JP3354622B2 - 双方向伝送路切替リングネットワーク - Google Patents
双方向伝送路切替リングネットワークInfo
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- RGNPBRKPHBKNKX-UHFFFAOYSA-N hexaflumuron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(F)F)=C(Cl)C=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F RGNPBRKPHBKNKX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/16—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2ファイバの双方向伝送
路切替リング(BidirectionalLine
Switching Ring)ネットワーク、特にそ
のリングネットワーク内でのループバック切替に関す
る。いわゆる新同期網の1つとして北米ではSONET
(SynchronousOptical NETwo
rk)方式が規格化されている。このSONET方式の
リングネットワークでは、2本の光ファイバを対にして
リングを構成し、これら2本の光ファイバの一方は時計
方向のデータ伝送を行い、他方は反時計方向のデータ伝
送を行うと共に、各光ファイバ内は実用回線用のタイム
スロット群と回線救済用のタイムスロット群とに2分す
ることが定められている。そして回線断等の障害が発生
したときは、一方の光ファイバ内の実用回線用タイムス
ロット群を他方の光ファイバの回線救済用タイムスロッ
ト群にループバックすることにより、回線を救済しリン
グネットワークの内の通信を維持するようにしている。
路切替リング(BidirectionalLine
Switching Ring)ネットワーク、特にそ
のリングネットワーク内でのループバック切替に関す
る。いわゆる新同期網の1つとして北米ではSONET
(SynchronousOptical NETwo
rk)方式が規格化されている。このSONET方式の
リングネットワークでは、2本の光ファイバを対にして
リングを構成し、これら2本の光ファイバの一方は時計
方向のデータ伝送を行い、他方は反時計方向のデータ伝
送を行うと共に、各光ファイバ内は実用回線用のタイム
スロット群と回線救済用のタイムスロット群とに2分す
ることが定められている。そして回線断等の障害が発生
したときは、一方の光ファイバ内の実用回線用タイムス
ロット群を他方の光ファイバの回線救済用タイムスロッ
ト群にループバックすることにより、回線を救済しリン
グネットワークの内の通信を維持するようにしている。
【0002】
【従来の技術】図7は本発明が適用される一般的なリン
グネットワーク構成例を示す図である。本図において、
参照番号10が2ファイバの双方向伝送路切替リングネ
ットワーク全体を表し、主としてリング伝送路11と、
これに所定間隔をおいて挿入される複数のノード12と
からなる。リング伝送路11は後述するように第1の光
ファイバと第2の光ファイバとからなる2ファイバ構成
となっている。また各ノード12は具体的にはアッド/
ドロップ・マルチプレクサADM(Add/Drop
Multiplexer)からなる。あるノード12
は、そのノードより、伝送容量の低いADMや、LTE
(Line Terminating Equipme
nt)とつながることで、ネットワークを形成してお
り、また他のノード12は、交換機(SW)を備える中
央局(Central Office)内の一部として
存在する。
グネットワーク構成例を示す図である。本図において、
参照番号10が2ファイバの双方向伝送路切替リングネ
ットワーク全体を表し、主としてリング伝送路11と、
これに所定間隔をおいて挿入される複数のノード12と
からなる。リング伝送路11は後述するように第1の光
ファイバと第2の光ファイバとからなる2ファイバ構成
となっている。また各ノード12は具体的にはアッド/
ドロップ・マルチプレクサADM(Add/Drop
Multiplexer)からなる。あるノード12
は、そのノードより、伝送容量の低いADMや、LTE
(Line Terminating Equipme
nt)とつながることで、ネットワークを形成してお
り、また他のノード12は、交換機(SW)を備える中
央局(Central Office)内の一部として
存在する。
【0003】図8はリング伝送路の従来の構成を示す図
であり、リング伝送路11の構成がより一層詳しく描か
れている。すなわち、リング伝送路11は第1の光ファ
イバ21および第2の光ファイバ22からなり、これら
のファイバ21,22は相互に並列して時計方向および
反時計方向にデータ伝送を行い、かつ、各々が実用回線
用のタイムスロット群(実線21Wおよび実線22Wで
示す)と回線救済用のタイムスロット群(点線21Pと
点線22Pで示す)とに二分してデータ伝送を行う。な
お、図では分かり易く光ファイバ21および22をそれ
ぞれ実線と点線に区分して描いているが、実際には1本
の光ファイバからなり、その中で実用回線用のタイムス
ロット群と回線救済用のタイムスロット群とが連続して
流れている。なお、図では、OC(Optical C
arrier)−48の場合(総タイムスロット数4
8)を例にとってこれらのタイムスロット群をさらに具
体的に示している。すなわち、第1の光ファイバ21内
では、実用回線用のタイムスロット群21Wが1.2G
bpsの速度でタイムスロット番号の#1−#24を占
有し、回線救済用のタイムスロット群21Pが1.2G
bpsの速度でタイムスロット番号の#25−#48を
