JPH10338126A - 木材集材機のキャリッジおよび主索支持装置 - Google Patents

木材集材機のキャリッジおよび主索支持装置

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Publication number
JPH10338126A
JPH10338126A JP15362497A JP15362497A JPH10338126A JP H10338126 A JPH10338126 A JP H10338126A JP 15362497 A JP15362497 A JP 15362497A JP 15362497 A JP15362497 A JP 15362497A JP H10338126 A JPH10338126 A JP H10338126A
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JP
Japan
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carriage
brake
main rope
rope
clamp
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Withdrawn
Application number
JP15362497A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Baba
啓利 馬場
Katsuzo Shiga
勝三 志賀
Masayoshi Nishizuka
正義 西塚
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KOBELCO KENKI ENG KK
Original Assignee
KOBELCO KENKI ENG KK
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Publication date
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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で、メインテナンス性に優れ、環境汚染
の恐れがなく、しかも集材作業能率に優れた木材集材機
のキャリッジを提供する。 【解決手段】 スカイラインR1 を挟圧、かつ挟圧を解
除するクランプ装置7を作動させるクランプ作動手段8
と伐採材を吊持する吊持ロープ18を巻上げ・巻下げる
ウインチ9を制動、かつ制動を解除するブレーキ11を
作動させるブレーキ作動手段12とを、発電機13で発
電された電力を蓄電するバッテリー14からの電力で連
動させる構成とすれば、油圧機器類が不要なのでキャリ
ッジ1が軽量になり、メインテナンスが不要になり、か
つ油漏れを起こす恐れがなくなると共に、キャリッジ1
の移動・停止動作と吊持ロープ18の巻上げ・巻下げ動
作とが素早く切換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠方の先山で伐採
された伐採材を吊持して木材集材場に集材する木材集材
機のキャリッジおよびキャリッジの溝付走行輪が転動す
る主索を支える主索支持装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、先山で伐採された伐採材
は、通常、ロープウエイ式の木材集材機のCarria
ge(日本規格協会編のJIS工業用語大辞典によれ
ば、キャリジ、キャリッジまたはキャレジと呼ばれてい
るが、以下キャリッジという。)により搬送されて所定
の木材集材場に集められる。そして、集められた伐採材
はここにおいてトラック等に積み込まれて木材工場等の
処理場まで運搬され、建築資材等の一次製品に加工され
る。このような木材集材機のキャリッジは、例えば特開
平6−87435号公報に開示されている。以下、この
ようなキャリッジの概要構成を、その側面図の図7を参
照しながら、同明細書に記載されている同一名称ならび
に同一符号を以て説明する。
【0003】主索30を転動する3つの走行シーブ31
を介して走行可能に吊持された搬器であるキャリッジ3
2に、主索30を挟持するクランプ44が設けられると
共に、吊荷(以下、伐採材という。)用の巻上索36を
巻回した巻取りドラム34にブレーキ50が設けられて
いる。そして、巻取りドラム34を回転させる巻取りシ
ーブ35に横行索33が巻回されており、前記クランプ
44とブレーキ50とを無線で開閉動作させる油圧装置
でキャリッジ32が走行されると共に、伐採材が上げ下
げされるようになっている。また、キャリッジ32には
