JPH10340157A - 座標指定装置 - Google Patents

座標指定装置

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JPH10340157A
JPH10340157A JP9149291A JP14929197A JPH10340157A JP H10340157 A JPH10340157 A JP H10340157A JP 9149291 A JP9149291 A JP 9149291A JP 14929197 A JP14929197 A JP 14929197A JP H10340157 A JPH10340157 A JP H10340157A
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JP
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dimensional
virtual
virtual object
display screen
dimensional coordinates
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JP9149291A
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Shin Totoki
伸 十時
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、表示画面に表示された画像上の座標
を指定する座標指定装置に関し、表示画面上の二次元座
標を指定するポインティングデバイスを用いて三次元座
標を容易に指定する。 【解決手段】例えばマウス14により指定される二次元
座標が必ず仮想三次元空間内に存在する仮想物体の表面
に位置しているなど、座標が一次元異なることを補償す
るための前提を置くことにより、マウス14により指定
された、表示画面12a上の二次元座標と、格納された
仮想三次元空間を記述したデータとに基づいて、その二
次元座標を三次元座標に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を表示する表
示画面を有する、例えばCRTディスプレイ装置等の表
示装置を備えたコンピュータシステム等に組み込まれ、
画像上の座標を指定する座標指定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステム内に、例えば仮想
物体等からなる仮想三次元空間を記述したデータを格納
しておき、その仮想物体上の三次元座標、あるいはその
仮想物体の仮想三次空間内の配置位置をあらわす三次元
座標を指定する必要を生じる場合がある。
【0003】コンピュータでは、例えばCRTディスプ
レイ装置の表示画面上の二次元座標指定用に、マウスや
トラックボール等のポインティングデバイスが多用され
ており、上記のような三次元座標を指定する場合も、ポ
インティングデバイスを使用するのが便利である。従
来、ポインティングデバイスを使用して、仮想物体上の
三次元的な位置を指定するには、その仮想物体の正面
図、平面図、および側面図からなる3面図を表示画面に
表示し、それら三画面それぞれの二次元位置を指定する
ことによりその仮想物体上の三次元位置を指定する方法
が標準的であり、かつ、その三次元位置を正確に指定す
ることができる方法でもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような表示画面上に三面図を表示し各図面上の二次元位
置を指定することによりその仮想物体上の三次元位置を
指定する方法は、直感的な指定方法ではなく、図面把握
の知識が必要なために、誰れもが簡単に使えるようなマ
ン・マシンインターフェースであるとは言い難い。
【0005】現在のコンピュータシステムの操作上から
すると、仮想物体の鳥瞰図的な遠近法表現の三次元図を
表示画面に表示しておいて、その三次元図に対して直接
的に位置を指定する方法が最も直感的な操作であると考
えられるが、この場合、ポインティングデバイスでは表
示画面上の二次元的な座標しか指定できない為、表示画
面に表示された三次元図上の上下と前後が誤認識されて
しまう結果となる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、表示画面上の
二次元座標を指定するポインティングデバイスを用いて
三次元座標を容易に指定することのできる座標指定装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の座標指定装置は、仮想三次元空間を記述したデータ
が格納されてなる記憶部、画像を表示する表示画面を有
し、その表示画面に、上記仮想三次元空間をあらわす画
像を表示する表示部、表示画面上の二次元座標を指定す
るためのポインティングデバイス、および上記ポインテ
ィングデバイスにより指定された表示画面上の二次元座
標と、上記記憶部に格納された仮想三次元空間を記述し
たデータとに基づいて、表示画面上の二次元座標を仮想
