JPH10335078A - 放電灯点灯装置および照明装置 - Google Patents
放電灯点灯装置および照明装置Info
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- JPH10335078A JPH10335078A JP14208197A JP14208197A JPH10335078A JP H10335078 A JPH10335078 A JP H10335078A JP 14208197 A JP14208197 A JP 14208197A JP 14208197 A JP14208197 A JP 14208197A JP H10335078 A JPH10335078 A JP H10335078A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で放電ランプの装着を検出できる
放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】 蛍光ランプFL1 ,FL2 の通常点灯時に
は、蛍光ランプFL1 ,FL2のいずれもが装着されていれ
ば、直流電源E、抵抗R3、フィラメントFL2a、抵抗R4、
フィラメントFL1a、ダイオードD3、抵抗R3、フィラメン
トFL1b,FL2bの経路で電流が流れる。導通検出部13は出
力を行なわず、トランジスタQ2にベース電流を供給しな
いので、トランジスタQ1のベース電流をバイパスせず、
トランジスタQ1は動作し続け、インバータ回路11は動作
する。いずれかのフィラメントFL1a,FL1b,FL2a,FL2b
を外すと、導通検出部13は出力し、トランジスタQ2にベ
ース電流を供給するので、トランジスタQ1のベース電流
をバイパスし、トランジスタQ1は動作を停止し、インバ
ータ回路11は停止する。
放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】 蛍光ランプFL1 ,FL2 の通常点灯時に
は、蛍光ランプFL1 ,FL2のいずれもが装着されていれ
ば、直流電源E、抵抗R3、フィラメントFL2a、抵抗R4、
フィラメントFL1a、ダイオードD3、抵抗R3、フィラメン
トFL1b,FL2bの経路で電流が流れる。導通検出部13は出
力を行なわず、トランジスタQ2にベース電流を供給しな
いので、トランジスタQ1のベース電流をバイパスせず、
トランジスタQ1は動作し続け、インバータ回路11は動作
する。いずれかのフィラメントFL1a,FL1b,FL2a,FL2b
を外すと、導通検出部13は出力し、トランジスタQ2にベ
ース電流を供給するので、トランジスタQ1のベース電流
をバイパスし、トランジスタQ1は動作を停止し、インバ
ータ回路11は停止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電ランプの非装
着を検出する放電灯点灯装置および照明装置に関する。
着を検出する放電灯点灯装置および照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の放電灯点灯装置として
は、たとえば特開平5−275182号公報に記載の構
成が知られている。
は、たとえば特開平5−275182号公報に記載の構
成が知られている。
【0003】この特開平5−275182号公報には、
直流電圧を出力する整流回路にこの直流電圧を交流に変
換するインバータ回路が接続され、このインバータ回路
に放電ランプが複数並列に接続され、それぞれの放電ラ
ンプ毎に放電ランプの装着を検出する装着検出回路を接
続した構成が記載されている。
直流電圧を出力する整流回路にこの直流電圧を交流に変
換するインバータ回路が接続され、このインバータ回路
に放電ランプが複数並列に接続され、それぞれの放電ラ
ンプ毎に放電ランプの装着を検出する装着検出回路を接
続した構成が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−275182号公報に記載の装着検出手段は、
それぞれの放電ランプに対して回路を接続しなければな
らず、また、整流回路の出力がそのまま流れるため電圧
が高く耐電圧の高い部品を用いなければならない問題を
有している。
開平5−275182号公報に記載の装着検出手段は、
それぞれの放電ランプに対して回路を接続しなければな
らず、また、整流回路の出力がそのまま流れるため電圧
が高く耐電圧の高い部品を用いなければならない問題を
有している。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で放電ランプの装着を検出できる放電灯
点灯装置および照明装置を提供することを目的とする。
で、簡単な構成で放電ランプの装着を検出できる放電灯
点灯装置および照明装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の放電灯点
灯装置は、直流電圧を交流に変換して複数並列に接続さ
れフィラメントを有する放電ランプを点灯させる点灯手
段と;複数の放電ランプを接続した状態で複数の放電ラ
ンプのフィラメントを介して直流電流が流れる電流経路
と;この電流経路に電流が流れることを検出する電流検
出手段とを具備したもので、複数の放電ランプのフィラ
メントを介した電流経路が形成され、この電流経路に流
れる電流を電流検出手段で検出するため、簡単な構成で
複数の放電ランプの装着を検出する。
灯装置は、直流電圧を交流に変換して複数並列に接続さ
れフィラメントを有する放電ランプを点灯させる点灯手
段と;複数の放電ランプを接続した状態で複数の放電ラ
ンプのフィラメントを介して直流電流が流れる電流経路
と;この電流経路に電流が流れることを検出する電流検
出手段とを具備したもので、複数の放電ランプのフィラ
メントを介した電流経路が形成され、この電流経路に流
れる電流を電流検出手段で検出するため、簡単な構成で
複数の放電ランプの装着を検出する。
【0007】請求項2記載の放電灯点灯装置は、請求項
1記載の放電灯点灯装置において、放電ランプのランプ
電圧を検出するランプ電圧検出手段とを具備したもの
で、放電ランプが装着されないとランプ電圧検出手段で
検出される電圧が上昇し、この電圧の上昇によっても放
電ランプの装着が検出できる。
1記載の放電灯点灯装置において、放電ランプのランプ
電圧を検出するランプ電圧検出手段とを具備したもの
で、放電ランプが装着されないとランプ電圧検出手段で
検出される電圧が上昇し、この電圧の上昇によっても放
電ランプの装着が検出できる。
【0008】請求項3記載の放電灯点灯装置は、複数並
列に接続されフィラメントを有する放電ランプを点灯さ
せる点灯手段と;いずれかの放電ランプのフィラメント
間に接続され、複数の放電ランプのフィラメントおよび
この点灯手段を含む閉回路を形成する始動用のコンデン
サとを具備したもので、始動用のコンデンサは複数の放
電ランプのフィラメントおよび点灯手段を含む閉回路内
に形成されているので、いずれかの放電ランプでも装着
されないと放電ランプは点灯しない。
列に接続されフィラメントを有する放電ランプを点灯さ
せる点灯手段と;いずれかの放電ランプのフィラメント
間に接続され、複数の放電ランプのフィラメントおよび
この点灯手段を含む閉回路を形成する始動用のコンデン
サとを具備したもので、始動用のコンデンサは複数の放
電ランプのフィラメントおよび点灯手段を含む閉回路内
に形成されているので、いずれかの放電ランプでも装着
されないと放電ランプは点灯しない。
【0009】請求項4記載の放電灯点灯装置は、請求項
3記載の放電灯点灯装置において、複数の放電ランプの
フィラメントは低電位側で直列に接続され、これらフィ
ラメントの接続点と点灯手段との間に接続された容量性
の高周波導通回路を具備したもので、それぞれの放電ラ
ンプ毎に高周波を流す経路が形成される。
3記載の放電灯点灯装置において、複数の放電ランプの
フィラメントは低電位側で直列に接続され、これらフィ
ラメントの接続点と点灯手段との間に接続された容量性
の高周波導通回路を具備したもので、それぞれの放電ラ
ンプ毎に高周波を流す経路が形成される。
【0010】請求項5記載の放電灯点灯装置は、複数並
列に接続されフィラメントを有する放電ランプを点灯さ
せる点灯手段と;いずれかの放電ランプのフィラメント
間に接続され、このいずれかの放電ランプの高電位側の
フィラメントと他のいずれかの放電ランプの低電位側の
フィラメントの間に接続された始動用のコンデンサとを
具備したもので、始動用のコンデンサは複数の放電ラン
プのフィラメントおよび点灯手段を含む閉回路内に形成
されているので、いずれかの放電ランプでも装着されな
いと放電ランプは点灯しない。
列に接続されフィラメントを有する放電ランプを点灯さ
せる点灯手段と;いずれかの放電ランプのフィラメント
間に接続され、このいずれかの放電ランプの高電位側の
フィラメントと他のいずれかの放電ランプの低電位側の
フィラメントの間に接続された始動用のコンデンサとを
具備したもので、始動用のコンデンサは複数の放電ラン
プのフィラメントおよび点灯手段を含む閉回路内に形成
されているので、いずれかの放電ランプでも装着されな
いと放電ランプは点灯しない。
【0011】請求項6記載の放電灯点灯装置は、直流電
源の電圧を変換してフィラメントを有する放電ランプを
点灯させる点灯手段と;直流電源および点灯手段のいず
れよりも電圧の低いほぼ直流電圧を出力する補助電源
と;点灯手段の低電位側のフィラメントの非スポット側
と補助電源の一極との間に接続された第1の抵抗と;低
電位側のフィラメントおよび第1の抵抗の接続点と補助
電極の他極との間に接続された第2の抵抗および第3の
抵抗の直列回路と;この第2の抵抗および第3の抵抗の
接続点から放電ランプの非装着を検出する装着検出手段
と;この装着検出手段で非装着が検出されると点灯手段
の出力を少なくとも低下させ補助電源を電源とした制御
手段とを具備したもので、低電位側のフィラメントおよ
び第1の抵抗の接続点と補助電極の他極との間に第2の
抵抗および第3の抵抗の直列回路を接続し、第2の抵抗
および第3の抵抗の接続点で装着検出手段は放電ランプ
の非装着を検出するため、直流電源および点灯手段の電
