JPH10334776A - 断路器 - Google Patents

断路器

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JPH10334776A
JPH10334776A JP14014897A JP14014897A JPH10334776A JP H10334776 A JPH10334776 A JP H10334776A JP 14014897 A JP14014897 A JP 14014897A JP 14014897 A JP14014897 A JP 14014897A JP H10334776 A JPH10334776 A JP H10334776A
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正純 山本
Kiyoichi Torimi
喜代一 鳥實
Hiroki Sanuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動力が小さくてすみ、信頼性が高く、寸法
が小さくてコストの低い断路器を得る。 【解決手段】 断面コの字状の固定接触子6の内面に、
可動接触子5の運動方向Aに対して垂直方向に溝31を
形成し、そこに板状接触子26を設ける。板状接触子2
6は接触面Bに対して傾斜した板状の接触子片35を有
し、多数の接触子片35を連結するつば部36を設けて
つば部36を溝31に係合させる。溝31の両端部には
ストッパとしてボルト37を設ける。以上により多点接
触となって、面圧が小さくても通電容量が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電力系統の例えば
受変電分野で使われるガス絶縁開閉装置などに用いられ
る断路器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特公平5−33483号
公報に記載された従来の断路器を示す断面図、図12は
図11のXII−XII線に沿った断面図であり、3相一括形
ガス絶縁装置用の場合を示す。これらの図において、1
は断路器他を収納する容器、2は母線導体、3は母線導
体2を絶縁支持する絶縁スペーサ、5は断路器の可動接
触子、6は断路器の固定接触子、7は接地開閉器の固定
接触子であり、可動接触子5が回転することにより、断
路器の固定接触子6および接地開閉器の固定接触子7と
接離するようになっている。
【0003】9は回転接触部10を介して可動接触子5
と電気的につながった接続導体、11は接続導体9を絶
縁支持する絶縁スペーサ、13は容器1を貫通して設け
られ、可動接触子5を回転駆動する回転軸である。
【0004】14は断路器の固定接触子に設けられたフ
ィンガ接触子であり、その側面図と平面図を図13、図
14に示す。フィンガ接触子14は断面がコの字形に形
成されており、可動接触子5が図13で奥行き方向に移
動してフィンガ接触子14のコの字形の凹部に挿入さ
れ、可動、固定両接触子5、6間の接触が行われるよう
になっている。接地開閉器の固定接触子7に設けられた
フィンガ接触子15も同様である。
【0005】次に動作について説明する。回転軸13に
より3相の可動接触子5が回転駆動され、図11、図1
2に示されたように固定接触子6のフィンガ接触子14
に接触して閉状態になる。この状態から可動接触子5が
回転軸13により、図11において時計方向に90度余
り駆動されて2点鎖線で示された位置で、開状態にな
る。可動接触子5が時計方向にさらに90度余り駆動さ
れて、図11の2点鎖線で示されたように接地開閉器の
固定接触子7のフィンガ接触子15に摺動挿入されて接
触し、接地開閉器の閉状態になる。この状態から逆方向
に可動接触子5を回転させると開状態になり、さらに回
転させると断路器の閉状態になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の断路器は以上の
ように構成されているので、可動接触子が固定接触子の
フィンガ接触子に摺動しながら閉状態になる時、大きな
摩擦力が生じ、したがって大きな駆動力が必要であり、
摺動面の摩耗、焼付等が生じる恐れがあり、通電信頼性
の点で問題があった。また、大きな寸法を要するフィン
ガ接触子が固定接触子の内部に設けられているので、固
定接触子の寸法が大きく、そのため断路器の寸法が大き
