JPH10337604A - 穴あけ加工装置 - Google Patents

穴あけ加工装置

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JPH10337604A
JPH10337604A JP16513597A JP16513597A JPH10337604A JP H10337604 A JPH10337604 A JP H10337604A JP 16513597 A JP16513597 A JP 16513597A JP 16513597 A JP16513597 A JP 16513597A JP H10337604 A JPH10337604 A JP H10337604A
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JP
Japan
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drilling
dust
drill
support member
discharge hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP16513597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kubota
清 窪田
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造設備の運転、事務所内での作業を中止す
ることなく穴あけ加工を行うことができると共に、運転
区域と穴あけ作業区域の仕切工事、穴あけ作業区域の空
中に存在する微細な粉塵等を除去するための大がかり排
気装置、空気清浄装置等の設置を不要にすることであ
る。 【解決手段】 穴あけ加工装置は振動型ドリルマシン1
のドリル2の進行方向を規定するための案内用ガイド4
および穴あけ加工した際に発生する粉塵、切り粉などの
塵埃を吸塵除去するための排出孔5が設けられた支持部
材3と、該支持部材3を排出孔5の吸引口部が穴あけ加
工床面と所定の間隙(H)を有するように支持する支柱
部材6と、支持部材3の排出孔5に連結される塵埃排出
手段7とにより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハンマードリル、振
動ドリルのような振動型ドリルマシンあるいは回転型ド
リルマシン等のドリルマシンによってコンクリートの床
面、壁面あるいは合成樹脂床、土壁、木製床等に穴あけ
加工をする穴あけ加工する際に使用する穴あけ加工装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成繊維糸条、合成樹脂フイルム、食
品、電気、電子機器部品等を生産している既設の工場、
作業中の事務所、家屋等において機械の増設、改造、撤
去あるいは仕切用壁の設置などの工事を行う場合には、
コンクリートの床面、壁面等にハンマードリル、振動ド
リルのような振動型ドリルマシンあるいは回転型ドリル
マシンを使用してアンカーボルト等を打設するための穴
あけ加工を行っている。
【0003】このような穴あけ加工は既設の製造設備の
運転を中止して行っているが、24時間連続運転してい
る場合には製造設備の運転を中止して実施することがで
きないことが多々ある。
【0004】そのため、製造設備等が存在する箇所を防
塵シート等で被い穴あけ作業の際に発生するコンクリー
ト等の粉塵、破片等の塵埃が運転中の機械、及び製品に
悪影響を及ぼすことの無いようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような既設の工
場において製造設備を運転しながら穴あけ加工を行う場
合には、製造設備等が存在する運転区域と穴あけ作業区
域を防塵シート等で完全に仕切ると共に、穴あけ作業区
域空中に存在する微細な粉塵等を除去するための大がか
りな排気装置、空気清浄装置等を設置しなければならな
いという問題がある。
【0006】また、製造設備の運転を中止したり、事務
所内での作業を中止しなければならないという問題があ
る。
【0007】さらに、穴あけ作業中に作業者がコンクリ
ート粉塵を吸気しないように防塵マスクを着用しなけれ
ばならず、工場内が高温多湿のような場合には特に作業
者の作業環境状態が悪くなるという問題がある。
【0008】本発明は製造設備の運転、事務所内での作
業を中止することなく穴あけ加工を行うことができると
共に、運転区域と穴あけ作業区域の仕切工事、穴あけ作
業区域空中に存在する微細な粉塵等を除去するための大
がかりな排気装置、空気清浄装置等の設置を不要にする
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明の穴あけ加工装置は請求項1に記載のように
ドリルマシンのドリルの進行方向を規定するための案内
用ガイドおよび穴あけ加工した際に発生する粉塵、切り
粉などの塵埃を吸塵除去するための排出孔が設けられた
支持部材と、前記支持部材の排出孔に連結される塵埃排
出手段とを備えた構成にしてある。
【0010】また、本発明の穴あけ加工装置は請求項2
に記載のようなドリルマシンのドリルの進行方向を規定
