JPH10334778A - 臨界マイクロスイッチ及びその製造方法 - Google Patents

臨界マイクロスイッチ及びその製造方法

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JPH10334778A
JPH10334778A JP9157544A JP15754497A JPH10334778A JP H10334778 A JPH10334778 A JP H10334778A JP 9157544 A JP9157544 A JP 9157544A JP 15754497 A JP15754497 A JP 15754497A JP H10334778 A JPH10334778 A JP H10334778A
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thin film
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Kankin Boku
寛 欽 朴
永 昊 ▲チョウ▼
Eiko Cho
Teiso Ko
廷 相 高
Heiban Kaku
柄 晩 郭
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Hyundai Motor Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 質量体とマイクロスイッチとを一体に制作し
て応用目的に応じて電極の電圧を調節する方法により臨
界加速度又は臨界電圧の範囲と区間を能動的に調節でき
るとともに微細加工誤差を端子間電圧調節で補償できる
可変マイクロスイッチを提供して、制作されたマイクロ
スイッチと可変マイクロスイッチの性能を自体的に判断
するという自体試験が行えるようにする。 【解決手段】 残留応力の差異により初期変形されてい
る移動電極と、前記移動電極26と一定間隔を隔ててい
る固定電極と、前記移動電極が臨界荷重を受けてスナッ
プスルー座屈を起こすとこれを受容できるように前記移
動電極の両端を支持している移動電極支持部と、前記移
動電極がスナップスルー座屈を起こすとこれとスイッチ
ングされるように前記固定電極を支持している固定電極
支持部とを備える支持手段と、を含む臨界マイクロスイ
ッチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロスイッチ
(microswitch )に関し、より詳しくは、マイクロマシ
ン製造技術(micromachiningtechnology)に適用して車
両のエアバックの補助センサーや一般微小電圧機等に応
用可能なスナップスルー座屈現象(Snap-through Buckl
ing Phenomenon)を起こすマイクロスイッチ及びその製
造方法に関する。さらに、本発明は、加速中の各種車両
の加速度と電圧を測定して特定臨界値以上の測定値にお
いてスイッチを作動できるようにする臨界微小スイッチ
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、各種電子製品と自動車には巨視的
(macro )なものから微視的(micro)なものまで様々な
種類の特殊なスイッチが使用されている。このようなス
イッチ中の座屈現象を利用したものと関連したスイッチ
製造技術と加速度測定のためのマイクロスイッチ製造技
術を次に説明する。
【0003】座屈現象(bulking Phenomenon)を利用し
た特殊なスイッチの一つである米国特許第5,010,
219号は、コンピュータ等に使用される押しボタンス
イッチ(push botton switch)に関し、スプリングの過
度な座屈現象(excessive bulking )を制限して使用者
の便宜を図る関する。このスイッチは巨視的なものでは
あるが、座屈現象(bukling phenomenon)を利用したも
のである点で、以下開示する本発明と関連する。
【0004】マイクロスイッチ製造に関する発明として
は、日本国公開特許平2−260333号がある。この
発明は、シリコン基板(siliconsubstrate)上に直接に
エピタキシアル層を成長させることによって、P+ドー
ピング層上においてエピタキシアル層を成長させるとい
う困難さを克服してマイクロスイッチを製造したものに
関し、薄膜技術を利用してマイクロスイッチを製造した
点から本発明と関連する。
【0005】一方、電圧又は加速度等が調整可能な臨界
スイッチに関する研究には次の2形態がある。先ず、ス
プリングと質量からなるものとして、日本国公開特許平
3−74022号である。これは、加速度により質量体
の遠心力がスプリングに作用して電極が接続されてスイ
ッチング作用をするようになっている。そして、マイク
ロ臨界スイッチとしては、C.Robinson(Tran
sducers'87)等の片持ちバリ型の加速度臨界スイッチ
(Microscale cantilever-beam acceleration switche
s)があり、これはそれぞれ異なる質量が形成された片
持ちバリスプリングからなっているので、加速度の変化
によりそれぞれ異なる片持ちバリ電極が接続されてスイ
ッチング作用をするようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合は、構成部品を精密に製造しにくくて同一な製品内
でも、電極接続のための臨界加速度の偏差が発生するば
かりではなく、制作後各スイッチ固有の臨界加速度を変
更又は調節するのが困難であるという問題点を有する。
そして、後者の場合は、予め設定された条件に応じて作
動するようになっているために、使用条件により臨界加
速度の範囲及び臨界加速度区間が不連続的なときは多数
のスイッチ列(array )を形成しなければならないの
で、製品の大きさが大きくなり、場合によっては制作当