くなりコストが高いという問題があった。
【0007】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、駆動力が小さくてすみ、信頼性が
高く、寸法が小さくてコストの低い断路器を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る断
路器は、複数の板状の接触子片を有する板状接触子を溝
に設け、接触面に対して接触子片を傾斜させるととも
に、複数の接触子片を接触面に沿って並べて互いに連結
したものである。
【0009】請求項2の発明に係る断路器は、断面がL
字状の2つの接触子部材を結合して断面がコの字状の第
1の接触子を構成するとともに、第1の接触子に板状接
触子を設けたものである。請求項3の発明に係る断路器
は、接触子片を長方形状に形成してその長辺側端部で接
触を行うようにするとともに、接触子片の長辺が接触時
の運動方向と平行になるように配置したものである。
【0010】請求項4の発明に係る断路器は、溝の断面
をT字状に形成するとともに、接触子片を連結するつば
部を上記溝に係合させ、溝の両端部にストッパを設けた
ものである。請求項5の発明に係る断路器は、接触時の
運動方向と平行にアーク接触子用溝を形成し、そこにア
ーク接触子を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す断
路器の断面図、図2は図1のII−II線に沿った断面図で
あり、3相一括形ガス絶縁用の場合を示す。これらの図
において、1は断路器他を収納する容器、2は母線導
体、3は母線導体2を絶縁支持する絶縁スペーサ、21
は絶縁スペーサに埋め込まれたスペーサ導体、22は母
線導体2とスペーサ導体21との接続部を被って電界集
中を緩和するシールド導体である。
【0012】6は第1の接触子である固定接触子で、母
線導体2につながっている。5は第2の接触子である可
動接触子、7は接地開閉器の固定接触子であり、接地電
位になっている。可動接触子5が回転することにより、
断路器および接地開閉器の固定接触子6、7と接離する
ようになっている。9は接続導体、10は可動接触子5
と接続導体9との電気的接続を保つ回転接触部、11は
接続導体9を絶縁支持する絶縁スペーサ、23は絶縁ス
ペーサ11に埋め込まれたスペーサ導体であり、接続導
体9とつながっている。13は容器1を貫通して設けら
れ可動接触子5を回転駆動する回転軸、24は回転軸の
回転を可動接触子5に伝える絶縁棒である。
【0013】26は断路器の固定接触子6に設けられた
板状接触子であり、弾性と導電性を有する。固定接触子
6の平面図および側面図を図3、図4に示す。ただし、
図3では、図4の上半分のみを示している。27は接地
開閉器の固定接触子7に設けられた板状接触子であっ
て、固定接触子7も図3、図4に示されたのと同様にな
っている。矢印Aは可動、固定両接触子5、6の接触時
の運動方向、つまり可動接触子5の運動方向である。図
4からわかるように、固定接触子6は断面がコの字形で
あり、その凹部に可動接触子5を矢印A方向に運動させ
て挿入し、固定、可動両接触子5、6間の接触を行い、
また矢印A方向に抜き出して開離を行う。
【0014】29はL字形の2つの接触子部材であり、
これらをボルト30で結合してコの字状に形成してい
る。31は接触子部材29に形成された平行な3本の溝
であり、矢印Aとは垂直の方向に形成され断面がT字状
になっている。接触子部材29は2つのL字状に分割さ
れているため、T字状の溝31でも特殊形状のエンドミ
ル加工により容易に加工でき、また通電部である溝31
の底面の表面処理も容易にできる。
【0015】図5、図6に板状接触子26が溝31に収
納されている状態を示す。図5は図3において右方から
見た固定接触子6の部分図、図6は図3において下方か
ら見た固定接触子6の部分図である。35は可動、固定
両接触子5、6間の接触を行う接触子片であり、角が丸
められた長方形の板状のものが多数並んでいる。その長
辺を溝31の方向に対して垂直に、すなわち矢印Aと平
行にしている。可動接触子5は1つの向き、およびその
逆向きに動くが、2つの向きともにスムーズに動かすに
は矢印Aと平行にするのがよい。しかし若干傾いていて
もよい。36は接触子片35の両短辺側に設けられてこ
れらを互いに連結するつば部である。