発電機43と、発電機43で発電された電力を蓄電する
バッテリー54と、バッテリー54からの供給電力によ
り駆動される電動アクチュエータと、油圧装置の作動油
を貯蔵するオイルレザーバタンク等の油圧機器類とが搭
載され、前記クランプ44とブレーキ50とは何れも圧
油作動されるように構成されている。
【0004】従って、上記構成になるキャリッジによれ
ば、電気駆動される油圧装置から給排される作動油の圧
力で作動されるブレーキ50により巻取りドラム34の
回転を停止させると共に、クランプ44による主索30
の挟圧を解除して横行索33を繰出し引戻し操作する
と、キャリッジ32が主索30を走行する。一方、クラ
ンプ44で主索30を挟圧してキャリッジ32を固定す
ると共に、ブレーキ50を解除して横行索33を繰出し
引戻し操作すると巻取りドラム34が回転され、伐採材
を吊持する巻上索36が巻上げ・巻下げられ、伐採材の
吊上げと荷下ろしとが行われる。
【0005】ところで、木材伐採現場の状況によって
は、山を越えて主索等が張設される。その場合には、主
索と山頂との間の高さを確保するために山頂付近で主索
支持装置によって主索を支える必要がある。主索を支え
る主索支持装置は、例えば実開平1−58365号公報
において開示されている。以下、この従来例に係る主索
支持装置(但し、キャリッジ用ではない。)を、その構
成説明図の図8を参照しながら、同明細書に記載されて
いる同一名称と同一符号とを以て説明する。同図に示す
符号2は、横断断面形状がエの字状であって湾曲した支
持腕14で下面が支持されてなるレールで、このレール
2の上面の幅方向の中央位置には主索1が嵌められるU
の字状の溝4を有する主索支持金物3が取付けられてい
る。また、前記レール2の幅方向の両側には、このレー
ル2の上面よりも上方に突出する外れ止め13が設けら
れている。さらに、トロリー5を支える滑車兼ローラ1
1には、主索支持金物3の幅よりも広い幅であって、か
つこの主索支持金物3の高さよりも深い広幅溝が周設さ
れると共に、この広幅溝の幅方向の中央に主索1用の溝
12が周設されている。
【0006】従って、上記従来例に係る主索支持装置に
よれば、滑車兼ローラ11が主索1に沿って転動してレ
ール2の位置に移動してくると、滑車兼ローラ11の最
大径部の外周面が、レール2の上面の主索支持金物3
と、外れ止め13との間を転動する。このとき、滑車兼
ローラ11の溝12が主索1から外れるが、転動し終わ
ると再び溝12が主索1に嵌まり、以後滑車兼ローラ1
1が主索1に沿って転動することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、キャリッジ
の伐採材の吊上げ能力を考えると、主索の強度によって
伐採材の吊上げ能力が決まってしまうので、キャリッジ
は可能な限り軽量であることが望ましい。しかしなが
ら、上記従来例に係るキャリッジには、上記のとおり、
油圧作動式のクランプとブレーキとが搭載されているた
め、電動アクチュエータの他にオイルレザーバタンク等
を搭載しなければならないだけでなく、クランプによる
主索の挟圧に際しては、常時電力を供給して油圧装置を
作動させ続けなければクランプの挟圧力を維持すること
ができないので、大容量の発電機とバッテリーとを搭載
する必要がある。つまり、キャリッジの自重は電動アク
チュエータ、オイルレザーバタンク等の搭載ならびに大
容量の発電機とバッテリーとの搭載で大重量になってし
まい、キャリッジの軽量化に限度があった。また、電気
系統の他に油圧系統をもメインテナンスする必要がある
ためにメインテナンス作業が大変であり、油圧機器や油
圧配管からの油漏れによる環境汚染の恐れがあるという
解決すべき課題があった。
【0008】また、主索支持装置については、例えば伐
採材の上げ、下げに際して主索を挟圧すると共に、走行
に際して主索の挟圧を解除するクランプ装置を持たない
構成のキャリッジを支持する主索の中間支持に上記従来
例に係る主索支持装置を適用する場合は全く問題がな
い。しかしながら、クランプ装置を有する構成のキャリ
ッジを支持する主索の中間支持に採用すると、主索を挟
圧するクランプ装置のクランプ部とレールの幅方向の両
側に設けた外れ止めとの干渉を防止するために、クラン
プ部のストロークを大きくしなければならないので、主
索の挟圧と、挟圧の解除とに長時間を要することにな
り、結果的に伐採材の集材作業能率が低下するので好ま
しくない。
【0009】従って、本発明の目的とするところは、よ
り軽量、メインテナンスが容易、かつ環境を汚染させる
恐れのない木材集材機のキャリッジおよび伐採材の集材
作業能率の低下を防止し得る主索支持装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、クランプとブ