時に発生した設計誤差を補正できないという問題点を有
する。
【0007】本発明は、残留応力による構造物のスナッ
プスルー座屈を利用してマイクロスイッチを設計製作し
た。さらに、本発明は、加速度臨界スイッチに関する上
記問題点を克服して質量体とマイクロスイッチとを一体
に制作して応用目的に応じて電極の電圧を調節する方法
により臨界加速度又は臨界電圧の範囲と区間を能動的に
調節できるとともに、微細加工誤差を端子間電圧調節で
補償できる可変マイクロスイッチを提供することをその
目的とする。
【0008】本発明の他の目的は、制作されたマイクロ
スイッチと可変マイクロスイッチの性能を自体的に判断
するという自体試験が行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】ここで、スナップ座屈現
象とは、いかなるバリが幾何学的に変形されている場合
に力を加えると、そのバリが有する線形的物質特性がど
の程度までは比例して変形するが、このように線形的に
変形する状態において力が特定臨界値に至ると材料の幾
何学的不連続変形特性により力の大きさが少しだけ増加
しても急速に変形が行われる現象をいう。従って、初期
変形のある薄膜層を特定の条件においてこのようなスナ
ップスルー座屈を生じるように予め制作すればスイッチ
として利用できる。
【0010】スナップスルー座屈を利用したマイクロス
イッチを設計するために、両端固定バリを選択した。そ
して、両端固定バリの横方向変形が急速に起こることが
できる初期変形された異種薄膜層を形成するために、座
屈解析を通じて両端固定バリの断面形状に関する次のよ
うなスナップスルー座屈の条件式(数1)を得た。スナ
ップスルー座屈の条件式を求めるための初期変形の模型
を図1に示した。
【0011】
【数1】
【0012】(ここで、λは、両端固定バリの断面積に
よるバリ中心での変形を示す常数、(ω0)maxは、
両端固定バリの中心での垂れ、Iは、バリの断面慣性モ
メント、Aは、バリの断面積をそれぞれ示す。) 若し、両端固定バリの厚さがhである四角断面バリの場
合、前記数1は次の数2のように簡単に示すことができ
る。
【0013】
【数2】
【0014】先ず、前記数1で得られたスナップスルー
座屈条件を満たす構造物を制作するために、残留応力が
相互に異なる2重薄膜層と移動電極からなる複合層で中
心軸の位置を求め、これに線形弾性理論を適用して中心
初期垂れを次の数3のように求めた。
【0015】
【数3】
【0016】(ここで、Mσは、2重薄膜層間の残留応
力の差異から発生したモメント、Lは、バリの長さ、E
jは、薄膜層jの弾性計数、Ijは薄膜層jの断面慣性
モメントであり、前記でjは複合膜を形成する薄膜の数
字を示す。)
【0017】一方、スナップスルー座屈を起こすための
臨界荷重を求めると次の数4の通りである。
【0018】
【数4】
【0019】このとき、スナップスルー座屈を起こす臨
界荷重は数5の通り電極間印加電圧による静電気力(F
e)と加速度による慣性力(Fa)の合計で表示でき
る。
【0020】
【数5】
【0021】ここで、電極間の静電気力による荷重は次
の数6のように示される。
【0022】
【数6】
【0023】従って、数4と数5において、静電気力の
みによるスナップスルー臨界電圧は次の数7のようにに
示される。
【0024】
【数7】
【0025】(前記数6と数7において、εοは、空気
の誘電率を示し、Vは、電極間電圧、Sは、電極の面
積、そしてl(エル)は電極間の距離である。)
【0026】前記数5は静電気力と慣性力との合計によ
るスナップスルー座屈現象を示すもので、静電気力を変
化させることによりスナップスルー座屈が生じうる臨界
加速度を調節できるのを示す。従って、初期変形のある
両端固定バリの移動電極と対向する上部電極との間の電
圧調整を通じて静電気力を調節すれば、前記数5におい
て両端固定バリのスナップスルー座屈現象を起こすため
に必要な加速度、即ち慣性力を調節できるようになるの
である。
【0027】次に、かかる理論的計算に基づいて設計さ
れた本発明の微小スイッチの構造について説明する。所
定の厚さを有するシリコン単一平板部材(silicon sbus
trate )を使用してその上段中央部分の厚さは両側面部
より薄くエッチングし、薄い中央部分に所定の大きさの
多角形の通孔部を形成し、この通孔部の上側において長
さ方向に多数の薄膜層が形成された両端固定バリを制作
した。そして、前記両端固定バリ上に電極を接着して移
動電極を形成し、単一平板部材の両側面上に前記移動電
極に対向して配置されように、固定電極を形成したこと
を基本的な特徴とする。
【0028】そして、本発明によるマイクロスイッチを
可変臨界マイクロスイッチで応用するためにマイクロス
イッチの構造を一部変更したが、次にその構造について
説明する。本発明による可変臨界マイクロスイッチは前
記マイクロスイッチの構造を基礎としたものであるの
で、その基本的な形状はマイクロスイッチと同様である
が、シリコン単一平板部材の上部及び下部の中央部を両
側面部より薄くし、前記両端固定バリに質量体を形成
し、移動電極と固定電極を上下に形成した点がマイクロ
スイッチとは異なるように形成されている。
【0029】本発明において、マイクロスイッチや可変
臨界マイクロスイッチはすべて大体に次の順序により作
られる。先ず、第1工程は、電極間初期離隔距離を形成
するために同質平板素材を所望する厚さだけ初期にエッ
チングする工程で、第2工程は異種材料薄膜で両端固定
バリを製造する工程及び初期変形を形成する工程で、第
3工程は電極を形成する工程で、最後に、形成された電
極を対向して接着する第4工程の順に作られる。
【0030】本発明においてはこのように作られたそれ
ぞれのマイクロスイッチが正常的にスナップスルー座屈
現象を起こしてスイッチとしての役割をろくに遂行する
か否かを検証した。マイクロスイッチの性能試験のため
に、先ず構成材料の弾性計数及び残留応力、そして制作
