JPH103388A - 分岐アドレス制御回路 - Google Patents
分岐アドレス制御回路Info
- Publication number
- JPH103388A JPH103388A JP15521996A JP15521996A JPH103388A JP H103388 A JPH103388 A JP H103388A JP 15521996 A JP15521996 A JP 15521996A JP 15521996 A JP15521996 A JP 15521996A JP H103388 A JPH103388 A JP H103388A
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- stage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハードウェア量を削減し回路構成を簡易化で
きる、分岐アドレス制御回路を提供する。 【解決手段】 命令を処理するステージを5つのステー
ジに分け、それぞれのステージを、D,A,O,W,X
ステージとすると、D,A,O,Wステージの分岐先ア
ドレス拡張部を格納するレジスタ1と、信号線105と
レジスタ1を選択するセレクタ31と、Xステージの分
岐先アドレス拡張部を格納するレジスタ2と、レジスタ
1とレジスタ2を選択するセレクタ32と、レジスタ1
のデータをバスへ出力するトライステートバッファ10
と、レジスタ2のデータをバスへ出力するトライステー
トバッファ20と、トライステートバッファ10および
20を制御するイネーブル信号101,102を生成す
る制御回路3とを有している。
きる、分岐アドレス制御回路を提供する。 【解決手段】 命令を処理するステージを5つのステー
ジに分け、それぞれのステージを、D,A,O,W,X
ステージとすると、D,A,O,Wステージの分岐先ア
ドレス拡張部を格納するレジスタ1と、信号線105と
レジスタ1を選択するセレクタ31と、Xステージの分
岐先アドレス拡張部を格納するレジスタ2と、レジスタ
1とレジスタ2を選択するセレクタ32と、レジスタ1
のデータをバスへ出力するトライステートバッファ10
と、レジスタ2のデータをバスへ出力するトライステー
トバッファ20と、トライステートバッファ10および
20を制御するイネーブル信号101,102を生成す
る制御回路3とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、命令パイプライン処理
を行う情報処理装置、時に、命令の処理を複数のステー
ジに分け実行するパイプライン処理方式の計算機システ
ムにおける分岐アドレス制御回路に関する。
を行う情報処理装置、時に、命令の処理を複数のステー
ジに分け実行するパイプライン処理方式の計算機システ
ムにおける分岐アドレス制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】命令の処理を複数のステージに分け実行
するパイプライン処理方式の計算機システムにおいて、
入力データは複数のステージを順次経ることによって演
算処理されるようになっており、各ステージ間には途中
処理結果を一時的に保持するレジスタ手段が設けられる
ようになっている(特公昭59−106043号公報参
照)。
するパイプライン処理方式の計算機システムにおいて、
入力データは複数のステージを順次経ることによって演
算処理されるようになっており、各ステージ間には途中
処理結果を一時的に保持するレジスタ手段が設けられる
ようになっている(特公昭59−106043号公報参
照)。
【0003】図4は、5つのステージを有するパイプラ
インの従来の分岐アドレス制御回路を示す。図中41〜
45はレジスタを、51〜55はトライステートバッフ
ァを示す。
インの従来の分岐アドレス制御回路を示す。図中41〜
45はレジスタを、51〜55はトライステートバッフ
ァを示す。
【0004】この従来の技術では、分岐先アドレス拡張
部取り出しのマイクロ命令で分岐先アドレス拡張部を、
第1のステージの分岐先アドレス拡張部レジスタ41に
分岐先アドレス拡張部を格納し、ソフトウェア命令終了
のマイクロ命令でトライステートバッファ51のイネー
ブル信号201がオンになり、命令カウンタ拡張部レジ
