JPH10338793A - りん酸基含有非水分散液および塗装法 - Google Patents
りん酸基含有非水分散液および塗装法Info
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- JPH10338793A JPH10338793A JP16344197A JP16344197A JPH10338793A JP H10338793 A JPH10338793 A JP H10338793A JP 16344197 A JP16344197 A JP 16344197A JP 16344197 A JP16344197 A JP 16344197A JP H10338793 A JPH10338793 A JP H10338793A
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Abstract
を改良することができる複層塗膜形成に有用なりん酸基
含有非水分散液および塗装法を提供すること。 【解決手段】 高分子分散安定剤の有機溶剤溶液中に重
合体粒子が分散してなる非水分散液において、該重合体
粒子が、りん酸基含有重合性不飽和単量体単位を構成成
分として含有する重合体粒子であることを特徴とするり
ん酸基含有非水分散液、並びにリーフィング型アルミニ
ウムフレーク含有メタリック塗料を塗装し、硬化させた
後、その塗面にクリヤ塗料を塗装するにあたり、該クリ
ヤ塗料として、上記のりん酸基含有非水分散液を含有す
る塗料を使用することを特徴とする塗装法。
Description
体を分散粒子とする非水分散液、および該非水分散液を
用いるリ−フィング型アルミニウムフレーク含有メタリ
ック複層塗膜の形成方法に関する。
に、アルミニウムフレ−ク顔料を配合したメタリック塗
料を塗装し、ついでその塗面に透明塗膜を形成するクリ
ヤ塗料を塗装することにより、複層塗膜を形成すること
はすでに知られている。
レ−ク顔料としてはリ−フィング型およびノンリ−フィ
ング型がある。このうち、リ−フィング型アルミニウム
フレーク顔料を含むメタリック塗膜は、アルミニウムフ
レーク顔料が該塗膜表層部に浮上し(これをリ−フィン
グという)、塗面に対してほぼ平行に配列して連続した
ち密なアルミニウム面を形成し、その結果、クロムメッ
キ調塗膜に仕上げることができ、しかもキラキラとして
光輝感にすぐれ、フリップフロップ性も強いという特異
な効果を有している。
は、表面にアルミニウムフレーク顔料が浮上しているの
で、耐酸性などの耐薬品性が劣り、それを防止するため
に通常その塗面にクリヤ塗料が塗装される。その際、メ
タリック塗膜を硬化せず、未硬化の状態で、その塗面に
クリヤ塗料を塗装すると、リ−フィングアルミニウムフ
レークの配向が乱れてクロムメッキ調が低下する(これ
をモドリ現象と称している)という問題が生じ、一方、
加熱硬化後にクリヤ−塗料を塗装すると、メタリック塗
膜とクリヤ塗膜との層間付着性が十分でない、という問
題が生ずるために、リ−フィングアルミニウム含有メタ
リック塗膜が有する上記した種々の効果を十分に発揮さ
せることができなかった。
は、リ−フィングせず塗膜内全体に均一に分散するの
で、メタリック塗面にクリヤ−塗料を塗装しても上記の
ようなモドリ現象や層間付着性低下などは少ないが、光
輝感およびフリップフロップが弱く、しかもクロムメッ
キ調のメタリック塗膜に仕上げることは困難である。
況に鑑み、リ−フィングアルミニウムフレーク顔料を用
いたメタリック塗膜が有する上記の如き特有の効果(例
えば、塗面のメタリック感が緻密で、クロムメッキ調に
仕上がり、光輝感およびフリップフロップが強いなど)
を低下させずに、メタリック塗膜とクリヤ塗膜との層間
付着性などを改良する方法について鋭意研究を行った。
を新規に開発し、しかもこの非水分散液を含有するクリ
ヤ塗料を上記のリ−フィング型アルミニウムフレーク顔
料を用いたメタリック硬化塗膜に塗装することにより、
メタリック塗膜とクリヤ塗膜との層間付着性を改良する
ことができることを見出し、本発明を完成した。
有機溶剤溶液中に重合体粒子が分散してなる非水分散液
において、該重合体粒子が、りん酸基含有重合性不飽和
単量体単位を構成成分として含有する重合体粒子である
ことを特徴とするりん酸基含有非水分散液(以下、本発
明非水分散液という)を提供するものである。
ウムフレ−ク含有メタリック塗料を塗装し、硬化させた
後、その塗面にクリヤ塗料を順次塗装するにあたり、該
クリヤ塗料として、本発明非水分散液を含有する塗料を
使用することを特徴とする塗装法(以下、本発明塗装法
という)を提供するものである。
法についてさらに詳細に説明する。
機溶剤溶液中に重合体粒子が分散してなる非水分散液で
あって、その特徴とするところは、この重合体粒子が、
りん酸基含有重合性不飽和単量体を含有する単量体成分
を重合してなる粒子である点にある。
りん酸基含有重合性不飽和単量体のみ、またはりん酸基
含有重合性不飽和単量体とその他の共重合可能な単量体
とからなる単量体成分を重合することにより形成するこ
とができる。
例えば、式 −OPO(OH)(R1) (1) (式中、R1は水酸基、フェニル基または炭素数1〜2
0のアルキル基である)で示されるりん酸基および重合
性不飽和結合を1分子中にそれぞれ少なくとも1個ずつ