圧より低い電圧で放電ランプの非装着を検出でき、耐電
圧の低い部品を使用できる。
源の電圧を変換してフィラメントを有する放電ランプを
点灯させる点灯手段と;直流電源および点灯手段のいず
れよりも電圧の低いほぼ直流電圧を出力する補助電源
と;点灯手段の低電位側のフィラメントの非スポット側
と補助電源の一極との間に接続された第1の抵抗と;低
電位側のフィラメントおよび第1の抵抗の接続点と補助
電極の他極との間に接続された第2の抵抗および第3の
抵抗の直列回路と;この第2の抵抗および第3の抵抗の
接続点から放電ランプの非装着を検出する装着検出手段
と;この装着検出手段で非装着が検出されると点灯手段
の出力を少なくとも低下させ補助電源を電源とした制御
手段とを具備したもので、低電位側のフィラメントおよ
び第1の抵抗の接続点と補助電極の他極との間に第2の
抵抗および第3の抵抗の直列回路を接続し、第2の抵抗
および第3の抵抗の接続点で装着検出手段は放電ランプ
の非装着を検出するため、直流電源および点灯手段の電
圧より低い電圧で放電ランプの非装着を検出でき、耐電
圧の低い部品を使用できる。
【0012】請求項7記載の放電灯点灯装置は、請求項
6記載の放電灯点灯装置において、起動時に制御手段に
直流電源からの電圧を供給する起動抵抗を備え、直流電
源の電圧をE、起動抵抗の抵抗値をa、制御手段が起動
開始するときの補助電源の電圧をE0 、第1の抵抗の抵
抗値をbとすると、b≧{E0 /(E−E0 )}・aで
あるので、放電ランプの非装着時には点灯手段は始動し
ない。
6記載の放電灯点灯装置において、起動時に制御手段に
直流電源からの電圧を供給する起動抵抗を備え、直流電
源の電圧をE、起動抵抗の抵抗値をa、制御手段が起動
開始するときの補助電源の電圧をE0 、第1の抵抗の抵
抗値をbとすると、b≧{E0 /(E−E0 )}・aで
あるので、放電ランプの非装着時には点灯手段は始動し
ない。
【0013】請求項8記載の放電灯点灯装置は、請求項
7記載の放電灯点灯装置において、放電ランプは、複数
並列に接続され、それぞれの放電ランプに対応して第1
の抵抗が接続されたもので、複数の放電ランプが並列に
接続されたものに対しても適用できる。
7記載の放電灯点灯装置において、放電ランプは、複数
並列に接続され、それぞれの放電ランプに対応して第1
の抵抗が接続されたもので、複数の放電ランプが並列に
接続されたものに対しても適用できる。
【0014】請求項9記載の放電灯点灯装置は、請求項
7記載の放電灯点灯装置において、第2の抵抗の抵抗値
をc、第3の抵抗の抵抗値をd、装着検出手段の動作電
圧値をEf とすると、Ef <E0 ×{d/(b+c+
d)}であるもので、放電ランプの非装着時に装着検出
手段は動作しないので、放電ランプの非装着時には放電
ランプが点灯することを確実に防止できる。
7記載の放電灯点灯装置において、第2の抵抗の抵抗値
をc、第3の抵抗の抵抗値をd、装着検出手段の動作電
圧値をEf とすると、Ef <E0 ×{d/(b+c+
d)}であるもので、放電ランプの非装着時に装着検出
手段は動作しないので、放電ランプの非装着時には放電
ランプが点灯することを確実に防止できる。
【0015】請求項10記載の照明装置は、請求項1な
いし9いずれか記載の放電灯点灯装置と;この放電灯点
灯装置を設けた器具本体とを具備したもので、それぞれ
の作用を奏することができる。
いし9いずれか記載の放電灯点灯装置と;この放電灯点
灯装置を設けた器具本体とを具備したもので、それぞれ
の作用を奏することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明装置の一実施
の形態を図面を参照して説明する。
の形態を図面を参照して説明する。
【0017】図1は放電灯点灯装置を示す回路図、図2
は照明装置の外観を示す斜視図で、図2に示すように、
照明器具本体1の下面に反射面2が形成され、これら反
射面2の両端にはランプソケット3,3が取り付けら
れ、これらランプソケット3,3間に直管型の放電ラン
プとしての蛍光ランプFL1 ,FL2 が挟持装着され、照明
器具本体1内には図1に示す放電灯点灯装置4が収納さ
れている。
は照明装置の外観を示す斜視図で、図2に示すように、
照明器具本体1の下面に反射面2が形成され、これら反
射面2の両端にはランプソケット3,3が取り付けら
れ、これらランプソケット3,3間に直管型の放電ラン
プとしての蛍光ランプFL1 ,FL2 が挟持装着され、照明
器具本体1内には図1に示す放電灯点灯装置4が収納さ
れている。
【0018】また、この放電灯点灯装置4は、直流電源
Eに点灯手段としてのインバータ回路11が接続され、こ
のインバータ回路11は共振用のインダクタL1およびスイ
ッチング手段としてのトランジスタQ1のコレクタ、エミ
ッタが直列に接続され、このトランジスタQ1のコレク
タ、エミッタ間には、共振用のコンデンサC1および環流
用のダイオードD1が並列に接続されている。そして、ト
ランジスタQ1のベースには直流電源Eの正極に接続され
る起動用の抵抗R1が接続されている。
Eに点灯手段としてのインバータ回路11が接続され、こ
のインバータ回路11は共振用のインダクタL1およびスイ
ッチング手段としてのトランジスタQ1のコレクタ、エミ
ッタが直列に接続され、このトランジスタQ1のコレク
タ、エミッタ間には、共振用のコンデンサC1および環流
用のダイオードD1が並列に接続されている。そして、ト
ランジスタQ1のベースには直流電源Eの正極に接続され
る起動用の抵抗R1が接続されている。
【0019】また、トランジスタQ1のコレクタ、エミッ
タ間には、電流トランスCT1 の検出巻線CT1a、バラスト
チョークL2および直流カット用のコンデンサC2およびコ
ンデンサC3を介して、蛍光ランプFL1 の高電位側のフィ
ラメントFL1aおよび低電位側のフィラメントFL1bの一端
が接続され、これらフィラメントFL1a,FL1bの他端に
は、始動用のコンデンサC4が接続されている。
タ間には、電流トランスCT1 の検出巻線CT1a、バラスト
チョークL2および直流カット用のコンデンサC2およびコ
ンデンサC3を介して、蛍光ランプFL1 の高電位側のフィ
ラメントFL1aおよび低電位側のフィラメントFL1bの一端
が接続され、これらフィラメントFL1a,FL1bの他端に
は、始動用のコンデンサC4が接続されている。
【0020】さらに、電流トランスCT1 の検出巻線CT1
a、バラストチョークL3および直流カット用のコンデン
サC5を介して、蛍光ランプFL2 の高電位側のフィラメン
トFL2aおよび低電位側のフィラメントFL2bの一端が接続
され、これらフィラメントFL2aの他端およびフィラメン
トFL2bの一端には、始動用のコンデンサC6が接続されて
いる。
a、バラストチョークL3および直流カット用のコンデン
サC5を介して、蛍光ランプFL2 の高電位側のフィラメン
トFL2aおよび低電位側のフィラメントFL2bの一端が接続
され、これらフィラメントFL2aの他端およびフィラメン
トFL2bの一端には、始動用のコンデンサC6が接続されて
いる。
【0021】そして、トランジスタQ1のベースには、ベ
ースドライブ回路12が接続され、このベースドライブ回
路12はベース、エミッタ間に、電流トランスCT1 の制御
巻線CT1bおよびコンデンサC7の直列回路と、ダイオード
D2および抵抗R2の直列回路とが並列に接続されている。
ースドライブ回路12が接続され、このベースドライブ回
路12はベース、エミッタ間に、電流トランスCT1 の制御
巻線CT1bおよびコンデンサC7の直列回路と、ダイオード
D2および抵抗R2の直列回路とが並列に接続されている。
【0022】一方、コンデンサC4に対して並列にダイオ
ードD3および抵抗R3の直列回路が接続され、抵抗R3には
導通検出部13が接続され、この導通検出部13はトランジ
スタQ2のベースに接続され、このトランジスタQ2のコレ
クタ、エミッタは、トランジスタQ1のベース、エミッタ
間に接続されている。
ードD3および抵抗R3の直列回路が接続され、抵抗R3には
導通検出部13が接続され、この導通検出部13はトランジ
スタQ2のベースに接続され、このトランジスタQ2のコレ
クタ、エミッタは、トランジスタQ1のベース、エミッタ
間に接続されている。
【0023】また、直流電源Eの正極は、抵抗R3を介し
て蛍光ランプFL2 のフィラメントFL2aの一端に接続さ
れ、蛍光ランプFL2 の他端および蛍光ランプFL1 の一端
間には抵抗R4が接続され、蛍光ランプFL2 のフィラメン
トFL2a,FL2bの両端間には、ランプ電圧検出手段として
のランプ電圧検出回路14が接続され、このランプ電圧検
出回路14はトランジスタQ2のベースに接続されている。
て蛍光ランプFL2 のフィラメントFL2aの一端に接続さ
れ、蛍光ランプFL2 の他端および蛍光ランプFL1 の一端
間には抵抗R4が接続され、蛍光ランプFL2 のフィラメン
トFL2a,FL2bの両端間には、ランプ電圧検出手段として
のランプ電圧検出回路14が接続され、このランプ電圧検
出回路14はトランジスタQ2のベースに接続されている。
【0024】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
する。
【0025】まず、直流電源Eの直流電圧を、インダク
タL1およびコンデンサC1の共振および電流トランスCT1
の帰還によりトランジスタQ1を制御してインバータ回路
11で高周波交流に変換し、蛍光ランプFL1 ,FL2 を高周
波点灯させる。
タL1およびコンデンサC1の共振および電流トランスCT1
の帰還によりトランジスタQ1を制御してインバータ回路
11で高周波交流に変換し、蛍光ランプFL1 ,FL2 を高周
波点灯させる。
【0026】そして、蛍光ランプFL1 ,FL2 の通常点灯
時には、蛍光ランプFL1 ,FL2 のいずれもが装着されて
いれば、直流電源E、抵抗R3、フィラメントFL2a、抵抗
R4、フィラメントFL1a、ダイオードD3、抵抗R3、フィラ
メントFL1bおよびフィラメントFL2bの経路で電流が流れ
る。このため、導通検出部13は出力を行なわず、トラン