スタ42に分岐先アドレス拡張部を格納する。最終ステ
ージの命令カウンタ拡張部レジスタ45に分岐先アドレ
ス拡張部が格納されるまでの間、分岐先アドレス拡張部
は途中の各ステージに設けた命令カウンタ拡張部レジス
タ42〜44で持ち回る。
部取り出しのマイクロ命令で分岐先アドレス拡張部を、
第1のステージの分岐先アドレス拡張部レジスタ41に
分岐先アドレス拡張部を格納し、ソフトウェア命令終了
のマイクロ命令でトライステートバッファ51のイネー
ブル信号201がオンになり、命令カウンタ拡張部レジ
スタ42に分岐先アドレス拡張部を格納する。最終ステ
ージの命令カウンタ拡張部レジスタ45に分岐先アドレ
ス拡張部が格納されるまでの間、分岐先アドレス拡張部
は途中の各ステージに設けた命令カウンタ拡張部レジス
タ42〜44で持ち回る。
【0005】ここで分岐後のソフトウェア命令を実行す
る場合、命令カウンタ拡張部レジスタ42〜44に格納
された分岐先アドレス拡張部を使用する。分岐後、ソフ
トウェア命令を直ちに実行するために、分岐先アドレス
拡張部が最終ステージの命令カウンタ拡張部レジスタ4
5に格納される前に、途中のステージの命令カウンタ拡
張部レジスタ42〜44のデータをバイパスし、分岐先
アドレス拡張部を取り出す必要がある。
る場合、命令カウンタ拡張部レジスタ42〜44に格納
された分岐先アドレス拡張部を使用する。分岐後、ソフ
トウェア命令を直ちに実行するために、分岐先アドレス
拡張部が最終ステージの命令カウンタ拡張部レジスタ4
5に格納される前に、途中のステージの命令カウンタ拡
張部レジスタ42〜44のデータをバイパスし、分岐先
アドレス拡張部を取り出す必要がある。
【0006】このため各ステージの命令カウンタ拡張部
レジスタの出力を、それぞれのレジスタに接続したトラ
イステートバッファ52〜54へ入力し、このそれぞれ
のトライステートバッファでバス構成を採り、それぞれ
各ステージで排他的に制御されたイネーブル信号202
〜204により、各ステージの分岐先アドレス拡張部を
取り出す。
レジスタの出力を、それぞれのレジスタに接続したトラ
イステートバッファ52〜54へ入力し、このそれぞれ
のトライステートバッファでバス構成を採り、それぞれ
各ステージで排他的に制御されたイネーブル信号202
〜204により、各ステージの分岐先アドレス拡張部を
取り出す。
【0007】このイネーブル信号202〜204は、分
岐先アドレス拡張部が最終ステージの命令カウンタ拡張
部レジスタ5に格納されるまでの途中の各ステージで実
行されるマイクロ命令により制御され、そのステージの
レジスタ42〜44に接続するトライステートバッファ
52〜54のイネーブル信号が有効になり、必要なステ
ージの分岐先アドレス拡張部を取り出す。分岐先アドレ
ス拡張部が最終ステージの命令カウンタ拡張部レジスタ
45に格納された後は、イネーブル信号205によりト
ライステートバッファ55がオンになり、レジスタ45
のデータが使用される。
岐先アドレス拡張部が最終ステージの命令カウンタ拡張
部レジスタ5に格納されるまでの途中の各ステージで実
行されるマイクロ命令により制御され、そのステージの
レジスタ42〜44に接続するトライステートバッファ
52〜54のイネーブル信号が有効になり、必要なステ
ージの分岐先アドレス拡張部を取り出す。分岐先アドレ
ス拡張部が最終ステージの命令カウンタ拡張部レジスタ
45に格納された後は、イネーブル信号205によりト
ライステートバッファ55がオンになり、レジスタ45
のデータが使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、各ステージから分岐先アドレス拡張部を取り出す場
合、各ステージに命令カウンタ拡張部レジスタを設け、
各レジスタのデータをそれぞれトライステートバッファ
に入力し、それぞれのトライステートバッファでバス構
成にし、イネーブル信号により分岐先アドレス拡張部を
バスに出力しなければならない。したがって、ハードウ
ェア量すなわちトランジスタの数が増大してしまうとい
う問題点がある。
は、各ステージから分岐先アドレス拡張部を取り出す場
合、各ステージに命令カウンタ拡張部レジスタを設け、
各レジスタのデータをそれぞれトライステートバッファ
