JPH10336201A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

Info

Publication number
JPH10336201A
JPH10336201A JP9144322A JP14432297A JPH10336201A JP H10336201 A JPH10336201 A JP H10336201A JP 9144322 A JP9144322 A JP 9144322A JP 14432297 A JP14432297 A JP 14432297A JP H10336201 A JPH10336201 A JP H10336201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmission
network
information processing
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9144322A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadafumi Watanabe
禎文 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP9144322A priority Critical patent/JPH10336201A/ja
Publication of JPH10336201A publication Critical patent/JPH10336201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、かつ容易に入手可能なEthern
et(登録商標)対応の機器を用い、データ伝送の信頼
性の向上と、伝送速度の高速化とを図る。 【解決手段】 処理手順手段19,20は、各々、プロ
トコルスタック15とデバイスドライバ17a〜17n
との間、およびプロトコルスタック16とデバイスドラ
イバ18a〜18nとの間に設けられている。処理手順
手段19は、多回線化処理、伝送データのビット分割お
よび冗長符号の作成を行う。また、処理手順手段20
は、多回線化処理、伝送データの復元、誤り検出/訂正
を行う。例えば、n=2とした場合、情報処理装置1ま
たは2は、2つの回線に対し、同時に同等のデータを送
信する。情報処理装置2または1は早着する回線のデー
タに基づいて処理を行うことで、1回線時よりも高速な
データ伝送が実現され、1回線に何らかの障害が発生し
ても、ネットワークの運用の続行が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ間に
おける高速で信頼性の高いデータ伝送を行うネットワー
クシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オープンアーキテクチャの情
報処理装置によるLAN(Local AreaNetwork)のデー
タ伝送方式として、10BASE−5,10BASE−
2,10BASE−Tと呼ばれるEthernetや広
義でEthernetとされる、その発展型とも言うべ
き100BASE−TX,100BASE−T4,10
0BASE−T2,100VG−AnyLANが幅広く
使用されている。これらの伝送方式を実現するための、
LANコントローラやケーブル、あるいはトランシーバ
やハブ等の中継機等は、安価で容易に入手することが可
能であり、これらの伝送方式を採用することで、安価で
容易にLANを構築することが可能である。
【0003】一方、LANの普及に伴い、基幹ネットワ
ークでは極めて大量で重要なデータが伝送されるように
なり、基幹ネットワークの信頼性は、ネットワークシス
テム全体の信頼性に大きな影響を及ぼし、また、その転
送速度は、ネットワークシステム全体の性能を大きく左
右するものとなっている。したがって、基幹ネットワー
クに使用する伝送方式は、信頼性が高く、より高速であ
ることが望まれるが、これら伝送方式を基幹ネットワー
クに利用する事例も少なくない。
【0004】これらのデータ伝送方式では、伝送データ
のデータパケットに様々な冗長符号を符号を付加するこ
とで、伝送データの信頼性を確保しており、データ伝送
中のノイズ等によるビット落ち等に対しては効果をあげ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のEt
hernetによる伝送方式では、図9に示すように、
情報処理装置1,2間、あるいは情報処理装置1と中継
機9、情報処理装置2と中継機10との間、あるいは中
継機9,10間は、同軸ケーブル、あるいは、UTPと
呼ばれるより対線からなる1本のLANケーブル7,8
によって接続されており、情報処理装置1,2間は、基
本的に1つの回線で接続され、また、図10に示すよう
に、1つの情報処理装置1または2内では、1つのLA
Nコントローラ5または6でネットワーク制御が行われ
ている。したがって、この1つの回線の中のいずれか1
つの構成機材で障害が発生した場合、すなわちLANコ
ントローラ5,6のいずれかが故障、あるいはケーブル
7,8のいずれかが切断、あるいは、中継機9,10の
いずれかが故障することによって、ネットワークが使用
不可能となってしまうという問題があった。
【0006】また、Ethernetによるデータ伝送
方式では、データ伝送速度が定義されており、これらデ
ータ伝送方式を使用した上での更なるデータ伝送速度の
向上は不可能である。したがって、転送データの増大に
対する対策の1つとしてデータ伝送速度の向上を望む場
