JPH10340251A - バス調停シミュレーション方法、最適バス調停方式決定方法、バス調停シミュレーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び最適バス調停方式決定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

バス調停シミュレーション方法、最適バス調停方式決定方法、バス調停シミュレーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び最適バス調停方式決定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH10340251A
JPH10340251A JP9151015A JP15101597A JPH10340251A JP H10340251 A JPH10340251 A JP H10340251A JP 9151015 A JP9151015 A JP 9151015A JP 15101597 A JP15101597 A JP 15101597A JP H10340251 A JPH10340251 A JP H10340251A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バス調停モデルや機能モジュールモデルを容
易に作成できるようにすることで、バス調停シミュレー
ションを効率的に行うことである。 【解決手段】 複数個の機能モジュールがバスに接続さ
れ、バス調停回路がバスの使用の制御を行う論理システ
ムにて、機能モジュールの動作を抽象レベルでモデル化
した機能モジュールモデル1と、バス調停回路の動作を
抽象レベルでモデル化したバス調停モデル7とを作成
し、抽象化したコマンドを用いて、機能モジュールモデ
ル1とバス調停モデル7とのバス調停のシミュレーショ
ンを行うようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の機能モジ
ュールをバスで接続した構成の論理システムのバス調停
シミュレーション方法、最適バス調停方式決定方法、バ
ス調停シミュレーションプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体、及び最適バス調停方式決
定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に関するものであり、特に、バス調停モデルや機
能モジュールモデルを容易に作成できるようにすること
で、バス調停シミュレーションを効率的に行う技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】集積技術の一層の向上により、システム
・オン・シリコンすなわち、プロセッサやSIO、PI
O、DMAC、DAC、タイマ等といった機能モジュー
ルを多数、バスで接続した構成で論理LSIが実現され
るようになってきた。
【0003】バスに接続する機能モジュール数が多くな
りバス・マスターが複数になると、複数の機能モジュー
ルが同時にバスを使用することが多くなり、バス調停が
必要になる。バス調停にはいくつかの方式があり、当該
論理LSIにとって最も効率の良いバス調停方式を採用
するのが望ましい。機能モジュール数が少ないうちはど
の方式が良いか容易に決められるが、機能モジュール数
が多くなるに従い複雑となり、シミュレーション等で試
行錯誤しないと決められなくなってくる。
【0004】従来のバス調停シミュレーション方法で
は、システム全体をHDL記述でモデル化してシミュレ
ーションを行うため、複数の機能モジュールをバスで接
続した構成の論理LSIをシミュレーションする場合、
バスは単に各機能モジュールを接続するための信号線と
なり、バス調停方式はバス調停回路としてモデル化し、
すべての機能モジュール・モデルにバス調停のための制
御信号を追加してシミュレーションする必要がある。
【0005】図7乃至図9は、3つの機能モジュールを
バスで接続した論理LSIの構成を示したブロック図で
ある。ここで、図7は、デイジーチェイン方式、図8
は、集中並列方式、及び、図9は、分散型自己判定方式
というバス調停方式である。
【0006】ここで、各バス調停方式について概説す
る。図7は、デイジーチェイン方式である。この方式
は、bus−grant線により機能モジュールが芋づ
る式につながり、バスを要求する機能モジュールがチェ
インを切断することで調停するようになっており、チェ
インの先頭に近いもの程バス使用の優先度が高くなって
いる方式である。また、図8は、集中並列方式である。
この方式は、機能モジュールとバス調停回路は一対一の
関係で接続して各機能モジュールからのバス要求信号を
調停回路に集め、その内最も優先順位の高いもののbu
s−grant線をアサートすることで調停する方式で
ある。図9は、分散型自己判定方式である。この方式
は、各機能モジュールに優先度に応じた識別コードを割
当て、バス使用を要求する機能モジュールは自身の識別
コードを出力して衝突させ、その結果の値を各機能モジ
ュールが調べてバス使用の可否を自己判定する方式であ
る。
【0007】これらのバス調停方式のうち、最適なバス
調停方式の決定する場合には、バス調停方式をいろいろ
変えてシミュレーションを繰り返してシミュレーション
必要がある。図10は、従来の最適なバス調停方式の決
定方法を示すフローチャートである。従来例では、ま
ず、所定のバス調停方式のモデルを作成し(ステップS
401)、このモデルについてのシミュレーションを行
う(ステップS402)。このシミュレーションの結果
よりシミュレーションに係るバス調停方式が最適か否か
を判断して(ステップS403)、最適でないと判断さ
れた場合には、他のバス調停方式のモデルを作成して
(ステップS404)、再び、その作成されたモデルに
ついてシミュレーションを行う(ステップS402)。
【0008】ここで、モデル作成の際には、バス調停回
路はもちろん、バス調停のための制御信号が変るため、
当該論理LSI全体の接続記述およびすべての機能モジ
ュール・モデルを修正する必要がある。例えば、図7の
論理LSIをシミュレーションするには、各機能モジュ
ールをgrant信号線で芋づる式に接続して各機能モ
ジュールにバス使用権要求の有無に応じてgrant信
号をチェインを切断する/しないを切替える動作を追加
しなければならなかった。また、図9の論理LSIをシ
ミュレーションするには、各機能モジュールにバス調停
回路を内蔵させて全体を3つの機能モジュールとバスと
の接続という構成にしなければならなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、複数の
機能モジュールをバスで接続した構成の論理LSIに最
適なバス調停方式をシミュレーションによって決定する
際に、バス調停方式の変更に伴って、バス調停回路はも