に入力し、それぞれのトライステートバッファでバス構
成にし、イネーブル信号により分岐先アドレス拡張部を
バスに出力しなければならない。したがって、ハードウ
ェア量すなわちトランジスタの数が増大してしまうとい
う問題点がある。
【0009】本発明の目的は、ハードウェア量を削減し
回路構成を簡易化できる、分岐アドレス制御回路を提供
することにある。
回路構成を簡易化できる、分岐アドレス制御回路を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、分岐先アド
レス拡張部を格納するレジスタを第1ステージと最終ス
テージの2つだけ設け、途中のステージのレジスタは全
て削除する。この2つのレジスタのデータをそれぞれの
トライステートバッファに入力し、この2つのトライス
テートバッファでバス構成を採る。
レス拡張部を格納するレジスタを第1ステージと最終ス
テージの2つだけ設け、途中のステージのレジスタは全
て削除する。この2つのレジスタのデータをそれぞれの
トライステートバッファに入力し、この2つのトライス
テートバッファでバス構成を採る。
【0011】すなわち、従来の分岐アドレス制御回路の
第1のステージの分岐先アドレス拡張部を格納するレジ
スタと、最終ステージまでの分岐先アドレス拡張部を格
納する複数のレジスタを一つにまとめた共用化レジスタ
と、最終ステージの分岐先アドレス拡張部を格納する最
終ステージレジスタとを有し、これら2つのレジスタの
データを入力するトライステートバッファ2つでバス構
成をとる。さらに共用化レジスタと最終ステージレジス
タを排他的にバスへ出力するために第1および第2のト
ライステートバッファを制御する制御回路を有する。
第1のステージの分岐先アドレス拡張部を格納するレジ
スタと、最終ステージまでの分岐先アドレス拡張部を格
納する複数のレジスタを一つにまとめた共用化レジスタ
と、最終ステージの分岐先アドレス拡張部を格納する最
終ステージレジスタとを有し、これら2つのレジスタの
データを入力するトライステートバッファ2つでバス構
成をとる。さらに共用化レジスタと最終ステージレジス
タを排他的にバスへ出力するために第1および第2のト
ライステートバッファを制御する制御回路を有する。
【0012】第1ステージから最終ステージまでの間に
分岐先アドレス拡張部を使用する場合、第1のトライス
テートバッファがオン、第2のトライステートバッファ
がオフになり共用化レジスタのデータがバスに出力さ
れ、共用化レジスタのデータが使用される。最終ステー
ジで分岐先アドレス拡張部を使用する場合、第1のトラ
イステートバッファがオフ、第2のトライステートバッ
ファがオンになり最終レジスタのデータがバスに出力さ
れ、最終ステージレジスタのデータが使用される。
分岐先アドレス拡張部を使用する場合、第1のトライス
テートバッファがオン、第2のトライステートバッファ
がオフになり共用化レジスタのデータがバスに出力さ
れ、共用化レジスタのデータが使用される。最終ステー
ジで分岐先アドレス拡張部を使用する場合、第1のトラ
イステートバッファがオフ、第2のトライステートバッ
ファがオンになり最終レジスタのデータがバスに出力さ
れ、最終ステージレジスタのデータが使用される。
【0013】この様に第1ステージから最終ステージ以
外の命令カウンタ拡張部レジスタを共用化することによ
り、各ステージにレジスタを設けデータを持ち回ること
なくどのステージでも使用することができる。
外の命令カウンタ拡張部レジスタを共用化することによ
り、各ステージにレジスタを設けデータを持ち回ること
なくどのステージでも使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例の分岐アド
レス制御回路を示す図である。
レス制御回路を示す図である。
【0016】この分岐アドレス制御回路では、命令を処
理するステージを5つのステージに分ける。それぞれの
ステージを、D,A,O,W,Xステージとすると、
D,A,O,Wステージの分岐先アドレス拡張部を格納
するレジスタ1と、信号線105とレジスタ1を選択す
るセレクタ31と、Xステージの分岐先アドレス拡張部
を格納するレジスタ2と、レジスタ1とレジスタ2を選
択するセレクタ32と、レジスタ1のデータをバスへ出