占有する。同様に、第2の光ファイバ22内では、実用
回線用のタイムスロット群22Wが1.2Gbpsの速
度でタイムスロット番号の#1−#24を占有し、回線
救済用のタイムスロット群22Pが1.2Gbpsの速
度でタイムスロット番号の#25−#48を占有する。
であり、リング伝送路11の構成がより一層詳しく描か
れている。すなわち、リング伝送路11は第1の光ファ
イバ21および第2の光ファイバ22からなり、これら
のファイバ21,22は相互に並列して時計方向および
反時計方向にデータ伝送を行い、かつ、各々が実用回線
用のタイムスロット群(実線21Wおよび実線22Wで
示す)と回線救済用のタイムスロット群(点線21Pと
点線22Pで示す)とに二分してデータ伝送を行う。な
お、図では分かり易く光ファイバ21および22をそれ
ぞれ実線と点線に区分して描いているが、実際には1本
の光ファイバからなり、その中で実用回線用のタイムス
ロット群と回線救済用のタイムスロット群とが連続して
流れている。なお、図では、OC(Optical C
arrier)−48の場合(総タイムスロット数4
8)を例にとってこれらのタイムスロット群をさらに具
体的に示している。すなわち、第1の光ファイバ21内
では、実用回線用のタイムスロット群21Wが1.2G
bpsの速度でタイムスロット番号の#1−#24を占
有し、回線救済用のタイムスロット群21Pが1.2G
bpsの速度でタイムスロット番号の#25−#48を
占有する。同様に、第2の光ファイバ22内では、実用
回線用のタイムスロット群22Wが1.2Gbpsの速
度でタイムスロット番号の#1−#24を占有し、回線
救済用のタイムスロット群22Pが1.2Gbpsの速
度でタイムスロット番号の#25−#48を占有する。
【0004】なお、図中の各ノード12は、伝送データ
の中継(Through)、挿入(Add)および抽出
(Drop)を行うが、このうち、伝送データの挿入
(Add)および抽出(Drop)を行う部分がブロッ
クTSA、すなわちタイムスロット・アサイメント(T
ime Slot Assignment)部である。
本発明はこのようなリング伝送路11を有するリングネ
ットワークにおいて、回線断等の障害が発生したときの
ループバック切替に関係するものであり、まず、図8の
リングネットワークで回線断が発生したときについて考
察する。
の中継(Through)、挿入(Add)および抽出
(Drop)を行うが、このうち、伝送データの挿入
(Add)および抽出(Drop)を行う部分がブロッ
クTSA、すなわちタイムスロット・アサイメント(T
ime Slot Assignment)部である。
本発明はこのようなリング伝送路11を有するリングネ
ットワークにおいて、回線断等の障害が発生したときの
ループバック切替に関係するものであり、まず、図8の
リングネットワークで回線断が発生したときについて考
察する。
【0005】図9は図8のリング伝送路におけるループ
バック切替を表す図であり、例えばノード(A)12と
ノード(D)12との間で回線断(図中、×印で示す)
が発生したものとする。またこの場合一例として、ノー
ド(B)12から挿入(Add)された伝送データが、
ノード(D)12から抽出(Drop)される伝送ルー
トについて着目し、図中の一点鎖線Rおよび二点鎖線の
ルートSがその伝送ルートを表す。
バック切替を表す図であり、例えばノード(A)12と
ノード(D)12との間で回線断(図中、×印で示す)
が発生したものとする。またこの場合一例として、ノー
ド(B)12から挿入(Add)された伝送データが、
ノード(D)12から抽出(Drop)される伝送ルー
トについて着目し、図中の一点鎖線Rおよび二点鎖線の
ルートSがその伝送ルートを表す。
【0006】ところがその伝送ルートS上に×印で示す
回線断が発生し、ループバック切替がノード(A)12
内のセレクタ(SEL)31で行われる。そしてこのノ
ード(A)12内のタイムスロット・インタチェンジT
SI(Time SlotInterchange)
(図示せず)で、図示する伝送データの乗せ換え(実用
回線の#1−#24→回線救済の#25−#48)を行
い、伝送ルートを、一点鎖線RからR′へ折り返す。こ
こに伝送データはノード(B)→ノード(A)→ノード
(B)→ノード(C)を経て、本来のノード(D)に至
る。そしてこのノード(D)内のTSIで再び伝送デー
タの乗せ換え(回線救済の#25−#48→実用回線の
#1−#24)を行って当該伝送データをノード(D)
より抽出(Drop)する。
回線断が発生し、ループバック切替がノード(A)12
内のセレクタ(SEL)31で行われる。そしてこのノ
ード(A)12内のタイムスロット・インタチェンジT
SI(Time SlotInterchange)
(図示せず)で、図示する伝送データの乗せ換え(実用
回線の#1−#24→回線救済の#25−#48)を行
い、伝送ルートを、一点鎖線RからR′へ折り返す。こ
こに伝送データはノード(B)→ノード(A)→ノード
(B)→ノード(C)を経て、本来のノード(D)に至
る。そしてこのノード(D)内のTSIで再び伝送デー
タの乗せ換え(回線救済の#25−#48→実用回線の
#1−#24)を行って当該伝送データをノード(D)
より抽出(Drop)する。
【0007】図10は各ノードにおけるループバック切
替に関連する部分の従来例を示す図である。本図の上側
において、左右に伸びる2段の系統のうち上段は第2の
光ファイバ22に属し、下段は第1の光ファイバ21に
属する。この2系統は対称配置されているが相互に同一
構成である。この中で特にループバック切替に関連する
のは、セレクタ31−1,31−2と、タイムスロット
・インタチェンジTSI32−1,32−2である。こ