ジスタQ2にはベース電流が供給されないので、トランジ
スタQ1のベース電流はバイパスされず、トランジスタQ1
は動作し続け、インバータ回路11は動作する。
時には、蛍光ランプFL1 ,FL2 のいずれもが装着されて
いれば、直流電源E、抵抗R3、フィラメントFL2a、抵抗
R4、フィラメントFL1a、ダイオードD3、抵抗R3、フィラ
メントFL1bおよびフィラメントFL2bの経路で電流が流れ
る。このため、導通検出部13は出力を行なわず、トラン
ジスタQ2にはベース電流が供給されないので、トランジ
スタQ1のベース電流はバイパスされず、トランジスタQ1
は動作し続け、インバータ回路11は動作する。
【0027】また、蛍光ランプFL1 ,FL2 のいずれかの
フィラメントFL1a,FL1b,FL2a,FL2bが外されると、直
流電源E、抵抗R3、フィラメントFL2a、抵抗R4、フィラ
メントFL1a、ダイオードD3、抵抗R3、フィラメントFL1b
およびフィラメントFL2bの経路で電流が流れなくなる。
このため、導通検出部13は出力し、トランジスタQ2にベ
ース電流が供給されるので、トランジスタQ1のベース電
流はバイパスされ、トランジスタQ1は動作を停止し、イ
ンバータ回路11は停止する。
フィラメントFL1a,FL1b,FL2a,FL2bが外されると、直
流電源E、抵抗R3、フィラメントFL2a、抵抗R4、フィラ
メントFL1a、ダイオードD3、抵抗R3、フィラメントFL1b
およびフィラメントFL2bの経路で電流が流れなくなる。
このため、導通検出部13は出力し、トランジスタQ2にベ
ース電流が供給されるので、トランジスタQ1のベース電
流はバイパスされ、トランジスタQ1は動作を停止し、イ
ンバータ回路11は停止する。
【0028】一方、蛍光ランプFL1 が取り外されて電圧
が上昇すると、ランプ電圧検出回路14は出力を行ない、
トランジスタQ2にベース電流が供給されるので、トラン
ジスタQ1のベース電流はバイパスされ、トランジスタQ1
は動作を停止し、インバータ回路11は停止する。
が上昇すると、ランプ電圧検出回路14は出力を行ない、
トランジスタQ2にベース電流が供給されるので、トラン
ジスタQ1のベース電流はバイパスされ、トランジスタQ1
は動作を停止し、インバータ回路11は停止する。
【0029】なお、コンデンサC3は接続しなくてもよい
が、コンデンサC3を接続することにより、蛍光ランプFL
1 のランプ電流はコンデンサC3を介して流れるので、コ
ンデンサC2のフィラメントFL2 に必要以上に電流が流れ
て、必要以上に予熱されることを防止できる。
が、コンデンサC3を接続することにより、蛍光ランプFL
1 のランプ電流はコンデンサC3を介して流れるので、コ
ンデンサC2のフィラメントFL2 に必要以上に電流が流れ
て、必要以上に予熱されることを防止できる。
【0030】次に、他の実施の形態について図3を参照
して説明する。
して説明する。
【0031】図3は他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図で、この図3に示す放電灯点灯装置16は、直
流電源Eに点灯回路としてのインバータ回路11が接続さ
れ、このインバータ回路11は共振用のインダクタL1、電
流トランスCT1 の検出巻線CT1aおよびスイッチング手段
としてのトランジスタQ1のコレクタ、エミッタが直列に
接続され、このトランジスタQ1のコレクタ、エミッタ間
には、共振用のコンデンサC1および環流用のダイオード
D1が並列に接続されている。そして、トランジスタQ1の
ベースには直流電源Eの正極に接続される起動用の抵抗
R1が接続されている。
示す回路図で、この図3に示す放電灯点灯装置16は、直
流電源Eに点灯回路としてのインバータ回路11が接続さ
れ、このインバータ回路11は共振用のインダクタL1、電
流トランスCT1 の検出巻線CT1aおよびスイッチング手段
としてのトランジスタQ1のコレクタ、エミッタが直列に
接続され、このトランジスタQ1のコレクタ、エミッタ間
には、共振用のコンデンサC1および環流用のダイオード
D1が並列に接続されている。そして、トランジスタQ1の
ベースには直流電源Eの正極に接続される起動用の抵抗
R1が接続されている。
【0032】また、電流トランスCT1 の検出巻線CT1aを
介したトランジスタQ1のコレクタ、エミッタ間には、バ
ラストチョークL2および直流カット用のコンデンサC2お
よびコンデンサC3を介して、蛍光ランプFL1 の高電位側
のフィラメントFL1aの一端が接続されて、フィラメント
FL1a,FL1bの他端には、始動用のコンデンサC4が接続さ
れている。
介したトランジスタQ1のコレクタ、エミッタ間には、バ
ラストチョークL2および直流カット用のコンデンサC2お
よびコンデンサC3を介して、蛍光ランプFL1 の高電位側
のフィラメントFL1aの一端が接続されて、フィラメント
FL1a,FL1bの他端には、始動用のコンデンサC4が接続さ
れている。
【0033】さらに、電流トランスCT1 の検出巻線CT1
a、バラストチョークL3および直流カット用のコンデン
サC5を介して、蛍光ランプFL2 の高電位側のフィラメン
トFL2aおよび低電位側のフィラメントFL2bの一端が接続
されて、フィラメントFL1aの他端およびフィラメントFL
2bの一端には、始動用のコンデンサC6が接続され、蛍光
ランプFL2 のフィラメントFL2bの他端は、蛍光ランプFL
1 のフィラメントFL1bの一端に接続されている。
a、バラストチョークL3および直流カット用のコンデン
サC5を介して、蛍光ランプFL2 の高電位側のフィラメン
トFL2aおよび低電位側のフィラメントFL2bの一端が接続
されて、フィラメントFL1aの他端およびフィラメントFL
2bの一端には、始動用のコンデンサC6が接続され、蛍光
ランプFL2 のフィラメントFL2bの他端は、蛍光ランプFL
1 のフィラメントFL1bの一端に接続されている。
【0034】そして、トランジスタQ1のベースには、ベ
ースドライブ回路12が接続され、このベースドライブ回
路12はベース、エミッタ間に、電流トランスCT1 の制御
巻線CT1bおよびコンデンサC7の直列回路と、ダイオード
D2および抵抗R2の直列回路とが並列に接続されている。
ースドライブ回路12が接続され、このベースドライブ回
路12はベース、エミッタ間に、電流トランスCT1 の制御
巻線CT1bおよびコンデンサC7の直列回路と、ダイオード
D2および抵抗R2の直列回路とが並列に接続されている。
【0035】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
する。
【0036】まず、直流電源Eの直流電圧を、インダク
タL1およびコンデンサC1の共振および電流トランスCT1
の帰還によりトランジスタQ1を制御してインバータ回路
11で高周波交流に変換し、蛍光ランプFL1 ,FL2 を高周
波点灯させる。
タL1およびコンデンサC1の共振および電流トランスCT1
の帰還によりトランジスタQ1を制御してインバータ回路
11で高周波交流に変換し、蛍光ランプFL1 ,FL2 を高周
波点灯させる。
【0037】そして、蛍光ランプFL1 のフィラメントFL
1a,FL1bまたは蛍光ランプFL2 のフィラメントFL2bが取
り外されていると、始動用のコンデンサC4の閉路が形成
されないので蛍光ランプFL1 は始動しないとともに、蛍
光ランプFL2 はフィラメントFL2bが取り外されているこ
とにより始動せず、蛍光ランプFL2 のフィラメントFL2a
が取り外されていると、始動用のコンデンサC6が接続さ
れないとともに、フィラメントFL2aが取り外されている
ので蛍光ランプFL2 は点灯しない。
1a,FL1bまたは蛍光ランプFL2 のフィラメントFL2bが取
り外されていると、始動用のコンデンサC4の閉路が形成
されないので蛍光ランプFL1 は始動しないとともに、蛍
光ランプFL2 はフィラメントFL2bが取り外されているこ
とにより始動せず、蛍光ランプFL2 のフィラメントFL2a
が取り外されていると、始動用のコンデンサC6が接続さ
れないとともに、フィラメントFL2aが取り外されている
ので蛍光ランプFL2 は点灯しない。
【0038】また、他の実施の形態について図4を参照
して説明する。
して説明する。
【0039】図4は他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図で、この図4に示す放電灯点灯装置17は、図
3に示す放電灯点灯装置16において、蛍光ランプFL1 の
フィラメントFL1bの一端と、蛍光ランプFL2 のフィラメ
ントFL2bの一端との間に、高周波導通回路としてのコン
デンサC3が接続され、このコンデンサC3によりフィラメ
ントFL2bに流れる電流を減少させて、フィラメントFL2b
が必要以上に予熱されて効率が低下することを防止す
る。
示す回路図で、この図4に示す放電灯点灯装置17は、図
3に示す放電灯点灯装置16において、蛍光ランプFL1 の
フィラメントFL1bの一端と、蛍光ランプFL2 のフィラメ
ントFL2bの一端との間に、高周波導通回路としてのコン
デンサC3が接続され、このコンデンサC3によりフィラメ
ントFL2bに流れる電流を減少させて、フィラメントFL2b
が必要以上に予熱されて効率が低下することを防止す
る。
【0040】さらに、他の実施の形態について図5を参
照して説明する。
照して説明する。
【0041】図5は他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図で、この図5に示す放電灯点灯装置18は、図
3に示す放電灯点灯装置16において、始動用のコンデン
サC4は、蛍光ランプFL1 のフィラメントFL1aの他端と、
蛍光ランプFL2 のフィラメントFL2bの他端との間に接続
され、始動用のコンデンサC6は、蛍光ランプFL2 のフィ
ラメントFL2aの他端と、蛍光ランプFL1 のフィラメント
FL1bの他端との間に接続されている。
示す回路図で、この図5に示す放電灯点灯装置18は、図
3に示す放電灯点灯装置16において、始動用のコンデン
サC4は、蛍光ランプFL1 のフィラメントFL1aの他端と、