力するトライステートバッファ10と、レジスタ2のデ
ータをバスへ出力するトライステートバッファ20と、
トライステートバッファ10および20を制御するイネ
ーブル信号101,102を生成する制御回路3とを有
している。
理するステージを5つのステージに分ける。それぞれの
ステージを、D,A,O,W,Xステージとすると、
D,A,O,Wステージの分岐先アドレス拡張部を格納
するレジスタ1と、信号線105とレジスタ1を選択す
るセレクタ31と、Xステージの分岐先アドレス拡張部
を格納するレジスタ2と、レジスタ1とレジスタ2を選
択するセレクタ32と、レジスタ1のデータをバスへ出
力するトライステートバッファ10と、レジスタ2のデ
ータをバスへ出力するトライステートバッファ20と、
トライステートバッファ10および20を制御するイネ
ーブル信号101,102を生成する制御回路3とを有
している。
【0017】セレクタ31は、セレクト信号103によ
り、信号線105かレジスタ1かを選択し、レジスタ1
にデータをセットする。セレクタ32は、セレクト信号
104により、レジスタ1かレジスタ2かを選択しレジ
スタ2にデータをセットする。
り、信号線105かレジスタ1かを選択し、レジスタ1
にデータをセットする。セレクタ32は、セレクト信号
104により、レジスタ1かレジスタ2かを選択しレジ
スタ2にデータをセットする。
【0018】制御回路3は、信号線106,107,1
08,109によりトライステートバッファ10のイネ
ーブル信号101,102を生成し、トライステートバ
ッファ10のオン,オフを制御する。
08,109によりトライステートバッファ10のイネ
ーブル信号101,102を生成し、トライステートバ
ッファ10のオン,オフを制御する。
【0019】トライステートバッファ10および20は
それぞれ、イネーブル信号101,102により排他的
に制御され、両方同時にオンまたはオフになることはな
い。
それぞれ、イネーブル信号101,102により排他的
に制御され、両方同時にオンまたはオフになることはな
い。
【0020】次に、図1および図2を参照して、本実施
例の動作について説明する。なお、図2は本発明の実施
例の動作を示すタイムチャート図である。
例の動作について説明する。なお、図2は本発明の実施
例の動作を示すタイムチャート図である。
【0021】分岐先アドレス拡張部取出しのマイクロ命
令(irp命令)により取り出されたアドレスは、ir
p命令のXステージでレジスタ1に格納される(図2の
)。irp命令以外のときは、セレクト信号103は
レジスタ1を選択し、レジスタ1のデータをホールドす
る。一方、図2に示すタイミングで、ソフトウェア命令
終了のマイクロ命令(pxe命令)が発行され、pxe
命令のXステージでレジスタ2に格納される(図2の
)。セレクト信号104は、pxe命令のXステージ
以外はレジスタ2を選択し、レジスタ2のデータをホー
ルドする。pxe命令のXステージのときは、レジスタ
1を選択し、レジスタ2にレジスタ1のデータをセット
する。
令(irp命令)により取り出されたアドレスは、ir
p命令のXステージでレジスタ1に格納される(図2の
)。irp命令以外のときは、セレクト信号103は
レジスタ1を選択し、レジスタ1のデータをホールドす
る。一方、図2に示すタイミングで、ソフトウェア命令
終了のマイクロ命令(pxe命令)が発行され、pxe
命令のXステージでレジスタ2に格納される(図2の
)。セレクト信号104は、pxe命令のXステージ
以外はレジスタ2を選択し、レジスタ2のデータをホー
ルドする。pxe命令のXステージのときは、レジスタ
1を選択し、レジスタ2にレジスタ1のデータをセット
する。
【0022】ここでレジスタ1のデータがレジスタ2に
セットされるまでのD,A,O,Wの4ステージの間
に、分岐先アドレス拡張部を使用する命令が発行された
場合はレジスタ1のデータをバス201へ出力し使用す
る。
セットされるまでのD,A,O,Wの4ステージの間
に、分岐先アドレス拡張部を使用する命令が発行された
場合はレジスタ1のデータをバス201へ出力し使用す
る。
【0023】図2に示す様に、レジスタ1のデータがレ
ジスタ2にセットされるまでの4ステージの間に、分岐
先アドレス拡張部を使用する命令a,b,c,dが発行