【0016】図5からわかるように、溝31は断面形状
がT(図5の向きでいうと逆T)字状に形成され、板状
接触子26のつば部36が係合するようになっている。
板状接触子26をたわませながら一方の端から溝31内
に挿入する時に、溝31の長さに余裕が必要であり、溝
31の長さは板状接触子26の長さよりも長くなってい
る。板状接触子26の挿入後の、長さ方向の移動を制限
して脱落を防止するために、溝31の両端部にストッパ
としてボルト37をねじ込んでいる。温度変化による伸
縮を吸収するために、板状接触子26の端とボルト37
の間に若干の隙間を持たせておいてもよい。
【0017】図5に示したように、溝31内から接触子
片35の一部が突出してその一方の長辺が露出し、この
部分で図4の可動接触子5と接触し、多数の接触点から
なる接触面Bが形成される。多点接触であるので、接触
子片35と可動接触子5間の面圧を小さくしても通電信
頼性を保つことができる。可動、固定両接触子5、6の
接触面Bは図5、図6において水平面となるが、個々の
接触子片35は接触面Bに対して傾いて設けられてお
り、そのため、板状接触子26の弾性をうまく利用で
き、可動接触子5の挿入をスムーズにするとともに、接
触を確実にする。板状接触子26に弾性を持たせるに
は、接触子片35自体を弾性のある材質にしてもよい
し、接触子片35を弾性のある部材で支えるようにして
もよい。
【0018】図7は板状接触子26製作用の薄板材を示
す平面図であり、弾性のある長い薄板材39にI字状の
切り込み40を入れ、C部を中心にしてD部を斜めに起
こし、このD部を導電性の良い材料で被って図6の接触
子片35とする。両端部41がつば部36となる。以上
を適当な長さに切断して板状接触子26とする。以上の
ような板状接触子26を用いることにより、従来のフィ
ンガ接触子が不要になり、断路器が小形化する。
【0019】次に動作について説明する。図1、図2の
ように3相の可動接触子5が固定接触子6に接触すると
断路器が閉状態になる。この状態から可動接触子5が回
転軸13により、図1において時計方向へ90度余り駆
動されて2点鎖線で示された位置で、開状態になる。可
動接触子5が時計方向へさらに90度余り駆動されて、
図1の2点鎖線で示されたように接地開閉器の固定接触
子7に接触し、接地開閉器の閉状態になる。この状態か
ら逆に反時計方向に90度余り回転させると開状態にな
り、さらに90度余り回転させると断路器の閉状態にな
る。
【0020】以下、可動接触子5を固定接触子6へ投入
したときの状態について詳述する。可動接触子5を固定
接触子6へ投入すると、図3においては矢印A方向に可
動接触子5が移動して接触子片35と接触する。接触子
片35は矢印Aに対して垂直方向に並んでいるので、接
触開始から各接触子片35に均等に荷重がかかり、板状
接触子26に無理が生じず、機械的信頼性が向上する。
また、矢印Aに対して垂直方向に形成され、かつ断面が
T字状の溝に、板状接触子26が係合しているので、板
状接触子26に開閉時の可動接触子5からの荷重が多数
回かかっても動きが制限されて影響を受けず、通電信頼
性を高く保つことができる。
【0021】さらに、可動接触子14が、図4において
上下方向に大きく変位するようなことがあっても、接触
子片35の突出部が溝31内へ逃げて、可動接触子14
からの荷重を接触子部材29が受け、板状接触子26の
変位量が制限されるため一定以上の荷重がかからず、機
械的信頼性を確保できる。以上、断路器の固定接触子6
と可動接触子5の接触について説明したが、接地開閉器
の固定接触子7と可動接触子5の接触についても同様で
ある。
【0022】なお、板状接触子32の高さ(図5の寸法
H)は1〜12mmの範囲が適しており、これよりも厚
くなると固定接触子6の寸法が大きくなり、経済性が低
下する。逆にこれよりも薄いと接触子片35の溝31か
らの突出量を十分にとるのが難しくなる。また、上記で
はL字状の接触子部材29を2つ組み合わせてコの字状
に形成したが、コの字状の一体物を用いて部品点数を減
らしてもよい。その場合は溝31を特別な方法により形
成しなければならないので加工コストが増大する。
【0023】また、上記では溝31の断面をT字状とし
たが、底の広い台形でもよい。あるいは溝31の断面を
長方形にして、板状接触子26のつば部36を広げてそ
こで接触子部材29に留めるようにしてもよい。また、