三次元空間内の三次元座標に変換する座標変換演算部を
備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の座標指定装置は、例えばポインテ
ィングデバイスにより指定された二次元座標が仮想三次
元空間内に存在している仮想物体の表面に位置している
という前提など、座標が一次元異なることを補償するた
めの前提を置くことにより、ポインティングデバイスに
より指定された、表示画面上の二次元座標と、記憶部に
格納された仮想三次元空間を記述したデータとに基づい
て、表示画面上の二次元座標、仮想三次元空間内の三次
元座標に変換する。こうすることによりポインティング
デバイスを用いて三次元座標を容易に指定することがで
きる。
【0009】ここで、上記表示部は、その表示画面に、
仮想三次元空間を斜視図にあらわした画像を表示するも
のであることが好ましい。本発明の座標指定装置によれ
ば、表示画面に斜視図を表示しておき、その斜視図上で
の二次元座標の指定を仮想三次元空間内の三次元座標に
変換することができる。
【0010】また、上記本発明の座標指定装置におい
て、上記記憶部が、相対的な配置位置が変更自在に定義
された複数の仮想物体を有する仮想三次元空間を記述し
たデータが格納されてなるものであり、上記ポインティ
ングデバイスが、表示画面に表示された複数の仮想物体
のうちの1つの仮想物体を指定し指定した1つの仮想物
体を表示画面上で移動させることにより、その1つの仮
想物体の移動後の、表示画面上の二次元座標を指定する
ものであって、上記座標変換演算部が、ポインティング
デバイスにより指定された上記1つの仮想物体の移動後
の二次元座標と、記憶部に格納された、三次元仮想空間
を記述したデータとに基づいて、その1つの仮想物体
の、ポインティングデバイスにより指定された移動後の
二次元座標を、三次元仮想空間内の移動後の三次元座標
に変換するものであってもよい。
【0011】ポインティングデバイスの中には、例えば
マウス等、表示画面に表示された画像としての物体をつ
かむ(ピッキングする)ことのできるポインティングデ
バイスがある。本発明は、そのようなポインティングデ
バイスを用い、また仮想三次元空間内に仮想物体を複数
配置しておいて、そのポインティングデバイスを用いて
それら複数の仮想物体の1つをピッキングして表示画面
上で移動させることにより、その1つの仮想物体の、仮
想三次元空間内での三次元座標を定めるものであっても
よい。
【0012】このように、複数の仮想物体の1つをピッ
キングして表示画面上で移動させ、その1つの仮想物体
の仮想三次元空間内での三次元座標を定めるにあたり、
本発明の座標指定装置は、上記座標変換演算部が、1つ
の仮想物体のポインティングデバイスにより指定された
移動後の二次元座標を、ポインティングデバイスにより
上記1つの仮想物体の他の仮想物体と干渉する位置への
移動が指示された場合にその1つの仮想物体が他の仮想
物体の上に積み重ねた位置に移動し、ポインティングデ
バイスにより他の仮想物体に積み重ねられた位置にある
1つの仮想物体の他の仮想物体から外れた位置への移動
が指示された場合にその1つの仮想物体が他の仮想物体
の上から下りた位置に移動するように、仮想三次元空間
内の移動後の三次元座標に変換するものであってもよ
い。
【0013】前述したように、表示画面上で指定された
二次元座標を仮想三次元空間内の三次元座標に変換する
には、例えばその表示画面上で指定された二次元座標
は、仮想三次元空間内の仮想物体の表面上の座標である
という前提を置くなど、座標を一次元高めるための前提
を置く必要があるが、ここでは、上記1つの移動物体
の、表示画面上での二次元座標の指定は、仮想三次元空
間内での水平面内での移動指示である、という前提を置
いている。この場合、他の仮想物体と干渉する場合が生
じるが、干渉したときは、その干渉した移動物体の上に
積み重ねた位置まで高さ方向に持ち上げ、その持ち上げ
た状態で水平方向に移動させるようにする。例えばこの
ような、二次元座標から三次元座標への変換ルールを置
くことにより、ポインティングデバイスにより指定され
た二次元座標を仮想三次元空間内の三次元座標に変換す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の座標指定装置の一実施形態
を内蔵したコンピュータシステム、およびそのコンピュ
ータシステムを構成するCRTディスプレイ装置の、デ
ィスプレイ画面上に表示された画像の一例を示す模式図
である。
【0015】このコンピュータシステム10は、中央演
算装置(CPU)や磁気ディスク装置等を内蔵した本体
部11、ディスプレイ画面12a上に画像を表示するC
RTディスプレイ装置12、このコンピュータシステム
10に各種のデータを入力するキーボード13、例えば
机の上で2次元的に移動させることにより、ディスプレ
イ画面12a上の位置(2次元座標)を指定するマウス
14を備えている。マウス14には複数の押ボタン14
aが備えられており、またディスプレイ画面12a上に
は、マウス14に対応するカーソル12bが表示されて