併有する化合物があげられ、具体的には、例えば、(2
−アクリロイルオキシエチル)アシッドホスフェ−ト、
(2−メタクリロイルオキシエチル)アシッドホスフェ
−ト、(2−アクリロイルオキシプロピル)アシッドホ
スフェ−ト、(2−メタクリロイルオキシプロピル)ア
シッドホスフェ−ト、10−アクリロイルオキシデシル
アシッドホスフェ−ト、10−メタクリロイルオキシデ
シルアシッドホスフェ−トなどの(メタ)アクリロイル
オキシアルキル(炭素数2〜20)アシッドホスフェ−
トなどがあげられる。
して、例えば、グリシジル(メタ)アクリレ−トとモノ
アルキル(炭素数1〜20)りん酸エステルとの等モル
付加物として使用することができる。
数2〜4のアルキレン基であり、nは3〜30の整数で
ある)で示される化合物もまたりん酸基含有重合性不飽
和単量体として使用することができる。この単量体は、
例えば、(メタ)アクリル酸にアルキレンオキサイドを
付加してポリアルキレングリコ−ルモノエステルとし、
ついでオキシ塩化リンと反応させてリン酸モノエステル
化し、その後この生成物を加水分解することにより調製
することができる。このオキシ塩化リンに代えて、正リ
ン酸、メタリン酸、無水リン酸、3塩化リン、5塩化リ
ンを使用することも可能である。また、上記アルキレン
オキサイドの使用量は、式(2)のnに応じた化学量論
量以上とすることができ、例えば、(メタ)アクリル酸
1モルに対し3〜60モルが好ましい。アルキレンオキ
サイドとしては炭素数2〜4のものが好ましく、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イドなどがあげられる。上記の付加反応は通常40〜2
00℃の温度において0.5〜5時間で完了することが
できる。付加反応後、オキシ塩化リンのモノエステル化
反応を行うが、この反応は、例えば、0〜100℃の温
度において、0.5〜5時間で終らせることができる。
オキシ塩化リンの使用量はほぼ化学量論量でよいが、所
望に応じて付加物1モルあたり1〜3モルの範囲内で用
いることができる。その後、常法により加水分解するこ
とにより上記式(2)で示される化合物が得られる。そ
の具体例としては、アシッドホスホキシヘキサ(もしく
はドデカ)(オキシプロピレン)モノメタクリレ−トなど
があげられる。
和単量体と共重合可能な他の単量体としては、1分子中
に少なくとも1個の重合性不飽和結合を有する化合物を
用いることができ、具体的には、以下に例示するものが
あげられる。
酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アク
リル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メ
タ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸
ステアリルなどの(メタ)アクリル酸のC1〜18アルキ
ルエステル類;(メタ)アクリル酸グリシジルなどのグ
リシジルエステル;アリル(メタ)アクリレ−トなどの
(メタ)アクリル酸のC2〜8アルケニルエステル類;ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレ−トなどの(メタ)アクリル酸の
C2〜8ヒドロキシアルキルエステル類;アリルオキシエ
チル(メタ)アクリレ−トなどの(メタ)アクリル酸の
C3〜18アルケニルオキシアルキルエステル類;プラク
セル(PLACCEL)FA−1、FA−2、FA−
3、FA−4、FA−5、FM−1、FM−2、FM−
3、FM−4、FM−5、FM−6などの商品名(ダイ
セル化学(株)製)で入手可能な(メタ)アクリル酸の
C2〜8ヒドロキシアルキルエステル類とカプロラクトン
とのエステル類;エチレングリコ−ルやプロピレングリ
コ−ルなどのグリコ−ルなどと(メタ)アクリル酸との
ジエステル類;など。
ン、p−クロルスチレン、ビニルピリジン、ジビニルベ
ンゼンなど。
など。
(メタ)アクリルアミド、n−メチロ−ル(メタ)アク
リルアミドなど。
ニルケトン、酢酸ビニル、ベオバモノマ−(シェル化学
社製、商品名)、ビニルプロピオネ−ト、ビニルピバレ
−ト、イソシアネ−トエチル(メタ)アクリレ−ト、パ
−フルオロシクロヘキシル(メタ)アクリレ−ト、p−
スチレンスルホンアミド、N−メチル−p−スチレンス
ルホンアミド、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキ
シシランなど。
製するための単量体成分は、りん酸基含有重合性不飽和
単量体を必須成分とし、さらに必要に応じてその他の共
重合可能な単量体を加えて構成され、これらの単量体の
比率は特に制限されず、目的に応じて任意に変えること
ができるが、一般には、りん酸基含有重合性不飽和単量
体とその他の単量体との合計を基準に、前者は0.1〜
100重量%、特に0.5〜50重量%、さらに特に3
〜30重量%、そして、後者は99.9〜0重量%、特
に99.5〜50重量%、さらに特に97〜70重量%
の範囲内とするのが好ましい。
有機溶剤溶液中で上記単量体成分を粒子状に重合せしめ
ることにより調製でき、その結果、高分子分散安定剤の
有機溶剤溶液中に上記単量体成分に由来する重合体粒子
が分散してなる非水分散液が得られる。
て重合体粒子を安定に分散せしめるためのものであり、