されると、制御回路3に入力する信号線106〜109
のいずれかが1になり、制御回路3でデコードし、トラ
イステートバッファ10のイネーブル信号101が1に
なる。トライステートバッファ10はイネーブル信号1
01によりオンになりバス201にレジスタ1のデータ
が出力される。この時、トライステートバッファ20の
イネーブル信号102は0で、トライステートバッファ
20はオフになっている。
ジスタ2にセットされるまでの4ステージの間に、分岐
先アドレス拡張部を使用する命令a,b,c,dが発行
されると、制御回路3に入力する信号線106〜109
のいずれかが1になり、制御回路3でデコードし、トラ
イステートバッファ10のイネーブル信号101が1に
なる。トライステートバッファ10はイネーブル信号1
01によりオンになりバス201にレジスタ1のデータ
が出力される。この時、トライステートバッファ20の
イネーブル信号102は0で、トライステートバッファ
20はオフになっている。
【0024】分岐先アドレス拡張部を使用する命令eが
図2のタイミングで発行された場合は、トライステート
バッファ20のイネーブル信号である信号線102が1
になり、トライステートバッファ20がオンになりバス
201にレジスタ2のデータを出力する。この時、信号
線106〜109は全て0で、イネーブル信号101は
0となりトライステートバッファ10はオフになる。
図2のタイミングで発行された場合は、トライステート
バッファ20のイネーブル信号である信号線102が1
になり、トライステートバッファ20がオンになりバス
201にレジスタ2のデータを出力する。この時、信号
線106〜109は全て0で、イネーブル信号101は
0となりトライステートバッファ10はオフになる。
【0025】以上、図1に示した構成を採ることによ
り、D,A,O,Wの4ステージで使用するデータを各
ステージごとにレジスタを設け持ち回る必要がなくな
り、ハードウェア量の削減ができる。
り、D,A,O,Wの4ステージで使用するデータを各
ステージごとにレジスタを設け持ち回る必要がなくな
り、ハードウェア量の削減ができる。
【0026】図3に本発明の第2の実施例を示す。第2
の実施例では、レジスタ1およびレジスタ2のデータ取
り出し方法が、図1に示した実施例とは異なる。すなわ
ち、第1の実施例では、トライステートバッファでバス
構成を採っていたのに対し、第2の実施例ではレジスタ
1とレジスタ2をセレクタ33に入力し、レジスタ1お
よび2のいずれかのデータを選択している。さらに、第
2の実施例では、セレクタ33の選択信号110の生成
のため、制御回路3に加え制御回路4を有している。こ
の制御回路4は、制御回路3の出力101と信号線11
2によりセレクタ33の選択信号110を生成し、レジ
スタ1とレジスタ2のデータ出力を制御する。
の実施例では、レジスタ1およびレジスタ2のデータ取
り出し方法が、図1に示した実施例とは異なる。すなわ
ち、第1の実施例では、トライステートバッファでバス
構成を採っていたのに対し、第2の実施例ではレジスタ
1とレジスタ2をセレクタ33に入力し、レジスタ1お
よび2のいずれかのデータを選択している。さらに、第
2の実施例では、セレクタ33の選択信号110の生成
のため、制御回路3に加え制御回路4を有している。こ
の制御回路4は、制御回路3の出力101と信号線11
2によりセレクタ33の選択信号110を生成し、レジ
スタ1とレジスタ2のデータ出力を制御する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、各ステージにレジスタ
を設け、データを持ち回る必要がないため、トランジス
タ数が削減できる。
を設け、データを持ち回る必要がないため、トランジス
タ数が削減できる。
【0028】また本発明によれば、2つのレジスタだけ
でバス構成を採るため、バスの配線長が短くなり、他の
配線の配線エリアを確保でき、遅延的にも有利である。
でバス構成を採るため、バスの配線長が短くなり、他の
配線の配線エリアを確保でき、遅延的にも有利である。
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を示すタイムチャ
ート図である。