蛍光ランプFL2 のフィラメントFL2bの他端との間に接続
され、始動用のコンデンサC6は、蛍光ランプFL2 のフィ
ラメントFL2aの他端と、蛍光ランプFL1 のフィラメント
FL1bの他端との間に接続されている。
【0042】このように、始動用のコンデンサC4,C6を
接続すれば、いずれかの蛍光ランプFL1 ,FL2 のフィラ
メントFL1a,FL1b,FL2a,FL2bが取り外されれば、始動
用のコンデンサC4,C6が開放され、いずれの蛍光ランプ
FL1 ,FL2 も始動、点灯しない。
接続すれば、いずれかの蛍光ランプFL1 ,FL2 のフィラ
メントFL1a,FL1b,FL2a,FL2bが取り外されれば、始動
用のコンデンサC4,C6が開放され、いずれの蛍光ランプ
FL1 ,FL2 も始動、点灯しない。
【0043】さらに、他の実施の形態について図6を参
照して説明する。
照して説明する。
【0044】図6は他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図で、この図6に示す放電灯点灯装置21は、商
用交流電源eにヒューズF、コンデンサC11 およびイン
ダクタL5を介して、ダイオードD4,D5,D6,D7のダイオ
ードブリッジの全波整流回路22の入力端子に接続され、
この全波整流回路22の出力端子には平滑用のコンデンサ
C12 が接続され、このコンデンサC12 には、ハーフブリ
ッジ型のインバータ回路23が接続され、このインバータ
回路23はスイッチング素子としてのトランジスタQ5,Q6
を有している。また、これらトランジスタQ5,Q6のベー
スには、インバータ制御回路24が接続されている。
示す回路図で、この図6に示す放電灯点灯装置21は、商
用交流電源eにヒューズF、コンデンサC11 およびイン
ダクタL5を介して、ダイオードD4,D5,D6,D7のダイオ
ードブリッジの全波整流回路22の入力端子に接続され、
この全波整流回路22の出力端子には平滑用のコンデンサ
C12 が接続され、このコンデンサC12 には、ハーフブリ
ッジ型のインバータ回路23が接続され、このインバータ
回路23はスイッチング素子としてのトランジスタQ5,Q6
を有している。また、これらトランジスタQ5,Q6のベー
スには、インバータ制御回路24が接続されている。
【0045】そして、トランジスタQ6はバラストを兼ね
たトランスTr1 の検出巻線Tr1aおよび直流カット用のコ
ンデンサC13 を介して蛍光ランプFL1 の高電位側のフィ
ラメントFL1aのスポット側である一端と低電位側のフィ
ラメントFL1bのスポット側である一端間に接続されてい
る。
たトランスTr1 の検出巻線Tr1aおよび直流カット用のコ
ンデンサC13 を介して蛍光ランプFL1 の高電位側のフィ
ラメントFL1aのスポット側である一端と低電位側のフィ
ラメントFL1bのスポット側である一端間に接続されてい
る。
【0046】また、この蛍光ランプFL1 の高電位側のフ
ィラメントFL1aの非スポット側である他端と低電位側の
フィラメントFL1bの非スポット側である他端間には始動
用のコンデンサC14 が接続されている。
ィラメントFL1aの非スポット側である他端と低電位側の
フィラメントFL1bの非スポット側である他端間には始動
用のコンデンサC14 が接続されている。
【0047】さらに、トランスTr1 の出力巻線Tr1bに
は、抵抗R11 、ダイオードD8およびコンデンサC15 の補
助電源25が形成され、この補助電源25はインバータ制御
回路24に接続されている。また、インバータ制御回路24
には起動用の抵抗R12 が接続されている。
は、抵抗R11 、ダイオードD8およびコンデンサC15 の補
助電源25が形成され、この補助電源25はインバータ制御
回路24に接続されている。また、インバータ制御回路24
には起動用の抵抗R12 が接続されている。
【0048】そして、補助電源25のダイオードD8および
コンデンサC15 の接続点とコンデンサC14 およびフィラ
メントFL1bの他端の接続点との間には、抵抗R13 が接続
され、フィラメントFL1bの他端と補助電源25の負極との
間には抵抗R14 および抵抗R15 の直列回路が接続され、
抵抗R15 に対して並列にコンデンサC16 が接続され、抵
抗R14 および抵抗R15 の接続点に、この接続点の電位を
検出するフィラメント装着検出回路26が接続されてい
る。
コンデンサC15 の接続点とコンデンサC14 およびフィラ
メントFL1bの他端の接続点との間には、抵抗R13 が接続
され、フィラメントFL1bの他端と補助電源25の負極との
間には抵抗R14 および抵抗R15 の直列回路が接続され、
抵抗R15 に対して並列にコンデンサC16 が接続され、抵
抗R14 および抵抗R15 の接続点に、この接続点の電位を
検出するフィラメント装着検出回路26が接続されてい
る。
【0049】そして、直流電源となるコンデンサC12 の
電圧値をE、起動用の抵抗R12 の抵抗値をa、インバー
タ制御回路24が起動開始するときの補助電源25の電圧を
E0、抵抗13の抵抗値をbとすると、b≧{E0 /(E
−E0 )}・aの関係がある。
電圧値をE、起動用の抵抗R12 の抵抗値をa、インバー
タ制御回路24が起動開始するときの補助電源25の電圧を
E0、抵抗13の抵抗値をbとすると、b≧{E0 /(E
−E0 )}・aの関係がある。
【0050】また、抵抗R14 の抵抗値をc、抵抗R15 の
抵抗値をd、フィラメント装着検出回路26の動作電圧値
をEf とすると、Ef <E0 ×{d/(b+c+d)}
の関係がある。
抵抗値をd、フィラメント装着検出回路26の動作電圧値
をEf とすると、Ef <E0 ×{d/(b+c+d)}
の関係がある。
【0051】次に、この実施の形態の動作について説明
する。
する。
【0052】まず、商用交流電源eの交流電圧を全波整
流回路22で全波整流し、コンデンサC12 で平滑し、イン
バータ制御回路24によりトランジスタQ5,Q6を交互にオ
ン、オフさせて、インバータ回路23により高周波交流を
発生して、蛍光ランプFL1 を高周波点灯させる。
流回路22で全波整流し、コンデンサC12 で平滑し、イン
バータ制御回路24によりトランジスタQ5,Q6を交互にオ
ン、オフさせて、インバータ回路23により高周波交流を
発生して、蛍光ランプFL1 を高周波点灯させる。
【0053】そして、蛍光ランプFL1 のフィラメントFL
1a,FL1bのいずれかが取り外されると、抵抗R14 および
抵抗R15 の接続点の電位は低下するので、フィラメント
装着検出回路26は非装着である旨をインバータ制御回路
24に出力し、インバータ制御回路24はトランジスタQ5,
Q6の動作を停止させる。
1a,FL1bのいずれかが取り外されると、抵抗R14 および
抵抗R15 の接続点の電位は低下するので、フィラメント
装着検出回路26は非装着である旨をインバータ制御回路
24に出力し、インバータ制御回路24はトランジスタQ5,
Q6の動作を停止させる。
【0054】このように、抵抗R14 および抵抗R15 の接
続点でフィラメント装着を検出することにより、耐電圧
の低い素子でフィラメント装着を検出することができ
る。
続点でフィラメント装着を検出することにより、耐電圧
の低い素子でフィラメント装着を検出することができ
る。
【0055】また、直流電源となるコンデンサC12 の電
圧値をE、起動用の抵抗R12 の抵抗値をa、インバータ
制御回路24が起動開始するときの補助電源25の電圧をE
0 、抵抗13の抵抗値をbとすると、b≧{E0 /(E−
E0 )}・aの関係があるので、蛍光ランプFL1 のフィ
ラメントFL1a,FL1bのいずれかが装着されていない状態
では、インバータ制御回路24は動作しないので、インバ
ータ回路23は発振できなくなり、出力を停止させる。
圧値をE、起動用の抵抗R12 の抵抗値をa、インバータ
制御回路24が起動開始するときの補助電源25の電圧をE
0 、抵抗13の抵抗値をbとすると、b≧{E0 /(E−
E0 )}・aの関係があるので、蛍光ランプFL1 のフィ
ラメントFL1a,FL1bのいずれかが装着されていない状態
では、インバータ制御回路24は動作しないので、インバ
ータ回路23は発振できなくなり、出力を停止させる。
【0056】さらに、抵抗R14 の抵抗値をc、抵抗R15
の抵抗値をd、フィラメント装着検出回路26の動作電圧
値をEf とすると、Ef <E0 ×{d/(b+c+
d)}の関係があるので、フィラメントFL1a,FL1bのい
ずれかが装着されていない状態では、フィラメント装着
検出回路26により非装着であるとされ、インバータ制御
回路24は動作しないので、インバータ回路23は発振でき
なくなり、出力を停止させる。
の抵抗値をd、フィラメント装着検出回路26の動作電圧
値をEf とすると、Ef <E0 ×{d/(b+c+
d)}の関係があるので、フィラメントFL1a,FL1bのい
ずれかが装着されていない状態では、フィラメント装着
検出回路26により非装着であるとされ、インバータ制御
回路24は動作しないので、インバータ回路23は発振でき
なくなり、出力を停止させる。
【0057】またさらに、他の実施の形態について図7
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0058】図7は他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図で、この図7に示す放電灯点灯装置27は、図
6に示す放電灯点灯装置21において、蛍光ランプFL1 ,
FL2を並列に接続したものである。
示す回路図で、この図7に示す放電灯点灯装置27は、図
6に示す放電灯点灯装置21において、蛍光ランプFL1 ,
FL2を並列に接続したものである。
【0059】すなわち、バラストチョークL6および直流
カット用のコンデンサC17 を介して、蛍光ランプFL2 の
フィラメントFL2a,FL2bが接続され、これらフィラメン
トFL2a,FL2bの他端間にはコンデンサC18 が接続されて
いる。さらに、抵抗R13 および抵抗R14 にそれぞれ対応