レーキを油圧作動式にしなければ電動アクチュエータ、
オイルレザーバタンク等の油圧機器類を設ける必要がな
く、フレームへの搭載機器の数が少なくなり、これに伴
ってキャリッジのフレーム自体の小型化も可能になる結
果、キャリッジを軽量化し得、しかもメインテナンスも
簡易化できると考えてなしたものである。
【0011】従って、上記課題を解決するために、本発
明の請求項1に係る木材集材機のキャリッジが採用した
手段は、木材集材場と先山との間に張設されてなる主索
を転動する溝付走行輪の正逆回転により往復移動するフ
レームに、吊荷用の吊持ロープを巻上げ・巻下げるウイ
ンチおよびバッテリーに充電する電力を発電する発電機
が搭載され、前記ウインチを駆動するウインチ駆動輪お
よび前記発電機を駆動する発電機駆動輪が設けられ、前
記ウインチの回転を制動するブレーキおよび前記主索を
挟圧してフレームの進退移動を停止させるクランプ装置
が設けられると共に、外方からの操作電波を受けて前記
ブレーキを作動させるブレーキ作動手段およびクランプ
装置を作動させるクランプ作動手段の作動を制御する受
信機能を有するコントローラが搭載されてなる木材集材
機のキャリッジにおいて、前記クランプ作動手段および
ブレーキ作動手段を、前記バッテリーからの供給電力で
駆動される電動式にしたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2に係る木材集材機のキャ
リッジが採用した手段は、請求項1に記載の木材集材機
のキャリッジにおいて、前記コントローラにより、前記
ブレーキ作動手段によるブレーキの制動動作と、クラン
プ作動手段によるクランプ装置による主索挟圧解除動作
とが連動され、また前記ブレーキ作動手段によるブレー
キの制動開放動作と、クランプ作動手段によるクランプ
装置による主索挟圧動作とが連動されることを特徴とす
る。
【0013】本発明の請求項3に係る木材集材機のキャ
リッジが採用した手段は、請求項1または2の何れか1
つの項に記載の木材集材機のキャリッジにおいて、前記
クランプ装置が、クランプ作動手段のウオームとウオー
ムホイールとからなる減速機により正逆回転され、右ね
じおよび左ねじが螺刻されてなるねじロッドと、このね
じロッドの右ねじおよび左ねじのそれぞれに螺着され、
このねじロッドの正逆回転で接近して主索を挟圧し、か
つ離反で主索の挟圧を解除する挟圧部材とを備えてなる
ことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項4に係る木材集材機のキャ
リッジが採用した手段は、請求項1または2の何れか1
つの項に記載の木材集材機のキャリッジにおいて、前記
ブレーキ作動手段が、電動シリンダと、この電動シリン
ダの伸縮ロッドの伸縮で回動されるレバーと、このレバ
ーの正逆回動により正逆回転され、ブレーキのパッドを
相対する方向に接近させ、かつ離反させるカムロッドと
を備えてなることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項5に係る主索支持装置が採
用した手段は、ロープ溝底の半径と主索の直径との和よ
りも大きな半径のレール転動輪部をロープ溝の両側に有
するキャリッジの溝付走行輪が転動する主索の途中を支
えるロープ受溝を上部側に有し、長手方向の中央部分が
両端部側よりも高い主索支え本体と、この主索支え本体
のロープ受溝の幅方向の両側に設けられ、前記レール転
動輪部が転動し、長手方向の中央部分が両端部側よりも
高いガイドレール部とを備えてなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
木材集材機のキャリッジを、木材集材機の模式的全体斜
視図の図1と、そのキャリッジの側面図の図2と、図2
のA−A線断面図の図3と、図2の一部断面示B矢視図
の図4と、吊持金具を省略したそのキャリッジの平面図
の図5と、キャリッジの溝付走行輪が転動する主索の途
中を支える主索支持装置の主要部側面図の図6(a)
と、図6(a)の溝付走行輪断面示C−C線矢視図の図
6(b)とを参照しながら説明する。
【0017】先ず,図1を参照しながら木材集材機の概
要構成を説明すると、図に示す符号20は、木材集材場
に配設され、起伏自在なシーブタワー21を備えてなる
自走式の木材集材機本体であり、この木材集材機本体2
0の起立されてなるシーブタワー21と、先山の立木の
幹25との間には主索R1 (以下、スカイラインとい
う。)、横行索R2 (以下、メインラインという。)、
横行索R3 (以下、ホールバックラインという。)とが
張設されている。そして,スカインラインR1 には、木
材集材機本体20に搭載されてなる図示しない各ライン
用のウインチの正逆回転によるメインラインR2 とホー