ート図である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図4】従来の分岐アドレス制御回路の回路図である。
1,2 レジスタ 3,4 制御回路 10,20 トライステートバッファ 31,32 セレクタ 101,102 イネーブル信号 103,104,110 セレクト信号 105〜112 信号線 201 バス線
Claims (3)
- 【請求項1】命令の処理を複数のステージに分け実行す
るパイプライン処理方式の計算機システムにおいて、最
初のステージの分岐先アドレス拡張部を格納するレジス
タと、最終ステージの分岐先アドレス拡張部を格納する
レジスタとでバス構成をとり、最初のステージのレジス
タが格納している分岐先アドレス拡張部を最終ステージ
以外の各ステージへ送出するためのイネーブル信号と、
最終ステージのレジスタが格納している分岐先アドレス
拡張部を最終ステージへ送出するためのイネーブル信号
を生成する制御回路を有する分岐アドレス制御回路。 - 【請求項2】命令の処理を複数のステージに分け実行す
るパイプライン処理方式の計算機システムにおいて、 最初のステージの分岐先アドレス拡張部を格納する第1
のレジスタと、 最終ステージの分岐先アドレス拡張部を格納する第2の
レジスタと、 前記第1のレジスタのデータをバスへ出力する第1のト
ライステートバッファと、 前記第2のレジスタのデータをバスへ出力する第2のト
ライステートバッファと、 前記第1のレジスタが格納している分岐先アドレス拡張
部を最終ステージ以外の各ステージへ送出するために、
前記第1のレジスタをオンするイネーブル信号と、前記
第2のレジスタが格納している分岐先アドレス拡張部を
最終ステージへ送出するために、前記第2のレジスタを
オンするイネーブル信号を生成する制御回路と、を有す
る分岐アドレス制御回路。 - 【請求項3】命令の処理を複数のステージに分け実行す
るパイプライン処理方式の計算機システムにおいて、 最初のステージの分岐先アドレス拡張部を格納する第1
のレジスタと、 最終ステージの分岐先アドレス拡張部を格納する第2の
レジスタと、 前記第1のレジスタのデータと前記第2のレジスタのデ
ータとを選択してバスへ出力するセレクタと、 前記第1のレジスタが格納している分岐先アドレス拡張
部を最終ステージ以外の各ステージへ送出する場合に
は、前記第1のレジスタを、前記第2のレジスタが格納
している分岐先アドレス拡張部を最終ステージへ送出す
る場合には、前記第2のレジスタを、前記セレクタに選
択させるセレクト信号を生成する回路と、を有する分岐
アドレス制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15521996A JPH103388A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 分岐アドレス制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15521996A JPH103388A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 分岐アドレス制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103388A true JPH103388A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15601133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15521996A Pending JPH103388A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 分岐アドレス制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH103388A (ja) |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15521996A patent/JPH103388A/ja active Pending
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