されたスイッチの大きさを測定した。この測定のために
使用する材料の薄膜試片をスイッチ制作時に一緒に制作
し、弾性計数と残留応力はブリスター法(Blister tes
t)を適用して測定した。このように測定した実験結果
値と理論的に計算した予測値とを比較し、且つバリの長
さによりスナップスルー座屈現象を起こす臨界電圧も測
定した。かかる実験結果に基づいて制作されたスイッチ
が極小型スイッチとして正常的に作動するかを半導体素
子測定器(Semiconductor parameter analyzer)を使用
して最終確認した。
【0031】併せて、制作されたマイクロスイッチが最
初設計条件の通り制作されたか否かを分かるために自体
性能試験を行った。この自体性能試験は制作されたマイ
クロスイッチの両電極に電圧を加える方法を使用して試
験した。
【0032】本発明により制作されてその性能が確認さ
れたマイクロスイッチはその構造的な特徴により次の効
果を奏する。第一に、残留応力が相異する内外側薄膜層
で両端固定バリを構成して所望する初期変形が得られ、
第2に、両端固定バリの移動電極と固定電極との間の電
圧を調節してマイクロスイッチの臨界加速度をスイッチ
制作の後にも電気的な方法により独立的に調節でき、第
3に、スイッチ作動の後両端固定バリの移動電極と固定
電極との間に電圧を加えてスイッチを元状態に回復でき
るので繰返して使用でき、第4に、加速度が加えられな
かった状態においても電極間電圧のみで初期変形のある
両端固定バリの接続が可能であるから、電圧遮断機及び
スイッチ、リレー等で使用できるということである。
【0033】また、本発明において使用したマイクロス
イッチ製造工程により発生した特有の効果について、次
に説明する。第1に、半導体微細加工工程を利用して同
一平板材質でマイクロスイッチ用両端固定バリを制作し
たり、これに質量体を一体型に同時に制作することによ
って組立工程を単純化し、第2に、残留応力の相異する
薄膜層で両端固定バリを制作することによって様々な異
種薄膜が使用でき、第3に、薄膜間の残留応力差異を調
節して所望する大きさの初期変形が得られる。第4に、
不純物浸透を利用して両端固定バリの厚さを決定するた
めに、これ以上エッチングが進行されないようにして製
造工程で発生しうる制作誤差を減少でき、第5に、不純
物浸透による残留応力を両端固定バリの初期変形発生に
同時に利用できるということである。最後に、スイッチ
ング現象のための隙間と接着剤溝が同時に制作されるこ
とによって工程の効率を高め、上下板ガラスを使用する
ことによって寄生静電容量を最小化すると共に上下部整
列固定に容易である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付した図面に基づいて詳細に説明する。 図2
は、本発明の好ましい第1実施形態によるマイクロスイ
ッチの斜視図、図3及び図4は、図2のI−I線、II
−II線に従う断面図である。図2乃至図4において、
2はベースプレートを示す。
【0035】前記ベースプレート2はシリコン基板等の
ような単一平板素材からなり、その上面両側端部は突設
して突部4、6を形成して前記突部4、6の内側上面は
相対的に凹部となる。そして、前記凹部の中央には前記
凸部4、6と平行した方向に長方形の通孔部10が形成
され、前記両凸部4、6には所定の深さで凹設した接着
剤溝12、14が形成される。前記長方形の通孔部10
の形状は種々なる形状にすることができるが、本発明に
おいては、一例として、シリコン基板の非等方性エッチ
ングを通じて4辺が下方に拡開される形態の傾斜面を有
する四角通孔部を示している。
【0036】このような前記長方形の通孔部10には長
さ方向に帯状の両端固定バリ20が形成される。両端固
定バリは相互に異なる残留応力を有する内外薄膜層1
6、18が重複塗布されて1つの複合膜として形成さ
れ、内外薄膜層16、28の平均残留応力の差異により
自然に中間部分が下側に垂れる初期変形が行われる。
【0037】ベースプレート2の両凸部4、6の上面に
はこの凸部の長さ方向に沿ってそれぞれ帯状の接着部電
極22、24が形成され、前記両端固定バリ20の上面
には移動電極26が形成される。移動電極26には両端
固定バリ20の全体長さを収容する小幅部28の両側端
に大幅部30が形成されている。
【0038】前述したように接着部電極22、24と移
動電極26が形成されたベースプレート2の上面には絶
縁部材32が接着固定されるが、この絶縁部材32の底
面に上部電極34が形成されて前記移動電極26と交差
する状態に配置され、その両端部が前記接着部電極2
2、24と当接する。
【0039】上板絶縁部材32はガラスから形成され、
上部電極34と接着部電極22、24と共に固定電極手
段を形成する。また、前記において、上板絶縁部材32
をガラスから形成したのは、寄生静電容量(parasticca
pacity)を最小化するためである。そして、前記におい
て、上部電極34を帯状に限定しているが、上部電極は
これに限定されず移動電極26と電気的な作用が行える
形状であればいかなる形態でもいい。また、前記におい
て、内側薄膜層16と外側薄膜層18はP+シリコンと
酸化膜層からなり、上部電極34及び移動電極26はア
ルミニウム膜から形成されるが、前記要素はこれら材料
に限定されない。
【0040】このように構成される本発明の微小スイッ
チの製造工程を詳細に説明する。先ず、第1工程は、図
5の(A)に示すように、スイッチング現象を起こすた
めの空間を確保するようにベースプレート2上面に初期
に設定された両だけの段差を形成する段階である。この
ために、ベースプレート2を洗浄して900〜1、10
0℃で乾式酸化膜層を300Åの厚さに育てる。露光転
写(Lithography )工程及び酸化膜エッチング液BOE
(Buffered Oxide Etchant)を利用して酸化膜の一部を
除去してエッチングマスクを形成した後、KOH溶液で