の他、MUXは多重部を、DMUXは分離部を、ADD
(53−1,53−2)は既述の伝送データの挿入(A
dd)を行うADDをそれぞれ表す。TSAは図8,9
に示したタイムスロット・アサイメント部である。ま
た、図中の(TR)は伝送データの中継(Throug
h)用、(AD)は挿入(Add)用、(DR)は抽出
(Drop)用、(LB)はループバック(Loopb
ack)用であることをそれぞれ表す。
替に関連する部分の従来例を示す図である。本図の上側
において、左右に伸びる2段の系統のうち上段は第2の
光ファイバ22に属し、下段は第1の光ファイバ21に
属する。この2系統は対称配置されているが相互に同一
構成である。この中で特にループバック切替に関連する
のは、セレクタ31−1,31−2と、タイムスロット
・インタチェンジTSI32−1,32−2である。こ
の他、MUXは多重部を、DMUXは分離部を、ADD
(53−1,53−2)は既述の伝送データの挿入(A
dd)を行うADDをそれぞれ表す。TSAは図8,9
に示したタイムスロット・アサイメント部である。ま
た、図中の(TR)は伝送データの中継(Throug
h)用、(AD)は挿入(Add)用、(DR)は抽出
(Drop)用、(LB)はループバック(Loopb
ack)用であることをそれぞれ表す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のループ
バック切替では次の問題がある。 (1)図10において、仮に矢印Tで示すループバック
を形成する場合を想定すると、セレクタ31−2(31
−1についても同じ)は、実用回線用のタイムスロット
群22Wと回線救済用のタイムスロット群22Pとにま
たがって大規模なタイムスロットの選択(TRの#1−
#24および#25−#48(2.4Gbps)か、L
Bの#1−#24および#25−#48(2.4Gbp
s)かのいずれか)をしなければならず、該セレクタが
大形化してしまう。
バック切替では次の問題がある。 (1)図10において、仮に矢印Tで示すループバック
を形成する場合を想定すると、セレクタ31−2(31
−1についても同じ)は、実用回線用のタイムスロット
群22Wと回線救済用のタイムスロット群22Pとにま
たがって大規模なタイムスロットの選択(TRの#1−
#24および#25−#48(2.4Gbps)か、L
Bの#1−#24および#25−#48(2.4Gbp
s)かのいずれか)をしなければならず、該セレクタが
大形化してしまう。
【0009】(2)上記のループバックTを形成する場
合、タイムスロット・インタチェンジ32−2(32−
1についても同じ)は、実用回線用のタイムスロット群
22Wと回線救済用のタイムスロット群22Pとにまた
がって大規模なタイムスロット群(#1−#48)の並
べ換えをしなければならず、該タイムスロット・インタ
チェンジが大形化してしまう。
合、タイムスロット・インタチェンジ32−2(32−
1についても同じ)は、実用回線用のタイムスロット群
22Wと回線救済用のタイムスロット群22Pとにまた
がって大規模なタイムスロット群(#1−#48)の並
べ換えをしなければならず、該タイムスロット・インタ
チェンジが大形化してしまう。
【0010】(3)またそのタイムスロット・インタチ
ェンジ32−2は、セレクタ31−2がTR(Thro
ugh)を選択しているか(通常時)、LB(Loop
back)を選択しているか(回線断時)に応じて動作
を変えなければならず、制御が煩雑になる。すなわち、
TR(Through)を選択しているときは、実用回
線用のタイムスロット群を、挿入(Add)される伝送
データのタイムスロットと重複しないように並べ換えを
しなけれはならず、また、LB(Loopback)を
選択しているときは、さらに実用回線用のタイムスロッ
ト群について、#1−#24→#25−#48というシ
フトと、回線救済用のタイムスロット群について、#2
5−#48→#1−#24というシフトとを行わなけれ
ばならない。
ェンジ32−2は、セレクタ31−2がTR(Thro
ugh)を選択しているか(通常時)、LB(Loop
back)を選択しているか(回線断時)に応じて動作
を変えなければならず、制御が煩雑になる。すなわち、
TR(Through)を選択しているときは、実用回
線用のタイムスロット群を、挿入(Add)される伝送
データのタイムスロットと重複しないように並べ換えを
しなけれはならず、また、LB(Loopback)を
選択しているときは、さらに実用回線用のタイムスロッ
ト群について、#1−#24→#25−#48というシ
フトと、回線救済用のタイムスロット群について、#2
5−#48→#1−#24というシフトとを行わなけれ
ばならない。
【0011】(4)図9にて説明したように、セレクタ
31による伝送データの乗せ換えをノードAとノードD
の2箇所で実施しなければならず、データ切替時間が大
になる。 したがって本発明は上記諸問題点に鑑み、各ノード12
において、ループバック切替に関与するハードウェア構
成ならびにその制御を簡素化し、また、データ切替時間
を小にすることを目的とするものである。
31による伝送データの乗せ換えをノードAとノードD
の2箇所で実施しなければならず、データ切替時間が大
になる。 したがって本発明は上記諸問題点に鑑み、各ノード12
において、ループバック切替に関与するハードウェア構
成ならびにその制御を簡素化し、また、データ切替時間
を小にすることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を図
解的に示す図であり、前述した図8に対応する。なお、
全図を通じて同様の構成要素には同一の参照番号または
記号を付して示す。本図に示すように、本発明において
は、第1の光ファイバ21において割り当てられる実用