合には、新たに特別なLANコントローラや特別なケー
ブル、そして、特別な中継機が必要となるが、これら機
材は非常に高価なものとなり、ネットワーク構築が非常
に困難になるという問題があった。
【0007】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、安価で容易に入手可能な既存のEtherne
tに対応したLANコントローラ、ケーブル、中継機等
を使用し、ハードウェアの障害に対する冗長性を確保す
ることにより信頼性を向上でき、かつデータ伝送の高速
化を図ることができるネットワークシステムを提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、情報処理装置間で
所定のプロトコルに従ってデータ伝送するネットワーク
システムにおいて、伝送データを多回線伝送すべくデー
タ処理する多回線化処理手段と、前記情報処理装置の双
方にそれぞれ独立して設置され、前記多回線化処理手段
から供給されるデータを伝送する複数のネットワーク処
理手段と、前記情報処理装置間に敷設され、前記複数の
ネットワーク手段を1対1で接続し、前記複数のネット
ワーク処理手段によって伝送されるデータを他方の情報
処理手段に伝送する複数の伝送回線とを具備することを
特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載のネットワークシステムにおいて、前記多回線化処
理手段は、複数のネットワーク処理手段および前記複数
の伝送回線を介して、伝送データを並列に伝送すること
を特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載のネットワークシステムにおいて、前記多回線化処
理手段は、各々、伝送データを分割する分割手段と、前
記分割手段によって分割されたデータに対する冗長符号
を生成する冗長符号生成手段とを具備し、前記分割手段
によって分割されたデータと前記冗長符号生成手段によ
って生成された冗長符号とをそれぞれ異なる伝送経路で
伝送することを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の発明では、請求項1
記載のネットワークシステムにおいて、前記多回線化処
理手段は、前記複数のネットワーク処理手段と前記複数
の伝送回線とからなる複数の伝送経路のうち、いずれか
にデータ伝送の不具合が生じると、不具合が生じていな
い伝送経路を介して、不具合が生じた伝送経路を他方の
情報処理装置に対して通知することを特徴とする。
【0012】また、上述した問題点を解決するために、
請求項5記載の発明では、ネットワーク接続された情報
処理装置間に設置され、データ伝送を中継する中継手段
であって、伝送データの分割/復元と、冗長符号の生成
と、誤り検出/訂正とを行う多回線処理手段を具備する
ことを特徴とする。
【0013】また、上述した問題点を解決するために、
請求項6記載の発明では、情報処理装置に装着され、所
定の伝送回線で情報処理装置同士を接続し、ネットワー
クを構築するネットワークインターフェース機器であっ
て、それぞれ独立してデータを伝送する複数のネットワ
ーク処理手段と、前記複数のネットワーク処理手段から
の伝送データもしくは前記複数のネットワーク処理手段
への伝送データに対し、伝送データの分割/復元と、冗
長符号の生成と、誤り検出/訂正とを行う多回線処理手
段とを具備することを特徴とする。
【0014】本発明では、伝送データを分割し並列にデ
ータを伝送することで、より高速なデータ伝送を実現
し、また、一部の回線で冗長符号の伝送を行うことで、
1回線の故障に対して冗長可能となり、より高い信放性
を実現する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。 A.第1実施形態 A−1.第1実施形態の構成 図1は、本発明の一実施形態によるネットワークの構成
を示すブロック図である。図において、情報処理装置1
および情報処理装置2は、LAN等のネットワーク上に
接続され、データを授受するコンピュータ等である。そ
れぞれの情報処理装置1、2には、n個のLANボード
3a〜3n,4a〜4nが実装されている。LANボー
ド3a〜3n,4a〜4nは、各々、n個のEther
net対応のLANコントローラ5a〜5n,6a〜6
nを実装する。情報処理装置1,2間は、各組ごとに独
立したn組のLANケーブル7a〜7n,8a〜8n
と、中継機9a〜9n,10a〜10nを介して接続さ
れる。使用するLANコントローラ5a〜5n,6a〜
6n、LANケーブル7a〜7n,8a〜8n、中継機
9a〜9n,10a〜10n等は、全て同等である必要
はないが、各組がそれぞれ同等の伝送速度であることが
望ましい。
【0016】このように、本第1実施形態では、データ
伝送量が多く、かつ極めて重要なデータが転送される基
幹ネットワークにおいて、n≧2の整数となるnを定義
したとき、n回線の並列なLANを、Etherne対
応のLANコントローラ5a〜5n,6a〜6n、LA
Nケーブル7a〜7n,8a〜8n、中継機9a〜9
n,10a〜10nを用いて敷設する。
【0017】なお、本発明においては、図2に示すよう
に、中継機9a〜9n,10a〜10nを中継機11,
12に置き換えて、複数の回線で共有することも可能で
あるが、その場合、LANコントローラ5a〜5n,6
a〜6nの故障、LANケーブル7a〜7n,8a〜8
nの切断等に対する冗長運用は実現可能であるものの、
中継機11,12の故障に対する冗長運用は不可能とな
り、信頼性向上の利点は少なくなる。