ベースプレート2をエッチングして両凸部4、6と凹部
8の段差が8.4μmとなるように制作する。ここで、
段差8.4μmは実験過程で得られた数値で、これに限
定されず、マイクロスイッチの大きさに応じてこの段差
が異なるようになるのはもちろんである。このとき、酸
化膜層の存在する部分はKOH溶液によるエッチング率
が低いために、酸化膜層が除去された部分のみをエッチ
ングするようになる。
【0041】また、第1工程においては、ガラス上板3
2を取付けるための接着剤溝12、14が両凸部4、6
に長さ方向に同時にエッチングされる。もちろん、この
ような接着剤溝12、14を必ずエッチングしなければ
ならないのはでなく固定電極を形成するための他の方法
を使用してもいい。
【0042】第2工程は、図5の(B)に示すように、
バリが形成される複層状を形成する段階である。先ず硼
素固体元を利用して1、000℃で14時間の間ベース
プレート2上に硼素を浸透させてP+シリコン薄膜16
層を形成する。このとき、バリの薄膜厚さを決定するの
は、P+シリコン薄膜16層であるので、浸透時間を調
整してスナップスルー座屈条件に適宜な厚さを形成す
る。そして、硼素ガラス層を除去した後P+シリコン薄
膜16層上に1、000℃で湿式方法により0.5μm
の厚さの湿式酸化膜18層を育成する。
【0043】この状態で、長方形の通孔部10を形成す
るために、ベースプレート2の下面をエッチングする。
酸化膜層はシリコンエッチング液であるEDP溶液(Et
hylcne Diamine PyrocatecholWater)に対してマスキン
グ作用をするようになるので、ベースプレート2の下面
に露光転写工程を利用して酸化膜エッチング窓を形成
し、BOEで酸化膜を除去し、感光剤と酸化膜をマスク
にして露出されたP+シリコン表面をポリエッチャント
(Polyetchant )溶液を利用してエッチングする。その
後、露出されたシリコン表面を84℃、26%のKOH
溶液で3時間の間エッチングしてエッチング溶液(etch
ant )をEDP溶液に取替えて3時間の間ベースプレー
ト2をエッチングする。
【0044】このとき、先ずKOH溶液でエッチングす
る理由はエッチング時間を減少するためで、その後に使
用したEDP溶液は硼素ドーピングされた層でエッチン
グが中断されることにより所望する厚さのバリを得るた
めである。前記で使用されるEDP溶液の混合比率はE
thylcneDiamine:Pyrocatech
ol:Waterの比が3:1:1になるよう希釈し
た。この条件下でのシリコンエッチング率は0.8μm
/min である。
【0045】第3工程は、図5の(C)に示すように、
薄膜の初期変形を得るための酸化膜を形成する段階で、
酸化膜の厚さを調節するために、900℃で300Åの
厚さの乾式酸化膜18を成長させる。
【0046】図4工程は、図5の(D)に示すように、
両端固定バリ20を形成する工程で、露光転写工程を利
用してバリの形状を作り、感光剤が除去された部分の酸
化膜18を除去する。そして、ポリエッチャント(Poly
etchant )溶液を利用してP+シリコン層をエッチング
すれば初期変形を有するバリが得られる。このとき、ポ
リエッチャント溶液を利用してP+シリコン層をエッチ
ングするために、感光剤のマスキング時間が3分以内に
限定される。これにより、P+シリコン層を全部除去し
てバリを完成するためには3回の露光転写工程を繰り返
すようになる。
【0047】第5工程は、図5の(E)に示すように、
電極を形成する段階である。この工程においては先ず、
0.5μmのアルミニウムを両端固定バリ20とベース
プレート2上の両凸部4、6上に、そして別のガラス板
32に蒸着し、露光転写工程を利用して電極形状を作っ
た後、アルミニウムエッチング溶液(Al etchant)を使
用して所望する模様の電極を作る。
【0048】第6工程は、図5の(F)に示すように、
電極34が形成されたガラス板32とベースプレート2
とを接合して完成した微小スイッチを作る段階である。
ことき、ガラス板32をベースプレート2上に接合する
ためには、接着剤溝12、14にUV硬化樹脂を充填し
て接合する方法を使用した。しかし、ベースプレート上
に前記接着剤溝12、14を形成しない場合には、陽極
接合(Anocic Bonding)又は共晶接合(Eutectic Bondi
ng)方法を利用して接合することができる。陽極接合と
は、金属薄板とガラス基板との間に高い電位差(200
〜2、000V)を与えるとその間で強い結合がなされ
る接合方法で、共晶接合とは、溶融可能な最小の温度で
ある共晶温度を利用して比較的低い温度で金合金や鉛−
酒石合金等を利用して接合する技術をいう。
【0049】本発明で言及している諸般実験条件(時
間、エッチング溶液の混合比率、厚さ等)は本発明に対
する実験及び制作段階で得た数値で、これに限定されず
制作されるマイクロスイッチの大きさと容量等の諸般条
件により大きく変化可能なのはもちろんである。
【0050】前述した方法により制作されたマイクロス
イッチの性能試験のために、先ず構成材料の弾性計数及
び残留応力、そして制作されたスイッチの大きさを測定
した。ここで、薄膜の弾性計数と残留応力が本発明にお
いて使用された各種材料の薄膜試片を制作してブリスタ
ー(Blister )方法で測定した。ブリスター方法は四角
薄膜に圧力を加えて薄膜の最大変形を測定することによ
って、測定した圧力と変位との関係から弾性計数と残留
応力を同時に得られる測定法である。この測定法は予め
圧力による薄膜の変位分布を仮定して変形エネルギーを
理論的に計算し、仮想ワーク(virtual work)原理を適
用して圧力と変位との関係式を得た後、常用プログラム
であるABAQUSから得られた変位分布を比較して修
正された圧力と変形との関係式を求めた。その関係式は
次の通りである。
【0051】先ず、単一膜の場合、圧力と変形との関係