ルバックラインR3 との繰出し、引戻しで往復動される
一方、伐採材Wを吊上げ、吊下げる後述するキャリッジ
1が溝付走行輪を有する吊持金具3,5を介して吊持さ
れている。なお、符号22は無線操縦用の中継器であ
り、また符号24,24′は、それぞれ送信器23,2
3′でキャリッジ1を無線操縦する作業者である。
【0018】上記キャリッジ1は、図2乃至図5に示す
ように構成されている。即ち、細長い枠状のフレーム2
の長手方向の両端部側の上部には、逆三角状をした吊持
金具3,5が連結ピン3a,5aで連結されている。図
における左側の吊持金具3には、スカイラインR1 を転
動するロープ溝4aと、このロープ溝4aの幅方向の両
側にロープ溝底の半径とスカイラインR1 の直径との和
よりも大きく、かつ最大半径(フランジ部)よりも小半
径の、後述する主索支持装置のガイドレール部を転動す
るレール転動輪部4b〔図6(b)参照〕が設けられて
なる一対の溝付走行輪4,4が軸支され、また図におけ
る右側の吊持金具5には、ロープ溝6aが設けられてな
る一対の溝付走行輪6,6が軸支されている。そして、
これら吊持金具3,5のうち、吊持金具3の溝付走行輪
4,4の支持軸の中間位置には、前記スカイラインR1
を挟圧し、かつ挟圧を解除する後述する構成になるクラ
ンプ装置7が設けられている。
【0019】上記クランプ装置7は、図3から良く理解
されるように、吊持金具3の外壁に付設され、後述する
構成になる電動式のクランプ作動手段8により正逆回転
される大径ねじ部と、この大径ねじ部と同心状に連な
り、この大径ねじ部のねじの螺旋と逆に螺旋し、かつ同
ピッチのねじが螺刻された小径ねじ部とからなるねじロ
ッド7aが設けられている。このねじロッド7aの大径
ねじ部と小径ねじ部とには、このねじロッド7aの正逆
回転によって互いに接近かつ離反して、スカイラインR
1 を挟圧しかつ挟圧を解除するクランプ部7b,7bが
螺着されている。勿論、クランプ装置7のクランプ部7
b,7bは、図示しない回止めによりねじロッド7aと
共回りすることがないように構成されている。なお、ね
じロッド7aの小径ねじ部のねじ山径は、大径ねじ部の
ねじ底径よりも小径になるように寸法設定されており、
これによりねじロッド7aにクランプ部7b,7bを容
易に螺着することができる。
【0020】上記クランプ作動手段8は、前記ねじロッ
ド7aを正逆回転させる減速機で有るギヤボックス8b
と、出力軸を上側に向けて前記吊持金具3の外壁に付設
されてなる高速電動モータ8aとから構成されており、
前記ギヤーボックス8bは高速電動モータ8aで回転さ
れる図示しないウオームギヤと、このウオームギヤの噛
合いで前記ねじロッド7aを正逆回転させる図示しない
ウオームホイールとから構成されている。このように、
ねじロッド7aをギヤーボックス8bを介して回転させ
るようにしたのは、消費電力の削減を狙いとしたもので
あって、高速電動モータ8aの回転を停止させたとして
も、ウオームギヤの歯にストッパとしての働きをさせ
て、クランプ部7b,7bがスカイラインR1 から離れ
る方向に移動するのを防ぐことにより、スカスラインR
1 に対する所定の挟圧力を維持させるためである。
【0021】上記フレーム2の内側の前記吊持金具3側
には、伐採材Wを吊持する吊持ロープ18を巻上げ・巻
下げるウインチ9が搭載され、このウインチ9を回転可
能に支持する支持軸のフレーム2の幅方向の外側に突出
する突出端には、メインラインR2 とホールバックライ
ンR3 とが巻回されてなるウインチ駆動輪10が外嵌さ
れている。つまり、メインラインR2 とホールバックラ
インR3 との繰出し・引戻しでドラム状のウインチ駆動
輪10が回転され、このウインチ駆動輪10の回転でウ
インチ9が正逆自在に回転されるように構成されてい
る。
【0022】また、上記フレーム2の内側には、上記ウ
インチ9に設けられた大径のブレーキディスク9aを挟
圧して制動するパッド11a,11aを有するブレーキ
11が設けられている。これらパッド11a,11a
は、電動シリンダ12aと、この電動シリンダ12aの
伸縮ロッドの伸縮で正逆回動されるレバー12bと、こ
のレバー12bで正逆回転されるカムロッド12cとか
らなるブレーキ作動手段12の前記カムロッド12cに
より前記ブレーキディスク9aの両面を挟圧してウイン
チ9の正逆回転を制動すると共に、制動を解除し得るよ
うに構成されている。勿論、上記クランプ作動手段8と
同様に、ねじロッドの正逆回転によりパッド11a,1
1aを互いに接近かつ離反させる構成にすることもでき
る。
【0023】ブレーキ作動手段12を上記のような構成
にしたのは、上記クランプ作動手段8と同様に、消費電
力の削減を狙いとしたものであって、電動シリンダ12