ちろん、バス調停のための制御信号が変るため、当該論
理LSI全体の接続記述およびすべての機能モジュール
・モデルを修正する必要があり、大変な手間がかかると
いう問題がある。図11は、従来の機能モジュールモデ
ルをプログラムレベルで示した概略図である。一般的な
機能モジュールモデルでは、図示の如く、機能モジュー
ルの入出力端子の定義を行うI/O定義部101と、機
能モジュールの機能(動作)を記述する機能記述部10
2と、通信(特に、バス調停)の制御に関する動作を記
述する通信制御部と、を有している。このような場合に
は、1つのバス調停方式のシミュレーションを行うため
に機能モジュールを作成し、別の方式のシミュレーショ
ンを行う場合には、I/O定義部101や通信制御部1
03等を修正する必要がある。従って、プログラムの大
部分を修正しなければならないのである。そのため、大
変手間がかかるという問題点があった。更に、上記修正
を人手で行うため、修正の過程で誤りが生じやすいとい
う問題もあった。
【0010】バスのシュミレーションの高速化を目的と
した公知技術(特開平8−227367 出願人:ミツ
ビシ・エレクトロニック・リサーチ・ラボラトリーズ・
インコーポレーティト゛)がある。この公知技術は、シミ
ュレーションに関するCPUバスサイクルを省略するこ
とにより、また、周期的クロック信号を明示的にシミュ
レートしないで、クロック信号のスケジュールのみを発
生等、設計エラーが現れることが予期されるシステム動
作を除く全てのシステム動作を無視することでシミュレ
ーションの高速化を図る技術であり、上述の問題点であ
るプログラム修正の手間については、依然として解決さ
れていない。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、バス調停モデ
ルや機能モジュールモデルを容易に作成できるようにす
ることで、バス調停シミュレーションを効率的に行うこ
とができるバス調停シミュレーション方法、及びバス調
停シミュレーションプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0012】また、他の目的は、バス調停モデルや機能
モジュールモデルを容易に作成できるようにすること
で、様々なバス調停方式のシミュレーションを容易に行
うことにより、最適なバス調停方式の決定を効率的に行
うことができる最適バス調停方式決定方法、及び最適バ
ス調停方式決定プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】図7乃至9に示した論理
システムを従来のシミュレーション方式によりシミュレ
ーションする場合、制御信号も含めてモデル化する必要
があるため、機能モジュールA、B、Cの固有動作は、
図7、図8、図9で共通であるにもかかわらず、バス調
停方式の違いにより制御信号が異なるため、かなり異な
ったモデルとなってしまう。従って、各モデルを大幅に
修正しなければならない。特に、図9では調停回路が各
機能モジュールに含まれており、図7、図8とは大きく
異なることは明らかである。
【0014】また、当該論理システムに最適なバス調停
方式を決定するために、バス調停方式をいろいろ変えて
シミュレーションを繰り返すためには、バス調停回路は
もちろん、すべての機能モジュールについてもモデルを
修正する必要があり、大変な手間がかかることが明らか
である。
【0015】そこで、本発明の発明者は、バス調停機能
を付加したバス・モデルにより、各機能モジュール・モ
デルからバス調停のための制御信号の代わりにバス使用
権を要求するか否かのコマンドを受け取り、付加された
バス調停機能によりバス調停し、その結果を各機能モジ
ュール・モデルに同じくコマンドの形で通知し、各機能
モジュール・モデルはバス調停結果に基づいてそれぞれ
の機能を実行するようにして、抽象化したモデルを作成
してシミュレーションを行うようにすれば、上記問題点
は、一気に解決することに気がついた。本発明者は、慎
重な研究を重ねた結果、以下の発明をすることが出来
た。
【0016】請求項1の発明は、複数個の機能モジュー
ルがバスに接続され、バス調停回路が前記バスの使用の
制御を行う論理システムにおけるバス調停のシミュレー
ション方法において、前記機能モジュールとして、抽象
レベルでモデル化した機能モジュールモデルを使用し、
前記バス調停回路として、抽象レベルでモデル化したバ
ス調停モデルを使用し、前記バスの使用の制御に抽象レ
ベルのコマンドを用いて、前記機能モジュールモデルと
前記バス調停モデルとのバス調停のシミュレーションを
行うことを特徴とする。
【0017】請求項2の発明は、前記請求項1における
機能モジュールモデルは、前記バス調停モデルから各機
能モジュールモデルに対してバス使用権を要求するか否
かのコマンドを入力し、バス使用権を要求するコマンド
若しくは要求をしないコマンドを前記バス調停モデルを
出力し、バス使用の要求が認められたか否かにより各機
能モジュールモデル固有の動作を行うことを特徴とす
る。
【0018】請求項3の発明は、前記請求項1における
バス調停モデルは、前記複数の各機能モジュールモデル
に対してバス使用権を要求するか否かのコマンドを出力
し、前記複数の各機能モジュールモデルからのバス使用
権の要求を認めるか否かの判断を行い、その判断の結果
から要求を認める旨のコマンドを所定の機能モジュール
モデルに対して出力することを特徴とする。
【0019】請求項4の発明は、複数個の機能モジュー
ルがバスに接続され、バス調停回路が前記バスの使用の
制御を行う論理システムにおけるバス調停のシミュレー
ション方法において、前記バス調停回路を抽象レベルで
モデル化したバス調停モデルが前記機能モジュールを抽
象レベルでモデル化した機能モジュールモデルにバス使
用権要求の有無を問い合わせるコマンドを送り、前記複
数個の各機能モジュールモデルは前記使用権要求の有無
を問い合わせるコマンドに対応してバス使用権を要求す
るコマンド若しくはバス使用権を要求しないコマンドい
ずれかを前記バス調停回路モデルに返し、前記複数個の
各機能モジュールモデルから返されたコマンドに基づい
てバス調停を行い、前記バス調停回路モデルはバス調停
結果に基づきバス使用を認める唯一の機能モジュールモ
デルにバス使用を許可するコマンドを出力し、それ以外
の機能モジュールモデルにはバス使用を許可しないコマ
ンドを出力し、前記複数の各機能モジュールモデルは受
け取ったコマンドに基づいて各々固有の動作を行なう、
とする抽象モデルを作成し、この抽象モデルを用いてバ
ス調停シミュレーションを行うことを特徴とする。
【0020】上記発明の構成によれば、バス調停の制御
部分に関しては、バスモデルとの間でやり取りするコマ
ンドを用いて抽象化しているため、バス調停方式の変更
が容易となり、また、機能モジュールモデルを修正する
必要は無い。従って、バス調停モデルを容易に作成でき
るので、バス調停シミュレーションを効率的に行うこと