して、抵抗R16 および抵抗R17 がそれぞれ接続され、ダ
イオードD9およびダイオードD10 にてオア回路が形成さ
れており、コンデンサC19 も接続されている。
カット用のコンデンサC17 を介して、蛍光ランプFL2 の
フィラメントFL2a,FL2bが接続され、これらフィラメン
トFL2a,FL2bの他端間にはコンデンサC18 が接続されて
いる。さらに、抵抗R13 および抵抗R14 にそれぞれ対応
して、抵抗R16 および抵抗R17 がそれぞれ接続され、ダ
イオードD9およびダイオードD10 にてオア回路が形成さ
れており、コンデンサC19 も接続されている。
【0060】また、抵抗R13 の抵抗値をe、抵抗R17 の
抵抗値をfとすると、抵抗R16 および抵抗R17 は、抵抗
R13 および抵抗R14 とそれぞれ同様に、b≧{E0 /
(E−E0 )}・e、Ef <E0 ×{d/(b+f+
d)}の関係を有しており、図6に示す場合と同様に作
用する。
抵抗値をfとすると、抵抗R16 および抵抗R17 は、抵抗
R13 および抵抗R14 とそれぞれ同様に、b≧{E0 /
(E−E0 )}・e、Ef <E0 ×{d/(b+f+
d)}の関係を有しており、図6に示す場合と同様に作
用する。
【0061】次に、より具体的な他の実施の形態を図8
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0062】図8は他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図で、商用交流電源eにヒューズF、定電圧素
子Z11 、コンデンサC21 、トランスTr11、チョークコイ
ルL11 、コンデンサC22 ,C23 ,C24 および抵抗R22 を
有するフィルタ回路31が接続され、このフィルタ回路31
には、ダイオードD11 ,D12 ,D13 ,D14 がブリッジ状
に形成された全波整流回路32の入力端子が接続されてい
る。また、この全波整流回路32には、コンデンサC25 お
よびインダクタL12 の並列回路を介して、平滑回路33が
接続され、この平滑回路33は、抵抗R22 ,R23 ,R24 ,
R25 ,R26 、コンデンサC26 ,C27 、サイリスタQ11 お
よびコンデンサC28 で構成され、これらで直流電源34を
形成している。
示す回路図で、商用交流電源eにヒューズF、定電圧素
子Z11 、コンデンサC21 、トランスTr11、チョークコイ
ルL11 、コンデンサC22 ,C23 ,C24 および抵抗R22 を
有するフィルタ回路31が接続され、このフィルタ回路31
には、ダイオードD11 ,D12 ,D13 ,D14 がブリッジ状
に形成された全波整流回路32の入力端子が接続されてい
る。また、この全波整流回路32には、コンデンサC25 お
よびインダクタL12 の並列回路を介して、平滑回路33が
接続され、この平滑回路33は、抵抗R22 ,R23 ,R24 ,
R25 ,R26 、コンデンサC26 ,C27 、サイリスタQ11 お
よびコンデンサC28 で構成され、これらで直流電源34を
形成している。
【0063】また、この直流電源34にはインバータ回路
35が接続され、このインバータ回路35は共振用のインダ
クタL13 、電流トランスCT11の検出巻線CT11a およびス
イッチング手段としてのトランジスタQ11 のコレクタ、
エミッタが直列に接続され、このトランジスタQ11 のコ
レクタ、エミッタ間には共振用のコンデンサC31 が接続
され、検出巻線CT11a およびトランジスタQ12 の直列回
路の両端には環流用のダイオードD15 が並列に接続され
ている。また、インダクタL13 に対して並列に、コンデ
ンサC32 およびダイオードD16 の直列回路が接続され、
コンデンサC32に対して並列に抵抗R27 ,R28 ,R29 ,R
30 の直列回路が接続されている。そして、トランジス
タQ11 のベースは、抵抗R31 ,R32 ,R33 およびダイオ
ードD17を介して、ダイオードD12 およびダイオードD13
の接続点に接続されている。
35が接続され、このインバータ回路35は共振用のインダ
クタL13 、電流トランスCT11の検出巻線CT11a およびス
イッチング手段としてのトランジスタQ11 のコレクタ、
エミッタが直列に接続され、このトランジスタQ11 のコ
レクタ、エミッタ間には共振用のコンデンサC31 が接続
され、検出巻線CT11a およびトランジスタQ12 の直列回
路の両端には環流用のダイオードD15 が並列に接続され
ている。また、インダクタL13 に対して並列に、コンデ
ンサC32 およびダイオードD16 の直列回路が接続され、
コンデンサC32に対して並列に抵抗R27 ,R28 ,R29 ,R
30 の直列回路が接続されている。そして、トランジス
タQ11 のベースは、抵抗R31 ,R32 ,R33 およびダイオ
ードD17を介して、ダイオードD12 およびダイオードD13
の接続点に接続されている。
【0064】また、トランジスタQ11 のエミッタおよび
電流トランスCT11の検出巻線CT11aの間には、バラスト
チョークL14 および直流カット用のコンデンサC33 を介
して蛍光ランプFL1 のフィラメントFL1a,FL1bの一端に
接続され、これらフィラメントFL1aの他端およびフィラ
メントFL1bの一端間には、始動用のコンデンサC34 が接
続されている。さらに、同様に、トランジスタQ11 のエ
ミッタおよび電流トランスCT11の検出巻線CT11a の間に
は、バラストチョークL14 、直流カット用のコンデンサ
C35 およびバイパス用のコンデンサC36 を介して蛍光ラ
ンプFL2 のフィラメントFL2a,FL2bの一端に接続され、
これらフィラメントFL2a,FL2bの他端間には、始動用の
コンデンサC37 が接続され、フィラメントFL2bの一端お
よびフィラメントFL1bの他端間は接続されている。
電流トランスCT11の検出巻線CT11aの間には、バラスト
チョークL14 および直流カット用のコンデンサC33 を介
して蛍光ランプFL1 のフィラメントFL1a,FL1bの一端に
接続され、これらフィラメントFL1aの他端およびフィラ
メントFL1bの一端間には、始動用のコンデンサC34 が接
続されている。さらに、同様に、トランジスタQ11 のエ
ミッタおよび電流トランスCT11の検出巻線CT11a の間に
は、バラストチョークL14 、直流カット用のコンデンサ
C35 およびバイパス用のコンデンサC36 を介して蛍光ラ
ンプFL2 のフィラメントFL2a,FL2bの一端に接続され、
これらフィラメントFL2a,FL2bの他端間には、始動用の
コンデンサC37 が接続され、フィラメントFL2bの一端お
よびフィラメントFL1bの他端間は接続されている。
【0065】さらに、トランジスタQ1のベースには、ベ
ースドライブ回路36が接続され、このベースドライブ回
路36は、ベース、エミッタ間に電流トランスCT11の制御
巻線CT11b 、コンデンサC41 および抵抗R41 とダイオー
ドD21 の並列回路の直列回路が接続され、制御巻線CT11
b には、ダイオードD22 ,D23 ,D24 ,D25 および抵抗
R32 が接続されている。また、ベースドライブ回路36に
は、出力制御回路37が接続され、この出力制御回路37
は、コンデンサC42 および電界効果トランジスタQ13 の
直列回路にて形成されている。さらに、ベースドライブ
回路36には、制御回路38が接続され、この制御回路38は
ダイオードD26 および電界効果トランジスタQ14 の直列
回路と、この電界効果トランジスタQ14 のゲート、ソー
ス間に抵抗R43 が接続されている。
ースドライブ回路36が接続され、このベースドライブ回
路36は、ベース、エミッタ間に電流トランスCT11の制御
巻線CT11b 、コンデンサC41 および抵抗R41 とダイオー
ドD21 の並列回路の直列回路が接続され、制御巻線CT11
b には、ダイオードD22 ,D23 ,D24 ,D25 および抵抗
R32 が接続されている。また、ベースドライブ回路36に
は、出力制御回路37が接続され、この出力制御回路37
は、コンデンサC42 および電界効果トランジスタQ13 の
直列回路にて形成されている。さらに、ベースドライブ
回路36には、制御回路38が接続され、この制御回路38は
ダイオードD26 および電界効果トランジスタQ14 の直列
回路と、この電界効果トランジスタQ14 のゲート、ソー
ス間に抵抗R43 が接続されている。
【0066】また、蛍光ランプFL1 のフィラメントFL1a
の一端は、抵抗R45 ,R46 ,R47 ,R48 を介して、全波
整流回路32の正極に接続され、フィラメントFL1aの他端
とフィラメントFL2aの一端の間には、抵抗R51 ,R52 が
接続され、コンデンサC37 に対して並列に、ダイオード
D31 および抵抗R53 〜R58 の直列回路が接続されてい
る。
の一端は、抵抗R45 ,R46 ,R47 ,R48 を介して、全波
整流回路32の正極に接続され、フィラメントFL1aの他端
とフィラメントFL2aの一端の間には、抵抗R51 ,R52 が
接続され、コンデンサC37 に対して並列に、ダイオード
D31 および抵抗R53 〜R58 の直列回路が接続されてい
る。
【0067】さらに、蛍光ランプFL1 のフィラメントFL
1aの一端とフィラメントFL1bの一端との間には、ランプ
電圧を検出するランプ電圧検出回路41が接続され、この
ランプ電圧検出回路41は、コンデンサC41 ,C42 が接続
され、これらコンデンサC41およびコンデンサC42 の接
続点は、コンデンサC43 を介してフィラメントFL2aの他
端に接続され、コンデンサC42 にはダイオードD32 ,D3
3 が接続され、これらダイオードD32 ,D33 にはコンデ
ンサC44 および抵抗R61 が接続されている。また、抵抗
R61 にはコンデンサC43 、抵抗R62 、ダイオードD34 お
よびトランジスタQ16 が接続され、このトランジスタQ1
6 のコレクタ、エミッタ間にはツェナダイオードZD11お
よび発光ダイオードLED11 が直列に接続されている。