上記では溝31を可動接触子5の運動方向(矢印A)に
対して垂直方向に形成したが、傾いた方向に形成しても
よく、その場合は可動接触子5の投入時に全接触子片3
5に同時にではなく、一端の接触子片35から順次接触
するので、可動、固定両接触子5、6間の衝撃力を緩和
できる。
【0024】また、上記では一つの接触子部材29につ
いて板状接触子32を3つ設けたが、断路器の電流定格
に応じて増減してもよい。板状接触子26は複数個設け
ることにより通電信頼性が向上する。また、上記では固
定接触子6に板状接触子26を設けたが、これを可動接
触子5に設けてもよい。すなわち、可動接触子5の側面
に溝31を形成し、その溝31に板状接触子26を設け
ることもできる。また、上記では第1、第2の接触子を
それぞれ固定接触子6、可動接触子5としたが、逆に第
1の接触子を可動接触子、第2の接触子を固定接触子と
することもできる。
【0025】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態における断路器の固定接触子を示す平面図であり、図
3の場合と同じく半分のみを示す。図において、43は
ストッパとしての長方形状の固定金具、44は固定金具
43を収める固定金具溝、45は固定金具43を固定金
具溝44内に固定する固定ボルトである。その他の部分
については実施の形態1の場合と同様であるので説明を
省略する。
【0026】3つの板状接触子26の一端側に共通の1
つの固定金具43が設けられ、他端側に同様に別の固定
金具43が設けられ、3つの板状接触子26の溝方向の
移動が制限される。実施の形態1のボルト37の場合は
板状接触子26の端が円弧ないしは6角形の一点と当た
るが、この実施の形態では、板状接触子26の端が固定
金具43と面当たりになるの移動制限作用の信頼性が高
い。
【0027】なお、上記では全ての板状接触子26に共
通の一体の固定金具43を用いたが、板状接触子26毎
に長方形ないしは正方形の個別の固定金具を用いてもよ
い。
【0028】実施の形態3.図9、図10はこの発明の
実施の形態3における断路器の固定接触子を示す平面図
と側面図であり、これらの図において、47はアーク電
流を切るアーク接触子、48はアークに対して耐性を有
する金属で作られた耐アーク金属部、49はアーク接触
子を収めるアーク接触子用溝で、矢印Aと平行な方向に
形成されている。50はアーク接触子用溝49にアーク
接触子47を固定する固定ボルトである。その他の部分
については実施の形態1の場合と同様であるので説明を
省略する。
【0029】アーク接触子47は開閉時にアークが発生
する場合に適用される。アーク接触子47は板状接触子
26に対して垂直方向に設けられており、その両端部に
耐アーク金属部48が配置されている。投入時にはアー
ク接触子47の耐アーク金属部48が板状接触子26よ
り先に可動接触子5に接触し、また開路時には耐アーク
金属部48が板状接触子26よりも後で可動接触子5か
ら開離するようになっているので、アークは耐アーク金
属部48と可動接触子5の間のみで発生して、板状接触
子26はアークにより損傷することがない。
【0030】アーク接触子47はやや湾曲して形成され
ており、その底部が固定ボルト50により固定されて、
両端部ではアーク接触子用溝49の底面から浮いている
ので、投入に際し可動接触子5が耐アーク金属部48に
当接したとき、耐アーク金属部48がアーク接触子溝4
9内の方へ少し逃げることができる。なお、アーク接触
子47は複数個設けてもよい。また、固定、可動のどち
らの接触子に設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1の発明によ
れば、第1、第2の接触子間の接触面に対して傾斜させ
るとともに、接触面に沿って並べて連結した接触子片を
有する板状接触子を設けたので、第1、第2の両接触子
間の接触が多点接触となり、したがって両接触子間の面
圧が小さくても通電容量が得られ、そのため駆動力が小
さくすむとともに、信頼性が高く、寸法が小さくてコス
トが低くなる。
【0032】請求項2の発明によれば、断面がL字状の
2つの接触子部材を結合して第1の接触子を構成したの
で、板状接触子を設けるための溝の加工が容易となり、
溝底面の表面処理も容易となる。請求項3の発明によれ
ば、接触子片を長方形状にして、接触子片の長辺が接触