ができるのである。
【0021】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、複数個の機能モジュールがバスに接続され、バス調
停回路が前記バスの使用の制御を行う論理システムのバ
ス調停のシミュレーションを行い、最適なバス調停方式
を決定する方法において、前記機能モジュールとして、
抽象レベルでモデル化した機能モジュールモデルを使用
し、前記バス調停回路として、抽象レベルでモデル化し
たバス調停モデルを使用し、前記バスの使用の制御に抽
象化したコマンドを用いて、所定のバス調停方式の前記
機能モジュールモデルと前記バス調停モデルとのバス調
停の抽象レベルのモデルを作成するステップと、この作
成された抽象レベルのモデルについてシミュレーション
を行うステップと、このシミュレーションの結果からシ
ミュレーションに係るバス調停方式が最適なバス調停方
式か否かを判断するステップと、この判断の結果、最適
ではないとされた場合には、他のバス調停方式のバス調
停方式の前記機能モジュールモデルと前記バス調停モデ
ルとのバス調停の抽象レベルのモデルを作成するステッ
プと、この作成された前記他のバス調停方式に係る抽象
化レベルのモデルについてシミュレーションを行うステ
ップと、前記所定のバス調停方式のシミュレーションの
結果、及び前記他のバス調停方式に係るシミュレーショ
ンの結果から何れのバス調停方式が最適なバス調停方式
かを判断するステップと、を含むことを特徴をする。
【0022】請求項6の発明は、前記請求項5における
機能モジュールモデルは、前記バス調停モデルから各機
能モジュールモデルに対してバス使用権を要求するか否
かのコマンドを入力し、バス使用権を要求するコマンド
若しくは要求をしないコマンドを前記バス調停モデルに
出力し、バス使用の要求が認められたか否かにより各機
能モジュールモデル固有の動作を行うことを特徴とす
る。
【0023】請求項7の発明は、前記請求項5における
バス調停モデルは、前記複数の各機能モジュールモデル
に対してバス使用権を要求するか否かのコマンドを出力
し、前記複数の各機能モジュールモデルからのバス使用
権の要求を認めるか否かの判断を行い、その判断の結果
から要求を認める旨のコマンドを所定の機能モジュール
モデルに対して出力することを特徴とする。
【0024】請求項8の発明は、複数個の機能モジュー
ルがバスに接続され、バス調停回路が前記バスの使用の
制御を行う論理システムのバス調停のシミュレーション
を行い、最適なバス調停方式を決定する方法において、
前記バス調停回路を抽象レベルでモデル化したバス調停
モデルが機能モジュールを抽象レベルでモデル化した機
能モジュールモデルにバス使用権要求の有無を問い合わ
せるコマンドを送り、前記複数個の各機能モジュールモ
デルは前記使用権要求の有無を問い合わせるコマンドに
対応してバス使用権を要求するコマンド若しくはバス使
用権を要求しないコマンドいずれかを前記バス調停回路
モデルに返し、前記複数個の各機能モジュールモデルか
ら返されたコマンドに基づいてバス調停を行い、前記バ
ス調停回路モデルはバス調停結果に基づきバス使用を認
める唯一の機能モジュールモデルにバス使用を許可する
コマンドを出力し、それ以外の機能モジュールモデルに
はバス使用を許可しないコマンドを出力し、前記複数の
各機能モジュールモデルは受け取ったコマンドに基づい
て各々固有の動作を行なう、とする所定のバス調停方式
の抽象モデルを作成するステップと、この作成された抽
象レベルのモデルを用いてバス調停シミュレーションを
行うステップと、このシミュレーションの結果からシミ
ュレーションに係るバス調停方式が最適なバス調停方式
か否かを判断するステップと、この判断の結果、最適で
はないとされた場合には、他のバス調停方式のバス調停
方式の前記機能モジュールモデルと前記バス調停モデル
とのバス調停の抽象レベルのモデルを作成するステップ
と、この作成された前記他のバス調停方式に係る抽象化
レベルのモデルについてシミュレーションを行うステッ
プと、前記所定のバス調停方式のシミュレーションの結
果、及び前記他のバス調停方式に係るシミュレーション
の結果から何れのバス調停方式が最適なバス調停方式か
否かを判断するステップと、を含むことを特徴をする。
【0025】上記発明の構成によれば、バス調停方式を
変更しても、機能モジュール・モデルを修正する必要が
なく、バス・モデルに付加したバス調停機能のみを変更
するだけで良く、バス調停方式をさまざまに変更したシ
ミュレーションが容易に実行可能となるのである。
【0026】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、複数個の機能モジュールがバスに接続され、バス調
停回路が前記バスの使用の制御を行う論理システムにお
けるバス調停のシミュレーションプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記機
能モジュールとして、抽象レベルでモデル化した機能モ
ジュールモデルを使用し、前記バス調停回路として、抽
象レベルでモデル化したバス調停モデルを使用し、抽象
化したコマンドを用いて、前記機能モジュールモデルと
前記バス調停モデルとのバス調停のシミュレーションを
行うことを特徴とする。
【0027】請求項10の発明は、複数個の機能モジュ
ールがバスに接続され、バス調停回路が前記バスの使用
の制御を行う論理システムにおけるバス調停のシミュレ
ーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体において、前記バス調停回路を抽象レベル
でモデル化したバス調停のモデルが前記機能モジュール
を抽象レベルでモデル化した機能モジュールモデルにバ
ス使用権要求の有無を問い合わせるコマンドを送り、前
記複数個の各機能モジュールモデルは前記使用権要求の
有無を問い合わせるコマンドに対応してバス使用権を要
求するコマンド若しくはバス使用権を要求しないコマン
ドいずれかを前記バス調停回路モデルに返し、前記複数
個の各機能モジュールモデルから返されたコマンドに基
づいてバス調停を行い、前記バス調停回路モデルはバス
調停結果に基づきバス使用を認める唯一の機能モジュー
ルモデルにバス使用を許可するコマンドを出力し、それ
以外の機能モジュールモデルにはバス使用を許可しない
コマンド出力し、前記複数の各機能モジュールモデルは
受け取ったコマンドに基づいて各々固有の動作を行な
う、とする抽象モデルを作成し、この抽象モデルを用い
てバス調停シミュレーションを行うことを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、複数個の機能モジュールがバスに接続され、バス
調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理システムの
バス調停のシミュレーションを行い、最適なバス調停方