おり、マウス14を机の上で移動させると、それにつれ
てディスプレイ画面12a上のカーソル12bもそのデ
ィスプレイ画面12a上で移動し、押ボタン14aのう
ちの1つ(通常は左側の押ボタン)を押す(クリックす
る)ことにより、ディスプレイ画面12a上に表示され
ているカーソル12bの、その押ボタン14aを押した
時点におけるディスプレイ画面12a上の2次元座標
が、コンピュータシステム10で認識される。また、マ
ウス14を、ディスプレイ画面12aに表示されている
物体に重ねて押ボタン14aを押し、その押ボタン14
aを押したままにすると、ディスプレイ画面12a上で
その物体をつかむ(ピッキングする)ことができ、その
押ボタン14aを押したまま、マウス14を机の上等で
移動させる(ドラッグ操作を行なう)ことにより、その
ピッキングした物体をディスプレイ画面上で移動させる
こともできる。また、本体部11は、光ディスクやフロ
ッピィディスク等の外部メモリを装脱自在に装填するた
めのスロット11aを有しており、そのスロット11a
に、そのスロット11aに応じた外部メモリを装填して
その外部メモリからデータをコンピュータ内部に取り込
んだり、コンピュータ内部のデータをその外部メモリに
書き込んだりすることができる。
【0016】ここでは、以下に説明するようにして、マ
ウス14の机の上(X−Y平面)での二次元的な動き
(二次元情報)が、コンピュータシステム10内部の仮
想三次元空間内の三次元情報に変換される。図2は、二
次元座標の入力から、その二次元座標が三次元座標に変
換されるまでの手順を示した流れ図である。
【0017】ポインティングデバイス(図1に示す例で
は、マウス14)を移動する(ステップ(1))と、そ
の移動量(ΔX,ΔY)がコンピュータシステム10に
より取得される(ステップ(2))。すると、コンピュ
ータシステム10内部では、その取得した移動量(Δ
X,ΔY)がディスプレイ画面上の二次元座標へマッピ
ングされ、ディスプレイ画面上の座標(X’,Y’)が
得られる(ステップ(3))。次いで、コンピュータシ
ステム10内では、そのコンピュータ内部のオブジェク
ト形状情報(3次元モデル)の、高さ情報(Z’)と、
入力である平面情報(X’,Y’)が合成(演算)され
(ステップ(4))、その結果、コンピュータ内の空間
座標(X,Y,Z)が特定される(ステップ(5))。
ディスプレイ画面上には、そのディスプレイ画面に表示
されている斜視図内部の空間座標に識別マーク(カーソ
ル等)が表示される(ステップ(6))。
【0018】ここでは、このように、ディスプレイ画面
上の2次元座標(X’,Y’)と、コンピュータ内部に
構築されているオブジェクトの3次元モデルの高さ情報
とを合成することにより、コンピュータ内に構築されて
いるオブジェクト等を含む仮想三次元空間内の空間三次
元座標(X,Y,Z)が特定される。以下、さらに具体
的な実施形態について説明する。
【0019】図3は、本発明をブロック(立方体)を積
み上げる操作に適用した例を示す模式図である。ここで
は、ブロック(立方体)を移動させて積み上げていく操
作、例えば積み木あそびの操作をコンピュータで実現す
る場合を想定する。すなわち、ここでは、ディスプレイ
画面12a上に複数のブロック20を表示し、そのうち
の1つのブロック20aをマウス14で掴み、そのマウ
ス14を机の上で移動させる。すると、ディスプレイ画
面上で掴まれたブロック20aはマウス14の操作に同
期してディスプレイ画面上で移動する。このブロック2
0aの移動は、図3(A)に示すように、他のブロック
と重ならないかぎりは2次元平面上の移動となる。図3
(B)に示すようにブロック20aが他のブロック20
bと重なる座標に移動した場合には、ブロック20aは
ブロック20bの上に積み重なる移動(3次元移動)を
行う。
【0020】そのブロック20aがさらに水平に移動
し、ブロック20bと重ならなくなった場合、図3
(C)に示すように高さ方向の座標が再計算され、ブロ
ック20bから下りた2次元平面上の移動操作となる。
図4は、図3を参照して説明した動作を実現するため
の、コンピュータ内部の処理フローを示した図である。
【0021】2次元デバイス(ここではマウス14)の
操作により、そのマウスの、机の上での2次元方向の移
動量(ΔX,ΔY)が入力されると、(ステップ
(a))、そのマウス移動量(ΔX,ΔY)が、以下の
変換式に基づいてディスプレイ画面上の2次元座標
(X,Y)に、変換される(ステップ(b))。 (X,Y)=(X’+XΔ,Y’+YΔ) ただし、X’はディスプレイ画面上の、移動前のX座
標、Y’はディスプレイ画面上の、移動前のY座標であ
る。
【0022】次いで、上記のようにして求めたディスプ
レイ画面上での移動後の2次元座標(X,Y)を用い
て、掴まれたブロック20aが、図3に示す複数のブロ
ック20が配置された仮想三次元空間内で二次元水平面
上を(X,Y)だけ移動した場合に、そのブロック20
aが他のブロックと重なるか否かが判定され(ステップ
(c))、他のブロックとは重ならない場合はステップ
