JPH10339502A - ダクト清掃装置 - Google Patents

ダクト清掃装置

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JPH10339502A
JPH10339502A JP9148122A JP14812297A JPH10339502A JP H10339502 A JPH10339502 A JP H10339502A JP 9148122 A JP9148122 A JP 9148122A JP 14812297 A JP14812297 A JP 14812297A JP H10339502 A JPH10339502 A JP H10339502A
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JP
Japan
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duct
compressed air
nozzle
cleaning device
wall surface
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JP9148122A
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English (en)
Inventor
Isao Kashimori
勲 樫森
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Daiichi Toa Kk
Original Assignee
Daiichi Toa Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きさの異なるダクトを清掃する場合に部品
を交換することなく使用することができ、軽量小型で優
れた操作性及び安全性を有するダクト清掃装置を得るこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明のダクト清掃装置は、エアーホー
スに接続された本体と、この本体に設けられたエアー噴
出部とを有し、このエアー噴出部に回転可能なノズルを
設けて圧搾空気をノズルの噴出口から四方へ噴出して、
清掃すべきダクトの内壁面に吹き付け、内壁面に付着し
た塵や埃を吹き飛ばすよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビル等の空調用ダ
クト内を清掃するダクト清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル等の空調用ダクト内を清掃する従来
のダクト清掃装置として、本願発明と同一発明者による
特開平1−258783号公報(特許番号第26015
08号)に開示した装置がある。図7は、特開平1−2
58783号公報に開示されたダクト清掃装置の使用状
態を示す側面図である。図7において、清掃すべきダク
ト120内にダクト清掃装置100が配置されており、
このダクト清掃装置100の回転軸102の両側にはブ
ラシ110、110が設けられている。各ブラシ11
0、110は2種類の植毛108、109を有してい
る。第1の植毛108は回転軸102に対し放射方向に
植毛されており、第2の植毛109は回転軸102に対
して実質的に平行な方向に植毛されている。この従来の
ダクト清掃装置100にはエアーモータ103が設けら
れており、エアーモータ103はエアーコンプレッサ
(図示なし)からエアーホース106、107を介して
送られてきた圧搾空気により回転するよう構成されてい
る。エアーモータ103の回転力はギヤボックス101
を介して回転軸102に伝えられ、回転軸102の両側
に設けられたブラシ110、110が回転する。ブラシ
110、110の回転方向(正転、逆転)は、2本のエ
アーホース106、107のいずれか一方を選択するこ
とにより決定される。なお、エアーモータ103を回転
させた後の圧搾空気は、マフラー104から排出される
よう構成されている。上記のように構成された従来のダ
クト清掃装置は、装置両側のブラシ110、110の回
転により前方向又は後方向へ移動しつつダクト内壁面を
ブラッシングしてダクトの内壁面に付着した塵や埃を掃
き落としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ダクト清掃装置は装置両側に設けられたブラシによりダ