式を決定するプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体において、前記機能モジュールとし
て、抽象レベルでモデル化した機能モジュールモデルを
使用し、前記バス調停回路として、抽象レベルでモデル
化したバス調停モデルを使用し、記バスの使用の制御に
抽象レベルのコマンドを用いて、所定のバス調停方式の
前記機能モジュールモデルと前記バス調停モデルとのバ
ス調停の抽象レベルのモデルを作成するステップと、こ
の作成された抽象レベルのモデルについてシミュレーシ
ョンを行うステップと、このシミュレーションの結果か
らシミュレーションに係るバス調停方式が最適なバス調
停方式か否かを判断するステップと、この判断の結果、
最適ではないとされた場合には、他のバス調停方式のバ
ス調停方式の前記機能モジュールモデルと前記バス調停
モデルとのバス調停の抽象レベルのモデルを作成するス
テップと、この作成された前記他のバス調停方式に係る
抽象化レベルのモデルについてシミュレーションを行う
ステップと、前記所定のバス調停方式のシミュレーショ
ンの結果、及び前記他のバス調停方式に係るシミュレー
ションの結果から何れのバス調停方式が最適なバス調停
方式か否かを判断するステップと、を含むことを特徴を
する。
【0029】請求項12の発明は、複数個の機能モジュ
ールがバスに接続され、バス調停回路が前記バスの使用
の制御を行う論理システムのバス調停のシミュレーショ
ンを行い、最適なバス調停方式を決定するプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
て、前記バス調停回路を抽象レベルでモデル化したバス
調停モデルが前記機能モジュールを抽象レベルでモデル
化した機能モジュールモデルにバス使用権要求の有無を
問い合わせるコマンドを送り、前記複数個の各機能モジ
ュールモデルは前記使用権要求の有無を問い合わせるコ
マンドに対応してバス使用権を要求するコマンド若しく
はバス使用権を要求しないコマンドいずれかを前記バス
調停回路モデルに返し、前記複数個の各機能モジュール
モデルから返されたコマンドに基づいてバス調停を行
い、前記バス調停回路モデルはバス調停結果に基づきバ
ス使用を認める唯一の機能モジュールモデルにバス使用
を許可するコマンドを出力し、それ以外の機能モジュー
ルモデルにはバス使用を許可しないコマンドを出力し、
前記複数の各機能モジュールモデルは受け取ったコマン
ドに基づいて各々固有の動作を行なう、とする所定のバ
ス調停方式の抽象モデルを作成するステップと、この作
成された抽象レベルのモデルを用いてバス調停シミュレ
ーションを行うステップと、このシミュレーションの結
果からシミュレーションに係るバス調停方式が最適なバ
ス調停方式か否かを判断するステップと、この判断の結
果、最適ではないとされた場合には、他のバス調停方式
のバス調停方式の前記機能モジュールモデルと前記バス
調停モデルとのバス調停の抽象レベルのモデルを作成す
るステップと、この作成された前記他のバス調停方式に
係る抽象化レベルのモデルについてシミュレーションを
行うステップと、前記所定のバス調停方式のシミュレー
ションの結果、及び前記他のバス調停方式に係るシミュ
レーションの結果から何れのバス調停方式が最適なバス
調停方式か否かを判断するステップと、を含むことを特
徴をする。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明に係るバス調停シミュレー
ション方法、最適バス調停方式決定方法、バス調停シミ
ュレーションプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体、及び最適バス調停方式決定プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実
施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】本実施形態のバスシミュレーション方法及
び最適バス調停方式決定方法を実施するにあたり、以下
で説明する処理手順をソフトウエアプログラムにより実
現し、そのソフトウエアプログラムをコンピュータシス
テムに導入(インストール)し、コンピュータシステム
にそのプログラムを実行させる。このプログラムの実行
により本実施形態を実施することができる。本実施形態
で用いるコンピュータシステムは、各種処理を行うため
のCPUと、キーボード、マウス、ライトペン、又はフ
レキシブルディスク装置等の入力装置と、メモリ装置や
ディスク装置等の外部記憶装置と、ディスプレイ装置、
プリンタ装置等の出力装置等とを備えた通常のコンピュ
ータシステムを用いる。なお、前記CPUは、以下で説
明する各種の処理等を行う演算部と、前記処理の命令を
記憶する主記憶部とを具備する。
【0032】図1は、本実施形態のバス調停シミュレー
ション方法を示す概念図である。本実施形態のバス調停
シミュレーション方法は、機能モジュールの動作を抽象
レベルでモデル化した機能モジュールモデル1と、バス
調停回路の動作を抽象レベルでモデル化したバス調停モ
デル7と、を有し、抽象化したコマンドを用いて、機能
モジュールモデル1とバス調停モデル7とのバス調停を
行うようにしたものである。
【0033】このように、各機能モジュールモデルとバ
ス調停モデルとのやり取りを抽象的なコマンドを用いて
記述し、この記述されたモデルを用いてバス調停シミュ
レーションを行うようにすることにより、各モデルの作
成が容易となり、バス調停シミュレーションを効率的に
行うことができるようになる。
【0034】図2は、本実施形態の最適バス調停方式決
定方法の処理手順を示すフローチャートである。まず、
上述の抽象レベルにてバス調停モデルを作成する(ステ
ップS201)。最初に作成するバス調停モデルは、上
述したバス調停方式のうち、開発者が選択した任意のバ
ス調停方式でよい。続いて、この抽象レベルで作成した
バス調停モデルについてシミュレーションを行う(ステ
ップS202)。続いて、このシミュレーションの結果
の判断を行う(ステップS203)。この判断により、
最適なバス調停方式と判断すれば処理を終了する。一般
的には、複数のバス調停方式についてシミュレーション
を行い、比較検討を行うため、他のバス調停方式につい
て、抽象レベルにてバス調停モデルを作成し(ステップ
S204)、作成したモデルについてシミュレーション
を行う(ステップS202)。このようにして、複数の
バス調停方式のシミュレーションを行うにして、最適な
バス調停方式を決定する。
【0035】このように、本実施形態の最適バス調停方
式決定方法によれば、バス調停モデルを抽象レベルで作
成し、その抽象化レベルでシミュレーションを行うよう
にしたので、他のバス調停方式へのプログラムの変更が
最小限で済む。従って、様々なバス調停方式のシミュレ
ーションを容易に行うことができるので、効率的に最適
なバス調停方式を決定することが出来る。