aの伸縮ロッドの伸縮を停止させたとしても、この伸縮
ロッドのねじ部にストッパとしての働きをさせて、これ
らパッド11a,11aがブレーキディスク9aから離
れる方向に移動するのを防ぐことにより、所定の制動力
を維持させるためである。なお、ばね9cによりウイン
チ9の胴部に付勢されて転動するローラ9bは、このウ
インチ9の胴部に巻回されてなる吊持ロープ18の弛み
を防止する働きをするものである。
【0024】さらに、吊持金具5の側面には、図2と図
4とに示すように、溝付走行輪6で回転されるプーリか
らなる発電機駆動輪15でベルト、中間プーリを介して
増速回転される発電機13が取付けられると共に、フレ
ーム2の上部の吊持金具3,5の間には発電機13で発
電された電力を蓄電すると共に、高速電動モータ8aと
電動シリンダ12とに図示しない電線を介して電力を供
給するバッテリー14が搭載されている。つまり、この
発電機13はホールバックラインR3 の繰出し・引戻し
によるキャリッジ1の往復移動により回転されて発電す
るものである。なお、これらメインラインR2 とホール
バックラインR3 とは、それぞれフレーム2の長手方向
の両端部側の幅方向の両側に設けられた上下一対ずつの
ガイドシーブ2a,2a,2b,2bでガイドされてお
り、これらによってウインチ駆動輪10へのメインライ
ンR2 とホールバックラインR3 との乱巻きが防止され
るようになっている。
【0025】上記フレーム2の長手方向の前記吊持金具
3側の外側には、送信器23や中継器22から発信され
る電波を受信するアンテナ16aが取付けられると共
に、このフレーム2の上部にはアンテナ16aで受信し
た操作電波による操作信号に基づいて前記クランプ作動
手段8の高速電動モータ8aと、ブレーキ11を作動さ
せる電動シリンダ12aとに供給される電力を制御する
コントローラ16が搭載されている。つまり、コントロ
ーラ16により高速電動モータ8aの正逆回転と、電動
シリンダ12aの伸縮ロッドの伸縮とが制御されて、ク
ランプ装置7によるスカイラインR1 の挟圧、挟圧の解
除およびブレーキ11によるウインチ9の制動、制動の
開放が行われるようになっている。
【0026】より詳しくは、高速電動モータ8aで作動
されるクランプ装置7のクランプ部7b,7bによって
スカイラインR1 が挟圧されるとブレーキ11によるウ
インチ9の制動が開放される一方、ブレーキ11により
ウインチ9が制動されるとクランプ装置7のクランプ部
7b,7bによるスカイラインR1 の挟圧が解除される
ように構成されている。なお、フレーム2の長手方向の
前記吊持金具5側の端面に突設されてなるブラケットに
より支持されてなるものは,このフレーム2の幅方向に
往復動自在に移動しながら回転するエコライザシーブ1
7であって、このエコライザシーブ17の左右移動によ
り前記ウインチ9に巻回される吊持ロープ18の乱巻き
が防止されるものである。
【0027】次に、図6(a),(b)を参照しながら
スカイラインR1 の木材集材場と先山との間を支える主
索支持装置19の構成を説明する。これは、図示しない
支柱により吊持されてなる吊持金具19aと、この吊持
金具19aの下端部に植設されてなる水平なピン19b
と、このピン19bでその長手方向の中心部に設けられ
てなるボス部19c′が支えられ、このピン19bを支
点として揺動し得る長手方向の中央部分が両端部側より
も高い主索支え本体19cと、この主索支え本体19c
の幅方向の中心において長手方向に沿って設けられたロ
ープ受溝19dと、このロープ受溝19dの幅方向の両
側に設けられ、長手方向の中央部分が両端部側よりも高
い、前記溝付走行輪4のレール転動輪部4bが転動する
溝付走行輪4よりも幅の狭いガイドレール部19e,1
9eとから構成されている。
【0028】つまり、スカイラインR1 は主索支え本体
19cのロープ受溝19dにより支えられ、そして溝付
走行輪4がスカイラインR1 を転動して主索支え本体1
9cの一端に達するとガイドレール19e,19eを転
動し、主索支え本体19cの他端に達すると再びスカイ
ラインR1 を転動するように構成されている。
【0029】以下、上記キャリッジ1の使用の仕方を説
明すると、送信器23から操作電波が発信されると、こ
の操作電波がコントローラ16により受信され、これに
基づいてクランプ装置7を作動させる高速電動モータ8
aと、ブレーキ11を作動させる電動シリンダ12aと
が作動されて、クランプ装置7の作動によるスカイライ
ンR1 の挟圧・挟圧解除およびブレーキ11の作動によ
るウインチ9の制動・制動開放とが行われるが、木材集
材機本体20が設置されている木材集材場から先山まで
キャリッジ1を移動させ、先山において伐採材Wを吊上
げると共に、吊上げた伐採材Wを木材集材場まで搬送し