クト内を移動しつつ、ダクトの内壁面を清掃していた。
このため、ブラシがダクトの全ての内壁面をブラッシン
グできるように、清掃するダクトの大きさに応じた各種
のブラシを予め用意して、清掃すべきダクトの形状が変
わる度に、その都度最適なブラシに交換しなければなら
なかった。また、従来のダクト清掃装置は、大きなブラ
シを有し、かつ、エアーモータやギヤボックス等の複雑
で重量のある機構が清掃すべきダクト内を移動する装置
に設けられているため、装置が大型で重量物となってお
り、操作性の点において問題があった。本発明は、上記
のように問題を解決するものであり、各種形状のダクト
に容易に対応することができるとともに、優れた操作性
を有するダクト製造装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明に係るダクト清掃装置は、圧搾空気を伝達
する伝達手段と、前記伝達手段に接続され、実質的に前
記伝達手段の圧搾空気伝達方向の延長方向に圧搾空気が
通る貫通孔を有する本体と、前記本体に回転可能に支持
され、圧搾空気を放射状に噴出する噴出口を有するノズ
ルを回転可能に保持する回転ノズルと、前記本体がダク
ト内を移動するとき、前記本体及び前記回転ノズルを当
該ダクトの内壁面に対して所定間隔を有するよう支持す
る支持体と、を具備する。このため、本発明に係るダク
ト清掃装置は、回転ノズルから噴出する圧搾空気により
ダクトの内壁面に付着した塵や埃を確実に吹き飛ばすこ
とができるとともに、動力源として圧搾空気の噴出力の
みを用い簡単な構成であるため、引火の恐れのある危険
な雰囲気においても使用可能な安全性の高い、軽量小型
で操作性に優れた装置である。
【0005】また、本発明に係るダクト清掃装置は、前
記回転ノズルが、噴出口の噴出方向の異なる複数のノズ
ルを脱着可能に構成されている。このため、本発明に係
るダクト清掃装置は、ダクトの種類や操作性を考慮して
圧搾空気の噴出方向を容易に変更することができる。
【0006】また、本発明に係るダクト清掃装置では、
前記回転ノズルにおける圧搾空気の噴出方向が、前記本
体の貫通孔の中心軸と噴出による反作用点とを含む平面
に対して所定角度を持つようねじれている。このため、
本発明に係るダクト清掃装置は、回転ノズルが圧搾空気
の噴出力の反作用により回転し、圧搾空気を清掃すべき
ダクトの内壁面に一様に吹き付ける。
【0007】また、本発明に係るダクト清掃装置は、前
記支持体が、清掃すべきダクトの径方向に伸縮して当該
ダクトの内壁面と接触し、前記本体を当該ダクトの実質
的な中心軸上に移動させるよう構成した。このため、本
発明に係るダクト清掃装置は、清掃すべきダクトの内壁
面に付着した塵や埃を一様に吹き飛ばして確実な清掃作
業を実現できる。
【0008】また、本発明に係るダクト清掃装置は、前
記回転ノズルの外周近傍に保護フレームを設けている。
このため、本発明に係るダクト清掃装置は、清掃作業時
における操作性において安全性の高いものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のダクト清掃装置の
一実施の形態である実施例1及び実施例2について添付
の図面を参照して説明する。 《実施例1》図1は実施例1のダクト清掃装置の使用状
況を示す側面図であり、図2は図1に示したダクト清掃
装置の前方から見た正面図である。図1に示すように、
実施例1のダクト清掃装置は、エアーホース8にジョイ
ント7を介して接続された本体1と、この本体1の先端
に回転可能に設けられた第1のノズル20を有するエア
ー噴出部2とを有している。回転する第1のノズル20
の周りには、この第1のノズル20を取り囲むように、
保護フレーム6が設けられている。この保護フレーム6
は、第1のノズル20の回転部分を回転動作時に操作者
が触れないように危険防止のために設けられたものであ
る。図1に示すように、本体1の両端近傍には2つの鍔
5aと5bが設けられており、2つの鍔5a、5bのそ
れぞれの外周には複数の支持棒3が架設されている。図
1に示すように第1の鍔5aの直径は第2の鍔5bの直
径より小さい形状を有しているため、第1の鍔5aと第
2の鍔5bとに架設された支持棒3は放射状に広がるよ
うに配設されている。これらの支持棒3のそれぞれの突
出端(図1における右端部)には、回転可能な支持輪4
が設けられており、これらの支持輪4は実施例1のダク
ト清掃装置がダクト内を移動するときの車輪としての機