回線用のタイムスロット群21Wのタイムスロット番号
(#1−#24)および回線救済用のタイムスロット群
21Pのタイムスロット番号(#25−#48)と、第
2の光ファイバ22において割り当てられる回線救済用
のタイムスロット群22Pのタイムスロット番号および
実用回線用のタイムスロット群22Wのタイムスロット
番号とがそれぞれ同一となるように設定する。すなわ
ち、第2の光ファイバ22において割り当てられる回線
救済用のタイムスロット群22Pのタイムスロット番号
は#1−#24とし、実用回線用のタイムスロット群2
2Wのタイムスロット番号は#25−#48とする。
解的に示す図であり、前述した図8に対応する。なお、
全図を通じて同様の構成要素には同一の参照番号または
記号を付して示す。本図に示すように、本発明において
は、第1の光ファイバ21において割り当てられる実用
回線用のタイムスロット群21Wのタイムスロット番号
(#1−#24)および回線救済用のタイムスロット群
21Pのタイムスロット番号(#25−#48)と、第
2の光ファイバ22において割り当てられる回線救済用
のタイムスロット群22Pのタイムスロット番号および
実用回線用のタイムスロット群22Wのタイムスロット
番号とがそれぞれ同一となるように設定する。すなわ
ち、第2の光ファイバ22において割り当てられる回線
救済用のタイムスロット群22Pのタイムスロット番号
は#1−#24とし、実用回線用のタイムスロット群2
2Wのタイムスロット番号は#25−#48とする。
【0013】
【作用】本発明の原理に基づく作用は、図2を参照する
と明白である。図2は図1のリング伝送路におけるルー
プバック切替を表す図であり、前述の図9に対応する。
図9と図2と比較すると、ノード(A)12において、
実用回線用のタイムスロット群#1−#24はそのまま
回線救済用のタイムスロット群#1−#24に折り返さ
れている。また、もし、ノード(B)12おいてノード
(A)側へループバック切替するならば、第2の光ファ
イバ22における実用回線用のタイムスロット群#25
−#48がそのまま第1の光ファイバ21における回線
救済用のタイムスロット群#25−#48に折り返され
ることになる。
と明白である。図2は図1のリング伝送路におけるルー
プバック切替を表す図であり、前述の図9に対応する。
図9と図2と比較すると、ノード(A)12において、
実用回線用のタイムスロット群#1−#24はそのまま
回線救済用のタイムスロット群#1−#24に折り返さ
れている。また、もし、ノード(B)12おいてノード
(A)側へループバック切替するならば、第2の光ファ
イバ22における実用回線用のタイムスロット群#25
−#48がそのまま第1の光ファイバ21における回線
救済用のタイムスロット群#25−#48に折り返され
ることになる。
【0014】このため、図2に示すノード(A)12内
のTSIは従来のようなタイムスロットの並べ換えとい
う操作を全く不要とし、ノード(D)においても、伝送
データの乗せ換えという操作が不要となる。このセレク
タ41は、単にTR(Through)側を選択する
か、LB(Loopback)側を選択するかの単純な
切り換え動作をすれば十分である。また図3で詳しく説
明するように、タイムスロット・インタチェンジ(TS
I)についてみても、第1の光ファイバ21側のTSI
は、#1−#48のタイムスロットのうち、半分の#1
−#24のタイムスロットの並べ換えをすればよく、ま
た、第2の光ファイバ22側のTSIも、#1−#48
のタイムスロットのうち、半分の#25−#48のタイ
ムスロットの並べ換えをすればよい。さらにまた、第1
の光ファイバ21側のTSIも第2の光ファイバ22側
のTSIも、従来のように、TR(Through)側
を選択するか、LB(Loopback)側を選択する
かに応じてそれぞれ動作を変えるという必要もない。つ
まり、TR(Through)側の選択時も、LB(L
oopback)側の選択時も動作は全く同じである。
のTSIは従来のようなタイムスロットの並べ換えとい
う操作を全く不要とし、ノード(D)においても、伝送
データの乗せ換えという操作が不要となる。このセレク
タ41は、単にTR(Through)側を選択する
か、LB(Loopback)側を選択するかの単純な
切り換え動作をすれば十分である。また図3で詳しく説
明するように、タイムスロット・インタチェンジ(TS
I)についてみても、第1の光ファイバ21側のTSI
は、#1−#48のタイムスロットのうち、半分の#1
−#24のタイムスロットの並べ換えをすればよく、ま
た、第2の光ファイバ22側のTSIも、#1−#48
のタイムスロットのうち、半分の#25−#48のタイ
ムスロットの並べ換えをすればよい。さらにまた、第1
の光ファイバ21側のTSIも第2の光ファイバ22側
のTSIも、従来のように、TR(Through)側
を選択するか、LB(Loopback)側を選択する
かに応じてそれぞれ動作を変えるという必要もない。つ
まり、TR(Through)側の選択時も、LB(L
oopback)側の選択時も動作は全く同じである。
【0015】
【実施例】図3は本発明のもとでの各ノードの構成例を
示す図であり、前述の図10(従来例)に対応する。図
3と図10を比較して最も注目すべき点は、本発明にお
いて各タイムスロット・インタチェンジ(TSI)は各
実用回線側(21W,22W)に対してのみに設けら
れ、従来のように、各タイムスロット・インタチェンジ
(TSI)が、対をなす実用回線側および回線救済側の
双方にまたがって設けられるということはない。また、
各セレクタ(SEL)も各実用回線側(21W,22
W)および各回線救済側(21P,22P)に別々に設
けられ、従来のように、各セレクタ(SEL)が、対を