て下ろすまでの一連の集材作業の仕方をより具体的に説
明する。
【0030】送信器23からコントローラ16に操作電
波を発信してコントローラ16を制御することによっ
て、高速電動モータ8aが作動されてクランプ装置7に
よりスカイラインR1 が挟圧され、電動シリンダ12a
によるブレーキ11の作動によりウインチ9の制動が開
放される。そして、メインラインR2 の繰出しに合わせ
てホールバックラインR3 が引かれると、ウインチ駆動
輪10で回転されるウインチ9により吊持ロープ18が
巻上げられる。吊持ロープ18がウインチ9で巻上げら
れると、今度は電動シリンダ12aによるブレーキ11
の逆作動によりウインチ9が制動され、高速電動モータ
8aが逆作動されてクランプ装置7によるスカイライン
1 の挟圧が解除されると共に、メインラインR2 の繰
出しに合わせてホールバックラインR3 が引戻し続けら
れると、溝付走行輪4,6がスカイラインR1 および主
索支持装置19のガイドレール19eを転動して、キャ
リッジ1が先山まで移動する。
【0031】このようにして、キャリッジ1が先山の目
的とする伐採材のある位置に到達し停止すると、クラン
プ装置7でスカイラインR1 が挟圧されると共に、ブレ
ーキ11によりウインチ9の制動が開放され、メインラ
インR2 の引戻しに合わせてホールバックラインR3
繰出される。これらメイン・ホールバックラインR2
3 の引戻しと繰出しとにより、ウインチ駆動輪10が
逆回転されてウインチ9から吊持ロープ18が巻下げら
れる。そして、巻下げられた吊持ロープ18の図示しな
いフックに伐採材Wが掛けられると、メインラインR2
の繰出しに合わせてホールバックラインR3 が引戻され
て吊持ロープ18がウインチ9により巻上げられ、伐採
材Wが吊上げられる。
【0032】ウインチ9による吊持ロープ18の巻上げ
で伐採材Wが吊上げられると、ブレーキ11によりウイ
ンチ9が制動され、クランプ装置7によるスカイライン
1の挟圧が解除される。メインラインR2 の引戻しに
合わせてホールバックラインR3 が繰出され、伐採材W
を吊持したキャリッジ1が木材集材場に戻される。そし
て、キャリッジ1が木材集材場に戻り停止すると、クラ
ンプ装置7によりスカイラインR1 が挟圧され、ブレー
キ11によるウインチ9の制動が開放されて、メインラ
インR2 が引戻されると共にホールバックラインR3
繰出されてウインチ9から吊持ロープ18が巻下げられ
る。そして、伐採材Wが木材集材場に下ろされると伐採
材Wの一連の集材作業が終了する。即ち、このようなク
ランプ装置7の操作と、ブレーキ11の操作と、メイン
ラインR2 およびホールバックラインR3 の繰出し、引
戻し操作との繰返しによってキャリッジ1による伐採材
Wの集材作業が継続されるものである。
【0033】このように、この実施の形態に係るキャリ
ッジ1は、スカイラインR1 を挟圧してこのキャリッジ
1の進退移動を停止させ、かつ挟圧を解除して進退移動
を可能にさせるクランプ装置7およびウインチ9の回転
を制動してキャリッジ1の進退を可能にし、かつ制動を
解除して吊持ロープ18の巻上げ・巻下げを可能にする
ブレーキ11をそれぞれ作動させるのに、高速電動モー
タ8aおよび電動シリンダ12aを用いる構成である。
従って、この実施の形態に係るキャリッジ1には、従来
例に係るキャリッジのように、ブレーキのキャリパ、ク
ランプ装置を作動させる油圧シリンダ、油圧シリンダに
圧油を供給する電動アクチュエータ、油圧機器類に供給
する作動油を貯蔵するオイルレザーバタンク等の油圧機
器類を搭載する必要がない。
【0034】さらに、この実施の形態に係るキャリッジ
1によれば、従来例に係るキャリッジのように、クラン
プ装置7を作動させ高速電動モータ8aに常に電力を供
給するまでもなくギヤーボックス8bの存在によってク
ランプ装置7によるスカイラインR1 の挟圧力が維持さ
れ続け、またブレーキ11を作動させる電動シリンダ1
2aに常に電力を供給するまでもなく、電動シリンダ1
2aの伸縮ロッドのねじによって制動力が維持され続け
るので、従来例に係るキャリッジよりも小容量の発電機
とバッテリとの搭載で済ませることができる。従って、
フレーム2を小型化することができ、キャリッジ1の自
重を従来よりも軽量にすることができるので、伐採材の
吊上げ能力の向上に対して大いに寄与することができ
る。
【0035】また、この実施の形態に係るキャリッジ1
によれば、上記のとおり、フレーム2には油圧機器類が
搭載されておらず、メインテナンスは従来例に係るキャ
リッジでも必要とした電気系統だけでよいので、メイン
テナンス作業が簡単化され、油圧機器類からの油漏れに
よる自然環境汚染の恐れもなくなるのに加えて、クラン
プ装置7とブレーキ11とが連動するように構成されて