該分散液中の有機溶剤とは相溶するが、併存するりん酸
基含有重合性不飽和単量体単位を構成成分とする重合体
粒子とは殆ど相溶しないものが用いられる。
ば、以下に示すものがあげられ、これらは単独で用いる
ことができまたは2種以上併用することができる。
ような水酸基を有する脂肪酸の自己縮合ポリエステル樹
脂中のカルボキシル基に、(メタ)アクリル酸のグリシ
ジルエステルをエステル付加して、1分子あたり約1個
の重合性不飽和結合を導入してなるポリエステルマクロ
モノマ−(1a)、および、このマクロモノマ−(1
a)中の重合性不飽和結合に重合性単量体を重合させて
なるポリマ−(1b)。
a)に、(メタ)アクリル酸のグリシジルエステルを含
む重合性単量体を重合し、さらに、この重合体中のグリ
シジル基にα,β−エチレン性不飽和酸を付加して重合
性不飽和結合を導入したポリマ−(2a)。導入する重
合性不飽和結合の量は、通常、1分子当たり平均して
0.2〜1.2個の範囲内が好ましい。
数4以上)モノエステルと水酸基含有重合性単量体とを
含む重合性単量体成分を重合してなる水酸基含有アクリ
ル樹脂。
4以上)モノエステル、(メタ)アクリル酸のC2〜8ヒ
ドロキシアルキルエステル類などの水酸基含有重合性単
量体、および(メタ)アクリル酸のグリシジルエステル
を含む重合性単量体成分を重合してなる水酸基含有アク
リル樹脂のグリシジル基に、α,β−エチレン性不飽和
酸を付加して重合性不飽和結合を導入したアクリル樹脂
(4a)、および(メタ)アクリル酸のアルキル(炭素
数4以上)モノエステル、水酸基含有重合性単量体、お
よびα,β−エチレン性不飽和酸を含む重合性単量体成
分を重合してなる水酸基含有アクリル樹脂のカルボキシ
ル基に、(メタ)アクリル酸のグリシジルエステルを付
加して重合性不飽和結合を導入したアクリル樹脂(4
b)。これら(4a)および(4b)の樹脂における重
合性不飽和結合の量は、通常、1分子あたり平均して
0.2〜1.2個の範囲内が好ましい。
キルエ−テル化メラミン樹脂。
樹脂や、該アルキド樹脂中のカルボキシル基に(メタ)
アクリル酸のグリシジルエステルを付加して重合性不飽
和結合を導入したアルキド樹脂。ここで重合性不飽和結
合は分子中に平均して0.2〜1.2個の範囲内で導入
されていることが好ましい。
樹脂中の水酸基に、ポリイソシアネ−トと水酸基含有重
合性単量体との等モル反応物をウレタン化付加させて重
合性不飽和結合を導入したアルキド樹脂。ここで重合性
不飽和結合は分子中に平均して0.2〜1.2個の範囲
内で導入されていることが好ましい。
酸基に、例えばイソシアネ−トエチルアクリレ−トなど
のイソシアネ−ト基と重合性不飽和結合を有する単量体
をウレタン反応させてなる重合性不飽和結合を有するセ
ルロ−スアセテ−トブチレ−ト。ここで重合性不飽和結
合は分子中に平均して0.2〜1.2個の範囲内で導入
されていることが好ましい。
クリル酸のグリシジルエステル、重合性単量体、α,β
−エチレン性不飽和酸、(メタ)アクリル酸のアルキル
(炭素数4以上)モノエステル、水酸基含有重合性単量
体(メタ)アクリル酸のC2 〜8ヒドロキシアルキルエス
テル類などは、前記例示のものから選ばれる1種以上を
使用することができる。
00〜約50000、特に約3000〜約2000の範
囲内の重量平均分子量を有していることが好ましい。
素のような低極性の有機溶剤に容易に溶解し、しかも耐
候性なども優れている上記3)、4)などに例示したア
クリル樹脂系などが特に好ましい。なかでも、重合性不
飽和結合を有するアクリル樹脂系分散安定剤は、重合体
粒子とグラフト重合して、分散液の安定性などが向上す
るので特に好ましい。なかでも、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ド
デシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリ
ルのようなメタクリル酸の炭素数4以上のアルキルエス
ルなどの低極性単量体を主成分とし、必要に応じて、ス
チレン、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アク
リル酸、グリシジル(メタ)アクリレ−ト、(メタ)ア
クリル酸2−ヒドロキシエチルなどを併用して調製され
た重合体(分散安定剤)が好ましい。さらに、この重合
体にグリシジル(メタ)アクリレ−ト、(メタ)アクリ
ル酸、イソシアネ−トエチルメタアクリレ−トなどを付
加して重合性二重結合を導入したものも好適に用いるこ
とができる。
溶剤としては、高分子分散安定剤を溶解し、かつ重合体
粒子を実質的に溶解することなく分散せしめることので
きるものであり、特に沸点が約150℃以下のものが好
ましい。具体的には、以下に例示するものがあげられ、
これらは単独で使用することができまたは2種以上併用
することができる。
ン、ミネラルスピリットなどの炭化水素系溶剤;酢酸エ
チル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、メチルセロソ
ルブアセテ−ト、ブチルカルビト−ルアセテ−トなどの
エステル系溶剤、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、ジイソブチルケトンなどのケトン系溶剤;メ