式は次の数8のように示される。
【0052】
【数8】
【0053】(前記数8において、Pは、印加した圧
力、aは、四角薄膜の辺の長さ、ωは四角薄膜の中心で
の垂れ、tは、薄膜の厚さ、υはフワソング比、σ0は
薄膜に作用する初期平均残留応力を、それぞれ示す。)
【0054】複合膜の場合、前記と同様な方法により圧
力と変形との関係式は次の数9のように示される。
【0055】
【数9】
【0056】前述のようにブリスター測定に使用された
試片はP+シリコン、アルミニウム膜、そして熱酸化膜
である。前記P+シリコン膜はその大きさが2.84m
m×2.84mm×1.0μmの四角薄膜である。次
に、P+シリコンとアルミニウムの複合薄膜は2.84
mm×2.84mm×1.5μmで、アルミニウム膜の
厚さは0.5μmである。また、P+シリコンと熱酸化
膜の複合薄膜は2.84mm×2.84mm×1.03
2μmで、このとき熱酸化膜の厚さは300Åであっ
た。これら試片を利用したブリスター測定値を次の表1
に示す。
【0057】
【表1】
【0058】そして、本発明においては、測定用両端固
定バリを3つ制作したが、その大きさを説明すると、両
端固定バリの幅はすべてが230μmで、長さはそれぞ
れ800μm、900μm、1、000μmであった。
そして、本発明における両端固定バリはすべてがP+シ
リコン、酸化膜、アルミニウムの複合構造からなり、こ
れら層の厚さはそれぞれ2.6μm、320(±30)
Å、0.5μmであった。また、このような条件におい
て、中心での初期垂れは長さにより、それぞれ、6.
5、8.7、11.7(6.5%)μmに測定された。
【0059】本発明においてはこのように作られたそれ
ぞれのマイクロスイッチに対して両端固定バリ20の長
さによりスナップスルー座屈現象を起こす臨界電圧を測
定して極小型スイッチとしての作動可否を確認した。ス
ナップスルー座屈実験においては、半導体素子測定器
(Semiconductor parameter analyzer)を使用して印加
された電圧に従う電流の流れを測定した。実験結果、両
端固定バリの長さがそれぞれ800μm、900μm、
1000μmである場合、32、56、76.5でスイ
ッチが作動した。これを図6に示した。
【0060】また、本発明においては、仮定した理論式
と実際実験による実験値との正確度を比較するために、
理論的に予測したバリの変位と実際測定したバリの変
位、そして測定したバリの変位と測定した段差の合計で
ある電極間距離から理論的に求めた臨界電圧と実際測定
した臨界電圧を次の表2に示した。
【0061】
【表2】
【0062】前記の理論的予測値と実験結果との間に発
生した誤差はスイッチ制作に使用された各材料の物性値
及び残留応力、中心での垂れ誤差、そしてスナッピング
座屈の臨界荷重の誤差等から起因する。本発明はこのよ
うな実験上の誤差があるにも関わらず、薄膜層の厚さを
調節することにより残留応力を調節でき、この調節方法
を通じて必要な用途に応じてマイクロスイッチを使用で
きる。
【0063】本発明により制作されたマイクロスイッチ
は、スイッチの性能を自体的に判断できるように設計さ
れている。これを自体性能試験といい、次に、この自体
性能試験を説明する。本発明により制作されたマイクロ
スイッチで電極と電極の両端間に電圧を加えると両端固
定バリの長さにより一定した電圧でスナップスルー座屈
が発生する。もし所望する設計条件のとおりに制作され
なかったり、電極が破損される場合には、一定した電圧
でスナップスルー座屈現象が発生しないようになるだろ
う。従って、誤制作されたマイクロスイッチでは電流が
流れないようになり、且つ他の電流を検知するようにな
るとマイクロスイッチの性能に問題があるということを
見出せる。従って、本発明においては、このような一連
の過程を通じて制作されたマイクロスイッチの性能を自
体的に検査できる。
【0064】本発明の第2実施形態によると、前述した
第1実施形態に基づいてマイクロスイッチの設計を一部
変更したものである。これは第1実施形態の両端固定バ
リに質量体を形成して両端固定バリの上下に電極に設置
することによって、スイッチ作動のための臨界加速度又
は臨界電圧を調節できるようにマイクロスイッチを制作
するのである。これを臨界加速度マイクロスイッチとい
い、これはスイッチ接続に必要な電圧又は加速度等の調
整を可能とする。
【0065】以下、図7乃至図9を参照して第2実施形
態を説明する。これは本発明の第1実施形態によるマイ
クロスイッチの構造に次のような特徴が追加されたもの
である。追加された特徴は、両端固定バリ122の中央
部下側に所定の質量体120を形成したこと、前記質量
体120の下面に質量体下部電極128を形成したこ
と、そしてこの下部電極128とスイッチング作用をす
ることができるようにベースプレート102の下部に別
の電極138が形成されるガラス板134を追加に配置
したことである。
【0066】本実施形態においては、ベースプレート1
02の中央部の上下部分が長さ方向に所定の幅で凹設さ
れてその断面形状を見ると中央部分104の厚さがその
両側部分106、108の厚さより薄くなっている。そ
して、中央部分104の真ん中に長方形の通孔部110
が形成され、両側面部106、108の上下側には所定
の深さで凹設される接着剤溝112、114が形成され
る。また、長方形の通孔部110はその4辺が下方に拡
開される形態の傾斜面からなる。
【0067】この長方形の通孔部110の中間部には長
さ方向に両端固定バリ122が帯状で形成され、両端固
定バリ122の中央下部には断面が逆梯形の質量体12
0が形成されている。前記において、両端固定バリ12
2はその上部に残留応力がそれぞれ異なる復層の薄膜層
116、118が形成され、これに懸垂される質量体1
20は両端固定バリ122と接しない5つの面が内側薄
膜層116により塗布された状態で、その下面部分が下
部電極128の役割を遂行する。