いて、これらクランプ装置7とブレーキ11とを一つの
操作で制御することができるので、キャリッジ1を簡単
に操作することができる。また、従来例に係るキャリッ
ジのように、電動機の駆動で発生させた油圧を利用する
のではなく、電動機の駆動力を直に活用する構成でエネ
ルギー損失が少ないから、省エネルギー効果もある。
【0036】そして、溝付走行輪4および6を介してキ
ャリッジ1を支持するスカイラインR1 は、木材集材場
と先山との間で主索支持装置19によって支えられてい
るが、この主索支持装置19のガイドレール部19e,
19eの幅は、上記のとおり、溝付走行輪4の幅よりも
狭く、恰も従来例に係る主索支持金物の溝の両側を転動
する如き構成である。従って、キャリッジ1に設けられ
ているクランプ装置7のクランプ部7b,7bのストロ
ークを従来よりも小ストロークにすることができる。そ
のため、スカイラインR1 の挟圧、挟圧解除動作を短時
間で行うことができるので、伐採材の集材作業能率が低
下するようなことがない。
【0037】なお、以上では、自走式の木材集材機本体
を有する木材集材機に本発明の技術的思想に係るキャリ
ッジを適用した場合を例として説明した。しかしなが
ら、本発明の技術的思想に係るキャリッジを、定置式の
木材集材機本体を有する木材集材機に対しても適用する
ことができるので、上記実施の形態によって本発明の技
術的思想の範囲が限定されるものではなく、また技術的
思想を逸脱しない範囲内における設計変更等は自由自在
である。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る木材集
材機のキャリッジによれば、クランプ作動手段とブレー
キ作動手段とが何れも電動式で、従来例のように、これ
らクランプ作動手段とブレーキ作動手段を作動させる油
圧機器類を搭載する必要がなく、また常時電力を供給し
なくてもクランプ装置による挟圧力とブレーキによる制
動力とが維持され、発電機とバッテリーとを小容量にす
ることができ、キャリッジを小型、かつ軽量にすること
ができるので、伐採材の吊上げ能力の向上に対して大い
に寄与することができる。また、従来例のように油圧系
統のメインテナンスを必要とせず、電気系統だけのメイ
ンテナンスで済むので、メインテナンス作業が簡単化さ
れると共に、油圧系統からの油漏れによる自然環境汚染
の恐れもなくなる。さらに、主索(スカイライン)は、
溝付走行輪の幅よりも狭いガイドレール部を有する主索
支持装置によって支えられているので、クランプ装置の
クランプ部のストロークを従来よりも小ストロークにす
ることができる。従って、主索の挟圧、挟圧解除動作が
短時間で行われるので、伐採材の集材作業能率が低下す
るようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係り、木材集材機の模式
的全体斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る木材集材機のキャリ
ッジの側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2の一部断面示B矢視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係り、吊持金具を省略し
た木材集材機の平面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係り、図6(a)は主索
支持装置の主要部側面図であり、図6(b)は溝付走行
輪断面示C−C線矢視図である。
【図7】従来例に係るキャリッジの側面図である。
【図8】従来例に係る主索支持装置の構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1…キャリッジ,2…フレーム,2a,2b…ガイドシ
ーブ,3…吊持金具,3a…連結ピン,4…溝付走行
輪,4a…ロープ溝,4b…レール転動輪部,5…吊持
金具,5a…連結ピン,6…溝付走行輪,6a…ロープ
溝,7…クランプ装置,7a…ねじロッド,7b…クラ
ンプ部,8…クランプ作動手段,8a…高速電動モー
タ,8b…ギヤボックス,9…ウインチ,9a…ブレー
キディスク,10…ウインチ駆動輪,11…ブレーキ,
11a…パッド,12…ブレーキ作動手段,12a…電
動シリンダ,12b…レバー,12c…カムロッド,1
3…発電機,14…バッテリー,15…発電機駆動輪,
16…コントローラ,17…エコライザシーブ,18…
吊持ロープ,19…主索支持装置,19a…吊持金具,
19b…ピン,19c…主索支え本体,19d…ロープ
受溝,19e…ガイドレール部,20…木材集材機本
体,R1 …スカイライン(主索),R2 …メインライン