タノ−ル、エタノ−ル、イソプロパノ−ル、n−ブタノ
−ル、sec−ブタノ−ルなどのアルコ−ル系溶剤;n
−ブチルエ−テル、ジオキサン、エチレングリコ−ルモ
ノメチルエ−テル、エチレングリコ−ルモノエチルエ−
テルなどのエ−テル系溶剤;「スワゾ−ル310」、
「スワゾ−ル1000」および「スワゾ−ル1000」
(いずれも、コスモ石油社製商品名で、石油系芳香族炭
化水素系溶剤)など。
子分散安定剤を有機溶剤に均一に溶解せしめ、ついで、
りん酸基含有重合性不飽和単量体を含有する単量体成分
を分散重合することにより調製することができる。分散
重合前の該単量体成分は高分子分散安定剤の有機溶剤溶
液中と容易に溶解するが分散重合後に形成される重合体
粒子は該溶液中に実質的に溶解しないことが重要であ
る。かくして得られる本発明非水分散液において、りん
酸基含有重合性不飽和単量体を含有する単量体成分に由
来する重合体は、高分子分散安定剤を含有する有機溶剤
溶液中で粒子状に分散している。分散重合体粒子の平均
粒径は0.01〜1μmの範囲内にあることが好まし
い。
りん酸基含有重合性不飽和単量体を含有する単量体成分
の分散重合は、従来既知のラジカル重合法などによって
容易に行うことができる。重合反応におけるこれらの成
分の構成比率は特に制限されないが、例えば、高分子分
散安定剤と単量体成分との比率は、該両成分の合計固形
分重量を基準にして、高分子分散安定剤は0.1〜70
%、特に5〜50%、単量体成分は99.9〜30%、
特に95〜50%の範囲内が適している。また、高分子
分散安定剤と単量体成分との合計固形分重量を基準に、
有機溶剤は95〜40%、高分子分散安定剤と単量体成
分との合計固形分は5〜60%の範囲内にあるのが適し
ている。
中に水酸基などの架橋性官能基が存在する場合、本発明
非水分散液に架橋剤を配合することにより、三次元に架
橋した塗膜を形成することができる。
おいて、りん酸基含有重合性不飽和単量体と共に使用し
うる他の共重合可能な単量体として、例えば、ジビニル
ベンゼンや、エチレングリコ−ルまたはプロピレングリ
コ−ルなどのグリコ−ルなどと(メタ)アクリル酸との
ジエステル類のような、1分子中に重合性不飽和結合を
2個以上有する単量体を併用することにより、重合体粒
子内を架橋することも可能である。また、粒子内架橋し
た重合体は、N−アルコキシメチル化アクリルアミドや
γ−メタクリロキシトリアルコキシシランのような自己
架橋反応性官能基を有する単量体を使用して分散重合を
行うことによっても調製することができる。
用することができ、使用目的に応じて、架橋剤、他のポ
リマ−粒子、塗料用樹脂、顔料、硬化触媒、紫外線吸収
剤、塗面調整剤、酸化防止剤、流動調整剤、顔料分散
剤、シランカップリング剤などの添加剤を配合すること
ができる。
ミン樹脂、ブロックされていてもよいポリイソシアネ−
ト化合物、エポキシ化合物、加水分解性アルコキシシリ
ル化合物などがあげられる。
くとも2個の重合性不飽和結合を有するモノマ−を少量
含有する重合性単量体成分を水系媒体中でアニオンまた
は非イオン性界面活性剤を用いて乳化重合させて得られ
るポリマ−粒子の水分散体から、該粒子を分離してなる
粉末状のもの、または水を有機溶剤に置換してなる分散
液などがあげられる。これらの他のポリマ−粒子の配合
量は、一般に、高分子分散安定剤とりん酸基含有重合体
粒子との合計固形分100重量部あたり、0.1〜30
重量部、特に1〜20重量部の範囲内が好ましい。
ロ−スアセテ−トブチレ−ト、エポキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂などがあげら
れ、これらの塗料用樹脂の配合量は、通常、高分子分散
安定剤とりん酸基含有重合体粒子との合計固形分100
重量部あたり、0.1〜100重量部の範囲内が好まし
い。
ラ−顔料またはメタリック顔料から選ばれる1種もしく
は2種以上を使用することができる。ソリッドカラ−顔
料として、例えば、キナクリドンなどのキナクリドン
系、ピグメントレッドなどのアゾ系、フタロシアニンブ
ル−、フタロシアニングリ−ンなどのフタロシアニン
系、チタン白、硫酸バリウム、炭酸バリウム、カ−ボン
ブラック、バリタ、クレ−、シリカ、クロムバ−ミリオ
ン、パ−マネントレッド、ペリレンバ−ミリオン、チタ
ン黄、アンチモン黄、スレン系、クロムグリ−ン、群
青、シアニンブル−、コバルトバイオレット、キナクリ
ドンバイオレットなどがあげられ、メタリック顔料とし
ては塗膜に金属感や光干渉作用を与えるフレ−ク顔料が
あげられ、例えば、アルミニウム、雲母状酸化鉄、雲
母、ステンレススチ−ル、真鍮、、酸化チタン被覆雲
母、酸化鉄被覆雲母などがあげられるが、これらのみに
限定されるものではない。
(例えば、鋼板、表面処理鋼板板など)、プラスチック
などの被塗物に、下塗塗料、中塗塗料または上塗塗料と
して塗装することができる。本発明非水分散液を含有す
る塗料の塗膜の処理条件は、必要に応じて含有せしめら
れる架橋剤などによって適宜選択することができ、常温
乾燥、常温硬化、加熱乾燥、加熱硬化などを採用するこ
とができる。形成される塗膜は耐候性、層間付着性、耐
チッピング性などにすぐれている。
フレ−ク含有メタリック塗料(A)を塗装し、硬化させ
た後、該塗面にクリヤ塗料を順次塗装するにあたり、該