(d)に進み、重なる場合はステップ(e)に進む。他
のブロックと重ならない場合は、ステップ(d)におい
て、三次元座標(X,Y,Z)として、ステップ(b)
において求めた水平面座標(X,Y)に高さ方向(Z方
向)の基準座標(基準水平面の座標)Z0が付加された
三次元座標(X,Y,Z)=(X,Y,Z0 )が求めら
れる。一方、他のブロックと重なる場合は、ステップ
(e)において、三次元座標(X,Y,Z)として、ス
テップ(b)において求めた水平面座標(X,Y)に、
高さ方向の座標として、基準水平面の座標Z0 に重なっ
たブロックの高さhを加えたZ 0 +hが付加された、三
次元座標(X,Y,Z)=(X,Y,Z0 +h)が求め
られる。このようにして三次元座標(X,Y,Z)が求
められると、ステップ(d)ないしステップ(e)で求
められた三次元座標(X,Y,Z)位置に、そのブロッ
ク20aが移動される(ステップ(f))。
【0023】図5は、マウスにより掴まれたブロックが
他のブロックと重なるか否かを判定するアルゴリズムの
一例を示した平面図である。ここでは、各ブロックは正
六面体であり、マウスにより掴まれたブロックは常に1
つのブロックの一辺の長さを単位として移動するものと
する。この場合、ブロックが位置する座標(X,Y)
は、限定された特定の値しかとり得ないため、2つのブ
ロックが重なるかどうかの判断は、それら2つのブロッ
クの座標が一致するか否かをチェックすることにより行
なわれる。
【0024】すなわち、マウスで掴まれて移動するブロ
ック20aの座標を(X,Y)、そのブロック20aと
重なるか否かの判定対象とされるブロック20bの座標
を(x,y)としたとき、 (X,Y)=(x,y) のときに重なっていると判定され、 (X,Y)≠(x,y) のときに重なっていないと判定される。
【0025】図6は、マウスにより掴まれたブロックが
他のブロックと重なるか否かを判定するアルゴリズムの
他の例を示した平面図である。ここでは、図5の場合と
同様、各ブロックは正六面体であり、2つのブロックが
平面座標(X,Y)上で僅かでも重なりあっている時
は、マウスで掴まれて移動中のブロックを他のブロック
の高さhだけ持ち上げるものとする。
【0026】この場合、図6に示すように、2つのブロ
ックの座標がX方向もしくはY方向の何れか一方の方向
についてブロック一辺の長さと同じ距離以上離れている
ときにそれら2つのブロックは重ならず、2つのブロッ
クがX方向およびY方向の双方についてブロック一辺の
長さと同じ距離未満のときにそれら2つのブロックが重
なっているものと判定される。
【0027】すなわち、マウスで掴まれて移動するブロ
ック20aの座標を(X,Y)、そのブロック20aと
重なるか否かの判定対象とされるブロック20bの座標
を(x,y)、ブロック一辺の長さをWとしたとき、 |X−x|<W 、 かつ、 |Y−y|<W のときに重なっていると判定され、 |X−x|≧W 、 もしくは、 |Y−y|≧W のときには重なっていないと判定される。
【0028】図7は、本発明を、鳥瞰図などの斜視図で
示される立体地表上の位置を指定する操作に適用した例
を示す模式図である。ここでは、位置を示すカーソル2
0bが2次元デバイス(マウス)の操作でコントロール
され、画面上の地形表面上の位置が特定される。画面上
の地形を表現する情報として標高の情報が存在る。この
標高の情報を高さ情報(Z)として、2次元デバイスで
決められる平面情報(X,Y)と高さ情報(Z)とを合
成して地形表面の座標(X,Y,Z)が割り出される。
【0029】すなわち、ここでは、カーソル20bは常
に立体地表上に位置しているという前提が置かれてい
る。図8は、本発明を、画面上の物体(3次元の立体)
の座標を特定する操作に適用した例を示す模式図であ
る。ここでは、地球儀などのオブジェクトが画面上に表
示され、その表面の座標(地球上の場所)を特定するよ
うなインターフェイスを2次元デバイスの平面移動のみ
で行なう。
【0030】コンピュータ内には、物体の表面を構成す
るための三次元座標情報が存在する。ここではこの三次
元座標情報を用いて、二次元デバイスの操作により得ら
れた二次元座標をこの物体の表面上の位置に変換(マッ
ピング)する。すなわち、2次元デバイス操作の移動量
から求められる画面上の二次元座標(X,Y)に応じて
物体表面上での移動方向と距離が決定され、実際の空間
座標(X,Y,Z)が割り出される。
【0031】すなわち、ここではカーソル20bは、常
に立体オブジェクトの表面上に存在するという前提がお
かれており、この前提を基に二次元座標が三次元座標に
変換される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の座標指定
装置によれば、本来、三次元座標を構成する3つの軸方
向の情報をそれぞれ指定すべき状況において、二2次元
の平面操作のみで三次元座標の指定を可能とするインタ
ーフェイスが提供され、したがって直感的で簡単な操作
を望むソフトウェアで有効である。
【0033】現在、ポインティングデバイスとして一般
的なマウス、トラックボール、トラックパッド、ジョイ