【0036】次に、上述の「抽象化したコマンド」につ
いて説明する。この抽象化したコマンドとは、各バス調
停方式における各機能モジュールモデル1とバス調停モ
デル7とのやり取りを、従来例のような具体的な端子に
所定の命令を送る等の物理的なレベルでやり取りを記述
するのではなく、論理的にやり取りを記述するようにし
たものである。
【0037】図3は、抽象モデルにおける抽象化したコ
マンドを説明するための図である。まず、バス調停モデ
ル7から各機能モジュールモデル1に対してバス使用権
を要求するか否かのコマンド(ASKREQ)を出力す
る。各機能モジュールモデル1は、バス制御信号の代わ
りにバス使用権を要求するコマンド(BUSREQ)若
しくは要求をしないコマンド(NOBUSREQ)をバ
ス調停モデルに出力する。バス調停モデル7は、バス使
用権の要求を認めるか否かをバス調停部9により判断を
行い、その判断の結果から要求を認める旨のコマンド
(GRANT)若しくは要求を認めない旨のコマンド
(NOGRANT)を各機能モジュールモデル1に対し
て出力する。この出力により各機能モジュールモデル
は、要求が認められたか否かにより固有動作部11の記
述から動作を行うようにする。
【0038】このように、各機能モジュールモデルとバ
ス調停モデルとのやり取りを抽象的なコマンドを用いて
記述し、この記述されたモデルを用いてバス調停シミュ
レーションを行うようにする。この場合に、バス調停部
9の部分のみを各種のバス調停方式に対応させるだけで
よいため、プログラムの修正は容易となる。また、機能
モジュールモデル1については、各種のバス調停方式で
固有動作部11の記述を変更の必要は一般的にはない
が、必要に応じて変更も可能である。以上のように、容
易に各モデルを作成することが出来るので、バス調停シ
ミュレーションを効率的に行うことができるようにな
る。
【0039】図4は、本実施形態のバス調停シミュレー
ション方法のフローチャートである。まずステップS3
01でバス調停モデル7は、データバスモデル5を通じ
てすべての機能モジュールモデル1にバス使用権要求の
有無を問い合わせるコマンド“ASKREQ”を送る。
次にステップS302で、各機能モジュールモデル1は
“ASKREQ”に対応してバス使用権を要求するコマ
ンド“BUSREQ”あるいはバス使用権を要求しない
コマンド“NOBUSREQ”のいずれかをデータバス
モデル5に返し、バス調停モデル7はこれを入力する。
次にステップS303で、バス調停モデル7は、データ
バスモデル5を通じて各機能モジュールモデル1から返
されたコマンドに基づいて付加されているバス調停9を
用いてバス調停を行う。次にステップS304で、バス
調停モデル7は、バス調停結果に基づきバス使用を認め
る唯一つの機能モジュールモデル1にバス使用を許可す
るコマンドGRANTを、それ以外の機能モジュールモ
デルにはバス使用を許可しないコマンドNOGRANT
をそれぞれ送る。次に、ステップS305で、各機能モ
ジュールモデル1は受け取ったコマンドに基づいて各々
固有の動作を実行する。以上のステップS301からス
テップS305までを繰り返すことで、本実施形態のバ
ス調停シミュレーション方法では、論理システムのシミ
ュレーションをバスサイクル単位に実行することが可能
となる。
【0040】図5は、バス調停モデルの例であって、同
図(a)はデイジーチェイン方式のバス調停モデルを、
同図(b)は集中並列方式のバス調停モデルを、同図
(c)は分散型自己判定方式のバス調停モデルをそれぞ
れ示している。図5ではバス調停モデルをC言語による
プログラムで表現しているが、特にC言語による表現に
限るものではない。
【0041】デイジーチェイン方式は、図7に示したよ
うにbus−grant線により機能モジュールが芋づ
る式につながり、バスを要求する機能モジュールのとこ
ろでチェインを切断することで調停するようになってお
り、チェインの先頭に近いもの程バス使用の優先度が高
くなっている方式である。従って、図5(a)では、各
機能モジュールモデルにチェインの接続順に従って
“0”から識別番号を割り振り、その識別番号をインデ
ックスとして機能モジュールモデル1から送られたバス
使用権要求のコマンドを格納する配列変数comman
ds[]とバス使用を許可する機能モジュールモデルの
識別号を格納する変数grantを用いている。動作と
しては、まず、grantに初期値として−1を設定し
ておき、次にforループによりインデックスiの値を
“0”から1ずつ増やしながらcommands[i]
の値を調べ、commands[i]の値が“BUSR
EQ”となった時にiの値をgrantに設定し、br
eak文によりループを抜け、調停処理が終了する。処
理終了後のgrantの値は、バス使用権を要求してい
る機能モジュールモデルの内でデイジーチェインの先頭
にもっとも近い機能モジュールモデルの識別番号である
ことから、デイジーチェイン方式のバス調停が行われる
ことは明らかである。
【0042】集中並列方式は、図8に示すように、機能
モジュールとバス調停回路は一対一の関係で接続して各
機能モジュールからのバス要求信号を調停回路に集め、
その内最も優先順位の高いもののbus−grant線
をアサートすることで調停する方式である。従って、図
5(b)では、各機能モジュールモデルのバス使用優先
度に応じた調停を行うため、grant、comman
ds[]に加え、優先度情報を格納した配列変数pri
orities[]と最も優先度の高い機能モジュール
を見つけ出すための一時変数cur_priority
を追加して用いている。動作としては、まず、gran
tとcur_priorityに初期値として−1を設
定しておき、次にforループによりインデックスiの
値を“0”から1ずつ増やしながらcommands
[i]の値を調べ、“BUSREQ”のときは更にpr
iorities[i]とcur_priorityを
比較してpriorities[i]の方が大きい場合
にiの値をgrantに設定し、priorities
[i]をcur_priorityに設定するように
し、機能モジュールモデルの個数N回ループを繰り返
し、調停処理が終了する。処理終了後のgrantの値
は、バス使用権を要求している機能モジュールモデルの
内で最も優先度の高い機能モジュールモデルの識別番号
であることから、集中並列方式のバス調停が行われるの
は明らかである。
【0043】分散型自己判定方式は、各機能モジュール
に優先度に応じた識別コードを割当て、バス使用を要求
する機能モジュールは自身の識別コードを出力して衝突
させ、その結果の値を各機能モジュールが調べてバス使
用の可否を自己判定する方式である。従って、図5
(c)では、同図(b)と同様に配列変数priori
ties[]を用い、優先度に応じた識別コードを格納
しておく。ここでは優先度の高い順に“000”、“0
01”、“011”、“111”の4つのコードとす
