JPH10340056A - ヘッドマウント型映像表示装置 - Google Patents

ヘッドマウント型映像表示装置

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JPH10340056A
JPH10340056A JP16506697A JP16506697A JPH10340056A JP H10340056 A JPH10340056 A JP H10340056A JP 16506697 A JP16506697 A JP 16506697A JP 16506697 A JP16506697 A JP 16506697A JP H10340056 A JPH10340056 A JP H10340056A
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JP
Japan
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display
display elements
display device
elements
light source
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Pending
Application number
JP16506697A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Urisaka
真也 瓜阪
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP16506697A priority Critical patent/JPH10340056A/ja
Publication of JPH10340056A publication Critical patent/JPH10340056A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の表示素子の中間の空間を有効利用して
装置を薄型化かつ小型化する。 【解決手段】 直管型の蛍光管から成る光源19が左右
の表示素子16L、16Rの中間に、それらの並び方向
に対して垂直となるように配置され、光源19の両側の
表示素子16L、16Rの背後に、左右の導光板20
L、20Rが配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルなどを
照明するバックライトを使用するヘッドマウント型表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表示素子として、小型軽量の液晶パネル
を用いた従来のヘッドマウント型画像表示装置は、例え
ば図8に示すように構成されている。即ち、電源回路1
の出力は表示駆動器2、ドライバ3L、3R、電源スイ
ッチ4にそれぞれ接続され、ドライバ3L、3Rの出力
はそれぞれ照明用のバックライト5L、5Rに接続され
ている。表示駆動器2の出力は液晶パネルから成る左右
眼用表示素子6L、6Rに接続され、左右表示素子6
L、6Rはそれぞれプリズムから成る光学素子7L、7
Rに取り付けられている。そして、左右のドライバ3
L、3R、表示素子6L、6R、光学素子7L、7Rに
より、それぞれ左右眼用の表示光学系8L、8Rが構成
されている。
【0003】電源スイッチ4がオンすると、電源回路1
はヘッドマウント型表示装置全体に必要な電源電力の供
給を開始する。映像信号が表示駆動器2に送られ、バッ
クライト5L、5Rに照明されて、表示駆動器2からの
映像が左右眼用表示素子6L、6Rに表示される。
【0004】左右の表示光学系8L、8Rは同一構成な
ので、左眼用表示光学系8Lについて説明すると、バッ
クライト5Lから発して表示素子6Lを通過した光は、
拡大表示部7Lの入射面7Laを透過し、反射面7Lbに臨
界角以上の入射角で入射して全反射する。全反射した光
はハーフミラー7Lcで反射し、反射面7Lbに臨界角以下
で入射して観察者の左眼eLに結像する。この結果、観察
者には表示素子6Lの映像が拡大して観察される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例のヘッドマウント型表示装置においては、バック
ライト5L、5Rが左右の表示素子6L、6Rの背後に
配置されているために、表示素子6L、6Rの後方部分
にスペースが必要となり、装置の小型化や薄型化を実現
することは困難である。更に、左右の表示素子6L、6
Rの中間部分の空間を有効に利用していないという問題
点もある。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
左右の表示素子の中間の空間を有効利用して、薄型化か
つ小型化を可能としたヘッドマウント型表示装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るヘッドマウント型表示装置は、画像を表
示する複数の表示手段と、該表示手段を照射する照明手
段とを有するヘッドマウント型映像表示装置において、
前記照明手段を前記表示手段の中間部でかつ前記表示手
段の並び方向に直交するように配置し、複数の導光板に
より前記各表示手段を均一に照明することを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図5に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の構成図を
示し、電源回路11の出力は表示駆動器12、ドライバ
13、電源スイッチ14に接続され、ドライバ13の出
力は照明用のバックライト15に接続されている。表示
駆動器12の出力は左右眼用の表示素子16L、16R
にそれぞれ接続され、これらの左右表示素子16L、1
6Rはそれぞれプリズムから成る光学素子17L、17
Rに取り付けられ、それぞれ左右眼用の表示光学系18
L、18Rが形成されている。
【0009】表示光学系18L、18Rの中間位置には
バックライト15が配置され、このバックライト15は
図2に示すように、直管型の蛍光管から成る光源19が
左右の表示素子16L、16Rの中間で、表示素子16
L、16Rの並び方向に対して垂直となるように配置さ
れ、光源19の両側の表示素子16L、16Rの背後
に、プラスチック又はガラスなどから成る導光板20
L、20Rが配置されている。なお、導光板20L、2
0Rの形状は特に限定されることはない。
【0010】電源スイッチ14がオンすると、電源回路
11はヘッドマウント型表示装置全体に必要な電源電力
の供給を開始する。テレビチューナ又は映像再生器から
の映像信号が表示駆動器12に送られ、表示駆動器12
による映像はそれぞれ左眼用表示素子16L、右眼用表
示素子16Rに入力する。表示素子16L、16Rの光
学素子は自発型ではないので、光源19からの照明光を
左右の導光板20L、20Rにより分配して、それぞれ
左右の表示素子16L、16Rを背後から均一に照射す
る。
【0011】左右の表示光学系18L、18Rは同じ構
成なので、例えば左眼用表示光学系18Lでは、バック
ライト15から発した光は、導光板20L、20Rによ
り分配され、導光板20Lからの光が表示素子16Lに
入射し、光学素子17Lの入射面17Laを透過して、反