【0068】そして、前記中心部104と接着剤溝11
2との間の両側面部106、108上面には帯状の接着
部電極124が長さ方向に形成され、両端固定バリ12
2の上面には移動電極126が形成される。ここで、移
動電極126は両端固定バリ122の長さ方向に形成さ
れ、その幅128は両端固定バリ122より狭く移動電
極126の両側端には長方形の電極接点部130が形成
される。
【0069】そして、上下板の絶縁部材132、134
は長方形で、各絶縁部材の下面には長さ方向に帯状の電
極136、138が形成されるように制作された後、前
記質量体が形成された移動電極126と上下部で相互に
交差する方向に構成される。上下板の絶縁部材132、
134は、本発明の第1実施形態のようにガラスから作
られる。そして、この絶縁部材132、134をベース
プレート102に接着する方法は、本発明のようにUV
硬化樹脂を利用して接着させ得るが、陽極接合又は共晶
接合方法によっても接着させ得る。
【0070】次に、前述したように構成される本実施形
態の可変臨界マイクロスイッチの製造工程を説明する。
先ず、第1工程は、図10の(A)に示すように、スイ
ッチング現象を起こすために、初期に設定された両だけ
ベースプレート102の上下面に段差を形成すると共に
接着剤溝112、114をエッチングする段階である。
【0071】第2工程は、図10の(B)に示すよう
に、バリの厚さを決定するための段階で、第1工程を終
えた素材に復層の薄膜を成長させる段階である。復層の
薄膜は、先ずベースプレート102上に硼素等のような
不純物を浸透させてP+シリコン116層を形成した
後、さらに酸化雰囲気において酸化膜層118を形成さ
せる。この復層薄膜は両端固定バリ122の残留応力層
として作用する。そして、この復層薄膜層116、11
8を形成してから長方形の通孔部110を形成するため
にベースプレート102の下側面の中間部分に塗布され
ている内外側薄膜層116、118の一部を除去する。
【0072】第3工程は、図10の(C)に示すよう
に、前記第2工程で長方形の通孔部110を形成するた
めに、薄膜層が除去された部分に外側酸化膜層118を
塗布した後、中央部分に所定面積のエッチング防止層を
おき、その外側一部を除去してこの部分に対する部分エ
ッチングを実施することによって、所定の質量を有する
質量体120を形成する。
【0073】図4工程は、図10の(D)に示すよう
に、外側酸化膜層118を除去した後、硼素等の不純物
を浸透させることにより、ベースプレート102の上下
部全体に内側薄膜層116を形成して質量体120の外
側面に塗布された内側薄膜層116が質量体電極の役割
を遂行できるようにする。
【0074】図5工程は、図10の(E)に示すよう
に、ベースプレート102の上下部に塗布されている前
記内側薄膜層116に熱酸化膜を覆わせて内外側薄膜層
116、118からなる復膜層が形成される。
【0075】第6工程は、図10の(F)に示すよう
に、シリコン基板102の上側面にエッチング防止層を
塗布した後、通孔部110の上側に位置する内外側薄膜
層116、118の長さ方向にエッチングして残留応力
の差異により変形が生じた両端固定バリ122を制作す
る。両端固定バリ122のエッチング過程中においてエ
ッチング防止層が塗布されていない下側面の酸化膜層1
18も同時に少しずつエッチングされてP+シリコン1
16層が露出される。
【0076】第7工程は、図10の(G)に示すよう
に、両端固定バリ122の上面には上部電極126、両
側面部106、108の上部面に接合部電極124を形
成する。
【0077】第8工程は、図10の(H)に示すよう
に、両端固定バリ122に形成された移動電極126及
び内側薄膜層128からなる質量体電極と上下板絶縁部
材132、134に形成された電極136、138が相
互に交差するように整列した後、接着剤溝112、11
4に接着剤に充填して接合してマイクロスイッチの製造
を完了する。
【0078】以上のように構成されて製造される本実施
形態による臨界可変マイクロスイッチは本発明の第1実
施形態の作動原理と同様であるが、実際への適用におい
ては、上下両方向にスイッチ作用ができるという特徴が
ある。そして、本実施形態で適用した製造工程中の実験
条件は本発明の第1実施形態と同様である。
【0079】前述のような臨界可変マイクロスイッチの
実際作動状態を調べるために、臨界か速度と臨界電圧を
調節しながら実験を行った。その実験結果を図11に示
した。図11は微小スイッチ別の電極間電圧と臨界加速
度との間の関係を示すもので、両端固定バリ122の中
心に7μgのシリコン{即ち、質量体(120)}を残
す場合、スナップスルー座屈現象は数5に示したよう
に、加速度による慣性力と電圧の印加による静電気力と
の複合力による結果と見られ、この場合、長さが800
μm、900μm、1、000μmであるスイッチのそ
れぞれに対して電極間電圧を0〜32V、0〜56V、
0〜76.5Vの範囲内で変化させるときマイクロスイ
ッチが測定できる加速度範囲は0〜14g、1〜35
g、0〜47gとなる。このとき、質量体120の質量
7μgの基準は、電極の大きさを230μm×230μ
m、下のシリコンの高さを100μmに非等方エッチン
グした場合を考慮して決定した値である。本実施形態に
おいても、本発明の第1実施形態と同様に自体性能試験
を行った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい第1実施形態によるマイクロ
スイッチの作動原理を説明するための電極の初期変形状
態を示した斜視図。
【図2】本発明の好ましい第1実施形態によるマイクロ
スイッチの斜視図。
【図3】図1のI−I線に従う断面図。
【図4】図1のII−II線に従う断面図。
【図5】(A)〜(F)は図1のI−I線から見た製造
工程図。
【図6】本発明の好ましい第1実施形態によるマイクロ
スイッチの電極間に印加された電圧に従う接続電流の量
