JPH10337383A - 庖 丁 - Google Patents

庖 丁

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Publication number
JPH10337383A
JPH10337383A JP16349197A JP16349197A JPH10337383A JP H10337383 A JPH10337383 A JP H10337383A JP 16349197 A JP16349197 A JP 16349197A JP 16349197 A JP16349197 A JP 16349197A JP H10337383 A JPH10337383 A JP H10337383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
handle part
edge part
shape
knife
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16349197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kojiro Watanabe
浩二郎 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJIWARATERUYASU HAMONO KOGEI
FUJIWARATERUYASU HAMONO KOGEI KK
Original Assignee
FUJIWARATERUYASU HAMONO KOGEI
FUJIWARATERUYASU HAMONO KOGEI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by FUJIWARATERUYASU HAMONO KOGEI, FUJIWARATERUYASU HAMONO KOGEI KK filed Critical FUJIWARATERUYASU HAMONO KOGEI
Priority to JP16349197A priority Critical patent/JPH10337383A/ja
Publication of JPH10337383A publication Critical patent/JPH10337383A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大腸菌などの細菌を簡単に熱湯消毒すること
ができ、且つ簡単に製造することができる庖丁を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 金属製の刃部1と金属製の柄部2が一体
的に連結されており、柄部2は該柄部2の形状を形作る
細長いフレ−ムのみで形成されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、料理に使用される
庖丁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の庖丁は、金属製の刃部の後端に中
子が一体に設けられ、この中子に木製の柄部材が固着さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、大腸菌による食
中毒が広範囲且つ頻繁に発生し社会問題となっている。
大腸菌による食中毒の一つの原因は、大腸菌を十分に殺
菌することができないことにある。大腸菌は汚染源から
種々のル−トを経て広範囲に汚染していくものと考えら
れるから、途中で大腸菌を殺菌することができれば大腸
菌の発生は局所的に止めることが可能である。
【0004】庖丁も一度大腸菌が付着すれば、例えば給
食など大量の食事を調理する際にその汚染された庖丁に
よって、広範囲に食中毒が発生する虞がある。そこで、
庖丁を熱湯消毒すれば大腸菌は完全に殺菌することがで
きるが、従来の庖丁の柄は主に木製であったから、柄を
熱湯に浸すと柄がすぐに破損するので熱湯消毒をするこ
とができなかった。また、柄の他の材料としては強化木
が使用されているが、強化木を熱湯に浸すと異臭が発生
するので、やはり熱湯消毒をすることができなかった。
【0005】そこで、本発明は庖丁全体を簡単に熱湯消
毒することができて、且つ製造が非常に簡単である庖丁
を提供することを目的として考えだされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属製の刃部
1と金属製の柄部2が一体的に連結されており、柄部2
は該柄部2の形状を形作る細長いフレ−ムのみで形成さ
れていることを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】本発明は上述のような構成であって刃部
1と柄部2が金属で一体的に形成されているから、庖丁
全体を熱湯消毒することができる。柄部2はこの柄部2
の形状を形作る細長いフレ−ムのみで形成されているか
ら、箸などを柄部2に通してフレ−ムにひっかけること
により庖丁を吊るし、その吊るした状態で熱湯を庖丁に
かけることによって、庖丁全体を簡単に熱湯消毒するこ
とができる。更に、壁などに取付けたフックに庖丁のフ
レ−ムをひっかけることによって、従来のような庖丁差
しを使用せずとも庖丁をしまうことができる。更に、柄
部2はフレ−ムのみで形成されているから柄部2の重量
を軽くすることができ、庖丁の重心を従来の庖丁とほぼ
同じ位置に置くことができる。また、柄部2は金属の細
長い棒状に形成されていて、刃部1との一体成形あるい
は、刃部1と柄部2とを溶接によって簡単に製造するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を図面に従
って説明する。金属製の刃部1の後端に柄部2の形状を
したフレ−ム状の柄部2が一体的に連結されている。柄
部2はフレ−ムであるからそのフレ−ムで囲まれた部分
は空間となっている。
【0009】柄部2は金属製の細長い棒を柄の形状、す
なわちほぼU字形に曲げ、その両端部を刃部1の後端に
溶接することによって刃部に一体的に連結される。溶接
部分は砥石で滑らかになるように研磨することによって
庖丁が出来上がる。柄部2の厚みが刃部1の厚みよりも
厚いときは、柄部2が刃部の方向に行くに従って徐々に
幅を狭めて刃部の厚みとなるように研磨する。なお、柄
部2の連結方法はこのようなものに限定されることはな
く、刃部1の後端から刃部1と一体の細長い一本の金属
棒を延ばしたものをあらかじめ形成し、その細長い金属
棒を柄部の形状であるU字形に折り曲げ、折り曲げた先
端を刃部の後端に溶接することによっても庖丁が出来上
がる。更には、一枚の金属板で刃部と板状の柄部とを一
体に形成し、柄部の中央をプレスで打ち抜いて残ったフ
レ−ム部を滑らかな面に仕上げることによっても庖丁が
出来上がる。以上の方法で製造された庖丁の柄部2は断
面に空洞のない充実棒である。
【0010】
【実施例】図3は実施例であって、柄部2が細長い金属
管で形成されたものである。この製造方法は、一本の細
長い金属管を柄部の形状にほぼU字形に曲げ、その両端
部を叩いて刃部1の厚みと同じ程度の厚みになるまでつ
ぶす。そして、そのつぶした両端部を刃部1の後端に溶
接し砥石で磨いて庖丁が出来上がる。
【0011】金属管はその形状の特性から、同量の金属
で形成した充実棒よりも外力に対して変形しずらい。し
たがって、金属管と充実丸棒とで同じ重さの柄部を形成
すれば、充実丸棒よりも金属管の外径を大きくすること
ができる。外径が大きいということは金属管が太いとい
うことで、使用者にとって太い方が握り易いということ
ができる。したがって、柄部に金属管を用いたときは充
実丸棒よりも握り心地が良く扱い易い柄部を形成するこ
とができる。
【0012】図4は他の実施例であって、柄部2がU字
形の断面をした金属棒で形成されたもおのである。この
製造方法は、あらかじめ断面がU字形をした細長い金属
棒を柄部の形状に曲げ、その両端部を叩いて刃部1の厚
みと同じ程度の厚みになるまでつぶす。そして、そのつ
ぶした両端部を刃部1の後端に溶接し砥石で磨いて庖丁
が出来上がる。
【0013】断面がU字形の金属棒を使用したことによ
り、前述した金属管を用いた場合と同様に充実丸棒より
も曲率半径の大きな柄部を得ることができるので、使用
者にとって柄部の握り心地が良く扱い易い庖丁を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の正面図
【図2】 本発明の柄部の断面図
【図3】 実施例における柄部の断面図
【図4】 他の実施例における柄部の断面図
【符号の説明】
1 刃部 2 柄部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の刃部(1)と金属製の柄部
    (2)が一体的に連結されており、柄部(2)は該柄部
    (2)の形状を形作る細長いフレ−ムのみで形成されて
    いることを特徴とする庖丁
JP16349197A 1997-06-06 1997-06-06 庖 丁 Pending JPH10337383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16349197A JPH10337383A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 庖 丁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16349197A JPH10337383A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 庖 丁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10337383A true JPH10337383A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15774882

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16349197A Pending JPH10337383A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 庖 丁

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