る。動作としては、まず、grantに初期値として−
1(all“1”)を設定しておき、次にforループ
によりインデックスiの値を“0”から1ずつ増やしな
がらcommands[i]の値を調べ、“BUSRE
Q”のときはpriorities[i]とgrant
とのビット単位のAND演算を行うようにし、機能モジ
ュールモデルの個数N回ループを繰り返し、調停処理が
終了する。処理終了後のgrantの値は、バス使用権
を要求している機能モジュールモデルの内で最も優先度
の高い機能モジュールモデルの識別コードであることか
ら、分散型自己判定方式のバス調停が行われるのは明ら
かである。
【0044】図7は、機能モジュールモデルの概略を示
す図である。まず、バス調停モデルからASKREQが
入力された場合に、バスの使用要求がある際には、BU
SREQをバス調停モデルに出力する。それ以外の際、
すなわちバスの使用要求がない際には、NOBUSRE
Qをバス調停モデルに出力する。コマンドBUSREQ
を出力して、バス調停モデルからGRANTが帰ってき
た場合には、バス使用権が許可された時の動作を行うよ
うにする。バス使用が完了した場合には、必要に応じ
て、バス調停モデルに対してRELEASEを出力する
ようにする。一方、コマンドBUSREQを出力して、
バス調停モデルからNOGRANTが帰ってきた場合に
は、バス使用権が拒否された時の動作を行うようにす
る。一方、それ以外、すなわち、バス使用権を要求して
いない場合には、バスを使用しない時の動作を行うよう
にする。
【0045】このように機能モジュールモデルを記述す
ることにより、バス調停方式を変更しても機能モジュー
ルモデルは、変更する必要がないか、多少の変更で済
む。従って、様々なバス調停方式のシミュレーションを
容易に行うことにより、バス調停シミュレーションを効
率的に行うことができる。
【0046】以上のように、本実施形態のバス調停シミ
ュレーション方法によれば、バス調停の制御部分に関し
ては、バスモデルとの間でやり取りするコマンドを用い
て抽象化しているため、バス調停方式の変更が容易とな
り、また、機能モジュールモデルを修正する必要は無
い。従って、様々なバス調停方式のシミュレーションを
容易に行うことにより、バス調停シミュレーションを効
率的に行うことができる。また、本実施形態の最適バス
調停方式決定方法によれば、バス調停方式をいろいろ変
えてシミュレーションする場合、各機能モジュールモデ
ルは一切修正する必要がなく、バス調停機能と優先度を
変更するだけで実現可能となる。
【0047】なお、上述したバス調停シミュレーション
方法、最適バス調停方式決定方法を実現するためのプロ
グラムは記録媒体に保存することができる。この記録媒
体をコンピュータシステムによって読み込ませ、前記プ
ログラムを実行してコンピュータを制御しながら上述し
たバス調停シミュレーション方法、最適バス調停方式決
定方法を実現することができる。ここで、前記記録媒体
とは、メモリ装置、磁気ディスク装置、光ディスク装置
等、プログラムを記録することができるような装置が含
まれる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るバス
調停シミュレーション方法、及びバス調停シミュレーシ
ョンプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体によれば、バス調停モデルや機能モジュールモ
デルを容易に作成できるので、バス調停シミュレーショ
ンを効率的に行うことができる。
【0049】また、本発明に係る最適バス調停方式決定
方法、及び最適バス調停方式決定プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、バス調
停モデルや機能モジュールモデルを容易に作成できるよ
うにすることで、様々なバス調停方式のシミュレーショ
ンを容易に行うことにより、最適なバス調停方式の決定
を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のバス調停シミュレーション方法に
用いる抽象モデルを示す図である。
【図2】本実施形態の最適バス調停方式決定方法の処理
を示すフローチャートである。
【図3】抽象モデルを説明するための図である。
【図4】本実施形態のバス調停シミュレーション方法の
処理を示すフローチャートである。
【図5】バス調停機能の例を示す図である。
【図6】機能モジュールモデルの概略を示す図である。
【図7】デイジーチェイン方式のバス調停を用いた場合
の論理システムの一構成例を示す図である。
【図8】集中並列方式のバス調停を用いた場合の論理シ
ステムの一構成例を示す図である。
【図9】分散型自己判定方式のバス調停を用いた場合の
論理システムの一構成例を示す図である。
【図10】従来の最適バス調停方式決定方法の処理を示
すフローチャートである。
【図11】従来の機能モジュールモデルの概略を示す図
である。
【符号の説明】
1 抽象化機能モデル 3,15 データバス 5 データバスモデル 7 抽象化バス調停モデル 9 バス調停部 11 固有動作 13 機能モデル 17 バス調停回路 19 識別コードバス 100 機能モジュールモデル 101 I/O定義部 102 機能記述部 103 通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 バス調停シミュレーション方法、最適バス調停方式決定方法、バス調停シミュレーションプログ ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び最適バス調停方式決定プログラムを 記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の機能モジュールがバスに接続さ
    れ、バス調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理シ
    ステムにおけるバス調停のシミュレーション方法におい
    て、 前記機能モジュールとして、抽象レベルでモデル化した
    機能モジュールモデルを使用し、 前記バス調停回路として、抽象レベルでモデル化したバ
    ス調停モデルを使用し、 前記バスの使用の制御に抽象レベルのコマンドを用い
    て、前記機能モジュールモデルと前記バス調停モデルと
    のバス調停のシミュレーションを行うことを特徴とする
    バス調停シミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 前記機能モジュールモデルは、 前記バス調停モデルから各機能モジュールモデルに対し
    てバス使用権を要求するか否かのコマンドを入力し、バ
    ス使用権を要求するコマンド若しくは要求をしないコマ
    ンドを前記バス調停モデルに出力し、 バス使用の要求が認められたか否かにより各機能モジュ
    ールモデル固有の動作を行うことを特徴とする請求項1