を測定した性能実験グラフ線図。
【図7】本発明の好ましい第2実施形態によるマイクロ
スイッチの斜視図。
【図8】図7のIII−III線に従う断面図。
【図9】図7のIV−IV線に従う断面図。
【図10】(A)〜(F)は図7のIII−III線か
ら見た製造工程図。
【図11】本発明の好ましい第2実施形態によるマイク
ロスイッチの両端固定バリの長さを異なるようにしてそ
の中央部に同一質量を付けたときの電極両端に掛かる電
圧の調節による臨界加速度調節可能範囲を予測したグラ
フ線図。
【符号の説明】
2 ベースプレート 4 凸部 6 凸部 8 凹部 10 通孔部 12 接着剤溝 14 接着剤溝 16 内薄膜層 18 外薄膜層 20 両端固定バリ 22 接着部電極 24 接着部電極 26 移動電極 28 小幅部 30 大幅部 32 絶縁部材 34 上部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郭 柄 晩 大韓民國 京畿道 城南市 盆唐区 二梅 洞 133 アルムマウル 425−301

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 残留応力の差異により初期変形されてい
    る移動電極と、 前記移動電極と一定間隔を隔てている固定電極と、 前記移動電極が臨界荷重を受けてスナップスルー座屈を
    起こすとこれを受容できるように前記移動電極の両端を
    支持している移動電極支持部と、前記移動電極がスナッ
    プスルー座屈を起こすとこれとスイッチングされるよう
    に前記固定電極を支持している固定電極支持部とを備え
    る支持手段と、を具備することを特徴とする臨界マイク
    ロスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、一定した厚さを有する
    ベースプレートと、 前記ベースプレートの両端に沿って突設して前記固定電
    極の両端を支持する前記固定電極支持部になる突部と、 前記凸部の内側のベースプレート上面により定義される
    相対的凹部、即ちその中央には所定の通孔が形成され、
    前記通孔を横切って形成されて前記通孔の下側に前記移
    動電極の初期変形と実質的に同一に一定した深さだけ垂
    れ変形されている両端固定バリが形成されて前記両端固
    定バリと共に前記移動電極の支持部を形成する凹部と、
    で構成されている請求項1に記載の臨界マイクロスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 前記両端固定バリは少なくとも2つの薄
    膜層からなり、前記垂れ変形がこの薄膜層の平均残留応
    力の差異によりなされるようにする、請求項2に記載の
    臨界マイクロスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記通孔部は前記突部と実質的に平行し
    た長さを有する長方形からなり、前記ベースプレートの
    厚さに沿って下方に行くほど拡開される形態の傾斜面を
    有する、請求項2に記載の臨界マイクロスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記両端固定バリは、前記長方形の通孔
    部の横方向の長さより短い長さの幅を有して長さ方向に
    横切っており、 前記移動電極は前記両端固定バリに載置される小幅部と
    前記小幅部の両端から延在して形成されて前記凹部に載
    置される大幅部とを有する、請求項2に記載の臨界マイ
    クロスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記ベースプレートはシリコンからなる
    ことを特徴とする、請求項2に記載の臨界マイクロスイ
    ッチ。
  7. 【請求項7】 前記固定電極の上面には絶縁部材が配設
    され、前記固定電極の下面には前記凸部に沿って形成さ
    れるリード電極が配設されて前記絶縁部材の外側に延在
    する、請求項2に記載の臨界マイクロスイッチ。
  8. 【請求項8】 前記突部の前記リード電極が配設される
    隣接面には前記絶縁部材を接着するための接着剤が充填
    される接着剤充填溝が形成される、請求項7に記載の臨
    界マイクロスイッチ。
  9. 【請求項9】 前記絶縁部材はガラス材からなる、請求
    項7に記載の臨界マイクロスイッチ。
  10. 【請求項10】 前記接着剤はUV硬化樹脂からなる、
    請求項8に記載の臨界マイクロスイッチ。
  11. 【請求項11】 前記両端固定バリの中央部下側には所
    定の質量体が形成される、請求項2に記載の臨界マイク
    ロスイッチ。
  12. 【請求項12】 前記質量体の下面には下部移動電極が
    形成され、前記ベースプレートの前記凸部が形成された
    背面には前記凸部と対称の形状に他の凸部が形成されて
    おり、前記他の凸部には前記両端固定バリのスナップス
    ルー座屈により前記質量体下部電極とスイッチングする
    ようになる他の固定電極が配設される、請求項11に記
    載の臨界マイクロスイッチ。
  13. 【請求項13】 下記工程により臨界マイクロスイッチ
    を製造することを特徴とする、臨界マイクロスイッチ製
    造方法。スイッチング現象を起こすための空間を確保す
    るようにシリコン基板の上面に初期に設定された量だけ
    の段差を形成する段階の第1工程と、 前記シリコン基板上面に両端固定バリが形成されるP+
    シリコン薄膜層と湿式酸化シリコン複層状を形成した
    後、長方形の通孔部を形成するために前記シリコン基板
    の下面をエッチングする段階の第2工程と、 前記シリコン基板に酸化膜を形成する段階の第3工程