クリヤ塗料として、本発明非水分散液を含有する塗料
(B)を使用することを特徴とする塗装法である。
それを含有する塗膜の表層部に浮上し(これをリ−フィ
ングという)、該塗面の表層部で塗面に対しほぼ平行に
配列して、連続したアルミニウム面をつくりやすい。し
かしながら、該メタリック塗膜が未硬化の状態で、その
塗面にクリヤ−塗料を塗装すると、その表層部に浮上し
たアルミニウムフレ−クの配向が乱れてモドリ現象が生
じやすく、一方、該メタリック塗膜を加熱硬化後にクリ
ヤ−塗料を塗装すると、両塗膜の層間付着性が十分でな
いという問題が生ずる。
ウムフレ−ク含有メタリック塗膜を加熱硬化後にクリヤ
−塗料を塗装する系において、両塗膜の層間付着性を改
良することを主たる目的として開発されたものであり、
その特徴は、上記クリヤ塗料として、本発明非水分散液
を含有させてなる塗料を使用するところにある。
(A)としては、ビヒクル成分およびリ−フィング型ア
ルミニウムフレ−クメタリック顔料を含んでなる液状塗
料が用いられる。
料用としてそれ自体既知のものを用いることができ、例
えば、水酸基などの架橋性官能基を含有する樹脂と架橋
剤とからなるものを使用することができる。。ここで、
架橋性官能基含有樹脂としては、1分子中に2個以上の
水酸基を有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アル
キド樹脂などがあげられ、このうち特に、水酸基含有ア
クリル樹脂が好ましい。一方、架橋剤としては、該架橋
性官能基と反応しうるメラミン樹脂が適している。具体
的には、メチロ−ル化メラミンのメチロ−ル基の一部も
しくは全部を炭素数1〜8の1価アルコ−ルでエ−テル
化した部分もしくはフルエ−テル化メラミン樹脂で、し
かもトリアジンを1〜5個有するものが好ましい。イミ
ノ基含有メラミン樹脂や(ブロック)ポリイソシアネ−
ト化合物も架橋剤として使用することができる。架橋性
官能基含有樹脂と架橋剤との配合比率は、両成分の固形
分合計にもとづいて、前者は50〜90重量%、特に6
5〜80重量%、後者は50〜10重量%、特に45〜
20重量%が適している。
ィング型アルミニウムフレ−ク顔料としては、アルミニ
ウムの機械的粉砕時にステアリン酸などのような低表面
張力成分を使用して、その表面がこれらの低表面張力成
分で被覆されたものが好ましく、その長手方向寸法が2
〜50μmであり、かつ厚さが0.1〜2μmであるも
のが適している。かかるリ−フィング型アルミニウムフ
レ−ク顔料を使用することにより、アルミニウムフレー
クは塗面表層部に浮上し、塗面に対してほぼ平行に配向
するので、ち密で光輝感が強くクロ−ムメッキ調のメタ
リック塗膜を形成せしめることが可能である。
溶剤に混合分散せしめることによって調製することがで
きる、さらに必要に応じて、着色顔料、体質顔料、沈降
防止剤、紫外線吸収剤などをさらに配合することも可能
である。
外板部などの金属製またはプラスチック製の基材に直
接、または、下塗塗料(例えば、カチオン電着塗料な
ど)を塗装し、加熱硬化させた後、必要に応じて中塗塗
料を塗装し、適宜加熱硬化してなる金属製またはプラス
チック製の基材に、静電方式、スプレ−方式などの方法
で塗装することができる。特に、未硬化の中塗塗膜にメ
タリック塗料(A)をウエットオンウエットで塗装し、
ついで加熱して該両塗膜を硬化せしめると、工程を短縮
することができるので効果的である。メタリック塗料
(A)の塗装膜厚は、一般に、硬化塗膜として1〜20
μm、特に2〜10μmが適しており、メタリック塗料
(A)の塗膜は約100〜約180℃で10〜40分程
度加熱することにより硬化せしめることができる。
装されるクリヤー塗料(B)は、無色透明塗膜または有
色透明塗膜のいずれの塗膜を形成するものであってもよ
い。
散液(高分子分散安定剤の有機溶剤溶液中で、りん酸基
含有重合性不飽和単量体単位を構成成分として含有する
重合体粒子が分散してなる非水分散液)を含有し、さら
に必要に応じて、他の通常の塗料用樹脂、ソリッドカラ
−顔料またはメタリック顔料、紫外線吸収剤などを有機
溶剤に混合してなる非水分散液型液状塗料であって、少
なくとも、該塗膜を通じてメタリック塗料(A)のメタ
リック感を透視できる程度の透明塗膜を形成しうるもの
が用いられる。
塗料用樹脂としては、例えば、水酸基、カルボキシル
基、シラノ−ル基、エポキシ基などの架橋性官能基を含
有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹
脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、シリコン含有樹脂など
の樹脂があげられ、特に架橋性官能基含有アクリル樹脂
が好ましい。また、これらの架橋性官能基を含有する樹
脂は、該官能基と反応するメラミン樹脂、尿素樹脂、
(ブロック)ポリイソシアネ−ト化合物、エポキシ化合
物または樹脂、カルボキシル基含有化合物または樹脂、
酸無水物、アルコキシシラン基含有化合物または樹脂な
どの架橋剤と併用することができる。メラミン樹脂とし
ては、メチロ−ル化メラミンのメチロ−ル基の一部もし
くは全部を炭素数1〜8の1価アルコ−ルでエ−テル化
した部分もしくはフルエ−テル化メラミン樹脂で、しか
もトリアジン核を1〜5個有するものが好ましい。イミ