1aの一端とフィラメントFL1bの一端との間には、ランプ
電圧を検出するランプ電圧検出回路41が接続され、この
ランプ電圧検出回路41は、コンデンサC41 ,C42 が接続
され、これらコンデンサC41およびコンデンサC42 の接
続点は、コンデンサC43 を介してフィラメントFL2aの他
端に接続され、コンデンサC42 にはダイオードD32 ,D3
3 が接続され、これらダイオードD32 ,D33 にはコンデ
ンサC44 および抵抗R61 が接続されている。また、抵抗
R61 にはコンデンサC43 、抵抗R62 、ダイオードD34 お
よびトランジスタQ16 が接続され、このトランジスタQ1
6 のコレクタ、エミッタ間にはツェナダイオードZD11お
よび発光ダイオードLED11 が直列に接続されている。
【0068】また、ツェナダイオードZD11には抵抗R63
,R64 を介して、ラッチ回路42が接続され、このラッ
チ回路42は、充電用のダイオードD36 、抵抗R65 ,R66
,R67が直列に接続され、抵抗R65 およびダイオードD3
6 の接続点は、コンデンサC45を介してダイオードD17
および抵抗R33 の接続点に接続されているとともに、放
電用のダイオードD37 を介して蛍光ランプFL2 のフィラ
メントFL2aの一端に接続されている。
,R64 を介して、ラッチ回路42が接続され、このラッ
チ回路42は、充電用のダイオードD36 、抵抗R65 ,R66
,R67が直列に接続され、抵抗R65 およびダイオードD3
6 の接続点は、コンデンサC45を介してダイオードD17
および抵抗R33 の接続点に接続されているとともに、放
電用のダイオードD37 を介して蛍光ランプFL2 のフィラ
メントFL2aの一端に接続されている。
【0069】さらに、ツェナダイオードZD11に対して並
列に、トランジスタQ17 のエミッタ、コレクタが接続さ
れ、このトランジスタQ17 には抵抗R65 、ダイオードD3
8 、コンデンサC46 および抵抗R71 が接続され、この抵
抗R71 にはトランジスタQ18のコレクタが接続され、こ
のトランジスタQ18 のエミッタは抵抗R56 および抵抗R5
7 の接続点に接続され、トランジスタQ18 にはダイオー
ドD39 およびツェナダイオードZD12が接続されている。
列に、トランジスタQ17 のエミッタ、コレクタが接続さ
れ、このトランジスタQ17 には抵抗R65 、ダイオードD3
8 、コンデンサC46 および抵抗R71 が接続され、この抵
抗R71 にはトランジスタQ18のコレクタが接続され、こ
のトランジスタQ18 のエミッタは抵抗R56 および抵抗R5
7 の接続点に接続され、トランジスタQ18 にはダイオー
ドD39 およびツェナダイオードZD12が接続されている。
【0070】また、抵抗R31 および抵抗R32 の接続点
は、抵抗R72 およびコンデンサC51 を介して、全波整流
回路32の負極に接続され、このコンデンサC51 には並列
に、トランジスタQ19 のエミッタ、コレクタおよびツェ
ナダイオードZD13の直列回路が接続され、トランジスタ
Q19 のベース、エミッタ間にはコンデンサC52 および抵
抗R73 の並列回路が接続され、トランジスタQ19 のコレ
クタ、ベース間には、発光ダイオードLED11 にフォトカ
ップリングされたフォトトランジスタQ20 のコレクタ、
エミッタが接続されている。
は、抵抗R72 およびコンデンサC51 を介して、全波整流
回路32の負極に接続され、このコンデンサC51 には並列
に、トランジスタQ19 のエミッタ、コレクタおよびツェ
ナダイオードZD13の直列回路が接続され、トランジスタ
Q19 のベース、エミッタ間にはコンデンサC52 および抵
抗R73 の並列回路が接続され、トランジスタQ19 のコレ
クタ、ベース間には、発光ダイオードLED11 にフォトカ
ップリングされたフォトトランジスタQ20 のコレクタ、
エミッタが接続されている。
【0071】さらに、トランジスタQ19 およびツェナダ
イオードZD13の両端には、予熱制御回路44が接続され、
この予熱制御回路44は、ツェナダイオードZD14および抵
抗R74 の直列回路が接続され、ツェナダイオードZD14お
よび抵抗R74 の接続点にはトランジスタQ20 のベースが
接続され、このトランジスタQ20 のコレクタ、エミッタ
間には抵抗R65 が接続され、コレクタは抵抗R76 ,R77
,R78 を介して抵抗R31 および抵抗R32 の接続点に接
続されている。また、抵抗R75 および抵抗R78 の両端間
には、コンデンサC53 が接続され、抵抗R77 および抵抗
R78 の接続点には、トランジスタQ21 のベースが接続さ
れ、トランジスタQ21 のエミッタは抵抗R72 およびコン
デンサC51 の接続点に接続され、コレクタは抵抗R80 を
介してコンデンサC51 に接続されるとともに、抵抗R81
を介して電界効果トランジスタQ13のゲートに接続さ
れ、この抵抗R80 に対して並列にコンデンサC54 が接続
されている。
イオードZD13の両端には、予熱制御回路44が接続され、
この予熱制御回路44は、ツェナダイオードZD14および抵
抗R74 の直列回路が接続され、ツェナダイオードZD14お
よび抵抗R74 の接続点にはトランジスタQ20 のベースが
接続され、このトランジスタQ20 のコレクタ、エミッタ
間には抵抗R65 が接続され、コレクタは抵抗R76 ,R77
,R78 を介して抵抗R31 および抵抗R32 の接続点に接
続されている。また、抵抗R75 および抵抗R78 の両端間
には、コンデンサC53 が接続され、抵抗R77 および抵抗
R78 の接続点には、トランジスタQ21 のベースが接続さ
れ、トランジスタQ21 のエミッタは抵抗R72 およびコン
デンサC51 の接続点に接続され、コレクタは抵抗R80 を
介してコンデンサC51 に接続されるとともに、抵抗R81
を介して電界効果トランジスタQ13のゲートに接続さ
れ、この抵抗R80 に対して並列にコンデンサC54 が接続
されている。
【0072】次に、この実施の形態の動作について説明
する。
する。
【0073】まず、商用交流電源eの電圧を全波整流回
路32で全波整流し、平滑回路33で平滑して直流電圧とす
る。そして、この直流電圧を、インダクタL13 およびコ
ンデンサC31 の共振および電流トランスCT11の帰還によ
りトランジスタQ12 を制御してインバータ回路35で高周
波交流に変換し、蛍光ランプFL1 ,FL2 を高周波点灯さ
せる。なお、電源投入時には、コンデンサC51 が充電さ
れていないため、ツェナダイオードZD14は逆阻止状態と
なり、トランジスタQ20 はオフ状態を維持し、トランジ
スタQ21 はオフし、電界効果トランジスタQ13 にはゲー
ト電圧が印加されないため、電界効果トランジスタQ13
はオフ状態を保ち、コンデンサC41 に対してコンデンサ
C42 は見掛上接続されない状態であるので、トランジス
タQ12 のベース電流は低下してインバータ回路35の出力
は低い状態で蛍光ランプFL1 ,FL2 のそれぞれのフィラ
メントFL1a,FL1b,FL2a,FL2bを予熱する。その後、約
1秒でコンデンサC51 が充電され、ツェナダイオードZD
14がオンすることにより、トランジスタQ20 がオンし、
トランジスタQ21 のベース電流が流れ、トランジスタQ2
1 がオンして、電界効果トランジスタQ13 にゲート電圧
を印加するので、電界効果トランジスタQ13 がオンし
て、コンデンサC41 にコンデンサC42 が接続され、イン
バータ回路35の出力が増加して、蛍光ランプFL1 ,FL2
が始動点灯する。
路32で全波整流し、平滑回路33で平滑して直流電圧とす
る。そして、この直流電圧を、インダクタL13 およびコ
ンデンサC31 の共振および電流トランスCT11の帰還によ
りトランジスタQ12 を制御してインバータ回路35で高周
波交流に変換し、蛍光ランプFL1 ,FL2 を高周波点灯さ
せる。なお、電源投入時には、コンデンサC51 が充電さ
れていないため、ツェナダイオードZD14は逆阻止状態と
なり、トランジスタQ20 はオフ状態を維持し、トランジ
スタQ21 はオフし、電界効果トランジスタQ13 にはゲー
ト電圧が印加されないため、電界効果トランジスタQ13
はオフ状態を保ち、コンデンサC41 に対してコンデンサ
C42 は見掛上接続されない状態であるので、トランジス
タQ12 のベース電流は低下してインバータ回路35の出力
は低い状態で蛍光ランプFL1 ,FL2 のそれぞれのフィラ
メントFL1a,FL1b,FL2a,FL2bを予熱する。その後、約
1秒でコンデンサC51 が充電され、ツェナダイオードZD
14がオンすることにより、トランジスタQ20 がオンし、
トランジスタQ21 のベース電流が流れ、トランジスタQ2
1 がオンして、電界効果トランジスタQ13 にゲート電圧
を印加するので、電界効果トランジスタQ13 がオンし
て、コンデンサC41 にコンデンサC42 が接続され、イン
バータ回路35の出力が増加して、蛍光ランプFL1 ,FL2
が始動点灯する。
【0074】そして、蛍光ランプFL1 ,FL2 の通常点灯
時には、蛍光ランプFL1 の両端間電圧は平常通りである
ので、コンデンサC42 は必要以上に高い電圧にならず、
ツェナダイオードZD11はオフ状態を保ち、発光ダイオー
ドLED11 は発光しない。このため、フォトトランジスタ
Q19 はオフ状態を維持し、インバータ回路35は通常の出
力を行なう。また、コンデンサC45 が充電されると、ダ
イオードD37 を介して蛍光ランプFL2 に放電され、イン
バータ回路35の動作時の抵抗R65 およびコンデンサC45
の接続点の電位は低いため、コンデンサC45 はダイオー
ドD37 を介して放電する。このように、コンデンサC45
の放電時と充電時で時定数が異なるのは、蛍光ランプFL
1 ,FL2 の点灯時のフィラメントFL2a,FL2b間および蛍
光ランプFL1 ,FL2 の抵抗値が、抵抗R65 ,R66 ,R67
の抵抗値に比べて十分に低い値のためである。そして、
コンデンサC45 で放電された電荷は、蛍光ランプFL2 の
