JPH10335943A - Catv用up/downコンバータのミクサ回路 - Google Patents

Catv用up/downコンバータのミクサ回路

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JPH10335943A
JPH10335943A JP9157398A JP15739897A JPH10335943A JP H10335943 A JPH10335943 A JP H10335943A JP 9157398 A JP9157398 A JP 9157398A JP 15739897 A JP15739897 A JP 15739897A JP H10335943 A JPH10335943 A JP H10335943A
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JP
Japan
Prior art keywords
diode
capacitor
cathode
anode
catv
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9157398A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Watanabe
孝 渡辺
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Priority to US09/086,490 priority patent/US6118992A/en
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • H03D7/1408Balanced arrangements with diodes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲の周波数にわたって損失・ひずみの特
性の改善。 【解決手段】 このミクサ回路は、ダイオードブリッジ
の出力端の各端に接続されたダイオードブリッジを構成
する直列接続されたダイオードのアノードとカソードを
高周波的に同電位にする第1のコンデンサ(C1,C
3)と並列に第1のコンデンサより小容量の第2のコン
デンサ(C10,C11)を接続したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CATV用UP/
DOWNコンバータのミクサ回路、特にダイオードブリ
ッジを含むダブルバランスミキサによって構成されたC
ATV用UP/DOWNコンバータのミクサ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のCATV用UP/DOWNコンバ
ータにおいて用いられる入力周波数は、アメリカ向けの
例で考えると、57MHz〜570MHzであった。し
かし、この入力周波数は、57MHz〜860MHzへ
とさらに広い受信範囲が広げられる方向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在使用され
ている初段のミクサ回路は、図3に示されるようなダイ
オードブリッジを含むダブルバランスミキサによって構
成され、高周波入力信号は、トランスT1,トランスT
2を介してトランスT2の二次側に送られる。このトラ
ンスT2の二次側は、中間端子に局部発振周波数の信号
がコンデンサCp1を介して供給されており、この部分
で中間周波数に変換された後、トランスT2の出力側の
両端はそれぞれ、逆向きに接続されたダイオードD1の
アノードとダイオードD2のカソードの接続端Pa、逆
向きに接続されたダイオードD3のカソードとダイオー
ドD4の接続端Pbにそれぞれ接続されている。
【0004】そして、ダイオードD1のカソードとダイ
オードD3のアノードとの間には、両者を高周波的に同
電位にする(高周波的に短絡する)コンデンサC1が接
続され、ダイオードD2のアノードとダイオードD4の
カソードとの間にも、両者を高周波的に同電位にするコ
ンデンサC3が接続されている。
【0005】また、ダイオードD1のカソードは、M点
を介してコンデンサC2の一端に接続され、さらにトラ
ンスT3の一入力端Taに接続されている。またダイオ
ードD3のアノードはN点を介してコイルL1に接続さ
れ、コイルL1の他端は、コンデンサC2の他端に接続
され、さらに抵抗R1を介して接地されている。また、
トランスT3の一入力端Taに接続された側の出力端
は、コイルL3を介してコンデンサC5とコイルL5の
並列回路の一端に接続されている。
【0006】また、ダイオードD4のカソードは、S点
を介してコンデンサC3の一端に接続され、さらにトラ
ンスT3の他入力端Tbに接続されている。またダイオ
ードD2のアノードはP点を介してコイルL2に接続さ
れ、コイルL2の他端は、コンデンサC4の一端に接続
されている。この場合、コンデンサC4は前述した抵抗
R1と並列に接続されている。また、トランスT3の他
入力端Tbに接続された側の出力端は、接地されてい
る。このような構成では、ミクサ回路の周波数特性がの
伸びず、中間周波特性も劣化してしまう。特に、57〜
860MHzの帯域にすると、ダブルバランスミクサと
しての周波数特性もダイオードD1とD3のカソード,
アノードを高周波的に同電位にするコンデンサC1,ダ
イオードD2とD4のアノード,カソードを同電位にす
るコンデンサC3によって決まる。このコンデンサC3
の容量は、一般的には、1000PF程度であるが、こ
の容量では、入力周波数が高くなると、ダイオードブリ
ッジやトランスなどの部品及び各部品を結ぶ基板上のパ
ターンにより発生する付属インダクタンスやキャパシタ
ンスによって、バランの周波数特性,ダイオードブリッ
ジ後段のトランスT3の入力端Ta,Tbまでの回路構
成(A,B部分),ダイオードの特性を含め、高周波側
の周波数特性が伸びないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために、ダイオードブリッジを含むダブルバランスミ
キサによって構成されたCATV用UP/DOWNコン
バータのミクサ回路において、ダイオードブリッジの出
力端の各端に接続されたダイオードブリッジを構成する
直列接続されたダイオードのアノードとカソードを高周
波的に同電位にする第1のコンデンサと並列に第1のコ
ンデンサより小容量の第2のコンデンサを接続したこと
を特徴とするCATV用UP/DOWNコンバータのミ
クサ回路を提供する。
【0008】このような構成にすれば、57〜860M
Hzの広範囲において損失およびひずみ特性を従来より
も改善することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるCATV用
UP/DOWNコンバータのミクサ回路の一実施の形態
を示しており、同図において、図3と同じものは同符号
