1997-04-24 1998-04-24 信号伝搬方法およびトランスペアレント・マルチプレクサ/デマルチプレクサ Pending JPH10341214A (ja)

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