点灯あるいはフィラメントFL2a,FL2bの予熱に用いられ
る。また、始動時には蛍光ランプFL1 の電圧は高いの
で、誤動作を防止するために、コンデンサC43 が充電さ
れるまでの間、トランジスタQ16 のベースにベース電流
を供給し、ツェナダイオードZD14および発光ダイオード
LED11 をトランジスタQ16 によりバイパスする。
時には、蛍光ランプFL1 の両端間電圧は平常通りである
ので、コンデンサC42 は必要以上に高い電圧にならず、
ツェナダイオードZD11はオフ状態を保ち、発光ダイオー
ドLED11 は発光しない。このため、フォトトランジスタ
Q19 はオフ状態を維持し、インバータ回路35は通常の出
力を行なう。また、コンデンサC45 が充電されると、ダ
イオードD37 を介して蛍光ランプFL2 に放電され、イン
バータ回路35の動作時の抵抗R65 およびコンデンサC45
の接続点の電位は低いため、コンデンサC45 はダイオー
ドD37 を介して放電する。このように、コンデンサC45
の放電時と充電時で時定数が異なるのは、蛍光ランプFL
1 ,FL2 の点灯時のフィラメントFL2a,FL2b間および蛍
光ランプFL1 ,FL2 の抵抗値が、抵抗R65 ,R66 ,R67
の抵抗値に比べて十分に低い値のためである。そして、
コンデンサC45 で放電された電荷は、蛍光ランプFL2 の
点灯あるいはフィラメントFL2a,FL2bの予熱に用いられ
る。また、始動時には蛍光ランプFL1 の電圧は高いの
で、誤動作を防止するために、コンデンサC43 が充電さ
れるまでの間、トランジスタQ16 のベースにベース電流
を供給し、ツェナダイオードZD14および発光ダイオード
LED11 をトランジスタQ16 によりバイパスする。
【0075】一方、蛍光ランプFL1 が取り外されたり、
寿命末期の半波放電などで電圧が上昇すると、コンデン
サC42 の電圧も上昇し、コンデンサC42 の電圧はダイオ
ードD33 およびダイオードD34 で整流されてコンデンサ
C44 に充電され、ツェナダイオードZD11がオンすること
により、発光ダイオードLED11 が発光し、フォトトラン
ジスタQ19 がオンすることにより、電界効果トランジス
タQ14 にゲート電圧を印加し、電界効果トランジスタQ1
4 がオンして、トランジスタQ12 のベース電流がバイパ
スされ、インバータ回路35の出力を停止させる。そし
て、このようにインバータ回路35が動作しない状態で
は、インバータ回路35の動作していないときの抵抗R65
およびコンデンサC45 の接続点の電位は高いため、コン
デンサC45 は充電される。そして、ダイオードD36 を介
してツェナダイオードZD11に保持電流が供給され、発光
ダイオードLED1が発光した状態を維持してフォトトラン
ジスタQ19 のオン状態を維持するので、インバータ回路
35が動作して、蛍光ランプFL1,FL2 が点滅したり、蛍
光ランプFL1 ,FL2 にストレスが生ずることはない。な
お、電源をオフすることにより、リセットされる。
寿命末期の半波放電などで電圧が上昇すると、コンデン
サC42 の電圧も上昇し、コンデンサC42 の電圧はダイオ
ードD33 およびダイオードD34 で整流されてコンデンサ
C44 に充電され、ツェナダイオードZD11がオンすること
により、発光ダイオードLED11 が発光し、フォトトラン
ジスタQ19 がオンすることにより、電界効果トランジス
タQ14 にゲート電圧を印加し、電界効果トランジスタQ1
4 がオンして、トランジスタQ12 のベース電流がバイパ
スされ、インバータ回路35の出力を停止させる。そし
て、このようにインバータ回路35が動作しない状態で
は、インバータ回路35の動作していないときの抵抗R65
およびコンデンサC45 の接続点の電位は高いため、コン
デンサC45 は充電される。そして、ダイオードD36 を介
してツェナダイオードZD11に保持電流が供給され、発光
ダイオードLED1が発光した状態を維持してフォトトラン
ジスタQ19 のオン状態を維持するので、インバータ回路
35が動作して、蛍光ランプFL1,FL2 が点滅したり、蛍
光ランプFL1 ,FL2 にストレスが生ずることはない。な
お、電源をオフすることにより、リセットされる。
【0076】また、蛍光ランプFL1 ,FL2 が装着されて
いると、全波整流回路32から、抵抗R45 ,R46 ,R47 ,
R48 、フィラメントFL1a、抵抗R51 ,R52 、フィラメン
トFL2a、ダイオードD31 、抵抗R53 ,R54 ,R55 ,R56
,R57 ,R58 、フィラメントFL2bおよびフィラメントF
L1bの経路で直流電流が流れる。このため、トランジス
タQ18 はオンし、トランジスタQ17 はオフ状態を維持す
るので、発光ダイオードLED11 は点灯せず、フォトトラ
ンジスタQ19 はオフ状態を維持し、電界効果トランジス
タQ14 にはゲート電圧が印加されず、インバータ回路35
は通常通りの出力を行なう。
いると、全波整流回路32から、抵抗R45 ,R46 ,R47 ,
R48 、フィラメントFL1a、抵抗R51 ,R52 、フィラメン
トFL2a、ダイオードD31 、抵抗R53 ,R54 ,R55 ,R56
,R57 ,R58 、フィラメントFL2bおよびフィラメントF
L1bの経路で直流電流が流れる。このため、トランジス
タQ18 はオンし、トランジスタQ17 はオフ状態を維持す
るので、発光ダイオードLED11 は点灯せず、フォトトラ
ンジスタQ19 はオフ状態を維持し、電界効果トランジス
タQ14 にはゲート電圧が印加されず、インバータ回路35
は通常通りの出力を行なう。
【0077】一方、蛍光ランプFL1 ,FL2 のフィラメン
トFL1a,FL1b,FL2a,FL2bのいずれかが外れると、全波
整流回路32から、抵抗R45 ,R46 ,R47 ,R48 、フィラ
メントFL1a、抵抗R51 ,R52 、フィラメントFL2a、ダイ
オードD31 、抵抗R53 ,R54,R55 ,R56 ,R57 ,R58
、フィラメントFL2bおよびフィラメントFL1bの経路が
形成されず、直流電流が流れない。このため、トランジ
スタQ18 はオフし、トランジスタQ17 はオンするので、
発光ダイオードLED11 は点灯し、フォトトランジスタQ1
9 はオンし、電界効果トランジスタQ14 にゲート電圧が
印加され、トランジスタQ12 のベース電流がバイパスさ
れ、インバータ回路35の出力を停止させる。
トFL1a,FL1b,FL2a,FL2bのいずれかが外れると、全波
整流回路32から、抵抗R45 ,R46 ,R47 ,R48 、フィラ
メントFL1a、抵抗R51 ,R52 、フィラメントFL2a、ダイ
オードD31 、抵抗R53 ,R54,R55 ,R56 ,R57 ,R58
、フィラメントFL2bおよびフィラメントFL1bの経路が
形成されず、直流電流が流れない。このため、トランジ
スタQ18 はオフし、トランジスタQ17 はオンするので、
発光ダイオードLED11 は点灯し、フォトトランジスタQ1
9 はオンし、電界効果トランジスタQ14 にゲート電圧が
印加され、トランジスタQ12 のベース電流がバイパスさ
れ、インバータ回路35の出力を停止させる。
【0078】
【発明の効果】請求項1記載の放電灯点灯装置によれ
ば、複数の放電ランプのフィラメントを介した電流経路
が形成され、この電流経路に流れる電流を電流検出手段
で検出するため、簡単な構成で複数の放電ランプの装着
を検出できる。
ば、複数の放電ランプのフィラメントを介した電流経路
が形成され、この電流経路に流れる電流を電流検出手段
で検出するため、簡単な構成で複数の放電ランプの装着
を検出できる。
【0079】請求項2記載の放電灯点灯装置によれば、
請求項1記載の放電灯点灯装置に加え、放電ランプが装
着されないとランプ電圧検出手段で検出される電圧が上
昇し、この電圧の上昇によっても放電ランプの装着が検
出できる。
請求項1記載の放電灯点灯装置に加え、放電ランプが装
着されないとランプ電圧検出手段で検出される電圧が上
昇し、この電圧の上昇によっても放電ランプの装着が検
出できる。
【0080】請求項3記載の放電灯点灯装置によれば、
始動用のコンデンサは複数の放電ランプのフィラメント
および点灯手段を含む閉回路内に形成されているので、
いずれかの放電ランプでも装着されないと放電ランプが
点灯することを防止できる。
始動用のコンデンサは複数の放電ランプのフィラメント
および点灯手段を含む閉回路内に形成されているので、
いずれかの放電ランプでも装着されないと放電ランプが
点灯することを防止できる。
【0081】請求項4記載の放電灯点灯装置によれば、
請求項3記載の放電灯点灯装置に加え、複数の放電ラン
プのフィラメントは低電位側で直列に接続され、これら
フィラメントの接続点と点灯手段との間に接続された容
量性の高周波導通回路を具備したので、それぞれの放電
ランプ毎に高周波を流す経路を形成でき、1つのフィラ
メントに多くの電流が流れて効率が低下することを防止
できる。
請求項3記載の放電灯点灯装置に加え、複数の放電ラン
プのフィラメントは低電位側で直列に接続され、これら
フィラメントの接続点と点灯手段との間に接続された容
量性の高周波導通回路を具備したので、それぞれの放電
ランプ毎に高周波を流す経路を形成でき、1つのフィラ
メントに多くの電流が流れて効率が低下することを防止
できる。
【0082】請求項5記載の放電灯点灯装置によれば、
始動用のコンデンサは複数の放電ランプのフィラメント
および点灯手段を含む閉回路内に形成されているので、
いずれかの放電ランプでも装着されないと放電ランプが
点灯することを防止できる。
始動用のコンデンサは複数の放電ランプのフィラメント
および点灯手段を含む閉回路内に形成されているので、
いずれかの放電ランプでも装着されないと放電ランプが
点灯することを防止できる。
【0083】請求項6記載の放電灯点灯装置によれば、
低電位側のフィラメントおよび第1の抵抗の接続点と補
助電極の他極との間に第2の抵抗および第3の抵抗の直
列回路を接続し、第2の抵抗および第3の抵抗の接続点
で装着検出手段は放電ランプの非装着を検出するため、
直流電源および点灯手段の電圧より低い電圧で放電ラン