能を有している。
【0010】図2に示すように、複数の支持輪4はエア
ー噴出部2を取り囲むように放射状に配設されており、
当該ダクト清掃装置が清掃すべきダクト内でどの方向に
配置されてもスムーズに移動できるよう構成されてい
る。図3は実施例1のエアー噴出部2を示す縦断面図で
ある。図3に示すように、エアー噴出部2は複数の噴出
口20aを有する第1のノズル20と、この第1のノズ
ル20を回転可能に支持するノズル支持部9とを有して
いる。実施例1におけるの噴出口20aは、第1のノズ
ル20の外周面に等間隔で4個形成したが、本発明はこ
の数に限定されるものではなく、1個以上であれば本発
明の目的は達成可能である。ノズル支持部9は本体1の
軸体10に軸受11を介して回転可能に設けられてい
る。軸受11は軸受押え13、14により軸体10に固
定されている。また、軸体10の先端(図3における右
端)にはオイルシール12が取り付けられている。
【0011】図3に示すように、本体1の軸体10には
その中心軸と同軸の貫通孔1aが形成されており、この
貫通孔1aにはエアーホース8を通してエアーコンプレ
ッサ(図示なし)から送られてきた圧搾空気が通るよう
構成されている。貫通孔1aを通った圧搾空気は、第1
のノズル20の内部に形成されたデフレクタ20b(図
3)に衝突して、その流路方向が変更される。軸体10
に回転可能に設けられた第1のノズル20には四方の後
方向(図3における左方向)に圧搾空気を吹き出す4つ
の噴出口20aが形成されている。複数の噴出口20a
の各中心軸は、軸体10の貫通孔1aの中心軸に対し
て、同じ方向に所定のねじれ角度をもってねじれてい
る。上記所定のねじれ角度とは、貫通孔1aの中心軸と
圧搾空気の噴出による反作用点とを含む平面に対する予
め決められた角度のことである。このねじれ角度には、
+方向と−方向で示される互いに反対の方向の角度があ
り、実施例1の第1のノズル20には+方向のみ又は−
方向のみの同じねじれ角度を持つように形成されてい
る。もし、+方向と−方向の同じねじれ角度を有する噴
出口が同数あれば、第1のノズルは回転することがな
く、本発明にとって好ましいものではない。以上のよう
に、実施例1のダクト清掃装置において、第1のノズル
20の噴出口20aから噴出する圧搾空気は、貫通孔1
aの中心軸に対してねじれて噴出される。この結果、圧
搾空気の噴出力による反作用により、第1のノズル20
自体は回転する。なお、噴出口20aの貫通孔1aに対
する上記ねじれ角は、空気圧と第1のノズル20の回転
数を考慮して適切に決定される。実施例1においては、
エアーコンプレッサの出力空気圧が7kg/cm2のも
のを使用し、前記ねじれ角を3゜に設定した。
【0012】図4は実施例1のダクト清掃装置に用いら
れるエアー噴出部2に取り付けられる第2のノズル21
を示す縦断面図である。図4に示すように、第2のノズ
ル21には圧搾空気を四方で前方向(図4における右方
向)に噴出する複数の噴出口21aが形成されている。
また、噴出口21aは前述の第1のノズル20の噴出口
20aと同じようにねじれ角を有して形成されている。
このため、噴出口20aから圧搾空気が噴出することに
より、第2のノズル21が回転するよう構成されてい
る。このように、図4に示した第2のノズル21は圧搾
空気を当該装置の前方向側のダクト内壁面へ吹き付ける
よう構成したものであり、ダクト内の装置前方向側の内
壁面に付着した塵や埃を吹きとばすよう構成したもので
ある。
【0013】[ダクト清掃装置の清掃動作]次に、実施
例1のダクト清掃装置の清掃動作について説明する。図
1に示すダクト50内のダクト清掃装置において、エア
ーコンプレッサ(図示なし)からの圧搾空気がエアーホ
ース8を介して本体1に供給されると、圧搾空気(本実
施例では7kg/cm2)は第1のノズル20のデフレ
クタ20b(図3)により方向が変えられ、複数の噴出
口20aから四方の後方向へ噴出される。このため、第
1のノズル20は所定の方向に回転しつつ圧搾空気をダ
クト50の内壁面に隈無く吹き付ける。この圧搾空気の
ダクト50への吹き付け動作により、ダクト50の内壁
面に付着した塵や埃は装置後方(図1における左方向)
へ吹き飛ばされる。また、圧搾空気が装置の後方へ吹き
付けられるため、この反作用によりダクト清掃装置を前
方へ移動させる駆動力が働く。この駆動力により、ダク
ト清掃装置はダクト内壁面を前方へ自走しつつダクト内
壁面の清掃を行う。ダクト50の後方向へ吹き付けられ