    と、 前記シリコン基板の長方形の通孔部の上下面をエッチン
    グして初期変形のある両端固定バリを形成する段階の第
    4工程と、 前記両端固定バリ上に移動電極手段を、シリコン基板上
    には帯状の接着部電極を、そして別のガラス板上に固定
    電極手段を形成する段階の第5工程と、 前記固定電極手段を前記シリコン基板上に接合させる段
    階の第6工程。
  14. 【請求項14】 前記第1工程は、前記シリコン基板を
    洗浄して900〜1、100℃で乾式酸化膜層を300
    Åの厚さに育て、露光転写(Lithography )工程及び酸
    化膜エッチング液BOEを利用して酸化膜の一部を除去
    した後、KOH溶液で前記シリコン基板をエッチングし
    て両凸部及び凹部が8.4μmの段差を有するように制
    作することを特徴とする、請求項13に記載の臨界マイ
    クロスイッチ製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1工程は、前記固定電極を取付
    けるための接着剤溝を前記シリコン基板の両凸部に長さ
    方向に同時にエッチングすることを特徴とする、請求項
    13に記載の臨界マイクロスイッチ製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第2工程は、前記P+シリコン薄
    膜層が硼素固体元を利用して1、000℃で14時間の
    間形成され、前記酸化シリコン層は硼素ガラス層を除去
    した後P+シリコン薄膜層上に1、000℃で湿式方法
    により0.5μmの厚さに育成されることを特徴とす
    る、請求項13に記載の臨界マイクロスイッチ製造方
    法。
  17. 【請求項17】 前記第2工程は、前記長方形の通孔部
    が酸化膜をBOE溶液で、P+シリコン表面をポリエッ
    チャント(Polyetchant )溶液を利用してエッチングし
    た後、露出されたシリコン基板表面を84℃、26%の
    KOH溶液で3時間の間エッチングし、さらにエッチン
    グ溶液(etchant )をEDP溶液に取替えて3時間の間
    シリコン基板をエッチングすることを特徴とする、請求
    項13に記載の臨界マイクロスイッチ製造方法。
  18. 【請求項18】 前記シリコン基板のエッチングに使用
    されるEDP溶液はEthylcneDiamine:
    Pyrocatechol:Waterの比が3:1:
    1になるように混合したことを特徴とする、請求項13
    に記載の臨界マイクロスイッチ製造方法。
  19. 【請求項19】 前記第3工程は、酸化シリコン薄膜を
    900℃で300Åの厚さに乾式酸化法により成長させ
    たことを特徴とする、請求項13に記載の臨界マイクロ
    スイッチ製造方法。
  20. 【請求項20】 前記第4工程は、露光転写工程を利用
    して前記両端固定バリの形状を作り、感光剤が除去され
    た部分の酸化膜をBOE溶液で除去し、P+シリコン層
    はポリエッチャント(Polyetchant )溶液を利用してエ
    ッチングし、このときP+シリコン層のエッチングは3
    分以内にして3回繰返して行うことを特徴とする、請求
    項13に記載の臨界マイクロスイッチ製造方法。
  21. 【請求項21】 前記第5工程の電極を作る段階は、対
    象材料に0.5μmの厚さのアルミニウム薄膜を蒸着
    し、露光転写工程を利用して電極形状を作った後、アル
    ミニウムエッチング溶液を使用して電極を形成すること
    を特徴とする、請求項16に記載の臨界マイクロスイッ
    チ製造方法。
  22. 【請求項22】 下記工程により臨界マイクロスイッチ
    を製造することを特徴とする、臨界マイクロスイッチ製
    造方法。スイッチング現象を起こすために初期に設定さ
    れた両だけシリコン基板の上下面に段差を形成すると共
    に接着剤溝をエッチングする段階の第1工程と、 前記第1工程を終えた素材に硼素等のような不純物を浸
    透させてP+シリコン層を形成した後、さらに酸化雰囲
    気で酸化膜層を蒸着して復層薄膜を形成し、シリコン基
    板の下部面に長方形の通孔部を形成するために復層薄膜
    の一部を除去する段階の第2工程と、 前記第2工程の除去された復層薄膜層部分に所定の面積
    のエッチング防止層を設け、所定の質量を有する質量体
    を形成する段階の第3工程と、 前記第3工程を終えた素材にP+シリコン薄膜層を形成
    して質量体の外側面に塗布された薄膜層が質量体の下部
    電極の役割を遂行できるようにする段階の第4工程と、 前記第4工程を終えた素材にさらに酸化シリコン膜を成
    長させる段階の第5工程と、 前記第5工程を終えた素材の上部にエッチング防止層を
    塗布した後、シリコン基板の通孔部の内外側薄膜層の両
    側を長さ方向にエッチングして初期変形された両端固定
    バリを制作する段階の第6工程と、 前記両端固定バリの上面には上部電極を、そして前記シ
    リコン基板の両側面部の上部面には接合部電極を、2つ
    の別のガラス板に固定電極を形成する段階の第7工程
    と、 前記上下板絶縁部材に形成された固定電極を相互に一致
    するように整列した後、前記両端固定バリ及び質量体の
    下側にそれぞれ形成された移動電極が前記固定電極と交
    差するようにして接合させる段階の第8工程。
  23. 【請求項23】 前記マイクロスイッチは、電流が流れ
    るか否かを確認してスナップスルー座屈現象を確認でき
    る手段を具備することを特徴とする、請求項1に記載の
    臨界マイクロスイッチ。
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