スティック、ゲームパッドなどが全て二次元座標指定の
もののみであることを考えると、本発明は、不特定の利
用者を対象としたインターフェイスとして広い範囲で利
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の座標指定装置の一実施形態を内蔵した
コンピュータシステム、およびそのコンピュータシステ
ムを構成するCRTディスプレイ装置のディスプレイ画
面上に表示された画像の一例を示す模式図である。
【図2】二次元座標の入力から、その二次元座標が三次
元座標に変換されるまでの手順を示した流れ図である。
【図3】本発明をブロック(立方体)を積み上げる操作
に適用した例を示す模式図である。
【図4】図3を参照して説明した動作を実現するため
の、コンピュータ内部の処理フローを示した図である。
【図5】マウスにより掴まれたブロックが他のブロック
と重なるか否かを判定するアルゴリズムの一例を示した
平面図である。
【図6】マウスにより掴まれたブロックが他のブロック
と重なるか否かを判定するアルゴリズムの他の例を示し
た平面図である。
【図7】本発明を、鳥瞰図などで示される立体地表面上
の位置を指定する操作に適用した例を示す模式図であ
る。
【図8】本発明を、画面上の物体(3次元の立体)の座
標を特定する操作に適用した例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム 11 本体部 11a スロット 12 CRTディスプレイ装置 12a ディスプレイ画面 12b カーソル12 13 キーボード 14 マウス 14a 押ボタン 20,20a,20b ブロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想三次元空間を記述したデータが格納
    されてなる記憶部、 画像を表示する表示画面を有し、該表示画面に、前記仮
    想三次元空間をあらわす画像を表示する表示部、 前記表示画面上の二次元座標を指定するためのポインテ
    ィングデバイスおよび、 前記ポインティングデバイスにより指定された前記表示
    画面上の二次元座標と、前記記憶部に格納された、仮想
    三次元空間を記述したデータとに基づいて、該表示画面
    上の二次元座標を前記仮想三次元空間内の三次元座標に
    変換する座標変換演算部を備えたことを特徴とする座標
    指定装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶部が、相対的な配置位置が変更
    自在に定義された複数の仮想物体を有する仮想三次元空
    間を記述したデータが格納されてなるものであり、 前記ポインティングデバイスが、前記表示画面に表示さ
    れた複数の仮想物体のうちの1つの仮想物体を指定し指
    定した1つの仮想物体を前記表示画面上で移動させるこ
    とにより、該1つの仮想物体の移動後の、該表示画面上
    の二次元座標を指定するものであって、 前記座標変換演算部が、前記ポインティングデバイスに
    より指定された前記1つの仮想物体の移動後の二次元座
    標と、前記記憶部に格納された、三次元仮想空間を記述
    したデータとに基づいて、該1つの仮想物体の、前記ポ
    インティングデバイスにより指定された移動後の二次元
    座標を、該三次元仮想空間内の移動後の三次元座標に変
    換するものであることを特徴とする請求項1記載の座標
    指定装置。
  3. 【請求項3】 前記座標変換演算部が、前記1つの仮想
    物体の、前記ポインティングデバイスにより指定された
    移動後の二次元座標を、前記ポインティングデバイスに
    より前記1つの仮想物体の他の仮想物体と干渉する位置
    への移動が指示された場合に該1つの仮想物体が該他の
    仮想物体の上に積み重ねられた位置に移動し、前記ポイ
    ンティングデバイスにより他の仮想物体に積み重ねられ
    た位置にある前記1つの仮想物体の該他の仮想物体から
    外れた位置への移動が指示された場合に該1つの仮想物
    体が該他の仮想物体の上から下りた位置に移動するよう
    に、前記仮想三次元空間内の移動後の三次元座標に変換
    するものであることを特徴とする請求項2記載の座標指
    定装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部が、前記表示画面に、前記仮
    想三次元空間を斜視図にあらわした画像を表示するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の座標指定装置。
JP9149291A 1997-06-06 1997-06-06 座標指定装置 Withdrawn JPH10340157A (ja)

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Cited By (3)

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