ノ基含有メラミン樹脂も使用できる。これらの他の通常
の塗料用樹脂における架橋性官能基含有樹脂と架橋剤と
の比率は、両成分の固形分合計にもとづいて、前者は5
0〜90重量%、特に65〜80重量%、後者は50〜
10重量%、特に45〜20重量%が適している。
(架橋剤も含む)との構成比率は目的に応じて任意に選
択することができるが、一般には、該両成分の合計固形
分量に基き、本発明非水分散液は0.01〜100重量
%、好ましくは0.02〜20重量%、特に0.03〜
10重量%(いずれも固形分として)、他の通常の塗料
用樹脂は99.99〜0重量%、好ましくは99.98
〜80重量%、特に99.97〜90重量%が好まし
い。
(A)を上記のように塗装し、その塗膜を加熱硬化せし
めるた後、クリヤ塗料(B)を塗装する。
約30〜約80重量%が適しており、これを静電方式ま
たはスプレ−方式などで、硬化塗膜に基く膜厚が5〜1
00μm、好ましくは20〜80μm程度になるように
塗装し、硬化せしめる。
べる如き効果が得られる。
−ク含有メタリック塗膜とクリヤ塗膜からなる複層塗膜
において、該クリヤ塗膜を本発明非水分散液を含有する
クリヤ塗料により形成せしめることにより、メタリック
塗膜表層部に平行連続配列したアルミニウム面に由来す
る、塗面がち密で、光輝感が強くクロ−ムメッキ調に仕
上がるという効果をなんら低下させることなく、該メタ
リック塗膜とクリヤ塗膜との層間付着性を顕著に改良す
ることができる。
て断熱性が良好であり、自動車内部の温度が外気の状態
によって影響されにくい。
したリ−フィングアルミフレ−クは、その表面がステア
リン酸などで被覆され、低表面張力であるために、かか
る塗面にクリヤ塗料を塗装すると濡れ性が低下すること
があるが、本発明非水分散液を含有するクリヤ塗料を使
用することにより濡れ性が改善される。
のクリヤ塗料(B)において、りん酸基と反応しうる官
能基(例えばエポキシ基など)を有する塗料用樹脂を含
有させても、りん酸基含有重合体は分散安定剤によって
保護されているので、両基の反応は防止でき、貯蔵安定
性が阻害されることがない。
説明する。部および%はいずれも重量に基づくものであ
る。
上に,熱硬化性エポキシ樹脂系カチオン電着塗料(「エ
レクロン9600」関西ペイント社製、商品名)を硬化
膜厚が約20μになるように電着塗装し、170℃で3
0分加熱し硬化させてから、自動車塗料用中塗塗料(熱
硬化性ポリエステル樹脂・メラミン樹脂系有機溶剤系
「TP−37プライマ−サ−フェ−サ−」関西ペイント
社製、商品名)を硬化膜厚が約25μになるようにエア
−スプレ−塗装し、室温で3分放置して試験用の被塗物
とした。
ン樹脂(*2)35部およびリ−フィングアルミニウム
フレ−ク(*3)5部を有機溶剤(キシレン/トルエン
=1/1重量比)に混合分散し、粘度をフォ−ドカップ
#4で13秒(20℃)に調整した。
−ヘキサヒドロ無水フタル酸系のポリエステル樹脂であ
り、数平均分子量約3500、水酸基価82mgKOH
/g、酸価8mgKOH/g。
0(三井東圧社製、商品名) (*3)リ−フィングアルミニウムフレ−ク:「062
0MS」東洋アルミニウム社製、商品名、長手方向寸法
13.6μm、厚さ0.4μm。
2)35部およびノンリ−フィングアルミニウムフレ−
ク(*4)5部を有機溶剤(キシレン/トルエン=1/
1重量比)に混合分散し、粘度をフォ−ドカップ#4で
13秒(20℃)に調整した。
レ−ク:「アルミペ−スト7640NS」東洋アルミニ
ウム社製、商品名、長手方向寸法17μm、厚さ0.5
μm。
安定剤分散安定剤a :撹拌機、温度計、還流冷却器などを備え
た通常のアクリル樹脂製造用反応槽に、キシレン52部
およびn−ブタノ−ル10部を仕込み、加熱撹拌して1
25℃に達してから、下記の単量体混合物を4時間を要
して滴下した。
分間保持してから、アゾビスジメチルバレロニトリル
0.5部とキシレン5部との混合物を1時間を要して滴
下した。その後、3時間、125℃で保持したまま撹拌
した。かくして得られた樹脂溶液の固形分含有率は60
%、酸価は86.5であった。この樹脂溶液にグリシジ
ルメタクリレ−トを1.2部加え、酸価が83になるま
で、120℃で付加反応せしめ、分散安定剤aを得た。
このものの重量平均分子量は12000、水酸基価4
8.4、酸価83、固形分含有率60%であった。
器などを備えた通常のアクリル樹脂製造用反応槽に、キ
シレン52部およびn−ブタノ−ル10部を仕込み、加
熱撹拌して125℃に達してから、下記の単量体混合物
を4時間を要して滴下した。
分間保持してから、アゾビスジメチルバレロニトリル
0.5部とキシレン5部との混合物を1時間を要して滴
下した。その後、3時間、125℃で保持したまま撹拌
した。かくして得られた樹脂溶液の固形分含有率は60
%、酸価は19.2であった。この樹脂溶液にグリシジ
ルメタクリレ−トを1.2部加え、酸価が16になるま
で、120℃で付加反応せしめ、分散安定剤bを得た。
このものの重量平均分子量は12000、水酸基価6
4.7、酸価16、固形分含有率60%であった。
還流器などを備えた通常のポリエステル樹脂製造用反応
槽に、下記の反応成分混合物を入れ、一般的な脱水・縮
合反応を行い、酸価4まで縮合した。
チルメタクリレ−トを1.2部加え、イソシアネ−ト価
が0.5以下になるまで付加反応せしめて、分散安定剤