【0018】次に、図3は、本発明による情報処理装置
1,2におけるソフトウェアの構成をS示す概念図であ
る。図において、オペレーティングシステム13,14
における、プロトコルスタック15,16と、LANコ
ントローラ5a〜5n,6a〜6nに対するデバイスド
ライバ17a〜17n,18a〜18nとの間に、本発
明となる処理手順手段19,20を付加している。処理
手順手段19は、多回線化処理、伝送データのビット分
割、および冗長符号の作成を行う。また、処理手順手段
20は、多回線化処理、伝送データの復元、および誤り
検出/訂正を行う。したがって、オペレーティングシス
テム上のネットワーク・アプリケーション・プログラム
21,22に手を加えること無く、既存のEthern
et対応のLANコントローラ5a〜5n,6a〜6n
とそのデバイスドライバ17a〜17n,18a〜18
n、LANケーブル7a〜7n,8a〜8n、中継機9
a〜9n,10a〜10n等を使用して、Ethern
etによる多回線化を実現している。
【0019】A−2.第1実施形態の動作 次に、上述した本発明の第1実施形態によるネットワー
クの動作について説明する。 (a)n=2の場合 まず、n=2の場合、送信側(情報処理装置1または
2)は、2つの回線に対し、同時に同等のデータを送信
する。受信側(情報処理装置2または1)は早着する回
線のデータに基づいて処理を行うことで、1回線時より
も高速なデータ伝送が実現される。この場合、1回線に
何らかの障害が発生した場合でも、そのままネットワー
クの運用を続行することが可能である。
【0020】なお、2つの回線を通じて受信したデータ
をそれぞれ照合する誤り検出手順を受信側(情報処理装
置2または1)に追加することで、データ伝送の信頼性
をより向上させることが可能となる。但し、この場合、
受信側(情報処理装置2または1)は、遅着する回線の
データを受信してから処理を開始することになるため、
1回線時よりもデータ伝送は遅くなる。また、この場
合、誤りを検出しても、どちらの回線で誤りを伝送した
か特定できないことから、データを復元することはでき
ない。したがって、誤りを検出した場合におけるデータ
再送の手順が必要となる。
【0021】(b)n≧3の場合 n≧3の場合、まず、送信側(情報処理装置1または
2)において、伝送するデータをn−1ビットに分割
し、n−1ビットに対するパリティビットを生成する。
そして、n−1回線を使用してデータビットを伝送し、
残り1回線を使用してパリティビットを伝送する。受信
側(情報処理装置2または1)では、早着するn−1回
線の、データビット、もしくはパリティビットを元に、
データを復元する。この結果、データ伝送速度は、1回
線時よりもn−1倍弱高速になる。この場合、1回線に
何らかの障害が発生しても、受信不可となった回線のデ
ータをパリティビットを元に、復元することが可能であ
ることから、そのままネットワークの運用を続行するこ
とができる。
【0022】(c)伝送回線の縮退 また、受信側(情報処理装置2または1)および送信側
(情報処理装置1または2)に、図4に示すような手順
を追加することで、伝送回線の縮退を行うことも可能で
ある。すなわち、ある1回線が受信不可となった場合、
受信側(情報処理装置2または1)は、送信側(情報処
理装置1または2)に対し、1回線受信不可となったこ
と、および受信不可となった回線を通知する。送信側
(情報処理装置1または2)は、受信不可となった回線
を切り離してn−1回線に縮退する旨を受信側(情報処
理装置2または1)に通知する。受信側(情報処理装置
2または1)は、縮退されることを了承した旨を送信側
(情報処理装置1または2)に通知する。送信側(情報
処理装置1または2)は、n=n−1回線として、デー
タ伝送を再開する。
【0023】(d)回線の増設 さらに、情報処理装置1,2に対するLANコントロー
ラ5a〜5n,6a〜6nの活線挿抜、および、LAN
コントローラ5a〜5n,6a〜6nに対するLANケ
ーブル7a〜7n,8a〜8nの活線挿抜が可能である
ことを前提として、図5に示すような手順を追加するこ
とで、ネットワーク運用中の回線増設も可能である。ま
ず、送信側(情報処理装置1または2)は、新たに増設
された回線に特定のデータを伝送し、既設回線を通じ
て、受信側(情報処理装置2または1)に対して増設し
た回線で受信可能か問い合わせる。受信側(情報処理装
置2または1)では、増設された回線で受信可能と中断
した場合、受信可能である旨を既設回線を通じて送信側
(情報処理装置1または2)に通知する。送信側(情報
処理装置1または2)では、増設した回線を追加してn
+1回線に拡張する旨を受信側(情報処理装置2または
1)に通知する。受信側(情報処理装置2または1)
は、拡張されることを了承した旨を送信側(情報処理装
置1または2)に通知する。送信側(情報処理装置1ま
たは2)は、n=n+1回線としてデータ伝送を再開す
る。
【0024】なお、n−1回線を通じて受信したデータ
ビットと、1回線を通じて受信したパリティビットを照
合する誤り検出手順を受信側(情報処理装置2または
1)に追加することで、データ伝送の信頼性をより向上
させることも可能である。但し、この場合、受信側(情
報処理装置2または1)は、最遅着する回線のデータを
受信してから処理を開始することになるため、データ伝
送は遅くなる。また、誤りを検出しても、誤りを伝送し
た回線を特定できないことから、データの復元はできな
い。したがって、誤りを検出した場合におけるデータ再
送手順が必要となる。
【0025】(e)n=2m+m+2の場合(m≧1の