(横行索),R3 …ホールバックライン(横行索),W
…伐採材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西塚 正義 広島県広島市安佐南区長束西2丁目2−27 −5

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材集材場と先山との間に張設されてな
    る主索を転動する溝付走行輪の正逆回転により往復移動
    するフレームに、吊荷用の吊持ロープを巻上げ・巻下げ
    るウインチおよびバッテリーに充電する電力を発電する
    発電機が搭載され、前記ウインチを駆動するウインチ駆
    動輪および前記発電機を駆動する発電機駆動輪が設けら
    れ、前記ウインチの回転を制動するブレーキおよび前記
    主索を挟圧してフレームの進退移動を停止させるクラン
    プ装置が設けられると共に、外方からの操作電波を受け
    て前記ブレーキを作動させるブレーキ作動手段およびク
    ランプ装置を作動させるクランプ作動手段の作動を制御
    する受信機能を有するコントローラが搭載されてなる木
    材集材機のキャリッジにおいて、前記クランプ作動手段
    およびブレーキ作動手段を、前記バッテリーからの供給
    電力で駆動される電動式にしたことを特徴とする木材集
    材機のキャリッジ。
  2. 【請求項2】 前記コントローラにより、前記ブレーキ
    作動手段によるブレーキの制動動作と、クランプ作動手
    段によるクランプ装置による主索挟圧解除動作とが連動
    され、また前記ブレーキ作動手段によるブレーキの制動
    開放動作と、クランプ作動手段によるクランプ装置によ
    る主索挟圧動作とが連動されることを特徴とする請求項
    1に記載の木材集材機のキャリッジ。
  3. 【請求項3】 前記クランプ装置が、クランプ作動手段
    のウオームとウオームホイールとからなる減速機により
    正逆回転され、右ねじおよび左ねじが螺刻されてなるね
    じロッドと、このねじロッドの右ねじおよび左ねじのそ
    れぞれに螺着され、このねじロッドの正逆回転で接近し
    て主索を挟圧し、かつ離反で主索の挟圧を解除する挟圧
    部材とを備えてなることを特徴とする請求項1または2
    の何れか1つの項に記載の木材集材機のキャリッジ。
  4. 【請求項4】 前記ブレーキ作動手段が、電動シリンダ
    と、この電動シリンダの伸縮ロッドの伸縮で回動される
    レバーと、このレバーの正逆回動により正逆回転され、
    ブレーキのパッドを相対する方向に接近させ、かつ離反
    させるカムロッドとを備えてなることを特徴とする請求
    項1または2の何れか1つの項に記載の木材集材機のキ
    ャリッジ。
  5. 【請求項5】 ロープ溝底の半径と主索の直径との和よ
    りも大きな半径のレール転動輪部をロープ溝の両側に有
    するキャリッジの溝付走行輪が転動する主索の途中を支
    えるロープ受溝を上部側に有し、長手方向の中央部分が
    両端部側よりも高い主索支え本体と、この主索支え本体
    のロープ受溝の幅方向の両側に設けられ、前記レール転
    動輪部が転動し、長手方向の中央部分が両端部側よりも
    高いガイドレール部とを備えてなることを特徴とする主
    索支持装置。
JP15362497A 1997-06-11 1997-06-11 木材集材機のキャリッジおよび主索支持装置 Withdrawn JPH10338126A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT503511B1 (de) * 2000-11-03 2009-03-15 Wyssen Seilbahnen Ag Selbstfahrender seilbahnwagen
JP2016160036A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 イワフジ工業株式会社 索道搬送装置
KR20180082235A (ko) * 2017-01-10 2018-07-18 산림조합중앙회 집재기용 드럼 제동장치
CN108466632A (zh) * 2018-01-29 2018-08-31 兰州理工大学 悬挂列车夹持式制动装置
WO2019045577A1 (en) * 2017-09-04 2019-03-07 Ap Hydraulics Limited IMPROVEMENTS IN OR RELATING TO FOREST CARRIAGE TROLLEYS

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