cを得た。このものの重量平均分子量は30000、水
酸基価114、油長30%、酸価4、固形分含有率60
%であった。
を備えた通常のアクリル樹脂製造用反応槽に、キシレン
120部、ヘプタン64部および分散安定剤a)55部
を仕込み、加熱撹拌して100℃に達してから、単量体
と分散安定剤a)とからなる下記の混合物を5時間を要
して滴下した。
持してから、アゾビスジメチルバレロニトリル0.5部
とキシレン20部との混合物を1時間を要して滴下し
た。その後、2時間、100℃で保持したまま撹拌した
のち、冷却して、本発明非水分散液i)を得た。 かく
して得られた本発明非水分散液i)の固形分含有率は4
5%、酸価は70、りん酸基含有重合体粒子の粒径は3
00nmであった。
計、還流冷却器を備えた通常のアクリル樹脂製造用反応
槽に、キシレン120部、ヘプタン64部および分散安
定剤b)55部を仕込み、加熱撹拌して100℃に達し
てから、単量体と分散安定剤b)とからなる下記の混合
物を5時間を要して滴下した。
持してから、アゾビスジメチルバレロニトリル0.5部
とキシレン20部との混合物を1時間を要して滴下し
た。その後、2時間、100℃で保持したまま撹拌した
のち、冷却して、粒子内架橋した重合体粒子を含有する
本発明非水分散液ii)を得た。
の固形分含有率は45%、酸価は44、りん酸基含有重
合体粒子の粒径は250nmであった。
度計、還流冷却器を備えた通常のアクリル樹脂製造用反
応槽に、キシレン120部、ヘプタン64部および分散
安定剤c)55部を仕込み、加熱撹拌して100℃に達
してから、単量体と分散安定剤c)とからなる下記の混
合物を5時間を要して滴下した。
持してから、アゾビスジメチルバレロニトリル0.5部
とキシレン20部との混合物を1時間を要して滴下し
た。その後、2時間、100℃で保持したまま撹拌した
のち、冷却して、本発明非水分散液iii)を得た。
i)の固形分含有率は45%、酸価は40、りん酸基含
有重合体粒子の粒径は320nmであった。
計、還流冷却器を備えた通常のアクリル樹脂製造用反応
槽に、キシレン120部、ヘプタン64部および分散安
定剤b)55部を仕込み、加熱撹拌して100℃に達し
てから、下記の単量体と分散安定剤b)との混合物を5
時間を要して滴下した。
持してから、アゾビスジメチルバレロニトリル0.5部
とキシレン20部との混合物を1時間を要して滴下し
た。その後、2時間、100℃で保持したまま撹拌した
のち、冷却して、本発明非水分散液iv)を得た。
の固形分含有率は45%、酸価は32、りん酸基含有重
合体粒子の粒径は250nmであった。
計、還流冷却器を備えた通常のアクリル樹脂製造用反応
槽に、キシレン120部、ヘプタン64部および分散安
定剤b)55部を仕込み、加熱撹拌して100℃に達し
てから、下記の単量体と分散安定剤b)との混合物を5
時間を要して滴下した。
持してから、アゾビスジメチルバレロニトリル0.5部
とキシレン20部との混合物を1時間を要して滴下し
た。その後、2時間、100℃で保持したまま撹拌した
のち、冷却して、本発明非水分散液v)を得た。
固形分含有率は45%、酸価は31、りん酸基含有重合
体粒子の粒径は230nmであった。
40部、エポキシ基含有アクリル樹脂(*6)60部、
本発明非水分散液(i)10部、チヌビン900(チバ
ガオギ−製、商品名、紫外線吸収剤)1部、テトラブチ
ルアンモニウムブロマイドとモノブチルリン酸の当量配
合物2部および「BYK300」(ビッグケミ−製、商
品名、表面調整剤)0.1部を炭化水素系溶剤(「スワ
ゾ−ル1000」コスモ石油社、商品名)に混合分散し
て、粘度13秒/フォ−ドカップ#4/20℃に調整し
た。
脂:無水マレイン酸のメタノ−ルハ−フエステル化物2
0%、アクリル酸4−ヒドロキシn−ブチル20%、n
−ブチルアクリレ−ト40%およびスチレン20%から
なる重合体であり、数平均分子量3500、酸価86m
gKOH/g、水酸基価78mgKOH/gであった。
リシジルメタクリレ−ト30%、アクリル酸4−ヒドロ
キシn−ブチル20%、n−ブチルアクリレ−ト30%
およびスチレン20%からなる重合体であり、数平均分
子量3000、エポキシ基含有量2.12ミリモル/
g、水酸基価78mgKOH/gであった。
ル樹脂(*7)45部、エポキシ基含有アクリル樹脂
(*6)55部、本発明非水分散液(ii)10部、チ
ヌビン900(チバガオギ−製、商品名、紫外線吸収
剤)1部、テトラブチルアンモニウムブロマイドとモノ
ブチルリン酸の当量配合物2部および「BYK300」
(ビッグケミ−製、商品名、表面調整剤)0.1部を炭
化水素系溶剤(「スワゾ−ル1000」コスモ石油社、
商品名)に混合分散して、粘度13秒/フォ−ドカップ
#4/20℃に調整した。
脂:無水マレイン酸のメタノ−ルハ−フエステル化物2
0%、アクリル酸2−ヒドロキシエチル16%、n−ブ
チルアクリレ−ト44%およびスチレン20%からなる
重合体であり、数平均分子量3500、酸価86mgK
OH/g、水酸基価78mgKOH/gであった。
リル樹脂(*7)45部、エポキシ基含有アクリル樹脂
(*6)55部、本発明非水分散液(iii)10部、
フタロシアニン系青色顔料(大日精化社製)1部、チヌ
ビン900(チバガオギ−製、商品名、紫外線吸収剤)
1部、テトラブチルアンモニウムブロマイドとモノブチ