射面17Lbに臨界角以上の入射角で入射して全反射す
る。全反射した光はハーフミラー17Lcで反射し、反射
面17Lbに臨界角以下で入射して観察者の左眼eLに結像
する。この結果、観察者には表示素子16Lの映像が拡
大されて観察される。
【0012】このようにして、左右の表示素子16L、
16Rの中間の空間を有効に利用して、表示素子16
L、16Rの後方の突出部分を減らすことができるの
で、薄型で小型のヘッドマウント型表示装置を実現する
ことが可能となる。
【0013】図3はバックライト15の変形例の正面図
を示し、光源19として直管型ではなくU字型の蛍光管
が使用されており、その他は第1の実施例と同様であ
る。本変形例では、バックライト15の光源19の長さ
を短くすることができ、消費電力を抑えることができ
る。
【0014】図4はバックライト15の他の変形例の断
面図を示し、左右の表示素子16L、16Rの中間部分
にバックライト15が配置されており、バックライト1
5の駆動回路と表示素子16L、16Rの駆動回路を同
一の基板21上に実装することが可能となる。
【0015】バックライト15の駆動回路及び表示素子
16L、16Rの駆動回路を実装する基板21は、一部
が剥り抜かれた形状とされており、その部分に左右の表
示素子16L、16Rが嵌め込まれている。直管型又は
U字型の蛍光管を中央にして、その両側に左右の導光板
20L、20Rがそれぞれ左右の表示素子16L、16
Rの背後に至るように配置されている。
【0016】光源19からの光は左右の導光板20L、
20Rにより分配され、それぞれ左右表示素子16L、
16Rを背後から均一に照射する。このようにして、左
右の表示素子16L、16Rの中間の空間を有効に利用
して、表示素子16L、16Rの後方の突出部分を減ら
すことができるので、薄型で小型のヘッドマウント型表
示装置を実現することが可能となる。
【0017】更に、バックライト15の駆動回路を実装
する基板と、表示素子16L、16Rの駆動回路を実装
する基板21とを分ける必要がないので、コネクタなど
が不要となって回路の簡略化が実現でき、更に薄型かつ
小型の装置とすることができる。
【0018】図5はバックライト15の更に他の変形例
の断面図を示し、基板21に左右の表示素子16L、1
6Rが嵌め込まれ、基板21の中央部の背側に光源19
が配置されているが、左右の導光板20L、20Rは変
形した状態に形成されて基板21に嵌め込まれ、基板2
1の中央部の前側に光源19が配置されている。このよ
うにして、先の変形例と同様の作用効果を生じさせるこ
とができる。
【0019】以上の各変形例においては、左右眼用に2
枚の表示素子16L、16Rを使用しているので、表示
素子16L、16Rの固体差によって透過率に差が生
じ、左右の映像の明るさが異なる場合がある。このため
に、図2又は図3においては、光源19を左右方向に平
行にスライドできるような構造としてもよい。そして、
例えば左眼用表示素子16Lの方が右眼用表示素子16
Rよりも明るい場合には、光源19を右方向にスライド
させ、逆に右眼用表示素子16Rの方が左眼用表示素子
16Lよりも明るい場合には、光源19を左方向にスラ
イドさせることになる。
【0020】このようにして、左右の表示素子16L、
16Rの中間に配置したバックライト15の位置を可変
して、光源19と左右表示素子16L、16Rとの距離
を調節することにより、2枚の表示素子16L、16R
の透過率の固体差による映像の明るさの違いを修正し
て、左右の映像の明るさが等しくなるように微調整する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るヘッド
マウント型表示装置は、照明手段を表示手段の中間部分
でかつ表示手段の並び方向に直交するように配置し、複
数の導光板により表示手段を均一に照明することによ
り、左右の表示素子の中間の空間を有効に使用すること
ができ、表示素子後方の突出部分を減らすことができる
ために、薄型化かつ小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のヘッドマウント型表示装置の構
成図である。
【図2】バックライトの正面図である。
【図3】バックライトの変形例の正面図である。
【図4】バックライトの他の変形例の断面図である。
【図5】バックライトの更に他の変形例の断面図であ
る。
【図6】従来例のヘッドマウント型映像表示装置の構成
図である。
【符号の説明】
11 電源回路 12 表示駆動器 15 バックライト 16L、16R 液晶パネル 17L、17R プリズム 19 光源 20L、20R 導光板 21 基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する複数の表示手段と、該表
    示手段を照射する照明手段とを有するヘッドマウント型
    映像表示装置において、前記照明手段を前記表示手段の
    中間部でかつ前記表示手段の並び方向に直交するように
    配置し、複数の導光板により前記各表示手段を均一に照
    明することを特徴とするヘッドマウント型映像表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記照明手段は直管型照明とした請求項
    1に記載のヘッドマウント型映像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記照明手段はU字型照明とした請求項
    1に記載のヘッドマウント型映像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記照明手段を前記表示手段と同一の基
    板上に実装する請求項1に記載のへッドマウント型の映
    像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記照明手段の配置位置を調整すること
    により、前記各表示手段の照度バランスを調整するよう
    にした請求項1に記載のヘッドマウント型映像表示装
    置。
JP16506697A 1997-06-06 1997-06-06 ヘッドマウント型映像表示装置 Pending JPH10340056A (ja)

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JP16506697A JPH10340056A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 ヘッドマウント型映像表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022036174A (ja) * 2020-04-21 2022-03-04 Hoya株式会社 円盤状ガラス基板の製造方法、薄板ガラス基板の製造方法、導光板の製造方法及び円盤状ガラス基板

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JP2022036174A (ja) * 2020-04-21 2022-03-04 Hoya株式会社 円盤状ガラス基板の製造方法、薄板ガラス基板の製造方法、導光板の製造方法及び円盤状ガラス基板

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