なす実用回線側および回線救済側の双方にまたがって設
けられるということはない。
示す図であり、前述の図10(従来例)に対応する。図
3と図10を比較して最も注目すべき点は、本発明にお
いて各タイムスロット・インタチェンジ(TSI)は各
実用回線側(21W,22W)に対してのみに設けら
れ、従来のように、各タイムスロット・インタチェンジ
(TSI)が、対をなす実用回線側および回線救済側の
双方にまたがって設けられるということはない。また、
各セレクタ(SEL)も各実用回線側(21W,22
W)および各回線救済側(21P,22P)に別々に設
けられ、従来のように、各セレクタ(SEL)が、対を
なす実用回線側および回線救済側の双方にまたがって設
けられるということはない。
【0016】まず基本的には、各ノード12内の第2の
光ファイバ22側に、第2の光ファイバ22内に伝送さ
れる回線救済用のタイムスロット群22Pまたは第1の
光ファイバ21内を伝送される実用回線用のタイムスロ
ット群21Wを択一的に選択する回線救済側セレクタ5
1−2′を設け、第1の光ファイバ21から第2の光フ
ァイバ22へのループバックを形成する。
光ファイバ22側に、第2の光ファイバ22内に伝送さ
れる回線救済用のタイムスロット群22Pまたは第1の
光ファイバ21内を伝送される実用回線用のタイムスロ
ット群21Wを択一的に選択する回線救済側セレクタ5
1−2′を設け、第1の光ファイバ21から第2の光フ
ァイバ22へのループバックを形成する。
【0017】さらに次のように構成するのが好ましい。
第1の光ファイバ21側に,、第1の光ファイバ21内
を伝送される回線救済用のタイムスロット群21Pまた
は第2の光ファイバ22内を伝送される実用回線用のタ
イムスロット群22Wを択一的に選択する回線救済側セ
レクタ51−1′を設け、第2の光ファイバ22から第
1の光ファイバ21へのループバックを形成する。
第1の光ファイバ21側に,、第1の光ファイバ21内
を伝送される回線救済用のタイムスロット群21Pまた
は第2の光ファイバ22内を伝送される実用回線用のタ
イムスロット群22Wを択一的に選択する回線救済側セ
レクタ51−1′を設け、第2の光ファイバ22から第
1の光ファイバ21へのループバックを形成する。
【0018】さらに、第2の光ファイバ22側に、第2
の光ファイバ22内を伝送される実用回線用のタイムス
ロット群22Wまたは第1の光ファイバ21内を伝送さ
れる回線救済用のタイムスロット群21Pを択一的に選
択する実用回線側セレクタ51−2を設け、第1の光フ
ァイバ21から第2の光ファイバ22へのループバック
を形成する。
の光ファイバ22内を伝送される実用回線用のタイムス
ロット群22Wまたは第1の光ファイバ21内を伝送さ
れる回線救済用のタイムスロット群21Pを択一的に選
択する実用回線側セレクタ51−2を設け、第1の光フ
ァイバ21から第2の光ファイバ22へのループバック
を形成する。
【0019】さらにまた、第1の光ファイバ21側に、
第1の光ファイバ21内を伝送される実用回線用のタイ
ムスロット群21Wまたは第2の光ファイバ22内を伝
送される回線救済用のタイムスロット群22Pを択一的
に選択する実用回線側セレクタ51−1を設け、第2の
光ファイバ22から第1の光ファイバ21へのループバ
ックを形成する。
第1の光ファイバ21内を伝送される実用回線用のタイ
ムスロット群21Wまたは第2の光ファイバ22内を伝
送される回線救済用のタイムスロット群22Pを択一的
に選択する実用回線側セレクタ51−1を設け、第2の
光ファイバ22から第1の光ファイバ21へのループバ
ックを形成する。
【0020】次に前記のタイムスロット・インタチェン
ジTSIについてみると、各ノード12内において、第
1の光ファイバ21側に設けられた実用回線側セレクタ
51−1と第2の光ファイバ22側に設けられた回線救
済側セレクタ51−2′との間に、第1の光ファイバ2
1内を伝送される実用回線用のタイムスロット群21W
のタイムスロット入替を行うタイムスロット・インタチ
ェンジ52−1を設ける。
ジTSIについてみると、各ノード12内において、第
1の光ファイバ21側に設けられた実用回線側セレクタ
51−1と第2の光ファイバ22側に設けられた回線救
済側セレクタ51−2′との間に、第1の光ファイバ2
1内を伝送される実用回線用のタイムスロット群21W
のタイムスロット入替を行うタイムスロット・インタチ
ェンジ52−1を設ける。
【0021】さらに、第2の光ファイバ22側に設けら
れた実用回線側セレクタ51−2と第1の光ファイバ2
1側に設けられた回線救済側セレクタ51−1′との間
に、第2の光ファイバ22内を伝送される実用回線用の
タイムスロット群22Wのタイムスロット入替を行うタ
イムスロット・インタチェンジ52−2を設ける。次に
ADDについてみると、各ノード12内において、第1
の光ファイバ側に設けられるタイムスロット・インタチ
ェンジ52−1の出力側に、各ノードからの伝送データ
の挿入を行うADD53−1を接続する。
れた実用回線側セレクタ51−2と第1の光ファイバ2
1側に設けられた回線救済側セレクタ51−1′との間
に、第2の光ファイバ22内を伝送される実用回線用の
タイムスロット群22Wのタイムスロット入替を行うタ
イムスロット・インタチェンジ52−2を設ける。次に
ADDについてみると、各ノード12内において、第1
の光ファイバ側に設けられるタイムスロット・インタチ
ェンジ52−1の出力側に、各ノードからの伝送データ
の挿入を行うADD53−1を接続する。
【0022】同様に、第2の光ファイバ22側に設けら
れるタイムスロット・インタチェンジ52−2の出力側
に、各ノードからの伝送データの挿入を行うADD53
−2を接続する。かかる構成において、タイムスロット