ルリン酸の当量配合物2部および「BYK300」(ビ
ッグケミ−製、商品名、表面調整剤)0.1部を炭化水
素系溶剤(「スワゾ−ル1000」コスモ石油社、商品
名)に混合分散して、粘度13秒/フォ−ドカップ#4
/20℃に調整した。
ル樹脂(*5)45部、エポキシ基含有アクリル樹脂
(*6)55部、本発明非水分散液(iv)10部、チ
ヌビン900(チバガオギ−製、商品名、紫外線吸収
剤)1部、テトラブチルアンモニウムブロマイドとモノ
ブチルリン酸の当量配合物2部および「BYK300」
(ビッグケミ−製、商品名、表面調整剤)0.1部を炭
化水素系溶剤(「スワゾ−ル1000」コスモ石油社、
商品名)に混合分散して、粘度13秒/フォ−ドカップ
#4/20℃に調整した。
樹脂(*5)45部、エポキシ基含有アクリル樹脂(*
6)55部、本発明非水分散液(v)10部、チヌビン
900(チバガオギ−製、商品名、紫外線吸収剤)1
部、テトラブチルアンモニウムブロマイドとモノブチル
リン酸の当量配合物2部および「BYK300」(ビッ
グケミ−製、商品名、表面調整剤)0.1部を炭化水素
系溶剤(「スワゾ−ル1000」コスモ石油社、商品
名)に混合分散して、粘度13秒/フォ−ドカップ#4
/20℃に調整した。
液なし) カルボキシル基含有アクリル樹脂(*8)50部、エポ
キシ基含有アクリル樹脂(*6)50部、チヌビン90
0(チバガオギ−製、商品名、紫外線吸収剤)1部、テ
トラブチルアンモニウムブロマイドとモノブチルリン酸
の当量配合物2部および「BYK300」(ビッグケミ
−製、商品名、表面調整剤)0.1部を炭化水素系溶剤
(「スワゾ−ル1000」コスモ石油社、商品名)に混
合分散して、粘度13秒/フォ−ドカップ#4/20℃
に調整した。
(A−i)または(A−ii)を硬化塗膜を基準に5μ
mになるように塗装し、室温で5分放置してから140
℃で30分加熱して両塗膜を硬化せしめた。ついで、こ
のメタリック塗面にクリヤ塗料(B−i)〜(B−v
i)を硬化塗膜を基準に35〜40μmになるように塗
装し室温で5分放置してから、140℃で30分加熱し
て硬化せしめた。
1のとおりであった。
にクリヤ塗料をスプレ−塗装したときの、濡れの良否を
目視評価した。○は濡れ良好、△は濡れ劣る、×は濡れ
非常に劣ることを示す。
ようにカット線を入れ、大きさ1×1mmのゴバン目を
100個つくり、その表面に粘着セロハンテ−プを貼着
し、それを急激に剥離した後の塗面を観察した。○はゴ
バン目塗膜の剥離が全く認められない、×はゴバン目塗
膜の剥離が10個以上認められたことを示す。
型変角分光光度計「MA68測定器」を使用して、受光
角15度のY値を測定した。これは、塗膜の明るさを示
し、メタリック塗膜のハイライト部分の輝度感を表して
いる。この数値が大きくなるほど輝度感は良好である。
用して、受光角45度のY値を測定した。これは塗膜の
明るさを示し、塗膜の正面色の明るさを表し、この数値
が小さいほど暗い。これはアルミニウムフレークが水平
に配向し、拡散光が少ないことを意味する。
用して測定した。上記のIV値およびSV値を式 FF
=(IV−SV)/[(IV+SV)/2] にあては
めて算出した。これはハイライトの輝度と正面の明るさ
のコントラストを示し、この数値が大きいほど明暗感が
強く、クロムメッキ調であることを表す。
用して、受光角15度のCIEメトリッククロマ(彩
度)を測定した。これは塗膜のハイライトの内の彩度で
あって、この数値が大きいほど鮮やかであることを示
す。
であり、○1はクロ−ムメッキ調に仕上がった、○2は
クロ−ムメッキ調で、かつキャンディト−ンに仕上がっ
た、Xはクロ−ムメッキ調でなく、通常のメタリック感
に仕上がったことを示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 高分子分散安定剤の有機溶剤溶液中に重
合体粒子が分散してなる非水分散液において、該重合体
粒子が、りん酸基含有重合性不飽和単量体単位を構成成
分として含有する重合体粒子であることを特徴とするり
ん酸基含有非水分散液。 - 【請求項2】 リ−フィング型アルミニウムフレ−ク含
有メタリック塗料を塗装し、硬化させた後、その塗面に
クリヤ塗料を塗装するにあたり、該クリヤ塗料として、
請求項1に記載のりん酸基含有非水分散液を含有する塗
料を使用することを特徴とする塗装法。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2006036992A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Sk Kaken Co Ltd | 水性塗料及び塗装方法 |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP16344197A patent/JP3927281B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006036992A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Sk Kaken Co Ltd | 水性塗料及び塗装方法 |
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