整数) m≧1の整数となるmを定義したとき、n=2m+m+
2の場合、2m回線をデータビットの伝送回線とし、m
+2回線をハミングコードに基づく、ECC(Error Ch
ecking and Correction)ビットの伝送回線とすること
も可能である。すなわち、伝送するデータを2mビット
に分割し、ハミングコードに基づいて、2mに対するm
+2ビットのECCビットを生成する。そして、2m
線を使用してデータビットを転送し、m+2回線を使用
してECCビットを転送する。受信側(情報処理装置2
または1)では、データビットとECCビットとに基づ
いて、誤り検出と訂正処理を行うことにより、データを
復元することで、1回線時よりも、データ伝送の信頼性
をより向上させ、データ伝送速度をm+1倍弱ほど高速
にすることができる。
【0026】B.第2実施形態 次に、図6は、本発明の第2実施形態によるネットワー
クの構成を示すブロック図である。なお、図1に対応す
る部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図にお
いて、ハブ等の中継機25は、前述した処理手順手段1
9,20を実現する多回線化処理機構26を備える。こ
の場合、中継機25として、既存の中継機11(図2参
照)とは異なる新たな中継機が必要となる。また、本第
2実施形態では、中継機12を介して情報処理装置2a
〜2eが接続されており、該情報処理装置2a〜2eに
は、各々、LANコントローラ6a〜6eを搭載したL
ANボード4a〜4eが装着されている。本第2実施形
態では、新たな中継機25が必要となるものの、情報処
理装置1と中継機25との間で、ハードウェアの障害に
対する冗長性を確保することにより信頼性を向上でき、
かつデータ伝送の高速化を図ることができる。例えば、
情報処理装置1を特にデータ伝送が集中するサーバと
し、情報処理装置2a〜2eをクライアントとした場
合、サーバ1とクライアント2a〜2eに分岐する中継
機25との間において、データ伝送の高速化と信頼性の
向上が可能となる。
【0027】C.第3実施形態 また、図7は、本発明の第3実施形態によるLANボー
ドの構成を示すブロック図である。なお、図1に対応す
る部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図にお
いて、LANボード30は、情報処理装置1または2の
PCIバスに装着されるものであり、PCI←→PCI
ブリッジ31を介し、複数のLANコントローラ32a
〜32nを実装している。該LANボード30は、前述
した処理手順手段19,20を備える。本第3実施形態
によるネットワークは、図8に示すような構成となる。
すなわち、情報処理装置1には、上述した複数のLAN
コントローラ32a〜32nを搭載した、1枚のLAN
ボード30が装着され、情報処理装置2には、上記複数
のLANコントローラ32a〜32nに相当する複数の
LANコントローラ34a〜34nを搭載した、1枚の
LANボード33が装着される。このように、本第3実
施形態によれば、1枚のLANボードにより、ハードウ
ェアの障害に対する冗長性を確保することにより信頼性
を向上でき、かつデータ伝送の高速化を図ることができ
るという、上述した実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0028】このように、上述した実施形態によれば、
既存のEthernetのLANコントローラとそのデ
バイスドライバ、ケーブル、中継機等の機器を使用し、
また、OS上の既存のネットワーク・アプリケーション
・プログラムを使用しつつ、回線の冗長性が実現でき
る。これにより、1回線に何らかの障害が発生しても、
データで伝送を続けることができる。その理由は、多回
線のEthernetに対し、OS上のプロトコルスタ
ックや、LANコントローラのデバイスドライバに手を
加えること無く、プロトコルスタックとデバイスドライ
バの間で冗長符号追加を行い、一部回線を使用して冗長
符号の伝送を行うためである。
【0029】また、既存のEthernetのLANコ
ントローラとそのデバイスドライバ、ケーブル、中継機
等の株券を使用し、また、OS上の既存のネットワーク
・アプリケーション・プログラムを使用しつつ、データ
伝送の高速化が実現できるということである。その理由
は、多回線のEthernetに対し、OS上のプロト
コルスタックや、LANコントローラのデバイスドライ
バに手を加えること無く、プロトコルスタックとデバイ
スドライバの間でデータの並列伝送処理を行い、複数の
回線を使用して並列伝送を行うためである。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、既存のEthernetのLANコントローラとそ
のデバイスドライバ、ケーブル、中継機等の機器を使用
し、また、OS上の既存のネットワーク・アプリケーシ
ョン・プログラムを使用しつつ、回線の冗長性が実現で
きるので、1回線に何らかの障害が発生しても、データ
で伝送を続けることができ、また、データ伝送の高速化
が実現できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態によるネットワークの
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態によるネットワークに
おいて、中継機を共用した場合のネットワークの構成を
示すブロック図である。
【図3】 本発明の第1実施形態によるネットワークに
おける伝送データの処理手順を示す概念図である。