・インタチェンジ52−1(52−2)は、セレクタ5
1−1(51−2)が中継(Through)側を選択
しても、ループバック(LB)側を選択しても、動作は
同じである。単に挿入(Add)される伝送データのタ
イムスロットと、中継(Through)される伝送デ
ータのタイムスロットとが重複しないように並べ換えを
行うだけである。この場合、タイムスロット・インタチ
ェンジ52−1は#1−#48の中の半分(#1−#2
4)を扱うのみであり、タイムスロット・インタチェン
ジ52−2は#1−#48の中の半分(#25−#4
8)を扱うのみである。また、セレクタ(SEL)はい
ずれも、中継側かループバック側かの単純な切り換え動
作をすればよい。なお、SONETシステムは全体が完
全に同期化されており、中継側とループバック側とは常
に完全に同期しており、単純な切り換え動作が可能であ
る。
れるタイムスロット・インタチェンジ52−2の出力側
に、各ノードからの伝送データの挿入を行うADD53
−2を接続する。かかる構成において、タイムスロット
・インタチェンジ52−1(52−2)は、セレクタ5
1−1(51−2)が中継(Through)側を選択
しても、ループバック(LB)側を選択しても、動作は
同じである。単に挿入(Add)される伝送データのタ
イムスロットと、中継(Through)される伝送デ
ータのタイムスロットとが重複しないように並べ換えを
行うだけである。この場合、タイムスロット・インタチ
ェンジ52−1は#1−#48の中の半分(#1−#2
4)を扱うのみであり、タイムスロット・インタチェン
ジ52−2は#1−#48の中の半分(#25−#4
8)を扱うのみである。また、セレクタ(SEL)はい
ずれも、中継側かループバック側かの単純な切り換え動
作をすればよい。なお、SONETシステムは全体が完
全に同期化されており、中継側とループバック側とは常
に完全に同期しており、単純な切り換え動作が可能であ
る。
【0023】図4はタイムスロット・インタチェンジの
構成例を示す図である。ただし、簡単のためにタイムス
ロット数が3の場合を示す。図中61は1:3分配器
(DIStributor)であり、対応する各チャネ
ル(ch)の信号を3つに分配する。分配された信号は
各3:1セレクタ(SELector)62への3入力
となり、ここで何れか1つが選択される。なお、その選
択情報は図中各3:1セレクタ62の下方に図示された
矢印で表す。
構成例を示す図である。ただし、簡単のためにタイムス
ロット数が3の場合を示す。図中61は1:3分配器
(DIStributor)であり、対応する各チャネ
ル(ch)の信号を3つに分配する。分配された信号は
各3:1セレクタ(SELector)62への3入力
となり、ここで何れか1つが選択される。なお、その選
択情報は図中各3:1セレクタ62の下方に図示された
矢印で表す。
【0024】図5は回線断が発生したときの各ノードで
の処理を表す図であり、図6は図5の処理を図解的に表
す図である。これら図5および6を参照すると、図6の
×印で回線断が発生したとする。すると、ノードAの光
受信部71はその旨のアラームを出す。このアラームは
ノードAのアラームモニタ部72で検出され、対向局の
ノードDにループバック切替を要求する。この場合、L
OH(Line Overhead)のK1,K2バイ
トを用いる。K1,K2バイトはAPS(Automa
tic Protection Switching)
用のバイトである。なお、K1,K2,LOH,APS
等の用語はSONETの規格に定められており、周知で
ある。また、回線断の検出には、SONETにおいて、
LossOf Signal(LOS:光入力断を表
す)やLoss Of Frame(LOF:同期喪
失)が用いられる。また、SONETでは、片側ファイ
バの回線断も、図2のような両側ファイバの回線断も同
様に取り扱うことが定められている。
の処理を表す図であり、図6は図5の処理を図解的に表
す図である。これら図5および6を参照すると、図6の
×印で回線断が発生したとする。すると、ノードAの光
受信部71はその旨のアラームを出す。このアラームは
ノードAのアラームモニタ部72で検出され、対向局の
ノードDにループバック切替を要求する。この場合、L
OH(Line Overhead)のK1,K2バイ
トを用いる。K1,K2バイトはAPS(Automa
tic Protection Switching)
用のバイトである。なお、K1,K2,LOH,APS
等の用語はSONETの規格に定められており、周知で
ある。また、回線断の検出には、SONETにおいて、
LossOf Signal(LOS:光入力断を表
す)やLoss Of Frame(LOF:同期喪
失)が用いられる。また、SONETでは、片側ファイ
バの回線断も、図2のような両側ファイバの回線断も同
様に取り扱うことが定められている。
【0025】ノードD内のK1,K2バイト処理部73
は、前述したセレクタ(SEL)、例えば図3のセレク
タ51−2′の切替制御を行う。そして、ノードAにも
ループバック切替の要求を送出する。このときも、LO
HのK1,K2バイトを用いる。ノードAはそのループ
バック切替の要求を受けて、自内のK1,K2バイト処
理部73によりセレクタ(SEL)の切替制御、例えば
図3のセレクタ51−2′の切替制御を行う。
は、前述したセレクタ(SEL)、例えば図3のセレク
タ51−2′の切替制御を行う。そして、ノードAにも
ループバック切替の要求を送出する。このときも、LO
HのK1,K2バイトを用いる。ノードAはそのループ
バック切替の要求を受けて、自内のK1,K2バイト処
理部73によりセレクタ(SEL)の切替制御、例えば
図3のセレクタ51−2′の切替制御を行う。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