    記載のバス調停シミュレーション方法。
  3. 【請求項3】 前記バス調停モデルは、 前記複数の各機能モジュールモデルに対してバス使用権
    を要求するか否かのコマンドを出力し、 前記複数の各機能モジュールモデルからのバス使用権の
    要求を認めるか否かの判断を行い、 その判断の結果から要求を認める旨のコマンドを所定の
    機能モジュールモデルに対して出力することを特徴とす
    る請求項1記載のバス調停シミュレーション方法。
  4. 【請求項4】 複数個の機能モジュールがバスに接続さ
    れ、バス調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理シ
    ステムにおけるバス調停のシミュレーション方法におい
    て、 前記バス調停回路を抽象レベルでモデル化したバス調停
    モデルが前記機能モジュールを抽象レベルでモデル化し
    た機能モジュールモデルにバス使用権要求の有無を問い
    合わせるコマンドを送り、前記複数個の各機能モジュー
    ルモデルは前記使用権要求の有無を問い合わせるコマン
    ドに対応してバス使用権を要求するコマンド若しくはバ
    ス使用権を要求しないコマンドいずれかを前記バス調停
    回路モデルに返し、前記複数個の各機能モジュールモデ
    ルから返されたコマンドに基づいてバス調停を行い、前
    記バス調停回路モデルはバス調停結果に基づきバス使用
    を認める唯一の機能モジュールモデルにバス使用を許可
    するコマンドを出力し、それ以外の機能モジュールモデ
    ルにはバス使用を許可しないコマンド出力し、前記複数
    の各機能モジュールモデルは受け取ったコマンドに基づ
    いて各々固有の動作を行なう、とする抽象モデルを作成
    し、 この抽象モデルを用いてバス調停シミュレーションを行
    うことを特徴とするバス調停シミュレーション方法。
  5. 【請求項5】 複数個の機能モジュールがバスに接続さ
    れ、バス調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理シ
    ステムのバス調停のシミュレーションを行い、最適なバ
    ス調停方式を決定する方法において、 前記機能モジュールとして、抽象レベルでモデル化した
    機能モジュールモデルを使用し、 前記バス調停回路として、抽象レベルでモデル化したバ
    ス調停モデルを使用し、前記バスの使用の制御に抽象化
    したコマンドを用いて、所定のバス調停方式の前記機能
    モジュールモデルと前記バス調停モデルとのバス調停の
    抽象レベルのモデルを作成するステップと、 この作成された抽象レベルのモデルについてシミュレー
    ションを行うステップと、 このシミュレーションの結果からシミュレーションに係
    るバス調停方式が最適なバス調停方式か否かを判断する
    ステップと、 この判断の結果、最適ではないとされた場合には、他の
    バス調停方式のバス調停方式の前記機能モジュールモデ
    ルと前記バス調停モデルとのバス調停の抽象レベルのモ
    デルを作成するステップと、 この作成された前記他のバス調停方式に係る抽象化レベ
    ルのモデルについてシミュレーションを行うステップ
    と、 前記所定のバス調停方式のシミュレーションの結果、及
    び前記他のバス調停方式に係るシミュレーションの結果
    から何れのバス調停方式が最適なバス調停方式かを判断
    するステップと、 を含むことを特徴をするバス調停方式決定方法。
  6. 【請求項6】 前記機能モジュールモデルは、 前記バス調停モデルから各機能モジュールモデルに対し
    てバス使用権を要求するか否かのコマンドを入力し、バ
    ス使用権を要求するコマンド若しくは要求をしないコマ
    ンドを前記バス調停モデルを出力し、 バス使用の要求が認められたか否かにより各機能モジュ
    ールモデル固有の動作を行うことを特徴とする請求項5
    記載のバス調停方式決定方法。
  7. 【請求項7】 前記バス調停モデルは、 前記複数の各機能モジュールモデルに対してバス使用権
    を要求するか否かのコマンドを出力し、 前記複数の各機能モジュールモデルからのバス使用権の
    要求を認めるか否かの判断を行い、 その判断の結果から要求を認める旨のコマンドを所定の
    機能モジュールモデルに対して出力することを特徴とす
    る請求項5記載のバス調停方式決定方法。
  8. 【請求項8】 複数個の機能モジュールがバスに接続さ
    れ、バス調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理シ
    ステムのバス調停のシミュレーションを行い、最適なバ
    ス調停方式を決定する方法において、 前記バス調停回路を抽象レベルでモデル化したバス調停
    モデルが機能モジュールを抽象レベルでモデル化した機
    能モジュールモデルにバス使用権要求の有無を問い合わ
    せるコマンドを送り、前記複数個の各機能モジュールモ
    デルは前記使用権要求の有無を問い合わせるコマンドに
    対応してバス使用権を要求するコマンド若しくはバス使
    用権を要求しないコマンドいずれかを前記バス調停回路
    モデルに返し、前記複数個の各機能モジュールモデルか
    ら返されたコマンドに基づいてバス調停を行い、前記バ
    ス調停回路モデルはバス調停結果に基づきバス使用を認
    める唯一の機能モジュールモデルにバス使用を許可する
    コマンドを出力し、それ以外の機能モジュールモデルに
    はバス使用を許可しないコマンド出力し、前記複数の各
    機能モジュールモデルは受け取ったコマンドに基づいて
    各々固有の動作を行なう、とする所定のバス調停方式の
    抽象モデルを作成するステップと、 この作成された抽象レベルのモデルを用いてバス調停シ
    ミュレーションを行うステップと、 このシミュレーションの結果からシミュレーションに係
    るバス調停方式が最適なバス調停方式か否かを判断する
    ステップと、 この判断の結果、最適ではないとされた場合には、他の
    バス調停方式のバス調停方式の前記機能モジュールモデ
    ルと前記バス調停モデルとのバス調停の抽象レベルのモ
    デルを作成するステップと、 この作成された前記他のバス調停方式に係る抽象化レベ
    ルのモデルについてシミュレーションを行うステップ
    と、 前記所定のバス調停方式のシミュレーションの結果、及
    び前記他のバス調停方式に係るシミュレーションの結果
    から何れのバス調停方式が最適なバス調停方式か否かを
    判断するステップと、 を含むことを特徴をするバス調停方式決定方法。
  9. 【請求項9】 複数個の機能モジュールがバスに接続さ