【図4】 本発明の第1実施形態によるネットワークの
回線縮退時の動作を示すタイムチャートである。
【図5】 本発明の第1実施形態によるネットワークの
回線拡張時の動作を示すタイムチャートである。
【図6】 本発明の第2実施形態によるネットワークの
構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の第3実施形態によるネットワークに
おいて、LANボードの構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第3実施形態による1枚のLANボ
ードで構築されるネットワークの構成を示すブロック図
である。
【図9】 従来のEthernetのネットワーク構成
を示すブロック図である。
【図10】 従来のEthernetの伝送データの処
理手順を示す概念図である。
【符号の説明】
1,2 情報処理装置 3a〜3n,4a〜4n LANボード 5a〜5n,6a〜6n LANコントローラ(ネット
ワーク処理手段) 7a〜7n,8a〜8n LANケーブル(伝送回線) 9a〜9n,10a〜10n 中継機 11,12 中継機 13 送信側・オペレーティングシステム 14 受信側・オペレーティングシステム 15 送信側・プロトコルスタック 16 受信側・プロトコルスタック 17a〜17n 送信側・デバイスドライバ 18a〜18n 受信側・デバイスドライバ 19 送信側・処理手順手段 20 受信側・処理手順手段 21 送信側・ネットワーク・アプリケーション・プロ
グラム 22 受信側・ネットワーク・アプリケーション・プロ
グラム 25 中継機(中継手段) 26 多回線処理機構 30,33 複数のLANコントローラが実装されたL
ANボード(ネットワークインターフェース機器) 32a〜32n,34a〜34n LANコントローラ
(ネットワーク処理手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置間で所定のプロトコルに従
    ってデータ伝送するネットワークシステムにおいて、 伝送データを多回線伝送すべくデータ処理する多回線化
    処理手段と、 前記情報処理装置の双方にそれぞれ独立して設置され、
    前記多回線化処理手段から供給されるデータを伝送する
    複数のネットワーク処理手段と、 前記情報処理装置間に敷設され、前記複数のネットワー
    ク手段を1対1で接続し、前記複数のネットワーク処理
    手段によって伝送されるデータを他方の情報処理手段に
    伝送する複数の伝送回線とを具備することを特徴とする
    ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記多回線化処理手段は、複数のネット
    ワーク処理手段および前記複数の伝送回線を介して、伝
    送データを並列に伝送することを特徴とする請求項1記
    載のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記多回線化処理手段は、各々、伝送デ
    ータを分割する分割手段と、 前記分割手段によって分割されたデータに対する冗長符
    号を生成する冗長符号生成手段とを具備し、 前記分割手段によって分割されたデータと前記冗長符号
    生成手段によって生成された冗長符号とをそれぞれ異な
    る伝送経路で伝送することを特徴とする請求項1記載の
    ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記多回線化処理手段は、前記複数のネ
    ットワーク処理手段と前記複数の伝送回線とからなる複
    数の伝送経路のうち、いずれかにデータ伝送の不具合が
    生じると、不具合が生じていない伝送経路を介して、不
    具合が生じた伝送経路を他方の情報処理装置に対して通
    知することを特徴とする請求項1記載のネットワークシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 ネットワーク接続された情報処理装置間
    に設置され、データ伝送を中継する中継手段であって、 伝送データの分割/復元と、冗長符号の生成と、誤り検
    出/訂正とを行う多回線処理手段を具備することを特徴
    とする中継機。
  6. 【請求項6】 情報処理装置に装着され、所定の伝送回
    線で情報処理装置同士を接続し、ネットワークを構築す
    るネットワークインターフェース機器であって、 それぞれ独立してデータを伝送する複数のネットワーク
    処理手段と、 前記複数のネットワーク処理手段からの伝送データもし
    くは前記複数のネットワーク処理手段への伝送データに
    対し、伝送データの分割/復元と、冗長符号の生成と、
    誤り検出/訂正とを行う多回線処理手段とを具備するこ
    とを特徴とするネットワークインターフェース機器。