するための案内用ガイドおよび穴あけ加工した際に発生
する粉塵、切り粉などの塵埃を吸塵除去するための排出
孔が設けられた支持部材と、前記支持部材を排出孔の吸
引口部が穴あけ加工面と所定の間隔を有するように支持
する支柱部材と、前記排出孔に連結される塵埃排出手段
とを備えた構成、請求項3に記載のようなドリルマシン
のドリルの進行方向を規定するための案内用ガイドおよ
び穴あけ加工した際に発生する粉塵、切り粉などの塵埃
を吸塵除去するための排出孔が設けられた支持部材と、
前記支持部材を排出孔の吸引口が穴あけ加工面と所定の
間隔を有するように支持する電磁石と、穴あけ加工面に
設置され前記電磁石に吸着される位置決め用基板と、前
記支持部材の排出孔に連結される塵埃排出手段とを備え
た構成にすることができる。
【0011】
【発明の実施の態様】図1は本発明の穴あけ加工装置を
使用して穴あけ作業する状態の1実施例を示す概略斜視
図、図2は本発明の穴あけ加工装置の構成を1実施例を
示す概略正面図、図3は図2の平面図、図4は図2にお
けるI−I断面図であって、穴あけ加工用の手持ち式の
振動型ドリルマシン1のドリル1aを穴あけ加工装置2
の案内用ガイド4に挿入して穴あけ加工を行う。該穴あ
け加工装置2は、振動型ドリルマシン1のドリル1aの
進行方向を規定するための案内用ガイド4および穴あけ
加工した際に発生する粉塵、切り粉などの塵埃を吸塵除
去するための排出孔5が設けられた支持部材3と、該排
出孔5の吸引口部が穴あけ加工床面と所定の間隙(H)
を有するように支持部材3を支持する支柱部材6と、支
持部材3の排出孔5に連結される塵埃排出手段7とによ
り構成されている。
【0012】振動型ドリルマシン1はハンマードリルま
たは振動ドリルを使用する。該振動型ドリルマシン1の
ドリル1aはアンカドリル、ドリルビットを適宜使用す
る。また、穴あけ部が合成樹脂床、土壁、木製床のよう
な場合は振動型ドリルマシン1に代えて回転型ドリルマ
シンを使用することができる。
【0013】案内用ガイド4は穴あけ加工に使用するド
リル1aの外径寸法より若干大きい孔径を有するものを
各ドリル1aに対応して製作しておき、穴あけ用ドリル
1aに対応する案内用ガイド4を選択して支持部材3に
穿設された孔に挿入してねじ8により固定する。該案内
用ガイド4の材質はドリル2より軟質のFC材、銅合金
等が好ましい。
【0014】排出孔5は案内用ガイド4の下端部に近接
するように傾斜させた状態で穿設されており、該排出孔
5の上端部に形成された連結具9に塵埃排出手段7の可
撓性ホース10が連結されている。該排出孔5を垂直な
状態に穿設したり、吸引口部を末広がり状に形成できる
ことは言うまでもない。
【0015】支柱部材6は電磁石を使用するのが好まし
いが、支持部材3と同材質の柱状材にすることもでき
る。
【0016】塵埃排出手段7として電気掃除機を使用し
たが、排気口に吸塵袋が、吸引口に可撓性ホースが装着
された可般型フアン、あるいはフアンが工場外に設置さ
れたものを使用することもできる。
【0017】連結具9は削り出し、溶接等によって支持
部材3と一体的に形成するか、ねじ込みによって取り付
けることもできる。
【0018】上述の支持部材3は予め測定された穴あけ
加工時に発生する塵埃の大きさ、量等に基づく間隙
(H)になるようにねじ11によって支柱部材6に固定
する。該間隙(H)は穴あけ加工精度、吸引力を良くす
るため小さくする必要があり、1mmから10mmの範
囲に設定するのが好ましい。
【0019】また、穴あけ径が大きいかったりコンクリ
ート強度が高かったりして加工反力が大きく穴あけ加工
機が床面から浮き上がったり、移動したりする場合は、
支柱部材6に電磁石13を使用し該加工反力に対して十
分な抵抗力を持つ重量を有する鉄製の基板12を床面上
に置き、その上に電磁石13を載置した状態で励磁させ
て穴あけ加工機を固定する。該基板12にはドリル2が
通過可能な穴が穿設してあることは言うまでもない。
【0020】なお、同一床面に複数台の機器を設置する
ような場合には所定位置に穴が穿設された位置決め用基
板(図示せず)を床面上にアンカボルトにより固定し、
該位置決め用基板の各穴位置に案内用ガイド4の孔4a
を合致させた状態で電磁石13を励磁させて穴あけ加工
装置を固定する。
【0021】上述の実施例においては支柱部材6によっ
て支持部材3を支持するようにしたが、該支柱部材6を
設けず、支持部材3における案内用ガイド4の下端部の
周囲部にドーナツ状のような空隙部を形成して排出孔の
吸引口部と連通させ、該支持部材3によって穴あけ加工
部を覆って穴あけ加工時に発生する塵埃が支持部材3外
に洩れないような構成にすることもできる。
【0022】また、支持部材3の外周面の案内用ガイド
4の孔4aを中心とする直交線上に該当する箇所に位置
決め用の刻印3aを施しておくと、穴あけ加工床面上の
けがき線に合わせるだけで穴あけ位置とドリル位置であ
る案内用ガイド4の孔4aを容易に合致させることがで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明の穴あけ加工装置は請求項1に記
載のようにドリルマシンのドリルの進行方向を規定する