時の運動方向と平行になるように配置したので、接触時
の運動がスムーズになる。
【0033】請求項4の発明によれば、溝の断面をT字
状にするとともに、つば部を溝に係合させ、溝の両端部
にストッパを設けたので、高い機械的信頼性が得られ
る。請求項5の発明によれば、板状接触子とともにアー
ク接触子を設けたので、アークが発生する場合にも適用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す断路器の断面
図である。
【図2】 図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】 図1の断路器の固定接触子を示す平面図であ
る。
【図4】 図1の断路器の固定接触子を示す側面図であ
る。
【図5】 図3の固定接触子の部分図である。
【図6】 図3の固定接触子の部分図である。
【図7】 図3の固定接触子の板状接触子製作用の薄板
材の平面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2における固定接触子
を示す平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態3における固定接触子
を示す平面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3における固定接触
子を示す側面図である。
【図11】 従来の断路器を示す断面図である。
【図12】 図11のXII−XII線に沿った断面図であ
る。
【図13】 図11の断路器のフィンガ接触子を示す側
面図である。
【図14】 図11の断路器のフィンガ接触子を示す平
面図である。
【符号の説明】
5 可動接触子、6 固定接触子、26 板状接触子、
29 接触子部材、31 溝、35 接触子片、36
つば部、37 ボルト、43 固定金具、47 アーク
接触子、49 アーク接触子用溝、A 可動接触子の運
動方向、B 接触面。
フロントページの続き (72)発明者 佐貫 弘樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面がコの字状の第1の接触子の凹部に
    第2の接触子を挿入して、上記第1の接触子の内面と上
    記第2の接触子の外面とで接触を行う断路器において、
    上記第1、第2の接触子のいずれか一方に溝を形成して
    この溝に上記第1、第2の接触子の接触を行う複数の板
    状の接触子片を有する弾性と導電性のある板状接触子を
    設け、上記第1、第2の接触子の接触部が成す接触面に
    対して個々の上記接触子片を傾斜させるとともに、複数
    の上記接触子片を上記接触面に沿って並べて互いに連結
    したことを特徴とする断路器。
  2. 【請求項2】 断面がL字状の2つの接触子部材を結合
    して第1の接触子を構成するとともに、この第1の接触
    子に板状接触子を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の断路器。
  3. 【請求項3】 接触子片を長方形状に形成してその長辺
    側端部で第1、第2の接触子の接触を行うようにすると
    ともに、上記接触子片の長辺が上記第1、第2の接触子
    の接触時の運動方向と平行になるように上記接触子片を
    配置したことを特徴とする請求項1記載の断路器。
  4. 【請求項4】 板状接触子を設ける溝の断面をT字状に
    形成するとともに、複数の接触子片を互いに連結するつ
    ば部を上記接触子片の両短辺側に設けて上記つば部を上
    記溝に係合させ、上記溝の両端部に上記板状接触子の移
    動を制限するストッパを設けたことを特徴とする請求項
    3記載の断路器。
  5. 【請求項5】 両端部に耐アーク金属部を有するアーク
    接触子を備え、第1、第2の接触子のいずれか一方に、
    上記第1、第2の接触子の接触時の運動方向と平行にア
    ーク接触子用溝を形成して、このアーク接触子用溝に上
    記アーク接触子を設けたことを特徴とする請求項3記載
    の断路器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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