JP9144322A 1997-06-02 1997-06-02 ネットワークシステム Pending JPH10336201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9144322A JPH10336201A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 ネットワークシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9144322A JPH10336201A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 ネットワークシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10336201A true JPH10336201A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15359410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9144322A Pending JPH10336201A (ja) 1997-06-02 1997-06-02 ネットワークシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10336201A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6859459B1 (en) 1999-11-16 2005-02-22 Nec Corporation High-speed/high-reliability ether transmission system and I/F apparatus
JP2009130405A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp 受信装置及び通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6859459B1 (en) 1999-11-16 2005-02-22 Nec Corporation High-speed/high-reliability ether transmission system and I/F apparatus
JP2009130405A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp 受信装置及び通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6925578B2 (en) Fault-tolerant switch architecture
JP5992058B2 (ja) データモード時に順方向誤り訂正を解決するよう構成されているネットワークシステム
US20080205416A1 (en) Flight control computers with ethernet based cross channel data links
US7814479B2 (en) Simultaneous download to multiple targets
US7876751B2 (en) Reliable link layer packet retry
US20110026411A1 (en) Methods and systems for fail-safe communication
EP2192715A2 (en) System including transmitter and receiver
US5524218A (en) Dedicated point to point fiber optic interface
JPH03250946A (ja) 通信装置
JP2000106562A (ja) 産業環境に適合したコンピュ―タ・ネットワ―ク
EP0028619B1 (en) An arrangement for supervising faults when transmitting data between computers
US7783964B2 (en) Redundant 3-wire communication system and method
US8929200B2 (en) Communication device, communication system, and communication method
JPH09130408A (ja) ネットワークインタフェース装置
JPH10336201A (ja) ネットワークシステム
KR20130064500A (ko) 캔통신 시스템에서 메시지 송수신 시의 오류 복구 방법
JP2005527898A (ja) チャネル・アダプタ障害に対する冗長性を提供する方法
JP2002368811A (ja) データ転送方法、データ転送システム、送信装置、および受信装置
JP2004173278A (ja) 送信ノード、受信ノードおよびネットワ−クシステム
Maryanka et al. The Vehicle Power Line as a Redundant Channel for CAN Communication
US10997006B2 (en) Transfer apparatus and transfer method
JP2001189738A (ja) ネットワーク故障検出システム、検出方法
JP6106994B2 (ja) 情報処理装置、データ転送装置、情報処理システム、および方法
Kaushik ANALYSIS AND COMPARISON OF DATA LINK CONTROL PROTOCOLS FOR RELIABLE DATA TRANSFER IN COMMUNICATION NETWORKS
WO2008050456A1 (fr) Système informatique, dispositif de relais de données, et procédé de commande de système informatique

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001010