ための案内用ガイドおよび穴あけ加工した際に発生する
粉塵、切り粉などの塵埃を吸塵除去するための排出孔が
設けられた支持部材と、前記排出孔に連結される塵埃排
出手段とを備えた構成にしているため、稼働中の工場内
において間仕切りを行うことなく、粉塵が床面に飛散し
たり空中に浮遊したりして機械、商品等を汚したり、性
能劣化させるのを防止することができると共に、穴あけ
作業をする人及び周辺で製造作業等に従事する人に対し
て良好な作業環境を維持することができる。
【0024】また、本発明の穴あけ加工装置は請求項2
に記載のようなドリルマシンのドリルの進行方向を規定
するための案内用ガイドおよび穴あけ加工した際に発生
する粉塵、切り粉などの塵埃を吸塵除去するための排出
孔が設けられた支持部材と、前記支持部材を排出孔の吸
引口部が穴あけ加工面と所定の間隙を有するように支持
する支柱部材と、前記支持部材の排出孔に連結される塵
埃排出手段とを備えた構成にすると、穴あけ時に発生す
る塵埃の大きさ、塵埃量に応じて排出孔の吸引口部を最
適位置にセットすることができ、塵埃を確実に排出する
ことができる。
【0025】さらに、本発明の穴あけ加工装置は請求項
3に記載のようなドリルマシンのドリルの進行方向を規
定するための案内用ガイドおよび穴あけ加工した際に発
生する粉塵、切り粉などの塵埃を吸塵除去するための排
出孔が設けられた支持部材と、前記支持部材を排出孔の
吸引口部が穴あけ加工面と所定の間隔を有するように支
持する電磁石と、穴あけ加工面に設置され前記電磁石に
吸着される位置決め用基板と、前記支持部材の排出孔に
連結される塵埃排出手段とを備えた構成にすると、穴径
が大きく穴あけ加工時に大きな反力が作用して穴あけ加
工床面から浮き上がるような場合に穴あき鉄板を吸着さ
せるだけで穴あけ加工装置が浮き上がったり移動したり
せず正確に穴あけ作業を行うことができる。また多数の
穴をあける場合には所定位置に穴が穿設された位置決め
用基板に電磁石によって支持部材を固定することによ
り、迅速にかつ正確に穴あけ加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穴あけ加工装置を使用して穴あけ加工
をする状態の1実施例を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の穴あけ加工装置の構成の1実施例を示
す概略正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2におけるI−I矢視図である。
【符号の説明】
1 振動型ドリルマシン 2 穴あけ加工装置 3 支持部材 4 案内用ガイド 5 排出孔 6 支柱部材 7 塵埃排出手段 8、11 ねじ 9 連結具 10 可撓性ホース 12 基板 13 電磁石 1a ドリル 3a 刻印 4a 孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドリルマシンのドリルの進行方向を規定
    するための案内用ガイドおよび穴あけ加工した際に発生
    する粉塵、切り粉などの塵埃を吸塵除去するための排出
    孔が設けられた支持部材と、前記排出孔に連結される塵
    埃排出手段とを備えたことを特徴とする穴あけ加工装
    置。
  2. 【請求項2】 ドリルマシンのドリルの進行方向を規定
    するための案内用ガイドおよび穴あけ加工した際に発生
    する粉塵、切り粉などの塵埃を吸塵除去するための排出
    孔が設けられた支持部材と、前記支持部材を排出孔の吸
    引口部が穴あけ加工面と所定の間隙を有するように支持
    する支柱部材と、前記支持部材の排出孔に連結される塵
    埃排出手段とを備えたことを特徴とする穴あけ加工装
    置。
  3. 【請求項3】 ドリルマシンのドリルの進行方向を規定
    するための案内用ガイドおよび穴あけ加工した際に発生
    する粉塵、切り粉などの塵埃を吸塵除去するための排出
    孔が設けられた支持部材と、前記支持部材を排出孔の吸
    引口部が穴あけ加工面と所定の間隔を有するように支持
    する電磁石と、穴あけ加工面に設置され前記電磁石に吸
    着される位置決め用基板と、前記支持部材の排出孔に連
    結される塵埃排出手段とを備えたことを特徴とする穴あ
    け加工装置。
JP16513597A 1997-06-05 1997-06-05 穴あけ加工装置 Pending JPH10337604A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502453A (ja) * 2006-08-28 2010-01-28 ザ・ボーイング・カンパニー 切削工具破片除去システム
JP2020168682A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 積水化学工業株式会社 粉塵吸引装置
CN113134642A (zh) * 2021-03-18 2021-07-20 范杰杰 一种建筑施工钻孔装置

Cited By (4)

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