た塵や埃はダクト50の出口(図示なし)に予め取り付
けられた集塵機にて回収される。
【0014】次に、図4に示した第2のノズル21を実
施例1のダクト清掃装置に使用する場合について説明す
る。第2のノズル21を前述の第1のノズル20の代わ
りにエアー噴出部2に取り付けた場合、圧搾空気は装置
の前方向へ噴出する。したがって、清掃すべきダクトに
おいて、ダクト清掃装置の前方側出口に集塵袋を取り付
けた場合、図4に示した第2のノズル21をエアー噴出
部2に装着してダクト内の塵や埃を前方へ吹き飛ばすこ
とにより、ダクト内の清掃が行われる。ただし、この場
合には、圧搾空気の噴出動作による駆動力は、当該装置
を逆走させるように働くため手動操作により、当該装置
をダクト内を走行させる必要がある。ただし、集塵袋を
取り付けたダクトの出口近傍からスタートしてエアーホ
ースを引くように当該装置をダクト内を逆走行させれ
ば、圧搾空気の噴出力による駆動力を利用することがで
き、操作性の容易なものとなる。
【0015】《実施例2》以下、本発明の一実施の形態
である実施例2のダクト清掃装置について図を参照して
説明する。なお、実施例2において前述の実施例1にお
ける要素と同じ構成、機能を有するものには同じ符号を
付して、その説明は省略する。図5と図6は実施例2の
ダクト清掃装置の使用状況を示す側面図であり、図5は
大型ダクトに当該装置を使用した場合であり、図6は小
型ダクトに使用した場合を示している。
【0016】図5と図6に示すように、実施例2のダク
ト清掃装置は、前述の実施例1と同様に、エアーホース
8に接続される本体1と、圧搾空気を噴出するエアー噴
出部2とを有している。実施例2のダクト清掃装置は、
前記本体1とエアー噴出部2の他に図5に示すように、
本体1の軸体10の中心軸と直交する方向に伸縮する伸
縮部30が設けられている。この伸縮部30は、軸体1
0に沿ってスライドするスライダ33と、このスライダ
33とエアー噴出部2の第2の鍔5bとの間に設けられ
たバネ35と、スライダ33と第2の鍔5bとに遊動可
能に取り付けられたくの字状に屈曲した伸縮棒31とを
有している。図5に示すように、伸縮棒31の屈曲部分
には車輪32が回転可能に設けられている。また、伸縮
棒31の前方側部分を(図5における右側部分)にはブ
ラシ34が植毛されており、清掃すべきダクト51の内
壁面と接触するよう形成されている。図5において、伸
縮棒31は4本しか記載していないが、実際の実施例2
のダクト清掃装置には、軸体10の回りに等間隔で6本
の伸縮棒31が配設されている。
【0017】[ダクト清掃装置の清掃動作]次に、実施
例2のダクト清掃装置の清掃動作について説明する。図
5に示す大型ダクト51内のダクト清掃装置において、
エアーコンプレッサ(図示なし)の圧搾空気がエアーホ
ース8を介して本体1に供給されると、圧搾空気は第2
のノズル21の噴出口21aから四方の前方へ噴出す
る。このため、第2のノズル21は所定の方向に回転し
つつ圧搾空気をダクト51の内壁面に隈無く吹き付け
る。また、ダクト51の内壁面にはブラシ34が常に接
触し、内壁面に付着した塵や埃を掃き落とすように構成
されている。このように、圧搾空気のダクト51への吹
き付け動作とブラシ34の掃き落とし動作により、ダク
ト51の内壁面に付着した塵や埃が所望の方向へ吹き飛
ばされる。図6は、実施例2のダクト清掃装置を小型の
ダクト52に用いた場合を示す図である。図6に示すよ
うに、伸縮部30は小型のダクト52の形状に応じて収
縮変形し、車輪32とブラシ34は確実に小型のダクト
52の内壁面と接触している。
【0018】以上のように、実施例2のダクト清掃装置
は清掃すべきダクトの形状に応じて伸縮部30が変形
し、清掃すべきダクトの内壁面にブラシが常に接触し、
その内壁面に付着した塵や埃を確実に清掃できる。ま
た、異なる形状のダクトにおいても、常に清掃すべきダ
クトの実質的に中心線上をダクト清掃装置のノズルが移
動するように構成されているため、実施例2のダクト清
掃装置はエアー噴出部2から噴出された圧搾空気がダク
トの内壁面に実質的に一様に吹き付けられて、清掃すべ
きダクトにおいて圧搾空気の噴出力による清掃能力を最
大限に発揮できる。
【0019】なお、実施例2のダクト清掃装置における
エアー噴出部2には前述の実施例1において示した第1
のノズル20と第2のノズル21とを併用できるととも
に、必要に応じて伸縮部30のブラシ34は脱着できる
ように構成することも可能である。また、実施例2のダ