プの非装着を検出でき、耐電圧の低い部品を使用でき
る。
低電位側のフィラメントおよび第1の抵抗の接続点と補
助電極の他極との間に第2の抵抗および第3の抵抗の直
列回路を接続し、第2の抵抗および第3の抵抗の接続点
で装着検出手段は放電ランプの非装着を検出するため、
直流電源および点灯手段の電圧より低い電圧で放電ラン
プの非装着を検出でき、耐電圧の低い部品を使用でき
る。
【0084】請求項7記載の放電灯点灯装置によれば、
請求項6記載の放電灯点灯装置に加え、起動時に制御手
段に直流電源からの電圧を供給する起動抵抗を備え、直
流電源の電圧をE、起動抵抗の抵抗値をa、制御手段が
起動開始するときの補助電源の電圧をE0 、第1の抵抗
の抵抗値をbとすると、b≧{E0 /(E−E0 )}・
aであるので、放電ランプの非装着時には点灯手段が始
動することを防止でき、誤動作を防止できる。
請求項6記載の放電灯点灯装置に加え、起動時に制御手
段に直流電源からの電圧を供給する起動抵抗を備え、直
流電源の電圧をE、起動抵抗の抵抗値をa、制御手段が
起動開始するときの補助電源の電圧をE0 、第1の抵抗
の抵抗値をbとすると、b≧{E0 /(E−E0 )}・
aであるので、放電ランプの非装着時には点灯手段が始
動することを防止でき、誤動作を防止できる。
【0085】請求項8記載の放電灯点灯装置によれば、
請求項7記載の放電灯点灯装置に加え、放電ランプは、
複数並列に接続され、それぞれの放電ランプに対応して
第1の抵抗が接続されたもので、複数の放電ランプが並
列に接続されたものに対しても適用できる。
請求項7記載の放電灯点灯装置に加え、放電ランプは、
複数並列に接続され、それぞれの放電ランプに対応して
第1の抵抗が接続されたもので、複数の放電ランプが並
列に接続されたものに対しても適用できる。
【0086】請求項9記載の放電灯点灯装置によれば、
請求項7記載の放電灯点灯装置に加え、第2の抵抗の抵
抗値をc、第3の抵抗の抵抗値をd、装着検出手段の動
作電圧値をEf とすると、Ef <E0 ×{d/(b+c
+d)}であるもので、放電ランプの非装着時に装着検
出手段は動作しないので、放電ランプの非装着時には放
電ランプが点灯することを確実に防止できる。
請求項7記載の放電灯点灯装置に加え、第2の抵抗の抵
抗値をc、第3の抵抗の抵抗値をd、装着検出手段の動
作電圧値をEf とすると、Ef <E0 ×{d/(b+c
+d)}であるもので、放電ランプの非装着時に装着検
出手段は動作しないので、放電ランプの非装着時には放
電ランプが点灯することを確実に防止できる。
【0087】請求項10記載の照明装置は、請求項1な
いし9いずれか記載の放電灯点灯装置を設けた器具本体
とを具備したので、それぞれの効果を奏することができ
る。
いし9いずれか記載の放電灯点灯装置を設けた器具本体
とを具備したので、それぞれの効果を奏することができ
る。
【図1】本発明の放電灯点灯装置の一実施の形態を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】同上照明装置の外観を示す斜視図である。
【図3】同上他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回
路図である。
路図である。
【図4】同上また他の実施の形態の放電灯点灯装置を示
す回路図である。
す回路図である。
【図5】同上さらに他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図6】同上またさらに他の実施の形態の放電灯点灯装
置を示す回路図である。
置を示す回路図である。
【図7】同上また他の実施の形態の放電灯点灯装置を示
す回路図である。
す回路図である。
【図8】同上さらに他の実施の形態の放電灯点灯装置を
示す回路図である。
示す回路図である。
1 器具本体 4,16,17,18,21,27 放電灯点灯装置 11 点灯手段としてのインバータ回路 14 ランプ電圧検出手段としてのランプ電圧検出回路 25 補助電源 E 直流電源 FL1 ,FL2 放電ランプとしての蛍光ランプ FL1a,FL1b,FL2a,FL2b フィラメント
Claims (10)
- 【請求項1】 直流電圧を交流に変換して複数並列に接
続されフィラメントを有する放電ランプを点灯させる点
灯手段と;複数の放電ランプを接続した状態で複数の放
電ランプのフィラメントを介して直流電流が流れる電流
経路と;この電流経路に電流が流れることを検出する電
流検出手段と;を具備したことを特徴とする放電灯点灯
装置。 - 【請求項2】 放電ランプのランプ電圧を検出するラン
プ電圧検出手段と;を具備したことを特徴とする請求項
1記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項3】 複数並列に接続されフィラメントを有す
る放電ランプを点灯させる点灯手段と;いずれかの放電
ランプのフィラメント間に接続され、複数の放電ランプ
のフィラメントおよびこの点灯手段を含む閉回路を形成
する始動用のコンデンサと;を具備したことを特徴とす
る放電灯点灯装置。 - 【請求項4】 複数の放電ランプのフィラメントは低電
位側で直列に接続され、これらフィラメントの接続点と
点灯手段との間に接続された容量性の高周波導通回路を
具備したことを特徴とする請求項3記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項5】 複数並列に接続されフィラメントを有す
る放電ランプを点灯させる点灯手段と;いずれかの放電
ランプのフィラメント間に接続され、このいずれかの放
電ランプの高電位側のフィラメントと他のいずれかの放
電ランプの低電位側のフィラメントの間に接続された始
動用のコンデンサと;を具備したことを特徴とする放電
灯点灯装置。 - 【請求項6】 直流電源の電圧を変換してフィラメント
を有する放電ランプを点灯させる点灯手段と;直流電源
および点灯手段のいずれよりも電圧の低いほぼ直流電圧
を出力する補助電源と;点灯手段の低電位側のフィラメ
ントの非スポット側と補助電源の一極との間に接続され
た第1の抵抗と;低電位側のフィラメントおよび第1の
抵抗の接続点と補助電極の他極との間に接続された第2
の抵抗および第3の抵抗の直列回路と;この第2の抵抗
および第3の抵抗の接続点から放電ランプの非装着を検
出する装着検出手段と;この装着検出手段で非装着が検
出されると点灯手段の出力を少なくとも低下させ補助電
源を電源とした制御手段と;を具備したことを特徴とす
る放電灯点灯装置。 - 【請求項7】 起動時に制御手段に直流電源からの電圧
を供給する起動抵抗を備え、 直流電源の電圧をE、 起動抵抗の抵抗値をa、 制御手段が起動開始するときの補助電源の電圧をE0 、 第1の抵抗の抵抗値をbとすると、 b≧{E0 /(E−E0 )}・a であることを特徴とする請求項6記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項8】 放電ランプは、複数並列に接続され、 それぞれの放電ランプに対応して第1の抵抗が接続され
たことを特徴とする請求項7記載の放電灯点灯装置。 - 【請求項9】 第2の抵抗の抵抗値をc、 第3の抵抗の抵抗値をd、 装着検出手段の動作電圧値をEf とすると、 Ef <E0 ×{d/(b+c+d)} であることを特徴とする請求項7記載の放電灯点灯装
置。 - 【請求項10】 請求項1ないし9いずれか記載の放電
灯点灯装置と;この放電灯点灯装置を設けた器具本体
と;を具備したことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14208197A JPH10335078A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 放電灯点灯装置および照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14208197A JPH10335078A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 放電灯点灯装置および照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10335078A true JPH10335078A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15307002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14208197A Withdrawn JPH10335078A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 放電灯点灯装置および照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10335078A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302628A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Sumida Corporation | 負荷異常保護回路および放電灯駆動装置 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14208197A patent/JPH10335078A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302628A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Sumida Corporation | 負荷異常保護回路および放電灯駆動装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040517 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20051228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |