JPH10341203A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPH10341203A
JPH10341203A JP10145774A JP14577498A JPH10341203A JP H10341203 A JPH10341203 A JP H10341203A JP 10145774 A JP10145774 A JP 10145774A JP 14577498 A JP14577498 A JP 14577498A JP H10341203 A JPH10341203 A JP H10341203A
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JP
Japan
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call
power supply
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base station
switch
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JP10145774A
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Ryoichi Kaiwa
良一 貝和
Fujio Sasaki
冨士雄 佐々木
Eiji Omori
英二 大森
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤操作に対しても、不必要な待時間処理
を発生させることなく、正規の動作により終話を通知で
きる無線電話装置を提供すること。 【解決手段】 終話時に終話ボタンが操作された場合
は、マイクロコンピュータにより基地局との終話処理を
実行し、終話確認信号を得て終話処理を終了した後、引
き続いて電源スイッチの操作部が押されたときには、タ
イミング手段を動作させることなく電源を切断する。一
方、終話時に終話ボタンを操作することなく電源スイッ
チが操作された場合は、終話処理を実行するとともにタ
イミング手段を動作させて終話処理が完了した後に電源
を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池電源を用いた
小型の無線電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電池を電源とする携帯形の無線電
話装置においては、無線電話機のダイヤルボタン面に、
通信の開始・終了をそれぞれ示す開始ボタン、終了ボタ
ン、電源スイッチを設けることが考えられている。
【0003】しかしながら、操作者が、電池の使用時間
を延長させるために、早く電源断操作を行う場合があ
る。具体的には、第1に、終話ボタンを押さずに電源ス
イッチを切断する場合がある。第2に、終話ボタンを押
した後、終話動作が完了する以前に電源スイッチを断と
する場合がある。このような場合には、一般に基地交換
機において未完了呼(不良呼)となり電界強度の急激な
変動を救済する場合同様に待時間処理に移るように構成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな待時間処理においては、通話が完了しているのにも
関わらず一定時間回線を保持するために無用にトラフィ
ックを増加させている。回線を有効利用するには使用者
が誤った操作をしても正しく終話動作をして無効時間を
排除する必要がある。また、誤った操作を防止するため
電源スイッチを無線電話装置の側面や反対の面に設けて
誤操作を起こし難くしたものがあるが、このような多面
配置は操作が面倒であり節電を疎外するため、好ましく
ない。
【0005】本発明は、上記従来の誤操作に対しても、
不必要な待時間処理を発生させることなく、正規の動作
により終話を通知できる無線電話装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、始終話制御を含む各種電気的制御をマイ
クロコンピュータにより行う無線電話装置において、終
話時に終話ボタンが操作された場合は、マイクロコンピ
ュータにより終話動作の処理を実行し、その終話ボタン
操作後に基地局からの終話確認信号を得て終話処理を終
了した後に、引き続いて電源スイッチの操作部が起動さ
れたときは、タイミング手段を用いないで電源を切断す
るようにした。一方、終話操作前又は終話操作後であっ
て基地局からの終話確認信号を得ておらず終話処理を終
了していないときに前記電源スイッチの操作部が起動さ
れたときは、マイクロコンピュータにより終話動作の処
理を実行するとともにタイミング手段を用いて、一定時
間経過後、つまり終話動作終了後に、電源を切断するよ
うにした。
【0007】このような構成により、終話操作後に終話
確認信号を得て終話処理を終了したときは、すぐに電源
が切断される。一方、終話操作を行うことなくいきなり
電源スイッチのボタン等を切にした場合や、終話操作を
行ったものの基地局との終話制御が完了する前に電源ス
イッチのボタン等を切にした場合であっても、タイマー
が起動し終話動作後に電源が切られる。
【0008】特に後者の場合には、タイミング手段を動
作させて一定時間経過後に電源を切断するようにしたた
め、例えば無線の送受信状態が良好でなく基地局から終
話の確認信号がなかなか得られない場合であっても、そ
のまま長時間待ち続けることがなくなるので、不必要な
待時間処理を発生させることがない。
【0009】また、マイクロコンピュータによりこれら
一連の制御を実行するため、装置構成が簡易となり小型
携帯型の無線電話装置には特に好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による無線電話装置
の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0011】図面において、1はアンテナ、2はアンテ
ナ共用器、3は無線機部で、受信機31、送信機32、
周波数シンセサイザー33で構成される。4は制御部、
5はレシーバー、6はマイクロホン、7はダイヤル、8
は始・終話ボタン、9は電源スイッチの操作部、10は
タイミング回路、11は電源スイッチのスイッチ部、1
2は電池電源である。制御部4は、図示するように、信
号の送受信、無線機部3の動作の制御、レシーバー5、
マイクロホン6、ダイヤル7の制御、電界強度の測定制
御等の各種動作を行っており、通常マイコンを主体に構
成されることが多い。このように、制御部4をマイコン
で構成することにより少ない部品点数で各種制御を実行
できるため、小型軽量の携帯形の無線電話装置にあって
は、特に望ましい。
【0012】次に、上記構成での始・終話動作について
説明する。まず、通話を開始する場合には、始・終話ボ
タン8を押下げる。始・終話ボタン8の操作は、発呼情
報として制御部4に入力され、送信機32を駆動して、
基地局にアンテナ共用器2、アンテナ1を経由して送ら
れ、シンセサイザー33により指定チャンネルに切り替
えて通話を行う。
【0013】通話が終了すると、基本動作としては、始
・終話ボタン8を押し、終話情報を制御部4を経由して
前述のように基地局に伝え、基地局の確認信号を得てか
ら、制御部4の制御により通話動作を終了させる。次い
で、電源スイッチの操作部9を操作してスイッチ部11
により電池電源12からの電源供給を停止させる。
【0014】もし操作者が、始・終話ボタン8を押すこ
となく、電源スイッチの操作部9を押した場合には、操
作部9の操作を終話情報として、制御部4に伝え上記終
話動作を行わせる一方で、タイミング手段10により電
気的或いは機械的タイマーにより一定時間遅延動作をさ
せた後に、電池電源12をスイッチ部11により切断す
る。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、終話の確認信号を得て終話処理を終了したと
きに電源スイッチの操作部が押された場合にはすぐに電
源を切断する。仮に操作者が終話ボタンにより終話する
ことなく電源をOFFにしても、自動的に終話動作を行
い、その後一定時間経過後に電源を切断するので、なか
なか基地局からの終話の確認信号が届かない場合であっ
ても、不必要な待時間処理を発生させることがないとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線電話装置のブロック図。
【符号の説明】
4 制御部 8 始・終話ボタン 9 操作部 10 タイミング手段 11 スイッチ部 12 電池電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始終話制御を含む各種電気的制御をマイ
    クロコンピュータにより行う無線電話装置において、終
    話操作後に基地局からの終話確認信号を得て終話処理を
    終了した後に、引き続いて電源スイッチの操作部が起動
    されたときは、タイミング手段を用いないで電源を切断
    する一方、終話操作前又は終話操作後であって基地局か
    らの終話確認信号を得ておらず終話処理を終了していな
    いときに前記電源スイッチの操作部が起動されたとき
    は、タイミング手段を用いて一定時間経過後に電源を切
    断するようにした無線電話装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003009211A (ja) * 2001-06-21 2003-01-10 Kyocera Corp 無線通信機
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