    れ、バス調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理シ
    ステムにおけるバス調停のシミュレーションプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
    て、 前記機能モジュールとして、抽象レベルでモデル化した
    機能モジュールモデルを使用し、 前記バス調停回路として、抽象レベルでモデル化したバ
    ス調停モデルを使用し、 抽象化したコマンドを用いて、前記機能モジュールモデ
    ルと前記バス調停モデルとのバス調停のシミュレーショ
    ンを行うことを特徴とするバス調停シミュレーションプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 複数個の機能モジュールがバスに接続
    され、バス調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理
    システムにおけるバス調停のシミュレーションプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にお
    いて、 前記バス調停回路を抽象レベルでモデル化したバス調停
    のモデルが前記機能モジュールを抽象レベルでモデル化
    した機能モジュールモデルにバス使用権要求の有無を問
    い合わせるコマンドを送り、前記複数個の各機能モジュ
    ールモデルは前記使用権要求の有無を問い合わせるコマ
    ンドに対応してバス使用権を要求するコマンド若しくは
    バス使用権を要求しないコマンドいずれかを前記バス調
    停回路モデルに返し、前記複数個の各機能モジュールモ
    デルから返されたコマンドに基づいてバス調停を行い、
    前記バス調停回路モデルはバス調停結果に基づきバス使
    用を認める唯一の機能モジュールモデルにバス使用を許
    可するコマンドを出力し、それ以外の機能モジュールモ
    デルにはバス使用を許可しないコマンド出力し、前記複
    数の各機能モジュールモデルは受け取ったコマンドに基
    づいて各々固有の動作を行なう、とする抽象モデルを作
    成し、 この抽象モデルを用いてバス調停シミュレーションを行
    うことを特徴とするバス調停シミュレーションプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 複数個の機能モジュールがバスに接続
    され、バス調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理
    システムのバス調停のシミュレーションを行い、最適な
    バス調停方式を決定するプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体において、 前記機能モジュールとして、抽象レベルでモデル化した
    機能モジュールモデルを使用し、 前記バス調停回路として、抽象レベルでモデル化したバ
    ス調停モデルを使用し、 前記バスの使用の制御に抽象化したコマンドを用いて、
    所定のバス調停方式の前記機能モジュールモデルと前記
    バス調停モデルとのバス調停の抽象レベルのモデルを作
    成するステップと、 この作成された抽象レベルのモデルについてシミュレー
    ションを行うステップと、 このシミュレーションの結果からシミュレーションに係
    るバス調停方式が最適なバス調停方式か否かを判断する
    ステップと、 この判断の結果、最適ではないとされた場合には、他の
    バス調停方式のバス調停方式の前記機能モジュールモデ
    ルと前記バス調停モデルとのバス調停の抽象レベルのモ
    デルを作成するステップと、 この作成された前記他のバス調停方式に係る抽象化レベ
    ルのモデルについてシミュレーションを行うステップ
    と、 前記所定のバス調停方式のシミュレーションの結果、及
    び前記他のバス調停方式に係るシミュレーションの結果
    から何れのバス調停方式が最適なバス調停方式か否かを
    判断するステップと、 を含むことを特徴をするバス調停方式決定プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 複数個の機能モジュールがバスに接続
    され、バス調停回路が前記バスの使用の制御を行う論理
    システムのバス調停のシミュレーションを行い、最適な
    バス調停方式を決定するプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体において、 前記バス調停回路を抽象レベルでモデル化したバス調停
    モデルが前記機能モジュールを抽象レベルでモデル化し
    た機能モジュールモデルにバス使用権要求の有無を問い
    合わせるコマンドを送り、前記複数個の各機能モジュー
    ルモデルは前記使用権要求の有無を問い合わせるコマン
    ドに対応してバス使用権を要求するコマンド若しくはバ
    ス使用権を要求しないコマンドいずれかを前記バス調停
    回路モデルに返し、前記複数個の各機能モジュールモデ
    ルから返されたコマンドに基づいてバス調停を行い、前
    記バス調停回路モデルはバス調停結果に基づきバス使用
    を認める唯一の機能モジュールモデルにバス使用を許可
    するコマンドを出力し、それ以外の機能モジュールモデ
    ルにはバス使用を許可しないコマンド出力し、前記複数
    の各機能モジュールモデルは受け取ったコマンドに基づ
    いて各々固有の動作を行なう、とする所定のバス調停方
    式の抽象モデルを作成するステップと、 この作成された抽象レベルのモデルを用いてバス調停シ
    ミュレーションを行うステップと、 このシミュレーションの結果からシミュレーションに係
    るバス調停方式が最適なバス調停方式か否かを判断する
    ステップと、 この判断の結果、最適ではないとされた場合には、他の
    バス調停方式のバス調停方式の前記機能モジュールモデ
    ルと前記バス調停モデルとのバス調停の抽象レベルのモ
    デルを作成するステップと、 この作成された前記他のバス調停方式に係る抽象化レベ
    ルのモデルについてシミュレーションを行うステップ
    と、 前記所定のバス調停方式のシミュレーションの結果、及
    び前記他のバス調停方式に係るシミュレーションの結果
    から何れのバス調停方式が最適なバス調停方式か否かを
    判断するステップと、 を含むことを特徴をするバス調停方式決定プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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