ノードにおいてループバック切替に関与するハードウェ
ア構成ならびにその制御を簡素化でき、また従来のルー
プバック切替よりもデータ切替時間を小さくできる。
ノードにおいてループバック切替に関与するハードウェ
ア構成ならびにその制御を簡素化でき、また従来のルー
プバック切替よりもデータ切替時間を小さくできる。
【図1】本発明の原理を図解的に示す図である。
【図2】図1のリング伝送路におけるループバック切替
を表す図である。
を表す図である。
【図3】本発明のもとでの各ノードの構成例を示す図で
ある。
ある。
【図4】タイムスロット・インタチェンジの構成例を示
す図である。
す図である。
【図5】回線断が発生したときの各ノードでの処理を表
す図である。
す図である。
【図6】図5の処理を図解的に表す図である。
【図7】本発明が適用される一般的なリングネットワー
ク構成例を示す図である。
ク構成例を示す図である。
【図8】リング伝送路の従来の構成を示す図である。
【図9】図8のリング伝送路におけるループバック切替
を表す図である。
を表す図である。
【図10】各ノードにおけるループバック切替に関連す
る部分の従来例を示す図である。
る部分の従来例を示す図である。
10…2ファイバの双方向伝送路切替リングネットワー
ク 11…リング伝送路 12…ノード 21…第1の光ファイバ 22…第2の光ファイバ 21W,22W…実用回線用のタイムスロット群 21P,22P…回線救済用のタイムスロット群 41,51−1、51−1′,51−2,51−2′…
セレクタ 52−1,52−2…タイムスロット・インタチェンジ 53−1,53−2…ADD
ク 11…リング伝送路 12…ノード 21…第1の光ファイバ 22…第2の光ファイバ 21W,22W…実用回線用のタイムスロット群 21P,22P…回線救済用のタイムスロット群 41,51−1、51−1′,51−2,51−2′…
セレクタ 52−1,52−2…タイムスロット・インタチェンジ 53−1,53−2…ADD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−34742(JP,A) 特開 昭60−203040(JP,A) 特開 昭63−104538(JP,A) 特開 昭53−145406(JP,A) 特開 昭62−214748(JP,A) 特開 平5−268234(JP,A) 特開 平6−120963(JP,A) 特開 平6−268659(JP,A) 特開 平5−191425(JP,A) 1992信学春季大会,B−730 NTT R&D,Vol.42 No. 3,p367−380 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/42
Claims (4)
- 【請求項1】 相互に並列してリング状に布線され、か
つ、各々が実用回線用のタイムスロット群と回線救済用
のタイムスロット群とに二分してデータ伝送を行う第1
の光ファイバ(21)および第2の光ファイバ(22)
からなるリング伝送路(11)と、 該リング伝送路(11)に挿入され、それぞれ、伝送デ
ータの中継、挿入および抽出を行う複数のノード(1
2)と、からなるネットワークであって、該リング伝送
路(11)に障害が発生したとき、当該障害に隣接する
該ノードにて、前記第1の光ファイバ(21)および前
記第2の光ファイバ(22)相互間で伝送路を折り返す
ためのループバックを形成し回線救済を行う双方向伝送
路切替リングネットワークにおいて、 前記第1の光ファイバ(21)において割り当てられる
前記実用回線用のタイムスロット群のタイムスロット番
号および前記回線救済用のタイムスロット群のタイムス
ロット番号と、前記第2の光ファイバ(22)において
割り当てられる前記回線救済用のタイムスロット群のタ
イムスロット番号および前記実用回線用のタイムスロッ
ト群のタイムスロット番号とがそれぞれ同一となるよう
に設定し、 各前記ノード(12)内の前記第2の光ファイバ(2
2)側に、該第2の光ファイバ(22)内を伝送される
前記回線救済用のタイムスロット群または前記第1の光
ファイバ(21)内を伝送される前記実用回線用のタイ
ムスロット群を択一的に選択する回線救済側セレクタ
(51−2′)を設け、該第1の光ファイバ(21)か
ら該第2の光ファイバ(22)への前記ループバックを
形成するとともに、 各前記ノード(12)内の前記第1の光ファイバ(2
1)側に、該第1の光ファイバ(21)内を伝送される
前記実用回線用のタイムスロット群または前記第2の光
ファイバ(22)内を伝送される前記回線救済用のタイ
ムスロット群を択一的に選択する実用回線側セレクタ
(51−1)を設けて、該第2の光ファイバ(22)か
ら該第1の光ファイバ(21)への前記ループバックを
形成し、 さらに、各前記ノード(12)内において、前記第1の
光ファイバ(21)側 に設けられた前記実用回線側セレ
クタ(51−1)と前記第2の光ファイバ(22)側に
設けられた前記回線救済側セレクタ(51−2′)との
間に、該第1の光ファイバ(21)内を伝送される前記
実用回線用のタイムスロット群のタイムスロット入替を
行うタイムスロット・インタチェンジ(52−1)を該
第1の光ファイバ(21)の実用回線側に設けた ことを
特徴とする双方向伝送路切替リングネットワーク。 - 【請求項2】 各前記ノード(12)内において、前記
第1の光ファイバ(21)側に設けられる前記タイムロ
ット・インタチェンジ(52−1)の出力側に、各該ノ
ードからの前記伝送データの挿入を行うADD(53−
1)を接続する請求項1に記載の双方向伝送路切替リン
グネットワーク。 - 【請求項3】 相互に並列してリング状に布線され、か
つ、各々が実用回線用のタイムスロット群と回線救済用