クト清掃装置は伸縮部30が回転しない構成のもので説
明したが、伸縮部を回転可能なノズルに固着してノズル
とともに回転するように構成し、ブラシが回転して清掃
すべきダクトの内壁面を隈無く接触するように構成する
ことも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、動力
手段の動力源として圧搾空気を用い、ノズルから噴出し
た圧搾空気を清掃すべきダクトの内壁面に吹き付けるよ
うに構成したため、簡単な構成で各種形状のダクトを清
掃することができる小型軽量のダクト清掃装置を得るこ
とができるとともに、動力源として空気圧のみを用いて
いるため、引火の恐れのある危険な雰囲気においても使
用できる安全性の高いダクト清掃装置である。また、本
発明のダクト清掃装置は、清掃すべきダクトの入口や出
口の配置や、作業性を考慮して、ノズルを取り替えるだ
けで圧搾空気の噴出方向を変更して、集塵位置を容易に
変更することができる汎用性の高い装置である。さら
に、本発明によれば、ノズルからの圧搾空気の噴出力を
当該装置の走行駆動力に利用することができるため、ダ
クト清掃時の操作性に優れたダクト清掃装置を得ること
ができる。また、本発明によれば、伸縮部を設けている
ため、圧搾空気を噴出するノズルの位置が清掃すべきダ
クトの実質的な中心線上を常に移動し、当該ダクトの内
壁面を一様に清掃することができ、確実な清掃作業を容
易なものとするダクト清掃装置を得ることができる。さ
らに、本発明によれば、伸縮部にブラシを設けているた
め、清掃すべきダクトの内壁面に付着した塵や埃がブラ
シにより確実に掃き落とされ、信頼性の高い清掃作業が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダクト清掃装置の実施例1を示す側面
図である。
【図2】実施例1のダクト清掃装置の正面図である。
【図3】実施例1のダクト清掃装置におけるエアー噴出
部に第1のノズルを装着した状態を示す縦断面図であ
る。
【図4】実施例1のダクト清掃装置におけるエアー噴出
部に第2のノズルを装着した状態を示す縦断面図であ
る。
【図5】本発明の実施例2のダクト清掃装置を大型のダ
クトに使用した場合を示す側面図である。
【図6】図5のダクト清掃装置を小型のダクトに使用し
た場合を示す側面図である。
【図7】従来のダクト清掃装置の使用状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 エアー噴出部 3 支持棒 4 支持輪 8 エアーホース 20 第1のノズル 20a 噴出口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧搾空気を伝達する伝達手段、 前記伝達手段に接続され、実質的に前記伝達手段の圧搾
    空気伝達方向の延長方向に圧搾空気が通る貫通孔を有す
    る本体、 前記本体に回転可能に支持され、圧搾空気を放射状に噴
    出する噴出口を有するノズルを回転可能に保持する回転
    ノズル、 前記本体がダクト内を移動するとき、前記本体及び前記
    回転ノズルを当該ダクトの内壁面に対して所定間隔を有
    するよう支持する支持体、 を具備することを特徴とするダクト清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記回転ノズルが、噴出口の噴出方向の
    異なる複数のノズルを脱着可能に構成されている請求項
    1記載のダクト清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記回転ノズルにおける圧搾空気の噴出
    方向が、前記本体の貫通孔の中心軸と噴出による反作用
    点とを含む平面に対して所定のねじれ角度を有している
    請求項1又は2記載のダクト清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記支持体が、清掃すべきダクトの径方
    向に伸縮して当該ダクトの内壁面と接触し、前記本体を
    当該ダクトの実質的な中心軸上に移動させるよう構成し
    た請求項1、2又は3記載のダクト清掃装置。
  5. 【請求項5】 前記回転ノズルの外周近傍に保護フレー
    ムを設けた請求項1、2、3又は4記載のダクト清掃装
    置。
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