を用いている。図1において、トランスT2の後段の回
路構成を説明すると、トランスT2の二次側は、中間端
子に局部発振周波数の信号がコンデンサCp1を介して
供給されており、この部分で中間周波数に変換された
後、トランスT2の出力側の両端はそれぞれ、逆向きに
接続されたダイオードD1のアノードとダイオードD2
のカソードの接続端Pa、逆向きに接続されたダイオー
ドD3のカソードとダイオードD4の接続端Pbにそれ
ぞれ接続されている。
【0010】そして、ダイオードD1のカソードとダイ
オードD3のアノードとの間には、両者を高周波的に同
電位にする(高周波的に短絡する)コンデンサC1が接
続され、ダイオードD2のアノードとダイオードD4の
カソードとの間にも、両者を高周波的に同電位にするコ
ンデンサC3が接続されている。
【0011】さらに、コンデンサC1およびC3と並列
に本発明によって特徴づけられる小容量のコンデンサC
10,C11が接続されている。また、ダイオードD1
のカソードは、M点を介してコンデンサC2の一端に接
続され、さらにトランスT3の一入力端Taに接続され
ている。またダイオードD3のアノードはN点を介して
コイルL1に接続され、コイルL1の他端は、コンデン
サC2の他端に接続され、さらに抵抗R1を介して接地
されている。
【0012】また、トランスT3の一入力端Taに接続
された側の出力端は、コイルL3を介してコンデンサC
5とコイルL5の並列回路の一端に接続されている。
【0013】また、ダイオードD4のカソードは、S点
を介してコンデンサC3の一端に接続され、さらにトラ
ンスT3の他入力端Tbに接続されている。またダイオ
ードD2のアノードはP点を介してコイルL2に接続さ
れ、コイルL2の他端は、コンデンサC6の一端に接続
されている。この場合、コンデンサC6は前述した抵抗
R1と並列に接続されている。
【0014】また、トランスT3の他入力端Tbに接続
された側の出力端は、接地されている。 さらに、コイ
ルL1,L2と接地とに間に配置された抵抗R1とコン
デンサC6との並列回路に、本発明によって特徴づけら
れる小容量のコンデンサC12が接続されている。
【0015】以上の構成からわかるとおり、本発明によ
って特徴づけられる部分は、コンデンサC1,C3と並
列にコンデンサC10,C11を追加したことにある。
このようにすれば、コンデンサC10,C11を追加す
ることによって、M,N,P,S点の電位を高周波的に
同電位にすることができる。
【0016】また、コイルL1−コンデンサC2,コイ
ルL2−コンデンサC4は、初段の中間周波数の959
MHz付近に同調するけれども、その周波数も入力周波
数が高くなると、A,B回路構成部分や各部品の周波数
特性からコンデンサC6と並列にコンデンサC12を追
加することによりひずみ、損失特性を改善することがで
きる。
【0017】
【実施例】図1の回路構成において、コンデンサC1,
C3,C6を1000pF,C10,C11,C12を
8pFとしたときの損失−周波数特性は、図2(a)に
示され、CTBー周波数特性は、図2(b)にそれぞ
れ、従来の特性と比較して示されている。これらの図に
おいて、特性a,cは本発明、特性b,dは従来の特性
を示している。
【0018】これらの特性からもわかるとおり、本発明
によれば、ひずみ、損失特性を改善することができ、広
帯域にわたって均一な良特性を得ることができる。特
に、800〜860MHzにおけるCTBの改善は、5
db以上、損失は、0.5db以上改善されている。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるミクサ
回路を用いれば、57〜860MHzの広範囲にわたっ
て、従来よりも損失およびCTBの改善されたミキサ回
路を得ることができる。特に、上述した実施の形態の構
成にすれば、損失は0.5dB以上、CTBは5dB以
上の改善が確認されている。
【0020】また、将来さらに帯域が広げてたとえば5
7〜1GHzになったとしても、もう一つづつコンデン
サC10,C11,C12よりも更に小容量のコンデン
サを追加することによって従来よりも損失およびCTB
特性が改善されたミクサ回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCATV用UP/DOWNコンバ
ータのミクサ回路の一実施の形態を示す回路図である。
【図2】従来と本発明の特性を比較する特性図であっ
て、(a)は損失−周波数特性図、(b)はCTB−周
波数特性図である。
【図3】従来のCATV用UP/DOWNコンバータの
ミクサ回路一例を示す回路図である。
【符号の説明】
T1,T2,T3 トランス Cp1,C1〜C6,C10,C11,C12 コンデ
ンサ D1〜D4 ダイオード L1,L2,L3,L5 コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイオードブリッジを含むダブルバラン
    スミキサによって構成されたCATV用UP/DOWN
    コンバータのミクサ回路において、ダイオードブリッジ
    の出力端の各端に接続されたダイオードブリッジを構成
    する直列接続されたダイオードのアノードとカソードを
    高周波的に同電位にする第1のコンデンサと並列に第1
    のコンデンサより小容量の第2のコンデンサを接続した
    ことを特徴とするCATV用UP/DOWNコンバータ
    のミクサ回路。
  2. 【請求項2】 直列接続されたダイオードのアノードと
    カソードを高周波的に同電位にする第1のコンデンサの
    後段に配置される第3のコンデンサと接地との間に配置
    される第4のコンデンサと並列に第4のコンデンサより
    小容量の第5のコンデンサを接続したことを特徴とする
    CATV用UP/DOWNコンバータのミクサ回路。
JP9157398A 1997-05-30 1997-05-30 Catv用up/downコンバータのミクサ回路 Withdrawn JPH10335943A (ja)

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JP9157398A JPH10335943A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 Catv用up/downコンバータのミクサ回路
US09/086,490 US6118992A (en) 1997-05-30 1998-05-29 Mixer circuit in CATV UP/DOWN converter

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US6118992A (en) 2000-09-12

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