のタイムスロット群とに二分してデータ伝送を行う第1
の光ファイバ(21)および第2の光ファイバ(22)
からなるリング伝送路(11)と、 該リング伝送路(11)に挿入され、それぞれ、伝送デ
ータの中継、挿入および抽出を行う複数のノード(1
2)と、からなるネットワークであって、該リング伝送
路(11)に障害が発生したとき、当該障害に隣接する
該ノードにて、前記第1の光ファイバ(21)および前
記第2の光ファイバ(22)相互間で伝送路を折り返す
ためのループバックを形成し回線救済を行う双方向伝送
路切替リングネットワークにおいて、 前記第1の光ファイバ(21)において割り当てられる
前記実用回線用のタイムスロット群のタイムスロット番
号および前記回線救済用のタイムスロット群のタイムス
ロット番号と、前記第2の光ファイバ(22)において
割り当てられる前記回線救済用のタイムスロット群のタ
イムスロット番号および前記実用回線用のタイムスロッ
ト群のタイムスロット番号とがそれぞれ同一となるよう
に設定し、 各前記ノード(12)内の前記第1の光ファイバ(2
1)側に、該第1の光ファイバ(21)内を伝送される
前記回線救済用のタイムスロット群または前記第2の光
ファイバ(22)内を伝送される前記実用回線用のタイ
ムスロット群を択 一的に選択する回線救済側セレクタ
(51−1′)を設け、該第2の光ファイバ(22)か
ら該第1の光ファイバ(21)への前記ループバックを
形成するとともに、 各前記ノード(12)内の前記第2の光ファイバ(2
2)側に、該第2の光ファイバ(22)内を伝送される
前記実用回線用のタイムスロット群または前記第1の光
ファイバ(21)内を伝送される前記回線救済用のタイ
ムスロット群を択一的に選択する実用回線側セレクタ
(51−2)を設けて、該第1の光ファイバ(21)か
ら該第2の光ファイバ(22)への前記ループバックを
形成し、 さらに、各前記ノード(12)内において、前記第2の
光ファイバ(22)側に設けられた前記実用回線側セレ
クタ(51−2)と前記第1の光ファイバ(21)側に
設けられた前記回線救済側セレクタ(51−1′)との
間に、該第2の光ファイバ(22)内を伝送される前記
実用回線用のタイムスロット群のタイムスロット入替を
行うタイムスロット・インタチェンジ(52−2)を該
第2の光ファイバ(22)の実用回線側に設けた ことを
特徴とする双方向伝送路切替リングネットワーク。 - 【請求項4】 各前記ノード(12)内において、前記
第2の光ファイバ(22)側に設けられる前記タイムロ
ット・インタチェンジ(52−2)の出力側に、各該ノ
ードからの前記伝送データの挿入を行うADD(53−
2)を接続する請求項3に記載の双方向伝送路切替リン
グネットワーク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07005393A JP3354622B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 双方向伝送路切替リングネットワーク |
US08/195,586 US5546403A (en) | 1993-03-29 | 1994-02-14 | Bidirectional line switch ring network |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07005393A JP3354622B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 双方向伝送路切替リングネットワーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06284141A JPH06284141A (ja) | 1994-10-07 |
JP3354622B2 true JP3354622B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=13420438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07005393A Expired - Fee Related JP3354622B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 双方向伝送路切替リングネットワーク |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5546403A (ja) |
JP (1) | JP3354622B2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69532317T2 (de) * | 1994-10-19 | 2004-10-21 | At & T Corp | Allgemeine vorbestimmte Stummschaltung in einem Ring-Übertragungssystem |
US6876624B1 (en) * | 1996-01-30 | 2005-04-05 | Hitachi, Ltd. | Multiplex conversion unit |
JPH1013447A (ja) * | 1996-06-21 | 1998-01-16 | Nec Corp | 通信装置および通信方法 |
JP3819480B2 (ja) * | 1996-06-28 | 2006-09-06 | 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー | 多重変換装置の構築方法 |
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